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日々これ勉強(2003年6月の後半)

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6月をきちんと伝える技術と表現(の後半)

(6/16) 突然ですが近所の犬の話をしましょう。現在住んでいるうちのアパートのある町内は比較的閑静な住宅街で、わりと大きな家が周りに多いのですが、その犬の居る家は豪邸とも呼べるような群を抜いて広い屋敷です。道路に面した塀の長さは100メートル近くはあるでしょう。おそらく2世代か3世代で別々の母屋に住んでいるんだと思われますが、道路よりも5メートルくらい高い位置に家が建っているためその全貌は確認できません。その家の様子が伺えることといえば、道路に通じている地下のガレージ(道路から見ると1階部分)の中にクルマがあるかないかということぐらいです。そして、そのガレージの中にその犬もまた、居たり居なかったりします。犬種はゴールデン・レトリーバーで結構大きな成犬です。たぶん普段は家の中に居て、外の気温や湿度が快適なときに、たまにガレージで寝ているんだと思われます。もちろんガレージのシャッタが閉まっているときにしかそこには居ません。シャッタといっても、格子状になっていて動物園の檻のようになっているので、ガレージの中は常に見ることができるわけです。そんなガレージの中にたまにしか居ないその犬と遭遇できる機会は結構稀ですが、相手も慣れたもので、自転車で目の前を通り過ぎてもピクリともせずシャッタのすぐ近くで眠っていることがほとんどです。シャッタがあるから安心しているのでしょうか。深夜に通り過ぎてもやはり反応は薄いです。口笛を吹いて呼び掛けたりすると、片目を開けて少し気にかけるようなそぶりを見せることはあります。しかし基本的には無関心。あまり取り合ってはくれず毎回寂しい思いをさせられます。ただ、吠えられたことが無いわけではありません。自転車に乗って目の前を通り過ぎるときは、たとえゆっくり通っても吠えられることはありませんが、歩いて通り過ぎたときに何度か吠えられたことがあります。ただ普通に歩くだけなら問題ないようですが、深夜に何か大きな荷物を持っていたりすると吠える傾向にあるようです(見るからに怪しいからか)。スキー板なんて担いでいたら一発ですね(笑)。上の庭に居て、直接こちらの姿が見えないときでも吠えられることがありました。歩くときの音でも聞いていたのでしょう。しかしそんな体験も数年前までの話です。最近では滅多に吠えられることもなくなりましたね。ようやくこちらの顔を覚えてくれたということなら嬉しいですが、単に歳を取って元気がなくなっただけかもしれません。歳を取るといえば実はもう一匹、別の家にも庭とガレージ(こちらはオープンな車庫)をよろよろ歩き回る雑種の犬が2年くらい前までは居て、よく会話をしていたのですが(吠えられていただけか)、あるときから姿をまるっきり見かけなくなりました。外に全く出なくなっただけとは考えられないので、おそらく死んでしまったんでしょうね(見るからに歳を取っていましたし)。実家の犬が死んでしまった時期とちょうど同じ頃かもしれません。いつもそこに居た犬が居なくなると、見慣れた風景も物足りなく感じられます。今は元気なゴールデン・レトリーバーの方もいつか姿を消してしまうんじゃないかと、ガレージで寝ている姿を確認できない日は他所様の犬ながら勝手に心配してしまう今日この頃です。このサイトの更新記録のページの呟きがワンワン口調なのは、実はそんな気持ちの現れだったのです(嘘ですよ)。

 ちなみに、アパートの周りには野良猫もうろうろしていますが、入れ替わりのサイクルが早いので顔見知りになるにはちょっと時間が足りない感じ。可愛いんですけど、いまいち愛想がない猫ばかりなんですよねぇ。

 さて、昨夜は帰宅後カレーライスを食べ、「アニマトリックス」の中の4つのエピソードだけはダウンロードして無料で観られることを知り、夜中から朝にかけて早速落として観てみました。朝になってしまったのはファイルの転送速度が遅くてなかなか落ちてこなかったからです。4つのエピソードのうち「マトリックス」本編の補完的ストーリィが2つ(2つでひとつの話なんですが)があって、マトリックスというバーチャルな世界(ネタバレか)が出来る以前の経緯みたいなものが語られていました。話がちょっぴり「ターミネータ」に似てるような気もします。人間と機械の対立という構図のせいでしょうか。人間が負けてからの話が本編のマトリックスの世界なので同じとは言えませんけど、なんとなく似てるなあという印象。まあ、SFには昔からよくある話でしょうね。4つのエピソードいずれも短編作品で短いですが、それぞれに作っている人たちが違い作風が異なるので結構楽しめました。マトリックス好きならどうぞ。しかしこれで満足してしまって、「アニマトリックス」のDVDは買わなくなりそうな気配。

 とまあ、そんなええ加減な生活をしているので、月曜日にもかかわらず朝から寝て起きたのが午後1時頃。再びカレーを食べて、午後3時に激しい雨の中歩いて大学へ。夕方頃にM2のU本君と実験室の掃除をするのが関の山。阿戸能登なれ大和なれ〜。と何の脈絡もなく適当にリンク。してみたら大和町トップ重過ぎ! しかも個人サイトみたいなアニメ調キャラやし。サイト担当者の趣味でしょうか・・。


(6/17) 火曜日は週に一度の早起きです(一度だけか)。7時前には目覚め、9時過ぎに大学へ。午前9時半からコロキウム。本日の発表者は4年生のH野君と同期のT辺氏。H野君は2回目の発表。今年度は講座の構成員が少なめなので、前期は4年生が2回発表することになっているわけです。準備期間が短くなかなか大変そうですが、人前で発表できる貴重な機会、しっかり勉強してほしいものですね(自分が2回じゃなくて良かったと思ってる人はだれ?)。ちなみに後期は卒論・修論に追われる必要のないM1とD1が2回発表することになっているようです。コロキウムは11時過ぎには終了し、その後の昼食はいつもの理系カフェテリアでした。

 午後は昨日から始まっている生協まつりに行ってきました(って、別に特別な場所に行ったわけでなくいつもの店鋪に出向いただけですが)。店鋪の前にはテントがいくつか張られ、その中で食料品や衣類までもが安く売られています。あとお茶やコーヒーも試飲ありで売られていたり、逆輸入CDやMDやCD-Rなどのメディア関係も安売りされています。そこでいつもより安いお菓子やいつもと変わらない値段で売られていたお菓子も買いました。生協まつりと同時にパソコン・オーディオフェアの期間中でもあって、この期間中に新しいマッキントを買おうかどうしようかと悩み中なんですが、もしかすると来週に開催されるアップルディベロッパーズカンファレンスで何かしらの発表があるかもしれないので、とりあえず待ってみた方が良いかもしれません。新しいiMacが発表されたり、値下げがあったりするかもですしね。そんな中途半端な状況では落ち着いて購入することもできません。やっぱりしばらく待ちましょう。

 さて夜になり、杁中三洋堂書店に行って「小説すばる」「ジャーロ」の雑誌2冊を買ってきました。大学に戻ってきてさっそく「小説すばる」の中の「工事中よ、永遠に」と「ジャーロ」の中の「ZOKU」を読みました。「ZOKU」は相変わらず軽い乗りがいいなあ(にこにこ)。頬を糸で引っ張り上げられるくらい微妙に笑えるし(ふふふって感じ)。今回で最終回とのことですが、これでこのシリーズは本当に終わりなんでしょうか。終わるような気もするし、終わらない気もします。単行本が出るとのことなので、続くとしても一旦ここで締めになるということは確かでしょうね。もしこのシリーズで続くとしたら、次は「DANN」とか「GUMI」なんていうのはどうでしょう(笑)。

 あちらこちらの書き込みによると、6月29日の森博嗣先生の講演会(ゼミナール)に当選した人のところには招待状が今日届いているらしいですね。落選の連絡がなかったということはうちにも招待状が届いている可能性が高いです。わくわく。早く帰ろっと。


(6/18) で、昨夜帰宅したのは午前3時頃でしたが、うはは、期待した通り森先生の講演会の招待状が届いていました!(わーいわーい) ルルル〜ラララ〜。えっと、招待状の内容は簡素な文面でハガキに印刷されているだけですが、右下には「非売品」と書かれています。予定は空けてあるので、あとは東京行きのお金を工面するだけですね(笑)。やっぱり夜行バスが一番安いかなあ。うう、とにかく今から楽しみです〜。

 と、わくわくしながら寝て起きたら午前7時。睡眠時間は約3時間。躰に負担かけまくりマンボですが珍しく二日連続の早起きです。のんびりシチューとご飯を合わせて食べて、シャワーを浴びて、ちょっとラジオに耳を傾けながらゴロゴロしまして、10時頃になってようやく家を出て、雨の降る中自転車で大学へ来ました。早起きしても所詮こんなもんです。結局家を出る時間は変わりません。こんなんだったらもっと寝とけば良かったと思うことしきりです。でも、そうなったらそうなったで、どうせさらに家を出る時間が遅れるんだから、そんなことをいちいち後悔するだけ無駄か(苦笑)。

 理カフェでの昼食後、昼間は当然の霹靂というか堪忍袋が寝袋というか眠い眠い病になりました。ここ最近ずっとこんな感じです。昼間の2時間くらいは全然使い物になりません。中途半端に寝るぐらいならちゃんと布団の中で昼寝をした方がまだましでしょう(かといって一旦家に帰るのもなあ)。おまけに部屋のエアコンの除湿が寒過ぎて(風が直接当たる席なので)眠くて寒いのダブルパンチです。今どきダブルパンチっていう言葉もどうかと思いますが、とにかくダブルで辛いったらありゃしません。眠いのは寝てしまえばまあ回復しますが、寒いのはなんとも我慢ができず、寝たら死にます(大袈裟)。そんなわけで、寒さをしのぐために白衣を着た上からさらにオレンジ色のブランケット(ディズニーランド行きの夜行バスでもらったやつ)まで羽織っていたほどです。今は本当に夏なんでしょうか。ぜひとも風を伴わない除湿機能を開発してほしいものです(もうありそうだけど、あるんだったらそういうエアコンに替えてほしい)。まるで冷房に震えるOLみたいなこと言ってますが、こればっかりは我慢ならなくってよ(オーホホホホホ<笑うとこ違う)。

 夜は珍しく時間ができたので、ほったらかしだった「九十九十九」を読み進め、第1話を読み終えました。しかしすごいなこれ、っていうのが素直な感想。毎度のことながら舞城王太郎氏の畳み掛けるような文圧(って言うんですか?)に圧倒されます。想像の遥か上をいっています。


(6/19) 昨夜は帰宅後、サッカーの日本対ニュージーランド戦を観戦し、そのあとのコロンビア対ブラジル戦まで観てしまいました。しかしその途中でうとうと寝てしまって結果は判らず終い。テレビもツケッパでした。そして夢心地の状態で遠くからみ●もんたの声を聞き、はっきり目覚めたのは午後2時頃。金曜日かと思っていた本日は、曇り空の木曜日です。

 昨夜郵便受けに入っていた伝票をもとに、郵便の再配達の依頼を自動電話受付サービスを利用して、明日の午前中に持ってきてもらう手続きをしました。このサービス初めて利用しましたが、電話で人と話さなくても良いのは嬉しいことです。助かります。このままどんどん機械的な社会になっていってほしいものですね(笑)。その後ご飯も炊いてシチューとともに食べ、シャワーを浴びたりしていたら午後5時になり、それからようやく大学へ出て来ました。えっと、今日は祝日でしたっけ?

 夕食はコンビニまで買いに行ったのですが、いつものローソンではなく、かといって別のローソンでもなく、今日はちょっと離れたところ(といっても自転車で3分ぐらい)にあるセブンイレブンでした。何故わざわざセブンイレブンなのかというとほぼ日公式ラーメン「サルのおせっかい」を買うためです。過去の日記を読んでもらえば解りますが、このラーメンは2年くらい前に通販限定の商品として販売され、そのときに1ダ−ス購入して毎日大切に食べていました。カップラーメンとしては新鮮なその酸味とガーリックの香ばしさに驚き、感動し、ラーメンはこれだけでいいんじゃないかとすら思ったことを覚えています(大袈裟に書いてみました)。そんなラーメンがさらに磨きをかけて先日よりついにセブンイレブンで市販されるようになったのです。だからそれを求めてわざわざセブンイレブンまで自転車を走らせたしだい。店内に入ると、いきなりありました。入口に一番近い棚に大量に積まれ特設スペースが作られています。かなり大々的です。そしてもちろん店内奥のインスタントラーメンコーナの一角にも置かれています。とりあえず2つそれを手に取り、しばらく店内を歩いて、他におにぎりとレーズンパンも一緒に購入して帰ってきました。大学に戻ってさっそく試食。そして「うまー」。前回食べたときの感覚はすでに薄れていましたが、一口食べて、うわあこれこれ、この味だよ!ってなもん。毎食食べてもいいくらい。いやあ、2つ買ってて良かった良かった。今度はそうそう無くなることはないでしょうけど、またセブンイレブンに行ったときには買い溜めしておくとしましょう(にこにこ)。

 夜は夜とて午後10時前に外出し、ゲームショップに趣きゲームボーイプレーヤーを買ってきました。何のためかというと先日注文した「MOTHER1+2」をやるためなんですが、今までのゲームボーイソフトもすべて遊べるという優れものです(ソフト持ってないけど)。で、そろそろ「MOTHER1+2」が家に届いているだろうという推測のもと今夜プレーヤーだけを買いに行ったわけですが、果たして帰宅してみるとまだ届いていませんでした(しょぼ〜ん)。ちょっと先走りましたね・・。というわけで、ゲームボーイプレーヤーをとりあえずゲームキューブに装着しただけで、遊ぶソフトも無く、しばらく白い画面を見つめていました(虚しい)。ちなみにバイオレット色のゲームキューブ本体に合わせないで、ゲームボーイプレーヤーの色はオレンジにしてみました。想像すると趣味の悪い組み合せですが、実際見てもその通りです(笑)。まったく合いません。セット販売されるようになると違う色の組み合わせができなくなる可能性があると思い、敢えて色を統一させなかったという天の邪鬼。贔屓目に見れば、歌舞伎カラーに見えなくもありません(うん、そう思っておこう)。


(6/20) 午前中はいろいろ済ませました。まず9時頃最初にやってきたのが宗教関係の人たち。またです(溜息)。「宗教とか置いておいて大切だと思うこと」として聖書の一節まで見せられましたが、あんたらが宗教置いといたらあかんやろとどれだけ突っ込みたかったことか(笑)。一通り話は聴いて最後はいつものように丁重にお帰りいただきました。次にAmazonから荷物が届きました。これがメール便というやつで、直接荷物を渡してくれず郵便受けに入れておかれるだけらしく、こっちが部屋の中でスタンバっていても郵便受けにごそごそと荷物が押し込まれました。インターフォンぐらい鳴らしてくれてもいいんじゃないかと思いましたが、まあそういう配達形態だから仕方ないでしょう。外に人気(ひとけ)がなくなってから玄関に向かい、内側からじゃ取れなかったので一瞬外に出て郵便受けに刺さった荷物を引っ張り出しました。ゲームボーイアドバンス用として復活した「MOTHER1+2」(どせいさんストラップ付き)です。さらに続いてお昼前には日経BP社から「日経パソコン」が届きました。森先生のインタビュー記事が載っている号なんですが、これは通販でしか買えない雑誌のようです。前に買った「日経アーキテクチャ」もそうだったので、日経BP社の雑誌は全部通信販売のみなのかもしれません。

 そうそう、昨日は三井住友カードの発行会社から留守番電話にメッセージが入っていて、この前三越で申込んだ三井住友カードを作る上での確認事項があるとのことだったので、午後になって家を出る前にその会社に電話をしてみました。すると、学生カードとして申込んでいたためか実家の住所と電話番号をまず聞かれました。書き忘れていたのかもしれません(三越のおっちゃんが確認したときは指摘されなかったのに・・)。ま、それは些細なことです。重要だったのはその次に指摘されたことでした。氏名のローマ字表記についてなんですが、一部にハイフンを使用したのが向こうとしては好ましくなかったようで、「普通のヘボン式にして良いですか?」なんて訊かれちゃったのです。しかも「字数的には問題ないんですが・・」みたいな言い訳めいた前置きまで付けて。こちらとしてはもちろんふざけてハイフンを付けたわけではなく、例えば「伸一」さんが「Shin-ichi」と表記するように、読みやすさを考慮して付けただけなのです。だからまさかそこに突っ込まれるとは思っていませんでした。独自のローマ字表記じゃやっぱりカードには刻印できないんでしょうか。英語論文が基本の研究関連の国際雑誌でも、著者の名前表記は本人の意志が尊重されているんですよ(ミドルネーム付けてる日本人だっています)。世界中で使えるとか謳っておきながらカードに刻印する名前も自由にならないなんてちゃんちゃら可笑しいです。鼻でへそが沸せますよ(そりゃすごい)。日本人が遣うローマ字なんてそもそも日本語の読みを表すものなんだから、正しく読んでもらえてなんぼでしょうに。良かれと思って配慮したつもりが、あの調子で返されるわけですから、たぶん瀬在丸紅子さんも、「C」とか「V」を遣ったらダメって言われそうですね。まあ、紅子さんはカードなんて作らないでしょうけど(笑)。

 さて上記のように散々文句を書きましたが、結局相手の言うことに素直に従ってヘボン式のローマ字表記にしてもらいました(苦笑)。だからこそここで鬱憤を晴らしていたりするわけです。ついつい面倒事を避けて流されてしまったしだい(情けない)。しかしローマ字表記くらい自由にさせてほしいとつくづく思います。森先生も「100人の森博嗣」の中でおっしゃっているように、「姓」「名」の順番にしても、そろそろアジア人のプライドを示すべきでしょう。

 あ、それからもうひとつ今日届いたものがありました。先日スタッフでミーティングをしたときにもらい忘れていた(正確に言うと配られたのに気づかず受け取り忘れていた)森ぱふぇグッズのボールペンです。改めてT夜堂さんから送っていただいたしだい。わーいわーい、これは記念品として大切にとっておかねばです〜(にこにこ)。

 さてさて本日届いた「MOTHER1+2」ですが、早速「MOTHER1」の方を少しプレイしました。さすがに昔のままのベタ移植なだけあって、グラフィックとか音とかはファミコンのようにチープですが、そこがまた懐かしさを醸し出しています(1の方は初プレイですけどね)。もともとゲームボーイアドバンス用のソフトですが、今のところ昨日買ったゲームボーイプレーヤーを使ってゲームキューブを介してテレビでプレイしています。ゲームボーイアドバンス本体をまだ持っていないからですが、それに限らず携帯ゲーム機自体を今まで所有したことがありません。外出するときに滅多にゲームなんてしませんからね。特に必要性も感じませんでした(必要性で買うようなものじゃないでしょうけど)。ただ、この先ゲームキューブと繋いでいろいろ遊びを広げるような使い道もあるようですので、そろそろ購入を検討しようかなと思い始めています。「MOTHER」も手軽にできるしね〜。どうせ買うなら、純粋にモノとしての所有欲も掻き立てられるゲームボーイアドバンスSP(名前長いぞ)の方でしょうか。


(6/21) 土曜日は、昼までには起きるつもりが午後3時まで寝てました。目覚めてからは何気なく点けたテレビで「さんまのまんま」の増刊号みたいなのを観て、東海ローカルの鶴瓶さんがホスト役でゲストとともに即興ドラマを作る「スジナシ」の再放送(ゲストは遠藤久美子)を観たりして、午後5時前になってようやく大学へ。

 本日は質量分析計での測定の予定が入っていましたが、始められるまではもう少し時間がかかりそうだったので、測定を始める前にセブンイレブンまで出かけてカップラーメンの「サルのおせっかい」を3個ほど購入してきました。いわゆる買い溜めです。そのうち1個を夕食として食べ、その後3個のサンプルを測定。それが深夜までかかって帰宅したのは日付が変わった午前2時半過ぎでした。

 帰宅後、まだ眠たくならなかったので「MOTHER1」でも進めようかと思いましたが、つい点けてしまったテレビで面白そうな映画がやっていたのでそれを観てしまい、寝たのは夜明け前に。こんなだらけた生活をしていていいのでしょうか。と疑問に思う毎日。なんだか年々自堕落度合が増しているような気がします・・。まだ自覚があるだけましなんでしょうけど、改善できなきゃ結局やってることは一緒ですからね。もはや自堕落生活もマンネリ風味です。そう、例えばサメ君のように。

ごぶさたしとった気もするが、たぶん気のせいやろ。
登場の挨拶もまともにできんようになったか?
お前かてツッコミながらの登場やがな。
はいはい、私はどうせツッコミですよ。
なんやその開き直った態度。不満でもあるんか?
無いとでも思ってたんか?
アホ抜かせ。こっちはそんなん百も承知のことや。
今までの仕打ちはわざとかよ!
今ごろ気づいたか、アホアンコウ。サメの「サ」の字はサディズムの「サ」やで。
意味わからんし!
いつでも咬み殺せるっちゅうことや。
おいおい、まさか相方を喰う気か?!
思い上がるなアホ! 誰がお前なんか喰うか。咬んで殺すだけや。
どっちにしろ殺す気かよ! 何でもアホみたいに咬みつくその悪いクセ直した方がええで。
なんやと!
んもう、二人とも、私のことでケンカするのはやめて。
あんた誰やねん!
二人の様子は陰でこっそりストーキングさせてもらったわ。ストッキングじゃないわよ。
なんと細かいボケ・・。っていうかいきなり何者ですか。
よう、サメ子、久しぶりやな。こんな早うに戻ってきてどないしたんや?
うん、あの仕事ね、案外簡単に済んじゃって。サメ君も相変わらず元気そうね。
まあボチボチやけどな。
え、なに、知り合い?
僕は知りません。
お前に訊いてないわ! っていうか出てくるな、ややこしい。
それはそうとサメ子。せっかくやさかい、ちょっと相方紹介しとくわ。
そやそや、はよ紹介してくれ。
こちら、馬糞ウニ君。
はじめまして馬糞ウニです。
俺ちゃうんかい!
まあ可愛いトゲトゲちゃん。サメ子です、よろしくね。
よろしくお願いします。
よし、サメ子も揃ったことやし、これからようやく盛り上がりそうやな。
おいこらサメ。はよ紹介しろって!
そうね、この3人なら楽しくなりそうね。
もしもし、サメ子さん?
ですね。
馬糞ウニ君まで・・。
こうしてアンコウは皆の記憶にも残らない存在となったのである。
これはひょっとして、黙殺されたっていうオチなのか・・?


(6/22) 昨夜観た映画はキャメロン・ディアス主演の「ベリー・バッド・シングス」という映画でした。コメディタッチでまあまあ面白かったですけど、ちょっとブラックなので後味が多少悪い気も。キャメロン・ディアスの壊れっぷりはさすがでしたね。「メリーに首ったけ」もキャメロンでしったけ?(<無理に駄洒落ないように) さてそれで寝たのは午前4時頃になってしまったわけですが、日曜日の本日も測定の予定が入っていたため午前8時には無理から起床。朝食にスパゲティを味付け昆布でからめて食べ、10時に大学へ出てきました。

 そして深夜から測定していたU本君とバトンタッチ(懐かしい言葉)して、自分の測定を始めたのが午前11時頃。測定の合間に昨日買っておいた「サルのおせっかい」を1個食べ、午後8時までに5つのサンプルを測定できました。夕食も「サルのおせっかい」。まだ厭きるほど食べてはいませんが、ちょっと食べ過ぎかも。いくら美味しいとはいえ、そろそろペースを落とさないといずれ厭きるでしょうからね。

 測定中の待ち時間には舞城王太郎氏の「九十九十九」の続きを読みふけり、夜になって読了しました。久々にこんな分厚い本読みましたね。間は空きましたけど、1冊の本を実質2日で読んでしまったのも久しぶり。よっぽど測定中に暇が多かったのか(笑)、読みやすい文章なのかどちらかでしょう。本家(もちろん清涼院流水氏のことですが)のお株を奪う執拗なほどの言葉遊びだけでなく、反転反転また反転の展開に頭がぐるぐるしてなかなか面白かったです。あんまり言うとネタバレになりますが、「匣の中の失楽」にも似た酩酊感を味わうことができますね。単純明快な解決を期待する人には合わないかもしれませんが、文章の力だけでもどんどん読まされてしまう感じです。やっぱりすごいなあ、王太郎。


(6/23) 月曜日は、夜のうちに測定していたM2のU本君にサンプルの入れ替えもやってもらって、朝からTHQの測定でした。昨日までとは装置が違いますが、これも質量分析です。夜まで測定する予定でしたが、途中でトラブルがあってフィラメントに過電流が流れてしまったらしく、Rbのサンプルが一気に蒸発して失われてしまった疑いがあったため(自分のサンプル以外も)、夜にもう一度サンプルを塗り直して測定をやり直すことに(がっくり)。

 理系カフェテリアでの夕食後、U本君にとりあえず測定を交代し、その間に失われてしまったサンプルを再び新しいフィラメントに塗り、午後11時半頃にはそのサンプルを装置にセットすることができました。これでなんとか明日測り直すことはできそうです。ただ問題は、過電流が流れたときに一緒に入っていた他講座のT井氏のサンプルが無事かどうかということでした。明日は午前中はうちの講座のコロキウムがあり、予定ではその間にT井氏が測定することになっていました。しかしトラブルが発生したときにはすでにT井氏は帰宅していて、連絡が取れず終いなんですよね。サンプルが無事にしろ無事でないにしろ状況を伝える必要はありますから、明日の朝一にでも報告するしかないでしょう。そんなわけで、ちょっぴり意気消沈しつつ帰宅し、明日のコロキウム前にT井氏に会えることを祈りながら寝ました。必要条件は自分が早起きすることで、十分条件はT井氏が早起きしてくれることでしょうか。


(6/24) 昨夜は早め(といっても午前1時過ぎ)に就寝し、火曜日の本日は午前7時起き。9時頃に大学に出て来ると、運良くT井氏に会えました。そしてRbサンプルを消失させてしまったかもしれないことを謝りました。すると全然問題ないような返事を返されてほっとしましたが、申し訳ないことには違いありません。ごめんねごめんねと思いつつ、9時半からのコロキウムに臨みました。その間に測定されたT井氏の結果をコロキウム後に見せてもらったところ、サンプルはどうやら無事だったみたいです。ちゃんと妥当な値が出ていました。な〜んだ、謝り損か(笑)<そういうこと言わない。なにはともあれ安堵の溜息です。良かった良かった。

 そうそう、朝方は上記のこととは対照的にワクワクしたこともありました。何かといえば、昨日の深夜のうちにアメリカで開催された開発者向けのアップルのカンファレンスのことで、Mac OS X ver.10.3(Panther)や、新Power Mac G5の発表のニュースを朝方にネットで見て、独り脈拍数を上げていたのでした(笑)。とりあえず、新しいiMacは発表されなかったので、心置きなく現在売られているiMacを買うことができそうです(お金さえあればですが)。早く次期あいまっ君を購入しないと、今使っているあいまっ君のディスプレイが今にも逝ってしまいそうなくらい不安定な状態ですからね・・。OS Xを快適に使うためにも、やはりG4ぐらいのパワーは必要でしょう。Pantherは早く欲しいけど、Jaguarユーザには割引きぐらいしてほしいところです。ひょっとしてクーポン券が使えるのだろうか(いや、あれは前回も使えなかったような気がするから期待はできないか)。

 さて話は戻りますが、本日のコロキウムは発表者のひとりであった4年生のT代さんが風邪でお休みのため、M先生一人の発表となりました。そして余った時間は、あららこめ準備されていたT中先生が授業で使おうとしているらしい宇宙の元素合成に関するビデオの観賞会。これもプロジェクタで映写されました。テレビが要らないので便利ですね(代わりにプロジェクタが要るわけですが、どこでも映せて画面が大きいという点がアドバンテージでしょう)。

 昼食は理系カフェテリアで済まし、午後からは、まずU本君がTHQの測定でしたが、これが測れなかったらしくあっという間に交代。でもって自分は夜までかかって4サンプルを測りました。夕食は食べずです。午後11時頃に次の測定者D1のH君とサンプルの入れ替え作業をして、12時半頃に帰宅。それから1日ぶりに「MOTHER1」で遊べました。これが2時頃まで。それから寝たのはさらにあとで午前4時。「MOTHER1」を終えたときは眠くて仕方なかったのですが、その瞬間を変に乗り切ってしまったため、結局眠りに就くまでが遅くなってしまったというわけです。


(6/25) 水曜日はちょっと中だるみ。少し長めに寝て午前9時の起床(それでも5時間睡眠か・・)。そろそろ眠気がたまってきて、頭が痛くなってきました。ただ、これは首の痛みから来ている可能性もあります。手首も肘も痛いので、首の骨が歪んでいるとかそんなところではないかと自己分析(しかし治療できず<病院行ったら?)。まあ、単なる寝違えかもしれません。

 本日は12時前に大学に来て、眠い眠いと思いながらキーボードを叩き続けていました。論文を書いていたのか、日記を書いていたのか判然としませんが、何やら書いていたのは確かです。とにかく眠い一日でした。こんなときこそサメ君が出てきてくれたら良いのにと思いますが、ソーヤ・トムがフォローしません。えっとつまりですね、日本人として帰化したお人好しのトム・ソーヤがフォローしてくれるほど今回は都合良くはいかないよ、ということでしょうか・・。念のために書いておきますが、言いたかったのは、「そうは問屋が卸しません」です(わかりにくいぞ!)。


(6/26) 朝9時半から集中講義の木曜日。8時に起床して9時半ぎりぎりに大学へ。すぐに講義室へ向かい、9時半を少し過ぎた頃に先生がやってきて講義開始。なんとか間に合いました。内容はカメルーンニオス湖(火山湖)で起きた二酸化炭素による湖水爆発の研究です。O山大学のK下部先生がこの集中講義の講師です。昔ニオス湖の下流の方にある村で、一夜にして多くの村人や家畜が窒息死するという事故があり、そのときに現地に火山学者として派遣されて以来、K下部先生はこの湖の研究をなさっているそうです。事故後の調査により、冬場循環しなくなった湖の水の中に、湖底からどんどん二酸化炭素が供給されて、あるとき飽和濃度を越えた二酸化炭素が一気に気化したことで引き起こされた湖水爆発(それによって大量の二酸化炭素が谷筋を通って下流へ流れた)が事故の原因だったということが解ったわけです。しかし、放っておくといずれまた湖水爆発を起こす危険があるということで、現在は湖水中に溶けている二酸化炭素を抜く(いわゆるガス抜き)ために、長いホースを湖に立てて下の水を噴水のように吹き上げさせる(最初の勢いさえつければあとは圧力の関係で自動的に噴き上がる)という対策をとっているようです。ただ装置の老朽化もあって、メンテナンスをするのにお金がかかるんだとか。だから国はそういうところにもお金を出してほしいなんてことも言っておられましたね。災害対策費になるのかな。

 集中講義の合間の昼休みに中華食堂で昼食を食べ、その後北部生協に行って東京行きのバスのチケットを購入しました。いよいよ迫ってきた日曜日の森先生の講演会に行くためです(にこにこ)。でもその前に今週は集中講義なのです。午後1時過ぎからも講義の続き。3時前には夕立ちが降っていたようですが、講義が終わった頃には雨は止んでいました。これで講義の1日目は終わりですが、その後談話会としてK下部先生の別の研究のお話があったのでそれも拝聴しました(半分寝てましたけど<こらこら)。それが終了したのは午後6時頃。

 そして夜は6時半から東山の料理屋「鳥謹」にて、K下部先生を迎えての食事会が予定されていました。6時10分頃にはぞろぞろと大学を出発。講座の先生方全員と学生が数名(みんなドクタコース)が参加しました。鳥謹というくらいだから鶏料理ばっかりで、もっぱら食べていたのは枝豆・団子・レタス・トマト・酢の物・ネギ間のネギ・漬け物・味噌汁・ご飯・わらび餅ぐらいでした(種類は豊富)。あとはビールばっかり。大したものは口にしていないのでさすがに酔うのが早いです。先生方の話は結構盛り上がり、大学へ帰還したのは9時半頃だったでしょうか。明日も朝から集中講義があるのに、こんなに酔ってて良いのでしょうか、あ〜良い酔い宵と。


(6/27) 書き忘れていましたが、アイソトープセンタにある放射化分析用のパソコンが壊れていたことが、昨日発覚しました。ハードディスクにもアクセスできないらしく、ウィンドウズを立ち上げることもできないらしいです。これはちょっと由々しき事態。それで、今日の午後は、その現象を確かめることに時間がかかってしまいました。確かめるだけならそんなに時間がかからなかったのですが、なにしろバックアップを取っていないデータがまだいくつかあったので、なんとか救えないだろうかと試行錯誤する作業に時間がかかってしまったのです。しかしそんな努力の甲斐も虚しく、ハードディスクは認識さえされない状況のまま時間だけが過ぎていきました。

 仕方なく作業を切り上げ研究室の方へそのパソコンを持ち帰り、今度はウィンドウズユーザであるH君に復旧を試みてもらったのですが、それも上手くいかず、結局修理に出すことになりました。W木君やH野君の大事なデータも含まれているハードディスクなので、少々高くてもデータの吸い出しを依頼するかもしれません(ウン十万かかるでしょうね)。他のパソコンに繋いで動いてくれれば本体の修理だけで済むのですが、望みは薄い印象。ああ、ここ1年で講座のウィンドウズマシンが3台も(!)ダメになってしまったのは何の因果でしょうか。これじゃあウィンドウズマシンの印象が悪くなっても仕方ないです。そんな金曜日です。

 夜、雨が降っていましたが、自転車で杁中まで行ってきました。どーせまた本かゲームでしょと思ったあなた、大正解です(笑)。「Viewtiful Joe」を買いに行ったのであります。しかし誤算だったのは、今日が発売日だとばかり思っていたのが実は昨日が発売日だったらしく、雨に濡れながら行った甲斐もなく売り切れだったということです(しょぼ〜ん)。ここまで来て手ぶらで帰るのも癪だったので、他にめぼしいソフトはないかと探したのですが、ギリギリのところでなんとか思いとどまりました。ただ、転んでもタダでは起きません。何も買わずにゲームショップをあとにしたその足で、三洋堂書店に向かい、そこで森先生のガレージの取材記事が載っている雑誌「男の隠れ家」を購入(にっこり)。帰りはコンビニに寄ってカップヌードルやら手巻き寿司やらレーズンパンやら牛乳やらを買って帰宅。で、さっそくそれらを遅めの夕食として8割がた食べて就寝となりました。
(6/28) 土曜日は午前11時頃に起床。朝食に昨日の残りのレーズンパンを食べ、シャワーを浴びて大学へ。明日日曜日は東京で森先生の講演会がありますが、その会場で先生の新しい名刺をいただくのに自分の名刺を用意しておかなければなりません(新刊購入時に間接的に名刺交換が行なわれるのです)。そしてその名刺はまだできていませんでした。東京へは夜行バスで向かう予定だったので夜には出発しないといけません。だから今日は午後の数時間で名刺を作る必要がありました。しかしその前にいろいろ済ませておきたいこともあったのです。まず、本日で生協のビジュアル・オーディオフェアが最終日(期間中に対象商品を購入すると消費税分の割り戻しがある)でした。買うなら今しかないなあと期間中ずっとどうしようか悩んでいたのですが、閉店時間の午後2時前にようやく決心し、とりあえず銀行からお金を下ろし店鋪に向かいました。そう、欲しかったのは新しいiMacです。なのに〜、実際店鋪に入ったところで決心は揺らぎました(笑)。1台の新しいパソコンにかけるお金で今あるあいまっ君の環境整備やその他もろもろまで出来てしまうなあと考えてしまったのです。で結局購入したのは、もうひとつ以前から導入を考えていた無線LANの装置一式でした。もちろん純正のAirMacカードAirMac Extremeベースステーション。AirMacカードはあいまっ君あいぶっ君用にそれぞれ1枚ずつです。両方のマシンともExtremeには対応していないのでカードは古いタイプです。普通に買っていたら間違いなく高い部類に入る買い物ですが、最初買うつもりだったものがその何倍もする値段だっただけに、すんなりと買えてしまいました(うはは)。金銭感覚はかくも簡単に変わるであった。

 さてこの無線装置一式は、本格的には自宅で使用する予定でしたが、とりあえず大学の研究室で試してみようと、さっそくあいまっ君の電源を落としケーブル類は全部抜いて、本体をひっくり返してAirMacカードの装着を試みました。がしかし、どう見てもぴったり装着できません。カードが中途半端に浮いてしまいます(ひと回り小さい)。なので説明書などを調べてみると、どうやらこの機種ではカードの装着に別売りのアダプタが必要らしいことが判ったのです(がーん)。まだiMacやiBookがカラフルだった時代のAirMacカードはそのアダプタも付いていたような気がするのですが、AirMac Extremeと互換性のある新しいカードになってからは、どうやら同梱されなくなったっぽいです。ああ、別売りだとわかっていたらまとめて買ったのに・・。また買いに行かないといけません。すぐに無線体験できないと判りすっかり落胆しました。

 そのままではどうしようもないので、一旦カードを外して、再びあいまっ君をひっくり返し、ケーブル類を繋いで再起動。アダプタがどんなものかどこで売っているのかを調べるためにあいまっ君を立ち上がらせたわけですが、少し異変が起こっていました。OS Xの起動ディスクにしていた外付けハードディスクが認識されずに、OS 9で起動を始めたのです。外付けハードディスクのケーブルはちゃんとあいまっ君に繋がっています。電源も入っています。こりゃおかしいなと思い、今度は起動ディスクを選べるように再起動してみたのですが、そこでもOS Xの起動ディスクは見つからず、OS 9でしか起動できません。このあたりからだんだん不安になってきました。OS Xが立ち上がらないとしても、まだ外付けハードディスクとしてなら認識できるかもしれないと思い、OS 9上でそのハードディスクを読み込もうとケーブルを繋ぎ直してみたのですが、随分と時間がかかった上に出てきたメッセージは、「このパソコンでは読み込めないから初期化する?」みたいなものでした。おーいおいおい!ダメダメ!初期化なんかしちゃいや〜ん。いくら読み込めないからって、初期化したら中のファイルがオジャンじゃん!(洒落ではない) うーん、これは結構やばい状況かもです。

 このハードディスクの問題なのかどうかを確かめるために、次は共用のマッキントにドライバをインストールしてまでそのハードディスクの内容が読めるかどうか試してみたのですが、それでもやっぱりダメ。その後も何かの拍子で読み込めないかとケーブルを抜き差ししたり電源を入れたり切ったり、試行錯誤を繰り返しました。しかし、待っていたのはもっと悪い状況でした。そうこうするうちに、ついに外付けハードディスクが接続されていることすら認識されなくなったのです(がーんがーんがーん)。あわわ待て待て待て待て、ちょっと待て。ね、お願い、ちょっと待ってよ、あいまっ君(というかそとづ君<外付けハードディスクの名前)。もう一回、もう一回だけでいいからファイルを救い出すために繋がってよ。お願いします〜(懇願)。なんて必死な思いだったのですが、そんな願いも虚しく、そのあともそとづ君が認識されることはありませんでした・・(アーメン)。

 最近結構OS X主体であいまっ君を使っていたので、外付けハードディスクにしかないファイルもあったのですが、運が悪いことに、その中に4分の1ぐらい書いていた論文も含まれていたのです。うわーん(涙)。っていうか脱力して涙も出ません。インストールしていたアプリケーションもいろいろあったのにぃー(うわーんうわんうわん)。メールソフトや日記を書くのに使っているテキストソフトなどはOS 9のソフトを使っていたし、それらのバックアップもiPodの中などに取ってあったので被害はそれほど大きくはないのですが、書きかけ論文が消えてしまった(というより取りだせなくなった)のは最高に痛いです。不幸中の幸いは、まだ大枠しか書いてなくて完成してなかったことでしょうか(と思って割り切るしかない)。それにしてもなあ・・、バックアップ用としても機能していた外付けハードディスクがまさか先に逝ってしまうとはねぇ。80GBもあるうちまだ15GBぐらいしか使ってなかったんですよ。りんご飴をひとかじりして落としてしまった時のような虚しさがあります。まだ使ってない領域があんなにあるのに・・みたいな。メーカに電話してみる価値はあるかなあ。それで直ればいいけど・・どうだろう。まったく、昨日のウィンドウズパソコンを笑っていたら(笑ってはいないけど)このテイタラクですからね(苦笑)。明日は我が身と思わなかったところがいけなかったか。まあすぐ直らないものは仕方ありません。とりあえず今為さなければいけないことは、明日の講演会に持って行く名刺を作ることです。それが至上命題です。幸い、まだあいまっ君本体はなんともないので、名刺を作ることはできます。

 ただ、名刺用の紙がなかったので買いに出かけることにしました。ついでに余裕があればAirMacカード用のアダプタも買いましょう。というわけで午後5時頃小雨の降る中バスに乗り、栄の街まで出かけました。バスを降りて三越を通り過ぎ、丸栄のあたりに来ると、歩道の木が焦げていました。周りの建物の外壁も補修工事中です。ああそうかと思い至りました。おそらく先日の栄交差点で起きた事故によるスプレー缶の火災が原因でしょう。心なしか殺虫剤の匂いもまだ残っている感じでした。ま、そんなことはともかく、目指すはナディアパークで、ロフトで目的の名刺用紙を購入。ついでに、上の階のソフマップに寄ってみると、昨日売り切れていた「Viewtiful Joe」があるじゃないですか(覚えてたのね)。ハードディスクが壊れてしまって意気消沈していたこともあるでしょう、いろいろ歯止めが利かなくなっていたのかもしれません。次の瞬間には半ば衝動的にそのソフトを手に取り、さらには財布に余分なお金が入っていたこともあってゲームボーイアドバンスSPまでレジに持って行っていました(いずれ買おうとは思っていたので良いのですが)。しかし、怒濤の消費活動はこれだけに留まりませんでした。次に向かった大須では、もうひとつの目的であったAirMacカードのアダプタを探すついでにプリンタのインクも購入し、最初の店では置いてなかったアダプタを2店目であっさりゲット。結局、目的のものはすべて買うことができ、さらにそれを上回る物まで購入してしまったことになります。なんというか、もうヤケですよね。明らかにハードディスクのクラッシュで受けたショックを和らげようとしているのが自分でも判ります(笑)。問題を解決するのは、やっぱり時間と金なんでしょうか。といっても、気分が晴れただけで実際には全然解決してないんですけど、問題を問題だと思わなくなるのもひとつの解決方法だと思って楽になりましょう。

 しかし、問題はここで終わらないのです。帰ってきてからが大変でした。アダプタを買ってきたからにはとりあえず装着してみたいと思い、またあいまっ君をひっくり返してAirMacカードを装着したものの、OS Xでは起動できないため無線LANも試すことができず(OS 9にも対応してますが其れ用のソフトをインストールしてなかったので)、悶々としたまま名刺作りに取りかかりましたが、よく考えたら無線LANで遊んでる場合ではないのです。もう夜行バスの出発時刻まで2時間ぐらいしかないじゃないですか。名刺の図案もじっくり考えている余裕はありません。前回の名刺交換が「緑の名刺大作戦」だったことから、今回は黒でいこうと決め、適当に写真を白黒にしロゴを書いただけなんですが、誤算だったのはプリンタのご機嫌でした。OS 9からプリントアウトするのは久しぶりだったため、その段階になって失敗ばかりで思わぬほど時間がかかってしまったのです。もう、ほんとのほんとにギリギリという時間になんとか使える名刺が印刷でき、それをシートから切る時間もないままに鞄に詰め込み、脱兎のごとく名古屋駅へ急ぎました。でも地下鉄の本山駅に着いた時点で名古屋発の夜行バスの出発時刻に間に合わないことは明らかでした。さてどーする。またチケットを買い直しか? いや、それをするのは最終手段です。このままでは乗り遅れるであろう夜行バスに乗る方法、解るでしょうか?

 ふふふ、ひとつだけ目的のバスに乗る方法が残っていたのです。それは万が一のときのためにあららこめ調べておいたことでした。乗ろうとしていた夜行バスは名古屋駅発東京行のドリームなごや号なんですが、そのバスは名古屋駅を出発したあとも停車する場所があるのです。その場所とは、栄バスターミナル。ここに目を付けていたのでした。時刻表によれば、名古屋駅を出発後18分でそのバスは栄にやってくることになっています。つまり、名古屋駅よりも近い栄駅で降りてバスターミナルで待っていれば、そのバスに乗れるということなのです。名古屋駅での出発時刻に間に合わなくても、地下鉄の栄−名古屋間の所用時間3分と、プラスバスの所用時間18分が稼げるというわけです。わはは、どうだまいったか。

 そんなわけで、オアシス21内にあるバスターミナルでバスを待つこと約10分。やってきたバスは紛れもなく名古屋駅から乗る予定だった夜行バスでした。ただチケットを見せたときに、運転手さんに渋い顔をされながら「これからはちゃんと名古屋駅から乗ってね」と言われたのはご愛嬌(苦笑)。まあそりゃそうでしょうね。人数確認の問題がありますし、運転手さんには悪いことをしたと思います。それでも思惑通り乗ることができてめでたしめでたしでした。というか、最初から東京行のバスは栄から乗るようにしとけば良かったという話ですよね(スイスへ発つ前に成田空港へ向かったあの前夜も間に合ってたはず)。気づくのが遅過ぎました。これからはそういうふうにチケットを買いましょう。


(6/29) 夜行バスで一夜を明かし、東京駅の日本橋中央口で下車。地下鉄に乗り、まずは神保町で降りて神田の三省堂へ向かいました。午前7時頃です。本日の講演会の会場は新宿アイランドホールでしたが、その前に来月三省堂書店で開かれる森先生の講演会にも応募するため、「アンチ・ハウス」をここで買っておこうという魂胆(ここで買えば応募できるしくみ)。その応募期間と今日の講演会が重なったのは願ってもないことでした。応募しに来るだけにわざわざ東京に出てくるのはさすがにきついですからねぇ。さて、当然この時間では三省堂はまだ開店しておらず、近くのマクドナルドの位置を確認し、道端のベンチで持ってきていたカレーパンを食べ、烏龍茶を飲んで時間を潰しました。そのまま開店時間まで待とうかとも思ったのですが、じっとしてるのも辛かったので再び神保町駅に戻り、ちょっと移動することに。

 次は営団地下鉄の一日券を買って渋谷へ向かいました。名刺を仕上げるために(途中で出発したからね)ハサミが必要だったので、それを求めてブック1の辺りまで行ったものの、東急ハンズもまだ開いてなくて結局何も買えずに再び駅方向へ。朝早くにうろうろしても店が開いてないのは当たり前です。その後渋谷マークシティのトイレで用を足し(ここのトイレが朝から使える綺麗なトイレとしてはもってこいなのです<そんなこと説明せんでも)、もう一度地下鉄で神田まで戻りました。そして神保町駅のコンビニでおにぎりと野菜ジュースとハサミをゲット(最初からここで買えば良かった)。さっき確認したマクドナルドでフィレオフィッシュとコーヒーを頼み、席に座って食べました(おにぎりもこっそり)。そこで三省堂の開店時間を待ったわけですが、食べながら作ってきた名刺の余白部分をハサミで切って仕上げました(しかし印刷の段階で詰めが甘いところがあって先生にお渡しできそうなのはたった2枚しか作れませんでした)。

 そうこうするうちに開店時間が近づき、10時少し前にマクドナルドをあとにして三省堂へ。行ってみると建物内に入ることはできたのですが、中のシャッタが半開き状態になっていて、まだ開店はしていないようでした。そのシャッタの前に並んでいる人たちがいたので一瞬「アンチ・ハウス」かと思ったのですが(笑)、どうやらその列は上の階にあるチケットぴあで何かのチケットを買い求める人の列でした。ちょうど本日発売開始のチケットがあったのでしょう。「アンチ・ハウス」で並ぶわけないですよね(笑)。応募が先着順ってわけでもないし、応募初日でもありませんし。

 やがて10時になり、開店と同時に静かに人々がなだれ込みました(っていうほど人はいなかったけど)。自分もその波に乗りさっそく「アンチ・ハウス」を探し歩き、見つけるや否やすぐにレジへ。実はこれ2冊目なのです(我慢できずに買っていた)。購入と同時に講演会への応募用紙を受け取りました。その場で応募箱に入れることができるとのことだったので、レジのちょっと横で住所等を記入させてもらい、応募箱に入れてきました(にこにこ)。当選すると良いのですけど、2ヶ月連続で東京というのも贅沢な話ではあります(でも当選しますように・・)。

 少し三省堂店内をうろうろしたあと10時半頃神田をあとにし、地下鉄で一路新宿へ向かいました。一日券を買ったから無理矢理行ったり来たりしてる気がしないでもないですが(笑)、今度こそ本日のメインイベントである森先生の講演会の会場へ向かうと思ったら大間違い。午後からの講演会までにはまだ時間があったので、その前に駅前を歩いてみました。この時間帯ならお店も開いていて賑わっています。そして時間潰し時間潰しと考えながら入ったところは、ゲームショップでした。実は昨日買ったゲームボーイアドバンスSPを持ってきていたので、そのソフトを買おうと思ったのです。というか、ソフト無しで購入した本体だけ持ってきている時点で、初めから東京でソフトを買う気満々だったとも言えますが(苦笑)。買ったソフトはお手軽そうな「メイドインワリオ」。おそらく待ち時間に遊ぶにはぴったりでしょう。

 それからようやく講演会開場である新宿アイランドホールへと向かいました。駅から10分くらいの距離の場所に位置していましたが、最初迷ってしまいなかなか辿り着けませんでした。それでも開場時刻の午後2時まではまだまだ時間に余裕がありました。着いてからはうろうろして本屋っぽいところを見つけたのですが、近づいてみるとその本屋は閉まっていて暇を持て余すことに。ホールの隣のホテルっぽい建物に入って1階のロビィをうろうろしたりもしました。その中に公衆電話が並んだスペースがあり、ちょうど左右に仕切りが付いていて半個室状態になっていました。そこでおもむろに取り出したるは買ったばかりの「メイドインワリオ」。人が少なくてかつ座れる場所がなかったので、ここでゲームでもして時間を潰そうとしたしだいです。で、いざ始めた「ワリオ」は期待通りお手軽に面白かったのですが、やはり立ったままでは辛いものがありました。しばらくしてゲームを切り上げ、再び会場周りを歩くことに。

 そしてお昼時になったとき、中庭のようになっている吹き抜けの広場のある地下部分に降り、そこにあったロッテリアエビバーガを昼食に食べました。うろうろするぐらいなら最初からここに居れば良かったじゃん、とか言われそうですが、そこに居続けるにはちょっと時間があり過ぎたのです。まあ、そういうのが気になる性分ということでひとつ。ロッテリアで近くの席にはア●ト引越しセンターの人たちが5人ほど座って談笑していましたが、一人の上司っぽい男性以外は全員女性でした。だからおそらく女性のための引越し作業をしてくれるレディースパックの人たちなんだろうと推測。でも以外に綺麗な人が多かったのが印象的でした(にっこり)。って、一体何を観てるんでしょうか。

 さてそんなお昼時を過ごしたあと、午後1時半頃になってアイランドホールの様子を伺ってみようといよいよ階段を登ってみると、すでに人が並び始めているではありませんか(あらら)。みんな早いなあ!と思いつつ、そのまま自分も列の後ろに並びます(笑)。階段の途中です。上を見るとMーヤさんの姿があり、すでに出来始めていた後方の列には黒尽くめのKさんの姿も。やがて午後2時を迎え、いよいよ開場。ゆっくりと前に進んでいき、ホール入口で招待状を係の人に渡してホール内へ。左手には青く浮かび上がる舞台があって、その前に座席が並んでいます。パイプ椅子ほど貧相ではないものの、固定式ではなく折り畳んで移動ができるタイプの椅子でした。舞台の上を見ると上手にはすでに森先生のPowerBookがセットされています。その演台がある方の座席には、いつもの常連組が陣取っている様子だったので(<自分も常連組やん)、その反対側の離れた席をひとつ確保しました(避けてるわけじゃありません(笑))。一旦そこに荷物を置いて、ホールの外のロビィで売られていた「迷宮百年の睡魔」を先に買っておくことに。みんな並んでまで買っています。ここで「迷宮〜」を買った人が森先生の名刺と自分の名刺を交換できるというシステムだったからでしょう。普段なら講演会会場で本を買うなんて稀ですからね。もうこのために発売後も買わずに我慢してました。直接ではなかったものの、本を買ったあとに森先生の名刺を無事ゲットし、ホール内に戻って席に着いてからもにこにこ。でもって開演時刻までは、買ったばかりの新刊を眺めたりしつつ、これから始まる講演会に向けて期待感を高めていたのでありました。

 そして午後2時30分。司会者のささきりえさんによって森先生のプロフィールが紹介され、いよいよ「『迷宮百年の睡魔』刊行記念 森博嗣ゼミナール」が始まりました。盛大な拍手とともに森先生のご登場です! わーいわーい(にこにこ)。お召し物は赤っぽいシャツ。「最近あった面白い話」から始まったご講演は、文字の大きさがだんだん小さくなってくプロフィール紹介(目の検査を兼ねているんだとか(笑))から、いつものインターネット検索ランキングへ。そして「迷宮百年の睡魔」にちなんで、作品中の島のモデルとなったフランスのモン・サン・ミッシェルの写真や、古い建築物の写真が紹介されました。その後は今までにも何度か出ている読者からの「考えさせられる意見」や「女王の百年密室」の中に出てきた言葉が意味ありげなものから高価なものまで紹介され、合間に某首相ではないトーマ君や庭園鉄道やガレージやブライスの写真が挟まるという形でした。最後は会場のファンとの間で質疑応答の時間となり、最後の最後ではちょっと真面目に環境問題についての森先生のお考えを述べてくださいました。以前から言われているように「働くことが人間の目的ではない」という主旨のお話でしたが、例え話も分かりやすく素敵な内容でした(にっこり)。もう大いに共感です。こうして幸せの2時間はあっという間に過ぎ、講演会は終了となりました。森先生、いつもいつも楽しいお話をありがとうございます、なのです。

 その後ホクホク気分で会場をあとにし、誰かと約束があったわけでもなかったので独りで新宿駅へ。そしてふと思い立ち連絡したのが、友人のK藤氏でした。さて夜行バスの出発時間まで付き合ってくれるでしょうか・・。


(6/30) 昨日は帰りも夜行バスだったので、夜までの時間を潰すために講演会後は友人のK藤氏に出てきてもらうことになって、午後6時頃に菊名駅で落ち合いました。そしてそこから横浜へ。まともに横浜に立ち寄るのは初めてでした。横浜といえば中華街。しかし夕食はなぜかペコちゃんでお馴染み不二家のレストランさんでした。入ってみるとお菓子の家みたいな内装で、明らかに女の子同士か男女のカップルで来るようなお店の雰囲気なんですが、そんなところにおっさん二人です(笑)。ちょっと浮いてる感じはしましたが、まあお構いなしです。こちとらお腹が空いているのです。何を食べたかよく覚えていませんが、シーフードドリアか何かを食べたような気がします。K藤氏はスパゲティだったか。それをぺろっと平らげて、店員を観察したりしながら(やらしいなあ)しばらく談笑。その後、駅ビルのデパートに入ってK藤氏が服を物色するのに付き合いました。そして8時頃には早々にK藤氏と別れ、独り東京駅へ向かいました。で、ここでも時間を潰そうと開いてる本屋を探したのですが駅周辺には見つからず、歩き回っているうちにやがてバスの時刻に。10時過ぎの夜行バスに乗って名古屋まで無事帰ってきたのが今日の早朝というわけです。毎度のことですが、月曜日からぐったりですね(疲)。

 東京を訪れるたびに思いますが、渋谷とか新宿とか繁華街は道が汚いですよね。カラスがゴミを荒らすし煙草の吸い殻は大量に落ちてるし。渋谷なんて女子高生に人気のある街だと耳にしますが、あんな汚いところでお洒落だとか流行だとかよく言えたもんだと思います(女子高生が悪いとは言ってませんよ)。東京の人たちはみんなどうかしてるんじゃないでしょうか。都知事は一体どこを見て何をしてるんですか?(ずっとクルマに乗って建物から建物に移動しているんでしょう) あ、それとも夜とか昼間は人が多過ぎて地面なんて見えないので気づかないだけでしょうか。そうかそうかそういうことか。我ながら鋭い指摘かも。きっと毎朝掃除をする人の存在にも気づかない人ばかりなんでしょうね。いくら流行りの店が多いからといって、足元の汚さを知ってしまうと、あんな街に好き好んで行こうとは思わなくなりますよ僕は。東京に住めばそのうち慣れて平気になるのかもしれませんが、いくらなんでも酷い状況だと思います。都会人はもっと意識を高く持ってほしいものです。そりゃ首都移転の話も出るわな(関係ないか)。っていうか、はっきりいって東京って東京の中だけで完結してる孤島のような存在に思えて仕方ないんですけど、違いますか? 周りにマジックミラーを張り巡らして、いつも自分の姿だけを見て悦に入ってるような印象です。その醜態を外から見られていることに気づかずにねぇ(おお、上手いこと言った)。ま、東京に限らずどこの都市も似たり寄ったりでしょうけど。

 さて、日曜日の講演会の余韻のせいで夢心地でしたが、帰ってきて現実に引き戻されました。外付けハードディスクの故障問題です。そとづ君自体の回復はもう諦めるとして(諦めるの?)、とりあえずは以前の環境をできるだけ回復したいと思いました。そこで現在残っているファイルのバックアップを取ってから、あいまっ君の内蔵ハードディスクに、ついにOS Xをインストールしたのです。今まではOS 9と同じパーティションに入れたことはなかったのですが、だいたい使い慣れてきたので思い切って入れることにしました(今までも外付けから動かしていたので動作の遅さは問題じゃない)。しかしここで問題となったのがハードディスクの空き容量でした。なんせ全部で13GBしかありません。昔はあんなに広大だったのに、あっという間に音楽ファイルでいっぱいになっていたのです。片っ端からCDの曲をMP3に変換して取り込んでいましたからね。それら音楽ファイルは、一応もとのCDもあるしiPod(通称“あいぽっどん”)にも入っているのでいつでも聴くことができると割切り、あいまっ君のハードディスクの中の音楽ファイルを全部消去することに。これでようやく3GBぐらい空きました(うはは)。

 それからいよいよOS Xのインストールです。古いバージョンも持っていますが、入れたのはバージョン10.2のJaguar。その後オンラインでのソフトウェア・アップデートを何度か行い、現行の最新バージョンにしました。他のソフトウェアも同様にインストール作業。まだ入れていないソフトがいくつかありますが、それもおいおい様子をみながら入れていきたいと思います。しかしすぐに空き容量が足りなくなりそうです。イラストレータとかフォトショップとか入れたら終わりそうですもんね。ディスプレイもたまに不安定になるし・・。やはり近いうちに新しいマッキントが必要っぽいのは確かでしょう。今となっては土曜日に買っておかなかったのが悔やまれます(苦笑)。いやほんと、笑い事じゃなしにハードディスクが壊れて以来テンション激減ですよ。なんか、いろんなことに支障を来しそう・・。


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