Go Home日々これ勉強
日々これ勉強(99/8の後半)

目次に戻る
(8/16) あ、昨日は終戦記念日(祈念日?)だったのか。毎日大学へこもりっぱなしだと、暦なんてどうでも良くなってきます。終戦記念日もいつまで続くんでしょうか・・これって第二次世界大戦(太平洋戦争)の終わった日ですよね。つまりは一番最近の日本が直接関わった戦争ですね。今現在生きている人たちは、その戦争を直接体験したり、また間接的に話を聞いている人たちで、比較的一番実感が持てるから毎年のように終戦記念日が成り立っているわけですよね。第二次世界大戦の前にも日本が関わった戦争はいくらでもある訳で、それらのことについて人々はもうすっかり昔話程度の認識しか持っていませんね。ま、それは当然だと思います。メディアが発達して、近代戦争は映像として残るようになりましたからね、印象深いのは当たり前です。戦争責任や賠償の問題にしても同じでしょう。いつも話題になるのは最も最近の第二次世界大戦のことです。戦争はこれだけじゃないでしょ?昔は中国だって戦争を仕掛けていたじゃないですか。日本国内でも戦争していた時代もありましたし。そう、そういうことを持ち出すと切りがありません。無意味です。おそらく戦争体験者が生きているという理由だけで問題になるのでしょう。1000年も昔の戦争のことで誰も文句は言いませんからね。また戦争が始まれば終戦記念日なんて忘れ去られるんでしょうね。そろそろ世代交代の時期です。いつまで人は終戦を祈念していられるでしょうか・・。なんか筆が滑っちゃいましたね。機嫌がいいのでしょう、きっと(笑)。今朝はものすごい豪雨でしたが、お昼の今は曇りです。英語の勉強するかなあ。

今、非常に眠いです。たまの早起きが効いたのでしょうか。そんなときにこれを書くのも矛盾してますけど(笑)。今日ようやく飛行機のチケット(16万8千円也)を受け取りました。出入国カードとかも一緒に予めもらえるのですね。てっきり現地に到着してから書くものだと思っていました。すごいすごい、名前も印刷してあるし。これって旅行代理店を通しているからでしょうか。便利ですね(素直に感心)。だんだん現実感が伴ってきました。いよいよです。あとはアメリカに持っていく本(もちろんミステリィ)を厳選するだけかな(笑)。今日は読書がしたかったのですが、実験に使った器具の洗浄が残っていたことに気づき、丸一日がつぶれてしまいました・・・。明日は明日でT/C(トラベラーズ・チェック)の購入やそのほかの買い物などをする予定ですし、これはいよいよもって、機内読書かなぁ・・。


(8/17) 雨はすっかり上がり、快晴の火曜日でした。今日も昼起きで、明後日の出発時間に間に合うか心配になってきました(笑)。今日、学割を取ろうと思って自動発行機を触ったら、突然エラーが発生。担当の人を呼んで見てもらっても時間がかかるようなので、また別の自動発行機のところへ行って触ると またもや同じエラーが発生。よっぽど機械に嫌われているのでしょうか(苦笑)。間違った操作も何もしてないんですよ。初めの初期画面にもならないうちにエラー画面になるんですから・・笑うしかありません。それで結局学割は取れず、明日に望みを託します。アメリカ出発は関西国際空港からで、そこまではまず、N市から大阪の難波まで近鉄特急で行くことになって、そのチケットを生協で買いました。回数券のばら売りで、25%くらい割引でした(お得お得)。難波からは恐らく南海電鉄でしょう。空港での待ち合わせ場所も決めましたし、あとは荷造りかな(まだやったんかい!)。

そうそう、夕食がてら、一緒にアメリカに行く友人K氏とともに近くのジャスコへ買い物に行きました。そこで、K氏は帽子やら水着やらいろいろ買っていましたが、私はお目当てのものが無く結局何も買わずじまいでした。やはり明日に望みを託します(笑)。そこのマクドナルドで夕食を食べたのですが、食べるのはいつもフィレオフィッシュです。肉は食べないので。で、毎回思うのですけど、フィレオフィッシュって虐げられていません?現在、ハンバーガチーズバーガが半額でお得感が漂っていますが、いつもフィレオフィッシュなので関係ないんですよねぇ。フィレオフィッシュの半額セールってやってます?何とかして欲しいです。確かにコストは高そうですけど、もうちょっとねぇ・・そこは企業努力で(と言いたい放題・・笑)。あくまで一消費者としての意見です。なければないで全然構わなかったりします(いいかげんだなあ)。明日は今日買えなかったT/Cを買って、あとデジカメも買うかもしれません。土壇場になって慌ただしいですね、まったく(笑)。


(8/18) 今日は朝からお買い物でした。実に海外初心者にありがちな買物ぶりでしたが、初心者なので(笑)。買ったのはパスポートケースとか服の中に隠れるようなポシェットとか安眠枕とかですね。それが午前中で、午後からは森先生も行っている(!)大須の電器街でデジタルカメラを求めて、いろんな店を歩き回りました。が、どこも値段が同じなんですよねぇ。ま、狭い地域に集中しているのである価格に落ち着くのは当たり前なんですかね。そうは言ってもちょっとでも得をしたかったので、1万円ごとに割引券が付いてくるあるカメラ屋さんで処分品を買いました。それで、別売り品などを割引券を使ったことにして併せて、合計額から割り引いてもらいました。ぎりぎり予算以内に収まって、ほっとしています。わりといい買い物をしたと言えるでしょう。大学へ戻ってきてさっそく試し取り。いやあ楽しい楽しい(笑)。これはいいですね〜。ちゃんと綺麗にパソコンに取り込めるし、アメリカでの活躍が期待されます。しかしここで大きな問題が浮上。買ったデジカメは、充電池しか使えなくて、それを充電するには、国内専用のACアダプタを使うしかないんですよね。変圧器を買わなければいけなくなりました。そこで、夕食時もすぎた頃、自転車をとばして電器屋まで行って探してみるも、在庫がなかったのでした。このまま使えなくもないですが、壊したくないですからね。やっぱり変圧器が必要です。これこそ明日に望みを託します(苦笑)。最悪の場合、空港で売ってればいいのですが・・。あ、そうそう、望みを託すと言えば、学割!結局機械はしばらく直らないみたいで、学割は入手できませんでした(なんて間が悪いのか)。帰りは高くつきそうです・・はぁ・・・。とため息を吐いてる場合じゃないのです。早く帰って荷造りしなくては!ということなので(笑)、アメリカ出発前夜の研究室の机の上の様子をここらへんに置いといて、日記の更新は8月31日以降までありません。では、行ってきま〜す。



★ここからは日記兼アメリカ旅行記です★
(8/19) どういう風に書こうか迷っていましたが、自分の体験時間にしたがって書くことにしました。だから、今日(8月19日)は、非常に長い一日となったわけです。まず、荷造りで結局夜遅くに就寝したため、なかなか寝付けないまま早く起き過ぎて、出発の朝を迎えました。この時点ですでに眠かった。そして重い荷物を背負ってK氏近鉄N駅で落ち合い一路、関西国際空港へ。そこでさらに、先輩のT氏と待ち合わせて、国際線の搭乗手続きを済ませたのは午後の3時ごろでした。そして待つこと約2時間、5時15分から搭乗となりました。関空の長く続く搭乗待ち合いロビー(かな?)がこれで、たそがれるT氏これ。そしていよいよ離陸、日本ともしばしのお別れです。今日は満席にも拘わらず、運良く非常口席がとれて足がのんびり伸ばせて、比較的楽でした。飛行時間は9時間半。今までに経験したことのない長い時間を飛行機の中で過ごしましたが、非常口の席ということも手伝って、それほど苦にはなりませんでした。キャビンアテンダントの人もよく気を遣ってくれてたことも良かったですね(もちろんほとんど日本人ではない)。ただ、みんなベテランのおばさんだったのが少し残念と言えば残念か・・いやいや、だからこそ安心できたということでしょう(苦笑)。あと残念というか失敗したのは、機内で上映される映画を二本とも見てしまって、睡眠時間が十分に取れなかったことです。もう一つ、機内食を2回とも結構な量食べて、お腹がいっぱいになりすぎたことですね。そして、その状態のままいよいよ、初海外の地、アメリカはサンフランシスコに到着したのが19日の午前11時40分ごろでした。

そう、もちろん日付変更線を越えてきているので、時間がずいぶん戻っています。それで、長い19日になっているわけですけど。最終目的地はニューオーリンズですが、サンフランシスコで一泊して行く日程なのです。もうここからは初めてづくめで入国審査の時も少しドキドキしました。でもまあ、T氏がおられるので、いろいろ頼っているところは多々あります。おかげさまで、精神的にもかなり楽をさせてもらってます。ありがたいことです。サンフランシスコにまず降り立って感じたことは、真夏なのに涼しい風が吹いていることです。実に快適ですね、気温的には。ただ、空気が乾燥しているせいか、非常に埃っぽく感じます。喉もしばらく外にいると痛くなってきます。まあそれはいいとして、3人とも非常に眠い状態ではあったのですが、帰りを除いてサンフランシスコを堪能できるのも今日だけだったので、無理をして(笑)サンフランシスコ巡りをしました。まずサンフランシスコと言えばケーブルカーということで、ホテルにチェックインした後、さっそくその乗り場まで行きました。するとずら〜とできた観光客らしき人たちの列。やはり人気らしいですね。そのケーブルカーの雄姿がこれで、運良くステップに乗ることができて、走行中の景色がこれとかこれ(なにか笑っている人がいますね・・笑)。そのままこれに乗って、サンフランシスコの北に位置するフィッシャーマンズ・ワーフに到着(広場がこれ)。ここで、海の冷たい風に当たったり、絵葉書を買ったり(はじめてのお買い物)、いろんなグッズを見たり、夕食を採りました。これでえ〜と・・19日の5食目(苦笑)。そこで撮ったあざらしの日向ぼっこ。それから、遠くにかすかに見えるゴールデンゲートブリッジ。脱出不可能と言われていたもと刑務所があったアルカトラズ島。そしてフルーツ売り場。海側から見たサンフランシスコの街並み。といろいろ張っておきましょう。風もさらに冷たくなってきた午後6時ごろ、フルーツを買ってフィッシャーマンズ・ワーフを後にして、ホテルへの帰路に就きました。帰りは歩いて、街をゆっくり眺めながらです。ワシントン・スクエアからのセント・ピーター&ポールズ教会とか、あと遠くでバスケとか、とか、信号機歩行者用とか、ケーブルカーの通るです。まさに睡魔と戦いながらの帰路でした(笑)。これを書きながらも眠いのです・・。買ってきたフルーツをみんなで食べた後、しばらくテレビを観た後、T氏K氏はぐっすりです。明日はまた移動だし、早くねようかな。

はじめての海外に来て率直な感想は、どこの観光客も同じだなってこと。写真やビデオを撮るのは何も日本人だけじゃないですね、やっぱり。みんな撮りたいんやん!(にっこり)ちなみに泊まったホテルは全体的にトラディショナルな雰囲気で、バスルームはこんな感じでいい感じでした。


(8/20) サンフランシスコの夜は肌寒いくらいで深い眠りは得られませんでした(実はエアコンの調節方法がわからなかっただけということが今判明)。朝は珍しく早起き(というか時差のせい?)をして、朝食のパンを食べて窓の外の風景を写真に。今日はほとんど移動だけで、朝食後すぐにホテルでシャトルバスを呼んでもらってサンフランシスコ空港へ向けて出発です。昨日とは違って曇りがちでした。空港までの車からの景色がこれで、フリーウェイがこんな感じ。到着してさっそく搭乗手続きです。結構並んでいました。国内線なのでもちろんアメリカ人ばかりです。手続き自体は簡単に済みました。搭乗までにうちの講座の人々宛にはがきを書いてポストに投函しました。そしていよいよサンフランシスコともお別れです。ちなみにサンフランシスコ空港の一部はこんな感じ。ニューオーリンズ行きの飛行機の中では昨日買ったプラムを食べ(おいしかったです)、実家宛にはがきを書いて、外の景色を眺めたり、多めの昼食を食べたりでした。約4時間のフライトでニューオーリンズに到着です。ここはサンフランシスコと2時間の時差があり、今日は短めの一日というわけです。外に出てみるとさすがに亜熱帯、むわっと暑い空気が纏わり付きました。そこから、ホテルのバスを少し待ってそれでヒルトンホテルまで行きました。ここは一泊だけの予定です。ほんの数分で着いてしまうほど近いところにありました。チェックインの時、カウンタの女性がT氏の名前を読みにくそうにしていた(というより全然読めてない)のを見て、もっと読みにくい名前は世の中にいくらでもあるんだろうな、とどうでもいいことを一瞬思いました。キュートな人でしたね(にこ)。なんとかチェックインも終わり部屋に向かいます。その部屋がこれ。で、休息もそこそこに、テレビの映画チャンネルでトミー リー ジョーンズものを2本観ました。途中寝てしまいましたけど。その後、夕食はホテル内のレストランで食べました。ニューオーリンズ名物らしいなまずのPo-Boyといういわゆるフィレオフィッシュのようなものを頂きました(他にもザリガニや海老、ビーフなどをはさんだものがあります)。その後はもう寝るだけです。まだ、空港とホテルしか体験していないニューオーリンズ・・・明日はいよいよ街に出ることでしょう。まさしく期待と不安が織り成す面白味のない日記ですね(笑)。明日は面白い写真が撮れればいいのですが・・。ではそろそろ寝ましょう。だんだんとこちらの夜に眠くなるようになってきました。時差ぼけは解消されつつあるようです。


(8/21) 外では時折パトカーのサイレンの音が響いています。この辺がアメリカを感じることの一つですね。今日は、ヒルトンホテルをチェックアウトして空港まではホテルのバスで、そこからはタクシーでT氏の学会発表の会場が近いダウンタウンにあるラディソン(Radisson)ホテルに向かいました。乗ったタクシーがまたいかにもアメリカンで、何というか、ちょっと大丈夫かな・・と思わせる雰囲気を醸し出していたんですが、ホテルに無事に到着して正規の金額だったので安心しました。人は見掛けに寄らないのか、泊まるホテルがレベルが高いので大事に扱ってくれたのか、どちらかでしょうか。着いたのは12時ごろでしたが、早めにチェックインができてさっそく荷物を部屋に置いて、荷物も解かないうちにまたまたテレビの映画チャンネルに見入ってしまいました(苦笑)。ちなみに「スピード2」です。その部屋がこんな感じ。こんなホテルに泊まれたのもT氏が学会発表するおかげなんですが、それにしても広くて豪華な部屋です。正規料金の半額くらいで泊まれているみたいですね(すごいなあ)。少し落ち着いたところで、1階にあるピザハットでピザを食べましたが、かなりの量でお腹がいっぱいになりました。夕食がいらないくらいでしたね。それから、いよいよフレンチ クォーターへ繰り出しです。もちろん歩いて。まずはメインストリートのカナル通りを南下(通りの中央にある歩道らしき場所(後に路線バス専用道路ということが判明)を歩くT氏K氏)。そして、みやげ屋やクラブが並ぶ通りを歩いてジャクソン広場へ。そこから観たセント・ルイス大聖堂これ。その広場の前ではジャズバンドが演奏していて、たくさんの人たちが耳を傾けていました。その様子がこれ正面から。いやあ、この演奏を聞いてすっかりニューオーリンズが好きになりましたね。こんなすばらしい演奏が当たり前のように街角で行われているのですから。蒸し暑いところではありますが、それを補って余りある音楽、ほんといいなあ。当然チップは多めに払いましたよ、それに値する演奏でしたから。その後、ミシシッピ川の川沿いに出てカナル通りへ一旦戻りました。ここでちょっとしたハプニングが・・。ベンチで少し休憩したあとカナル通りへ出たのですが、どうやらそのベンチにT氏がカメラを忘れた模様。慌てて取りに戻ると、親切な人に拾われてすぐ近くのアメリカ水族館に預けられていたようです。で、無事カメラは戻ってきました。観光地ということもあるでしょうが、アメリカもまだまだ捨てたもんじゃないですね(捨ててたのか?)。その後、また別の通りから酒場や商店が並ぶ一帯に入って、土産を物色。妖しい仮面からワニ、Tシャツ、ジャズCDまでいろんなものがありました。そして再び川に向かって歩き、川沿い近くにあるカフェ・ドゥ・モンドという店で、喧騒の中の生のジャズをBGMにして、コーヒーとベニエ(ドーナッツの一種?)を頂きました。その店の様子がこれ。この辺り一帯は、いろんなところでいろんな人がパフォーマンスをしていて、こんな感じでした。そして、占いや似顔絵の屋台(?)が並ぶ通りの様子も。太陽が沈みかける頃、だんだんと人が多くなってきてあちらこちらのクラブでは、バンドの生演奏(もちろんジャズ)が始まり、一層にぎやかな雰囲気になります。夜は夜でまた違った感じになるんでしょうね。恐くてなかなか夜は出歩けませんけれども。あと、無意味にカナル通り川沿いを走る電車馬車などを張っておきましょう。ホテルに帰ってくるとき、スーパーマーケットみたいなところでジュースとアイスクリームを買いました。部屋へ戻ってそれらをすぐに食べ、本日の食事は終わりです。アメリカにいたら、とてつもなく食べてしまいますからね、セーブしておかないと(笑)。明日は学会のレセプションで、会場まで足を運ぶ予定です。


(8/22) 昨日の夜、何気なく撮った窓からの夜景がこれ。今日は久しぶりにぐっすり寝たような気がします。ま、それでもいつもよりは早起きで(笑)、10時にはホテルを出て、アメリカ化学会(ACS)の会場であるコンベンションセンタに、巡回バスで向かいました。着いてみると結構人がいて、Registration(登録)の順番待ちで長い列が出来ていました。そこで、登録は後程ってことで、とりあえず街に出てブランチを食べようということに。お目当ての店を世界貿易センタの裏の噴水のある広場で探し、川の下流側へ。そしてブランチです。注文したのはいずれもニューオーリンズ名物のジャンバラヤレッドビーンズ・ライスオイスター・ロックフェラーです。どれも味が濃いことには変わりはないですが、好みは意見の別れるところでした。ちなみに私は辛いジャンバラヤが嫌いじゃないという感じ(好きじゃないのか?!)。忘れちゃいけないアレイ通り(たぶんそんな名前<もう忘れてるやん!)の少年たち。その後、CDショップや本屋を覗きましたが、日本とそう変わりませんね。それから、ショッピングセンタのようなところで土産を買い、それから世界貿易センタの33階のラウンジでフローズンカクテルを飲みながら、ミシシッピ川ニューオーリンズの街並みをじっくり眺めました。こんな景色やちょっと気取ったT氏とK氏。夕方になり、コンベンションセンタに再び行って、登録を済ませました。登録料は$25でした。登録すると名前入りのバッジがもらえるのですが、まだ具体的な使い道が分かっていません(笑)。そのあと、T氏はレセプションに出席するということでここで別れ、K氏フレンチマーケットで買い物をしようと向かいはじめたころ、雨が降り始め、結構勢いが強くてびしょびしょになってしまいました。アメリカに来てはじめての雨でしたね。雨まで粒がでかかったなあ(笑)。フレンチマーケットではフルーツを買って帰りました。もうこの頃には私もK氏もへろへろで、帰りの巡回バスの中でウトウトとしてしまいました。


(8/23) 昨日はホテルへ戻ってフルーツを食べるも、よっぽど疲れていたのかすぐに眠りに落ちてしまいました。だから、昨日の日記は今日書いたのです。今日の大きな目標は学会の発表の様子を見ておくことです。後は休息でしょうか。さすがに連日は疲れるので(笑)。

予定通り、今日はコンベンションセンタに行って発表の様子を見学しました。行ったのは昼近くになってからのことで、今日のブランチも昼過ぎになってしまいました。軽めの食事でPo-Boyでした。その後また発表を聞くために会場へ戻り、目的の部屋に。それにしても規模の大きな学会で、部屋がカテゴリィ別にたくさんあって、会場へ入ってからが遠かったりします。それに部屋が寒すぎるくらいクーラが効いていましたね。発表自体はもちろん英語だったのでほとんど聞き取れませんでしたが、雰囲気は味わえました。しかし、わからないと眠くなるのは日本語でも英語でも同じですね(笑)。明日はいよいよT氏の発表です。そうそう、地球化学の世界では有名なO.K.マニュエルさんが声をかけてこられましたが、なかなか世話好きの感じのするおじさんでしたね。声をかけられたのはもちろんT氏でしたけど・・。発表も一段落したところでホテルに戻り、今日はもう休息です。それでも夕食は欲しいところなので、T氏と私で買い出しに。K氏はぐっすりお昼ねです。え〜と、スーパーでサンドイッチとマフィンとオレンジジュースと牛乳を買いました。その帰りにマクドナルドでフィレオフィッシュも買ってかえりました。アメリカにもフィレオフィッシュがあったことにちょっと感激です。誰が食べるんでしょうか(笑)。あとそこで感じたことは、働いているのが黒人ばかりだということです。タクシーの運転手もそうですが、こういうところがやはりアメリカ社会を実感しますね(ただ南部だからかな?)。で、帰ってきてホテルの部屋で少し寝て、夕食でした。牛乳は成分無調整のものがなくて、飲んだやつも味が薄かったです。寝る前に熱いうちに食べたフィレオフィッシュは、やはりフィレオフィッシュでしたね。世界中どこでも同じ味なのでしょう。ま、それが売りですからね、安心して食べられます。大きさはアメリカサイズのような気がしないでもなかったですが、気のせいでしょうか。それはいいとして、最近食事がおとなしくなってきたのは確かですね。アメリカの食事に飽きてきたということでしょうか(苦笑)。まずくはないんですけどね・・量がねぇ・・。これから、ちょっとシャツにアイロンをかけて寝ます。あ、今日は写真も撮っていませんでした。そろそろネタ切れでしょうか(まさか)。


(8/24) 実は昨日写真を撮っていたことに今日気づきました(笑)。雨降りのニューオーリンズがこれ。そして雨上がりがこれ。今日はいよいよT氏の発表です。朝から会場へ向かうため、いつもより早起きでした。朝食も食べずに(これはいつものこと)、バスに乗ってコンベンションセンタへ。T氏の発表は午後からでしたが、他の人の発表も解らないながらも(苦笑)聴いて、ブランチはまたもや昼頃に。ブランチと言ってもクロワッサンとコーヒーだけというアメリカらしからぬメニューでした。そして、T氏の発表の練習に少し付き合って、休憩時間を利用しての部屋の下見です。その様子がこれで、調子に乗ったK氏、発表の真似事です、いけてません(苦笑)。その後再びコーヒーを飲んで、T氏の番までクーラの効きすぎた部屋で、他の人の発表を聴いていました。そしてようやくT氏の発表です。その様子がこれ。英語での発表の難しさが伝わってきましたね。お疲れさまでした。まったく類似性のない言語で表現するというのはハンデがありますよね。ま、英語社会なので仕方ないですが。今日のこの部屋でのすべてのプログラムが終わったのちの様子がこれ。左にマニュエルさん、右にノーマンさん(知る人ぞ知る)が写っています。今回の旅行の大きな目的が終わってとりあえずは一段落です。その後、ミシシッピ川沿いにあるいろんな店が2kmにわたってずらっと並んでいるリバーウォークを抜けて、おみやげの目星を付けて、そのままフレンチ・クォーターの方へ。そしてハード ロック カフェという店で豪勢な夕食。これがまた量が多くて・・・でした(苦笑)。サラダにはチーズがてんこもり、ベジタリアン向け(だと思われる)ベジ・バーガにはこれでもかというくらいのフライド(ベイクド)ポテトが主役の座を奪わんばかりに。たまらず、ポテトは少し包んで持ってかえってきました(笑)。正直言って、このバーガだけはお薦めできません、いまいちの味でした。アメリカの食事もそろそろ飽きてきました。どれを取っても同じようないでたち、味付け、そして食後感・・・よくこんなのでアメリカ人は生きて行けるなあと感心してしまいます。あれだけ太るのも分かりますね。そこが大国たるゆえんなのでしょうか・・・。夕食後、今日もスーパーでオレンジジュースを買ってホテルに戻りました。ホテルで一服したのち、疲れついでにプールに入ろうということになってさっそく向かいました。これぞアメリカンですね。誰もいないプール。そして泳ぐT氏とK氏。そのプールでの出来事、部屋に戻ろうとすっかり着替えも済ませポケットに手を入れてみると・・ルームキィがないではありませんか!。水着に入れっぱなしで泳いだかもしれないことに思い至り、もう大慌て。水着を調べてみても入ってないし、プールに落とした可能性が高くなり、探していると、T氏が底にキィらしきものを発見。しかも足も届かない一番深いところに・・・。何度めかの挑戦でようやくキィをゲット。耳は痛いし目は痛いしで、散々でした。で、疲れきってもう寝るだけです(はぁ・・)。


(8/25) 今日は残された観光スポットを周るべく、泳いで疲れた体を朝から無理矢理酷使です。朝食はマクドナルドでハンバーガのセットを頼んだつもりが、出てきたのはホットケーキセット・・しかも下にハンバーグが敷いてあるし・・・。どうやらセットNo.でオーダーしたので、間違えられたようです。取り替えてもらうわけにもいかず、その場はにこやかに、何事もなかったかのように、当たり前のように受け取って、仕方なくそれでお腹を満たしまいた。これも経験ですね。次はセットで頼むのはやめようかな(苦笑)。それから午前中は市電(路面電車)に乗って、アップタウン(川の上流側)へ。そのセントチャールズ・ストリートカーの後窓からの風景がこれ。そして中の様子。車窓からのアップタウンの街並み。終点で一度降りて、公園らしきところを少し歩いて、住宅地しかないので特に見るものもなく、雑貨屋を覗いて、ダウンタウンに戻るためにまた市電に乗り込みました。公園で散歩中の犬をなにげなくここに。市電の外見はこれ。帰りの車窓からがこれとかこれ。ダウンタウンの終点で降り、歩いてミシシッピ川沿いにあるアメリカ水族館へ。蒸し暑い外から天国のような涼しさの水族館内に入り、しばしのオアシスです。中の様子がこんな感じ。あと水槽の中のK氏とか、サメの説明文の近くにあったこんなものも。水族館とはいってもジャングルに見立てた場所もあって、そこにはオウムふくろうなんかもいました。あとクラゲはこんな感じで、ラッコもいましたが、写真は上手く撮れずこんな感じ。そうそう昆布を使った食品の展示の中に日本のものが・・永○園とかふ○っことか(笑)。一通り見終わっておみやげも買って水族館を後にしました。さすがに子供連れが多かったですね。どこの国の子供も変わりませんね、はしゃぎ方は同じです。その後、リバー ウォークで遅めの昼食(久しぶりのチャイニーズ)をたべ、昨日目を付けておいた品物を買いました。残すはコーヒー豆と香辛料か(明日やね)。あとはおとなしくバスでホテルまで戻ってきて、しばらく休憩したのち、夕食を買い出しに。ビールやポテトチップスなど(全然夕食じゃないやん)を買ってきて部屋で食べて、今日も一日お疲れさまでした。明日は今いるホテルをチェックアウトしてニューオーリンズ内の別のホテルへ移動です。荷物を詰め込まなければ・・。


(8/26) 今日は朝から移動のため、荷物を無理矢理詰め込みました。土産を買って量が増えたはずですが、はちきれんばかりになりながらも奇跡的にかばんに収まりました。昨日買ったぶどうパンを朝食にして、ラディソンホテルを後にしました。タクシーで一泊だけの予定のホテルまで移動しチェックイン。にぎやかなフレンチクォーターにあって、警察署の近くなので、安心です。荷物を置いてすぐにコーヒー豆香辛料を求めてお出かけです。ニューオーリンズ名物の香辛料やコーヒー豆を手に入れ、更なる土産を求め何度も訪れているショッピングセンタ(ぽいところ)へ。そこへ向かう途中の裏路地がこんな感じK氏が余計ですが・・笑)。アメリカに来て不便だと感じるのは、単位系がg(グラム)やl(リットル)などの国際単位じゃなiいということです。重さのoz(オズ)や温度は華氏という単位なので、いまいち感覚がつかめず困ります。アメリカ人は頑固というか・・よく世界で孤立しませんね。まぁ大国なのでしかたないんでしょうか。土産も買い終わった後は、一旦ホテルに戻ってすぐ、今日は学会の会場で講演者のちょっとしたスピーチがある予定でT氏もスピーチするために、昼頃コンベンションセンタに行きました。が、予定がプログラムと違っていたらしく、スピーチは午前中で終わっていたもよう・・。何だか拍子抜けしましたね。その後、リバーウォークで昼食に中華のファーストフードを食べました。地獄に仏とまでは言いませんが、アメリカで、あれだけあっさりした中華料理を食べるとホッとします(笑)。つくづく中国は偉大だなあと思いましたね。で、リバーウォークをそのまま抜けて、ミシシッピ川を無料で渡れるカナル・ストリート・フェリーに乗ろうとしましたが、それに向かう通路が恐い雰囲気だったので引き返して結局乗りませんでした(苦笑)。あとは途中でCDショップを冷やかして(つまり買ってはいない)ホテルに帰りました。疲れて寝てしまったT氏とK氏。そして、買った帽子をかぶって一人はしゃぐ筆者。小休止の後夕方頃、夜に賑わうバーボンストリートに繰り出しました。日が沈む前のストリートはこんな感じ。そして、ナイトクラブ(日本で言うライブハウス)で軽めのアルコールを片手にジャズを堪能しました。バンドの演奏の様子がこれ。バンドが休憩に入ったとき、メンバの一人に「おれはあんたを知ってるよ」「ジャッキー・チェンの映画に出てた映画俳優ちゃう?」とかたぶんそういったことを言われてしまいました(笑)。もちろん否定しましたよ。それにしても中国人に見られているんですね、やっぱり。すばらしい演奏でした。やはり生演奏はいいですねぇ。しばらく聴いて夜の帳も下りた頃、ホテルに戻りました。夜のバーボンストリートがこんな感じです。今日もスーパーで買ってきた夕食でしたが、なんとここにきてカップ麺です(笑)。最近こういう食事が多くなってきました。そろそろアメリカの食事に耐えられなくなってきたということでしょうか。限界ですかねぇ・・。ほんとアメリカ人がどうやって生活しているのか気になりますね。食事を除けばニューオーリンズはいいとこなんですけれども・・ほんとにほんとに。明日も空港近くのホテルへ移動です。ニューオーリンズもあと1日。十分堪能できました、満足満足。


(8/27) 今日は空港ホテルへ移動です。それで荷造りをしたわけですが、土産の入る余地のないと思われていたバッグに奇跡的に全部詰まった姿がこれ。こんなので飛行機に持ち込めるのか心配ですね。チェックアウトの前に、ニューオーリンズの市街ともお別れなので、最後にミシシッピ川沿いを歩いてきました。ムーンウォークと呼ばれる川沿いの道がこれ。そして、毎度おなじみショッピングセンタに立ち寄ってホテルに戻りました。そこはJAKSON BREWERYというところでこんな外観です。昼頃市内のホテルをチェックアウトして、タクシーで空港ホテルまでやってきました。今日はここで一泊した後、明朝7時過ぎの便でサンフランシスコへ飛び立ちます。そうそう、市内のホテルをチェックアウトするとき、例の帽子をかぶってロビィに降りると、スタッフのおじさんにまたもやムービースターがどうのこうのと言われました(笑)。ただからかわれただけかもしれませんけれども・・。それはいいとして、空港ホテルのヒルトンにチェックインして午後はニューオーリンズ空港をぶらぶらして時間を潰しました。やがて夕立が降り出したので止むまで空港散策。そして何も買わず、ホテルへ帰ってきました。空港前の横断歩道もない道路がこんな感じ。それから部屋のテレビで「スフィア」を観て、だらだらと過ごしました。なんと贅沢な時間の使い方でしょう。どこの観光地に行くわけでもなく部屋でごろごろ(苦笑)。明日はなんと4時起きなので今日は早く寝る予定です。ただし、プールに入ってからですけど(笑)。さあ、ニューオーリンズの夜も最後です。さらばニューオーリンズ!てことで、明日はサンフランシスコからお届けします。


(8/28) はい、サンフランシスコです。今日は昨日言ったように4時に起きて、中途半端な覚醒状態のままチェックアウトして朝もはよから空港へ。昨日のプールが効いたのか体は重かったですね。早めに搭乗手続きを済ませ、手荷物検査のゲートを通ろうとしたとき、電子音が。いろんな物を体からはずして何度も通ってみて、結局反応していたのは例の帽子のつばさのワイヤだということが分かりました。おまけにいっぱいに詰め込んだ荷物も中を出して見せろと言われ、パソコンなどを出した後再び機械に通しました。ま、怪しいくらいに膨らんでいますから仕方ないですけどね・・しかしその後でもう一度詰め直すのに一苦労で、恥ずかしかったですね。そして、ようやくニューオーリンズとお別れです。飛行機の中では、実にアメリカンな朝食を食べ、4時間くらいでサンフランシスコに到着。初め、荷物の受け取り場所がわからず広い空港をうろうろして、場所を聞いて行ってみたらすでにニューオーリンズからの荷物の受け取りは終わっていて、唯一預けたK氏の荷物は別枠の中に入れられていました。取られていなくてよかったよかったと安心したのでした。それからタクシーでサンフランシスコ市街の中にあるホテルまで行って、チェックイン。やっぱりここは涼しいです。摂氏20度も気温がないんじゃないでしょうか。住むには快適ですね。チェックインしてすぐに街中へ出て、散策です。今日は前回行かなかったちょっと南の方のソーマ(South Of Market)へ足を伸ばしました。その途中に見えるシビック センタの一部。少し高めのお店で目の保養をし、その後ケーブルカーの終点近くにある大きいショッピングセンタの中で昼食を食べました。ニューオーリンズでもお世話になった中華料理のファーストフードです。ここで久しぶりに食べた豆腐料理が懐かしい味でした。やっぱり中国は偉大だなあ(そればっか)。昼食後、そのショッピングセンタの中を一通り見てまわりました。惹かれるものがいくつかありましたが、残りのお金も余裕がないので、結局何も買わずでした(苦笑)。

ただ、面白いものを見ました。マネキン人形だと思っていたのが動き出して人とおしゃべりを始めるではありませんか。そう、実は人間が衣装を着て台の上に立っていたのですね。時給はいくらかなぁといったくだらない疑問や、マネキンの代わり(?)というだけあって美人だなぁ・・といった下世話な印象しか抱きませんでしたね(笑)。もうちょっとまともな考察を試みてみると・・・、本来人間の代わりを務めるマネキンの代わりを人間がするわけで、一見生きてるみたいな人形だけど実は本当に生きていて・・・えっとだから、マネキンみたいに動かないけど生き生きしてる・・・つまり、道端で固まってるパントマイマーか雑誌や広告のモデルと同じようなものでしょうか(よくわからんな・・苦笑)。あと、ピアノやドラムスなどの楽器が突然置いてあって(服売り場にですよ)、いつの間にか演奏が始まっていたりという楽しいところでした。

そのあと、ユニオン スクエアに向かって歩いていると、なにやらジュースを配っていたので3人ともゲット。ユニオン・スクエアの広場をバックにしたそのジュースがこれ。今日は土曜日ということもあり、すごい人出です。観光者がほとんどなんでしょうね、ニューオーリンズとは大違い。実は先輩のT氏は明日先に日本へ帰るので、明後日に帰るK氏と私は明日泊まるホテルを予約しなくてはならなかったのですが、そのことでちょっといろいろありまして(苦笑)とりあえずは空港近くのホテルがあるかどうかを本屋で確めようということになり、近くの本屋に入りました。結局確めるには至らなかったのですが、その本屋で日系人っぽいシカゴから来たというおじさんに話し掛けられ、少し話しました。日本人の友達が長野にいるとか、日本人は親切だなどという話を聞いたり、私が地学を勉強してるとか、3人でサンフランシスコに来ているというようなことを話しました(聞かれたからですけど・・笑)。あ、もちろん英語でですよ。いやあ、こういう形式的でない会話ができてほんとによかったです。楽しいひとときでした。もう少しアメリカにいてもいいかなという気持ちになりましたね。日本へ帰るのが少し寂しく感じられます。結構いいとこやん!アメリカ(単純だなあ・・)。そうそう、明日のホテルの手配はK氏がやってくれることになりました。詳しい経緯は知らないですけど。まあそれで、なんというのか・・ちょっと・・その、わだかまりが感じられるんですよねぇ・・なんとなくね。ただのこちらの勘違いかもしれませんが、どうなるのか今一人で勝手にドキドキしています(笑)。日本人どおしでもなかなか意志の疎通は上手くいかないもんですね・・。今日の夜と明日で、ぎくしゃく感がなくなればいいんですけど(単なる杞憂だったらばかみたいですね、それを望みますけれども・・苦笑)。


(8/29) 昨日の夜は食料とお酒を求めて夜のサンフランシスコの街へ繰り出しました。やはり夜は雰囲気ががらっと変わりますね。アメリカにいるんだなということを実感させるものがあります。しかし、サンフランシスコは日本人の数が多いですね。日本料理もよく見かけます。ジャパンタウンがあるくらいですから。日本食が恋しくなってきたことは確かですが、値段の高さも手伝って(笑)おとなしくホテルの部屋でパンケーキとつまみとビールという夕食らしからぬ夕食でした。あ、T氏K氏バーガーキングのハンバーガをすでに食べていましたね、そう言えば。そうだそうだ、ホテルの予約はクレジットカードを持っているK氏が英語でしてくれたのでした。お酒も入り、まもなくみんな眠りに落ちました。そして朝、今日はTが先に帰国するので、タクシーで空港へ行って、とりあえずTはチェックイン(少し早すぎたみたいでしたが)。その後T氏を見送るため、ひとまずK氏と私の荷物を昨日予約した空港ホテルに置いてこようということで、シャトルバスを待ちました。がしかし、待てども探せどもそのホテルのシャトルバスは見当たりません。ホテルに電話もかけてみたのですが繋がりませんでした。仕方なくタクシーで行くことになりタクシーに乗ったのですが、運転手はそのホテルを知ってると言ったくせに最初は全然逆の方向に向かうし、人に場所を聞いた挙げ句到着できたという始末でした。時間はなくなるしT氏には搭乗前に迷惑をかけてしまいました。そのホテルというのはヒルトンなのですが、今年の夏にオープンしたばかりなのであまり知られていなかったようです。まあ無事に着けてよかったです。それからチェックインしてすぐにホテルのシャトルバスで空港までT氏を見送りに行きました。まだ客も少ないようで、シャトルバスも随時流しているわけではなかったようです。で、なんとかT氏も搭乗券を受け取り、3人で昼食を食べました。最後の晩餐も敢えてアメリカンなものに(苦笑)。それからいよいよお別れです。2人でT氏を見送り、少し土産を買ったりしてぎりぎりまでドルを無くしました。Tの無事を祈るばかりです。その後、ホテルに戻るためシャトルバスを待っていたのです(その様子)が、一回来たやつが通り過ぎてしまって乗り損ない、それから1時間くらい待ちましたが結局現れず、再び電話もしてみたのですが繋がらないので、一度歩いて行こうとするも安全な道がなくまたもやタクシーで行くことに。つくづく自動車社会を実感しましたね(空港から歩いて行く人はいないと言えばいないんですけど)。旅に波乱は付いてくるものです。今度の運転手も住所を見せてもわからなかったらしく、いきなり人に聞く始末。無事到着はしましたが、こちらが道を覚えていなかったら迷っていたところでした(危ない危ない)。もう現金を持っていなかったので、K氏のクレジットカードで支払いをしたわけですけど、コンピュータの動作は遅いし運転手はいらいらするしで、どうなることかと思いました。帰国間近にしてトラブル続きで大変でした(苦笑)。これが旅行の醍醐味とも言えますが、そう思えるのも日本に帰ってからですね。長い間一緒に生活していると相手の嫌なところも少なからず見えてくるものです。昨日書いたぎくしゃく感もこれに起因するものだと思われます。と冷静に書けるのもT氏を見送って、無事にホテルにたどり着いてほっとしたからですけどね。私が積極的でなく意見を主張しないのは・・いやそう見えるのは・・・いやいや、やめましょう、こんなところで弁解してもしかたありません。

いずれこれを見るかもしれないT氏K氏にひとつ言っときますと、自分の中ではいろいろ考えた結果の行動ですからね、そういろいろあるわけですよ・・いろいろね。そうしようとして、していることですからとやかく言われなくても本人が一番分かっていますから・・・。ああもうやめましょう、せっかく帰れるというのに・・またもやもやしてきます(苦笑)。ただ無駄な意見の衝突は避けたいんですよね・・合理的に考えて良いものに賛同するだけです。丸く治めようとするのは長男の性でしょうか(笑)。主張するときはしますよ。そのとおりになったことは少ないですけどね・・・根がひねくれ者なんですよ(笑)。

やめようと言いながらすっかり愚痴ってしまいました。お見苦しいところをどうもすみません。さ、気を取り直して(笑)ホテルの部屋がこんな感じで、自然な姿K氏がいますね。出来立てのホテルはいい香りがします。さらに電子レンジや冷蔵庫まで付いています、こんな風に。すごいですね(素直に感心)。明日はいよいよ帰国です。朝早くから出発する予定なのでしっかり荷物をまとめて準備万端で寝るつもりです。ああ、愛しの我が家、我が日本、暑いんでしょうねぇ・・・(苦笑)。そうそう、明日30日は飛行機の中だけで、日本に着いたら31日ですから、おそらく日記は書けませんね。アメリカともお別れです、グッバイ!アメリカ!ありがとう、そして省エネぐらい覚えましょう(笑)。


(8/31) ああ・・今見たら昨日(日本時間では一昨日)はすごいこと書いてますね。その時の気持ちが現れているので敢えて消しはしませんが、恥ずかしいことです、大人げなかったです、ほんと。これ読んだらますますぎくしゃくしてしまいそうではありませんか(苦笑)。せっかく日本に帰ってきて堅い握手をしたのに、台無しです(汗)。そう、帰ってきたのです。昨日(30日)はちゃんと早めにホテルを出て、シャトルバスでサンフランシスコ国際空港へ。部屋から観た夜明けがこんな感じ。そして、チェックイン開始の時刻をずぅ〜と待って(英語の台詞の暗唱をしながら)、いざチェックインしてみると日本人のスタッフでいきなり「どうぞ」でした(笑)。最後の砦だと思っていただけになんだか拍子抜けです。仕方なく日本語でチェックインしたのはいいですが、まだシートの予約が出来なかったらしく、搭乗口で後程席を決めてもらうということに。ひょっとすると非常口席(EXIT Seat)に座りたいと言ったからかもしれません。荷物検査を通り、さらに待つこと約2時間・・ようやく席がもらえました。待っている間に撮ったUNITED AIRLINESジャンボジェット機(宣伝してるなあ)。結局非常口席でした(ラッキィ!)。これでゆったり足が伸ばせるってもんです。まもなく搭乗、離陸です。これでほんとにアメリカともお別れです。やはり日本人クルーが多かったですね。乗客も日本人ばかりでしたから、当然なんでしょうか。しかし、機内でのオーダでは敢えて英語で接しました。日本に帰ると英語の会話もしばらくないですからね(笑)。と言ってもほとんど単語だけですけど(苦笑)。2回の食事と3回の映画を堪能して、我がふるさと日本に到着です。結局アメリカに持っていった本はどれも読みきれませんでしたが、まったく読まないまま帰って来るのもしゃくなので、どれも少しづつだけ読みました(笑)。小説では、森博嗣先生「笑わない数学者」ピーター ラヴゼイ「キーストン警官」です。はじめての成田空港でした。なんかサンフランシスコ空港の方が分かりやすい気が・・・。ま、しかしそこは日本、表示は日本語なのですいすいとJRに乗り東京まで行きました。快速エアポート成田内でのひとコマ(喧嘩をしてるわけではありません)。ここで無事に到着を喜ぶ握手が交わされたわけです、確か・・。そして東京からは新幹線でN市まで帰ってきました。ここでK氏とお別れ。う〜んあいかわず暑いですね、ニューオーリンズほどではないですけど。とにかく無事でなによりなにより、いろいろありましたが、はじめての海外にしてはT氏K氏のおかげで順調でしたね。ここに心から感謝しておきます(とフォロー)。さて明日はどうやら大学院の入試のようです。4年生が頑張っていることでしょう。そうだ、ネットワークにもやっとつなげます(かなりうれしい)。でも今はかなり眠いので、写真の整理などは明日にして、家に帰って寝ようかなあ。2週間ぶりの我が家です。待っているのは、ゴキブリかそれとも・・・。


★ここまでがアメリカ旅行のお話でした★

▲次のページを読む(9月の前半)
▼前のページを読む(8月の前半)
★目次に戻る
Go Home日々これ勉強