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日々これ勉強(2001年12月の前半)

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12月・B・グッド(の前半)

(12/1) W氏のところにすら2通も届いているウィルスメールですが(<その表現は失礼ではないか?)、うちには1通も届いていなくてかなり寂しいものです(笑)。こういう流行りものは、「俺んとこにもいっぱい届いたけどマッキントだから感染しなかったぜい!わっはっは」と優越感を味わってなんぼのイベントでしょう(イベントだったのか<というか不謹慎)。なのに、それ以前に届きもしないというのは、ただ単に運が良いだけか、それともW氏以上に他人のアドレス帳に自分のメールアドレスが登録されていないからなのか(<伏せといてリンクしなさんなって!)。

 三島食品「ゆかり」というふりかけ(というか「しそご飯の素」)がありますが、先日これに関してあることに気がつきました。マツザカヤストアで買い物をしていて、お茶漬け・ふりかけコーナにてこの商品を手に取ったところ、プラスティック製のパッケージの上部に小さな突起が並んでいくつか付いているのです。そう、いわゆる点字ですね。後ろにあるどの「ゆかり」にも同じ並びで突起が付いていたので、偶発的な事故か何かでパッケージに付いた傷の類いではないことは明らかです。点字の勉強はしていないので読めませんが、おそらく「ゆかり」と書いてあるのでしょう。で、気になったのは他の商品です。周りにあった他のふりかけ類やお茶漬けの素などを確認してみましたが、パッケージに点字が打たれている商品はありませんでした。同じ三島食品の別の商品ですら点字が打たれていません。どうやら「ゆかり」だけのようです。しかし、私の記憶が正しければこの「ゆかり」も少し前までこんな点字は打たれてなかったはずです。点字付きの「ゆかり」に出会うまで気づきませんでしたが、これは考えてみればとても重要なことだと思い知りました。以前、薬を買う時に商品名を判別するための装置みたいなものが開発されたという話を聞いたことがありますけど、薬よりも日常的に買う機会が多い食料品の方にこそ、まずそういった配慮が必要なんじゃないでしょうか。おそらく点字が打たれた専門の商品がどこかで売り出されているのかもしれませんが、一般のスーパに目の不自由な人が買い物をしに来ないとも限りません。なのにスーパに置いてある商品で点字が施されたものは皆無と言ってもいい状況です。いや、それはむしろ逆で、一般のスーパに点字商品が置かれていないという現状が、目の不自由な人にとってバリアとなっているわけですね。少なくとも今のところ一般のスーパで目の不自由な人が独りで買い物をするのはほとんど不可能に見えます。これは実際に手に取って商品を選べるという自由を奪っている、と言えなくもないでしょう。商品名を「見る」こともできずにどうして安心して買い物ができるでしょうか。バリアフリーが方々で叫ばれる現在、そういった福祉面での対応が食料品メーカや小売店にとても重要になってくると思います。

ただひとつこの「ゆかり」にも詰めが甘いところがあって、封を切った後チャックを閉じて密封保存ができるタイプのパッケージになっているのですが、実はその切って捨ててしまう部分に点字が打たれているのです。これじゃ、商品を買うことはできても実際に家で使う時に判別できなくて困ってしまいます。目の不自由な人がどういう食生活をされているのか詳しいことは知りませんが、作るならもっと家庭内での使用時のことも考えて商品を作るべきでしょう(点字を打った姿勢はすばらしいと思いますが)。今日はなんだか社会派ですね(笑)。

 明け方頃帰宅してみると、講談社から一通の封筒が届いていました。裏に書いてある差し出し人を確認してみると、そこには「東京ディズニーシーご招待」係と書かれています。え?おいおい、ちょっと待て。これってもしかするともしかするの?(どきん) ああ、そう言えば以前講談社の本の帯に付いていた応募券を切り取って「東京ディズニーシー招待券プレゼント」に応募していたんだ。忘れてたなあ。てことは、これってつまり当たってこと? うわっうわっ! どうしよ! っていうか確かパスポートはペアでプレゼントだったはず。となるとスケジュールとか合わせなきゃだよ(にこにこ)。えーとえーと、行くとしたらいつ頃がいいのかな。クリスマスシーズンに行ってロマンチックムードを満喫って手もあるけど、やっぱり繁盛期は避けた方がいいような気もするな。いや、その前に日程の指定とかがなかったか確認しとく必要がありはしないか。うん、よしよし、落ち着け落ち着け。とりあえず正座して腰を据えようではないか。それから封筒の封をゆっくり開いてと。お、紙のケースに何か入ってるぞ。それに案内と思しき便箋ふうの紙も。ま、それは後回しにして、まずはメインのこの紙のケースを引っ張り出して・・さてさて、出てきましたよ。ちょっと小さめのケースで、まん中に窓穴が空いていて中に入っているものが見えています。そこには、ミニーマウスと男の人が中央にいてその後ろにも派手なピンク色の衣装を着た人たちが踊っているという写真が印刷されていますね。どうやらこれは講談社がスポンサーとして提供している「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」の一場面らしい。う〜ん、楽しそうだなあ。もうすぐここに行けるってわけかぁ(にこにこ)。夜は大人の雰囲気にライトアップされたパーク内で、お酒を飲みながら水面に映る満月に酔ってみたり、いろんなしがらみも忘れてその時だけは冒険者の休息気分とか味わえるんだろうなあ・・(ぽわ〜ん)。

などと一瞬のうちに頭の中はすっかり想像で膨らみまくりマンボ。そしてよく確認してみようと、取り出した紙のケースに書かれている文字列に目を向けてみました。そこには「東京ディズニーシーグランドオープン記念」と書かれてあってここで改行、そして続いていた言葉は、なんと・・

「オリジナル図書カード」

がーん!図書カードかよ!(苦笑)っていうか、くそっ!すっかり忘れてた。パスポートに外れた人の中からさらに抽選で当たるダブルチャンスの方じゃないかー(がっくし)。もう期待しまくりマンボでドキドキしていただけに、パスポートじゃなかったと判明したときの落差といったらないです。うう、悔しいなあ。外れたのも悔しいけど、ぬか喜びしてしまったことがさらに悔しい(笑)。いや、図書カードも当たらなかった人のことを考えると、喜ぶべきことなんですが、なんせ初めの期待が大きかっただけに何も当たらなかったときよりもショックが大きいかもしれません。でもまあ、懸賞は出せば以外と当たるもんだということをここ最近で認識しつつあることは確かです。この調子だときっと「娘。ポッキー」も当たってしまうに違いないと期待に胸を膨らませています(にっこり)。

 午後1時ちょうどに、依頼していた給湯器の修理をしに管理会社から人がやってきました。協力業者の人でとりあえず給湯器の専門家みたいだったので一安心。で、30分ほど給湯器の部品を取り替えたりしていました。そして、たね火を点けるためのつまみがスカスカに回ってしまうという現象は解消されたみたいなのですが、最後に驚愕の事実が発覚しました。つまみ部分が直ったところで火を点けてみると、どうやら火が激しく点き過ぎてしまうらしいのです。危険だからということで、結局給湯器ごと取り替えることになってしまいました。いや〜んいやん。せっかく今日から家でお風呂に入れると思っていたのに、給湯器を目の前にしてもうしばらくお預けです(しくしく)。う〜ん、交換となると費用もかかりそうな気配。ひょっとして騙されているのでしょうか(不安)。いずれにせよもう少し銭湯通いが続きます。

 明日はいよいよ那古野コネクションのオフ会(忘年会)。ですが、夜になってまだ名刺も準備できていませんな。まあ、とりあえず銭湯に行って、帰ってきてから作ることにしましょう(笑)。


(12/2) というわけで、昨夜銭湯より戻ってきてからオフ会用の名刺を作り始めました。今回のオフ会はプラネタリウムがメインなので、名刺には星空を描いてみようという構想だけは少し前から持っていたのですが、いざ作り始めてみるとこれがなかなか大変。初めはオリオン座くらい描けばいいかと思い、ドロー系のソフトを使って星形のオブジェクトを作ってそれをコピィ&ペーストして並べてみました。当然、星の等級を考慮して星それぞれの大きさをおおまかに変えてあります。しかし、それだけではどうも寂しい。それに正確な星の並び方も気になったので、「子供の科学」の12月号を開き、今の時期の星空を確認してみることに。そしたら、ちょうどオリオン座が含まれている東の空の簡単な星図が載っているではありませんか。よし、こうなったらそれを参考にもっと星を並べちゃえ。ってことで、小さな星から大きな星まで作ってそれをちまちま位置を微調整しながら並べていきました。さらに木星土星まで作って並べたりしていたもんだから、時間のかかることかかること(苦笑)。結局午前2時半ぐらいまでそんなことをやっていたでしょうか。さて、これで終わりならオフ会までぐっすり眠ることもできたのですが、もうひとつ、作っておきたかったものがありました。それは那古野コネクションの「おもちゃの缶詰の『過去缶』と『未来缶』にいろいろプレゼントを詰め込んで森先生に送っちゃおう!」という企画のための、中に入れる物です。おもちゃの缶詰を森先生に届けるのは自分なので、後からでも入れられるし別に慌てて作る必要はないのですが、やっぱり作るからには他のメンバにも見てもらいたいよねぇという考え(自慢したいらしい)で、夜を徹して作ったしだいです。何を作ったかはここでは言いませんが、最終的に完成したのは空も白けてきた午前6時頃でした(眠っ寒っ)。

 帰宅後、オフ会の集合時間(お昼)までそのまま起き続けようと考えていましたが、いつの間にかこたつでうとうと寝てしまいました。このパターンは普段なら絶対寝坊していたことでしょう。しかし今回はチョコボール係としての使命感(なんだそれは)からか、奇跡的にも11時くらいに目覚めることに成功。ほっと一安心、といきたいところですが、実はお昼頃に大学にてやらなきゃいけない仕事があったので、急いで準備を整え大学へ向かいました。仕事とは、具体的に言えば放射化分析のお手伝い。12時頃に1回目の自動測定が終わることになっていて、その後すぐさま2回目の測定を開始させるという作業が待っていたのです。しかし、まあ待て待て。その仕事をする前にオフ会の集合時間と集合場所を念のため確認しておこうではないか、どれどれ。と幹事のKずえさんからのメールを開いてみると、集合時間は12時30分。ほへ・・? あれ、今何時だっけ?(時計を確認)。するとそこには無情にも重なっている長針と短針が。んげ、12時じゃん!っていうかそれは承知の上だ。ちょうど放射化分析の測定が終わる頃を見計らって大学に来たんだから。むしろ驚くべきは集合時間の方ですよ。あわわわ、あと30分しかない〜! どこでどう勘違いしていたのか、集合時間はてっきり1時半くらいだと思っていたのです(がーん)。今回は珍しく余裕を持って出発できそうだと思っていたのに、結局やっぱりギリギリになるんだよぉ(泣)って泣いている場合ではない。わんわん。だからって鳴いている場合でもないぞ! とにかく急げや急げ〜で放射化分析の測定を走らせるためアイソトープセンタまで走りましたね(はぁはぁ)。でもって、2回目の測定をスタートさせ・・ようとしたら途中で装置が止りやがるじゃないですか! んも〜、こんな時に限って何やってんだ!アホバカ装置め! ソフト的な問題かと思い、装置の再起動を繰り返すもなかなか上手くいきません。気持ちはどんどん焦り、もうほとんどパニック状態に陥りかけたその時、あるハードウェア的なトラブルの可能性に思い至りました(キュピーン)。まさかとは思いましたが試してみたところ、どうもこれが正解だったようです。というわけで、めでたく装置は正常に測定を開始してくれましたが、思わぬところで痛い痛いタイムロス。再び走って研究室に戻り時間を確認。12時11分、まだ何とかギリギリ間に合うかもしれない時間です。あららこめまとめておいた荷物を肩に下げ、外に飛び出し自転車にまたがりました。しかし、数十メートル走ったところでなんとデジカメを入れ忘れていたことに気づいたのです。これがないと商売になりません、というか記録係としてオフ会の模様を記録することができません。ああ、思い出して良かったよ。と安堵する一方、引き返すことによってオフ会への遅刻が決定的になるんだなあ(とほ〜)。急いで研究室に戻り、ひとまずKずえさんには遅刻する旨を電話で連絡。デジカメをちゃんと持ったことを確認し、ようやく地下鉄の駅に向けて出発することができました。ふぅ、やれやれ。とまあ、額の汗を拭ったところで、どうせ遅刻するんですけどね(苦笑)。それにしても、どうして毎回毎回出発のときに急いでばかりなんでしょうか? もっと、こう、ゆったりとした優雅な出発風景を書きたいものです。まったく、こんな私に誰がした! という内なる叫びを胸に秘めた私をあざ笑うかのように(<表現に無理がある)、地下鉄は本山駅から伏見駅に向かって定刻通り進んでいきました。今回の那古野コネクションのオフ会のメインとなる舞台は、名古屋市伏見区にある名古屋市科学館です。その中でも特にプラネタリウムを観ることが昼の部の主目的となっています。もちろん森先生「笑わない数学者」にちなんでの見学ですね。そして夜の部はというと、年の瀬も迫った師走です、年を忘れないで何を忘れるというのでしょうか(【答】いろいろ忘れてる)。そう、忘年会なのです(にこにこ)。時間が経つのは早いもので、那古野コネクションでの忘年会も今回で2回目になりますね(しみじみ)。

 さてさて、そうこうしているうちに地下鉄は伏見駅に到着。当然すでに遅刻している時間です。のんびりしていられません。地下鉄を降り、走りながら案内板を頼りに地上へ出ました。実は今まで名古屋市科学館にちゃんと訪れたことはなかったのです(別ルートで前を通ったことはある)。だから、まさか地下鉄の出口からあんなに離れたところにあったなんて思いもよらず、少し迷ってしまいまいました(苦笑)。おかげでさらなるタイムロス。走って走って、集合場所である屋外に展示してあるSL(B6型蒸気機関車2412号)の前に辿り着くことができたのは、約15分遅刻となる12時45分頃でした。当たり前ですが、みなさんとっくに集合されています。集まっておられたのは、幹事のKずえさんに、Kつさん、Mつるさん、Fさん、Gんてつさん、Lさん、Mさん、Sーなさん、Pさんの9名。遅れてしまってとにかく、すみませんと平謝りでしたが、もう1人現れていない人がいると聞いて少し安心したのは正直なところです(笑)。そのもう1人の遅刻者とは、Aなあなさんでした(<名前を出して道連れか)。どうも連絡がつかないらしい。少し待っても現れなかったので、仕方なく先に科学館の中へ入館しておくことになりました。が実はここで、当初昼の部に参加する予定だったKつさんが、残念ながらお仕事の都合で参加できなくなったらしく早くもお別れとなりました。集合の時だけに顔を出されていたようです。えっと、もしかしてオフ会参加時間最短記録でしょうか(笑)。次回はフルで参加できることをお祈りしております(むにゃむにゃ)。

 さて、こうして始まったオフ会ですが、例のごとく前振りだけで長くなってしまったため、あんなことやこんなことなど肝心の部分はまだ書けてません。というわけで、続きはまた明日分の日記に書くとして、結末だけ先に書くと、日曜日の夜は結構ふらふらに酔ってしまいました(笑)。コンビニで清涼飲料水を買って帰り、がぶがぶ飲んでぐったり就寝となったしだい。いつもならもう少し飲めるはずですが、久々でしかも空きっ腹に飲んだので酔いが早かったのかもしれません。なので、これから続きを書くオフ会のレポートの内容にも、あやふやな部分が含まれている可能性があることをあららこめご了承下さい。


(12/3) お酒を飲んだらぐっすり寝てしまう方ですが、今朝は9時半に目が覚めました。携帯電話に電話がかかってきたからです。どこからかと思って見てみると、登録していない番号でした。しかし、見覚えのある番号だったので出てみると、やはりアパートの管理会社からで、給湯器の取り替えの日時を決めて欲しいとのこと。毎日のお風呂のことですから早いに越したことはありません。ちなみに取り替え作業にかかる時間は3時間ほどらしく、一応立ち会っていなければいけないみたいです。というわけで翌日の午後2時〜5時でお願いして電話を切りました。が、実は翌日は授業の予定があったのです。そのことを寝ぼけていて忘れていました。思い出してすぐに電話を書け直し、無事翌々日の午後に変更してもらったしだいです。つまり明後日には家でお風呂に入れるということです(わーいわーい)。いやあ、長かった。どれだけこの日を待っていたことか。決して広くはない風呂場ですが、人目を気にせずにお湯に浸かれるのは良いですね。それに風呂場までの移動が寒くない(笑)。

 とまあ、一度電話で目覚めたのは確かなのですが、次の瞬間、時刻は11時を回っていました。お決まりコースの二度寝ですね。二度寝ですね、二度寝ですね、二度寝ですね(早口言葉か)。毎週月曜日は朝9時半からコロキウムがあって寝てる場合ではないのですが、今日は集中講義が重なっているためコロキウムがお休みだったのです。それですっかり安心してしまいお昼前まで寝ていたというわけで。いや、もちろん平日ですから朝から大学に出向くのは当然です。当然ですけどね、そこはなんというか二日酔いで起きている力が無かったということにでもしておきましょう。いやいや、むしろいつもしらふでお昼近くまで寝ているような人間が、お酒を飲んだあくる日でもお昼前に目覚めることができたんだから、誉められることはあっても、責められることはないであろう!(笑)<そうやって自分を誤魔化して生きていればいいのだ。

 お昼過ぎ、大学に来てからは論文を書きまくるような勢いで日曜日の日記兼レポートを書いたり、実験における慎重さでもって新たにテディ福島県に送り出す準備を整えたり、そんなことばかりしていたナマケモノ大学院生です(苦笑)。そうそう、さっき火曜日の授業は集中講義のためなくなることを聞きました。なんだ、給湯器の取り替え作業は別に明後日にしてもらわなくても良かったということですか(ま、いいけど)。夜は本山の銭湯に行って、帰りにコンビニで夕食を購入。夜中も引き続きレポートを書いていました。その成果はまた後ほど。

 というわけでレポートの続き。名古屋市科学館は大きく3つの建物があって、それぞれ生命館理工館天文館と名付けられています。そのうち入館できるのは生命館からです。北側の入口から入っていくとすぐ左手にチケット売り場があります。その横にはプラネタリウムの開演時間と空席数を示す電光掲示板。最終午後4時からのプラネタリウムを観ることにして「展示室とプラネタリウム」の観覧券(600円)を買い、奥のエントランスホールを横目に見ながらゲートを通り抜けました。そしてまず、入ってすぐのところにあるロッカに荷物を預ける人は預けることに(ひとつ50円)。その後はぞろぞろとみんなで観て回るのもなんだからということで、集合時間をプラネタリウムが始まる前の午後3時半頃にして、適当に別れて館内を自由に観覧することになりました。いざ、科学の扉を開けに

 さて、この後プラネタリウムまでの時間はいくつかグループに別れての観覧となったので、以下では残念ながら基本的に私の観てきたものしかお伝えすることができません。おそらく他の場所ではここに書かれていない面白いこともたくさんあったと思いますが、それらについてはまた個々の日記なりをご参考に(笑)。それはさておき、ゲートからまっすぐ進むと理工館に入ることになり、1階は「科学の広場」となっています。親子連れも多く子供たちでいっぱいです(なんといっても小中学生は無料ですからね)。このフロアに展示してあるものは実に様々で、釘がくっついている強力なNKS磁石や、仕掛けがすぐにバレそうな魔法の水、凹面鏡を利用したつかめない人形などが入口近くに。また、コンピュータランドではいろいろ調べたりゲームができるみたいです。まん中付近には牧野ヶ池の公園にもあった三面鏡があり中に入って写真を撮るとこんなふう(坊主なのは鏡のせいではありません)。結構大掛かりなものとしては大型ボールコースターがあり、ボールが時々音を鳴らしたり跳ね返ったり落下したりしながらぐるぐると落ちてきます。小さく展示してあるものでは、手でゴム製のシュポシュポ(正式名称判らず)を握ると、筒の中で浮いているたこが沈んでいく「たこのダンス」というものがありました。水圧が上がることによって、たこの人形の体積が小さくなり浮力が減って沈むという仕掛けです。さらにトリックアートっぽいやつで、消える胴体のセット(入っているのは女の子)。このトリックは昔のミステリィにも使われているものですね。モデルが替わってもう一枚(坊主なのはトリックのせいでは・・以下略)。その他にも、シャボンの膜を作る装置や、ピタゴラスの定理移動する色水を使って表現する装置(最終的にこうなります)や、ハンドルを回して学ぶクランクと歯車、同様にハンドルまわして生命のスケールを100年だとすると人間の誕生はどの辺りかを合わせてボタンを押す装置(詳しくは忘れたので適当に書いてます)も階段近くにありましたが、どうやら壊れていたようでハンドルを回しても動かなかったみたい(笑)。以上のように最初の展示室から盛り沢山で、ついついじっくり観ちゃいますね。というわけでこの時点で他のメンバから早くも遅れをとってしまっています(苦笑)。

 理工館を2階に上がると「船と飛行機」の展示室です。階段を上がってすぐのところに飛行機の揚力抗力について示す風洞実験の模型があります。ここでGんてつさんと遭遇したのですが、その後またはぐれてしまいました。このショーケースに入った模型の後ろでは、飛行機と船の歴史(たぶん)に関するビデオが見られるスペースもありました。奥へ進むと旅客機操縦のシミュレーションもできる飛行機内部を再現したものや、ジャンボジェット機のタイヤなどがあり、その横には船の操舵室も再現されていました(海まで見える!>写真ですが)。あと、翼の揚力を目で見える形にした展示物もあり、風が吹いている時に筒の中に下から発泡スチロールの玉を入れるとそれが吸い上げられたりなかったり、上部が膨らんでいる翼平らな翼の場合を比較することによって揚力が生まれる仕組みが学べます。それからリニアモーターカーの模型(実際に浮いて走ります)や、ヘリコプタのエンジンもありました。他にも南極観測船の模型や、H-IIロケットの模型などが解説とともに展示されていましたね。そうそう、そしてこの「飛行機と船」の展示室を出て生命館側に行こうとしたところで、なんとAなあなさんに遭遇したのです(にこにこ)。聞くところによると集合時間を勘違いされていたらしい。うっほほーい、なんだなんだ、この私と同じじゃないですか!(わーいわーい)<喜ぶな。とりあえず会えて良かった良かったというご本人でしたが、その後AなあなさんはKずえさんを探しに行かれ、我々の前から姿を消したのでした。あ、ちなみに我々というのは、SーなさんとPさんとMさんと私のことで、今後しばらくこの4人での観覧となります。

 次は生命館2階の「環境−あすの地球」と題された展示室の観覧です。入って正面の低い位置に設置されているのは、手動で雲のリングを作る装置。示された部分を手で強めに押すと、このようなリング状の雲ができあがります。なるほど、この要領でやれば煙草の煙もリング状に吐けるというわけですね(煙草吸えないけど)。その横にあったのが竜巻き発生装置で、中の空気を上部から吸い込みつつ部屋の頂点に設置されたファンによって回転させると、やがてこのような竜巻きが。触ることも可能です。ここで割り込んで来た子供たちがいて喜んで中に入り竜巻きを触っていましたが、消えてしまってもなかなか外に出ようとしませんでしたね。一旦外に出てボタンを押さないと竜巻きは発生しないことを知らない模様。まったく、解説文をよく読みなさい!っていうか、その前に黙って割り込んではいけません! というわけで、そんな子供たちには何ひとつ教えてあげない大人たちでした(笑)。また、展示室の奥にはエコサイクルという大きめの展示物があり、自分が炭素になったつもりで植物・土壌・大気の中を循環していくという代物。クイズに答えて次の関門まで歩いて進んでいくのですが、どことなくウルトラクイズに似た気分を味わえます(嘘です)。太古の環境ということからか、化石もいくつか展示されていました。フロアのまん中あたりには地震計も設置してあり、台の上でジャンプすることによって揺れの振幅などが記録されるようになっています。なかなか上手く地震計の針が振れなかったようで、しまいには3人で同時にジャンプしたりしてましたけど、大丈夫だったのでしょうか(何が?)。その近くのドーム状のセットの中には、直径60センチの人工地球があり、完全に密閉されているようでした。その中に入っているものの内訳はこうなっています。今年の7月に入れたと書かれていますね。でも、魚の姿は確認できず、本当に生きているのかどうか少し不安です(笑)。他には、暗室の中にある光が当たる角度によって虹が見える壁や、昼間の太陽が白くて夕焼けが赤い理由を説明する装置(右から左に向かって光が濁った液体が入った筒の中を通る)など。

 さあ、またまた長くなってまいりました(笑)。いつになったらメインのプラネタリウムに辿り着けるのでしょうか。引っ張って申し訳ないですが、続きはまた明日ということで。


(12/4) 天気は良かった火曜日。授業がなくなったのをいいことに、午後2時頃まで寝ているとはなんたることか。しかも大学に出て来てすることといったら・・(以下自主規制)。夕方すっかり日が暮れてから生協に食料を買いに行ったら、なんと書籍部には森先生「アイソパラメトリック」が1冊だけ置いてありました。大型書店にしか入荷されていないという部数の少ないあの本が、まさか生協にも入るとは。さすがお膝元なだけはありますね。普段は見かけない幻冬舎ノベルスも森先生の「女王の百年密室」西澤保彦氏の「依存」だけは置いてありましたし、なにかとミステリィに関しては理解ある店員がいるようで嬉しいです(にこにこ)。

 生協食堂での夕食後もレポートを書き続け、午後10時過ぎについに今日で最後となる銭湯へ。そう明日はいよいよ給湯器が取り替えられる日なのです。これでもうお風呂に時間を割く必要もなくなるってわけ。いやあこの日をどれだけ待ったことか(待たせたのは自分自身ですが)。せっかくなので、これまでに通って分かった銭湯の秘密を最後にひとつ。実は銭湯の時計は10分進ませてあります。はじめは単なる勘違いか、たまたま進んでいるのだろうと思っていたのですが、何度見ても時計をちゃんと合わせてあるはずの自分の携帯電話の時間よりも、10分進んでいるのです。それも脱衣場にある時計だけでなく浴場内にある時計も同様なのです。これは意図的としか思えませんね。おそらく客がいつまでも長居しないようにそうしているのだと思われます。しかし長い間通っていると、そんなこともお見通しになってしまうので、あまり効果がありませんけども(笑)。

 さてレポートの続き。「環境−あすの地球」の展示室を出た後は、3階に上がって「生活−ゆたかなくらし」の展示室へ。少し階段を上がったところに展示してあるのは、人間たちが食べる食料いろいろ。そして人の食べ物一年分(もちろん日本人の)。電話や机や布団やトイレや電灯や冷蔵庫や棚にあるスキーブーツまでもが輪切りにされ断面が観察できる住宅もあって、ボタンを押すとネオン管が光り、住宅における水の流れ空気の流れがわかるようになっています。奥の方には「くらしとお天気」と題されたスペースがあり、名古屋の一年間の降水量が一日ごとに筒に入った青いものの実際の量でぐるりと示してあったり、その他いろいろ天気用語解説なども。しかしそこは全然人気がなく(笑)、子供たちに人気があったのは暑い部屋寒い部屋です。寒い部屋は摂氏マイナス3度くらいに設定されていて、暑い部屋は摂氏40度くらい。各部屋の中には金属、木材、岩石、皮などの角柱が立っていて(寒い部屋暑い部屋)、その温度差を手で触れて確かめることができます。この時点で午後2時少し前。実は展示室の入口付近にあった「食べ物たちによるミュージカル」が午後2時からで、それが始まるまで少し待つことに。そして2時、ミュージカルの始まり始まり。おにぎりとか豆腐とかりんごとかハム・ソーセージとか、各食べ物ごとに歌詞があって、微妙な動きとともに歌い出しました。面白いのは食べ物の中にきしめんがいたことです(笑)。さすが名古屋市の科学館だけのことはありますね。最後は食べ物全員で歌って大団円でした。ミュージカルというほどの動きはしませんでしたけど、観覧料も安いことですし、ご愛嬌ということでしょうか。

 その次に向かったのが理工館3階の「鉄道と自動車」の展示室です。まだ3階。展示室は8階くらいまであるのにまだ3階です。この調子じゃとても全部を観ることはできそうにありません。が、そこは仕方ないと割り切って地道に展示を観ていきます。人生には限られた時間しかないのです(人生を持ち出すほどじゃない)。入ってまず目を引くのが、フロアの中央に展開されている鉄道模型巨大なジオラマです。線路の総延長は約600メートルあるそうな。ちょうど実演「列車運転大パノラマ」が始まっていて、コーナにあるブースの中でお姉さんが操作&実況しています。当たり前ですがかなり慣れた様子。新幹線や在来線の特急、名鉄や近鉄など名古屋近辺を実際に走る鉄道の模型がジオラマの中には名古屋駅白川駅が作られていますが、白川駅はおそらくこの科学館が白川公園内にあることから創られた架空の駅でしょう。別の角度から見ると、名古屋駅のツインタワーもちゃんと観ることができました。ちなみに、天井からぶら下がっているモニタには、新幹線に付けられたCCDカメラからの映像が写し出されています。地下鉄東山線も名古屋駅を行ったり来たり。ただ、そこはやはり地下鉄らしく、地面部分が切り取られた少しの区間でしか見ることができませんでした。

 自動車は特に見ずに、次は4階に上がって「物質と材料」の展示室。ここは物を作っている様々な材料、そしてそれらを構成している分子原子の仕組みを学ぶような場所になっています。まずはブラウン運動を示す展示物。温度が上昇することによって動きの激しさが増す分子をパチンコ玉みたいな玉で、それらがぶつかることによって少しずつ動く物体は円板を使って説明されています。温度は低温・中温・高温の3段階あってボタンを押して変えられます。そしてすっかりお馴染み元素の周期表(え、馴染みじゃない?)。ここでは写っている男性がやっているように、元素に関する問題に「うそ」「ほんと」で答える形式のクイズにチャレンジすることができました。女性3人は60点ぐらいで健闘し、 私はなんとか100点満点を取れて一安心(一応専門に近いですからね)。その隣には、原子の結合の種類(イオン結合とか共有結合とか)や物質の状態(固体・液体・気体)などが学べるナノワールド。さらに、フロアの一角には花や木、果物や食べ物、それと香水の香りを嗅ぐことができる香りの世界が展開されていました。えっとつまり何が言いたいかというと、ハナノワールドってことですね(ダジャレかよ)。ちなみに焼そばの香りが不評でした(笑)。あと、液体窒素を使った実演がちょうど終わった頃で、その残骸のバラをさらに凍らせてもらってバラバラに握り潰したりしてたでしょうか。

 さて、今度は5階に上がって生命館の「生命−人体のしくみ」の展示室へ。出迎えてくれるのはこの人たちです。左が筋肉系を示す男性モデルで右が内臓・循環器系を示す女性モデル。各組織(といっても秘密〜とか下部〜ではない)に対応したボタンを押せば見たい部位が光ったり、全体を回転させることも可能。女性が妊娠して赤ちゃんを産むまでの流れを解説するスペースでは、出産シーンも入ったビデオが上映されていて、女性男性問わず、いやはや勉強になりますね。その他、反射神経を試すもの、味の種類や消化の仕組み、記憶の仕組みから止血の仕組み、六歳臼歯(最初に生える永久歯)に至るまで、細かな人体に関する事柄が模型などとともに展示されています。展示室全体を見渡すとこんな感じ。体験できるものとしては、ホースを叩いて左右の耳で音を聞き分け、ホースのまん中を探すという展示物がありました。端からみるとちょっと間抜けではあります(笑)。

 「生命−人体のしくみ」の展示室から出たところで、午後3時から理工館8階の「電気とエネルギー」の展示室にてスパークショーなる実演が始まるというアナウンスが流れました。それを聞いた我々4人は一気に8階へ行くことに(単純)。そしたらエレベータに乗ったところでFさんとばったり。すでに8階にも行かれた様子でしたがご一緒して、「電気とエネルギー」の展示室へ。目的は実演のスパークショーだったので他の展示は特に観ることなく、女性3人は観客席に座り、ショーの始まりを待ちました。一日何度かある実演のうち最後3時からの実演は電磁石がテーマ(他の時間は静電気)。永久磁石と電磁石をいくつか並べ、子供に(磁石の種類は伏せたまま)それらの境目を示してもらうところから始まりました。実演風景はこんな感じ。その後は電磁石を使っていろいろ実験。コイルに電気を流してないときと流したときの違いを見たり、コイルに芯棒を立てて、そこに銅製の輪を、薄くて軽いやつと厚くて重いやつそれぞれ通し、コイルに電気を流すとどちらが高く飛び上がるか試したり(これは薄い方)、今度は銅の輪を液体窒素で冷やしたときはどうなるかを試したり(これは厚い方が高く飛ぶ)。こういう現象に関して「冷やすと電気を流れにくくする電気抵抗が低くなるから電気が流れやすくなるのです」みたいな説明をしていましたけど、ちょっと回りくどくて解りづらい説明でしたね。それから電磁石の強さを見るために、鉄棒の金具に電磁石(乾電池が電源)でくっついた吊り輪にお客さんが体重別(20・30・40・50kg台)にぶら下がることになったのですが、そこで40Kg台代表としてなんと、Sさんが手を挙げて前に(笑)。順番がまわってきてぶら下がっても大丈夫でした(手前にいるのは50kgのおじさん)。その後も実験は続きましたが、肝心のコイルに電気が流れると何故電磁石になるのかという部分は曖昧のまま実演は終了。時刻は3時20分でした。

 この後いよいよオフ会のメインイベントプラネタリウムとなるのですが、長いのでそれはまた明日。っていうかまだ引っ張るか(笑)。ちなみに那古野コネクションのレポートページではすでに全文見られる状態なので、お急ぎの方はそちらを(そんな奇特な方はいないとは思いますが)。


(12/5) 先日のオフ会でも話題に出たのですが、いわゆるワン切り迷惑電話が横行しているそうで、1回だけコールして切れてしまった電話にこちらから掛け直すだけで高額の請求をされてしまうという話をわりとよく耳にします。その請求額が10万円にもなることもあるということですが、その話を聞いたときはさすがに眉唾だと思いましたね。ダイヤルQ2にすら繋がらないのに、少し掛けただけでどうやったらそういう高額な請求ができるのか、そのシステムが想像できなかったからです。こういう話には伝達される過程で必ず尾ひれが付くもので、誰かが恐怖心を煽ろうといたずらで話を大きくしたのが本当のところじゃないでしょうか。現に、10万円もの請求を受けたという被害届けはニュースを見る限りでは実際にはまだ出ていないようですし。おそらく、せいぜい強迫電話が掛かってきて振り込みを強要される程度でしょう。とはいえ、そういう迷惑な電話が掛かってくるのは本当らしいです。実は、そんなことが流行っているとは知らないときに、携帯電話に掛かってきてすぐに切れた電話があって(市外局番は03で知らない番号だった)間違い電話かなくらいに思っていました。どちらかというと電話を掛けることが嫌いな人間で知り合いにすら滅多に掛けない電話です、見知らぬ番号にわざわざ掛け直すようなことはしません。おかげでそんな電話があったこともすっかり忘れていましたね。最近になってこの迷惑電話の話を聞いて思い出したというわけです。さて、高額請求の話は付属的なもので、この迷惑電話の本当の目的は電話番号収集じゃないかという見方もあるようです。しかし、電話が繋がった時点で相手が出ようが出まいが、もうその電話番号は集めたも同然だと考えられないでしょうか? 相手が掛け直してくるのを待たずともいたずらし放題のはずなのに、電話番号を非通知にしないで掛けてくる理由がいまいち分かりません。とても人の手で1回1回電話を掛けては切りを繰り返しているとは思えないので、おそらく機械を使って片っ端から自動で電話を掛けているのでしょうけど、繋がったかどうかまでは感知しないシステムなのかもしれません。そんな掛け直すか掛け直さないかといった相手の気紛れに頼りきった軟弱なシステムでは、それほどいたずらも長続きしないと思われます(愉快犯の場合は違ってきますが)。どうも噂話が一人歩きしている感が否めない気のする迷惑電話ですね。そういう電話に対する対抗策はやっぱり、をかへま氏がいつかご提案された「0.5コールくらいのときに電話に出れるよういつも心掛けること」ですね(笑)。あるいは電話なんて捨てちゃえ捨てちゃえ(無茶言うなあ)。

 午前中に大学へ行くと「今日は早いねえ」なんて珍しがられる(苦笑)水曜日。午後から給湯器の取り替えがあって、午後2時には家に一度帰らなければならないので早めに大学へ来たしだいです(普段から早く来い)。しかし、紀要に載せる論文の原稿を手直しした後は昼食も食べずに放射化分析のお手伝いで、そうこうするうちに午後2時少し前に。急いで帰宅してみると、すでに給湯器の業者さんが玄関前で待っていましたね。さっそく玄関を開けて風呂場も開けて、給湯器の取り替え作業を始めてもらいました。「作業が終わったら呼びますので・・」なんて言われると、呼びますので・・何なの?どうすればいいの?と聞き返したくもなりますが(笑)、そこは相手の意図を汲み取って大人しく部屋で待っていることにしました。といってもはっきり言って手持ち無沙汰、特に何もやることがありません。テレビやラジオを点けても良かったのですが、それはそれでくつろぎ過ぎで作業している人に対して申し訳ないかなと思い自粛。部屋の中が静かなのもかえって気まずい気もしましたが、結局本を読んで時間を潰すことにしました。ああなんか久しぶりの読書。萩尾望都先生の「あぶない丘の家」をようやく最後まで読み、感嘆。凄いの一言。次に西澤保彦氏の「麦酒の家の冒険」を5分の3くらいまで読み進めました。その合間に食べていなかった昼食としてカップラーメンを食べたりも。取り替え作業は1時間半ほどで終了となり、何ヶ月かぶりにお湯が出るようになりました(わーい)。しかも給湯器はグレードアップされていて見た目が明らかに綺麗です。使い勝手も良くなった感じ。しかし基本的機能は同じなので、湯温調節をしようとすると出てくるお湯の量が増減するシステムはそのままでした(これはなんとかしてほしい)。とはいえ、これでいつでも家に居ながらにしてお風呂に入れるかと思うと、安心して大学で夜更かしができるってもんです(<それでいいのか)。

 その後は再び大学に戻り、午後5時からうちの講座の助手M先生の談話会に出席。ご自分の今までの研究と現在進行形の研究のお話をしてくださいました。夜はまたもやお尻に痔ができるくらい座りながらレポートを書き続け、できあがったのが以下のようなもの。夕食は夜食のカップラーメンでしたね(荒んでるなあ)。というわけで、本日でようやく終わりになる日曜日のオフ会レポートの続きをどうぞ。

 午後3時半少し前、そろそろ時間もないということで他の展示室を観覧することは諦め、2階に降りてプラネタリウムの待ち合い場所に向かうことになりましたが、その前に少し小休憩。待っている間、H-IIロケットのエンジンが展示してあるエントランスホールを眺めるとこんな感じで吹き抜けになっています。ここは無料で入れるスペースのようです。さて、プラネタリウムのある天文館の方へ歩いていくと、すでにほとんどのメンバがH-IIロケットの模型の横にそろっていました。そして少し早めに並んでおくことに。しかし、余った時間を利用しない手はないということで、プラネタリウムの開場直前まで個人的に天文館2階の「宇宙と天文」の展示室を観覧してました。望遠鏡がいろいろ(実際に覗けるのは2つ)あったり、ビリヤード玉ぐらいの玉がぐるぐる周りながら少しずつ中心の穴に落ちていく惑星の軌道を模擬したようなもの(これが落ちそうでなかなか落ちない)や、宇宙線の飛来を大きな電子増倍管を使って目に見えるようにしているもの(何度か撮ってその瞬間の撮影に成功!>紫色の光)など、その他いろいろありましたが時間がなかったのでそろそろ引き上げてプラネタリウムの列に加わることに。そしたら前方にいるメンバたちとの間にはすでに他の観覧客がずら〜。果たしてこの間みんなは何を話していたのでしょうか。

 午後3時45分、開場となり階段を上がって天文館3階にあるプラネタリウムのドーム内へと入っていきました。中に入ると難なくメンバ全員が近くに座ることができ、開演まではそれぞれ静かに談笑したり。開演まではすっかりクリスマスムードの軽快な音楽が流れていました。ドームの中は夕方頃の明るさになっており中央にはおそらく非常に高価な機械が鎮座しています。この姿は昔から変わっていませんね。やがて方角やトイレの場所なども表示され、そして開演中の注意事項なども。と写真を撮っていられるのもここまでです。午後4時になるとぐるりと家々のイラストが現れて、西の空に現れた太陽が優雅な音楽とともにゆっくり沈んでいき、それに連れて空全体もだんだん暗くなりにけりでした。まずは午後8時頃の夜空。秋の星は全体的に暗いけど、頂天近くに見えるペガスス座の4ツ星が比較的分かりやすいという話とか、夏に真上にいた織姫星彦星は今頃には西の空に沈みかけているけど、彦星の方が少し先に沈む形がリードしているようでちょっと良い感じだとか、はくちょう座は頭から沈んでいる形になって可哀想だけど、西洋では尾にあたる星デネブを十字架の頭と看做してキリストの十字架と呼んだりするといった話などを、男の人が生のナレーションで解説していきます。語りかけるような雰囲気で型にはまった解説より親しみやすいですね。そのうち午後11時頃の空になり、北極星の説明や12星座の成り立ちなどの話があり、魚座が暗い星ばかりで構成されている理由も明らかに。それはその昔、暦を作るために天球を太陽が一年を通じて移動していく道(黄道)に沿って12分割し、それぞれに星座を当てはめていったらたまたま魚座の時期はそこに暗い星しかなかったからだとか。そして星座が牡羊座から始まるのは、12星座が作られた2000年ほど昔は一年の始まりの冬至の時期の黄道にはちょうど牡羊座が来ていたからとのこと。で、現在の暦と星座がずれている原因は、地球の自転軸のおよそ2万年周期の歳差運動によるものだという話から、この歳差運動によって当然自転軸方向に見えている北極星の位置もずれていくという話に。そこで今から12000年後はどんな星空になっているかを実際に天球が徐々に回転して観ることができました。その頃にはこと座ベガがほぼ天の北極の位置に来ているそうです。おそらくベガが北極星と呼ばれているだろうと。こうしてプラネタリウムの12月のテーマである「未来の北極星ベガ」の話が終わり、最後は先日騒がれた獅子座流星群を見逃した人のために、その模様を撮影したビデオが上映されました。音声も入っていたのですが、その中で一番騒いでいたのが実は解説しているご本人だったという解説までありました(笑)。11月19日の午前2時前に見られたというまるで落ちてくるかと思うように爆発的に輝いた巨大な流星が印象的でしたね。この映像を見ながら願いごとをしたメンバもいたとかいないとか(笑)。ほどなくして夜明け

 科学館と呼ばれるところに入るのはみんな(自分も含め)久しぶりだったようで、それぞれにとても楽しめた数時間だったと言えるでしょう。なんといってもプラネタリウムでは、普段なかなか観れない夜空がじっくり観れて(おまけに獅子座流星群も見れて)とても満足、ほくほく気分でゲートから出ていこうとする一行(ぶれてます)でありました。もちろん預けた荷物は忘れずに回収して午後5時過ぎに科学館の外へ。振り返って外から見た科学館がこれ(すっかり陽が沈んでます)。それにしても、これで600円なら安いものです。時間があればぜひまた訪れてみたいところですね。

 さて、科学館を後にした一行は伏見駅から地下鉄で名駅に移動。ここからようやく夜の部です。名駅で地上に出ると駅ビルにはこんなイルミネーションがあってしばしうっとり。ツインタワーもこんなふうにライトアップされています。なんて見とれていると、夜の部から参加の岡崎フラグメントさんが近くにおられて合流。待ち合わせ時間の5時半を少し過ぎていたようです。もうひとり参加予定の透花さんは遅れて来られるそうで、とりあえずそろった11人で忘年会の会場となる名駅地下にある「あぶり家」まで移動となりました。

 店の内装は全体的に和風ですがところどころに暖簾が掛かってて結構斬新な雰囲気です。料理はコース料理で、刺身に牡蠣にカボチャサラダ(ポテトサラダみたいな)に、鶏のカラ揚げ、牛肉(?)の角煮、エビクリームコロッケに、かぼちゃとブロッコリーのチーズグラタン、かまどめしや普通のサラダなどなど盛り沢山で、和洋折衷といった感じの料理が目立ったでしょうか。飲み物はビールやソフトドリンクなどは普通に飲み放題でしたが、その他に日本酒酎ハイワインカクテルの中から2種類を選ぶという珍しいシステムになっていました(コースによって選べる数が違うらしい)。我々は日本酒酎ハイを選択。ちなみに店員の会話によると我々が入った部屋の番号というか名前が「F」だとか言っていたような気がするのですが、それは聞き間違いかもしれません(意識過剰か)。

 飲み物を一通り注文し、待っている間に名刺交換会となり座敷をうろうろする怪しい人たち(笑)。そして料理が運ばれてくる中こずえさんの提案で我々が行なったのは、「乾杯の音頭をとる人」決めジャンケン大会です(笑)。2人か3人ずつでトーナメント方式でジャンケンしていき、最終的に優勝した人が当たりとなります。準決勝はFreeさんとpinga-さんの対決となり、見事その役が当たったのはFreeさんでした。というわけでかんぱ〜い。来年もよろしく〜。そのすぐ後くらいに無事透花さんも到着。あとは飲めや食えやしゃべれや笑えやの大賑わいに。直接聞くことができなくて残念ですが、SーなさんとPさんの掛け合い漫才が面白かったとか、Kずえさんが見かけによらず年食ってて驚いたとか(<コラッ!)、レディース三十路コネクション結成も間近だとか、喜多先生が良い、いやそんなに魅力を感じないとか、最近森先生の近況報告で公開されていたキャラクタのデザイン画はゲーム版「すべてがFになる」のものだろうねという話や、実は萌絵の絵が出てくるまで気づかなかったとか、ゲームが出たらPS2は買ってしまうだろうなという話とか、映画化の話はどうなったのか、萌絵の役は一色紗英ならオッケーよ、犀川先生の役が誰々だったら嫌だとか、いろいろな話で好き勝手に盛り上がっていましたね(笑)。

 いよいよ宴の終わりも近づいた頃、今回のオフ会のもうひとつのイベント、「『過去缶』『未来缶』森先生へのプレゼントを詰めて那古野コネクションオリジナルバージョンにしよう!」プロジェクトが思い出されたように発動されました(そう、忘れてはいけません)。このプロジェクト自体は4ヶ月ほど前に立案され、長きに渡ってその準備が着々と行なわれてきたものです(中に何を入れようかと考えるくらいですが)。そしてついに今、その計画も完結を迎えるのです。がその前に、Lさんからこの私に素敵なプレゼントがあるとかで、小さな封筒を手渡されました。わー、ありがとうございます〜。一体何でしょうか(どきどき)。と中を見てみると・・なんと3つも入っているではありませんか!銀のエンゼルが!(やほ〜い)っていうかチョコボールのくちばしかよ!(苦笑) まあそんなこったろうとは思っていましたが。いやいや、チョコボール係名利に尽きるってものです。ありがたき幸せ。このくちばしは「太陽のカンヅメ」を当てるために使わせていただくことにします。そういえばSーなさんからも最初に銀のエンゼルを1枚(というかチョコボールの箱ごと)預かっていたのでした。合わせて新たに4枚が加わったことになります。それはさておき、件のプロジェクトですが、Fさんが用意してくださったハンカチ(過去缶には赤い、未来缶には白いハンカチを)にみんな森先生への愛のメッセージを書きつつ、それぞれ持ち寄ったプレゼントや名刺などを缶詰の中に入れていきました。その合間に「時の缶詰」「月のカンヅメ」なども披露。みつるさんの用意されたプレゼントだけは大きくて入りませんでしたけど(笑)、その他はメッセージ入りハンカチも含めて「過去缶」「未来缶」の中に収まり、今ここにプロジェクトは完結!ならぬ缶結!(またダジャレか) あとは責任を持って森先生にお届けするのみです(<完結してないじゃん)。

 忘年会も終了し、支払いを済ませ、後は解散・・となるところでしたが幹事のKずえさんがここでダウン(顔が白いです〜)。少し飲み過ぎになられたようで、回復されるまで店の前にてしばらくみんなで酔いを覚ますことに。それでもやっぱり忘年会だしそれなりに飲まないとね〜と後悔はしていない模様のお強い女性たちでした(にこにこ)。そうそう、KずえさんはLさんにミニスカひざ枕をしてもらったりして羨ましい限りでしたね(笑)。午後9時ちょうどになるのを待って、今回のオフ会はすべて終了、解散となりました。年末に相応しい素敵に楽しい一日でした。なにはともあれ、参加された皆様お疲れさまでした。


(12/6) 昨夜から今朝にかけて、ぽつぽつと雨が降っていたようです。でも出かけるときには曇り空。そんな曇りがちの木曜日は遅刻するわけにはいきませんでした。何に? ふっふっふ、何を隠そう本日はお昼休みに、先日のオフ会で那古野コネクションメンバからのプレゼントを入れたおもちゃの缶詰「過去缶」「未来缶」那古野コネクションバージョンを、森先生のもとへ直接お届けすることになっていたのです! だからいくら寝不足だろうが11時前には起床して、シャワーを浴びて(久しぶりの朝シャワ)身を清めましたとも(笑)。そして大学へ出てくるや否や、同じ研究室の人間との挨拶もそこそこに、「過去缶」「未来缶」のみならずおもちゃの缶詰諸々をほぼ日永久紙袋に詰め込みましたね。頭の中は完全に森先生のことでいっぱいです。もう考えただけで緊張してきます(どきどき)。約束の12時になる数分前に、森先生のおられる工学部4号館(お隣なのです)に出向いて行きました。

 建物内に入り階段を昇り、森先生の部屋へ近づいていくに連れて、鼓動の高鳴りが増してきます。咳払いも何度かしたりして、自分でも緊張していることがありありと判ります(どきどき)。ちょっと迷いましたが、いよいよ森先生の部屋の前に辿り着き、ドアをノック・・。そして奥から「はあい」という声。あ、これって犀川先生の返事だなあ。なんて思いつつ「失礼します、しばしんです」と入室(ハンドルネームで大学の教官の部屋に入室するのも変な気分ですが)。しかし、そこには森先生の声はすれどお姿が見えないではありませんか。いや、まさか、いくら小柄だとはいえそこまで小さくはないやろ。などと思っていたら、なぁんだパーティションの向こう側におられたようで一安心(笑)。こちら側に出てこられた森先生に促され、恐縮ながら応接セットの椅子に腰を掛けました。この椅子は「ダ・ヴィンチ」でも紹介されていた座り心地の良いあの応接用の椅子ですね〜(にこにこ)。

 さて、そこに座ってプレゼントを渡しつつしばらく森先生とお話したわけですが、いやあもう緊張していて話したいことの半分も話せませんて。声が震えそうでした(苦笑)。きっと顔も赤かったことでしょう。それでも、森先生はお優しくいろいろお話してくださって、やっぱり素敵でした(ぽわ〜ん)。初めにお渡ししたのはもちろんオリジナルバージョンの「過去缶」と「未来缶」。それぞれ手に取って見てもらいました。中身も軽く確認していただき、メンバそれぞれのプレゼントについてもいくつかコメントをいただけました。これにて「未来缶」「過去缶」那古野コネクションバージョンプロジェクトは堂々の缶結。それから2001年限定ものの「時の缶詰」は見られたことがなかったらしく、なかなか好評でしたね(にっこり)。最近手に入れた「月のカンヅメ」も実際にご覧になるのは初めてのご様子でした。その中に入っていた「壁下り」というキョロちゃんについては、箱から取り出されて本棚の扉で実際に下らしておられたのでした(日本語が変)。あとついでに個人的に生協の森永フェアで当てた「キョロちゃんステンレスボトル」もお渡ししました。これについては「キョロちゃんの形をしてたら良いのにね」というコメントをいただきました(同感です〜)。その他、日記に最初は書くつもりはなかった、今週から来週にかけて建築学教室で開いている展示会&講演会の話を書くことに至った裏話とか、3月の東京での講演会の申込みはせいぜい200人程度じゃないかとか。オフ会ももうマンネリだよねという話や、やりたい人は那古野コネクションみたいに集まってやればいいし、「森がいない方が盛り上がるでしょう?(笑)」なんておっしゃっていましたが、いえいえとんでもないですよぉ。森先生が一緒におられるだけで我々は幸せなのです。あと、ムフフな嬉しいご提案もありましたが、それはしばらくひ・み・つ(にこ)。

また、名古屋近辺で観るならやっぱり明治村がお薦めとのことでした。それは建築に興味のある人にとってはという条件付きでしたが、それでも大正村よりは面白いとのことです。それにリトルワールドも、潰れないうちに観ておいた方がいいかもしれないと(笑)。この前乗ってきた北勢線の話題も出て、日本でああいう鉄道はあれだけだという話や、他に三岐鉄道も良いよという話。さらにその終着駅にあるなんとか鉄道(このとき森先生は名前を失念されていましたが、後で調べてみるとウィステリア鉄道でした)では駅構内を機関車に乗って回れるらしいことも聞けました。オフ会のネタに使えるかもしれませんね。それから次の那古野コネクションオフ会の予定であるトヨタ博物館の話も少し。新館ができてからは行かれたことはないそうです。

で、森先生からコネクションメンバにと、残っていたという名刺も何枚かいただいてしまいました。ありがとうございます! これはご希望の方に後ほどお配りすることにしましょう。さらにプレゼントした缶詰の「お礼をしなくちゃいけませんね」ともおっしゃっていましたが、いえいえ森先生とお話ができただけで充分満足です。でも、いただけるのなら拒まないメンバばかりだと思います(笑)。明日誕生日ですねという話もできました(44歳になられるとか)。以上のように、短い時間でしたが森先生との対談(というほどでもないけど)ができて、ほんと名古屋に来て良かったなあとか、チョコボール係をしていて良かったなあ(笑)とか、生きてて良かったなあとまで思えた幸せなひとときでした。しかし、実はプレゼントの忘れ物をひとつしていて、未来缶のもともとの中身を別袋に入れたものを自分の机の上に置いてきたことに気づいたのです。直前にこういう写真を撮ったのがいけませんでした(苦笑)。そのまま持って行くのを忘れてしまったというお間抜けです。森先生はすでにこの中身を持っておられて、別にいいですよとのとのことでしたが、やはり次にお伺いするときは一緒に持って行こう思います。えっとたぶん、次は「太陽のカンヅメ」をお届けするときでしょうか。

森先生がお召しになっていたものは当然カールヘルムだったと思うのですが、なにぶん舞い上がっていたもので(笑)、残念ながら黒っぽかったということしか記憶にありません。ことわざっぽく言うと森を見て服を見ず? そしてそうそう、最後の帰り際に、ぜひ確認しておきたかったことを思い出して訊ねてみたのです。それは、「未来缶」の外箱に描かれているこのイラストをどう思われるかということ。どっちも右手に見えますよね、ね?って(笑)<もうちょっとましなこと訊けんのか。すると「二人で開けているんですね」とすばやいご回答。あ、やっぱりそう見えますか?と喜んでしまいました。これが訊けただけで満足です(にっこり)。

 以上、Mつるさんのお言葉を拝借するならば『プレゼント渡したよ!缶結レポート』でした。ああ、もう他のことを書く気力がないので本日はこれにて・・。


(12/7) 「森先生、お誕生日おめでとうございます!」そんな声が全国から寄せられているであろう金曜日。ファンクラブ会員のぱふぇら〜たちにとってはクリスマスみたいなものでしょうか(笑)。天気も良くて実に清々しいお誕生日だなあ。あ、昨日の森先生の近況報告に、お届けしたばかりの那古野コネクションのプレゼントが紹介されていますね〜(にこにこ)。なんか、1日経つと昨日お会いしたことがまるで夢のように思えてきます。昨夜、復活したお風呂で久しぶりに湯舟に浸かってから寝ましたが、死んだようにぐっすり眠ってしまったのでなおさら夢を見ていたような感覚に襲われますね。森先生の日記を何度も見ては、あれは夢じゃなかったんだなあと確認しているしだいです(笑)。さて、「特におめでたいものでもないですが」とおっしゃる森先生なので、ここはひとつ生まれてこられたことに対する感謝を込めて、21世紀初のお誕生日ありがとうございます〜

 今日は本当に熟睡していて(いつもは二度寝とかあり)お昼までぐっすりでした。大学に出てきたのは午後1時頃。研究室に入ると、先週注文していた超純水器を実験室に取り付けるための台を作るアングルが届いていて、さっそく組み立てることになりました。講座の人間数人と業者さんまで手伝って、約1時間くらいでビスの仮止めは終わりとりあえず形に。それから実際に壁際に配置する段になって、全体の歪みを矯正しながらビスを締めていきました(基本ですが)。間に合わせの本棚とかではなく、しばらくは使い続けるものなのである程度の正確さで作っておかないと後々困ることになります(自分がいなくなった後の人たちが)。そういう責任もあるにはあるのでついつい細かい歪みが気になって修正に時間がかかってしまいましたね。修正しているとだんだん意地になってきます。というか、そこまでするのは「凝り性だから」というのが周りの大方の評価みたいですが(苦笑)。まあ、そう言われればそうかもしれません。昔からこういうのは適当に済ませられない質なのでしょう。なのに、食生活の乱れや部屋の散らかり具合や金銭感覚のズレは一向に気にならないのが不思議です。

 その後、恒例のD1による量子力学の匂いを嗅ぐ程度の勉強会を6時までやりました。しかし、毎度のことながらもらったA4のプリントで3ページくらい進むのがやっと。まだまだ匂いの正体が見えていない段階です(そもそも匂いだから見えませんけども)。こんな調子で量子力学をかじるところまで行けるのでしょうか(笑)。

 生協での夕食後、夜はふと手に取った「有限と微小のパン」文庫版をついつい読みふけってしまったり、新たなテディの写真を撮ってアップしたり、明日の忘年会で久しぶりに会う予定のK藤氏のバースデーテディ(とカード)を準備したりでした。そう、明日の夜はの街に出て、当講座の一年に一度の忘年会なのです。この忘年会には卒業生や昔の先生方も来られるという習わし(?)になっているので、懐かしの顔に会えることもあります。半分同窓会みたいなものでしょうか。というわけで、知ってる顔があるとそれなりに楽しくなるとは思いますが、なにぶん講座の飲み会なのでお酒を(注がれて)飲み過ぎる危険はありますね(苦笑)。それがちょっと溜息の出る要素。もっとさあ、せっかくの忘年会なんだから、みんな人に迷惑かけない程度に楽しく飲もうぜ!っていうかお酒なんか飲まなくても楽しくなろうぜ!(にっこり)


(12/8) やはりお風呂効果てきめんのようで、どうしてもお昼まで寝てしまいます。実は現在、随分と前にもらったスペイン村土産の入浴剤「ひまわりの湯」を入れているのですが、もしかしたらその効能に「安眠」が含まれているのかもしれません。あるいはうちのお風呂の構造的特徴が睡眠欲を促しているという可能性も考えられます。うちの風呂場には浴槽のスペースを5分の1くらい削る形で給湯器が設置されていて、ただでさえ狭い浴槽がさらに小さくなって上から見たらほぼ正方形をしています。温泉宿などにあるヒノキのお風呂も同様に正方形をしていますが、残念ながらうちの浴槽はそれよりうんと1辺の長さが短くて、ちょっと肩幅が広い人ならつっかえてしまうほどなのです(当然ヒノキでもありません)。これでは足の短い人でさえも膝を伸ばすことができません。足が長い(指とかかとの間ですが)私なんか浴槽の対角線上にひざを曲げて入ってようやくくつろげるくらいです。温かいお湯で疲れを癒している一方で、そういう少し負荷のかかった姿勢でしばらくいなければならないわけですから、そのある種の「飴とムチ効果」(ちょっと違う)が睡眠を長引かせていても不思議ではないでしょう。ただ、目覚めた後まで疲れが残っているということはなく、起きたらすっきり清々しいのは救いでしょうか。いずれにしても眠れない人にはうってつけのお風呂と言えます。不眠症に悩んでおられる女性の方にお薦めです(にっこり)<何を期待している?っていうかなぜ女性?

 そんなわけで、土曜日は午後からおでかけ。名古屋駅セントラルタワーズで開かれていた「ノーマン・ロックウェル展」を観てきました。いわゆる展示即売会を兼ねたリトグラフの展覧会ですが、一般のコレクタの娘さんから借りてきたというコレクション(ロックウェルが40年以上表紙画を描き続けてきた「サタデー・イブニング・ポスト」誌の表紙)も合わせて展示されていました。入場は無料でしたが、入るときに名前や住所を書かされ小さなシールを渡され服に貼るように言われます。このシールには3色くらい種類があって、おそらくこの色でお金を持ってる人や収入のない学生などを見分けているのでしょう。どこの展示即売会に行ってもこの手のラベリングをされますね。まず最初に「サタデー・イブニング・ポスト」誌の表紙がパネルに入れられていて、全部で100枚以上は展示されています。それをひとつひとつじっくり観ていきました。ノーマン・ロックウェルの名前は聞いたことがある程度でしたが、実際に絵を見たらああこの絵を描いた人かと納得。特別何かを主張しているわけでもないのですが、どの絵も当時の街にいかにも居そうな人たちが表情豊かに緻密に描がかれていて、思わず見入ってしまうほど絵の中にストーリィが感じられます。子供には無邪気さが老人には深い経験が見て取れ、そしてたまに現れる犬などの動物たちも何かを語っているふうでいい味を出しているんですよ。クリスマス時期の号には毎年いろんなサンタが描かれているのも面白いところ。とにかくこのレベルの絵を毎週描いてしかもそれを40年以上も続けていたというのに、ロックウェルの凄さを感じますね。技術もさることながら何よりも毎回の題材選びに感心させられます。一枚絵に限らないことでしょうが、「何を描くか」という段階が絵を描く上で一番難しいことは容易に想像することができますから。森先生がおっしゃっていたことも納得でした。さて、そんな表紙の展示の奥に進むと、ロックウェルが描いてきた表紙絵やその他の絵のリトグラフが額に入れられ、60点ほど展示されていました。原画を元に30年前に刷られたものや、最近新たに刷られたものなどいろいろで、下にはどれも値段が書かれていて十数万円から200万円までこれまたいろいろ。会場の中央にはテーブルがいくつもあってリトグラフを前にして交渉中の人がたくさんいます。展示されているものを眺めていると2度ほどスタッフの人に声を掛けられましたが、女性はともかく男性は正直やめてほしいですね(笑)。いやいや男女の問題ではなく(<本当か?)、1度目は女性でこちらの絵に対する興味に関して話をしてきたのでまだ好感がもてるのですが、2度目の男性は鼻の下にヒゲを生やしてて商売っ気丸出しだったのがなんともやらしくてヤな感じぃ。学生さんもさっき買ってましたよ、なんて言ったりするし。売りたい気持ちも解りますけど、欲しいときはこっちから声掛けるっちゅうねん!(にこぷん<にこにこしながら内心ぷんぷんの略)とかなんとか思いましたが、結構長居して1時間半くらいじっくり観賞。ロックウェルに罪はありません(笑)。しかしどちらかというと、所有したいというより自分でもああいう絵が描きたいという欲求の方が強いですね(もちろん何を描くかが問題ですが)。いろいろ勉強になりました。

 その後、上に上がってスターバックスコーヒーで休憩。と思ったら人がいっぱい並んでいたので、配っていたクリスマスブレンドのコーヒーを試飲しただけで引き返しました。そして階下の三省堂書店へ。新刊のコーナに文庫版の「すべてがEになる」が平積みされているのを発見。わーいわーいと中身を確認してみると、本当に文字もそのまま縮小されてて可愛いです(にこにこ)。噂のしおりに描かれているルーペもチェック。あ、これ伊達だったのね(ジョークみたい)。てっきりレンズが入っているもんだと思っていましたよ。なるほど、それで森先生は大したものじゃないとおっしゃってたわけですね。それから隣には場所によっては品薄らしい「アイソパラメトリック」も数冊平積みされているではないですか。ノベルスのコーナにも数冊。まだ手に入れていない方はどうぞ。あそういえば、その「アイソパラメトリック」の隣に飯島愛「プラトニック・セックス」文庫版も平積みされていたのですが、表紙のデザインが灰色の地に白文字で同じ色遣いだし両方とも片仮名なのでパッと見紛らわしくて、間違えて「プラトニック・セックス」の方を手に取ってしまわないようご注意を(笑)。「アイソプラトニック」とか「パラメトリック・セックス」というのはどうか(いや、どうかと言われても)。

 そうこうしているうちに夕方になり、外に出ると空はすでに暗く駅前にはイルミネーションが輝いていました。相変わらず人で溢れ返っていますね。家族連れとカップル多し。一度大学に戻ってから返す刀で忘年会のあるに向かいました。本山駅に向かう途中で講座の人々に合流し、後は一緒に地下鉄で栄に行って忘年会会場の世界のやまちゃんへ。遅れてきた人も何人かいましたが、全部で20数人と比較的少ない人数での忘年会でしたね。初めに新しくうちの講座に来た留学生Aさんの紹介があり(歓迎会を兼ねている)、T中先生の乾杯の音頭で宴会開始。後はK辺先生の結婚にまつわる話(人間的に成長するとかそういう話)をずっと聞いたり、席を移ってA原先生にあからさまなプレッシャをかけられたり、K藤氏から「バザールでござーる」のカレンダをもらってこちらからはバースデーテディその他を渡してプレゼント交換したり、6時半からわいわいやってあっという間の2時間半。酒が飲み放題の上に料理が盛り沢山だと、酒飲みがいる席では食べ残しばっかりになってしまって、もったいないことこの上なし。これでも環境学研究科なんでしょうか(笑)。持って帰って翌日のおかずにしたいなあ、と思いつつ最後に出てきたみかんだけは余っていたやつをポケットに(2次会へ持っていきました)。2次会は2組に別れて、我々の方は比較的穏やかだったでしょうか(T中氏はO田氏に絡まれていましたが)それでも帰りは最終近く、大学に戻ってきたのは日付けが変わって午前1時前でした。もう帰れなくなってしまった松本深夜M氏はうちのアパートにお泊まりすることに。しかしその前に、お茶でも飲もうとサロンへ行ったのですが・・


(12/9) M氏と二人してしばらくお茶を飲んでいると、2次会では別組だったはずのT柳氏がサロンに入ってきて少しお相手することに(苦笑)。大学に居た別講座の人も連れてきましたよ。そんな中、我々と一緒に大学まで帰ってきた犬Z君もサロンに。一緒になって1時間くらいそこでしゃべっていたでしょうか(主にT柳氏ですけど)。午前2時前になってようやくお開き。その後は犬z君のデスクでM氏と3人で友人知人のホームページについてあれやこれや雑談。それを切り上げ、M氏と二人で家に帰宅した頃には午前3時も近かったかもしれません。眠い眠いと言いつつもせっかくだからということで、あいぶっ君でモーニング娘。のDVD鑑賞会となりました(笑)。まず最初に「ザ・三・7・10人祭」、次に「ザ★プチモビクス」、最後に「映像 ザ・モーニング娘。ベスト10」という順番。「チュッ!夏パ〜ティ」にどきどきしたり、プチモビクスのナレーションというか声の出演って誰だろう?と思ったり、この頃のなっちは細いけどいいよねぇとか、安倍なつみ福田明日香の2大ボーカルにしびれたり、「Memory〜青春の光〜」はつんく渾身の作だったとか、この頃はモーニング娘。は消えそうだったとか、やっぱり弾けたのは「LOVEマシーン」でこれに比べると最近の曲は大人しい方だよねとか、結局横になったのは午前4時頃でした。なのに起床予定は午前7時。はっきり言って無茶でした。一度それくらいの時間に二人とも目覚めたような気がするのですが、次に気づいたときは10時過ぎ(笑)。M氏は最初始発で帰るとか言っていたのにです。大寝坊は人を大きくするようで特に急ぐこともなく(むしろもう一度寝るくらいの勢いで)M氏は準備を整え寒そうに家を出ていきました。まるで夫を送り出す新妻の気分。いってらっしゃ〜い。

 さて私はというと、日曜日も午後からおでかけの予定があったため、夜に入れなかったお風呂に入ってから軽く食事を取って、バスで栄へ。目標は「三越カールヘルムで久しぶりに買い物」です。実はお得意さまパスポートとかいう券が送られてきていて、それを持っていけば割引きがあるらしいということだったのです。その期限が今日までとあらば、そりゃ行ってみようかと思いますわな。なんとなく乗せられてるような気もしますが、乗せられているうちが華でしょう(笑)。店に入っても乗せられっぱなしで、薦められた春物のシャツとセータをすんなり買ってしまうというテイタラク。欲しかったから良いんですけども。そうそう、忘れていました。ほぼ日からは以前注文した「ほぼ日真心ハラマキ」がようやく届いたのです。まさかハラマキを買う日が来るとは思っていませんでした(笑)が、実際装着してみると柔らかくて温かし(当たり前ですが)、3種類ともデザインが良い感じなのです(にこにこ)<3つも買ったのか。さすがに服の上から着けて街を見せびらかして歩くような真似はできないので、残念ながら隠れたおしゃれに徹することになるでしょう。ということで今月は出費が少し多めになっております(誰への報告なのか)。

 カールヘルムの次は訳あっておもちゃ売り場に行きました。そこでの目的はただひとつ、Dr.りんのキャラクタグッズを探すのです。しかしこれがねぇ、他のおもちゃはあっても探している物はないときたもんだ。っていうかDr.りんって何?(笑) グッズの箱を見てみるとどうやらテレビ東京系のアニメの主人公らしいことが判明。ふ〜ん、最近の子供の間にはこういうのが流行っているんですね。さらに超GAlS!(すーぱーギャルズ)とかいうのも流行っているとか。自分が子供の頃住んでいた地域ではテレビ東京系の番組すら見れませんでしたから、こういうアニメ系の流行りものが少なかったような気がします。それ以前に、キン肉マンの消しゴムのことを指していると知らず、スーパーカーの消しゴムをもキンケシだと思っていたような情報に疎い子供でしたからね(苦笑)。まあ、だから何だという話ではないですが。結局何も買わずに三越を後にしました。

 遅めの昼食にはマクドナルドフィレオフィッシュセット。この店鋪は座席数が少ないのに客がいっぱいで狭いですが、コーヒーのお代りが自由なところは嬉しいですね。それから向かったのは、またまた訳あって久屋大通り沿いのビルの8階にあるタレントショップ。アイドルの写真とかカレンダとかポスタなどを売っている場所ですが、こういうところに入るのは初めてです。火事のとき逃げるのに苦労しそうな造りをしている狭い店内で、中高生が客の大半を占めていて長時間いると頭がくらくらしてきます(笑)。ここではちゃんと石川梨華のポスタなどを購入。念のために言っておきますが、これはプレゼント用です。自分用には特に買いませんでした。もう写真集を持っているし、ポスタとかを貼付けたりするほどでもないというスタンスを今のところ採用しているようです(にっこり)。陽が暮れて風も冷たくなってきた頃に帰宅。

 あるルートから、「なかよし」12月号の付録についていたゴマキ人形をいただくことができました。うわ〜い、ありがとうございます〜(にこにこ)。モー娘。13人全員のフィギュアの応募者全員プレゼント企画を「なかよし」が3号連続でやる(ゴマキだけは最初の付録)ということを知って以来、欲しい欲しいと思いつつも「なかよし」を買えずにいた(買うにはかなり勇気がいる)から、ゴマキとはいえ手に入れることができて嬉しい限りです。フィギュアならまだ飾っておけるので、石川梨華以外でも全然OKですね(笑)。むしろフィギュアなら加護亜依とか辻希美の方が可愛いし判別しやすくて良いかも、とも思ったりするこの頃です。


(12/10) 昨夜は何をするわけでもなくずるずると夜更かしをして、お風呂に入る気力もなくそのまま就寝したのが午前3時頃。しかし、お風呂に入らなくて正解。月曜日は朝9時半からコロキウムがあって早起きをしなければならない日だということは毎週言ってますが、今までの経験からするとお風呂に入ったらぐっすり昼まで眠ってしまう恐れありだったので、入らなくて正解。身体が温まらないし何となく気持ち悪くて不本意ではあるけど、寝坊せずに済んだということで結果的に入らなくて正解。とはいえ、あっちを立てればこっちが立たず、あっちのためにはこっちが犠牲に、ご飯を食べればトイレの時間がなくなったりで、朝から人生ままなりません(苦笑)。

 というわけで9時半少し前に大学へ来て、コロキウムに出席。今日は3人の発表でいつもよりは長めでした。コロキウム係のH君が現れなくて心配されていましたが、後に家で寝込んでいたことが判明。先日の忘年会の影響で二日酔いならぬ三日酔いになっているらしい。飲み過ぎのせいでもあるんでしょうけど、やっぱりアルコールの処理速度が人それぞれ違うということも関係あるかもしれません。とにかく死んでなくて良かったね、という話(笑)。

 昼食後、理学部60周年記念とかで建物の全体の写真撮影。ある人たちは出入口の前に集まったり、ある人たちは窓から顔を出すだけだったり。天気が良くて日光が眩しかったので、きっとみんなしかめっ面で写っていることでしょう。小さくて判別は難しいかもしれませんが。その後、その足で郵便局へ行って「ほぼ日真心ハラマキ」の料金を振込み。なんとこれが1万円強なのだ(あはは)。デザインの異なるハラマキを3つ買ったとはいえ、ハラマキに1万円も払うことになるとはねえ(にこにこ)。自分にしては珍しく実用的なものを買ったものです(笑)。もちろんちゃんと寝るときも外出するときも装着しています。えっと、人知れず服の下にいつもハラマキを装着している人をハラマッカーと呼ぶことにしましょう(“人知れず”が条件なのか?)。ハラマキという名ではありますが、実際に着けてみると腹のみならず背中が意外と温かいことが分かり、外に出るときでも以前ほど身体が冷えることもなくとても重宝しています。これから容赦なく寒くなってくるであろう冬、ますますハラマキが手放せなくなりますね〜(腹に巻けば手放せるけど)。よーし、どんどんハラマクぞぉ。というかハラマイテいこう! ハラマカない、ハラマキます、ハラマク、ハラマクとき、ハラマケば、ハラマコう。

 生協に行くと、講談社ノベルスの新刊が出ていて欲しいのがいくつかありましたが、貼ってあったビラを見て12月21日が全品15%オフの日だということを知り、その日まで我慢することにしました。森先生の本じゃないので買ってもどうせ読むのはずっと後になるだろうし、すぐなくなるとも思えなかったからです。うんうん、よくぞ耐えたと自分を誉めよう(笑)。いやあ、分別のある大人になったものだなあ(ハラマキ3つも買ったやつが言うセリフか!)。と言いつつ、文庫本1冊と「子供の科学」「ダ・ヴィンチ」は購入(結局何かしら買う)。ちなみに先日三省堂書店で見かけた文庫版の「すべてがEになる」はまだ置いてありませんでした。これは次来たときにチェックかな。それからテディを含む食料も購入。予想通りテディはあまり売れていないようでした。チョコエッグほど減っている様子はありません。つまり自分以外に買う人は少ないということですね。ライバルが少なくて嬉しいのですが、回転率が悪いと当然新しいのも入荷されないということなので、そのうち無くなってしまわないかと早くも不安に駆られています(笑)。現在生協(に限らずこの地域)で売られているテディはすべて【Part2】で、人気が出始めてからは【Part1】のときほど入れ込むこともなくなりましたが、まだ販売されている地域が少ないこともあり、なんとなく今のうちに集めておいた方がええんちゃうの?という啓示を受けたというか、単なる惰性というか、とりあえずあれば買うみたいな条件反射になりつつある(苦笑)のは疑う余地がネコの額ほどしかない事実であるかもしれないと、あのゲーテも言ったとか言わないとか。何のこっちゃ。

 生協から戻ると、先日実験室にアングルで組んだ台に壁掛けタイプの超純水製造装置が取り付けられていました。業者さんとかO田君とかがやってくれたみたい。居ない間にすまないねえ。今日のところはとりあえず取り付けただけということで、実際に水を流したりする作業は翌日に。だんだんさまになってきましたね。今週中に本格的稼動ができるかどうかといったところ。

 夕食後は、森先生「封印サイトは詩的私的手記」を何気なく手に取って、少し読みふけっていたのでした。寒い季節には森先生の日記からにじみ出る温かさが心地よいですね(ホカホカ)。


(12/11) 毎日同じようなネタばかりで申し訳ないですが、例えば夜遅くまで日記を書いたり友人知人の日記を読んだりその他いろいろネットサーフィンをしていて帰宅が遅くなったとしましょう(この時点でかなり自制心がない)。日の入りの時刻より日の出の時刻の方が近い時間帯です。気温はその日の最低気温近くまで下がっています。そんな寒い夜道を後輪の空気が抜けかけた自転車をこいで大学からアパートに帰り着いた頃には、短い時間とはいえ身体は冷えて手袋をしていない手はかじかんでしまいます。そんな状態でようやく辿り着いたアパートの部屋、その部屋に少しでも温もりがあるならまだほっとできるのでしょうが、あったかいご飯やスウィートハニィ(<書いてて恥ずかしくないのか?)が待ってるわけじゃないし、その上、部屋を暖めるための暖房器具の類いがなく室温が外気温とそれほど違わないほど冷えきっているときたら、一体自分は何のために帰ってきたのかとやり切れない気持ちでいっぱいになること請け合いなんですよ。そんなときに唯一の救いとなるのが何を隠そう、バージョンアップしたばかりのお・ふ・ろ(にこ)。いくら夜遅くてもお風呂に入りたくなる道理がここにあります。しかし、それはいわば禁断の果実みたいなもので(そこまでのものか)、やっぱり夜遅くに入っちゃいけないものだったんですよ! わかってはいたんです。そう、わかってはいたんですが、寂しい身体はついつい温もりを求めて欲望の趣くままお風呂をかじってしまいました。その結果は惨澹たるもので、ぐっすりぐったり昼過ぎまで安眠(苦笑)。おかげで本日から始まった集中講義にも出られませんでしたがな。がながな。

 そんなわけで午後からのこのこ大学に出てきて何をやっていたかと言えば、大したことはしていません。申し訳ないです。すんません。しかし人生塞翁が馬、災い転じて福となす、集中講義に出なかったおかげで、実験室に取り付けた超純水製造装置にイオン交換カートリッジなどを装着してもらう現場に立ち会うことができました。装着後は一通り水を流して正常に動くかどうかのチェックも。まあ、主に見ていただけですが(笑)、自分がいなくても別に影響はなかったなんて思ってはいけません。今後使っていく上で役に立つと信じようじゃないか。っていうかそう信じることによって、集中講義に出れなくて良かったねという正当化をすることにしましょう。うんうん、それでいいのだ。

 そうそう、書き忘れていましたが、モーニング娘。をはじめとするハロープロジェクトのメンバたちが歌っている「ザ・童謡ポップス1 クリスマスと冬のうた集」をいつの間にか(というか昨日)買っていたのでした。市井紗耶香の復活アルバムも探したのですが、それは見当たらなかったのでとりあえず季節ものを手に取ったという短絡的行動。まあいいのです。あっちは復活といってもたいせープロデュースでつんくファミリィを結局抜け出せていないし、なにより中澤ねえさんが余計だしね(<コラッ)。それはそうと、購入した「ザ・童謡ポップス」ですが、番号が振ってあるということはこのシリーズ続いていくということですよね。そのうち「蛍の光」とか「犬のおまわりさん」とか「ふるさと」とか「小さい秋」とか「どんぐりころころ」なんかが歌われるんでしょう。ということはこれからの子供は石川梨華の歌声を聴いて童謡を覚えたりもするわけですね。そうか・・・いいなあ<羨ましいのか<っていうか石川だけかよ。もしかすると、モーニング娘。はこの路線を続けていって、未来の由紀さおり・安田祥子となろうとしているのかもしれない(笑)。

 いつの間にかといえば、先日遅ればせながら気づいたのですが、いつの間にか我がサイトがをかへま氏のリンクペヂーにリンクされているではありませんか(とリンクしても初めて訪れた人がリンクペヂーに辿り着ける確率は低いでしょう!)。うひゃ〜今まで気づきませんですみませんでした。しかも「毎日訪問サイト群〜知り合い編」のカテゴリィに入れていただいておりまして、なんとも恐縮であります(にこにこ)。な〜んて喜んでおりますと、ふぃりふ氏がまとめておられるあららこめPROJECTのページにも、いつの間にか「しばしん氏による分析」として新たなリンクをしていただいておるではありませんか。これは見落としておりましたです。あの分析の骨格をなすのはNさんからの受け売りで、自らが分析している部分なんてとても微々たるものなので、なんともこれまた恐縮なのですが、とにかくありがとうございます〜(にこにこ)。と書いて、気づいたことだけはとりあえず表明しておこう(まねっこ)。

 夜は恒例の量子力学(化学)勉強会。今日はこれまで以上に初っ端からつまずいて、3人揃って1ページ目で1時間近く悩んでました(苦笑)。それでも後半には比較的早く進む箇所も見受けられ、トータルではぼちぼちかと。正規直交系を理解するまでが長かったですね。でもまあ、これで角運動量演算子の行列表示はできるようになったはずです。すみません言ってみただけです。もはや当初の目的が何だったのか見失いつつあるかも(はは)。終わったのは午後10時でした。


(12/12) 明日こそは集中講義に出席するぞという決意のもと、昨夜は早めに帰宅しお風呂に入っても寝坊しないだけの就寝時間を確保するつもりでしたが、火曜日の深夜・・ん?ちょっと待てよ。ひょっとしてテレビであれがあった日ではなかったか。そうだそうだ、たぶんそうだよ。よし、確かめるためにもう少し起きていよう、とテレビを見ながら午前2時まで待ってみることに。すると、やっぱりそうでした、始まりましたねスタートレックのテレビシリーズ最新作「ボイジャー」ですよ(にっこり)。あーもうダメ〜。これが始まってしまっては見ないわけにはいきません。放映していることを忘れていてテレビを点けることがなければ観ることもないのですが、今まさに放映しているという事実を知ってしまってはどうしても見ずにはいられない番組なのです〜(実際久しぶりに観ました)。現在のところ違和感なく観れるSFはこのシリーズくらいしかないと思うほどその世界観はしっかりしていて、それでいてSF部分は装飾的に用いられているに過ぎず、根幹で語られているのはあくまでもヒューマンドラマであると言えます。これは恋愛とか成長とかがやけに前面に出されている印象のあるスター・ウォーズと対照的ではないでしょうか。B級に徹しているところが好きなのです。映画館では観ないシリーズだけどテレビでは観たいと思うのは、そういう理由があるからかもしれません。逆に、スター・ウォーズは映画館でこそ観たいですね。たぶんエピソード2も映画館で観ることでしょう(予言)。

 違う違う、そんなスタートレックとスター・ウォーズ比較をしたかったわけではなく(笑)、お風呂にささっと入ってからスタートレックを最後まで観てしまい、それで7時に起きるつもりが10時半になってしまったという毎度お馴染み寝坊話です。しかも大学からの電話で起こされたという情けない話。かけてきたのは同室のM先生なのですが、後ろで糸を引いていた(<恨みがこもった表現だな)のはT中先生で、その内容はうちの講座から集中講義に出席している人数が少ない(その時点で1人しかいなかった)ので来て出席してくれというものでした。なんだそれは。いや確かに、うちの講座で呼んだ先生にしてもらってる集中講義だし、出るつもりながらも寝坊してしまっている私が言えた義理ではないのですが、そんな数合わせを依頼するような電話はやめてほしいなあ。なんてね、思ったわけです。それなら普通にただ「出席しなさい」と言ってくれた方がこっちもすっきりするってもんですよ。ちょっと溜息が出るような電話だったので、起きた瞬間はすぐにでも出かけるつもりでいた気持ちも萎えてしまい、再び布団に横になってしまいました。ま、そんなことしたって自分にとってデメリットになるだけで、つまらない意地を張っている場合ではないのですが、一度倒れてしまった体を再び起こすには約30分くらいかかりましたね。それでも出発が遅れた後ろめたさはあったので、一応急いで大学へ行きました。しかし、ちょうど午前の講義が終了したところだったらしく、講義室から帰ってくる人と入れ違い。結局午後からの出席となったしだいです。内容は一言で言うと「熱水関係」の話。これが休憩を挟んで午後3時半頃まで。明日からいよいよ本題の「インド洋の熱水系」の話になるそうですが、明日は明日で放射化分析の頼まれ仕事が入っているので午後からは出席できない恐れあり。う〜ん、もともと縁がなかった集中講義だということか。

 朝晩はめっきり冷え込むようになりましたが、昼間はよく晴れて陽が当たれば暖かかった水曜日。夕方には生協へ行って食料調達。そしたら生協でもチョコエッグ日本の動物シリーズ第5弾になっていました(ペット動物シリーズ第2弾もまだあったけど)。しかしそれはとりあえず買わずに、他のチョコレート菓子(含テディ)をいろいろ購入。締めて1062円なり(買い過ぎ)。書籍部では未だ文庫版の「すべてがEになる」が見当たらず、そろそろしびれを切らしつつあります(笑)。やっぱり買うからには伊達ルーペ付きの初版を手に入れたいので、ノベルス版の「女王の百年密室」とともに、外の本屋まで買いにいこうかと思い始めているところです。明日外へ出かける用事があるので、そのときにでも買ってこようかなと。


(12/13) 今まで気づきませんでしたが、実はだったのです。何がって? 僕がです(笑)。そう、そうとしか思えません。夜遅くにお風呂に入るからぐったり眠ってしまって早起きができないなどという言い訳めいた屁理屈を、口にタコができるくらい繰り返し言ってきましたが、そんなことは全然関係なかったことがここにきて判りました。お風呂になんか入らなくたって昼まで寝てしまうんですよ。ようやくそのことに気づいたのです。夏はそうでもなかったのに、寒くなりだしてからこの傾向が顕著になり始め、最近ではよっぽどの強迫観念がない限り朝に目覚めることはなくなっているという状況。酷いときは1日の半分を寝て過ごしている日もあるくらいです。これじゃまるで冬眠です。起きてるときもそれほど活動的に動いているわけじゃなく、ご飯をお腹いっぱい食べてもしばらくすればお菓子(主にチョコレート)をバクバク食べてるし、ほとんど熊が冬眠するために体にエネルギィを蓄えているのと同じじゃないですか(幸か不幸か太ることはないですが)。まあ、人間としての生活が長かったから辛うじてひと冬丸々寝て過ごすというところまでは行かずに済んでいますけど、それにしてもやはり寝過ぎで、もうほぼ熊状態です。ていうか熊。お父さんお母さんゴメンなさい、僕は実は熊でした。せめてもの罪滅ぼしにテディベアと呼ばれるような可愛い熊になりたいと思います。う〜むしかし、熊であることが今さら判ったといっても、まだまだ人生(というか熊生)長いわけだし、明日からもできるだけ寝過ぎないように頑張らないといけないことには違いないんだよねえ。あ〜あ、クマったクマった(<Kずえさんか<名前を出さないように)。

 冗談はさておき(笑)、相変わらずの堕落生活で午後起きの木曜日。昨夜帰宅するときも小雨が降っていましたが、午後2時半に出かけるときにはしっかりと降っていたので傘をさして急ぎ足で(少しは罪悪感があったので)大学へ向かいました。当然集中講義に顔を出すような時間帯ではないのでそれは諦めて、昨日依頼があった学生証のコピィを実家に速達で送り、その後は頼まれていた放射化分析のお仕事を1時間くらい。午後4時半からは、集中講義に来てもらっている先生による談話会(講演会のようなもの)があったのですが、残念ながらそれには出席していられませんでした。何もなければ間違いなく出席していたのですが、今日ばっかりは何を差し置いても行かねばならないところがあったのです。自分の講座が招待している先生の談話会を、集中講義に出ていないにもかかわらず、後々嫌味を言われることも覚悟で(それは大袈裟か)欠席するに至った理由、というかそれよりも優先されたイベントとは、ずばり森先生の講演会なのです(にっこり)。

 そうそれは、知っている人は知っている講演会ですね。名古屋都市センタで催されているシンポジウム名大「まちとすまい」の夕べで、名大の建築学教室の先生方による講演会が先週から今週にかけて連日開かれているのですが、本日木曜日はなんと森先生がご講演をされるのです〜。ミステリィに関係ない内容とはいえ、森先生のご講演が聴けるとあっては、これはもう行かないわけにはいかないでしょう!(にこにこ) ってことで、午後4時半過ぎには金山へ向けて出発したのです。雨はすっかり上がっていました。講演会は午後6時半からの予定でしたが、少し早めに行って、展示されているものも観ておこうという魂胆。が、5時前に乗った金山行きのバスがちょうど混み合う時間帯だったのか結構時間がかかってしまい、金山駅に到着したのは6時少し前頃となりました。駅を抜けてすぐのところに目指す建物があります。都市センタのあるこの建物には名古屋ボストン美術館やホテルも含まれている背の高いランドマーク的な建物です。入ってすぐのホールにはクリスマスツリーの飾り付けもされていて、外から見るとこんな感じ(ぶれてます)。平日のせいか雨上がりのせいか、人通りは少なく落ち着いた雰囲気です。展示物や講演のある部屋があるのは11階。エレベータで一気に上がりました。ここは那古野コネクション第1回オフ会のときに一度訪れたことがある場所ですね。エレベータを降りると通路が延びていて、突き当たりには円筒形の一部をなしているであろうと想像できる曲率を持った壁が見えています。一見判りませんがこの中に大研修室があってそこで講演会が行なわれる模様。そしてその部屋の周りをぐるりと展示スペースが位置しています。その展示スペースのうち向かって左側のスペースでどうやら今回の名大建築学教室による展示がされているようでした。で、そちらの方へ向かっていくと、やはりというか当然というか見知った顔が3名すでにおられました。那古野コネクション仲間のKずえさんとMつるさんとMさん。もう展示もすっかりご覧になられたようだったので、軽く挨拶を交わしてMつるさんから名刺をいただいた後は、まだ時間があったこともあり失礼して個人的に展示物を観て回りました。展示スペースを見渡すとこんなふうで、主に模型とパネルによる展示がなされています。模型には航路周辺を想定したものや集合住宅、あと山間にある建物などがあり、設計コンセプトなどの詳しい解説がそれぞれパネルによってされていました。さらに横には別の研究室の展示物もありましたが、気持ちは早くも講演会に向いていたためそれらは流すようにしか観ていません(笑)。でもって、その横のスペースに我らが森先生の研究室の展示がありました。こちらはパネルだけの展示のようでしたが、さすがに他よりもじっくり観ましたとも。コンクリートのシミュレーションでしたね〜(<じっくり観てその程度しか言えんのか)。それから一番奥にも別のグループの展示がされており、こういったものこんなもの、あるいはこういう模型なんかが示されていました。この後の講演会の中でも森先生がおっしゃっていたことですが、展示物の形態を見ても森先生の研究室をはじめとする材料・施工系の研究が、いかに模型にして簡単に見せられるものではないかということが伺えますね(知ったふうな口を聞いてみました)。

 さてこの後、いよいよ講演会の会場へ入場となったわけですが、入口前には受付があって、あららこめ申し込んで名前にチェックされ、環境学研究科パンフレットをいただきました(思いっきり関係者ですが)。ちなみにパンフレットの裏表紙には森先生作のこのイラストが使われています(にっこり)。さらにちなみに、中にある講座紹介の地球化学のところで使われている写真に見覚えがあると思ったら、僕が加工して作成したものでした(何ゲに主張)。あ、入れ違いで展示物を観られている金髪素敵なお召し物をされていてなおかつ荷物がやたらと多い(笑)あのお方は、をかへまさんではありませんか(たぶんたぶん)。と気づいておきながら結局挨拶もしなかった人はだれ?(笑)

 会場である大研修室は、聞いていた通り100人以上は入れそうな広い部屋で、何人かが着席していたものの参加人数は少なめです。これまでの森先生の講演会とは比較にならないほどの空き空きぶりですね(笑)。すでに前方にて座っておられたKずえさんたちに促され、1人中央の最前列に座らせていただきました。まさにかぶりつき。講演開始まで20分、待っている間はしばし歓談となりました。が、そのうちすぐ近くで森先生がOHPの準備をなさっていたりして、見ていいものやらじっと見るのも悪いやら、中途半端な視線でどぎまぎしておりました(苦笑)。メモ帳とシャーペンを机の上に出しスタンバイ。やがて6時半となり、司会者らしき人の挨拶で「名大 まちとすまいの夕べ」の開会となりました。このシンポジウムは今回で3回目らしく今回のテーマは「住みつづけられる環境づくり」で、森先生の講演題目は「作り方をデザインする(コンクリートの施工設計法)」ということです。司会者らしき人は森先生の紹介をするときこちらの気を持たせるためか、「ミステリィ作家でもあられるので作品に関するお話もひょっとしたらあるかもしれません」なんて言っていましたが、結局森先生は予告通り研究に関するお話しかされませんでしたね。その詳しい講演内容は長くなりそうなのでレポートとして近いうちにまとめるつもりですが、期待したい人だけ期待していてください(笑)。とにかく久しぶりのご講演をかぶりつきで拝聴できて幸せな夜でした(溜息)。

 講演会終了後はそれぞれすみやかに帰路へ。出かけたついでに本屋に行くつもりだったので、金山のダイエーによって本を探したのですが目的のものは見つからず、バスに乗って途中で降りることもなく大学まで帰ってきました。とはいえ、まだ出かけたついでに入るだろうと、自転車に乗って杁中三洋堂書店まで行こうと思い駐輪場で自転車を探していてふと気づきました。そうだ、今日は雨が降っていて歩いて来たんだっけ。てことで、自転車を取りに一度家に戻る羽目に(苦笑)。しかし、これでもまだ出かけたついでなのです。たとえ自転車を取りに家にまで戻ったとしても、さらにタイヤに空気を入れたとしても、気持ちの上ではまだ金山に出かけたついでってことになっています。というわけで、すでに10時を過ぎていましたが、ついでに三洋堂書店まで行ったしだい。目的は森先生のショートストーリィとすばるさんのイラストが載っている「メフィスト」とノベルス版の「女王の百年密室」と文庫版の「すべてがEになる」でしたが、「女王〜」だけ見つからず。それは諦めて他の2つともうひとつ店内で気づいた「ミステリーDX」を買って帰りました。立ち読みもしていたので帰りは12時前に。大学に戻るとほぼ同時に友人K藤氏から電話がかかってきたのですが、無駄な長電話をしましたねぇ。電話をしながらラーメン作って、食べてしまって、紅茶も飲んで飲み干して、それからさらに30分以上しゃべり続けていたという、相手がK藤氏じゃなきゃ絶対しないであろう長電話。実は二夜連続です(笑)。


(12/14) 昨夜、「メフィスト」にある森先生「悪戯王子と猫の十物語」を読んでみてちょっとびっくりというかにやり。10話ある物語のうちのひとつに「月の缶詰」というお話があるではありませんか。そう、「月の缶詰」と言えばそのものズバリ、おもちゃの缶詰の「月のカンヅメ」を先日森先生にお渡ししたばかりですよ! うわーなんというタイムリィさでしょう(にこにこ)。おそらく偶然なんでしょうけど、なんとなく嬉しくなってしまいました(笑)。でも、一番好きな物語は「六番目の女」でしょうか。全編に渡るささきすばる氏の猫のイラストもキュートで愛らしいですね。

 昨日の講演会の余韻に浸っていたわけではありませんが、なんだかんだやってるうちに昨夜は大学で徹夜してしまい、朝帰りでした。しかも、実家から送られてきた荷物の再配達を午前中に指定していたため、帰宅後もうかうか寝ることはできなかったのです。というわけで、とりあえず朝食としてホットケーキとスパゲティを食べ、コーヒーを飲みつつ2時間くらいは読書をしていました。しかしそれも長続きはせず気づいたら寝ていましたね。いや、寝てたら気づけないので正確に言うと、気づいたときにはそれまで自分が寝ていた(気を失っていたでも可)という事実を思い知ったということですが、わざわざ正確に言うほどのことでもなかったですね。そうやってうっかり寝てしまっていたことを気づかせてくれたのは他でもない、頑張って起きていた当初の目的だった宅配便の到着でした。ドアチャイムの微かな音(意識が朦朧としていたので微かにしか聞こえていない)を片耳に捕らえ、とりもなおさず布団から這い上がり、玄関ドアを開けました。そのときは服装のことまで頭が回っていなかったので、裸で寝ていなくて良かったです(笑)。配達員にご苦労様ですとかなんとか言いながら、届けられた荷物(結構大きい)を受け取りサインをしたはずなんですが、どうもこの辺の記憶が曖昧なのです。というのも、荷物を受け取った後も眠気に負けて再び寝てしまったからで、その荷物が配達された場面というのが夢の中のような出来事みたいに感じられます。もしかしたらちゃんとしゃべれてなかったんじゃないかと、後になって不安になったほど(笑)。よくもまあそんな眠い状態でドアチャイムに気づき荷物を受け取ることができたなあと、我ながら感心。しかし、逆に考えると、気づかないうちに何をやらかしているか判ったもんじゃないということでもあるかもしれず、少し不安。どこかに多額の寄付金があったときは、僕の仕業だと思ってください。

 届いた荷物は何かというと、毛布システム手帳そばぼうろという不思議な組み合せでした。この順番で耐用年数(あるいは消費期限)が短くなっていますね。だからどうしたというわけではありませんがなんとなく。そろそろ今使ってる毛布もクリーニングに出さなきゃいけないくらいに汚れてきたので、絶妙のタイミングでした。システム手帳はあまり使わないかもしれませんが、そばぼうろは年中いつでも受け付けています(笑)。とにかくありがとうございました(>両親)。

 さて、荷物を受け取った後も寝たわけですが、それほど熟睡したわけでなく午後1時頃には覚醒し、シャワーを長々と浴びて冷えきった身体を温めてから大学へ出てきたのが午後2時半くらいだったでしょうか。荷物を待っていたという言い訳はあるものの、ちょっと遅過ぎです。毎日毎日ここまで遅いと、いい加減自己嫌悪に陥ってきますが(苦笑)、まだギリギリのところで嫌悪し切らずに留まっています。しかし今日は無意味な徹夜明けで眠く、端から見れば機嫌が悪そうなブルース・ウィルスに見えたかもしれません。夜は地球惑星科学科全体の宴会である「鍋の会」が催されたのですが、まともに参加したのは最初の1時間程度でした。途中で放射化分析のサンプルの入れ替え作業で抜けなきゃいけなかったこともありますが、それ以上にとにかく眠くてしゃべりたくない話も聞きたくないという状態で、どうにもこうにも面白くなれなかったのが大きな要因ですね。この種の飲み会で途中退場したのは初めてじゃないでしょうか。研究室の部屋に戻ってから机に突っ伏して1時間ほど眠ってしまいました。その後もぼーとしてメールのリプライをしたりしただけで、昨日の講演会のレポートも書けず。

 うつろうつろしながら部屋に独りで居る間に、宴会の後片付けは進行されていたようですが、どうも働いていたのはほとんどうちの講座のH君だけだったみたい(お疲れさま)。主催者のM2の学生たちはみんな酔いつぶれてしまって、こんなふうこんなふうに寝ているというテイタラク。中には階段で寝てたりトイレで寝ていた人もいたようです。途中で抜けた参加者が言うのもなんですが、主催者はもうちょっと最後までしっかりしていただきたいところ。せめて1人ぐらい理性で踏み留まっていなさいて! それから自分で戻したブツも片付けて帰るように!(泣笑) もう、後処理をするH君の身にもなってほしいものです。


(12/15) 昨夜アパートに帰宅したときちょっと怖い光景を見てしまいました。アパートの玄関側には林があって、この季節は落ち葉で玄関前がいっぱいになるのですが、その落ち葉が(昼間は自然に散らかっていたはずなのに)ある部屋の玄関ドアの前に集まっていたのです。それも半端な集まり方ではなく、ドアを塞ぐ形で50センチくらいの高さで山盛りになっているのです。それはもうドアを開けるのに苦労しそうなくらい。焼き芋も充分焼けるくらい。その他の部屋の玄関前には落ち葉はなく綺麗になっていることから、明らかに人為的に集められたものだと判ります。この光景が目に飛び込んできたとき、一瞬どきっとしましたね。中に死体でも入っていそうな雰囲気なんですから(夜中だし)。実は、その部屋の前には以前から使っていない冷蔵庫と洗濯機が放置してあり、そのことに対する管理会社からの警告がアパート全戸に配れらていました。うわー、てことはひょっとして落ち葉の山もこの部屋の住人に対する警告なのか?とも思いましたが、いくらなんでも管理会社がそんな陰湿な真似をするとは思えません。直接言いに来るでしょう。ということは、自然現象でないとするなら、他の住人による嫌がらせという可能性ぐらいしか考えられません。しかし、それはそれで怖いです(苦笑)。うちのアパートはいつの間にそんな憎悪渦巻くアパートになったのでしょうか(ぶるぶる)。いや、確かに、その部屋の前を通るときいつも鬱陶しいと思いはしますけど、さすがに玄関ドアを落ち葉で塞ぐ(しかも広い範囲を穿き集めて)なんて行動はちょっととれません。そんなことを平気でした(平気じゃないのかもしれないけど)思考を想像すると恐ろしくなってきますね。あそうか、単なる友人達によるいたづらという可能性もありますね。うん、それなら安心できるな。よしそういうことにしておこう(笑)。山盛りの光景を写真を撮りたかったのですが、残念ながら昼には落ち葉が退けられていました。

 凍えるような寒さの土曜日。目が覚めたのはお昼前だったのですが、起きてからすぐに異様な吐き気に襲われました。昨夜の「鍋の会」ではそれほどお酒を飲まなかったのに〜、と思いながら布団から這い出し、とりあえずホットケーキを焼いて食べました。そしたら吐き気はすっかり治まっていましたね。ただお腹が空いていただけのようです(笑)。お風呂に入って身体を温め、午後から大学へ。生協で森先生「ミステリィ工作室」文庫版を購入。その後はずっと先日の森先生のレポートを書き続けていました。これはもう本当にず〜っとです。夕食には「鍋の会」の残り物のお餅を焼いて食べて、夜もずっとレポート作成です。その甲斐あって半分以上は書けましたが、いい加減疲れてきて行き詰まってきたので午後9時頃には切り上げました。

 その後は自転車で寒さに震えながら杁中まで行きました。目的はゲームソフトと本。ゲームはもちろんゲームキューブソフトで「どうぶつの森+」です。良いんです、独りでも遊ぶんです。実生活の時間と同じ時間がゲーム内でも流れていて、どうぶつの森でほのぼのとしたもうひとつの生活ができるという代物。特に目的があるわけではないので少しずつ遊べるのが嬉しいですね。しかも一年を通じていろんなイベントもあるようですし、長く楽しめそうな作品です。ちなみに村の名前は「もりぱふぇむら」になりました(笑)。当然自分のなまえは「しばしん」です。さて、三洋堂書店に行って買ったものは、森先生の連載小説「ZOKU」が載ってる「ジャーロ」島田荘司氏が編集し森先生の中編「トロイの木馬」が収録されている「21世紀本格」、あと文庫では、森先生と土屋賢二先生の対談が載ってる「IN★POCKET」とその土屋先生の「哲学者かく笑えり」と、萩尾望都先生の「11人いる!」の合計5冊。ちょっと買い過ぎ(苦笑)。どうせ一度に読めないんだから分散させて買えばいいのにねえ。12月もまだ半分残っているというのに、この出費ペースだと先が思い遣られます(<やられる前に節約を!)。


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