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日々これ勉強(2001年12月の後半)

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12月・B・グッド(の後半)

(12/16) 昔、社会科の授業のために地図帳を購入したとき、自分の名字と同じ名前の街があるかどうか探した思い出があります。もちろん探したのは日本国内の地名です。確かに外見はブラッド・ピットにそっくりだ(特に2本足で立っているところが)と言われることも多いですが、れっきとした日本人なのでアメリカの地図から「ピット」という地名を探したわけではありません(当然日本地図から「ピット」という地名を探したりもしません)。結構ポピュラーな地名と同じ名前を持つ人(例えば、山口さんとか清水さんとか秋田さんとか福井さんとか小笠原さんとか東京プリンさんとかね<最後のは違うぞ)にとっては、すぐに見つかってしまって全然面白くもなんともないでしょう(そもそも探そうとも思わない?)が、マイナではないけど地名としてよく聞く名前でもなかったという微妙なところに位置する名字を持つ自分にとっては、それは結構楽しい行為でした。北海道から沖縄まで探していき、当時見つけたのは新潟にある街だけだったと思います。ただしそれは音だけが同じで、漢字は異なっている街でした。これでは不完全です。満足は得られません。しかし、広い地域をカバーしていて詳細な地図が載っていないその地図帳では、その街を探すのがやっとでした。いまいち未消化な思いは残りましたが、いつしかそんなことも忘れ、地名から自分の名字を探すという行為もしなくなりました。

 そして時は流れ、世の中にはインターネットが普及していました。今日ではページの数も増え、いつしか検索エンジンもお利口さんになっているので、探し物の検索も手軽に行えるようになっています(得られた内容の真偽は確かめる必要がありますが)。そうなるとぶくぶくと浮上してくるのが忘れてしまった少年時代の探究心です。今ではすっかり面倒臭さを身にまとってしまっていますが、そんな大人にインターネット検索はちょうどいい地図帳のような存在となりました。で、先日、自分の名字の名前はないかと探したところ、宮城県こんな町を見つけました。商工会も結構力が入っているようです(にこにこ)。同じ名前だと少なからず親近感が湧いて訪れてみたいという思いに駆られますが、宮城はちょっと遠過ぎる。なんて思っていたら、近場にもこんなところがあるじゃないですか(わーい)。移り住んで3年目の後半にして発見しました。名鉄の駅もあるというのに今まで気づかなかったのが不思議です。地元の方には周知のことかもしれませんが、見つけたときはちょっと嬉しかったですね(笑)。ここなら近いしすぐに行けます。というか行くべし!行くべし! ってことで、晴れ時々曇りの日曜日はお昼前から名鉄に乗ってこの小さな街柴田町を訪れることになりました。

 名鉄新名古屋駅から電車で15分くらいのところに柴田駅はあります。その駅から出て少しまっすぐ歩いたところに交差しているのが通称わいWAI通りという道です。一応歩道が綺麗に整備されていて商店街らしくいろんな店が並んでますが、全然わいわいしてません(笑)。日曜日だからかほとんどの店が閉まっていて人気はまったくといって良いほどなしです。おいおい大丈夫か柴田町(笑)。それでも飲食店はそこそこ開いているようです。その通りを北に進んでいくと、そば・うどん屋さんがあるのですが、その店の前に立ててあるノボリがちょっと気になり、いろいろ考えてしまいました。「健康家族・一日一食」? それで健康と言っちゃって良いの? というか「一日一食」で健康なのは、修行僧かもしくは森先生じゃないか(笑)。ああそうか、家族揃って一日一食は食べようという家族の絆を訴えているのかもだ。いやしかし、それだと健康は関係ないな。う〜ん、ということは「一日一食そばかうどんを食べて健康になりましょう」とみるのが妥当なところだけど、それだと普通で面白くないよ。というふうに、どうも面白い順に可能性を検討する癖があるようです(笑)。さてさて、他にもぐるぐる歩き回っていろんな柴田を集めてみました。わいWAI通りと平行に走っている大きい道路の通称はさんSUN通りというみたいですが、その看板の上のSHIBATA(右にはJ-PHONEの柴田が見えています)。この町内ではやたらと暴力追放を訴えるノボリが掲げられている(いかに暴力沙汰が多いかが伺えます(苦笑))のですが、さんSUN通りにある歩道橋にも柴田暴力追放の垂れ幕が。その歩道橋の名前に柴田。さらにバス停の柴田。柴田駅の近くに戻って、サウナ付きのカプセルイン柴田と、その下にあるパチンコJUMBO SHIBATAなどなど、柴田だらけでウハウハ言ってました(うはは)<怪しいぞ。ちなみに駅はこんな感じで、駅名のひらがな看板はこんなふう。名古屋駅に戻ってきたのは、午後2時くらいだったでしょうか。夜のお店が目立つ商店街でしたけど(苦笑)、同じ柴田としてまあ頑張ってほしいものです(なんという感想)。

 名古屋駅に戻り、三省堂書店にて森先生「女王の百年密室」ノベルス版と西澤保彦氏の「依存」ノベルス版を購入。それから冬用の手袋を探して高島屋やら松坂屋などをうろうろしましたが、おばちゃんが多いです(関係ないぞ)。しっくりくるものは見つからなかったので手袋は保留。主に使うのは自転車に乗るときくらいなので、別のところで安いものを買いましょう。夜は放射化分析のサンプル交換をした後、講演会のレポートの続きを書いていました。完成度は4分の3といったところ。夕食は残り物のお餅。


(12/17) 月曜日は手抜き日記。略して「てぬっき」(略す必要はあるのか)。朝は9時起床、慌てて大学へ。9時半からのコロキウムにはギリギリ遅刻。発表者は3人で長い長い。終了したのは正午近くでした。

 昼食後は、実験室の新しい蒸留器にホースを付けたり(まだ稼動せず)、レポート書いたり、T中先生のOHP(カラー)作りを手伝ったり、その経験からカラーOHPはやっぱり紙に印刷したものをカラーコピィした方が綺麗にできるという教訓を得たり、レポートを書いたり、お餅を食べたり。

 夕食は食べずに、T中先生につきあってアイソトープセンタにて放射化分析のスペクトルデータをプリンタで打ち出し。その後はひたすら講演会レポートを完成させるべくゆっくり休養をとった後、午後10時頃から頑張りました。

 なんだ、結構短く書けるじゃん(笑)。手抜きだけのことはある。


(12/18) 午前2時頃ようやく先日の森先生の講演会のレポートが一応の完成をみました。いやあ、長かったなあ。数えてみたら17,000文字くらいあります。今回の講演会はミステリィ関係じゃないため、内容は専門的(もちろん建築)で解らない人にとっては面白く感じられないかもしれませんが、森先生がしゃべられているところを思い思いに想像されながら読まれると、少しは楽しめるかもしれません(笑)。講演会に行きたかったけど行けなかったという方は、ミステリィ研究室のレポートページにアップしておきましたので、お時間のあるときにでもどうぞ。雰囲気が伝われば幸いです。

 お昼前、ネット予約していた『犀川&西之園シリーズ完結記念「10作+1」セット』が届けられました。実はそれまでに3回くらい留守にしていて受け取り損なっていたのです。しかもそのうち1回は、音声ガイダンスによる24時間自動受け付けの電話で再配達の日時を指定しておきながら、入力した日にちを間違っていた(翌日のつもりが当日だった)ことを知らずに出かけてしまったために受け取れなかったという有様(苦笑)。2回目の指定でようやく受け取ることができたしだい。クロネコさんには何度も運んでもらって申し訳ないことをしましたね(向こうは仕事ですが)。

 さて、届いたその「10作+1」セット、持ってみるとさすがに文庫本が11冊入っているだけあってかなり重いです。それに代金が全部で約9000円ですよ。うわー改めて支払うと高いなあ。もちろん、そんなことは知っていたので覚悟できていましたが、何かといろいろ買い過ぎている12月としては身が引き締まる思いですね(笑)。この箱入りセットは限定500セットだそうで、オリジナルブックエンドステッカーがおまけで付いています。ということでせっかくだから、記念写真を箱も中身も一緒に撮りました。外箱にもイラストが印刷されていて可愛い感じです。ステッカーはのんた君でしたね。ちなみに、ブックエンドには森先生のサインこのように(見にくいですね)彫られて(?)います〜(にこにこ)。ええと、肝心の文庫本に関しては至って普通、特別変わったところはありません(当たり前)。ただ、てっきり全部の本が最新刷で入れられているものだと思っていたら、なんと「冷たい密室と博士たち」「幻惑の死と使途」から「有限と微小のパン」および「森博嗣のミステリィ工作室」までが第1刷でした(ちなみに「すべてがFになる」は第10刷)。後ろの2作は発行されて間もないので当然ですが、「冷たい〜」なんて3年以上前に出たやつですよ。まさか今頃第1刷が手に入るなんて!(わーい)。って喜んでいて良いのかなあ? えーと、これって最初に刷った分がまだ残っていたということで、つまり誤植が比較的多い第1刷が在庫処分としてセットに入れられた可能性が高いのでは?(笑) いやいや、別に不満があるわけじゃないのです。ただ第1刷はすでに手許に揃っていたので、保存用として買うならより最適化された最新刷が欲しかったなあと、ちょっと思っただけで(<それを不満というのだ)。しかし、そんなことよりもショックだったのは、「幻惑の〜」のカバーが折れていたことですよ。本本体の表紙に折り返して掛けられているカバーの端がめくれるように見事に折れたまま箱の中に入っていたのです(もう!)。戻して本を閉じて矯正しましたが、折れた痕は消えそうにありません(しくしく)。でもまあ、いずれにしても、良い買い物をしたなあ!(にっこり) うーん、我ながら不屈のファン魂。

 午後からは、行事続きで長らくご無沙汰だったK辺先生の授業に出席。先生の主張が色濃く出ているので比較的面白い授業です。しかし、出席者が5人というのは寂しい限りですね。授業から戻ると、出張で別府に行かれていた助手のM先生が帰ってこられていました。別府にある京大の地熱研究所には温泉があって毎日入っていたとか、昼食や夕食は車に乗せてもらって毎日美味しいものを食べさせてもらったとか、土産話をいろいろ聞きました。一体何をしに行っていたのでしょうか。と思わない話でもないですが、一応研究に関することもされてきたみたいです(笑)。お土産に、水に濡れると日本画風に描かれた女性の裸部分が浮かび上がるというちょっぴりエッチなタオルをいただきました。ありがとうございます〜。えっと、でもこれ、濡れる前から赤い乳首が見えてて充分エッチなんですけど(苦笑)。ちなみに、まだ使ってないので裸は見てません。

 さて、夕食後は午後7時から恒例のD1が集まってする量子力学勉強会。を始めるつもりでしたが、直前に放射化分析のサンプル入れ替えを頼まれていたこを思い出し、アイソトープセンタへ行ってその作業を30分。したがって勉強会は7時半からになりました。終了したのは10時頃でしたが時間のわりにページ数は遅々として進まず。自分の数学的計算能力が低下している(錆び付いていると思いたいけど)のをひしひしと感じます。勉強会が終わったときなんとなく「あと6時間くらい大学に居そうだなあ」とあくまでも冗談混じりに言ったのですが、日記書いたりなんだりしていて帰宅したは午前3時前。うわ、結構予感的中やん(苦笑)。そんな予感はできれば外れてほしいけど、自分の行動についてだいだいの予測ができるようになったということは、良い傾向と言えるのでしょうか。うーん。深夜の寒さもひしひしと身に滲みます。


(12/19) 天気が良かった水曜日は、実験で使った薬品類の廃試薬容器の回収日。ガラス瓶が100本以上(具体的に言うと108本で煩悩の数だけありました)と、数本のプラスティック容器を回収場所まで持っていかなければなりません。午後も受付はしているようですができれば早いうちに終わらせておきたかったので、集合時間は午前10時に設定していました。陣頭指揮を執る役目を仰せつかっていたため、自分で勝手に時間を設定したしだい。自分で決めた時間なので遅れるわけにはいきません。なのに〜、目が覚めたら9時半て、あんた!(苦笑) うーわうーわ、遅れちゃう遅れちゃう。目覚ましは午前7時に鳴ったはずなのにどうしてもう9時半なの?と疑問に思いながらも、10時まであと30分(出かけるまでは25分)という限られた時間内でできることを頭の中に挙げていきました。可能性は3つ。まずご飯。朝食なんていつもは食べないくせしてこういう時はどういうわけか無性にお腹が空いているのです(しかもたまたま食料がある)。これからひと働きするぞ、という覚悟をしているからかもしれません。次にお風呂(シャワー)。昨夜は帰りが遅かったためそのまま寝てしまい、起きてからシャワーでも浴びようと思っていたのです。冷えきった身体を暖めるためにもこれは捨てがたい。そして品がなくて申し訳ないですが、3つめはトイレ。と言っても、トイレでヒンズースクワットをするとか、トイレの水が流れる様子を写真に撮るとかではなく、用を足すってことです(太字にする内容か?)。これは毎日かかせません。しなかったら一日中お腹の辺りに不快感を覚えながら過ごさなければならない羽目になります。集中力も低下するし、下手をすれば便秘にもなりかねないです。だからこれも外せない。などと考えている間に時間は経って、猶予時間は15分。がーん、3つのうち2つは実行できるだろうと思っていたのに、集合時間に間に合うように安全率を見込むとどれか1つを採るしかないような時間です。んーと、んーと、ええい!これだ!と選んだのはご飯でした(笑)。いや、本当はささっと食べてトイレに行こうと思っていたのですが、スパゲティを茹でてるうちにそんな時間はなくなっていました(それくらい前もって判りそうなものだが)。ちなみに口に物を入れないと用を足せない健康的な消化器官を持っています。っていうか、なんという恥ずかしいことを細かに書いているのでしょう(笑)。

 とまあ、そんな事情があり朝食を食べたら他に何もすることができなくなって大学へ。ギリギリ10時に到着しました。で、件の廃試薬容器を2台の台車に乗せて回収場所まで運んだのですが、結局参加したのは4人だけでしたね。しかし、それ以上いてもやることがなかったと思われるので、結果的には良かったでしょう。恨んではいません(笑)。さて、廃試薬容器を引き取ってもらった帰りに、生協に寄って食料を買いました。朝食です(食べたくせに)。ただ、昨日の文庫箱入りセットの支払いで1万円札が財布からなくなり小銭しか持っていなかったため、欲しかったレギュラコーヒーが買えませんでした(とほほ)。家のコーヒーがもうなくて、ここ2、3日飲めない朝が続いていたので、買っておきたかったんですけどね。なんてことを思いつつ、午前中はそのままお金を下ろさずにいたので、昼食も同様に財布にお金がなく、質素に210円分の食事となりました(苦笑)。午後は原子吸光分析用のスタンダードを作成したり、それなりにいろいろしてました。

 結局午後もお金を下ろしそびれて、夕食は朝買ったカップラーメンとサロンにあった残り物のお餅で済ませました。これでお餅は完全消費。ほとんど僕が食べちゃいましたね(笑)。実は午後1時から実験室に新たに取り付けることになった大型エアコンの取り付け工事をすると聞いていていたのですが、大きなエアコンと室外機を廊下に置いたままいつまで経っても業者がやって来る気配はありません。陽が暮れた時点でもうさすがに工事はしないだろうと腹を立てつつ諦めかけていたところ、なんと夜になってからのこのこと現れて工事を始めるではありませんか。おいおいそれはないんでないの? 驚いたというか呆れたというか、まったく、何を悠長にやってるんだ!と言いたくもなりますよ。こっちも実験や測定の予定があるところを工事のために止めて待ってるんだから、ちゃんと決められた時間帯にやってもらいたいものです。そんないい加減なことをしていては、そのうち仕事がなくなりますよ、ほんと。その遅れて始まった工事のせいで、A原先生は一応監視している必要ができて夕食を食べ損ねられたため、先生の夕食としてお弁当を買いに行くことになりました。いわゆるお遣いです。千円を預かってそれでチキン南蛮セット大盛りを買い、残ったお金でコンビにてお菓子なり何なり好きなものを買っていいよということだったので遠慮なく買いました(にこ)。駄菓子屋によくある酢たこさん太郎(10円)2つとビッグカツ(30円)1つ、それからチョコボール(60円)1つとオーマイスパゲティ(143円)を1つ。買ってきたお菓子を食べつつのほほんと日記を書いている間に工事は終了。午後11時頃だったでしょうか。しかし、そんな遅くまで工事をするとはねえ・・。もう少し常識ってもんを考えてほしいものです(<おまえが言うか)。


(12/20) ちょっと曇り空の木曜日。12月にしては比較的暖かかったですね。今日は朝から実験室とサロンの大掃除がありました。人呼んで「年末ジャンボ大掃除」(呼んでるのは自分だけですが)。「あれあれ、ちょっと待って、確か1月にも実験室の大掃除したばかりじゃなかったっけ?」と覚えておられるような奇特な方はいない(笑)と思いますが、一応違いを説明しておくと、前回の大掃除は助手のA原先生がスイスから帰国された機会に行なわれた、いわばイレギュラーな大掃除で、今回のはあくまでも年中行事としての恒例の大掃除なのです(と個人的には解釈)。もちろん、ついこないだやったばかりなんだから必要ないんじゃないの?という声もなくはないですが、こういう機会でもないと散らかったものが片付かないですからね。ただ、前回ほど大掛かりな掃除はせずに通常の掃除の延長みたいな感じで、いつもは手が回らないところを重点的にという主旨で行ないました。開始時刻は午前9時。って早っ!(自分が決めたんですが) 普段の生活から考えるとかなり早い時間です。普段午前8時に出勤している人にとっての午前4時みたいな感覚と言えばいいでしょうか。でもまあ、昨夜読書をして夜更かしをしたわりには早起きに成功して、午前8時には起床。1時間あれば3つのうち2つはできます(昨日の話か)。しかもお風呂は昨夜のうちに入っていたので、今朝は食事もトイレも無理なくこなせました(笑)。9時5分前に大学に到着。まもなく大掃除が静かに開始され、お昼過ぎまで続いたのでした。結構時間がかかりましたが、午後に長引かなかっただけでも良しとしましょう。ふぅ。

 昼食は生協でしたが、向かう直前で昨日からまだお金を下ろしていなかったことに気づきました。つまり財布がすっからかん。てなわけで、急遽H君から千円を借りて食いものにありつけましたとさ。あ、すみません、空腹のあまりつい「食いもの」だなんてお下品な言葉を遣ってしまいましたわ、おほほほ(<誰?)。その後お金を下ろして生協に行き、テディやら食料やらを購入。しかし、コーヒーを買い忘れ。そのことを思い出したときにはすでにレジを通った後でした。また新たに買い足すのもなんとなく恥ずかしかったので、次の機会にまた買おうと心に決めたのですが、夕方頃再び所用で生協に行ったときにもコーヒーを買い忘れてしまうというテイタラクでした(苦笑)。そのときに買ったのは、自分で書いた原稿(研究報告用)にチェックを入れるための赤ボールペンと、その原稿のデータを入れて提出するためのMOディスクです。ボールペンは水性中性の2種類買ってみました。どちらが使い勝手が良いか判らなかったからです。しばらく使って様子を見ることにします。

 実は2回目の生協でレジに並んでる時、「うわー、こうやって名前が書かれるんだぁ。恥ずかしいねえ(うふふ)」という声につられてふと横を見てみたのですが、そこには生協が主催している森永キョロちゃんフェアのキョロちゃんグッズの当選者が発表されていました。そして、なんとそのA賞の当選者欄(しかも一番最初)に自分の名前が書かれているではありませんか! うわ〜い!キョロちゃんバスタオルが当たったみたいです〜(にこにこ)。っていうか、さっき恥ずかしいって言われてたぞ!>自分(苦笑)。というわけで、その場でもらうのは断念して日を改めることにしました(小心者)。

 そうそう、一昨日届いた森先生の文庫本「10作+1」セットですが、「幻惑と死と使途」の表紙カバーが折れていたことの他に、もうひとつ悲しいことを発見してしまいました。第1刷だった「冷たい密室と博士たち」に、森先生のイラストとポエムが印刷されているが挟まってなかったのです(涙)。さすが第1刷だけのことはあります。文庫版が出始めた頃は、よくこの栞が挟まってないという指摘がなされていましたからね。その頃の本を回収してセットに入れたのだとしたら、当然栞が無いという事態は充分起こりえるわけです。ふむふむ。って納得してる場合じゃないですよ。他にも同じような事故にあっている方はいないかと、森ぱふぇを覗いてみたら、「NEWS」のところにそれに関する情報が書いてありましたね。どうやら電話で問い合わせすれば解決するみたい。しかし、電話かあ・・。うーん、だったら目を瞑ろうかな。あるいは「冷たい密室と博士たち」をもう1冊買うという手もあるな(<そんなに電話するのが嫌か!<っていうか森先生の本なら際限なしか(笑))。


(12/21) 今日も早起きするつもりだったのに、連日の早起きの無理がたったのか、10時半頃電話で起こされるまで寝てしまいました。実はうちの講座が現在アイソトープセンタで使っている放射化分析のソフトウェアを業者の人が来てバージョンアップしてくれる日だったのです。で、新しく加えてもらった機能の説明を受けるために、電話で呼び出されたというわけ。昨日の段階では説明は午後からだと聞いていたので、つい油断してうっかり寝てしまいました。急がねば。しかし、起きてしばらくは目もショボショボで、全然覚醒していない状態だったので、急いで大学に向かう準備をしようにも体がついてきません。まあ、本当についてこなかったら幽体離脱ですが(笑)、とにかく着替えだけ終えて眠たくて眠たくて仕方ないという状態のまま家を出たのでした。そしたら雨ですよ(ザーザー)。どうりで外が暗いと思ったのです。しかも寒い。で、そんなときに限って家に傘がないのです(がーん)。くそ、朝からついてない(もう昼だが)。ああ、神は我を見放し給うたか。記憶を辿ってみると、以前雨の日に傘を使ってそのまま大学にオキッパにしてある模様。おーいおーい(<泣いている)。しかし泣いてる場合ではないぞ。眠さに任せて極力寒さを意識しないようにしながら、雨に濡れつつ自転車で大学へ向かいました(ぶるぶる)。

 放射化分析のソフトウェアの説明が終わったのは結局1時半。追加した機能はうちのT中先生の要望でつけてもらったものなのですが、プログラム的にはたぶんちょっとした改造ながらそのお値段はなんとウン十万円。ひゃー汎用性のない特別仕様とはいえたまりませんな。新しくなったソフトを見てみるとこちらの要望以外にも細かなところが改良されています。はっきり言えばなくてもいいような改良なんですが、業者さんの話を聞いたところによると、どうやらプログラムに手を加えるという作業はISOの規格に沿うよう行なわれるため、標準ではない特別仕様の部分だけプログラムを書き換えてハイ終わり、というわけにはいかないらしいのです。まあ、いろんなお客を相手にしている企業ですから、わがままな一部の客しか恩恵を受けないような商品を作るわけにもいかないのでしょうね。向こうも利益を揚げてなんぼですから仕方のないところです。ただ、説明ではそのソフトについている様々な機能(我々にとっては滅多に使わない余分なもの)について解説してくれましたが最後の最後になって、新たに追加してもらった肝心の機能に、なくてはちょっと困るところがカットされていたことが発覚してしまいました。どうやらこちらと向こうで話の行き違いがあった模様ですが、その部分をまた新たにプログラムに組み込んでもらうには大変な作業になるという話でした。欲しかった部分というのは、素人から見たらすごく簡単な計算を追加でさせるだけなんですけどね。まあ、他の機能との兼ね合いなどを考慮すると、プログラムの一部を書き換えるという行為が凄く煩雑な作業を伴うであろうことは、プログラムをかじった人ならなんとなく想像できるかもしれません。企業の場合、それをちゃんとした品質で商品にしなけりゃいけないのですからなおさらです。とはいっても、お金を出すのはこっちなので言いたい放題言わせてもらいますが(ぐわっはっは)。

 そんなこんなで朝から眠い寒い腹減ったの三重苦(「みえく」ではない)。遅めの昼食はカップラーメンとコーヒー。これで眠気と空腹は少しましになりました。午後はいろいろ頼まれた雑用をしようとしたのですが、どれもことごとく完了することはできないという有様で、なにやってんだかの半日(とほほ)。

 収穫といえば、気晴らしに向かった生協の書籍部が本日15%OFFデーで、本や雑誌が安く購入できたことくらいでしょうか。そうそう、いつもは買わない「東海ウォーカー」を買ったのですが、それはひとえに映画「アメリ」についてあのをかべまさゆきさんがコメントを寄せられているからのです〜(にこにこ)。ロードショー作品紹介のページの「シネマ夫婦茶碗」てところの男の視点側。わーなんとお顔の写真まで載っけられてて素敵です〜。カックイーよう! 紹介文もさすが。長い間悩まれただけのことはあります(誉めてるのか?)。ちなみに隣の女の視点側では尾鍋栄里子って人がコメントされてますが、お二人のお名前が似ているのは偶然? それはともかく、ますます絶対「アメリ」を観に行かなくちゃって気分になりました。っていうか並んででも観に行きます!(断言) えっと、こっそり本当のことを言うと、たまたま雑誌を買ってからそのコーナに気づいたのですが、それは秘密です(笑)。そうそう、さらに注目すべき点がありました。それは、そのコーナに書かれているをかべまさゆきさんの名字のローマ字表記が「Woquave」になっていることです〜(にっこり)。いいなあ、これ。おそらく未だかつてこういうローマ字表記で雑誌に載った日本人はいないことでしょう。ということを、ご本人の日記を読んでから改めて知った人はだれ?(笑)

 それからもうひとつ収穫が。昨日書いた東海圏の大学生協による森永キョロちゃんフェアの賞品、キョロちゃんバスタオルを受け取ってきました。店員さんに「おめでとうございます(にこ)」って言われちゃった(<嬉しいらしい)。応募総数は196通とのことで、バスタオルは10人に当たってるので当選確率は約2%ですね。しかし、実は1人で20口くらい応募してますから、実質40%でしょうか(笑)。A賞の他に、B賞とC賞があるのですが、そちらに重複して当選していないことから、おそらくA賞に当たった人は他の賞に当たらないように操作されている可能性大です。そういうことを踏まえると、他の当選者も自分と同じように何口も応募していたとすると、重複分は除けられることとなり、必然的に1人当りの当選確率はさらに上がることになりますね。ただ、N大の学生でA賞に当たっているのは自分だけだったので、本当に厳正な抽選が行なわれているのかどうかはいささか疑問です。まあしかし、これからもチョコボールを買い続けるのであれば、応募しても損はないフェアであると言えましょう(うはは)。来年もいろいろ当てるぞ〜。


(12/22) 昨日のキョロちゃんバスタオルですが、浮かれていて写真を撮ったことをすっかり忘れていました。これがそのバスタオルです。女性がお風呂上がりに体に巻いたら、ちょっとセクシィなくらいの大きさがあります。キョロちゃんの鼻(?)のあたりに豆つぶみたいに見えてるのが、大きさ比較のために乗せたマスコット犬です(ってこの犬の大きさがわからなければ意味ないですが)。昨夜、西澤保彦氏の「麦酒の家の冒険」をようやく読了しました。力技って感じもしなくはないですが、それが著者の持ち味のひとつだと思います。ビールはそれほど好きではありませんが、この本を読んでると何度か飲みたくなってきますね(笑)。

 今日は午前中に荷物が届く予定だったのに、正午を過ぎても一向に届かなくて、それを待っていたおかげで大学に来るのが大幅に遅れてしまいました。まあ、その間ずっと「どうぶつの森+」で遊んでついに自分の家の借金を返しさらにクリスマスツリーまで買えるほどにお金を貯めていましたけどね(って言っても解る人いないか)。化石掘ったり、魚釣りしたり、毎日ほのぼのと森での生活を営んでいます(にこにこ)。それは良いのですが、午後3時頃にドアのチャイムが鳴り荷物がようやく届いたのかと思ってドアを開けてみたら、宗教関係のおばさん(しかも子連れ)でした(とほ〜)。えっと、なんか人に与えるという行為についてお話をしてくれるそうです。クリスマスが近いからだとかなんとか言って、「誰かに何かプレゼントされるご予定はお有りですか?」なんて訊いてきましたが、余計なお世話だがね(名古屋弁?)。適当にはぐらかしましたけど。あと、「何かをプレゼントするのともらうのとではどちらがより喜びを感じるか」ということも訊かれましたね。そのとき脳裏によぎったのは無償で里子に出しまくっているテディのことだったので、つい「プレゼントする方ですかねぇ」なんて模範的な回答をしてしまったよ。まあ嘘ではないのですが、あまりに面白みに欠ける回答だったと後になって反省(<質問にはボケなきゃいけない法則でもあるのか)。その後、外の空気が入ってきてこっちは寒くてしかたなかったのですが、紳士であるがゆえにむげにドアを閉めることもできず、3分ほど聖書の言葉やらの説明を聞いてしまいましたよ。何かを押し付けられることもなく話は比較的早く終わったので良かったですが、まだ何も知らなさそうな子供が寒い中連れ回されてるのは少し可哀想でしたね。そんな子供になんとなくメリークリスマス。

 結局荷物は届きそうもなかったのでもう一度再配達の依頼をしました。夕方2時間ほど大学に来て午後6時には再び家へ。まず届いたのはもうひとつ再配達の依頼をしていたおもちゃの缶詰「太陽のカンヅメ」です〜。これはお馴染み那古野コネクションで集まった銀のエンゼルを応募してもらえたものです。そしてもうひとつのお届け物は、なんと江崎グリコからの「娘。ポッキー」でした! うわーい、当たっていたのです〜(にこにこ)。いつぞやに予想した通り、つくづくグッズづいている年だけあってちゃんと当選しましたね。やっぱり応募してみるもんです。この「娘。ポッキー」は大きめの段ボール箱に入れられていたのですが、他にポッキーとプリッツもひと箱ずつ一緒に付いていました。それに、もちろんモーニング娘。13人全員分のカンバッチも。ポッキーとプリッツはありふれたものなので、それ以外をまとめて記念撮影。まだ箱を開けてません。当然中身も食べてません。食べたら無くなるものなので、いつ頃開封するのかが悩みどころ(と言うほど悩んでませんが)。とりあえず、モーニング娘。に興味ありそうな身近な人々に見せびらかしてからですね(笑)。


(12/23) 昨日のモーニング娘。の特別番組「13人がかりのクリスマス」は、たまたま観ることができました(にっこり)。あからさまに判るやらせ満載でしたが、最後は不覚にもちょっと目がうるうるしてしまったよう(うるうる)。紺野あさ美頑張ってんじゃねーか、みたいな(笑)。でも、石川梨華吉澤ひとみとのからみで言った「痛ぇつってんだろ?」がなかなか良かったです(ここに書くようなネタじゃないか)。

 さて、そんな番組を観つつ、昨夜は家で日記を書いて更新しようと思っていたのですが、アップデートをかけたばかりのあいぶっ君の調子(というか初期設定)がおかしくなってしまってネットに接続すること能わず。そのままではメールのチェックもできないので、寒い夜道を再び大学まで自転車を飛ばして行くことになりました。うぅ〜さむさむ。4時間ほど大学に居て日付けが変わってから帰宅、そして就寝。

 快晴の土曜日は、午前中からお出かけでした。この寒い冬の最中に、水族館です。この近辺で水族館といえば、そう、名古屋港水族館。新館がオープンしてから初めて訪れましたが、実は生まれてからも初めて訪れました(要するに初めてっちゅうわけやね)。地下鉄の名古屋港駅から歩いて5分くらいのところの港に位置しています。しかし、駅に到着するなりシャチの捕獲に反対している団体からビラを渡されるは、水族館前の広場ではローラーブレードを履いたキリスト教少年に寄付をねだられるは(思わず100円寄付しちゃった)、人の集まるところにはいろんな思惑を持った人がいるもんです(溜息)。

 さて、新しい建物の方に階段を上がって行くと、チケット売り場と入口が見えてきます。う〜ん、入館券2000円はちょっと高いかも。と思いつつ中に入ってみると、正面にどーんと現れるのが大きなガラス張りの水槽(というには大きすぎる)、その中に数匹のバンドウイルカが泳いでいる様子を観ることができます。上方から太陽の光が差して水槽内は綺麗に輝いているし、何よりその水のボリュームが凄くて圧倒されますね。自分も中に入ってイルカと一緒に泳ぎたいと一瞬思うほどです(泳ぐの嫌いですが)。というかすでに水中の中に(“中”の重複)いるような錯覚さえ覚えます。ここでずっとイルカを観ていても飽きないくらい。その先にはクジラやシャチの標本が置いてあったり吊ってあったり、イルカの捕獲・運搬の模様が解説されていたり。でもってその先には、入口付近で見た水槽よりもさらに大きなメインプールの水中が見れるようになっています。縦4メートル×横29メートルの水中観察窓は世界最大だとか。どうやらこのプールでイルカパフォーマンスが行なわれるようです。

 というわけで、屋上階に上がって午後1時からのイルカパフォーマンスを観ることに。それが始まるまでは、メインプールの脇にあるプールにイルカたちは居て、こうやって上陸してはお客さんにサービスしています。なかなかにユーモラス。しばらくしていよいよ始まったイルカパフォーマンスは、最前列での観覧となりました。始まった頃には客席はいっぱい。季節がら松たか子似の司会のお姉さんはサンタ(女性版)の格好をしてました!(<何を力んでいるのか) 念のために断っておきますが、「季節がら」というのは「松たか子似」にかかっているのではなく(笑)、「サンタ(女性版)の格好」にかかっています。最前列とはいえ湾曲しているプールの一番隅っこの方だったので、お姉さんの立っている正面ステージは自分よりも後方に見えています。それに、水上に出ているイルカよりも水中を泳いでいるイルカの方がよく見えました。それはそれで面白かったですけど。正面には大型スクリーン(ハイビジョンらしい)があって、見えないところのイルカの様子や水中での様子(ときに客席の様子)も映し出されています。イルカのパフォーマンスなんて久しぶりに観ましたけど、イルカのジャンプ力は凄いということを実感。そして、イルカの中にもパフォーマンスが上手い奴と下手な奴がいることも確認できました(笑)。みんながみんな凄いわけじゃない。

 パフォーマンスが終了した後の客席を見渡すとこんな感じで、終わった後もイルカは練習をしています(ジャンプしてボールを突ついてる)。ここまでが北館で、次は南館へ移動。ここは、地球上のいろんな海の生物がテーマごとに展示(飼育)されています。テーマは、「日本の海」・「深海」・「赤道の海」・「オーストラリア」・「南極の海」の順番。「日本の海」では鰯やカツオやハゼやタイなどが泳いでましたが、「深海」では深海だけあって地上に持ってくるのは無理があるのか実際に生きている生物の展示は少なかったですね。「赤道の海」の水槽は日光が入るところにあって、大きなクエ(?)や熱帯魚なんかが印象的。「オーストラリア」には肺魚とかアカウミガメなどがいました。そしてなんといっても可愛いのは「南極の海」のペンギンたちです。水面に浮かぶ奴や、壁際で縮こまってる奴、さらには崖で隊列を組んでリーダが指揮を執るグループや、その下でせわしなく泳ぎ回っているグループなど、いろんなタイプのペンギンがいて見る者を飽きさせません。ただ、水槽の中が南極の環境を再現しているだけあって、外も結構寒くて飽きるまで長居はできません(苦笑)。その後遅めの昼食をレストランで食べ、もう一度北館へ戻り、初めに見逃していたベルーガ(シロイルカ)をしばらく観てから水族館を後にしました。帰りに、えびせん館というせんべいショップでせんべいの試食&無料コーヒー(なんとコーヒーが無料なのです)を堪能し、土産には海鮮せんべいの詰め合わせを買いました(笑)。水族館に行って土産がそれかー?てなもんですが、自分で食べるだけなので問題ないでしょう。外は寒かったけど、楽しい一日でありました。ちなみに写真が少ないのはデジカメのバッテリィを節約していたからです。どういうわけか充電できなくなってしまいました。そろそろ買い替え時かもしれません。

 帰宅したら、昨日話を聞いたエバラの商人じゃなくてエ●バの証人のおばさんからの置き手紙がポストに挟まっていました。内容は要約すれば「寒い中話を聞いてくださりありがとうございました」というもの。そう思ってんなら話をさっさと切り上げんかい!(プンスカ) いかんなあ、ちょっと良い顔をしてしまった(そんなつもりはなかったけど)ばっかりに、目をつけられたかもしれない。よし、これからはなるべく家にいないようにしよう(<なぜそういう結論に?)。とりあえず明日は「アメリ」を観に行くつもり(ルンルン)。


(12/24) 月曜日は朝から快晴のクリスマス・イヴで振り替え休日だったようですが、意外にも午前中は栄の街にも人は多くありません(比較的ですが)。駅からのんびり歩いて午前10時15分にはパルコの東館8階に到着。メディアカフェなる喫茶スペースの奥に、チケットカウンタがあり、並ばずともすんなり初回分のチケットが購入できました。そう、ここには定員160名の映画館があるのです。そしてそこで公開されていた映画とはもちろん、「アメリ」です〜(にこにこ)。渡された整理券の番号順に館内へ入って行くと、想像していたよりもずっと立派なスクリーンと座席でした。前後の座席にはかなりの段差がつけられており、前の人の頭はほとんど気にならないのが嬉しいです。まん中のやや後方に座り、午前11時いよいよ開演。・・あっという間の約2時間でした。最初からテンポ良く進むストーリィ、その中に織り込まれる数々の伏線とユーモア、カメラワークも全体を彩る軽妙な音楽も、すべてが無理なく心地よいほどに完全に一体となっていて、観ていて飽きるところがありません。何より、アメリの行動を観ているだけでハラハラドキドキし、その直後には笑いと感動と幸福感が押し寄せてきます(ぽわ〜ん)。会場には声を上げて笑う観客もいました。たとえ先が読めたとしても、その見せ方がすばらしく、観る者を楽しませてくれます。映画とは、エンターテインメントとは、まさにこういうことを言うのだろうと思います。今まで観た映画の中でも一番と言っちゃっていいほどです。今日「アメリ」を観るために、日本は映画を輸入し映画文化が栄えてきたと言っても過言ではないでしょう(どっかで聞いたような言い回し)。第二外国語にフランス語を選択しておけば良かったと後悔するくらい、とにかく楽しめる映画でした。ちなみに女の子の視点から見ると、何よりも「アメリが可愛い!」のだそうです。何度でも観に行きたいと思わせる魅力が「アメリ」にはありますね。DVDが発売されたら迷うことなく購入することでしょう(にっこり)。・・少しほめ過ぎ? いやいや、これでも全然言葉足らずです。ありきたりの言葉でしか表現できない自分を歯がゆく思いますが、何度でも言わせていただこう! 「アメリ」は観て損はないどころか観ておくべき映画であると。

 昼食はパルコの中にあるお好み焼き屋さん。自宅以外で、久しぶりに自分で焼くタイプのお好み焼きを食べました。個人的にお好み焼きの命はソースにあると思っていますが、それも特に文句なし、美味しくいただけました。その後、ユニクロでこの冬念願の手袋を購入。これが自分へのクリスマスプレゼント。これで寒い日も安心です(笑)。それから本屋のマナハウスに行って、ちょうど発売日だった森先生原作・スズキユカ氏画の「女王の百年密室」をゲット。ハーゲンダッツのアイスクリームをただ券で食べて栄の街を後にしました。

 さて、その後どこに行ったのかは、ちょっと言えんなあ・・。まあ、ぶっちゃけた話セントラルタワーズなんですけどね(言うとるがな)、いつにも増して人の多いこと多いこと。イヴだからか、駅前のイルミネーションを見るためにカップルやら家族連れやらえらい数の人が集まってきてました。あんなのずっと前から毎日やってるのにねぇ。わざわざ遠出してきた人もいるのでしょうか。こうやって光にうじゃうじゃ集まりたがることを考えると、人間にも虫みたいな習性が備わっているのかもしれません。そんな人ごみを避けるように15階に上がったのですが、そこもすぐに夜景を見る人でいっぱいになりました。けっ、そんな夜景なんか見てみんな何が楽しいってんだ? と言う自分はそんなところで一体何をしていたのでしょう(笑)。いやあ、それこそ言えますかいな(あはは)。っていうか、すでに結構詳しく書いてる人はだれ?(相変わらず赤裸々)

 とはいえ、夜は独り寂しく(と書くと昼間は独りじゃなかったみたいですが<何を今さら)「どうぶつの森+」で遊んだり、仮眠してから深夜は今年も「明石家サンタ」を見ておりました(笑)。その後日記の更新のために大学へ出向こうと思ったのですが、寒さに負けて布団から出れずに夢の中。遊び呆けた連休もこの日まで。まだまだ今年中に済ませるべき仕事が残ってます。さあ、明日からは頑張りましょう。


(12/25) どうやら昨日はKずえさんとニアミスだったみたい。いやはや、身が引き締まる思いですな(笑)。さて、本日は薄曇りの火曜日。結局お昼頃まで寝て、気がつけばサンタさんからのプレゼントが届いていました。といっても「どうぶつの森+」での話ですが(昼頃まで寝たのは現実)。今一番楽しみなのは、このソフトの中のカウントダウンイベントだったりします(他にないのか)。なので、それを確認するために年越しを自宅で過ごすのもありかなと考え始めているのですが、どうかなあ・・。さすがに今年こそは実家に帰るべきかもしれないし、暖かい家で年を越したいという欲求もあるし、あと犬にも会いたいしねぇ。うーん、こうなったらゲームキューブごと帰省するか(<そうまでしてカウントダウンが見たいか!)。すみませんねえ、こんな話ばっかりで(苦笑)。

 昨日の日記に「明日からは頑張りましょう」なんて書きましたが、頑張ったんでしょうか?(誰に訊いてる) いや、まあそれなりに頑張ったんじゃないでしょうか。起きてからコーヒーを飲みシャワーをじっくり浴びて身体を暖めて家を出たのが午後1時半。本当は午前中に大学に来て頼まれ仕事の放射化分析のサンプルの入れ替え作業を済ませる予定だったのですが、実際にできたのは午後2時頃。遅めの朝食兼昼食に袋ラーメンを食べ、午後3時からは勉強会。今回は案外進んでかなりのページをこなせました。これが午後5時過ぎまで。しかし、当初しようと思っていた、研究報告の原稿をMOに入れて提出先まで持って行く、ということはすっかり忘れていましたね(〆切まではまだありますから致命的ではないですが)。夜は夜で、てっきり夕食に誘われるもんだと部屋でのんきに構えていたら一向にお声がかかることはなく、いつの間にか講座のみんなは帰っていたし、仕方ないので随分と夜遅くなってから夕食を食べようと、コンビニに食料を買いに行く時になって昨日からお金を下ろしていなかったことに気づき、限られたものしか買えなかったのです(とほ)。なかなか予定通りには進行しないというか、どことなくちぐはぐというか、一言でいえばままならない一日でした。全然頑張れてないじゃん(ぐはっ)。えっと、でもまあ、それはそれ、そんな思うように事が運ばなかったときにはまた別の頑張りようが必要とされるわけですよ。そう、叫んでしまいたいほどの歯がゆい思いに苛まれながらも、最大限の精神力を振り絞り、自己嫌悪によってともすれば深く沈んでしまう自分の思考を救うように引っぱり上げ、放っておけば悲観的想像と結びつこうとする回路も断ち、目を瞑り深く息を吸って吐き、鼓動を落ち着け、そしてただ一言呟くのです。「まいっか」と(笑)。そうやって諦めることに一体どれだけの頑張りが必要か、もう想像するだけで恐ろしいですね。いやあ、頑張った頑張った(って言えば言うほど嘘臭く聞こえる言葉ですが)。

 夕食はカップラーメンの豚キムチおにぎり。豚キムチはもちろん豚を抜きます(肉食べないから)。かやくの段階から抜きます。キムチだけでも充分美味しいのになぜ豚を入れるんだろう?なんて本気で疑問には思ってませんが、キムチラーメンがあればいいのになあとは思います。少々高くてもあればそっちを買うなあ。やっぱり捨てるのはもったいないですからね。そう思うなら食べれば良さそうなもんですが、一応意地ってもんがありますがな。どんな意地なのかは自分でもよく解りませんけど(笑)。ま、なんとなくそういう習慣になってしまってるだけの話。たとえば、靴下は右足から履かないとなんとなく気持ち悪いとか、下着を裏表に着たらなんとなく気持ち悪いとか(<それは普通に気持ち悪い)、そんな感じの些細な習慣なのです。以前にも書いたことですが、別に嫌いなわけでも宗教的理由があるわけでもなく、ただ食べないという自分にしばりを設けているだけなんですね(付き合いで食べることはありますが)。そうすれば、ある程度食べるものが限られてきて、目移りするようなメニューでも迷わなくて済むという寸法。まったく、食べさせ甲斐のない人間です(笑)。何度でも言いますが、納豆ツナだけでおそらく生きていけるでしょう(少なくても死ぬまでは)。あとデザートにみかん、おやつにそばぼうろがあれば充分ですね。単に食べ物に期待していないということかもしれません。食べる暇があったら本を読みたい年末です。しかし、お腹は空くから結局いろいろ食べるんだけどね〜。


(12/26) やればできるもんです。今日は早起きで、なんと午前7時に目が覚めました(にこにこ)。二度寝をすることもなし。あとはコーヒーを飲んでスカッと覚醒し、シャワーでも浴びれば完璧です。最悪でも9時には家を出られるはず・・だったのに、なぜ、なぜ9時まで布団の中に入ってんだ!(>自分) はぁ・・全然できてない。やってもちっともできてないじゃないか。弱い、弱すぎる! 明らかに寒さに対して弱いぞ。女の子に弱くても別にいいけど(笑)、寒さに弱いのはなんとかせなならんな。というか、部屋の中なのに布団から出られないほど寒いってのも問題ありだ。北海道でも建物の中はこんなに寒くないのではないか?とも思うほど(寒さ対策がしっかりしてるからね)。いい加減暖房器具を何か買うべきかもしれない。しかし、やっぱり部屋のせいにだけできないのも確かかなあ。スキー部時代は、真冬の北海道で午前6時半に起床し、すぐさまマイナス20度の世界に飛び出し朝の体操をしていましたからねえ。懐かしい・・というか、今となっては信じられません(笑)。

 というわけで結局大学に出てきたのは午前11時で、珍しく遊ぶこともなくすぐさま仕事に取りかかりました。実は昨日から渡されていた仕事があったのですが、昨日はちっともそれをやりませんでしたから(苦笑)。その仕事というのは、すでに書いてある研究報告書の原稿を、別のフォーマットに整形し直すことです。つまり同じような内容の研究報告を別々の機関誌に載せるというわけですが、まあ、論文じゃないのでそういうことも可能なのでしょう。しかし、そのフォーマットを変える作業が予想以上に大変な仕事量になってしまいました。段組が違ったり余白の指定が少し狭かったりで、せっかく作った図も改良を加える必要に迫られたり、それでも上手くいかず最終的には切り貼り作業になったり、昼間の時間を目一杯使ってちまちました作業ばかりしていました。あーちまちま。一度できあがった原稿を先生に見てもらい、その後夕食も食べずに今度は清書版を作る作業をちまちまちまちま。苦痛ではないですが、知らぬ間に時間が経ってしまって他のことが何もできなかったのがちょっと辛いですね。とはいえ、ファーストオーサーは自分ですから文句を言う筋合いはありませんし、文句を言う相手もいません。だから余計に脱力感があるとも言えますが・・。ふぅ。

 そんなちまちました作業の合間に、休憩がてら漫画版の「女王の百年密室」を読み終えました。原作を読んだときの記憶が蘇るこれしかないと思わせるビジュアル。自分はこういう絵を思い描きながら森先生の本を読んでいたに違いないと錯覚してしまうほど、ぴったりはまってます。読む前までは意外と薄い本だなと思ってしまいましたが、それを補って余りあるほど深く描かれていてぎゅっと詰まっている感じ。続編が書かれたら、またスズキユカ氏の画で漫画版を読んでみたいです。あそうそう、この漫画版「女王の百年密室」だったら森先生はサインをしてくださるそうなので(笑)、いつ森先生と遭遇しても良いように常に携帯しとかなきゃいけないかもです(いけないことはない)。そして、いざ遭遇したときには一言言いつつ懐から本を差し出すのです。「ここで会ったが百年密室」とか(く、苦しい・・)。

 さて、気を取り直してと。今月はなんだかんだと出費の多い月でしたが、もうだいたいのものは買ったので残り5日間で大きな出費があることはないでしょう(そりゃ5日しかないからな)。えっと、やはり特に出費が多かったのは本関係ですね。それも森先生関連がほとんどです。まず初っ端に「アイソパラメトリック」が3冊(苦笑)。それにノベルス2冊、文庫が3冊。さらにその上文庫セットまで買ってますからね。まさに森だくさん博嗣な12月でした(にっこり)。そんな12月も残り5日。ということは森先生の近況報告も残り5日。しかし、いつもと変わりなく残された近況報告を楽しみたいと思います。その近況報告のページのオマージュとして続けてきたこの日記ですが、良い機会なので誠に残念ながら、今年いっぱいで閉鎖してしまってほしいというみんさんの願いも虚しく、しつこく来年も続いていくことでしょう(笑)。今後ともよろしく。


(12/27) 朝少し雨が降っていたことにも気づくあろうはずもなく、昼まで熟睡していた木曜日。昨日の寝起きの悪さ加減なんてちゃんちゃら可笑しいくらいに寝倒しました(ぎゃふん)。目覚めた時には身体のあちこちが痛くなってたし、夢の中では何度も用を足していましたよ(苦笑)。幸い、おねしょをするには至りませんでしたが(たとえ至ってもここには書けませんけど)、まったく、そんな夢を見てもなお全然目覚めようとしない自分の睡眠欲というか自制心のNASAには呆れ返るばかりです(アメリカ航空宇宙局かよ!)。呆れ返りついでに目覚めてからもう1時間くらい寝たほどです(反省なしか)。ぐーすかぐ〜。

 っていうかさあ、毎日同じような話を書いてませんか、僕?(笑) 起きるのが遅かっただの、二度寝をしてしまっただの、寒いのはダメだの、甘ったれたことばっかり言ってるような気がします。甘えるのは嫌いじゃないですが(にっこり)。しかし、一大学院生の生活なんて知れていますからね。特に冬休みに入るとなおさらです。行動範囲も狭いし、人との出会いも少ない。そういう毎日を繰り返しているのでそうそう変わったことが書けるはずもありません。たとえば、美人のお姉さんに道を訊ねられたので教えていると妙に気が合って良かったらお茶でも一緒にどうですかと誘われ連れていかれたところが茶道教室(という名の宗教団体)だったとか、横断歩道で大きな荷物を抱えて立ち往生しているおじいさんを助けてみたら実は西之園萌絵もびっくりの大金持ちではなく配り残したプレゼントを抱えていた普段着のサンタクロースだったとか、道に点々と百円玉が落ちていてそれを拾いながら辿っていくといつの間にか森に足を踏み入れていて円形に少し開けた土地に上空から未確認飛行物体が現れ次の瞬間にはその内部まで確認する羽目になって迷惑だったけど入ってみるとそこが実は茶道教室だったとか、そういった出来事に遭遇することもない、実に平凡な毎日です(<一体日常に何を望んでいるのか)。だったらせめてニュースくらい見てネタを仕入れたらいいのですが、残念ながらそんな時間もなく(寝ているからだ!)、この日記で時事ネタと呼べるものってモーニング娘。関連ぐらいですね(苦笑)<いや、それは時事ネタか? しかも、それですら全然フォローできていません。唯一フォローできているのは森先生の作品だけでしょう、たぶん。まあ、それがあれば充分とも言えますけど、やっぱりこのマンネリ化した日常生活はどうにかして打破したいものです。だはだは。

 大学に出てきてすぐに、研究報告の原稿を名古屋大学博物館に提出しました。原稿はMOディスクに入れて直接持っていったのですが、ちょうど博物館ではこの日が最終日の「野依良治:ノーベル賞への道」という展示会が催されていました。最後だけあって駆け込みのお客さんで比較的賑わっていた模様。受賞メダルのレプリカも展示されていたみたいです。しかし、それを見ることもなく原稿を提出してすぐ博物館を後にし生協へ向かいました。そんなレプリカを見てる暇があるなら生協に行こうと思う人間なんですね。時間があれば写真を撮るつもりで一応デジカメをポケットに忍ばせてはいましたが(笑)。生協では風前の灯となった数少ないバースデーテディを買いました。あと10体くらいしか残っていませんでしたが、とりあえず3体購入。休みに入る前にすべて救出しておきたいところです。今まで溜めていた分も含めて、テディのページには一気に13体更新。ちなみに【Part2】では、まだ自分の誕生日テディを手に入れていないので、またロフトとか東急ハンズに買い出しに行かないといけません(嫌なのか)。

 その後は、日曜日にアイソトープセンタに入ることができなくてほったらかしだった、測定終了後の放射化分析のサンプルを片付けて、遅い昼食として生協ブランドのシーフードカップラーメンを食べました。78円の品です(笑)。最近こんな食事ばっかりですが、出費が多かった今月はせめて食費くらい抑えようという魂胆。

 島田荘司氏のアンソロジー「21世紀本格」に収められている森先生「トロイの木馬」を読みました。目眩がするような読後感。古い言葉で言えばキツネにつままれたみたいな感覚。騙されたというより迷路の中に迷い込んでしまったような感じがします。アクロバティックな展開のせいかもしれません。一度映像で見てみたいなと思う作品です。

 午後10時過ぎに杁中三洋堂書店へ行って、買い忘れていた「小説新潮」を買ってきました。普段なら絶対買わない雑誌ですが、森先生の短編が掲載されているとあっては買わずにおれません(ににこに)。その短編「探偵の孤影」も一気に読んでしまいました。これはまた全然印象の違う作品ですね。ほんのりハードボイルドっぽいのは単に探偵が出てくるからでしょうか。しかし、まさかそういうお話だったとは・・。


(12/28) そうか、最近早起きできない早起きできないと嘆いていましたが、なんだかんだ言って夜更かしをしているからなんですね。いや、夜更かしというか、単に生活がずれているだけでした。まったくもって当たり前の道理です。特に睡眠時間がやたらと長いといったこともありません。ただ毎日ちょっとずつ就寝する時間がずれていって、たまたま今は昼夜逆転生活に入っているという状況なのでしょう。なんだなんだそうだったのかぁ。午後1時を過ぎてからしか活動開始できないことも、全然気に病むことなかったということです(そうか?)。

 我がN大学では、学生相談総合センターというのが今年になって開設され、最近発行された「センターだより」という冊子がたまたま今手許にあるのですが、その中の「メンタルヘルス相談Q&A」というコーナに寄せられている2年男子からの質問に、「夜寝付けなくて昼や夕方まで寝てしまって困っているが、どうしたらいいか?」というものが載っています。うわーこれって俺か?(笑) 微妙に症状は異なるので参考にはならないかもしれませんが、一応その回答を見てみると「寝付くことができない不眠で昼夜逆転するという場合は、試験や友人関係、学園生活の現実から逃れたいという自分でも気づかないような動機がある場合があります」となっています。がーん!自分は現実逃避してたのか・・。って、いや待てよ。よくよく考えてみたらそれはおかしいな。もう試験なんてないし、友人関係がどうのこうのと言えるほどの友人もそんなにいないし(苦笑)、第一、冬休みに入ってもう大学自体に人が少なくて学園生活もひったくれもない状況ですからね。逃れるべき対象がないのに逃避してるってのもおかしな話です。はっきり言えば、大学に出てきても出てこなくても大差ないのです。ほとんど家に居るのと同じ感覚。個人的にはやらなきゃいけないことはあるものの、こんなにのんびり過ごせる時期もそうそうないんじゃないかと思えるくらいですね。つまり緊張感のない毎日を過ごしているわけで・・。あっ、そうか、なるほど。だからすっかり腑抜けてダラダラとした生活をしているのか。ふーん。っていうか、今さらそんなこと判ったってなあ(笑)。

 という寝坊の言い訳をしつつ、薄曇りの金曜日の午後はほとんどパソコンいじりで過ぎていきました。何をやっていたかと言えば、いつもアイソトープセンタ内にあるパソコン上で使っている放射化分析用のソフトを、研究室にあるノートパソコンにも入れて解析だけでも居室でできるようにしたいという先生の意向にしたがい、そのソフトのインストール作業をしていたわけです。このソフトはWindowsのみ対応なので研究室にあるパソコンも仕方なくWindowsノートなんですが、触ってて面白くないこと(苦笑)。まあ仕事をコツコツこなすという意味においてはビジネスライクのWindowsの方が便利なのかもしれませんが。面白くなくて休み休み作業をするもんだから、自ずとチンタラチンタラしたものになりますわいな(笑)。しかも単純にインストールするだけでなく、実は2台あるノートの片一方(少し前に購入)に入っているデータをもう一方(最近購入)に移すという作業も伴ったので、なおさら時間がかかりました。途中、作業に飽きて生協に買い物に行こうと思って行ってみたら閉まっていて(すでに休業期間だったらしい)ぎゃふんな目にも合うし、ほんと面白くないことこの上なしです。あれ、なんか僕、不平不満たれてますか? ひょっとしてこれが逃れたい現実なのかしらん(笑)。

 夕食はコンビニで買ってきた袋ラーメンとおにぎりとパンを食べ、夜は帰宅してからも殊能将之氏の「鏡の中は日曜日」を読み進めました。まだ半分も読めてませんが、のっけからショッキングですね、これ。

 年末いっぱいは名古屋に居るつもりですが、年が明けてからは6日ぐらいまで留守にする予定です。父方の田舎の方へ行っているので、おそらく更新が滞ると思いますが、あららこめご了承ください。と、早いうちに予告。


(12/29) 快晴の土曜日もなんだかんだと布団の中で過ごし、起きたのはお昼過ぎ。しばらくゲームに興じた後、午後4時前になってようやく大学に出てきたというテイタラクでした。それからは日記を更新しメールのリプライを少し。午後6時半、名古屋に帰ってきている友人K藤氏と本山で落ち合い、居酒屋へ。久しぶりに二人だけで飲み会です。しばらく歩き回って適当な店を探しましたが見つからず、結局以前入ったことがある風来坊に落ち着きました。

 その店での出来事です。カウンタ席に座ってビールを大ジョッキで飲みつつ、何品か食べ物も消費していた頃、カウンタの上の壁に貼ってあったメニューにふと目が止まりました。それは串揚セット。そのセットの内訳には、エビイカ白身魚カボチャインゲンの5種類が書かれていて、幸い肉は含まれていないようです。というわけでこのセットを注文。しばらくして出てきた串揚セットの第一印象は、小さいなぁでした。この店の料理全般に言えることですが、値段の割に量が少ないのです。その際たるものが刺身の盛り合わせ。美味しさはそんなに必要ないからもうちょっと量を増やしてって感じでしたが、その話は今回関係ないので置いとくとしましょう。さて、そうやって出された串揚セットでしたが、どれがどれだか中身が判るだろうかという話になり、それを予想しながら交互に1本ずつ食べることになりました。串は全部で5本。つまり1種類につき1本です。そのうちの1本はエビのしっぽが見えていて明らかにエビであることが判ります。その他は鉛錘型をしていてうっすら緑っぽいのが1本、正方形に平べったくて白っぽいのと緑っぽいのが1本ずつ、そして長方形で少し厚みがあって白っぽいのが1本というラインナップでした。

先に食べることになったのは私でしたが、いきなり正体が判りきったエビを選んでも面白くないので、まずは平べったくて緑っぽいやつを手に取りました。たぶんカボチャが潰されてコロッケのようになっているのだろうと予想。もしカボチャじゃなかったら残る緑っぽいものとしてはインゲンしかありません。それがあららこめ判っていたので、一口かぶりついた瞬間、まだどっちとも判断がつく前にハッタリで「カボチャ!と思ったらインゲンかよ!」と言ってみたら本当にインゲンかよ!(うわっ) 自分では絶対カボチャだと思っていて冗談のつもりで「インゲン」って言っただけにびっくりです(笑)。ことわざで言えば「嘘から出た真」みたいな気分。そんなこちらの内情までK藤氏には悟られていない様子でしたけど、いずれにしても予想は初っ端からハズレで二人して大笑いでした(酔ってますからね)。

そして次はK藤氏の番。彼もカボチャを狙ってます。ということで選んだのはもうひとつの緑っぽくて鉛錘形をしたやつです。今度こそカボチャであろうことは誰の目にも明らかです。なんせ他の3本のうち1本はエビのしっぽが見えてるし、あとの2本は白っぽくてイカと白身魚であることは簡単に予想がつきますから。これで完全にカボチャは取られたなと諦めかけていました。がしかし、しかしです。K藤氏がかぶりついたその串揚は、なんと予想を大きく裏切り白身魚だったのです(がーん!)。これにはさっきよりも大きなショックを受けましたね。表面が緑っぽかったのは磯辺揚げ風だったからだと判明。思わず「うっわーやられたー」と叫んでしまいました。一度ならず二度までも、よくぞ我々をこれほどまでに欺いたな、と店のオヤジも敵ながら(敵だったのか)天晴れ!みたいな気持ちになって再び大笑い。わっはっは。

さて、こうなると一体どれがカボチャなのか本当に判らなくなってきました(いつの間にかカボチャを当てるゲームになってる)。明らかにエビに見える串揚を除くと残りは2本。どちらも白っぽい色をしています。カボチャが練られて丸められているんだとしたら、おそらくそれなりの厚みを持っているだろうと判断し、長方形のやつを選びました。そしてガブッと一口食べてみると・・イカでしたね。「ま、いっか」ってくだらないこと言ってる場合じゃなくて(笑)、えーとえーと、ということは残る平べったくて白っぽいやつがカボチャってことかい? うっそ〜、にわかには信じられん状況です。まあでも、残りは2本で1本は明らかにエビなんですから、この白っぽいやつがカボチャであることは間違いなさそうです。もう答えは見えました。それで意欲が削げたのか社会人としての遠慮からかK藤氏が次に取ったのはエビでした。ここでエビだと思ってK藤氏がかぶりついた串揚が実はエビのしっぽが付いたカボチャだった!なんてこともなくやっぱりエビのようです。はい、てことは最後の平べったくて白っぽいのがカボチャってことですね。ではでは、私がそのカボチャをありがたくいただくとしますか(ふっへっへ)。

ところが、本当のびっくりは最後の最後に待っていました。1人で最後の1本を食べてしまうのも忍びないと思いその串揚を箸で半分に割ってみたところ、てっきり黄色いものが見えるかと思っていたのにそこに現れたものとは、なんと、タマネギだったのです! タマネギですよタマネギ! 晴天の霹靂とはまさにこのこと。おいおいどっから出てきたんだよ、タマネギなんて! まったく予想外のものの登場に、二人してなお一層の大笑いをしてしまいましたよ。初めからカボチャが無かったとはねぇ・・。アンフェアもいいとこです(笑)。そりゃないぜ、オヤジ〜って感じ。くっそー悔しいなあ。メニューにはカボチャって書いてあるし、こちとらてっきりカボチャが含まれているもんだと思っていたところに、このどんでん返しですか。まったく、やってくれますな。まさかこの店ではカボチャと書いてタマネギと読ませているんじゃないでしょうね(笑)。それか、カボチャという名前のタマネギを使っているとか。まあ、単にカボチャの在庫切れだったのかもしれませんけど、やっぱりなんか悔しいぞ。えっと、JAROに訴えていいですか?(にっこり)

 しかし今冷静になって考えてみたら、カボチャって中身を主に食べるんだから緑というより黄色をしているはずなんですよね。そんなことにも気づかないで予想していたのも、ちょっと情けない気がしますが、それだけ酔っていたということでしょう。その店を出た後は、東山方面のカラオケ屋に行ってみたものの閉まっていた(潰れていたのかも)ため、引き返し、本山にある新天地というところで1時間ほどビリヤードをしました。9ボールを5回と8ボールを1回して、2勝4敗という結果。ま、今回は負けてあげたってことにしときましょう(笑)。午後10時半にはK藤氏と別れ、大学へ。久しぶりにバカ騒ぎができて楽しい夜でした。今度はカラオケに行きたいですね。果たして今年中にもう一度会うことはあるでしょうか。


(12/30) そうなんですよ(突然)、暖房器具の無い家で寒い時に暖をとる方法として布団に入るってのはありますね。でもって、布団に入ったら寝ちゃうんですよ(苦笑)。それがまるで自然の摂理のような、条件反射のような流れだから困りもの。お風呂に入って温まるって手が一番効果的なのは判っているのですが、毎朝お風呂を沸かすことすらも面倒くさくてついつい布団の中でぐずついてしまうわけです。それで結局昼まで寝てしまっている毎日。これでは本当に冬眠ですね。なんとかせねば冬はずっと寝て過ごしてしまいそうです。よし、こうなったら来年の目標のひとつに継続的な早起きってのを入れよう。ま、入れたからって達成できるとは限らないのですが。確か今年の目標に未読本を消化するというのがありましたけど、それもほとんど達成されないまま今年も終わろうとしていますからねえ(笑)。当てになりません。

 本と言えば、昨夜は未明までかかって殊能将之氏の「鏡の中は日曜日」を読んでしまいました。いやあ、これはまさに直球ですね。しかし、森先生の作品といい何度読んでもこのパターンには騙されるなあ(詳しくは書けませんけど)。

 さて、特に鏡の中でもない普通の日曜日は、そんなわけでお昼過ぎまで寝てました。午後からごそごそと起きだしお風呂に入って暖をとり、バスに乗って大須まで(正確には矢場町で降りて歩いて大須へ)。その間ウォークマンで聴いていたのはモーニング娘。などが歌う「ザ・童謡ポップス1−クリスマスと冬の歌集−」なんですが、クリスマスソングというのはクリスマスを過ぎて聴いても全然大丈夫だと思いますね。寒い中聴いてると自然とウキウキした気分になってきますし、短期間にしか聴けないのは実に惜しいなあと思います。娘。たちが歌っているとあってはなおさらですよ(笑)。たぶんもう少しこれを聴き続けることでしょう。あと、このCDを聴いていて気づいたことですが、加護亜依は歌が上手いね〜(にこにこ)。このCDでは石井リカという人も一緒に歌っていて、その人は発声からしてずば抜けて歌が上手いのですが、たぶんこういう童謡なんかを歌うちゃんとした歌のプロなんだと思われます(<モーニング娘。はちゃんとしたプロじゃないのか?(笑))。その人の次くらいに加護亜依は位置していると言ってもいいかもしれないなあ、なんて思いながら聴く毎日です。

 それはともかく、大須に到着したの午後5時頃で、曇っていたのですでに辺りは暗くなりかけでした。とにかく風が強く無茶苦茶寒かったです。こんな年の瀬ですがさすが大須、どの店も年末セールをやっていて活気がありますね。方面とは対照的。さてここで何を買ったかと言えば、モバイル通信のための装置です。具体的にはiBook携帯電話に繋いでインターネットができるようにするアダプタですね。USB接続のやつで、一番安いタイプのを買いました。あと、液晶面を保護するカバーも買いました。なぜ今そんなのを買っているのかというと、一昨日に書いたように年始には父方の田舎に数日行っていて、ネットワークから離れた環境になるからなのです。まあ、そんなときくらいネットから離れてのんびりしていれば良いようなものですが、期間が5日間くらいあるもんでちょっと不安なんですね(笑)<ネット依存症か。いや、いろいろチェックすることがあるわけですよ。できれば日記も更新したと考えていますが、それはちょっと無理かもしれません。人の家まで行ってこそこそ日記書くわけにもいきませんからね。とにかくそういうわけで、この際だからモバイル環境を構築しようと考えたしだいです。

 午後7時には大学に戻ってきて、早速モバイル環境の構築を試みようとしました。しかし、以前からどうもあいぶっ君の調子が悪いのが気になります。無闇にアップデートしたのがイケナイのかもしれません。ネットワークブラウザはうまく作動しないし、システム関係でもところどころ文字化けしてるはで、まずはディスクの検証と修復を施すことに。それで再起動してみたのですが、問題は解決されません。うーん、どうしたものか。一度OSの再インストールをするしかないかもしれない。よし、この際だからハードディスクにパーティションを切って、OS9OSXを別々のパーティションにインストールし直そうということに。いずれしようと思っていたことだし、後々その方が便利だろうからね。というわけで、ハードディスクは初期化されパーティションが切られました。もちろん入っていたデータはすべて消去されましたが、特に重要なファイルは入れていなかったはずなので大丈夫だろう、と自分に言い聞かせました(笑)。たとえ重要なファイルがあったとしても、もう思い出さないようにしましょう。で、それぞれOSをインストールし直した後、OSXの方はそのままでは使いにくいのでバージョンを10.1にする作業をしました。それらの作業が終わった後で、普段使っているソフトやら、ブラウザのブックマークファイルやらをiMacからコピィし、ネットワークの環境設定やらも整えた後に、ようやく携帯電話とiBookを繋ぐアダプタのドライバなどを入れ、モバイル環境を構築することができました。ああ長かった(はぁはぁ)。そんなことをしていたもんだから、すべての作業が終了したのは午後11時くらいになってしまいました。ほとんどあいぶっ君のためにあった一日だと言っても過言ではないでしょう(笑)。

 しかし、そうやってとりあえず構築できたモバイル環境にもひとつだけ懸念があって、それは熊本の田舎で果たしてJ-PHONEが使えるのかどうかということです(苦笑)。これで使えなかったらまったく意味なしですからねぇ・・。

 あと1日残っていますが、おそらく日記の更新が遅くなると思いますので言っておきましょう。みなさま良いお年を(ってすでに見てる人少なそうですが)。


(12/31) ああ、まだ1日残っていましたね。これを書いてる2002年の1月1日現在では、もうすっかり年が明けた気分なので(実際明けてるし)、あやうく大晦日の日記を忘れてしまうところでした。今さら書くのもなんですが、21世紀最初の大晦日ということもありますし、せっかくなのでいろいろ2001年を振り返りつつ書いておきましょう。

 2001年は自分にとって、まさに激動の年だったと言えるでしょう。キーワードは初体験。まず、新年早々の初詣として初めて熱田神宮に参ったわけですが、これはそんなに重要な出来事ではありませんね(笑)。ジャブ程度。ただ人が多かったなあという印象です。そのときの願いごとが後々の出来事に影響を及ぼしているとも言えなくもないですが、まあ単なる偶然でしょう。別に願いが叶ったわけでもないし、むしろその逆だったんだから熱田神宮も当てになりません(当てにしてたのか?)。

 次に正月から2月末にかけて、ひたすら修士論文を書き続けたのが大きな出来事でしょうか。まさに終始論文を書いているという状況。なんていうくだらないダジャレにも笑ってしまうくらいハイだったのが、当時の日記の内容にも現れています。あれほどの時間机に向かい椅子に座り続けた日々はこれまでの人生で初めての経験だったかもしれません。そして、おそらくこれがきっかけでお尻の痔情が悪くなってしまったのです(苦笑)。一度大出血を経験してしまいました。これは未だに引きづり続けています(恥ずかしいことを書いてるなあ)。ちなみにここだけの話ですが、修論は未だに冊子として完成させていなかったりします(うわ)。

 3月に入り、H大学時代のスキー部の行事に参加し、久しぶりに競技スキーをしたのですが、そのレース中に転倒、右手親指の付け根を骨折してしまうというアクシデントに見舞われました。これが人生初の骨折です。わざわざ島根県まで出かけて行っての怪我でしたから、そのやるせなさといったらなかったですね。痛かったし。この骨折が完治するまでに約2ヶ月もかかってしまい、この怪我のせいで予定が大幅に狂ってしまいました。おかげで、生まれたての時代を除けば初めての入院を経験し、初めての保険金も手にすることができました。できればそんな経験したくなかったのですが、綺麗な看護婦さんに看てもらった(最初だけですが)ことと保険金で少し儲けが出たことは不幸中の幸いだったと言えるかもしれません(笑)。あと、もともと右利きですが、まるで骨折することを見越していたかのように左手でも箸が使えるように1年間事前に練習していたという、己の先見の明に空恐ろしいものを感じた(おおげさ)出来事でもありました。

 それから悲しい別れもありました。夏頃、実家で飼っていた愛犬リトルが死に、夏の終わりには母方の祖母が亡くなったことです。どちらもいずれそういう時期がくるとは覚悟していましたが、やはりもう会えないかと思うと、少し寂しいですね。

 別れがあれば出逢いもあります。えーと、詳しくは書けませんが、そういうことです(にっこり)。

 そうそう、忘れてはならないのが、自宅のお風呂(給湯器)の故障です(笑)。これは正直痛かったなあ。最初はまだ秋口の頃だったので、お湯が出なくても水のシャワーでなんとか凌げていたのですが、寒くなってくるに連れて、いよいよ水のシャワーを浴びたら死ぬかもしれないという事態に陥り、初めての銭湯通いが始まったのでした。さっさと給湯器の修理を依頼すれば良かったのですが、ついつい銭湯の居心地の良さに甘んじてしまい、案外この銭湯通いはずるずると長く続くこととなりました。まあ、おかげさまでいろいろ日記のネタを拾うことはできましたが、本格的な冬になるまで給湯器の修理をほったらかしにしていたことの原因には、やっぱり電話嫌いがあるということも知ることとなりました。

 電話と言えば、結構大きな出来事として6月に携帯電話が当たった(笑)ということがありましたね。それ以前から持つ持つと言い続けてはいましたが、やはり電話嫌いからずるずると踏ん切りがつけられないでいたところに、調子の良いお姉さんに乗せられて気紛れでくじを引いてみたら携帯電話が当たったのでした。明らかに全部当たりだろうと思われるくじでしたが、まあ良い機会でしょうということで、その場であっさり契約に応じてしまったのが運の尽きでしたね(尽きたのか?)。ついにケータイ持ちに成り下がったというしだいです。しかし、相変わらず電話嫌いなので、自分からかけることは滅多になく、毎月の支払いが基本料金を超えることもない生活をしております(笑)。

 えっと、あと、初めてのアイドル写真集として石川梨華の写真集を買った(しかも2冊)のも外せない出来事ですね。正直あまり期待はしていなかったのですが、中身を見てみて満足です。初めて購入しておいて言うのもおこがましいですが、今どきこれほどまでに正攻法なアイドル写真集は珍しいと思います。顔と姿形と振る舞いでけで勝負している変に媚びないという姿勢が素晴らしいですね(にこにこ)。

 そして12月になってからは、森先生関連で大きなことがありました。まず、森先生の研究室を訪れることができ、直接おもちゃの缶詰などのプレゼントを渡すことができたことがとても嬉しかったです。初めて二人だけで少しお話ができたこともこの上ない幸せでした。もうこの日のためにH大学からN大学へやってきたと言っても過言ではないというくらい(笑)。人生の目標の半分は達成されたかもしれません(言い過ぎか)。いや、でも実際それくらい大きな祈念碑的な出来事だったと言えるでしょう。

 そんな憧れの敬愛して止まない森先生の近況報告が2001年で終了してしまったことも大きなことですね。をかへま氏じゃないですが、そもそも自分のHPを持とうと思ったのも今まで書いたことのなかった日記を書こうと思ったのも、すべては森先生のHPを見て感銘を受けたからです。ああ、こんなのが書けるといいなあという憧れからスタートしているわけです。そしてこの日記が近況報告のレイアウトと似せてあるのは、とても同じクオリティのものが書けるはずもないのなら、せめて形だけでも似せたいという思いからなのです。そんな憧れであり、お手本であった近況報告も終わってしまうかと思うと寂しいものがあります。しかし、森先生が消えてしまうわけでもなく、森ミステリィが読めなくなってしまうわけでもありません。今まで日常の森先生のお姿を垣間見れたことが幸せだったのだと思います(まねっこ)。森先生、今までありがとうございました。これからは「浮遊研究室」を楽しみに生きていこうと思います(<それはおおげさ)。


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