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日々これ勉強(2001年5月の前半)

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5月留学(の前半)

(5/1) すっかり忘れていましたが、日曜日はF1スペイングランプリがあったんですね。せっかくBARホンダ3位で表彰台に上がったのに、レースを見逃してしまうとは・・。己の曜日感覚の無さをこんなときばかりは恨みます。といっても少しだけですが。

 今日は連休の半ばで一般的には平日です。ということは、フィレオフィッシュが半額、さらに映画1000円デーでじゃないですか(おお!)。しかもN大学創立記念日でお休みという好条件です(いやっほ〜!)。なのに、こんな絶好のチャンスなのに、お金がありません(が〜ん) いやいや厳密にはありますけどね、掻き集めて両替えでもすれば。しかし、すぐに使えるお金はないのです。今、財布の中には100円あるかないかというお寒い状況・・木枯らしが吹き荒れてます。一足お先に冬到来というか氷河期なみの懐具合。これと比べれば不況不況と言われて久しい日本経済も軽井沢ぐらいに快適なものに思えてきます。ああこんなんではフィレオフィッシュが半額でも買えませんよ(苦笑)。映画なんて到底無理です・・。

 大学内にある郵便局には少し前から新しいATMが導入されています。2000円札にも対応していますし、タッチパネルもカラーの大画面で操作性も旧い機械より向上しているように思います。さらに、今までの機械にはなかったものとして、お札の出し入れ口だけではなく小銭の出し入れ口があるのです。しかし、それをはっきりと意識したことは今までありませんでした。注目するようになったのはここ数日のことで、上記のような経済事情で1000円未満の預金でも下ろしたかったからです(笑)。ひょっとして小銭も出し入れできるんじゃないか、と思って試してみました。まずは数百円単位でお金を引き出そうとしたのですがこれは上手くいかず、反応なし。ならばということで、小銭を預け入れて預金を1000円以上にしてしまえば下ろせるのではないかと考え、預けようと挑戦してみたのですが開いたのはお札の出し入れ口のみで、これもダメ。小銭の出し入れ口のふたを開けることはできませんでした。たぶん周りを見れば詳しい説明がされているのかもしれませんが、機械の前であんまり長時間キョロキョロするのもちょっと憚れます。で、結局分からずじまいです。一体この小銭の出し入れ口は何のためにあるのでしょうか。もちろん平日なら窓口で手続きすれば1000円未満でも下ろせることは知っていますけど、なんか意地でも小銭の出し入れ口を開けたいんですよねえ(目的がずれてる)。使い方知ってる人います?

 ちょっと長引いているような気がするお尻事情が気になって、こんなところを覗いてみたのですが、なんだかちょっと不安になってきました。適切な対処をしていれば自然に治るものがほとんどのようですが、手術が必要なんてことになったらどうしようと恐怖に怯えています。いや、手術自体はなんともない(と思っている)のですが、部位が部位だけにちょっと恥ずかしいかなあ・・と(ここで書いてしまうのも充分恥ずかしいのですが)。みなさん、お尻はお大事に(笑)。

 本日は火曜日。労働者達の祭典、メーデー? 気のせいか、昔ほど大々的にストライキとかして賃上げを訴える光景も見られなくなりましたね。給料が充分に上がったのか、会社に期待していないのか、黙って働いた方が割が良いと踏んでいるのか、ただ報道されないだけなのか、う〜む。しかし、一番可能性が高いのは、テレビも新聞も見ていない自分が知らないだけかも。今夜は久しぶりのメンバで飲み会です(にこにこ)。

 っていうかお金がないことを忘れてはいまいか。ああ映画どころの騒ぎではないではないぞ、どうやって飲むのだ? いくら社会人とはいえ、そう簡単にはおごってもらえないだろうし。かといって全額借りで飲むわけにもいかないしなあ。いや、それ以前に待ち合わせ場所に行くためのお金も持ってない、わはは。って笑ってる場合ではない。さあ困った・・。


(5/2) さて、昨日はその後どうなったかというと、借りずに済みました。もちろんおごってもらったわけではなく、お金が手に入ったからです。おそらく日記でブーブー文句を垂れていたのを見たのでしょう(笑)、お昼頃には親からの入金がありました。誠にかたじけない。いつもありがとうございます(>親)。後で「金がないなら電話しろ」と言われましたが、あんまり「金くれ金くれ」と言うのもなんとなく気が引けるので、しばらく黙っていたしだいです。たまにはこういうギリギリの生活をしないと、お金の有り難味がわからなくなりますからね。それに、なければ無駄遣いもしなくて済みます(<というか自制心を鍛えなさい!)。無駄遣いしていることと矛盾しているかもしれませんが、いつまでも親のスネをかじってばかりいられないとは思っているのです。スネがなくなるまでは(かじり尽くすのか!)。えっと、冗談ですよ(笑)。この年齢になったら経済的自立を考えるのは当然です。同年代は働いている人がほとんどですからね。学生とはいえ、やっぱり自分の収入がないという状況は何かと辛いものです。ということでここはひとつ、思い切ってミニロトでも買ってみようかなと(<働け!)。

 時刻は少し戻って午後3時半頃、まだお金がなくてどうにかしてお金を作ろうと画策しているところに、昨年度までうちの講座にいた(つまり今年から社会人の)K藤氏が大学に久しぶりにやってきました。彼は今、某N●Cで研修中の身ですが、ゴールデンウィークはしっかり9連休を取らされて実家に帰ってきているのです(さすが大手の企業は違いますな)。で、しばらく談笑していたら4時をまわったので、二人で飲み会に向けて外に出ていきました。このときは最悪お金を借りることになるかもしれないなあと半分諦めていましたが、一縷の望みを託し郵便局の口座を確認してみたところ、なんと入金されていました。有り難い有り難いと親に感謝しながらお金を下ろし、まだ約束の時間までには余裕があったので、とりあえず本山方面に新しくできたモスバーガーに向かいました。モスバーガーというのはなんとハンバーガー屋さんなのです(常識?)。ロゴが「M」になるように「モスバーガー」という名前にしたのは、きっとマクドナルドの「M」を意識してのことだと思われますが、そんなことはどうでもよろしい。いずれにしても食べられるものは限られています。そう、フィッシュバーガーですね(笑)。他にエビカツバーガーなどもあったのですが、一番安いのはフィッシュバーガー。一方、K藤氏はロースなんとかバーガーです(よく覚えていない)。それぞれ飲み物も一緒に注文して窓際の席に座り、しばらく食べながら話していました。味はまあ悪くないという感じ。しかし、270円という値段を考えるとどうしてもフィレオフィッシュにはひけを取りますね。この日は平日だったし、マクドナルドに行けば120円でフィレオフィッシュが食べられるんですよ。なにかと意見の食い違うK藤氏とも「同じ場所にマクドナルドがあればそっちに行く」という意見では一致。さて、どういう流れだったかは忘れましたが、レジの奥にあるメニューを二人で眺めているとあることに気付きました。フィッシュバーガーが二つ表示されていて、しかも値段が違うのです。270円と300円。少しの間二人とも疑問に思って首をひねっていましたが、先に気付いたのは私の方でした。なのことはない、300円の方はフレッシュバーガーだったのです。なんとも紛らわしいネーミングですが、まあ早めに気付いてよかったですね。K藤氏なんかもう少しでお店に間違いを訴えて赤っ恥をかくところでしたから(笑)。

 その後、5時過ぎにバスに乗り待ち合わせ場所の金山駅まで行きました。時間ぴったりに到着して合流。ただ、飲み会とは言ってもいろいろ都合がつかなくて全部で3人です。男2人に女1人というドリカムみたいな取り合わせですが、まあ普通の飲み仲間だと思っていただきたい(誰に?)。久しぶり(といっても1ヶ月ちょいぶり)に会って楽しいひとときを過ごせました。学生なのは自分だけだったので、仕事の話を聴くのは面白いですね。当然辛いこともあるんでしょうが、2人とも楽しそうに仕事をしているようでなによりです。聴いていて少し羨ましいとさえ思いました。働くのも悪くないかなと思ったり。しかし、きっとアルコールのせいですね。えっと、他に話したことは・・いや、これは秘密にしておきましょう(笑)。大学に戻ってきてからは回った頭でしばらく回文(回文大会!用)を考え、大人しく帰宅しました。

 本日は水曜日。今にも雨が降り出しそうな曇り空です。実は今日もまたK藤氏との飲み会があります。今度は講座の仲間うちで。


(5/3) お酒を飲んだ翌日にしては早起きです。昨日の午後から降っていた雨も止み、天気は回復に向かっている模様。洗いたての空気は冷たく、しずくのしたたる草木の緑は鮮やかに、住宅街に響く小鳥の声は涼しげで、ガレージの中で伏せているゴールデンレトリーバーの眼はまどろみ、その前を歩く男の影は短く輪郭がぼやけている休日の朝。大学にはさすがに人気が少ないですね。静かです。憲法記念日でしたっけ。語呂合わせで「ゴミの日」だったような気もしますが、これは未確認。しかし、「ゴミの日」じゃ「ゴミを大切にする日」なのか「ゴミを根絶やしにする日」なのか分かりませんね。連休中ということで、「全国の行楽地でゴミが大量に出る日」なのかもしれません。

 昨夜は小雨の中、本山まで歩いて行き、居酒屋「飛騨」で飲み会でした。全部で5、6人。結構お客さんが多く、カウンタ席にしか座れなかったのでちょっと話しにくかったでしょうか。まあそれでも、普通に飲んでしゃべって3時間くらい。給料取りのK藤氏がどういう風の吹き回しか、少し多めに払ってくれたので、我々学生たちは明日への希望を見失うこもありませんでした(笑)。全額払ってくれていれば、日本経済も好景気に転じていたかもしれませんが、贅沢は言えませんね。とりえずごちそうさまということで。ひとつ心残りがあるとすれば、カラオケに行けなかったことぐらいでしょうか。そのときは時間がなかったのが主な要因ですが、昔ほど自分の中にバカ騒ぎ欲が感じられなくなったのは確かですね。大人になったのか、あるいはただ眠っているだけなのか。こういうのって、しばらく離れていると気持ちが減衰してしまうのかもしれません。しかし、一番大きな要因は周りにそういうメンバがいないということでしょう。たぶん環境が整えばバカ騒ぎができるポテンシャルはまだ持っているはず。もうどれくらい歌ってないかなあ・・。

 今欲しいもののひとつは、2台目のマック(コンピュータのね)です。大学で使っているiMacが現在主力マシンで、研究からお遊びまで生活のほぼすべてにおいて活躍しています。だから、それだけに自然と大学にいる時間も長くなってしまうという状況が続いています。まあそれは別に苦ではないのですが、ある程度のメリハリは必要だろうと最近思うわけです。ただ、今のままでは家に帰る理由がこれといってないんだなあ(苦笑)。ということで、せめて帰る理由がある家にするためにも、遊び道具としてのマックがもう1台欲しいなあと思っているのです。それで買うならiMacが良さそうだと、本気で購入を考えていました(考えるだけならタダ)。しかしすでにおわかりの通り、先日まで「お金がない」と叫んでいた人間がそう易々とコンピュータを購入できるはずがありません。そんなこんなでぐずぐずしているうちに、つい先日発表されたのが新しいiBookですよ。うわ〜欲しい!(笑) これは欲しい。ああ、困るなあ、かなりiMacに傾いていたのに、ここにきてこんなものを出されては。画面の大きさや落ち着きを考えるとiMacの方が良いんですけど、置き場所とか寝ながらでも操作できる利便性を考えるとやっぱりノート型の方が望ましいんですよね〜。う〜ん、迷うなあ! どうしようかなあ・・。いや、もちろんお金はないけどさ、迷うって(笑)。

 本日は木曜日。もう青空が見えてます。朝晩は寒いですが昼間は少し汗ばむ初夏という感じ。着るものに困る時期でしょか(やっぱり寒いな)。


(5/4) 昨日の午後はちょっとした研究報告用の表を作ったり、家賃を入れたり、本を読んだりで過ぎていきました。そしてT辺氏と二人で久しぶりに中華料理屋の大雅(たいが)で夕食となりました。そしたら入口がなんか綺麗になっているではありませんか。店先に展示されているメニューサンプルも以前の汚いものから新しいものへ変わっています。中に入ってみるとやはり内装も改装されて綺麗になっています。へぇー結構儲けてるんやねぇと思いながら席につくと、壁にかかっているメニューも新調されていることに気付きました。しかし、同時にあることにも気付いたのです。ここでしか食べることができなかったカレーラーメンがなんとメニューから消えていました!(ショック) 勝手にこの店の看板メニューかと思っていましたが、人気がなかったのでしょうか、ついになくなってしまいましたね(残念)。しかたなくもやしラーメンを注文。したのは良いですが、これには肉が入っていて食べるのにちょっと苦労。まあそんなことはこの際どうでも良いのです。どうせカレーラーメンじゃないんですから。と、そこへ別のお客さんが入ってきて、店主と会話を交わし始めました。で、店主の話によると、どうやらあのゴメスが一昨日ここに来ていたらしいのです。そう中日ドラゴンズのゴメス選手です。実はこの店の近くには中日ドラゴンズの外国人選手用のマンションがあって、結構お得意さんのようです。サイン色紙とかも飾ってあるので、以前から選手達はよくこのお店を利用しているんでしょう。野球は詳しくもなく興味もそれほどありませんが、そのゴメスが一度帰国して最近また戻ってきたことは、ここ名古屋にいれば自然と耳に入ってきます(なぜ一度帰ったのか、そしてまた戻ってきたのかまでは知りませんが)。戻ってきて早速このお店に食べにきたということでしょうね。運が良ければ、いずれ会えるかもしれません。中日ファンなら喜ぶでしょうね。などと野球ネタを書いてはみましたが、自分としてはな〜んにも興味がないので嬉しくともなんともなかったりします(笑)。

 半分ぐらいまで読んでそのままだった、遥洋子氏の「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」を、昨夜ようやく読み終えました。最後まで面白かったです。もともと関西にいたので小さい頃からタレントとしての遥洋子氏は見たことがあったのですが、当たり前ですがそのときの印象とはまるで違いますね。テレビの仕事をしながらにもかかわらず、下手な大学生よりも圧倒的なその勉強量にはただただ感服するのみです。しかもユーモアのセンスはさすが。笑いながら「フェミニズム」「社会学」がどういったものなのかということを知ることができます。今までずっといわゆる理系の学問に携わってきたので、文系の学問が何をやっているのか見当もつきませんでしたが、なるほど、対象は人間なんですね。言動や組織や国家や戦争などなど人間活動に関わることすべてが研究対象となっているわけです。だから当然人間が存在している限り、ある問題が解決するということもないのでしょう。なにしろ対象としているのは反論も攻撃も揶揄もしてくる黙っちゃいない人間ですからね。これはある意味非常に厳しい学問領域だと思います。しかし、それだけに交わされる議論はスリリングで痛いほどの熱気があって、それに見合った面白みもあるんだろうなと想像できます。自分の認識の甘さに気付かせてくれる刺激的な本でした。

 本日は金曜日。風は涼しく天気はまずまず。えっとなになに、国民の休日ですか。余計なことをしてくれるもんです。休みじゃなきゃ平日でフィレオフィッシュが半額だったのに!(笑) さて、いろいろ刺激されて論文やら本やらとにかく読みたい衝動に駆られていますが、しかし、その前に腹ごしらえが必要だわさ(ぐ〜)。


(5/5) のんびり〜とした朝、窓を開けるとときたま吹く風が心地よいです。連休も後半で午前中の大学はひっそりとしています。この静けさが休日のメリットのひとつですね。ものを考えるのにもってこいの環境です。聞こえてくる音といえば、小鳥のさえずりか上空を飛ぶジェット機の音ぐらい。こんなときに聞こえてくる内なる声に耳を傾けてみると、いろいろ整理されて気分がすっきりします。あれはこうしようとか、いついつまでにはこれをああしようとか、自分の中での予定めいたものができあがっていく感覚。中には後ろ向きな思考もあったりしますが、それはそれで考えることによって曖昧模糊とした問題点が明確になっていくからか、不思議と落ち込みはしませんね。こういう思索は近くに人がいるだけでもうダメです、できません。世の中には周りの人なんか全然気にならない無神経な人がいたりしますが、そういうふうにはなれません。周りに人がいると、どうしても神経が周囲に配られて小さな変化でも捕らえようとしてしまうのです。というより自然と肌が感じてしまいます。人が話をし出したりすると、その会話が耳に入ってきて途端に集中できなくなります。外の音が聞こえないくらいの音量でヘッドフォンで音楽を聴くという防止策がありますが、逆に音楽に集中してしまって仕事が進まなくなるという副作用があって困ります(たまに音楽も聞こえなくなるほど集中することもありますけど)。まあ、だから夜遅くまで大学に居残っているのですよ。という言い訳を考えてみましたが、いかかがでしょう(笑)。

 昨日はH君とT中先生の誕生日でしたが、特に何もプレゼントしていません。しかし、講座のケーキ職人S田氏がケーキを作ってきてくださったので、ありがたくいただきました(<お前が食べたのか!)。いや、一部をいただいただけですよ。何ケーキなのかは良く分かりませんが(食べたくせに)、美味しかったです。ごちそうさまでした。そうそう、そのときちょうど昨年度卒業して今は気象庁で働いているI藤君が顔を見せてくれましたね(別に覆面を取ったという意味ではない)。随分と田舎で働いていると聞きましたが、元気そうで何よりです。初任給ももらったとかで、羨ましい限り(最近そんなことばっかり言ってる)。

 さて、夕方から夜にかけては、論文の原稿とか図表作成にえらく集中してしまって、夕食を食べるのも忘れていたくらいです。気付いたら午後10時をまわっていました。そしてなぜ気付いたかというと、そのとき講座仲間のT中氏が彼女を連れて大学に来ていて部屋に入ってきたからです。気分が乗っていただけに作業が中断されてしまったことで怒り心頭してもバチは当たらないと思うも、悲しいかな、すぐさま表情を変えニヤニヤしながら彼女に応対してしまうというテイタラクだ!(笑) どうだ見たか! 女性に対する軟弱ぶりを遺憾なく発揮だ! わーはっはっはっは。そういうふうにせいぜい愛想良くしてれば良いのだ。う〜んしかし、この前、O田君も彼女を連れてきて研究室を案内していたぞ。そういうものなのか。この分だとT辺氏もそのうち彼女を連れて来かねないなあ。などということをこんなところに書かれてしまうので、彼女を連れてくる場合は覚悟するように(にっこり)。へぇへぇ、そうですそうですとも、ただひがんでいるだけですよ。

 夕食を食べていなかったので、昨夜は帰宅後カレースパゲティ(具なし)を作って食べてから寝ました。たら、寝つきが悪くてどうしようかと思っていましたが、どうもしないうちに眠っていました。深夜ラジオは面白くて危険ですね(そんなの聴いてるから眠れないのだ)。本日は土曜日で端午の節句。祝日としてはこどもの日(これってひらがななんですね)。柏餅よりちまき派です。コンビニで買って来ようかな、昼ご飯として。


(5/6) まさか、そんなに売れるものとは思ってなかったなあ、ちまき。昨日あれから宣言通りコンビニに行ったのですが、売り切れていました、ちまきも柏餅も。こどもの日の前日、つまり一昨日の夜に立ち寄ったときにはまだ残っていたのです(しかも賞味期限が危うくて値引きされていたのもあった)。やっぱりあのときに買っておくんでしたね。少し悔やまれます。あんこはあまり好きではない(伊勢の名物「赤福餅」は別格ですが)ので、柏餅よりちまきの方が好き(同じ道理でういろうも好き)なのです。あれは当然季節ものなので、この時期というか一年を通じて2,3日しか見かけませんよね。バレンタインチョコですらもう少し長い期間売られているのに、ちまきの寿命の短かさは何でしょうか。まるで線香花火と打ち上げ花火くらいの差がありますよ(派手さは逆ですが)。まあ賞味期限が短いので致し方ないような気はしますが、大福とか草餅とかみたらし団子はコンビニに常駐されていることを考えると、同様に置くことは不可能ではないはず。う〜ん、でも売れないんでしょうね・・。まだまだ季節ものだからこそ売れるというレベルの食べ物なのでしょう。あ〜あ、是非ちまきも市民権を獲得して年中売られるような食べ物になってほしいなあ。そしたらきっと1週間に1回は食べるだろうに(笑)。いや、それは言い過ぎか、本当は1ヶ月に1回くらい。

 そんなちまきも売り切れているようなコンビニで見かけたのが、近頃話題になっているMIUという清涼飲料水。これは確か以前京都の祇園祭にいったときに、売り出したばかりで安売りをしていたものを飲んだ記憶があるやつです。夏の暑い最中、喉が潤されたのを覚えています。えっとしかしそんなことは関係なくて、これの何が話題になっているかというと、付属する海洋堂「深海生物フィギュア」なのです〜。最近あちこち(といってもあっちこっちくらいだが)で話に上っていて、テディもすっかり下火になってきている(そうなのか)こともあり、集めてみたいという衝動に駆られています。しかし、残念ながら(あるいは幸いなことに)それはできそうもありませんのじゃ。なぜなら、MIUはペットボトルで売られている飲料で、「もうペットボトルは買わない」というのが21世紀のお約束だからです。買おうにも買うことができません。そう易々と自分の決意を覆すようなことはできませんからね。そんわけで、なんとかコレクト生活に陥らずに済みそうではあります(笑)。あ、でもフィギュアだけをもらったりとか、人が買ったMIUをフィギュア付でもらうとかは許されています(都合がいいことに)。だから、プレゼントしたい人は遠慮なくどうぞ、いつでも待ってますよ〜。ちなみにまだ実物は見たことがありません。

 さて、昨夜スティーブン・キング「グリーン・マイル」を読み終えました。映画を先に観てしまっているのでどうかなと思っていましたが、しつこい描写などはなくサクサクと読めました。ストーリーとか展開などは言うまでもなく絶妙です。それから本だからこそ印象に残ったものが2つあって、ひとつは「レシーブ」の綴りに関することですね。「iはeの前だけど、cの後はその逆」という綴りの法則みたいなもの。本編には関係ないと思うので書いてしまいますが、つまり「receive」という例外的な綴りの覚え方です。これは結構なるほど〜でしたね。もうひとつは、5巻である作家の方が6分冊中の5冊しか読んでない段階で解説をされているのですが、見事にキングのトリックにはまっているということですね(笑)。おそらくご本人は、6冊目を読んで自分の解説の間違いに気付かれてさぞかし悔しい思いをしたことと想像します。いやあ、それだけでもキングの凄さが分かるというものです。

 本日は日曜日。ですが、先生は大学に来られています。忙しそうですね。しかし、そんな中、今日こそは映画を観に行きたいと思っているのであった・・(ドキドキ)。休日にこんなにも気を使う必要があるのだろうか(反語)。


(5/7) 観てきました〜「ハンニバル」。お昼過ぎに逃げるように(なぜ逃げるのか何から逃げるのかは曖昧ですが)大学を出て、地下鉄に乗って名駅まで。地上に出るとさすがに人がうじゃうじゃ。そしてどこからともなく漂う不快な酸い香り。局所的になら原因はわからないではないですが、かなり広範囲にわたって匂っていたのが不思議です。敢えて汚い表現をするとすれば、ガリバーがそこら辺にぶちまけてしまったかのような感じでしょうか(ナナちゃん人形でも可)。なんだか映画を観る前から気持ち悪くなってしまいました。さて、途中で劇場を確認してそこに向かい、チケットを買ってから上映開始時間直前までは近くの電気屋さんで暇つぶしをしてました(PowerBookG4を触ったりして)。
 いよいよという時間になり、劇場のあるビルに戻りエレベータで6階へ。隣には、たまにケンカはするけども笑顔が可愛らしくていつも優しくて、久しぶりのデートにちょっと緊張気味なのかこれから観る映画に不安を覚えているのか少し引きつった表情でぴったりと寄り添っている彼女、を連れた野郎が立っています(カップルかい!)。ああどうせこっちは独りやがな。へへん、いいんだも〜ん。レクター博士と再会するんだったら独りの方がより世界に没頭できるんだからっ。と妙な強がりを心に秘めながら場内に入ったしだいです(苦笑)。で、始まったはいいですが予告編やら広告がやたら長いですね。それにもう「ダイヤモンドは給料の3ヶ月分で・・」というお馴染みだったCMはなくなったみたいだし。えっと、予告編を見て、その中で最も本編を観てみたいと思ったのはスピルバーグ監督「A.I.」ぐらいでしょうか。
 20分が経って、いよいよ「ハンニバル」の上映開始です。が、場内の照明がずっと同じ明るさで完全に暗くならなかった(非常口などは除いて)のはちょっと意外で、思わず「こんな明るいところじゃいや〜ん」なんて言ったとか言わなかったとか(笑)。ま、それはいいとして肝心の映画内容ですが、残酷なシーンでもそれを感じさせない映像演出はすばらしかったですね。全体的にクラシカルな雰囲気でテンポの良い展開。原作に比べてえらくスマートになってる印象ですが、説明的になることもなく2時間ちょっとの映画としては申し分ない密度だと思います。たぶん原作を読んで心構えができていたからだと思いますが、衝撃度はそれほどでもなかったかも。あ、でもラストは少し衝撃的だったかな(詳しくは言えませんが)。ジュリアン・ムーアはよくやってますが、ついジョディ・フォスターだったらなあとか考えてしまいます。それにしても連休最後の日曜日だというのに、映画館は相変わらずガラガラでした。1列2列独占しても平気なくらい。上映終了が近い映画だからかもしれませんが、それを考慮してもやっぱり人は少なめですね。途中でトイレにも気兼ねなく行けるのは助かりますけど(って行ったのか!)。いやあ、だって、映画館って寒いじゃないですか。事前に済ませていたにもかかわらず我慢できなくなってね、実は気が気でなかったのです〜(苦笑)。そんなやつが評価してるんですからここに書かれていることは当てになりませんな。ビデオが出た暁には落ち着いてもう一度じっくり観たいものです。この時期の劇場は寒うてかんてー(名古屋弁?)。

 その後、お金はなかったのですがなんとなくJR高島屋へ。11階にある三省堂書店を見て回ったり、CDの試聴をしたりで特に何を買うこともなく下りのエスカレータに乗りました。そこで少し違和感のあるアナウンスが聞こえてきたのです。些細なことなんですが。エスカレータで流されているアナウンスには「お子様連れのお客様は〜」とか「黄色い線の内側に立って〜」などいくつかバリエーションがありますが、その中に「エスカレータの近くで遊んでいるお子様は、危険ですからお近づきになられませんようご注意願います」なんてのがあったのです。こんなの聞いたら、そうかあ最近のお子様は危険なのか・・気を付けないとな、なんて思ってしまいます(思わない?)。もちろん本気でそうは思いませんが、「エスカレータの近くにいるお子様は危険人物だからそういうお子様には近づかないように!」と言ってるように聞こえなくもないってことですね(笑)。これはたまたま高島屋で聞いたものですが、どこでもこういうこと言ってるのでしょうか。あ、もし場所によって違いがあるのなら、こういう録音アナウンスを比べてみるページというのをやってみても面白いかもだ。そうそう、この「〜かもだ」という言い回しが「ハンニバル」の字幕で登場したのを確認しました(森先生がおっしゃっていたやつね)。標準語ではないような気がしますが・・どうでしょう?

 地下鉄の駅から大学に戻ってくる途中のコンビニでは未だにテディが売られていました。見るや否や2匹を買ってしまいましたね〜(笑)。こうやって地道に集めていくことにしましょう。なんて思っていたら、高島屋の東急ハンズでテディが大量に売られているとの有力情報が入りました! これはちょっと大人買いの予感です。困った困った(にこにこ)。本日は月曜日。午後1時からは右手の針金除去手術があります。うわ、今思い出したけど、自主セミナ用の英語テキスト読んでないじゃないか。何か忘れてると思っていたんだよなあ・・。


(5/8) そうか、「ハンニバル」がどこか「グラディエーター」に似ていると思っていたら同じ監督だったんですね。いや、ふと思っただけですが。

 昨日は空腹に耐えながらお昼過ぎにHちや整形外科病院に行きました。右手に埋め込まれていた針金を抜いてもらうためです(「バッテイ」というらしい)。午前の診察が終わったからか、いつもの混雑ぶりではありません。受付を済ませるとまもなく診察室に呼ばれ、さっそく手術着に着替えさせられました。一応手術ということなので。そして心拍数やら体温やら血圧などを測られた後、手を洗ってしばらく待つことに。心拍数が少し高めでしたが、やはり手術ということで緊張していたからでしょう。決して看護婦さんが手首を握って心拍数を測ったからではありません(笑)。昨日は自分の前にも1件手術が行なわれていて、それが終わるまでの間、人が少ない診察室の椅子で寂しく待っていました。その間におばちゃんが診察室にふらっと入ってきて看護婦さんに何か訴えていましたが、たいしたことではないので詳しい話は割愛。まあそれぐらい暇だったということが言いたかっただけです。
 30分くらい待って、いよいよ手術室に連れていかれました。もちろん前回のように車椅子ではなく、歩いてです。なんか普通に歩いて手術室に入っていく患者というのも不思議な感じではありますね。中に入ると今度は手術室担当の看護婦さんの案内に従って奥へと進みます。2番目のドアを入ったところで椅子に座って帽子をかぶせられました。おそらく髪の毛が邪魔にならないようにかぶるものなんでしょうけど、こと自分に限ってはあんまり意味がない(邪魔になるものが初めからない)ので少し可笑しく思えてしまいます。しかしさすがはプロ、そんなことではニコリともしませんね。なんとなく体育会系の看護婦さんです。そしてさらに奥へと連れていかれ、3番目のドアを通るとそこは手術ベッドが設置されている部屋。持っていた財布を預け、すぐさま寝かされ心電図のために胸に何か貼られ、点滴を打たれながらしばらく横になっていました。この間心電図を取る機械からの鼓動に応じた音が自分でも聞こえるわけですが、どうしても意識しちゃいますね。ちょっとドキドキすると途端にばれるわけですから、下手な想像はできません(何を想像しとるんだ?)。もう必死で平静を装おうとするわけですよ(笑)。もちろんそれは逆効果なのですが。
 やがて先生がやってきて、諸々の準備が整えられて手術開始となりました。前回同様、右手には消毒液をたっぷりと塗られます。そして麻酔の注射が3本。実はこれが一番痛かったりします。医学の進歩を実感するのはこの後ですね。麻酔の効き方が恐ろしく早いのです。局部麻酔だからかもしれませんが、あっという間に麻痺したみたい(しかし指はちゃんと動く)。ほんのわずかな感覚は残っていましたが、すぐに切開されて中の針金が抜かれました。目の前が布で仕切られていたので、もちろんこの様子を見ることはできません。だからあくまでも想像です。本当は超自然的な力で切ることなしに針金が除去されたのかもしれませんが(笑)、確かめる術はないので自然的な力で普通の手術が行なわれたと想像するのが妥当でしょう。そうこうしているうちに1針ほど縫われ(それくらいの手軽な手術だ)包帯を巻かれて完了。30分もかからなかったですね。あ、でも術後も点滴が完全になくなるまでそのまま寝かされてはいました、5分くらい。
 さて、点滴も終わって帰りもテクテク歩いて帽子を脱いで手術室を後に、しようと思ったところで看護婦さんが気付きました、財布を忘れていることに。すっかり忘れていましたね(あぶないあぶない)。看護婦さんがベッドのところまで戻り持ってきてくれたしだいです。その後再び診察室に戻って着替えて、術後の注意事項を聞き、薬の処方せんをいただきました。実は処方せんをもらったのは初めてです。向こうは当然のように渡して何の説明もしてくれなかったのですが、正直言って使い方に自信はありません(苦笑)。会計を済まし病院を後にして、とりあえず近場の薬局へ向かいました(どの薬局でも薬はもらえると一応書いてあったので)。不安を抱きつつ質素な薬局に入って処方せんを渡すと、すんなり薬を出してくれました。しかしお金取るんですね(当たり前か)。てっきり病院で払った分に含まれているもんだと思っていましたよ(無知ですな)。知っていれば薬なんてもらわなかったのになあと思いつつ、薬の効果と飲み方の説明を受け大人しくお金を払いましたとさ。

 さて、こうしてようやくギプス生活から解放された右手ですが、包帯は1週間巻いたままなのでなんとまた右手を水に浸けられない生活を強いられます。残念ながら実験はお預けです。ちなみに今回抜いてもらった2本の針金がこれ。前のやつより短いですね。

 そうそう、昨日は病院からの帰りにフィレオフィッシュを買いました。午後3時頃と夜に1つずつ食してフィレオフィッシャーとしての任務を遂行。やっぱりこっちの方が美味しい。

 本日は火曜日で朝から雨が降っています。昨夜傘を持って帰るのを忘れていたため今朝は濡れながら大学へ。しとしと静かに降り続く雨、五月雨ですね。今日は午前中がコロキウム。少し眠いですが頑張りましょう。午後は保険管理室が空いていれば特別健康診断(放射線業務従事者のための)を受けておきたいところ。しかし、薬を飲んでいても大丈夫なのかな・・


(5/9) 今頃になって今月始めお金がすっからかんになった原因に気付きました。医療費ですよ。入院やら通院やらで出費がかさみましたからね。共済金が支払われるというのは判っていたのですが、完治してから申請した方が良いようなのでずっとそのままにしていたんです。しかし、自分の中ではもう共済金を受け取ったつもりでいたため、それを見越して服とか買ってたわけですね。で足りなくなったと。ん? ということは結局自分が悪いんじゃないか。はは、お金はしっかり計画的に使わないといけませんね。家計簿でもつけてみるかな。いや、3日ともたない自信があるな。それに家計簿つけるだけで半日ぐらいかかりそうで怖い。こんな飽きっぽくて凝り性の人間からこれほど遠い存在はないと言っていいでしょう(笑)。まあ、それを言ったらこの日記も同じようなもんですが。

 昨日のコロキウムの発表者は3人。外からうちの講座にやってきた新M1のLさんとS木さんそれぞれの卒論内容と、そしてたまたまいらっしゃっていたソウル大学のD1であるKさんの研究内容の発表でした。朝5時くらいに起きたため3人目では危うく寝てしまうところでしたが、なんとか頑張りました(起きていただけじゃ何の自慢にもなりませんが)。自分の発表は再来週の予定です。今から準備しておいた方がきっと楽でしょうね(しかし、そんなことをしたためしがない)。

 昼食後は特別健康診断を受けるために数人で保険管理室まで行きました。小雨がぱらつく中、少し並んでいましたがそれほど混雑はしていませんでした。検査項目は手の皮膚血液です。当然一番のイベントは血液採取のための採血ですね。注射は何度打たれても嫌なものですが、右手の骨折を期に数え切れないくらい(ほんとは数えられる)の注射を打たれてきたため、結構痛みには慣れてしまったようです。予想よりあっさりと終わりました。麻酔の注射に比べれば全然平気です。わっはっはっは、我ながらひと回り大きくなったものよのう(そんなことで喜ぶのが子供じみてるけども)。

 血を抜かれた後は、注射針の傷口を途中までガーゼで押さえながら生協へ。森博嗣先生の「恋恋蓮歩の演習」はまだ入荷されていませんでしたが、「ダ・ヴィンチ」は購入。まっ先に読んだのは当然森先生「奥様はネットワーカ」第13回です。いつもながら気を持たせますね〜。コジマケン氏のイラストもいつも通りすばらしい出来。ただ今回のはいつもと雰囲気が違っていて、新たな展開の予感(わくわく)。それから、「〜が選ぶ10冊」のシリーズも今号のは面白かったですね。誰が選んでいるかといえば、知る人ぞ知る鳥肌実氏です。と言ってる本人はよく知っているわけではありませんが、噂程度には聞いたことがあります。その出で立ちや街頭で「演説」する様は一見右翼のように見えますが、聴いてみるとその内容には全然意味がないという。で、インタビュー内容を読んでみたら、面白いほどにかみ合ってないじゃないですか(笑)。結局鳥肌氏が選んだ10冊の本はあんまり意味がないように思われる(というかほとんど適当に選んでると言っても良い)のに、下段にはちゃんとそれぞれの本の紹介が真面目にされているアンバランスさ、まさしく不条理ですね。いやあ、こういうの好きだなあ(笑)。なんとなく筋肉少女帯(隊)とか特撮に通じるものが感じられます(個人的な見解ですが)。意味のあることを声高に叫ぶことは普通頭の中に自分の考えがありさえすればそれほど難しくないでしょうが、意味のないことを声高に(しかも流暢に)演説するという行為は並み大抵の技じゃないと思います。ただ、こういうのはマイナでなかなか受け入れられないだろうと思っていたので、最近人気があるというのがちょっと意外です(インタビューにしてもよく文章にしたものだ)。まあ、あるいは情報が行き交うようになって、単にマイナな人が集まりやすくなっただけかもしれませんけど(笑)。一度聴いてみたいです。

 本日は水曜日で、天気は回復傾向。右手の包帯を巻いた部分が痒くなってきました。ああ痒い。痒いなあ! 痒いよ。痒わない、痒います、痒いとき、痒えば、痒おう。ああダメダメ。書いてしまえば治まるかと思いましたが、余計に痒くなってきたよ(苦笑)。今週の月曜日まで、外出時には右手にずっとギプスをはめた状況だったので大事をとってずっと大学へは歩いてかゆっていましたが、今日はそろそろ自転車に乗ってみようかと思います。つまり自転車がゆいというわけだ。ああ、かゆいかゆい(くだらんなあ・・)。


(5/10) ということで昨日の朝、1ヶ月以上眠っていたクイーンエリザベス二世号、通称ベスの2号(自転車のことです)を叩き起こしました。え〜と、どんな有り様だったかを説明する前に、どういう場所に放置していたかを少し説明しましょう。

 まず、うちのアパートにはちゃんとした駐輪場がなく、引っ越して来た当初から駐車場の1台分のスペースを潰して自転車が置かれているという状況です。ただ、そこだと雨曝しの上に盗まれるという危険性もあることから、自転車はあるときから自分の部屋のベランダ(1階なので下は地面で特に囲いはなく2階のベランダが雨よけになっている)まで持っていってそこに置くようにしています。といっても部屋の中を通ってベランダに出すわけじゃありません。うちのアパートは中側の部屋の人にとっては他人のベランダの前を通らないと外から自分のベランダにたどり着けない造りになっていますが、幸いなことに一番端の部屋(僕のところです)だけは、外からぐるっと回ってベランダに誰にも気兼ねなく行くことができます。これを活用しない手はありません。初めのうちは(ちょっとした階段があるので)持って上がるのが面倒でしたが、2年近くも繰り返していればすっかり慣れてしまいますね。だからよっぽど急いでいない限りはそこに自転車を置く習慣なのです。

 さて、右手の親指を骨折して以来ずっと自転車に乗ることもなかったので、当然のごとく我がベスの2号はそのベランダに約1ヶ月半もの期間放置されていたわけです。で、どんな惨状だったかと言いますと、サドルにホコリ(サトルにポロリではない)がかぶっていただけにとどまらず、なんと植物のツルのえじきになってました。タイヤのスポークやらペダルやらサドルなどにぐるぐる絡んでます。おまけにカメ虫まで付いている(うぎゃ!)となってはたまったものじゃありません〜(苦笑)。なまじ1階にあるベランダだけに、春になるとコンクリートの隙間からでもしつこいくらいに植物が成長してくるのです(一度根こそぎ除去されたにもかかわらず!)。一瞬あきらめて歩いて行こうかと思いましたが、それはなんだか悔しいので、「くそう!朝から手間かけさせやがるぜっ」などとひとりごちながらツルをほどきにかかったしだい(カメ虫には細心の注意を払いつつ)。今年もまた植物との格闘の時期が来たんだなあと実感できる時間ですね。

 そんなわけで少し手間取りながらも無事ベスの2号を救出して、いざ行こうと思ったら、なぬ〜今度は後輪の調子が悪い。ベスの2号は一応マウンテンバイクで前輪も後輪もホイールごと簡単に取り外しが可能なんですが、いつからか後輪をしっかりはめると常にブレーキがかかる状態になってしまいました(つまりどこか歪んでる)。その応急対策として後輪を本体のフレームに対して微妙に傾けたまま装着することでなんとか騙し騙し普通に乗っていたのです。が、ずっと放置していた間にどうやらまたずれてしまって、動きが悪くなっていたというわけ。「おいおい、ベスの2号お前まで世話をやかせるってのか(けっ、どいつもこいつも)」というやり切れない思いを胸に、それを直すのにしばらくまた格闘してしまいましたとさ、玄関先で(溜息)。ほんと朝から出鼻をくじかれ太郎でしたが、天気は良かったですね。ふん〜!

 なんていう朝の茶番劇は置いておいて(散々語ってしまったが)、昨日の午前中は・・え〜と、なんかむにゃむにゃしてましたね(忘れただけ)。昼食後は生協へ行って「恋恋蓮歩の演習」が出ていないか探しましたが、まだでした。手ぶらで帰るのもしゃくなのでお菓子などを買い、あと買ったのは、付属のあひる隊長の可愛さに惹かれて思わず購入した(笑)人間工学に基づいた設計のシャープペンシルなど。午後はそれから論文の原稿関連書類を作ったりで眠くなる一方(笑)。まあ、夕食後に取り戻せるくらい仕事はしたので、よしとしましょう。そう、夕食と言えば一昨日とは打って変わって生協がえらい空き様でしたね。授業がなかったのでしょうか。それともそろそろ学生の息切れの季節か。

 本日は木曜日。ようやく当ホームページも開設2周年を前に1万カウントを超えたようですね。これもひとえに日頃ご愛顧いただいている皆様方のおかげでありまして、心から感謝の言葉を申し上げたいと思います、出し惜しみつつ(<出し切れ!)。すみません、こんなふうに相変わらずふざけてばかりですが(笑)、今後ともあまり期待なさらず、そっと心に花を咲かせましょう(なんだそりゃ)。ええと、それから1万カウント突破記念特別企画は考えていなくはないですが、それをするにはどうにも時間が足りなさそうなので次回にまわし(次回っていつだ?)、ここはイラストでも出して誤魔化しておこうかと。いやしかし、それもすぐには出せないんですけどね・・はは。休みまでならなんとかなるかなあ。しばしお待ちを。


(5/11) 疑問はひょんなところで解けたりするものです。研究室の自分の机がある部屋には扉の横にスケジュールボードがあるのですが、少し前から5月下旬のある日にちのところにに「ヒトツバタゴサミット in 犬山」という行事が書かれています(誰が書いたかについてはこの話題とは関係ないので割愛)。それで数日の間、一体何のサミットが開かれるのかとずっと疑問に思っていたのです。初めは「ヒトツバタゴ」が何なのかかが判らなかったあまり、そもそもサミットなんかではなく「ヒトツバタ・誤差・ミット」と読むんじゃないか、などという意味不明の推理を試みたりしていましたが(笑)、結局判らないまま時は流れ、そのうちそんな疑問があったことすら記憶の彼方へボヘミア〜ン。ところが、昨日の朝のことです。なんとなく聴いていたラジオから「ヒトツバタゴ」という言葉が耳に入ってきたのです。一瞬、あれ?どっかで聞いたことがある言葉だぞと思いはしたものの、よく思い出せなかったのでもうしばらく耳をそばだててラジオを聴いていました。トイレの中で(そんなことは言わんでも良い)。

 いつもラジオはCBCですがその朝の番組の中で、レポートドライバが車に乗ってあちらこちらから中継をするというコーナがあって、その中継の中で「ヒトツバタゴ」が紹介されていたのです。そして中継場所が犬山だということを聞いて、ようやく忘れていた疑問を思い出したというわけです。ただし、思い出したときにはすでに「ヒトツバタゴ」が何なのかという疑問は解けていました(つまり答えとなる言葉は聞いていたけど、問題を忘れていたため結び付けられなかった)。果たして、「ヒトツバタゴ」とは別名「なんじゃもんじゃの木」だったのです。なるほど〜そうだったのか。っていうかさらに、なんじゃもんじゃの木って、なんじゃ?(ベタやな) という新たな疑問が沸き上がるわけですが、それもほぼ解決しました。話によると、その木が犬山のどこかに街路樹として植えられていて、その綿雪のように白い花が見頃らしいとのこと。それにこの木の野生の群生地は珍しく、国の天然記念物に指定されている場所が岐阜にいくつかあるそうです。そんなこと知りませんでしたが、ひょっとしてこの辺の人たちの間では「なんじゃもんじゃの木」は常識なんでしょうか。名前は聞いたことがあったんですけどねえ、まさか「ヒトツバタゴ」がそれだったとは!ですよ(勉強になるなあ)。さて、それはわかった、よしとしよう。しかし、こうなると俄然気になってくるのは「ヒトツバタゴサミット」が一体何をするサミットなのかという問題ですね(笑)。まあ調べればたちどころに分かるような気もしますけど、勝手な想像を巡らしてみるのもまた一興でしょう。ということで、ここは敢えて調べない道をチョイスなのです。みなさまの情報お待ちしています(人任せかい!)。

 そうそう、昨日久しぶりに自転車で大学に来たと書きましたが、実はそのことをすっかり忘れていて帰りは歩いて帰ってしまったのです(苦笑)。それに気付いたのが昨日の朝家を出るときで、思わずほんとに苦笑してしまいました。当然徒歩での通学。すっかり歩くことが刷り込まれてしまったようですね。まったく、慣れとは恐ろしいものです。さて、少し涼しさを取り戻した昨日は、朝から働き虫で、たまに泣き虫でした(嘘)。そして昼食はものすごく久しぶりの中華食堂(旧理系食堂)でラーメン。だったのですが、相変わらず美味しくないのはどういう了見でしょうか。それでも「中華食堂」か! などという罵声が聞こえてきても良さそうですが、そんなこともなく結構人が入っているのが不思議です。みんな我慢強いのか味覚障害を患っているとしか思えません(笑)。昼食後、生協の書籍部に行きましたがまだありませんでしたねぇ、森先生の新刊「恋恋蓮歩の演習」。ああ早く読みたいよ〜。どうか今週中には入荷されますように・・。

 本日は金曜日。右手の具合もすこぶる良くなってきましたが、包帯の汚れが気になる今日この頃です(部屋の汚れは気にしないくせに)。今日は提出書類がひとつ。それから一通り書いた原稿を指導教官に見てもらおうかと。しかしやることはまだまだ多いなあ(というか増える一方)。この「やること」ですが、分類すると「追われながらやるもの」と「追いかけながらやるもの」の2種類に大きく分けられますね。4月は追われてばっかりだったけど、これからはなるべく追いかけていきたいところです。


(5/12) 昨日は午前様だったにもかかわらず、インターネットで注文していた糸井重里氏の「ほぼ日刊イトイ新聞の本」が届いていて、つい読み始めてしまって寝たのは午前4時頃。この本、装丁がなかなか良いのです。ハードカバーが微妙にふわふわしていて柔らかいのです。さしずめハーフカバーといったところ。さて、大学に来たのが昼前。昼食を食べて生協に行ったらありましたです、森博嗣先生の最新刊「恋恋蓮歩の演習」が。しかも大量に。思わず2冊3冊くらい買ってしまおうかと思うほどでした(笑)。他に買ったのは「子供の科学」ドロシー・L・セイヤーズ「顔のない男」。森先生の「恋恋〜」は休憩時間にちょっと読んだりするともうダメですね〜、読むのを止められないだけでなく、読み終えても意識が作品の中に入りっぱなしで我ここにあらずという感じになります。そんなときは人と話していても現実感がありません。まるで他人がしゃべっているような錯覚に陥ります。もったいないのでまだ読み終えていませんが、ついつい思索的になりますね。その結果が以下のようなもの。

 ちょっと真面目な考察をひとつ。日本語で名前を相手に伝えたとき、どういう字ですか、と訊かれることがあります。一方、英語だと漢字がないのでこんなこともないのかなと思えますが、英語の場合は名前のスペルを訊かれることがありますね。この二つの光景は一見同じように見えます。しかし、その本質は実は全然別物なんじゃないかと思ったりするのです。日本語では漢字が日常的に使われていますが、カナだけでも通じなくはなくて、現にほとんどの子供達が幼稚園や小学校では自分の名前をひらがなで書いています。これが可能なのは、カナ文字ひとつひとつがひとつの音を持っているからです。自分の名前は普通はじめはその音で記憶されます。この点に関しては日本語も英語も同じでしょう。ただ、それを文字で表そうとすると話は違ってきます。文字と音が一対一の関係にない英語圏などではどうやって自分の名前の書き方を教えているのでしょうか。一般的な名前ならスペルも決まったものがあるのでしょうけど、少し変わった名前だと先生もスペルが分からないという状況になることも予想されますよね。日本語だったらカナさえ知っていればしゃべっている言葉をそのまま文字にして書き表わすことができますが、英語だとアルファベットを知っていても言葉に対応した文字の並び方を知らないと書き表せませんからね。英語を話す子供達はどうやって最初に自分の名前を書き表すのかが気になるところです。
 さて、上記のことはそれだけ日本語はより記号化されており、英語の発音はより多様化されていることを意味しています。換言すれば、日本語は書き下すのに最適化されており、英語は文字では単純に表せないくらい表現豊かであるとも言えます。がしかし、もちろんどちらが優れているという問題ではありません。別の見方をしてみましょう。英語をはじめとする欧米諸国の言語は“音”を重要視してきた言葉であり、それに対して日本語などの象形文字を起源とする言語は“絵”を重要視してきた言葉だとみることができます。つまり、英語では文字は単なる話し言葉の断片であって、コミュニケーション手段としてはあくまでも声という“音”を使った会話が必然的に発達し、日本語では逆に文字自身に情報が与えられ直接相手と話すよりも文字という“画像”を使ったコミュニケーション手段が発達してきたというわけです(俳句が生まれたのも必然的だったかも)。ここから外交的でとにかく話をしたがる欧米人像、そして内向的で沈黙を美徳とする日本人像なんてのが思い浮かびます。それぞれの言語はそれに見合った特性を生かして使用するわけですから、ひとつの言語を使っているとどうしてもパターン化された言動・思考にならざるをえません。みんながみんなそうではないでしょうが、使っている言葉に欧米人と日本人の一般的な気質の違いが生まれるひとつの原因があることは間違いないと思います。ところで、これらは後天的な獲得形質であって、遺伝的なものではないはずです。つまり、新たな言語を身につけるという行為は新たな言動および思考パターンを獲得することに他ならず、まったく別の人格を形成することと同義と言えるんじゃないでしょうか。ま、経験がないのであくまでも推測ですけどね。

 そういうことを踏まえると、インターネット上のテキストコンテンツには英語よりも日本語の方が向いている気がしますね。おそらくそれ以上に向いているのが中国語でしょうか。アルファベットなどの欧米諸国の文字は1バイト文字で日本語のカナや漢字は2バイト文字なので、一文字あたりのデータ量は後者の方が大きいのですが、英語では長い単語も漢字一文字で表せたりするわけですから、文章全体でみると結果としてデータ量は少なくて済みそうです。つまりデータの圧縮技術と同じ仕組みかな(ただし解凍は人間の頭の中で行なわれる)。そうそう、キーボードを叩いて打った文字を変換させて漢字にするという行為がそもそも圧縮ですね(うんうん)。

 などと言語学まがいのことをしたくもなる夜です。まさしく森ミステリィ効果。ほんと、いろんなことを忘れさせてくれる妙に心地の良い作品だなあ。ああ、続きが早く読みたいけど、それはまた、次に目が覚めてからに・・。本日は土曜日。1万人突破記念特別企画は、鋭意製作中につきもう少しお待ちくだされ。「大したもの」と「大したものじゃないもの」が同時進行中。どちらを出すかは気分次第(というか出来上がり次第か)。


(5/13) 昨日もほぼ朝帰り。そして昼から大学。メインは森先生「恋恋蓮歩の演習」を読んだことでしょう。少しずつ読み進め、夕方頃読了しました。読後感は最高。途中で何度か頭がくらくらしたほどです。たぶんこの作品だけでも充分に楽しめて幸せな気分に浸れるのですが、Vシリーズの前作「魔剣天翔」を読んでいた方が仄かに面白さが増すかもしれません。それから引用に使われているピーター・ラヴゼイ「偽のデュ−警部」も豪華客船が舞台の素敵な作品です。まだの方はぜひ〜(にっこり)。

 心が刺激されたからか、なんとなく感傷に浸っていたため夕食を食べる機会を逸しましたね。別にお腹が空いていたわけでもありませんし、たぶんエネルギィ的には不足はないと思います。大丈夫でしょう。お菓子は食べていますから(笑)。あ、そうそう、お菓子と言えば、昨日生協で買ったチョコボール銀のエンゼルを1枚ゲットしました! 3分の1の確率です(3つも買ったのか)。言い伝えによるある法則に従って買った結果ですが、トータルでみたら50分の1くらいかな。もちろん手に入れたエンゼルは那古野コネクションの分としてストックしておきます。えっとこれで7枚ですね。あと3枚でおもちゃの缶づめ「過去缶」と「未来缶」をセットで森先生にお渡しすることができます。さあ、残りも法則に従って買えばわりと早くゲットできそうな予感です。月曜日はぜひとも生協に開店と同時に入って、いち早くチョコボールを買おうぞ!オー!

 先日、自転車のベスの2号を久しぶりに動かしてみて気付いたことですが、チェーンタイプの錠前(古い表現だ)の鍵穴に何か固いものが詰まっていました。困りますね、これは。このタイプの錠前は鍵を鍵穴に差し込んでチェーンを外ずし、それをぐるっとタイヤのスポークの間に通して鍵をかけるわけですが、鍵穴が詰まっているのでそれができないのです。放置している期間は鍵をかけていなかったので、幸いにも動かすことができたのですが、このままでは鍵がかけられないで盗まれてしまうかもしれまん。そんな不安もあって、なんとももどかしいですが今はまだ自転車で出かけることができないでいます。自転車を盗まれたという話はちょくちょく聞きますからね。少しの間でも鍵をかけないで自転車を置いておくなんて、ちょっと危険です。大事な足ですし、こちら(名古屋)に来て買った2番目に高いもの(1番はiMac)なので、盗られると非常に困ります。と言うからには、ベスの2号は家に停めてあるのかと思うかもしれませんが、実は一晩、ベスの2号は大学に停めたままだったんだよね〜(苦笑)。いや、昨日もうっかり歩いて帰ったもので。ああ、盗られていないことを祈るばかりです。それに早く鍵穴をなんとかしなくちゃだ。

 本日は日曜日。なんだか1週間が早く感じるこの頃です。困りますよねえ、一体誰がいつの間にまた日曜日を連れてきたんだ!とか思いませんか? 私は思いません(思わんのかい!)。それにしても日曜日から1週間経つと、なんとまた日曜日だとはね(当たり前)。まるで前の日曜日が1週間前のことのように思えます(それが1週間というものだ)。まあおかげで、1週間後にまた会いましょうね、などという約束が恋人とできたりするわけですが、私にはちょっと真似できませんね。なぜなら相手がいないから(<ひがむなひがむな)。とにかく日曜日が1年に1回でなくて良かったと思う日曜日です。

 さて、あまり先送りして期待を持たせてもいけないと思いますので、ここらでとりあえず到達者1万人突破記念特別企画を出しておきます。イラストは思ったよりも時間がかかりそうなので、結局大したものじゃない方になりました(笑)。ええと、立入禁止のページです。そう分かる人には分かるあのページの真似っこですね。ま、それも敬愛ゆえということで、暖かい目で見てやってください。おそらく永久に立入禁止のページでしょう。まだまだ不完全で、自分の力量の無さをささやかな募集をして補おうとしていますが、よかったらご協力下さい。


(5/14) 昨日の日曜日もお昼過ぎに大学へやって来て、1万人突破記念企画用のどうということもない文章(お茶濁しです)を思いつきで書いていたら夕方になって、夕食を買いに行くついでに新たな「立入禁止」を写真に納めたりして、実に有意義な休日の過ごし方をしたなあ(そんなことばかりしている)。ちなみに夕食はインスタントラーメンです。袋タイプの。それを食べたらなんだか眠くなって・・意識が・・もうろ・・うと、ああ、墜ちていく〜、なんてことはありませんでした(笑)。

 昨夜は浦賀和宏氏の「眠りの牢獄」を一気に読了しました。読み始めてすぐに、いつもの感じとは趣が違うな、と思っていたら、まさかまさかそうくるとはねえ・・。後から振り返ると、あの場面でのあのセリフはそういう意味だったのか、と思うことしきり。個人的には「アリ」ですね。それにしても、騙されて喜べるなんて贅沢だなあ。

 それから昨日はF1グランプリを観るために早めに帰宅(といっても12時前ですが)。前半はウィリアムズが頑張っていてなかなか面白くしてくれましたが、結局かき乱しただけでしたね。後半も最後まで気を抜けない展開ではありましたけど、終わってみればマクラーレンフェラーリが表彰台の上に。まあ順当な結果でした。さて、ホンダエンジンが優勝する日はくるのでしょうか・・(もちろん今シーズン中に、という意味)。

 えっと、実は一昨日くらいにくだらないジョークが頭に浮かんで、一晩寝かして昨日もまだ覚えていたので昨夜つらつらとメモ程度に書いてみたのですが、冷静になって読み直してみるとやっぱりちょっと下品過ぎるかなあと(苦笑)。いくらなんでもここに書いてしまうのは憚られる内容なので書きません(笑)。いや、自分の中ではオオウケなんですけどね(<売れないコメディアンはたいていそう言う)。まあ、一種の自己防衛でしょうか。とはいえ、そういうことを思い付いたという事実をここに書いていること自体、充分に恥ずかしいことではあるなあ(苦笑)。まるで思考が読まれているようです(<書いてるからね)。

 本日は月曜日で天気はまずまず。午前中は一瞬だけ大学に寄ってすぐさまHちや整形外科へ向かいました。手術後の経過と骨折の治り具合を診てもらうためです。しかし、えらい混み様です。先週空いていたのはやはり午前の診察が終わった後だったからだと確信(しても状況は変わりません)。11時の予約で直前に到着して受付を済ませたのですが、そこからが長かったです・・。混んでるもんだから当然座ることもできず、立ったままで約1時間、ようやく診てもらったときにはウキウキウォッチングの時間でした(ただし病院のテレビはNHK)。包帯を外してもらい、抜糸をされて、次はレントゲンだったのですが、ここでも当然前の患者さんがつかえているので待たされます(ぐにゅ〜)。相変わらず座ることはできず。たまに席は空くんですけど、そこには診察が終わったお年寄りが再び座るはずなので、そこにはちょっと座れません。ええ、まだ若いですからね(足だるいけど)。それでも時間が経つと自然と空いている席は増えてくるので、座ることは可能になります。しかし、なんというか、それまでず〜っと立っていただけに、「ここで座ったら負けではないか?」などという変な負けん気を発揮し始める始末です(笑)。そこからはもう、席の間隙率が50%を超えようがお構いなしです。意地でも座らないのであった。

 で、ふと自分の生活の中で他にもこれと同じような状況があることに気付きました。信号待ちです。基本的に信号無視をすることにひどく抵抗を感じる身なのです。たとえ夜中で周りに人がいなくて車が全然通らなくても、赤信号では渡りません。付き合いで仕方なく信号無視をすることはあります(そこまで頑固ではないので)が、やはり少し負けた気がしてしまうのです。そして自分が赤で待っているときに隣で無視して渡っていく人がいると「勝った」と感じます(笑)。なぜでしょうね。子供の頃に刷り込まれているという説もありますが、自分ではもう少し積極的な意図があるように感じられます。大切なものをなくさないように、何か大事に抱えているのかもしれません。ええと、長くなったのでとりあえず今日はこの辺で。続きはまた明日。


(5/15) さて続き。昨日は結局3時間くらい病院にいたことになります。糸を抜いてレントゲンを撮って診てもらうだけだったんですけどね・・。しかもずっと立ちっぱだった(自業自得だが)ので、病院からの帰りはぐったりでした。そうそう、今回は塗り薬をもらいました(正確にはまた薬局で買った)。説明書には痛みや炎症を抑えるとか書いてありますけど、医師によると固くなったところを柔らかくしてくれる軟膏だそうです。頭の中に塗れないのが残念ですね(笑)。

 というわけで、残念ついでに(または何の脈絡もなしに)、ここで病院の診察室で見かけた「5月・6月の実行目標」を大公開〜!
 え〜まずは、「患者さまに対する具体的な目標」それは・・

 “笑顔で接しよう!”です。わーいわーい、笑顔だ笑顔だぁ、え・ぐゎ・うぉ・だぁ〜(無意味に叫んでみました)。

 それからそれから、「職員に対する具体的な目標」が・・

 “チームワークを大切にしよう!”あ〜んど“勉強会に参加しよう!”ときたもんだ!

 おいおい、それって具体的か? とか、普段チームワークないのか? という疑問が浮んできますが、笑顔の看護婦さんに免じて許しましょう(にこにこ)。というか、勉強会に出ない人が多いみたいですね(笑)。まあ勉強会はいやだな、確かに。わからんでもないので、80点にしときましょう(何の採点だ?)。

 人の目標を見るのはなかなか楽しいものです。まさかHちや整形外科病院の人たちも、こんなところで目標がばらされてしまうとは思っていないことでしょう(笑)。わっはっは。どうだ、まいったか。この調子だと、あの先生とあの看護婦さんが××な関係だとかいう噂までばらされちゃう勢いだぞ〜(<ばらさないように!というかそんな噂ありません!)。

 昨日、病院からの帰りにローソンで1つ、生協で3つ、チョコボールを買いました。いずれも銀のエンゼルくらい(あわよくば金が)当たると思って買ったのですが、ことごとく外れでしたね(とほ〜)。チョコボールのそれと反比例するように、それほど甘くはないようです。しかし、またまたそれらしいヒントを見つけてしまった気がしないでもないので、今日はそれを狙って買ってみようと企んでいます。さあて、吉と出るのは今日ですか?

 半日が病院でつぶれてしまった(も同然のモチベーションだった)ので、遅れた昼食を食べてからほとんど何をする間もなく自主セミナでした。今回は元素のいろんな測定方法について、実験室にある測定機器を見ながらお勉強。しかし、やっぱり実際に使ってみないと解らないでしょうね。去年までなら地化図が4月にあったので、そこでだいたいのことは学べたんですが・・。まあ、それは言わぬが花か(用法が違う)。

 本日は火曜日。午前中はコロキウム、午後は実験を始めたいけど、その前にちょっとした工作をしなければ。


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