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日々これ勉強(2002年1月の前半)

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e=-1月(の前半)

(1/1) もう去年のことになりますが、大晦日の行動を書いていなかったので少し。2001年最後の日も相変わらず早起きをすることができず昼起きでした。この日は少し前から帰省中の友人K藤氏のご実家に、2年連続で今回もお呼ばれすることになっていました。待ち合わせは午後6時に桜山。それまでに、大学に出てきて日記やらメールやら済ませておくべき用事を済ませようとしたのですが、思いのほか時間がかかってしまい、結局バスに乗り桜山に到着したのは午後7時になってしまいました。遅れる旨は伝えておいたのですが、待っている間パチンコに興じていたK藤氏は二千円負けたとか(笑)。時間もお金も無駄にさせてしまって申し訳ないのう。夕食は外食にしてくれとのことだったので、桜山駅近くのすかいらーくへ。ファミレスなんて肉料理ばっかりだし大晦日にわざわざ来る人もいないだろう(<肉は関係ない)と思っていましたが、案外席は家族連れやら男女のグループ(<他にどんなグループがあるというのか)で埋まってような気がします。ここで注文したのはシーフードドリア。N大学近くの憎きハローキッドがメニューから抹消したあのドリアですね(笑)。肉料理が多いロイヤルホストですが、ドリアをメニューに載せている点は誉めてあげてもいいでしょう。ドリンクバーも合わせて注文し、コーヒー2杯と紅茶1杯もいただきました。与太話に約1時間を費やし、午後8時過ぎにようやく腰を上げてK藤氏のご実家へ向かうことに。のんびり夜道を歩いて30分くらいでしたが、途中歩道に設置してある電話ボックスが平行四辺形に潰れているのに遭遇。たぶん事故か何かの痕跡だろうと思われます。K藤氏は携帯電話で写真を撮っていました(電話で写真を撮る時代ですか・・)。それからお菓子を買うためにコンビニに寄ってみると、店内にはモーニング娘。の曲が。最初は有線かなと思いましたが、しばらく聴いているとどうもライブ感があって雑音が多い。えっと、今の時刻は9時前で・・今日は大晦日か・・ということは、はぅ! も、もしかして、紅白ちゃうの! そうだそうだよ、曲もアレンジされてるっぽいし、やっぱり紅白歌合戦じゃないか。がーん、すっかり忘れてたよ。とほ〜まさかラジオでモーニング娘。の紅白を聴くとは思っていなかったなあ。しかしここは13人で歌っているところが聴けただけでもよしとしよう、うん。次回の紅白に出場したとしても、何人で歌っているかは判らないしねえ、ことモーニング娘。に関しては(笑)。

 さて、9時頃無事K藤氏のご実家に到着し、しばらく紅白を見ていましたがどうも面白くないですね、これ。毎年思いますが、歌と歌の間の司会者と応援者のやり取りが寒過ぎはしないかと。出演者はやらされているだけでしょうけど、会場の客の反応もイマイチだし、見ていて痛みすら感じます。本当にこの番組が高視聴率を取っているのか疑問に思えてくるほどです。なんて思いながら自分たちも見ているわけですが(笑)。しかしさすがにずっと紅白を見ていても面白くないので、裏番組のK-1軍vs猪木軍の戦いぶりも観ていました。プロレスは明らかにやらせと判る部分が多いですが、そこがプロレスファンにとっては魅力なんでしょう。普段格闘技なんて滅多に観ませんが、結構面白かったです。同じやらせをするなら、これくらい思い切ったことをしてくれた方がいいですね。そんな戦いを観つつ、K藤氏の親父さん手作りの年越しそばをいただきました。腰があって美味しいです。下手なそば屋のそばよりも確実に上でしょう。

 実は頼まれたこともありこの夜はゲームキューブを持参していました。他に一緒に遊んでくれる人がいない(苦笑)現状では、貴重な機会です。残された年越しまでの時間に「大乱闘スマッシュブラザーズDX」初めての対戦プレイでひとしきり遊び、いよいよ12時近くになった頃、ずっと楽しみにしていた「どうぶつの森+」カウントダウンを待ちました。ただ、年越しの瞬間を空中で過ごそう(笑)と企んでいるK藤氏にとっては正確な時刻が必要となります。前回失敗しているだけになおさらです。ということで、30秒ほど遅れているゲーム内の時刻ではなく、本当の年越しの瞬間はテレビで確認することに。どのチャンネルも時刻を表示していなくて焦りましたが、その瞬間が近づいてくるとカウントダウンが始まった番組があり、それを見て年を越すことになりました。その時点で日本での2001年も残り1分。一度チャンネルを変えて「どうぶつの森」でのカウントダウンも確認。こちらは残り1分30秒。だんだん残り時間が少なくなっていきます。あと30秒。今回は親父さんも大人しく邪魔も入らなさそうです。あと10秒。今回はその瞬間を捕らえようと、5、デジカメも、4、ちゃんとスタンバイ、3、レンズを向け、2、フォーカスを合わせ、1、せーの・・

 ジャンプ!

 やったー、やりました、見事成功です!(笑) 飛んで年を越すことに成功したK藤氏、その様子はまるで異空間から現れる悪魔のような姿をしております。その後、すぐさま「どうぶつの森+」の画面に切り替え、30秒経ってからその中でのカウントダウンおよび年越しイベントも無事見届けることができてほっと一安心。うーん、期待していたほどでもなかったですが、見れなくてもう1年期待して待つ羽目になっていたかもしれないことを考えれば、早いうちに見ることができて良かったと言えるでしょう。なにはともあれ年は明けました。喪中でしたが、そんなことも忘れ、K藤氏のご家族やら電話やら携帯メールやらで「明けましておめでとうございます」の言葉を交わします。何がおめでたいのかよく判りませんが、平和に新年を迎えることができたのは幸せかもしれません。とりあえず今年もよろしくお願いします。

 年が明けて早速したことは、持ってきたゲームソフトを片っ端からプレイです(笑)。その中でも二人して妙に盛り上がってしまったのが、「ウェーブレース」のスコアアタックモード。水上バイクでいろんな技を出してそのスコアを競うものですが、出すのが難しい技を練習で覚えて、いざスコアアタックしてみると案外点数が低かったり、なかなか不条理なところもあります。しかし二人でやってるとその不条理さがまた可笑しくて笑いっぱなし。その他、純粋にタイムを競う2人同時プレイでも、勝ったり負けたりを繰り返しながら、結局これで午前5時頃まで遊んでしまいました。昨年のように熱田神宮へ初詣に行く元気もなく、1階のリビングを借りて就寝となりました。徹夜をしないあたりは年をとった証拠でしょうか(って、ほとんど徹夜みたいなものですが)。

 窓側を頭にして寝ていたせいか、意外に寒い思いをしながら目覚めたのが午前10時頃。正月恒例のお屠蘇を飲み、テレビで実業団駅伝を見ながらおせち料理もご馳走になりました。毎年ありがとうございます(>K藤家)。おせち料理もそこそこにK藤氏の親父さんとお姉さんは届いた年賀状の分別に忙しそうでした。まるで実家のように過ごさせてもらっている正月です。そのうち自分宛の年賀状がK藤家に届きそうな勢い(笑)。そんなこんなの元旦も、午後1時にはK藤氏のご家族と別れて、地下鉄で大学まで帰りました。そこで日記を書いたりしていたら午後5時に。帰宅してあららこめまとめてあった荷物を持って自転車で本山駅まで行き、そこから地下鉄で名古屋駅に。土産にういろうなごやんを買って新幹線で京都まで行きました。実家は兵庫県にありますが、今年は熊本にある父方の実家に法事ついでに帰省するため、飼っている犬を母方の京都の実家に預けることになっていて、ちょうど夜に車で行くということだったので、京都駅で降りて兵庫の実家までは車に乗せてもらって帰ることになったしだいです。元旦から移動する人は少ないせいか、新幹線はガラガラで乗車率30%ぐらいでした。ひかり号に乗れたので京都まではひと駅です。予定していたよりも早く到着、午後7時半には京都の家に着きました。しばらく待って、8時過ぎには犬が連れてこられ、少し遊んでやった後、車に乗って実家に向かいました。高速道路もすきすきです。

 実家での夕食は、電気たこやき器によるたこやきや、残り物の刺身や、粕汁などをご飯と共にいただきました。久しぶりの家族4人揃っての食事。暖かいですね(しみじみ)。

 さてここで問題です。以上のようにして始まった午年ですが、1月1日付の日記の中に“”の文字は一体いくつ使われているでしょう?


(1/2) 答えは10個でした(“午”の数)。な〜んだ、普通でしたね。「午の刻」にちなんで12個だった、とかならまだ上手いと言うこともできますが、そんなこともなくてがっかりです(自分で書いた文章に何を期待しているのか)。

 さて、正月2日目の水曜日は、ほとんど移動の一日でした。父方の故郷である熊本に帰るためです。昨夜は日付けが変わってから寝たものの、朝7時前には起床し、軽く朝食を食べ、なんだかんだと荷物をまとめ、8時半には出発することができました(本当は7時に出発予定でしたが、こういうときは大抵予定通りにいかないのがうちの家族の常ですね)。兵庫の実家から熊本の祖母の家まで約800Km(カーナビ換算)、休憩しつつ行くとほぼ半日かかる距離です。神戸三田から有料道路を通って山陽自動道に入り一路九州へ。道路も空いていて広島県までは順調に進みました。11時頃、サービスエリアにて早めの昼食。お好み焼き丼なる代物(ミニモニ。加護亜依が発明したお好み焼きドンブリはここにあった!(笑))を初めて食べたのですが、ご飯にしなびたキャベツと豚のすじ肉の天ぷらがいくつも載っていて、上からお好みソース(おそらくオタフクソースとみた)をかけただけのものでした。それにミニうどんがセットになっているのです。関西人なのでご飯と一緒にお好み焼きを食べることに抵抗はありませんが、豚肉ばっかりで全然食べるところが少なかったのは残念。やむを得ず残してしまいました。

 その後、道路情報を確認してみると、少し先の志和IC広島東ICの間で事故があり、なんと通行止めになっている模様。この辺りはちょうど母校のH大学のある場所です。しばらく復旧は無理っぽかったので、仕方なく回り道をして行くことになりました。考えられるルートは2つ。通行止め区間の手前で降りて2号線を走って広島ICから再び山陽道に乗るか、同じく手前の西条ICで降りて国道375号線を北上し、三次ICから中国自動車道に乗って山口県まで抜けるかです。ただし、中国道の方は雪が降っているらしく後者の場合、冬用タイヤがないと通れないとのことでした。どちらのルートで行くかで少々もめましたが、2号線が混んでいるという情報もあったため、意を決して北上ルートを選択することに。しかし、後から考えれば渋滞に巻き込まれながらも南側の山陽道を通っておけば良かったかも、と思わないでもないですね。どういうことかというと雪が想像以上に降っていたのです。375号線を北上している途中からすでに道路には雪が積もり始めていました。折しもこの日は全国的に何年ぶりかの大雪で、中国道に乗った時には雪はさらに激しくなっていたのです。当然高速道路は50km/h規制。

 チェーンを巻いている車はゆっくりでしか走れませんが、うちの車はスタッドレスタイヤなので比較的スピードが出せるためどんどん他の車を追いこします。といっても、こんな道路状況では、危なくてそれほど飛ばせません(苦笑)。吹雪のために視界がほとんどなくなる瞬間もいくつかありました(怖い怖い)。基本的にはゆっくりゆっくり進むしかありません。途中寄ったパーキングエリアにも雪が積もっています。実はパーキングエリアやサービスエリアごとに強制的に誘導され、冬用タイヤかどうかがチェックされていました。そこに辿りつけるくらいだから装着してなきゃ嘘だろうと思うような天候なのですが、一応チェックはするみたいですね。そして先に進めば進むほど、走っている車の量は少なくなり、雪は激しさを増していきました。停まったパーキングエリアもこんな有様です。誰が作ったか完成しない雪だるまにも上から雪が積もってます。一体我々はどこに向かっているのでしょうか。とてもこれから九州に行くとは思えません(笑)。さらに先に進んで行くと、降る雪の量は減りましたが、通る車もほとんどなくなったため、除雪車が通っていない区間では道路も片側でしか安心して走れない状況でした。そんな悪天候の中、2時間くらいは走ったでしょうか。ようやく雪がなくなり普通に走れるようになったのは、山陽道と合流する少し手前だったと思います。下関の壇ノ浦パーキングエリアにて夕食を摂ったときには午後6時になっていました。そこのレストランでは、正月だからかストラップ状の小さな絵馬を配っていました。数種類あってちゃんと馬の絵が描かれています。食べたのはハイ辛カレー。エビフライとかフグフライが載ったドーナツ状のカレーピラフに、辛口カレーをかけて食べる方式。なんかのコンテストで審査員特別賞か何かを取ったメニューらしいですけど、うーん、もう一度食べたいとは思えない味かも。関門橋の写真を撮ってここを後にし、九州自動車道は順調に走り人吉ICで降りました。

 そこから祖母の家まで地道で行ったわけですが、田舎の道路は恐ろしいほどに真っ暗です。商店街でもないと街灯もほとんどありませんからね。祖母の家の住所も近くの道路もカーナビに現れないので(笑)、仕方なく目的地には最寄り(といっても結構遠い)の多良木駅が設定されているのです。だから駅を越えてからはカーナビも役立たずです(初めからあまり役に立っていないのですが)。結局祖母の家に到着したのは午後10時頃でした。実に14時間ものドライブですね。はぁ(溜息)。お疲れ様でした(>両親)。しかし、これで一日が終わるわけはありません。着いた途端に叔父と叔母と一緒に晩酌となったのです。それほど空いていないお腹におせち料理やお餅を入れつつ、ビールに焼酎をこれでもかってくらい飲みました。やっぱり農家なだけあって何事も量が多いことを痛感。覚悟はしていましたが、いきなりこれですからねぇ・・先が思い遣られます(苦笑)。日付けが変わってからの就寝となりました。


(1/3) 明けて木曜日。二日酔いにはならなかったようですが、ぐったり眠って目が覚めたのは午前10時頃。熊本とはいえ冬の朝は寒いです。特別暖房の入っていない部屋ならなおさら。しかし天気はまずまず。リビングに移動して持て成されるがままに朝食を食べました。山盛りのおせち料理にご飯と雑煮(丸餅)を食べた上に、あんこ入りの餅も数個いただきました。そして当然のように朝からビールです(笑)。昨夜の食事の余韻が無くならないまま、上から胃袋に詰め込んでる感じ。いや、別に食べたり飲んだりしたいわけじゃないのですが、せっかく出されて勧められたものを断るわけにはいかないきませんからね。郷に入っては郷に従えの精神でしょうか。祖父の教えに「正月3日、盆2日、七夕祭りはなんにも無し」というものがあることをおそらく初めて聞きましたが、正月は3日間、盆は2日間、なんにもせず朝からお酒を飲んでも良いという意味らしいです(笑)。そんなわけで朝から飲んで食べてダラダラとテレビを観ながら過ごしておりました。そしたら名古屋方面が大雪で凄いことになっているというニュース。まさか、熊本にいながら名古屋三越前の雪掻きの映像を見るとは思わなかったなあ(感慨)。おそらく実際は日本海側ではもっと凄いことになっていたはずですが、雪対策が施されている土地ではあまり大変そうに見えないかもしれないしインパクトに欠けるということで、普段降らないようなところの中で主要な有名どころの街として選択されたのが名古屋だったのでしょう。雪に埋まるビル街という絵面も印象的ですからね。もう少し早くに降っていたら名古屋から出発できなかったかもしれません。しかし、雪の名古屋で足留め状態にはならなかったのが、はたして幸なのか不幸なのか・・。

 さっき朝食を食べたと思っていたら、またしてもおせち料理とご飯にお餅にビールが出てきました。それらをいただきながら箱根駅伝を観ているうちにお昼に。ほとんど休む間もなく口の中に食べ物を入れ続けている感じ(うぷっ)。昼食後、箱根駅伝のゴールを見ることはなく、3年ほど前にできたという近くの(といっても車で行けばの話)温泉に入りに行きました。入浴料は300円で銭湯よりも安いのは嬉しい。露天風呂も打たせ湯もサウナも薬湯もあってなかなか快適なところです。それでついつい長居してしまったのですが、実は温泉に入る前にトイレに行っていたことも長くなった要因でした。えっと、なんと言いますか、沢山もりもり食べ続けていたら、当然それだけモリモリ出てくる(<その表現は止めなさい!)わけでして(苦笑)。

 帰ってきてからは再びテレビの前で過ごすことに。ビデオで途中から「TATARI」をかへま氏のところで紹介されていなかったら知ることもなかったであろう映画)を観て、続いて一度観たことがある「逃亡者」を観てました。ハリソン・フォード主演のやつです。なんとも平和なお正月。まさに寝正月。こんなことしてる場合じゃないだろうと思いつつも、他にすることもないのでそのままダラダラをヨギナクサレます。で、結局この「逃亡者」は最後まで観ることはなかったように思います。原因は何だったのか思い出せませんが、叔父さんと親父がレンタルビデオショップに行って借りてきたビデオを途中で観ることになったからかもしれません(笑)。たしか「アステロイド2」という、出ている俳優が見たこともない人ばかりの映画。設定こそ巨大隕石が地球に落ちてくるまでの3日間を描いている、というSFっぽいことになっていますが、見てみるとなんのことはない、ほとんど隕石なんて画面に登場しなくて単なるギャング映画かと見紛うほどです。話の主眼は隕石を破壊できる唯一の兵器の開発者を誘拐した、隕石落下による死を望んでいる宗教団体と、その開発者を救出しようとするグループ(しかし実動は女刑事と宗教団体のボスに恨みのある元服役囚の2人組)の攻防に置かれています。出ている人々に「もうすぐ巨大隕石が落ちてくる!」という緊迫感があまりにも足りません(笑)。だから全然別の映画に見えてしまいます。わざとそういう作りをしているのかもしれませんけど。この調子じゃ「アステロイド3」になると、巨大隕石を破壊できる兵器を作動させるための暗証番号のひとつを知っているけど、心を閉ざして誰とも会話をすることができない数学者と、その心を限られた時間内で開こうとする精神科医との間に生まれる、恋愛にも似たヒューマンドラマが描かれちゃうかもしれない勢いです(本当にあったりして)。もしかすると、ミステリィにおける「密室もの」みたいなジャンルのひとつとして、「隕石落下もの」というジャンルがあるのかもしれない。

 さて、そうこうするうちに(何もしてないけど)夜になり夕食の時間。直前に見始めた「グラディエーター」を観ながらまだまだあるおせち料理とご飯と煮染めとサラダとお餅をいただきました。もちろんビールと焼酎もあり。空腹を感じる間もなくバクバク食べてガブガブ飲んでいるので、もう食べることの意義を見失っている状態です(苦笑)。一体我々は何故こんなにも食べているのでしょうか?みたいな。とにかく食べて飲んで映画観て夜は更けていきました。夕食後は午後9時から11時半まで「愛と青春の宝塚」前編を母親と叔母と僕の3人で観ていました。というか最後まで観ていられたのがその3人だっただけで、その他の人々は寝てしまっていたわけですね。木村佳乃も良いけど、米倉涼子の気が強そうなところにも惹かれるなあと自分の好みのタイプを再認識(笑)。中谷美紀も良いんだけどねえ。ベニ役の春花って人はうちの留学生にちょっと似ているかもしれない、と今思いました。目もとだけかもしれません(どうでもいい話だなあ)。


(1/4) 正月3日が終わり、本日から一般的には事初めです。といっても我々にとっては特に用事もなく休日とほとんど変わらない一日。遅くまで寝ていても問題はなかったのですが、どういうわけか無駄に早起きをしてしまい、午前8時前にはリビングに出てました。そのせいで叔母さんにお茶を運んでもらったり、朝食の準備を急がせてしまったり、余計な仕事をさせてしまったのが申し訳ないです。叔父さんは早くもお仕事へ。朝食は少し大人しくなって、おせち料理の残りやサラダと味噌汁とご飯、それにお餅というラインナップでした。あと、朝からビールを飲むこともなくなりましたね(笑)。これはかなり胃にとって助かります。朝食後は相変わらずテレビを見ながらこたつでゴロゴロ。それからふと思い立ち、持ってきていたあいぶっ君に携帯電話を接続してモバイルインターネットを試してみました。若干繋がりが不安定なところもありますが、チェックしておきたいサイトの確認くらいはなんとかできました。繋ぎっぱなしにしていまわないように、細めに接続を切るようにすれば、通話料金もそこそこで済みそうです。あとついでにメールの確認もしてみようとしたのですが、先日OS自体をインストールし直したことを忘れていて、パスワードを思い出せなかったために敢え無くメールは見ることができませんでした(苦笑)。

 お腹が空いた感覚もないままにやはり昼食はしっかり食べました。翌日の法事に出席できないということで訪ねてくださったお客様も一緒に食べました(って、お客様を食べたわけではありませんよ)。ご本人は頑に拒んでおられましたが、叔母さんなどに勧められて最終的には焼酎も飲むことになってました。車で来られていたんですけどね(笑)。ま、そういう土地柄なのです。その人が帰られるときに何故か家に居た全員で記念写真を撮ったりした後、誰かから祖母に送られたという手押し車(正式名称判らず)の組み立てを手伝いました。といっても組み立てるほどのものではなく、畳まれているのを引っ張ると使用できる状態になるくらいのものなんですが、ブレーキの掛け方や座椅子部分を使う時のストッパの掛け方などを祖母に説明したりもしました。まだまだ普通に歩ける元気な祖母ですが、買い物に行ったりする時にはこれを使うと便利かもしれません。ただ、歩いて行ける距離に商店の類いはないのですけどね(まあ、ご近所に行く時にでも)。そんなことをしつつ口ではもぎたての干し柿を食べていました(笑)。

 リビングには我々が訪れるということでつい最近購入された大きなテレビが設置されているのですが、BSチューナ内蔵でアンテナも設置されているにもかかわらず、BSのチャンネルが映らないということを聞いていました。正月も明けたということで、夕方になってからはその原因を探り改善すべく働くことになりました。どういう症状かというと、BSチャンネルにすると画面に「BSアンテナ電源接続チェック」みたいな表示がされるだけであとは砂嵐なのです。それが何を意味するのかも判らないまま、まず、親父と二人で2階のベランダから屋根に登り地上波のアンテナの下に設置されていたBSアンテナの角度をいろいろ変えてみることに。リビングに居た妹とやり取りしながらアンテナの角度を変えますが、一向に変化はない模様でした。そこで一旦リビングに戻り、取扱い説明書を読んでみると「BSアンテナ電源接続チェック」が表示されるときはケーブルが断線しているので販売店に相談してくれ、と書かれているではありませんか。うわ、切れてんのかよ。っていうか、テレビ背面の接続がちゃんとなっていないのでは?ということになり、大きなテレビをキャビネットから引っ張りだし、ケーブルの接続を確かめてみました。引っ張り出すときにケーブルが抜けてしまったので実際はどうだったのか判りませんが、再び接続してテレビを元に戻してみると、今度は「BSアンテナ電源接続チェック」という表示がされなくなりました。なるほど、ということはやっぱり接続不良だったということかもしれません。しかし、接続が確認されても画面には相変わらず砂嵐があるだけで、映像はこれっぽっちも映りません。「BSアンテナレベル」も確認してみると(初めからこれを見れば良かった)、これもゼロ。つまり全然受信できていないということです。我々にできることといったら、アンテナの方向角度を変えるだけですね。再び親父と屋根に登り、向い風が吹く中、ナットを回してはアンテナの方向や角度を変えまくりマンボでした。今回も下にいる妹に状況を確認しながらの作業でしたが、うんともすんとも言わなかったようです。こうなってはお手上げ、もうどうにもすることはできません。そんなわけで、試行錯誤の甲斐もなく、結局BS放送を見れる状態にすることはできなかったのでありました。ぎゃふ〜ん。

 従弟家族や叔母さんの妹さんの家族もやって来られて、夕食は鍋料理でした。カニやらエビやら鮭やら白菜やら豆腐やらうどんやらが入ったちゃんこ鍋です。またもや鱈腹食べましたね〜。そして夜はビールも焼酎もこれでもかってくらい飲みました。ここまでくると、ほとんど惰性で飲み食いしているような気になりますが(苦笑)、鍋は美味しかったです。そして従弟の赤ちゃんも可愛かったです。夕食もぼちぼち終了し、午後9時からは「愛と青春の宝塚」後編観賞組とお酒を飲んでわいわい組に別れていました。前者は主に女性陣でしたが、前編を観て続きが気になっていた僕も含まれています。後半になってくると、わいわい組もたまにテレビに注目し、藤原紀香がいいとか、木村佳乃がいいけどやっぱり中谷美紀かなあとか、あの中なら米倉涼子を選ぶという会話が主に男性陣の間で交わされていましたね(笑)。翌日に法事を控えていましたが、番組終了後もしばらく焼酎を飲んだり、腕相撲をしたり、指相撲をしたり、なかなか寝ない人たちでした。

 そうそう、寝る前にこれじゃないかなというメールチェックのパスワードに思い至り、試してみたら見事成功しました。安心して就寝。


(1/5) 何もしてないわりにいっぱい書いている熊本での生活風景ですが、そろそろ短くしたいと思います。というか、これを書いている9日の時点ではすでに細部は覚えていないのだけど(笑)。あるいは細部しか覚えていないでも可。

 土曜日の朝は比較的寒くない朝でした。朝食は昨夜の鍋の残りとご飯と味噌汁。本日ある法事というのは祖父の13回忌なのです。それが午前11時からなので、それに向けて部屋の準備などを整えました。寝室として使っていた部屋から荷物などを運び出し、隣の部屋とくっつけて広くするために間にあるふすまを外したり、法事に来てもらった人に持って帰っていただく御供養(?)を廊下に並べたり、倉庫代わりになっている古い方の家屋から法事の後の食事のためのテーブルを運んでホコリを拭いたり。そんな作業の途中で、祖母と母親と妹と4人でお墓に参りに行きました。花を替えたり墓周りを軽く掃除したり、最後は墓前で手を合わせて帰ってくるまでで約30分。法事の行なわれる部屋にはすでに座布団が30枚ほど並べられ準備がほぼ整っていました。ちょうど、人数分の食事が届けられていたので、それを家に運び込むのを手伝って、スーツっぽい服に着替えました。実は名古屋を出発する時点では急いでいたので法事で帰省するということを失念していて、うっかり黒い服や数珠を持ってくるのを忘れてしまったのです。リュックに入らない物は極力持って行かないようにしようという力が働いていたものと思われますが、そのくせあいぶっ君や文庫本はしっかり持って来ていましたね(苦笑)。というわけで着替えた服はすべて親父に借りたもの。

 そして間もなくお坊さんの登場です。なんとベンツに乗ってきましたぜ、やっこさん(<やっこさんって言うな)。お坊さんってそんなに儲かるんでしょうか。っていうかめちゃくちゃ俗世に溺れてるやん!(笑) それで良いのか仏教界!なんて思わなくもないですが、まあ、軽自動車でこじんまり来られても、貧相に見えてあまりありがた味はないかなあ。でもしかし、辛い修行をこなしてきたお坊さんなら法事の時くらい歩いて来てほしいものです。そうこうするうちに、続々と親戚やら知り合いの方々が集まり、仏壇のある部屋にみんな座って、午前11時、13回忌の開始となりました(言葉の使い方合ってる?)。読み上げられるお経を畏まって聞いている間は正座をしているわけですが、当然のごとく痺れましたね(笑)。お経の時間は覚悟していたよりも短く、お坊さんによる説教を含めても1時間もなかったと思いますが、それでも痺れが切れると辛いです。すぐに食事の準備のためにテーブルを運ぶ必要があったので気合いでなんとか歩きましたけどね。

 昼食を兼ねた法事の後の食事は、仕出し屋の豪華過ぎるくらい大きなお弁当や刺身と、自家製の煮染めやサラダなどで、とても食べ切れる量じゃありません。しかし、そういうことは最初から想定されているようで、お弁当の方は各人が持って帰ることができるようにビニール袋も配られていました。食事にはもちろんビールと焼酎は欠かせません(できれば欠いてほしいけど)。飲んだり食べたり飲んだり食べたり、おじさんたちの話を大人しく聞いては飲んだり、空になった焼酎を足しに台所へ行ったついでに小休憩したり、デザートの自家製ババロアを食べた後も話を聞いては焼酎を小さなおちょこでちびちび飲んだり・・お腹も頭もいっぱいになった天気の良い午後でした。4時頃には半分以上の人が御供養をもらって帰路に就きました。そうそう、この御供養は2つあったのですが、ひとつは熊本のとんこつ棒ラーメン(2人前×10袋)で、もうひとつは何故かオーブントースタなんです(笑)。もらって嬉しいかどうか微妙なところ。さすが田舎はやることが違いますね(誉めている)。

 遅くに呼び出されて来る人もいて、宴は夜まで続いていましたが、食べ疲れた人々はお茶を飲んだりしながらテレビで「踊る大捜査線 THE MOVIE」を観てました。前にも観たことがありましたけど、カメラワークが良いので飽きませんね。あと、深津絵里も良いけど、水野美紀も捨てがたいです(だから何?)。お腹はあまり空いていませんでしたが、夕食は食べていなかった(食事の区別も不可能なほど食べ続けていますが)ので、叔父さんに言われるがままに叔母さんに作ってもらったお供物の日清焼そばUFOを夜食としていただきました。最後にきてえらく貧相な食事になりましたが、これくらいがちょうどいいですね。ここ3日間で普段のひと月分の食べ物は食べたような気がしますから(笑)。


(1/6) うちらが帰るのを待っていたという従弟家族を先に送り出し、最後まで残っていたうちの家族は日付けが変わってからの出発となりました。僕が6日中に名古屋に着いておきたかったからです。学生で気楽な身分とはいえ、さすがに7日からは大学に顔を出しておいた方がいいだろうという判断が半分くらいで、もう半分は滞っている日記を早く書いてしまいたいという思いがあったから(笑)。さて、外に出て空を見上げれば降ってきそうなくらい多くの星が見えています。この季節は見えにくい天の川も若干見えるほど。荷物も積んで準備万端、忘れ物がないか確認し、最初はそれまで仮眠を取っていた親父の運転で祖母の家を後にしました。後はカーナビ様の言うことにほぼ従ってひたすら移動です。夜中なので、ちょくちょく休憩をしもって、運転手も交代しながらでした。といっても自分はほとんど後部座席で寝ていて運転することはなかったんですけど。

 のんびり進んで朝を迎えた頃は広島辺りにいました。ここで、熊本を出発したのが夜中だったために熊本土産を買えなかったことを今さら思い出したのです(笑)。というわけで、サービスエリアで尾道ラーメンと持って帰ってきていた豪華なお弁当の残りを広げて食べた後、特に熊本との関係もないお土産を無理矢理買いました(笑)。その後もうつらうつらと眠りながら移動し(後部座席だから)気づけば兵庫の実家近くまできていました。寝てたら時間が経つのも早いですね。果たして次回熊本を訪れられるのはいつになるでしょうか。その頃には従弟の赤ちゃんも大きくなっていそうです(たぶん覚えられてないだろうな)。

 実家に到着したのはちょうどお昼頃でした。車からの荷物降ろしをするやいなや、今度は名古屋の自宅に持って行く諸々の荷物を積み込むことになりました。ほとんど休憩無しに、返す刀で名古屋行きです(返してはいないけど)。よく考えてみたら、今回の帰省で実家に居た時間というのは実質半日もないですね。結果的には、移動疲れと飲み食い疲れで全然休まっていない休みとなりました(苦笑)。名古屋へ向かう途中で大阪限定のたこ焼き君耳カキを買ったり(耳カキコレクタでもあるのだ)して、渋滞にも遭ったので自宅に着いたのは午後5時頃に。今回は少しだけ久しぶりに自分も運転しました。さて、わざわざ車で持ってくるような荷物は何かといえば、熊本の家でもらったお米(30kg)に、実家に買ってあったこたつ布団と外見はまるで扇風機みたいなセラミックヒータ(首振りもします)、お歳暮のビール醤油などなど。さらに法事のお供養としてもらったラーメンオーブント−スタまで持ってきたから、たちまち部屋中は物でいっぱいになりましたね(笑)。大掃除もしないうちから新年早々どんどん物を詰め込んでいます。代わりにダンボールなどは持って帰ってもらいましたけど、この部屋に秩序が戻るとは思えない状況です。

 そのままでは寝ることもできないので、その後、とりあえず最低限の荷物の整理をし、夕食に早速もらったとんこつラーメンを食べたり、モーニング娘。が出ている番組をたまたま見ていたりしていたら午後10時に。それから大学に出てきてやってきて、日記でも書くのかと思えば眠くてネット上をあちこち巡るのが精一杯ってんだから、年が明けてもやってることは変わりありませんです。ふむ〜。


(1/7) 食べ過ぎと飲み過ぎの影響が残っていたのか、全然目覚めることができなかった月曜日。本格的な仕事始めだというのに午後3時頃からの大学です。そして大した仕事もせずに黙々と日記を書き続けていました(苦笑)。夕食には熊本土産のとんこつラーメンを食べ、夜も休み休み日記を書きまくりマンボ。

 その後、日付けが変わってからもなんとなく起き続けていたら、たまたま新型iMacの発表をリアルタイムで見ることができました。ディスプレイが液晶になるだろうとは思っていましたが、まさか、こんな形になってしまうとはちょっと驚き。良い悪いは別にして、本体が丸いパソコンというのは革新的であるには違いないでしょう。今は販売されていないCubeから一歩、球形に近づいたということでしょうか。この形、どこかで見たことあると思ったら電気スタンドがこんな感じですね。あと、CPUもG4になるとは思ってなかったので嬉しい誤算です(にこにこ<って、何を計算しているのか)。しかし、ファンが付いているのはちょっと残念。今まで静けさを売りにしていたのにねぇ。あと、一番下までディスプレイを下げた状態でディスクのトレイを出すと当たってしまわないかどうかが気になるところです。ま、CDとか出し入れする時はディスプレイを上げておけばいいんですけど(そのために可動式になっているのだろうし)。なにはともあれ、久しぶりに購買意欲が刺激される商品ではあります。っていうか欲しいぞ! こういうのを待っていたのだよワトソン君。ぜひとも自宅に1台お願いします。運びやすそうだから散らかった部屋でもあちこち置けそうだもんね(笑)<その前に片付けようとは思わないのか。よ〜し、今年はまだ初詣に行ってないけど、行ったアカツキにはこのiMacが買えますようにというお願い事をしよう!(願ってないで働きましょう)

 ああ、なんか日記が短ければ短いで不安になってくるのですが(笑)、たまには余計なことを書かずにあっさりしてみるのもいいでしょう。あ、関係ないですが、水野美紀も日記によると大晦日のK-1 vs 猪木軍「INOKI BOM-BA-YE 2001」を観ていたようです(にこにこ)。そうそう、「猪木が笑えば世界が笑う」なんて言ってたなあ(大笑)。

 っていうか、全然「日々これ勉強」じゃない人はだれ?(笑) こうなったら思い切って「日々これ日記」というタイトルに替えてみるってのはどうでしょう?(<当たり前だぞ)。んじゃ、今年限定ということで「日々これ午年」とか(<だから当たり前だって)。


(1/8) 内輪話で申し訳ないですが、一部の人向けに書いておきましょう。火曜日の本日は新たなカップルの結婚記念日となりました。結婚したのはもちろんこの僕ではなく、うちの講座の助手A原先生と卒業生のT木さんです〜。午前中に婚姻届を二人揃って提出なさって、ようやく入籍された模様。実はみんなには内緒にされていたようですが、A原先生も現在アルバイトとして講座に出入りされているT木さんも二人とも午前中姿を見せていなかったたことと、講座のボスT中先生も午前中大学におられなかったことから、憶測が憶測を呼び「怪しいなぁ」ということになっていました。実はT中先生の不在は二人のこととは全然関係なく、たまたま別の大学で補講が入っていただけだったのですが、結果的に二人の入籍を推測する要因のひとつになったみたい(笑)。いやあしかし、長かったですね。ついに落ち着いてくれましたかという感じ。この二人の関係(教え子に手を・・<何を言うか!)は数年前からみんな暗黙のうちに了解していたのですが、結婚がいつになるのか、今か今かと待っていたのです。お昼過ぎにお二人は来られて結婚の挨拶をして回られていましたね。なにはともあれ、とにかくおめでとうございます。大々的な結婚式はされないそうですが、講座内でお祝いコンパぐらいは開かれるでしょうか。

 そんな極秘入籍が明るみに出る少し前、もう少しでえらいことになっていたという出来事がありました。お昼前に大学に来て間もなくのことです。部屋の外からやってきた助手のM先生が急いだ様子で応援を求めるではありませんか。どうやら実験室で何かあったらしい。後を着いて部屋を出て、隣の実験室に入ってみると・・、なんとそこは床一面水浸しという有様だったのです(あわわ)。うっひゃーこりゃ大変。最高1センチくらいの深さがある大きな水たまり状になっています。その大きさはカール・ルイスでも助走なしでは跳び越せないだろうというくらい(たとえが古いか)。ずっと以前にもこの実験室では水漏れがあって下の階のパソコンやなんかを水でダメにしてしまったという忌わしい過去があるだけに、下の階に漏れていやしないかとヒヤヒヤしましたね。どうやら蒸留器の排水ホースが抜けていたのが原因らしいですが、幸い今回は階下にまで漏れているということはない感じ。とにかくモップやら雑巾で水分を吸ってはバケツに絞っての繰り返しで、M先生とH君の3人で30分くらい床を拭き続けてようやく水たまりが消えてくれました。おかげさまで靴下はビショビショになりましたが、発見が遅れなくて良かったです。階下に水でも漏らしてパソコンをダメにしたりしたら、卒論・修論が追い込みとなるこの時期、弁償しようにもできませんからね。

 実験室の水漏れ処置を終えた後は、郵便局に行って久しぶりに里子となるテディのアンソニーを送り出しました(今度は名古屋市内)。実はこのテディ、正月が明けてからすぐに出そうと封筒に入れて熊本まで持って行っていたのですが、向こうの郵便局で出すのを忘れて結局名古屋まで戻ってきたもの。つまり実際送られる距離よりも遥かに長い旅路を経験してきた比較的珍しいテディかも。だから何ってわけでもないですが、ことわざでいう「可愛い子には旅をさせろ」を結果的に実践したみたいな感じでしょうか。って書いてて今疑問に思ったのですが、「旅をさせろ」の旅って一人旅のことでしょうか? 昔持ってたことわざが4コマ漫画で描かれた本には、ひとり旅をさせているような絵が書いてあったので、ずっとそういうイメージを持っていましたが、ここでいう旅というのは別にひとり旅に限ったことじゃないのかもしれない、と思ったりも。まあ、いずれにしても旅をさせたからといって、立派な人間になるとは限りませんけどね。所詮、ぬいぐるみのクマだし(笑)<テディのことかよ!

 その後、たしか今日は生協で何かあったなあ・・という胸騒ぎというか淡い記憶が沸き起こり、それに従って行ってみたところ、見事にビンゴォ! ちょうどCDとかが20%OFFデーなのでした(わーい)。ふふふ、忘れていましたが、買うものは決まっていたのです。前回来た時に買おうかどうか迷って結局買わなかったCDアルバムをここぞとばかりに購入しましたよ。それは「プッチベスト2 〜三・7・10〜」です〜(にこにこ)。いらないかもしれない曲も入っている(<コラッ)ので、3000円出すのはちょっとどうかなと思っていましたが、2割引きの2400円なら、まあ納得できる内容です。これからしばらくはずっとこれを聴いていることでしょう。大学の行き帰りではCDウォークマンで、研究室にてデスクワークしている時はiMacでエンドレス。通学のときにCDアルバムを聴く場合、大学までの距離が短いためいつも途中の曲まで(自転車に乗ってると1曲目のみ)しか聴けなくて、普通に再生していると毎日毎日同じ曲を聴く羽目になるのですが、ここはひとつ、はっきり言わせていただこう! 今回のアルバムでは1曲目の「チュッ!夏パ〜ティ」(三人祭)が聴けるだけで充分満足で、繰り返し聴いても全然平気なのですよ(にっこり)。この曲のために買ったアルバムと言っても過言ではないでしょう(笑)。それでなんかいろいろおまけの曲まで付いているんだから、良い買い物をしたと言えよう(<おまけ言うな)。

 そうそう、このアルバムを繰り返し聴いてて気づいたことですが、三人祭7人祭10人祭の曲は、DVDでもすでに持っていて何度も聴いているのですが、今回映像なしで聴いてみてようやく歌詞を認識しましたね。今までは映像も一緒にインプットされていたもんだから、ついついそちらに集中してしまって歌詞は全然聴いていなかったというわけです。まあ、CDでは音しか入ってくるものがないので、日本語が理解できれば歌詞を認識するのは当たり前と言えば当たり前ですが。あと、音だけでも声の質とか今は誰のパートなのかとか、そういうことばかり気にしながら聴いてしまうという自分の鑑賞傾向に、ようやく気づきました。入って来る情報が多すぎると拾い切れないものがあるのは仕方ないことですが、肝心の歌詞がなかなか覚えられない理由はここにあったんですね。「サマーれげぇ!レインボー」は恋愛の歌だったということが、今回CDで聴くまで判らなかったことからも、いかにDVDでは歌詞を意識しないで鑑賞していたかが伺えます(笑)。


(1/9) 本当は先日のたこ焼君耳カキをはじめとしていろいろ写真を撮りたいものがあるのですが、実はデジカメの電源が入らなくなってしまったために撮れないでいます。原因は判っていて、バッテリィ切れなんです。だったらさっさと充電すればいいようなものですが、何をぐずぐずしているのかというと、コンセントにコードで繋いで充電しようにもデジカメ本体に電気が流れないらしく、充電はおろかコードを繋いだまま直接電源を入れることもできなくなってしまったみたいなのです。スイッチを入れてもウンともスンともいわなくなりました。ネジも何本か取れてしまっているし、ボディも歪んでるし、たぶんそろそろ寿命なんですね。というかすでに寿命。うーん、約2年半の命でしたか。決して永いとは言えないですが、よくもってくれた方でしょう。買い換えの時期を模索していたところだったので、良い機会です。年も改まったことですし、心機一転、今度の休みにでも新たなデジカメを物色に出かけてみようかな(ルンルン)。2月になれば那古野コネクションのオフ会もあってデジカメが必要になりますから、早い方が良いでしょう。今度のは光学3倍ズームくらいは欲しいところです。

 年が明けても心機一転できていないのは起床時間でありまして、本日水曜日も布団から起き上がれたのはおやつの時間近くという有様でした(えへ)<ぶりっ子してもダメ。寝るのが明け方近くだったとはいえ、そんなのは言い訳にしかなりませんね。平日くらい朝から大学に顔を出していないと、そろそろ存在を忘れられてしまいそうです(苦笑)。やっぱり今年の目標は「早起きをする人間になる」にしないといけませんね。声を大にして言っておかないと、目標にするだけで達成できないような気がするのでここに書いてちゃんと宣言しておきましょう(って、書いて達成できなかったことが今までに多々ありますが・・)。えっと、そうですね、最低朝9時には大学に出て来る習慣を身に付けるでしょう!(天気予報ふう) いや、でも待てよ。よく考えたら、早起きの習慣は今すぐにでも身に付けたいのに、それを今年の目標としてしまっていいのでしょうか。今年の目標とか抱負に掲げるようなことは、大抵一日にして成らないからこそ掲げるのであって、そういう意味ではその目標を達成するのに一年近くかかったとしても、誉められはせよ時間がかかったことを責められることはないはずです。つまり、今年の目標として「早起きの習慣を身に付ける」ということを掲げてしまうと、年の終わり頃にそれが達成されさえすれば充分なことになってしまうじゃないですか。本当の目的は、一両日中に早起きの習慣を身に付けることにあるのです。なのに、今年の目標として掲げて一年という時間的猶予を自分に与えてしまうと、そりゃもう、ちゃっかりそれに甘えること請け合いですよ(甘えるな!)。きっと12月くらいまで早起きの習慣なんて身に付かないに違いありません(笑)。うーん、やっぱり前言撤回。今年の目標は「早起きをする人間になる」ではありません。しかし、そうなると一体どうすればすぐに早起きの習慣を身に付けることができるというのだろうか・・(【答】何が何でも早起きをする)。

 さて、昨日水漏れを起こした実験室ですが、今日も幾度となく床に水がこぼれるという事態になりました。蒸留水を作るための新しい蒸留器を運転させて、容積が50リットルあるタンクいっぱいに蒸留水が貯まっていたのですが、最初のはタンクの洗浄を兼ねて貯めた蒸留水なので、捨てる必要がありました。水が出る口はタンクの下に付いているので、捨てるためにはタンクを持ち上げなきゃいけません。で、M先生と二人でタンクを実験机の上に持ち上げようと試みたのですが、その時、閉めたと思っていたコックが実は開いていて、タンクの蛇口からホースが抜けてじゃばじゃばと1リットルぐらい蒸留水が漏れてしまったのです。タンクは重いのですぐに下ろすこともできず足は濡れ放題でしたが、慌ててタンクの蛇口を指で塞ぎコックを閉めることに成功。ふぅ。昨日の二の舞いだけは防げました。水浸しになった床はモップで拭いて、ひとまず事なきを得たしだいです(全然“事あり”ですけども)。

しかし、安心したのも束の間、これだけでは終わりませんでした。どうにも持ち上がらないタンクを机の上に持ち上げるのを助っ人として呼んできたT中氏に手伝ってもらい、なんとか机の上に上げ、蛇口から蒸留水を出してバケツを使って少しずつ捨てていったのですが、その作業中不注意で服が背後にあった別の蒸留水タンクのコックに引っ掛かってしまい、またしても水が床の上にボタボタと・・(苦笑)。うわっ、お前もか、って感じ。これもすぐに気づいてコックを閉めたので事なきを得ました(だから“事あり”だって)が、我ながら己の注意散漫さには呆れます。濡れた床は再びモップで拭いて作業再開。その後タンクの蒸留水はO田君の協力など得て、全部捨て切ることができました。ふぅ。これでもう水漏れの心配はないでしょう。

と思っていましたが、そうは問屋が下ろさない出来事がありましたね。タンクの蒸留水を捨てて、蒸留器とホースで繋ぎ、蒸留器の通常運転を開始したのですが、この蒸留器が曲者だったのです。今までの使用で、どうも蒸留器のどこからか少しずつ水が漏れているらしいことが疑われていました。そこで、いろいろ実験関係の物を納入してくれる業者の方が来られたときに蒸留器を調べてみることになったのです。そのために、蒸留器の釜部分に入った水を排水する必要があったのですが、排水するためのコックをひねってしばらく経った時、なにやら違和感を感じました。普通なら暖かい水は排水ホースを通って流し台の方に流れてそこから湯気が立つはずが、そのときは蒸留器が置いてある台の下の方から広く立ち上っていたのです。はぅ!も、もしや。と思い排水ホースの行方を確認してみると、なんとホースの先は流し台には無く、そこから落ちて床にあるじゃないですか!(がーん) あわわわ、垂れ流しかよ!っていうか、ちゃんと確認しなかった自分にとほほ〜。今度は3リットルくらい水が床に広がってしまいました。なんかここまでくるとこの実験室には水難の相があるんちゃうの?と疑いたくもなりますね(笑)。半分は自分の不注意なんですが。

ようやく通常運転を開始できたと思っていたこの蒸留器は、その後釜部分に目には見えないくらいの微小な隙間があるらしいことが発覚し、交換されることになってしまいました。事故が起こる前に欠陥が見つかって幸いと言えますが、せっかく床を濡らしてまでいろいろやってきたことがすべてちゃらになると思うと、なんだかげんなりですね。はあ・・(溜息)。悲しみに明け暮れる講座のメンバでありました(誇張あり)。

 先日バージョンアップというか付加機能が付いた(“付”の重複)放射化分析プログラム関係で、解析方法の違いによって得られる結果の違いを確認するために、3時頃からアイソトープセンタにてちまちまとデータの打ち出していました。これに意外と時間がかかってしまい、ひとまず終了したのは5時前。その後ちょっと外出して戻ってきて夕食。またしても熊本のとんこつラーメンです。毎日こればっかりですけど、美味しいので苦痛ではありません(笑)。そして相変わらず夜は日記を3日分書いたのでありました。


(1/10) 昨日、早起きの習慣を身に付けるとかつけないとか言ってたばかりですが、木曜日の本日も無理はしないでぐっすり午後まで睡眠(あはは)<無理しなさい。起きてからは食事もせずにコーヒーを飲んだだけですが、シャワーを長い間浴びていたりなんだりしてて、大学に出てきたのは午後4時過ぎというテイタラク。この段階になると、もはや遅刻というよりもほとんど欠席に近いですね(苦笑)。ひょっとすると、下手に大学に出て来るよりいっそのこと欠席した方が「風邪でもひいたのかな」などと想像される余地が残されているだけ、自分にとってメリットがあるのでは?と思わなくもない時間帯です。しかし、ここはひとつ、それでもリスクを承知で出て来た自分を勇気ある行動をしたと無理矢理にでも誉めようではないか(<ものは言い様だな)。もうね、誉めないとこんな生活やってられません(笑)。嗚呼、愛しきかな、早起き。

 さて、大学に出て来ると自分の机の上に履歴書が置いてあります。なにやら指導教官であるT中先生の下で働くことができる枠があるらしく、博士過程後期(ドクタコース)の学生ならその資格があるそうなのです。それで来年度から書類上は(実質上も?)D3のS田氏とともに非常勤として働くことになったのです。そのための履歴書がこれ。大した量じゃないのですが、高校や大学の正確な卒業年月日を調べる段階で、母校のホームぺージでついつい校歌を見てしまったりして(結構覚えている)、予想以上に書くのに時間がかかってしまいました(笑)。それを書いている最中に環境学研究科の事務から同室のM先生に電話があって、そのやりとりを聞いていたらどうやらタイムリィにもこの仕事の給料についてでした。後ほどその内容を訊いてみると、なんと最高180万円まで出せるらしいのです。うわ、それってなんとか生活していけるくらいやん! なんか扶養家族の限度額を越えてしまってややこしそうではありますが、こんな美味しい話はありません。ぜひともそれくらい給料が欲しいです〜。と一応希望してみましたが、週当たりの労働時間を計算してみると30時間。うげ、5日で割って一日当たり6時間も働かなあかんことになるのか。これじゃさすがに研究どころではなくなります。ということでM先生が早速T中先生に確認をとってみることに。そしたら、一年で一人30万か40万ってことになりましたね。はは、やっぱり学生しながら180万ももらえる美味しい話はあるわけないですね・・。ま、それでも給料がもらえるのは助かります。もちろんその分の仕事をしないといけないわけですが。よ〜し、頑張って新型iMacを買おう!<狙いはそれか。

 履歴書を書いてるうちに夕食時になり、今年初の生協食堂での食事となりました。しかし、内容は至って質素なもので、ご飯に納豆と玉子、味噌汁と竹の子の和え物のみ。メインなし。お正月の食べ過ぎによる拒食症(と言う程でもないけど)も治まっていたので、さすがに生協から帰ってきてから、米屋の息子H君が持って来てくれたお餅をいただきました。夜は頼まれ仕事に関することをコツコツ2時間くらいして、その後は日記書き。ここで一気に3日分書ければようやく現在に追いつくことができたのですが、なにぶん記憶があやふやになっていることが多く(特に平凡な大学生活では)、思い出しながら書くのに6時間くらいかかってしまい(ぐはっ<吐血)結局1日分しか書けませんでした(ぐはっ<吐血ツー)。なにやってんだか。思い出せないなら嘘でも書いとけばいいのにねぇ。それができないほどに誠実な人間ってことでしょうか。もちろん日記に対してね(笑)。深夜にさらにとんこつラーメンを食べてから帰宅。

 そういえば、義務づけられるというニュースがあってすぐに「!広告!」という文字がサブジェクトの頭についたメールが届いたなあ。対応早過ぎ>アダルトサイト。っていうか、最近やたらとそういうメールが携帯電話ではなくパソコンで使ってるアドレスに届いて鬱陶しいです。そういうメールを「!広告!」という文字でフィルタリングすれば、あららこめ除去することができるようになるとのことですけど、使ってるメールソフトは低機能なため(もしくは使い方を知らないため)フィルタがかけられないのです。だから「!広告!」という文字が入ったところで意味なし(苦笑)。まあしかし、読まれたくない相手にやむを得ずメールを出す時、サブジェクトに「!広告!」と付ける手はあるかもしれない(嫌がらせか)。ヒロヨシさんが発行するメールマガジン「!広吉!」ってのはどうか(何が?)。 


(1/11) 本日が鏡開きであることも朝のラジオで知った金曜日。それなのに起きたのが、午後2時頃だというのはどういうことですか、まったく。まあ、睡眠時間は8時間ってとこなので寝過ぎというわけじゃないですが、いい加減西日を浴びながら大学に行くのも飽きてきました。下手すると帰宅しようとバス停でバスを待っているうら若き高校生とかに出逢ってしまって、哀愁漂うことこの上なしです。想像してみてください。夕陽に染まる淡い空の下、青色発光ダイオードで文字盤が光るT講堂の時計、手前に広がる少し傾斜した芝生広場、その一段下にあるのがN大学前のバス停、そこでバスを待つ人々、その合間を縫って走る1台のマウンテンバイク、サドルに跨がっているのは膝とか手の指の関節とか左肩とかの痛みがなかなかとれない眠そうな顔をした(しかしどことなくジョニー・デップ風の)しがない大学院生という構図。はぁ・・なんか、カッコイイな(笑)。え、ジョニー・デップちゃいますか?そうですか。冗談はさておき、ほんとそろそろ朝方に戻しましょう。いや、今度こそほんとに。

 夕方頃大学に出て来てやったことといえば、昨日問題になった蒸留器の交換に伴って圧着端子を改めて導線に取り付ける作業を手伝ったりとか、実験室で使うためのタコ足コンセントに導線を取り付けたりとか、そんな電気工事まがいのことばかり。こういう作業は比較的好きなんですけど、ただ風邪ひき中のS田氏と共に作業をしていたのが少し不安なところ。伝染っていやしないかと(苦笑)。あ、違う違う。やっぱり全然不安なんて感じてません、はい。そういう心の隙を見せてはイケナイのです。そう、たとえ伝染っていたとしても風邪の症状なんて出るはずがないと信じ、出たとしても気づかなければ良いのです。考えてはいけません。想像してもいけません。「黒猫の三角」の冒頭に引用されているライアル・ワトソン「ネオフィリア」に出てくるフエゴ島民には、想像を絶する大きさの船ビーグル号が最初見えなかったみたいに、想像できないものは見ることも経験することもできないのです。だから、えっと、ほら、もう何が不安だったのかさっぱりでしょ?(にこ)

 度々の水漏れがあったのとは別の、質量分析装置が設置されている実験室に新しい冷蔵庫が入りました。主に薬品などを入れておくためのものですが、厳密な温度管理を必要としないため、一般的な家庭用の冷蔵庫です。ネットに繋がりもしないし、ドアを開けなくても中身が判るなんてこともないし、当然音声メモを残したりもできないし、液晶画面も付いてないし、乾燥もできないし(しちゃいかんでしょ)、立ち消え安全装置も付いていなければ綺麗なお姉さんも付いてない(冷蔵庫に何を期待しているのか)という、冷凍・冷蔵・野菜室の3ドアの至ってシンプルなタイプ。いくら薬品とかサンプルの保管用だといっても、とりあえず野菜室にビールが入りそうなことは確かです(笑)。あと、ドア部分に備わっている玉子入れだけは底が丸くて研究に関係ある物では使えなさそうなんですが、大丈夫、入れるものがちゃんとありましたよ。チョコエッグがね(笑)<結局玉子じゃん<っていうか全然研究用じゃないし。

 夜になり、ひょっとすると森先生の新刊が出ているかもしれない、それが無くても「ダ・ヴィンチ」は出ているはずだと思い立ち、閉店間際の生協に走って行ってみたのですが、書籍部は5時半で閉まってしまうということをすっかり忘れていました(しょっぼ〜ん)。しかし、そのまま引き下がるのもなんなんで、残り少なくなったテディとかお菓子類を買って帰るのです。テディは新たに入荷する気配がありません。う〜む、【Prat2】もとうとうここまでか・・。あと1回買いに来たら終わりって感じでした。【Prat2】では結局自分の誕生日テディは手に入らないかもしれませんね(無念)。

 夕食に例のとんこつラーメンを食べようとサロンに行ってみたら、同期のT中氏たちと一緒に指導教官のT中先生もおられるではないですか。なんだか嫌な予感しましたが、ばっちり的中、頼まれていた仕事の結果を訊かれてしまいました(苦笑)。これから食事だと意気込んでたところだったのに、すぐに結果を見せて欲しいような雰囲気です。あちゃー、これはのんびりラーメンを作って食べている場合ではありません(汗)。ということで、とりあえずお餅を2つ食べることに(<お餅なら良いのか)。後ほど見せますよ、という返事をしておいて、先生がひとまずサロンを出ていかれたのを見計らって、焼いたお餅を食べます(もぐもぐ)。それを食べ終わってからもまだ時間的余裕がありそうでした。ので、やっぱりラーメンを作ろうかと2人前入りの袋を手に持っていると、隣のT中氏もラーメンの袋を手に取り作って食べたいようなことを言い出します。あ、ならちょうどいい。どうせ作るなら2人分一緒に作ってもらおうかと思ったわけです。そして作り始めるT中氏。しかしそこにタイミング悪く再登場のT中先生(名前が同じでややこしい)です。仕方なく、ラーメンはT中氏に譲り(この時点ではそのつもりだった)部屋に戻って頼まれ仕事に取りかかったしだいです。そしたらしばらくして、T中氏がドンブリに入ったラーメンを持って来るではありませんか。なんだ、てっきり二人分食べるもんだと思っていましたが、わざわざ残しておいてくれたんですね。ありがたや。でもこれ、のびてるよ(しくしく)。どうやら作った後しばらくサロンで放置されていた模様。その後、ラーメンをそのままにしておくのも忍ばれたので、仕事を中断し、結局それを食べてから続きをすることにしました。どうせ食べるなら初めから食べておけば良かったなあと思いつつ(苦笑)。


(1/12) ついにやりました!悲願達成です。長年夢見てきた(そんなには見てない)早起きに成功したのです。朝から比較的暖かな今日はなんと7時半起きですよ! 今までに何度言ったか判りませんが、もう一度言わせていただきましょう、やればできるもんです(にっこり)。今回は二度寝することもなくちゃんと目が覚めてからすぐに動き出しましたから、正真正銘の早起きでしょう! ただ、惜しむらくは本日が土曜日であることですね。休日に限って早起きかよ〜(苦笑)みたいな。しかも眠りに就いたのは午前5時。つまり2時間半しか寝てないわけですが、何故か朝は妙に目が冴えてしまって二度寝しようにもできなかったのです(しようとしたのか)。仕方ないので布団から出て、お風呂を沸かしている間に朝食(とんこつラーメン2人前)を作って食べて、洗濯機を回しながらお風呂に入り、お風呂上がりには余裕をかましてちょこっとゲームまでしてしまったという朝でした。ああ、朝からこんなにいろいろできるとはなあ・・。普通のことなんですけど、今までが今までだけに感慨もひとしおです(笑)。問題はこれが続けられるか、ですけど。明日も頑張ろうっと。

 さて、晴天の下、午前中に大学に来て、昨日の仕事の続きでもするのかと思ったら、しませんでしたねぇ(ヒトゴトか)。そんなことはこれっぽっちもしなかった一日でした。気になるサイトやメールのチェックを済ませた後は、生協に行き、今度こそ森先生の新刊をゲット、するつもりでしたがまだ並んでいませんでした(明日あたり本屋に行ってみようかな)。しかし、「ダ・ヴィンチ」「子供の科学」はあったので購入。あ、今月のは偶然にも2誌とも表紙の色遣いが白地にピンク色のタイトルで似ていますね。食料はカレーパンコアラのマーチチョコ&コーヒービスケットと、テディを3つ購入。実はこれで生協のテディはすべてなくなってしまいました。おそらく新たに入荷されることはないでしょう。ついに最期を看取ってしまいましたね(ぐすん)。さらばバースデーテディ・・。とか言いつつ、まだ写真を撮ってないのがいくつか溜まっていますので、このページはまだ更新されますけども。

 昼食は買ってきたカレーパンと、米屋の息子H君が持ってきたお餅を食べました。ここ1週間の食費はとんこつラーメンとお餅のおかげで、お菓子類を除けばたぶん1000円を越えていないはずです。助かってます。炭水化物ばかり摂取しているような気がしますが、そんなことははっきり言って些細なことですね。特に不調は感じていません。貧血もなく至って元気。世界には芋だけ食べて生きている種族もいるそうですからね。まあ、彼らのお腹の中には他の栄養素を合成してくれる特殊な菌が共生しているらしいですが、同じ人間、やってできなくはないでしょう(そういうものではない?)。そもそも、いろいろ食べないと健康を維持できないっていうのが生物としておかしいと思うのですが、いかがでしょう? 足りないものがあるとすぐに病気になって死んでしまったりするなんて、それじゃちょっと弱かぁないですか、って言いたい。そりゃ、食料の絶対量が少ないと衰弱して身体に変調を来してしまうでしょうけど、食料の種類が少ないときも同じとは限りません。たまたま現代人の一部は食料に恵まれているから、舌が欲するままにいろいろ食べて結果的に雑食性になっていますが、だからって一日30品目食べなきゃいけないという道理にはならないと思うのです。雑食というのは、いろんな物が食べられるという可能性を持っていることであり様々な環境への適応能力の高さを示すものであって、決して多くの栄養素が必要だという意味ではないはず。別に栄養学とかを否定するわけじゃないですが、自分の経験上、そこまで食べんでもええんちゃうの?と思うわけです。結構健康に生きてまっせ、てね。そういうのは、やっぱり素人考えなんでしょうか。だとしたら、人間てあまりに弱い生物だよなあ(悲哀)。

 昼食後、「ダ・ヴィンチ」に載ってる森先生「奥様はネットワーカ」第21回を読みました。そうか、7の倍数の回で今回も詩的なんですね。そろそろ終わりが近づいてきたのかな。しかし、一体誰が犯人なのか、まだまだ予断を許しません。

 夕方から夜にかけては、ようやくというか、今頃かよ!ともいうべきイラストを描くことに精を出していました。もうお気づきのことと思いますが、トップページにも貼ってある年賀状の返信ハガキのためのイラストです(笑)。昨年祖母を亡くして今年は喪中なので(というか年賀状買いそびれたので)、お送りするのは年賀状ではなく普通の官製ハガキだし(くじ付きじゃなくてすみません>各方面)、挨拶もご覧の通り、新年の挨拶は控えさせてもらってます。フォトショップをはじめいろいろソフトを駆使して(使いこなせてないから)ようやく仕上がったしだい。もっと早く描けると思っていたのですが、意外にも文字の部分に時間がかかってしまいました。字はもともと上手くないですが、ペンタブレットでは余計な力が入ってしまって、何度書いても思うような文字が書けませんね(苦笑)。書いては消し書いては消しの連続コンボでした(コンボではない)。とりあえず印刷までは終わったので、あとは宛名やら個別のメッセージやらを書いて投函するだけです(しかしこれが一番面倒臭い)。年賀状をくれた方は待っていてくださいね。と言っても、ここをご覧の方でこのハガキを受け取られる人はほとんどいませんが。


(1/13) 早くも2日目にして早起きできていない人はだれ?(苦笑) というわけで日曜日は午前3時くらいに寝て10時頃の起床でした。まるで前日の睡眠不足のツケが回ってきたかのような熟睡っぷり。まあ、午前中に起きられるようになっただけでも、よしとしますか、とりあえず。今後の頑張りに期待します。

 ズボンはそんなに数を持っていなくて、ここ最近はほとんど毎日同じジーパンを穿いていたのですが、いい加減洗濯しなければいけない頃合だったので、他に溜めてあった洗濯物と一緒に、昼頃洗濯機にかけました。そして出かけるにあたって別のジーパンを久しぶりに穿いたわけですが、これがなんと、予想以上に上司上司、じゃなくブカブカ(ダジャレか)なのです。あれぇ、こんなにおっきかったっけ?てな具合に。今まで穿いていたジーパンがタイト気味だったので、余計そう感じるのかもしれませんが、太ももの部分もウエスト部分も随分と余裕があるような気がします。こんなこと言うと羨ましがられそうですが、お正月にあれだけ飲んで食べ続けたのに、これっぽっちも身に付いていないと知って少しショックでした(笑)。一瞬でしたが、むしろどんどん痩せ細っていっているのではないかという不安さえ覚えたほどです(そんなことはないでしょうが)。もう、それくらいブカブカというわけ。同じジーパンを3年くらい前は、太ももがパンパンの状態でようやく穿けていたんですけどね。筋肉の衰えを痛感しました。最近、ずっと座りっぱなしでしたからね。膝が痛いのもそのせいかもしれません。これからは、少しずつでも筋力トレーニングしようかなと、思わなくもなかったりして。

 さて、大学に来てからは昨日印刷した年賀状返信ハガキの、それぞれの宛名とメッセージを書いていました。本当は水性ボールペンでもあれば良かったのですが、赤色しか持っていなかったので、仕方なく筆ペンで書きました。ハガキに毛筆で書く意味なんてあんまりないと思いますが、毛筆体で印刷するより少しは意味ありゲでしょ?(笑) この作業が午後4時頃までかかりました。そして、バーゲンに出かけるついでに、それを投函しようと思ったわけですが、このあとちょっとしたトラブルがあったのです。

 それは、ポケットにハガキを忍ばせ、リュックを背負いCDウォークマンで「プッチベスト2 〜三・7・10〜」を聴きながら、研究室のある建物の1階に階段で降りていたときでした。2階から1階への階段の踊り場部分に差し掛かったところで、1階ロビィにちょっと太めの見知らぬ女性が立っているのが見えました。しかもこちらを向いています。違和感を感じつつもそのまま音楽を聴きながら1階へと降りていくと、その女性は何やらしゃべっているらしいことが判りました。ただ、こちらは音楽を聴いたままでその声はよく聞こえなかったし、最初は誰か他の人に向かって話しかけているのか、あるいは独り言かと思っていたので、あまり気にせずロビィに降り立ち出入口に近づいていきました。当然その女性とも距離も縮まります。するとどうでしょう。なんとその女性は自分に対して話しかけていたようなのです(がーん)。ちっともそんなふうには見えなかった(具体的に言うと、知り合いにでも話しかけているような口調とそぶりだった)ので無視してしまったよ。そのことにようやく気づいて、申し訳なく思いつつイヤホンを外し、話を聞いてみることにしました。しかし、よく見てみると、女性の服装はジャージ姿で上着のファスナは締められておらず(というか締まらないくらいにふくよか)、髪はセミロング(しかしボサボサ)、化粧をしているものの小学生が母親の化粧道具を使って化粧したみたいで上手いとはいえず、しゃべっている口から覗く前歯は少し抜けています。そのせいか少し話が聞き取りづらいときたもんだ。人を外見だけで判断してはいけませんが、できれば係わりになりたくないようなオーラを醸し出しているんですよねぇ。初め、何を言っているのかよく判りませんでしたが、どうやら外に出たいけど出る方法が判らないらしい。は?出入口のドアから出ればいいじゃん。一瞬そう思いましたが、すぐに気づきました。あ、今日は日曜日だっけ。ということはドアには自動的に鍵が掛かっているわけで、部外者なら開け方が判らなくても不思議ではないかなと。しかし、少し考えれば鍵は把手の下の方にあるコックを捻れば開くようになっていることぐらい気づきそうなものです。いや、それ以前にそんなことも判らない人が建物の中にいることがおかしいじゃないですか。というのも、休日や夜中はこの建物に入るときには暗証番号を入力する必要があるのです。そう、だから最初この女性を見たとき、中にいるくらいだから部外者ではないだろうと無意識のうちに判断していたのでしょう。で、出る方法が判らないと聞いたとき、は?となったしだい。そこはかとない怪しさを感じましたが、とりあえず出るのは問題ないだろうとドアのコックを捻り鍵を解除して女性と一緒に外に出たのでした。

ここからが長かった(苦笑)。外に出てもその女性はなにやら必至に話しかけてくるではありませんか。なんか、成りゆき上無視するわけにはいかなかったので、一応話を聞いてみることに。しかし、言ってることがよく解らないのです。うちの専攻のO澤先生と話したとか、瑞浪の博物館で働いていただとか、家には化石があってこちらで見てもらったらクジラだと言われたとか、研究生として来ることになるとかならないとか、とにかく要領を得ません。言ってることひとつひとつは理解できるしなんとなく現状は解るんですが、「で、この僕にどうしてほしいわけ?」と思わず訊きたくなるような話し方なのです。いきなりそういうこと言われてもねぇって感じ。しかもタメ口混じりで馴れ馴れしいし、ちょっと不快(でも表情はにっこり)。こちらが困っていることに気づいたからか、向こうもしばらくして「えっと、つまり何が訊きたいかと言うとですね」とようやく要件を言ってくれました(溜息)。でも、それがまたイマイチ解らないのです(うう、誰か助けてくれ)。聞くところによると、持っている化石を対象に研究ができるかもしれないという話をO澤先生に言われて、研究生か聴講生でN大学に来るつもりらしく、そのための願書を取りに事務に行ってみたけど自宅に郵送されてきたのは変な書類ばかりで嫌がらせを受けたとか、F井先生(よく知りません)に相談したり保健管理室の先生にも相談したり、O澤先生に何度も電話したけど留守だったので今日来てみたら出張中で会えなかったとか、能のサークルには入っているけど学内に知り合いがいないので大学のことを教えてくれる人が欲しいとか。って、分かりにくいでしょ?(苦笑) 自分で書いてても混乱するもんなあ。それくらい話が発散しているのです。学生便覧を持ってないかとも訊かれました。はっきり言って聞いてて疲れます。要するに、N大学に来たいんだけど、願書とか事務手続きとか建物のこととかいろいろ教えてくれる交友関係が築きたい、ってことだったのでしょう(たぶんね、たぶん)。っていうか、その交友関係を結ばれちゃおうとしているのは、ひょっとしてこの自分なのではないのか?(汗) いや、ちょ、ちょっと待ってください。それは困ります。とか思いつつ、電話番号聞かれて研究室の部屋の電話番号を正直に教えちゃったよ、あわわ(さすがにアパートのは教えなかったけど)。うーん、困った。頼られても全然力になれないし、力になりたくもないのに(苦笑)。ああ、部屋にこの人から電話がかかってきたらごめんなさい(>講座の人々)。

そうやってかれこれ30分くらい話を聞いてしまった(これからバーゲン行くところなのに!)のですが、そのままでは埒が明かなかったのでとにかく大学院の願書とか学生便覧のことなら環境学研究科の大学院の事務に行ってくださいとお願いし、そこの位置もおおまかに説明してその女性と別れることができました。はぁ・・えらい人に捕まってしまったものです。まったく、出かけようとしていたときに、ついていません。貴重な時間が台無しです。その後郵便局前のポストにハガキを投函し、バスに乗ってに出発できたのは午後4時40分でした(すでに憔悴)。

 バスの中で「チュッ!夏パ〜ティ」を聴き、少しは元気を回復(にっこり)。栄ではまず三越カールヘルムに寄りました。一応これがメインです。なんせ50%OFFセールですからね。しかし、すでにめぼしいものは売り切れていて、散々迷った挙げ句結局50%OFFで買ったのはこういう機会がないと買わないであろう花柄のシャツのみ。もうひとつ買った春物のシャツはセール対象外のものでした。まあ、ポイントを貯めてもらった3000円割引カードが使えて安く買えたのでいいんですけど。その後ロフトに向かい、紀伊國屋書店森博嗣先生の新刊「捩れ屋敷の利鈍」をゲット(にこにこ)。うわーほんとに全部のページが閉じられているんですね、これ。それから、「アメリのしあわせアルバム」も買ってしまいました。う〜ん幸せ。

 最後は大須に行ってデジカメを購入。いろいろ迷って今まで使っていたやつの上位機種に決定。FinePix 4800Zです。ちょっとデカイですけど、今持ってる記録メディアが使えることと、スタンドに本体を載せるだけで充電とパソコンへのマウントができてしまうシステムが決め手となりました。いくつかの店を見て回りましたが、大須で一番安くデジカメを売っていると宣伝しているカメラ屋さんで買いました。土日特別価格のさらに値引きで純正のキャリングバッグもおまけでもらって、他店よりもなんと1万円安く買えたのです。これにはびっくり。いやあ、良い買い物をしたなあ(満足満足)。これで心置きなく写真が撮れるようになります。で、大学へ帰ってきて撮ったのが、夕食として食べたそびえ立つお餅(笑)。冷凍庫の奥に眠っていたもの(ひょっとして1年前のかも)を発掘して食べたんですけど、電子レンジで暖めてから焼いたらこうなりました。ビニール袋の匂いが移ってしまっていて、あまり美味しくなかったです(うえっ)。


(1/14) 昨日はいくらなんでも書き過ぎだな(苦笑)。ということで今日は比較的短めに。成人の日の月曜日は8時には目覚めました。朝のラジオでは成人式ネタばかり。昨年会場が荒れた自治体などは、事前の申し込みとか保護者同伴とかいろいろ対策を施しているようでしたが、参加したことがない身にとってはそこまでしてやることか?と思わなくもないです。市町村単位で大勢がわざわざ集まってえらい人の話を聴くことの意味合いがね、イマイチ・・。卒業式とかならまだ理解できますが、成人式って何でしょう? ほとんどの人が大学まで進学している状況で、畏まって(あるいは暴れたりして)成人式に参加して「よし、今日から俺は成人だ」なんて感じる人がいるんでしょうか? 何かの節目にしようとしているのかな。しかし、節目ぐらい自分で作れば良いし、節目を作る必要もないと思います。それとも単なる思い出作りでしょうか? えっと、それはまあ良いでしょう。別に参加している人を批判しているわけではないですよ(にっこり)。それよりもっと解らないのは、それを報道しているマスコミの姿勢です。そりゃ、情報を欲している人に対して提供するのがメディアの役割でしょうから、成人式がありましたと伝えてくれるのはよしとしましょう。ただ、どこかの成人式で何か問題が起これば鬼の首でも取ったかのように取り上げるっていうのは、ちょっといかがなものかと思うのです。待ってましたと言わんばかり。期待して取材しているのが見え見えです。犯罪や珍走族(俗に言う暴走族ね)に関してもそうですが、やっぱりマスコミが取り上げることで助長されている部分はあると思います。みんなから無視されれば当人たちも虚しさに気づくでしょうに。つまらないやらせ番組とか作るんだったら、そういうところを隠して無かったことにするくらいの勇気がないのでしょうか。「迷惑行為だ」とか「危ない」とか主張しているわりには、ちっとも撲滅しようという姿勢が見られません。明らかに迷惑な集団を恥ずかしい呼称で呼んだり、犯罪行為を無かったことにしたりするのは、ある種の情報操作になってしまいますが、そもそも報道される時点で情報は何かしらの操作はされているんですからね。マスコミもそれくらいの正義感を持っても良いのでは? それともやっぱり、報道にとっては平和じゃない出来事の方がおいしいネタなのかな。だとしたら、それだけ日本が平和だということでしょうね。ええと、つまり言いたかったのは、成人式に参加したかったなあということ(羨ましかったんかい!)。だって、振袖着た女の子がいっぱいなんだよ!(ぽわ〜ん)<しかも動機が不純じゃねぇか。

 さて、そんな成人の日の朝はちゃんとご飯を食べてシャワーも浴びて9時半には家を出ました。しかし約束の時間にはギリギリ間に合うかといった時間。大学に一瞬寄って、デジカメと「アメリのしあわせアルバム」を持ってから、地下鉄で栄に向かいます。到着したのがちょうど10時頃。今日はもともと名古屋港の方の映画館に行くつもりだったのですが、上映時間までに間に合わなさそうだということで、前回と同じパルコにあるセンチュリーシネマに行きました。そう、その映画とは「アメリ」なのです(にこにこ)。2回目ですね。だから「アメリのしあわせアルバム」も持参していたわけです。チケットを買い、上映開始時間まではその本を観ていました。お客さんの数は前回よりも明らかに多い感じ。雑誌とかで取り上げられてますます人気が出てきたのでしょうか。トイレに行って飲み物を買って、午前11時ギリギリに入場。席は見やすいと噂の前から5列目ほぼ中央。たしかにここから見るとスクリーンが丁度良い大きさに見えますね。まもなく上映開始となりました。今回もあっという間の楽しい時間でしたね。何度観ても(って2回目ですが)笑いどころでは笑ってしまうし、余裕がある分細かいところもチェックできます。それに、他のお客さんの反応を観察するのも面白かったです。「ほら、もうすぐ笑うところだぞ、くるぞくるぞくるぞ、来たー、どうだぁ」というふうに、期待通り他の客が笑うと嬉しくなりますね(笑)。あと、なにかしらミステリィが明かされる前の反応の早さから、その人の推理力を推し量ることもできたりします(そんなことを気にしながら観ていたのか)。そんなところも複数回観ることの醍醐味でしょう。いやあ、良い映画というのは繰り返しの鑑賞に耐えますね。というか、繰り返し観てこそ楽しめるところがあります。まだまだチェックしきれていないところが多々あるので、また観てしまうことでしょう。早くDVDが出て欲しいです。

 その後は、昼食を食べる場所を求めて大須方面に歩いて行ったのですが、なかなかめぼしいところが見つからず、大須の商店街をぐるぐる回ってしまいました。しかも途中、大須観音に寄って初詣(神社じゃないけど)とかしてるし(笑)。初めて訪れましたが、予想していたよりも大きい建物でしたね。結局昼食はアメ横付近まで戻ってきて200円のお好み焼きを買って食べたのでした。近くの小さな寺の前の石段に座ってです。入口にはこういう狛犬がいます。日陰で少し寒かったですけど、なかなか美味しかったです(狛犬でなくお好み焼きがね)。その後、ロフト紀伊國屋書店に行って森先生へのアンケートが載っている「活字倶楽部」を探すも見つからず、喫茶店でコーヒーを飲んだ後も、マナハウスに寄ったり、名古屋駅まで行ってセントラルタワーズの三省堂書店に行ったり、帰り際に地下の三省堂書店にも寄りましたが、結局見つかりませんでした。しかし、後ほど確認したら1月25日発行だったんですね。どうりで見つからないはずです(苦笑)。ハヤトチラー。

 大学に戻り、夜は森先生の「捩れ屋敷の利鈍」を一気に読了しました。ああ、薄くて読みやすいです、これ(笑)。噂通りVシリーズとは思えない内容でしたが、なんというか、トリックもさることながら、うわーやっぱりそうなの?!みたいな事実が発覚したかもしれない、非常にムフフな話でした(ムフフ)。ああ、これはネタバレ談義に華が咲くこと請け合いの作品ですね。S&Mシリーズを既読のファンにはたまらんです(あんまり書くとネタバレそうなのでここまで)。


(1/15) そうそう、書き忘れていましたが、「捩れ屋敷の利鈍」の袋とじは糊で貼り合わされている部分で開封しました。開いた袋とじ部分はあららこめついている折り目で畳むと、ちょうど座り良く本に収まってくれるのでいいのですが、汚く剥がれてしまってのがちょっと悲しいです。これだったら素直に切り取り線で切っとけば良かったかもしれません。最初本を開いたとき、切り取り線にミシン目が入っていることに気づかなかったのがいけませんでしたね。気づいてればそこから開けただろうに。次買う時はそこから開けることにしようかな(もう1冊買うつもりか)。そして、もちろん袋とじを開封しない保存版も買っておかないとね(さらに買うのかよ!)。

 昨夜は早く帰宅するつもりだったのですが、日付けが変わってから、GIFアニメ作りに没頭してしまいついつい夜更かしでした。えっと、何故GIFアニメなんか作ったのかは秘密です(にこ)。本格的に初めて作ったわりには、まあまあの出来だと思います(ここで公開されることはないでしょうけど)。しかし時間がかかり過ぎ。家に帰ったのは午前4時頃でしたからね(苦笑)。そんなことをしていたため、起きたのはお昼過ぎ。目覚めてなかなか早起きの習慣が身につかないことを嘆いていると、電話がかかってきました。大学からの呼び出しか?と一瞬ドキッとしました(<よほど後ろめたいことが?)が、なんのことはない、H大学のスキー部時代の先輩からでした。2月の第3土日にスキーに行かないかとのお誘いです。メールでも少し前にお誘いを受けていましたが、まだ回答していなかったためにお手を煩わせてしまいましたね(申し訳ないです)。一応「行くつもりですがいろいろ調整中」と答えておきました。肉体的にもスキー板などの道具的にもいろいろ不安はあるのですが、滑りたい気持ちはあるのです。受験生の前では言えないセリフですね。っていうか指導教官の前ではもっと言えない(苦笑)。去年スキーで骨折して1ヶ月くらい実験とかできない状態でしたからね。あまり気軽にスキーに行くとは言えない状況なのです。そう勝手に思っているだけかもしれませんが、この時期に大怪我をすると何かと困るのは確かです。もちろん怪我をするつもりで滑るわけではありませんし、筋力も衰えているのでそんなに無茶な滑りをするつもりもありません。というわけで、今のところ2月に初スキーに行く予定ですよという宣言だけ。

 で、なんだかんだしてら午後1時を過ぎ、しかも雨降る中歩いて大学に来たため、K辺先生の授業には遅刻してしました。授業の後は、実験室で新たなアングルを組んだり、乾燥器などをその上に載せたり、実験室のコーディネイト作業のお手伝い。終わったのはすでに夕食時でした。サロンにあったおしるこを餅入りでいただき、生協にて夕食を食べました。そのときの主な話題はT中氏が観たというテレビの番組の話。アポロ11号が月に着陸した映像は嘘だったという内容らしいです。空気のない月面上で星条旗がなびくのはおかしいとか、光の加減がおかしいとか、冷戦時代でアメリカにとってはなんとしてでも人類の月面着陸が必要だったとか、当時の技術で月に人間が着陸して戻って来ることができる確率は0.0なん%だとか、そういう証拠(?)が積み上げられるように示されていって、観ている方は思わず信じてしまいそうになるとか。しかし、こういう話は昔からありましたよね。お話としては面白いですが、比較的月に近い分野の研究者の立場からするとナンセンスだとしか言えません。今でこそCGを使えば何でもできてしまいますが、あの当時なら、まだ誰も見たことがないような情景を、砂漠とかセットで撮影することによってそっくり再現する(乗組員とかの演技も含めて)ことよりも、おそらく実際に月に行って撮影した方が簡単だったでしょう。今時、「アポロ11号は月面着陸していなかった」なんて主張しても、ギャグにしかならないのでは?(笑)

 夜になりiMacのディスクドライブが不調になりました。というかフジフィルムのデジカメFinePixに付属していたCD-ROMが読み込めません。写真を転送するだけなら特にCD-ROMは必要ないのですが、デジカメがPCカメラとしても使えるらしいということが判ったので、それが試したくてそのためのドライバなどをインストールしようと思ったのです。が、挿入しても一向にデスクトップにアイコンが現れなくて、ドライブがウンウン唸っているだけ。そのままでは取り出すこともできません。パソコンを再起動してもダメです。強制排出ボタンを押して取り出すか、しばらく待ってパソコンが諦めてくれるまで出てきません。こりゃ困りもの。試しにあいぶっ君の方で試してみたらカタカタと音がするもののデータは読み込めたので、これはもしかしてついにiMacのドライブが潰れちゃったのかと不安になりました。修理に出すといくらぐらいかかるだろうとか、たしかもう保障期間は過ぎていたよなとか、外付けのドライブ買った方が安いかなとか、思いはいろいろ巡ります。で、念のために他のディスクでも試してみることにしました。挿入してみたのはDVDで「ザ・三・7・10人祭」です(こんなときにそれか)。するとこれはちゃんと認識されて普通に再生されるじゃないですか。ああ良かった。ドライブが壊れたわけではなかったようです。ちょっとFinePixのCD-ROMとは相性が悪かっただけなんですね、きっと。モーニング娘。のDVDさえ観れればそれでいいのです(笑)<いや、良くないだろ。結局CD-ROMの内容は他のマシンの共有フォルダに一度インストールしてから、ネットワークを介してiMacにコピィすることになったしだい。


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