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日々これ勉強(2003年7月の前半)

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ゼロから学ぶ7月(の前半)

(7/1) 知らないうちに7月になっていました。月の初めから本日火曜日はコロキウムでしたが、昨夜寝れずに夜更しをしてしまったため、なんと今朝は寝坊してしまいました。コロキウムに遅刻したのは久しぶりです。午前9時半から開始だったところ、大学に来たのは10時頃。雨が降っていましたがお構い無しに傘を差さずに自転車で来たんですけど、当然間に合わず、遅れて講義室に入ることに。この瞬間が非常に気まずいですよね(苦笑)。この感じを味わうと二度と遅刻なんかするもんかと思うのですが、なかなかどうして忘れた頃にこのテイタラク。

 さてコロキウムの最初の発表は4年生のD庭さんでした。遅刻して途中から聴いたのでよく解らなかったのですが、少々準備不足な面があり発表は途中で終了してしまいました(もう一度発表し直すことになったみたい)。まあ、たまにはこういうこともあります。本人は辛いでしょうけど、改良の余地があることは幸せなことです。成長はできるうちにしとかないとね(自戒を込めて)。その次の発表者はD1のH君で、海洋島玄武岩の起源の話。地球内部にあるマントルの話は今でもなかなか議論に決着は付いていないようです。地表の岩石に比べて直接観ることが困難なんですから当たり前と言えば当たり前ですが(たまにゼノリスとして地表に出ている火成岩の中に含まれていることはあります)。逆に言うと何でもありの世界なのかもしれません。いや、そもそも地球化学の分野自体、そういう曖昧さが残っている分野なのでしょう。純粋な理学とは多少違いますね。どちらかというと文系の考古学に近いかも(もちろん一面的に見ればですが)。っていうか、地球科学と考古学を同じだと思っている人もいることでしょう。

 午後は東京で買ってきた森先生「迷宮百年の睡魔」をじっくり読んでいました。またミチルとロイディの活躍が読めるなんて幸せです(にこにこ)。まだまだ序盤。そうそう、先日壊れたと言ったアイソトープセンタにある放射化分析用のパソコンですが、業者に診てもらったところ、どうやらハードディスクは無事だったみたいで、中のデータは取り出せたとの連絡があったようです。なにはともあれ良かった良かった。サンプルの再測定にかかる費用はなんとかなるとしても、それに費やす時間は取り戻せませんからね。もうちょっとでデータが失われるところだったH野君はほっとしていることでしょう。あとはパソコン本体が元通りに直って帰ってくるかです。


(7/2) 昨夜は帰宅後、「メイドインワリオ」でついつい遅くまで遊んでしまい、水曜日の本日は午後起きになりました。大学にやってきて間もなく、2時半頃ですが、M先生の部屋に行くと、昨日取り出せたと聞いた放射化分析に使っていたパソコン内のデータのコピィがCD-Rに焼かれてすでに届けられていて、ちょうどM先生が中身を見ているところでした(って、もちろんケースの中を見ていたわけではなくて、パソコン上でファイルの中身を見ていたんですよ)。しかし、アイソトープセンタの測定室にあるもう一台のパソコンを自動測定できようにするためのソフトはその中には入っておらず、CD-Rにコピィされたフォルダの中を一通り見た限りでは、本日中に測定が再開できる見込みは薄い感じです。そんなとき、昨日に引き続きH野君の新たなサンプルが届いたという連絡がありました。というわけで、さっそく同室にいたH野君本人がいつものように理学部の警務室まで取りに行き、そのままM先生の部屋に置いておくのもなんなんで、とりあえずアイソトープセンタの中に保管しておくことになりました。

 M先生は3時から会議があるらしく、まだ独りでセンタの管理区域に入れないH野君(怖くて入れないとかそういうのじゃなく、登録上免許皆伝になっていないということ)についてきてくださいと頼まれました。他に手が空いていて管理区域に入れる人がいないようだったので承諾し、ともにアイソトープセンタへ。そしてサンプルの持ち込み手続きを済ませ、H野君は見学者として管理区域の中に入りました。ただ、さすがに見学者の身では、サンプルの外袋の詰め替え作業をする部屋に入ることはできないらしく、仕方なく自分が請け負い、別室へ移動し独りでカプセル2つ分(20サンプル程度)の外袋の交換作業を行ないました。30分以上はかかったでしょうか。その間H野君は測定室でぼーっと待っていたようです(笑)。

 壊れたパソコンの代わりに、仮に接続し直したもう一台のパソコンに例のCD-Rを入れ、サンプルチェンジャの操作ぐらいは復旧できないかといろいろ試してみたのですが、結局どうにもならず測定はあきらめることに。まあ、2時間ごととかに手動でサンプル交換を行なえば、放射化分析の測定はできる状態なのですが、10サンプルもあると、寝ずに丸一日アイソトープセンタとの間を行ったり来たり繰り返す必要があります。サンプルがこれっきりしかないという貴重なものであれば、徹夜だろうがなんだろうがすぐに測定しないといけませんが、彼のサンプルはまだ残りがあるようですし、比較的時間の余裕もあるみたいなので、今回は無理をせず諦めることになりました。っていうか、どうせ彼はまだ独りで管理区域に入れない立場なんだから、徹夜でサンプル交換をやるとしても誰かに頼む必要があるのです。そしてそんな役が回ってくるのはおそらく自分ぐらいなので、諦めてくれて感謝ですね(笑)。早く自動測定ができるまでに復旧してほしいですが、コンピュータを含めたシステムの復旧は、後日業者の人がやってくるのを待つしかないようです。聞いたところによると明後日あたり自動測定用のソフトを持って来るとか。もっと早く来いっちゅねん(ぷんぷん)。

 夕方頃、今日が引き取り期限だった三越カードをS和郵便局まで自転車で取りに行き、帰りに杁中三洋堂書店に寄ってしばらく立ち読みをしてきました。めぼしい本はなかったので何も買わずです。その後コンビニで食料を買って大学に戻ってきました。夕食にはお寿司の助六とカップラーメンを食べ、それから「迷宮百年の睡魔」の続きをハラハラしながら読み、日付が変わった頃に帰宅。

 それからすぐには寝ずに、「Viewtiful Joe」の第1話をやっとクリアし、その後「メイドインワリオ」の単純作業にはまってしまって、朝方まで起きていました・・(目がしょぼしょぼ)。えっと、「MOTHER1+2」はどうなった?とか訊かないように(笑)。


(7/3) 上記のように「メイドインワリオ」のおかげで寝たのが朝方だったので、本日木曜日も起きたのはお昼過ぎでした。ルンルルン(効果音)。午後2時過ぎに大学へやってきて、読んでいたのは「迷宮百年の睡魔」。今はこれしか手につきません(と言いつつ夜な夜なゲームしてる人はだれ?)。ずーっと読んで、お菓子を食べたりしながらもひたすら読んで、夜の9時頃に読了しました。感想は「うわあ、いいなあこれ」です。世界観は前作を引き継いでSFといえばSFなんですが、ミステリィといえばやっぱりミステリィで、素敵な未来を見せてくれます。主人公たちの会話も森先生らしく楽しくて、どきどきわくわく痺れます。脳味噌も痺れました。ただ、読んでいてどうしても思い浮かんでしまうのが、「究極超人あ〜る」なんですけどね(笑)。もちろん全然話は違いますよ。続編があるなら早く続編が読みたいと思える作品です。先日の講演会でも続編のことを臭わせるような森先生のご発言がありましたので、期待しています。あと、この「迷宮〜」によって、森ミステリィの世界が想像以上に広い範囲に渡っていたことを認識しました。前作の段階ではそれほど意識していなかったのですが、まさかそこまで繋がっているかもしれないとは・・てな感じです。ますます「四季」が待ち遠しいですね(にっこり)。

 それからまだ読書に飽き足らず、深夜までかかって次は「アンチ・ハウス」も読了しました。これはまさにドキュメンタリィですね〜。この本もハラハラドキドキ、非常にスリリングな内容。共著者の阿竹氏との施工費用に関する熱いやりとり、条例を額面通り死守したがる応用の利かない名古屋市との対決、施工途中でいろいろと発覚する問題点、そしてただ一人呑気なトーマ君(ぽわ〜ん)。森先生のHPにある自動車製作部のページも写真ごと載っていて、小さいながらも見ごたえがあります。前にも書きましたが、読んでいるとこういうガレージを自分も将来持ちたくなりますね。


(7/4) 金曜日も午後から大学へ出て来ると、先日問題となった放射化分析システムの件で業者の人が来ているらしいという情報を得たので、さっそくアイソトープセンタへ。行ってみるとそこにはすでにM先生が来られていました。で、放射化分析プログラムがもう一台のパソコンにインストールされて、動作確認がなされている段階だったのですが、横から観ているとどうも上手くいっていない様子。業者の人とセンタの安全管理室のK島先生も一緒になって、そのあともしばらくあれこれ試されたのですが、サンプルチェンジャとの通信が繋がっていないようで、結局自動測定ができるようにはなりませんでした。来ていた業者の営業マンによれば技術の担当者を寄越せばなんとかなるでしょうとのこと。そして次に来れるのは火曜日になるそうです。っていうか、なんで初めから技術者を寄越してくれへんねん!営業マンだけ来て何をしようとしてたわけ? と思ったものの口には出しません(にこにこぷんぷん)。しかし、修理を待ってる間にも放射化されたサンプルはどんどん届いて、測定の機会を失っていってるんですから、迅速に対応してほしいものです。前から感じていましたが、アフターケアの印象が悪いなあ・・。

 夕方になり、生協に行ってインスタント焼そばとお菓子類を買ってきました。インスタント焼そばは今のところ唯一最後まで美味しく食べられるインスタント焼そばだと認定している(個人的に)オタフクソースの焼そばです。それをさっそく夕食として食べ(昼も食べてなかったけど)、夜は那古野コネクションの4月のオフ会のときの写真をウェブ用に縮小する作業を続けました。日付が変わる頃、雨の降る中自転車に乗って帰宅。すると家には朗報が待っていました。郵便受けの中になんと「森博嗣講演会」の当選ハガキが届いていたのです!(わーい) 前に東京に行ったとき応募した神田の三省堂書店で開かれる講演会です。開催日は19日。うほほ〜うれし〜。これで6月から3ヶ月連続で森先生の講演会に参加できることになります。うう〜ん、こんなに幸せなことは滅多にありませんね(にこにこ)。


(7/5) 土曜日もお昼まで寝ていて、夕方頃になってようやく大学へ一度出て来てから、バスでの街へ出かけました。カールヘルムのセール期間がちょっと気になっていたからです。案内によると7/1から40%オフのセールが始まっているようでしたが、それがいつまでなのか判らなかったので、つい見に行きたくなってしまったしだい。セール期間が終わってから買いに行くのも癪だしねえ(買わなきゃいいのだが)。欲しいのが残っていたら買おうかなという程度の軽い気持ちでしたが、栄に着いて三越のカールヘルムを訪れてみると、実際にピンと来るものがあったのでそれを購入しました。麻生地のアロハ風の半袖シャツです。最近大人しめのものばかり買っていたので、ここいらでどーんと派手なのをと思い、ひとつ買ってみたしだい。サングラスと合わせると良い感じです(インチキや●ざ風)。今度の講演会にはこれを着て行くとしましょう。

 その後、ナディアパーク紀伊國屋書店に行き、「ボードレール詩集」を購入。これは明らかに「迷宮百年の睡魔」を読んだ影響です(引用されていただけですが、森先生が読まれた本は読んでおきたいと思うのがファン心理)。あと、現在使っている布団用のシーツに穴が空いて、日々大きくなってきているので、新しいシーツはないかと探したのですが本屋の下のロフトでは安いのが見つからずでした。また別の店で探そうっと。帰りは地下鉄で本山まで戻り、久々にマツザカヤストアに寄ってカレーの食材を買い込み、雨の降る中、折り畳み傘を差しながら歩いて大学まで帰還。研究室で日記(4月のオフ会部分)を書いて12時を少し過ぎた頃に帰宅となりました。

 帰ってからカレーを作り始め、あららこめ炊いてあったご飯とともにパクパク。またしてもいつものように食べ過ぎました。そのあとは「MOTHER1」を進めたり「メイドインワリオ」で遊んだり。だもんだから寝たのは午前4時頃に・・(はぁ)。最近こんな生活が続いていますね。すでに人生の5%ぐらいはこんな生活してそうです(笑)。10%に達するのもそう遠くないでしょう(改善する気なしか)。


(7/6) 日曜日は、一度「カトレアミュージック」が放送されている時間には目覚めた記憶がある(ラジオが聴こえていたから)のですが、次に気づいたのは午後2時半頃でした。「サンデーミュージック・ひるパレ」が始まっちゃってますやん。平日なら「つボイノリオの聞けば聞くほど」が終わり「聞けばツー快!」を経て「ツー快!お昼ドキッ」が始まっている時間ですよ(CBC限定)。とまあ判る人少数のローカルラジオネタでも書かないと書くことがありません。いずれにしてもつボイノリオ氏は最高です(あまり脈絡なし)。ゆっくりラジオが聴ける日曜日に彼の番組がないのが残念ですね。平日は一応大学に出てこないといけないので、なかなか最後まで聴けないのです(最近は昼まで寝ていて聴けないことが多いですが)。そういえば昔携帯ラジオが欲しいとかここに書いたような気がしますが、まだ手に入れていません。まあ、午前中つボイ氏の番組を聴きながらデスクワークなんかしてたら、いつ吹出すか判らないので危険ではあります(笑)。だからやっぱり携帯ラジオはまだお預けかなあ。というわけで、休日で余裕のある本日は起きてからもしばらくラジオを聴きながらゴロゴロしていました(それは“起きている”というのか?)。お腹が空いてきた頃、ご飯を炊いてカレーライスとして食べて、家を出たのは日も暮れかけの午後6時頃です。

 大学にやってきてからは今日も日記書きに勤しんでおりました。深夜までずっとです。夜になっても眠くはならないので捗りますね。しかしそれはそれで問題とも言えます。このままではまた夜型生活が定着してしまう恐れがあるのです。生活リズムを戻すためには無理矢理にでも朝起きるべきでしょう。たとえそれで昼間眠くなって机に突っ伏して何もできない無駄な時間を過ごすことになろうともです。論文も早く書き直さなきゃいけませんしね(ファイルが消えたショックが尾を引いてます<言い訳)。ええ解ってます。そんなことは前から解っているのです。それでも実行できていないのは、やっぱり自分がそう望んでいるからなのでしょう。朝起きることになんとか大きなメリットを見い出し、強く動機付けしないとダメですね。自己コントロールが肝心です。3回唱えましょう。自己コントロール自己コントロール自己コントロール。って、発音しにくいな。なにはともあれ、月曜日からはすっかり生まれ変わったかのような朝型人間になりますよう(期待薄)。


(7/7) 週のはじめが七夕の月曜日は、朝から梅雨らしく雨でした。まあ、下界がどうあれ雲の上では織姫と彦星がいちゃついていることでしょう。今日は午前9時には目覚めたのですが、トイレに行ったあと急に腰がズキンと痛み始め、足も痺れそうな感じになり、そのまま動き回るのが辛い状態になりました。一瞬ヤバッ!ってな具合に焦りましたけど、しばらく布団の上で大人しくゴロゴロし(文字通りゴロゴロと)、筋伸ばしたり骨鳴らしたりしていると、お昼過ぎにはなんとか普通に動けるぐらいに回復しました。それでほっと一安心しましたが、ひょっとしてぎっくり腰の予兆か何かだったのでしょうか(恐いなあ)。午後からようやく大学へ出て来た頃には、雨は小康状態になっていました。しかし依然として空は曇り空。

 夕方頃生協へ行きお菓子のみ購入。本は目当てのものがまだなかったので買わず。夕食は理系カフェテリアにて。また雨が降り出した夜は、4月の那古野コネクションのオフ会部分の日記を今頃書き上げ、同時にレポートとしても一応まとめておきました。例のごとく那古野市民の方々だけに読んでいただける箇所を付加してあります(大した内容じゃないですが)。帰る頃も雨が降ってて濡れ鼠でした。そしていつもよりは早めに就寝。あとはサメ君でもどうぞ。

日本古来の慣習の保存をしていた団体が七夕まで保存することになったことから、期待してへんもんまで手に入れてしまう状態を表すことわざは何や?
えっと、七夕ってもともと中国の風習よね。日本の慣習に付け加えて七夕も保つようになったわけだから・・。
何でしょうね・・。
あんたらはこの唐突な導入に違和感感じへんのか?
あ〜んダメ、解らないわ。私の頭はいつからアンコウ並みになったのかしら。
あのチョウチンは嫌ですね。
酷い言われようやな。馬糞ウニはなんか間違うてるし。
はい、ブブー、時間切れ。正解は「七夕も保ち」でした。
時間制限あったんか。っていうかただの駄洒落やん!
ああ、なるほど、「棚からぼたもち」に掛けたわけね。
さすがサメさんです。
誉めるとこか?
てなわけで、今日は「棚からぼたもち」についての疑問点を洗おうと思う。
七夕関係なしか!
まあ待てや。ツッコミ体質なのは解るが落ち着いて最後まで聞けって。
悪かったなツッコミ体質で。
で、その疑問点って何なの?
まず、本来の意味の確認やが、これは意図せずにええ事が舞い込んでくる状態っちゅうことでええか?
うちの棚の上にはぼたもちはないけど、意味としてはそんなところでしょうね。
(棚はあるんや・・)
言い換えれば、サッカーの「ごっつぁんゴール」みたいなもんや。
なんでサッカーに喩える必要が? まぁ、近いニュアンスやけど。
さてそこでや、ひとつ疑問が浮かび上がらへんか?
「ごっつぁん」っていうおかしな言葉ね。
せやせや、「ごっつぁん」っていうのはそもそも相撲用語ちゃうんかと。
相撲取りがよう言うとるだけやろ。
まあそうやとしても、「ごっつぁん」は単に「ごちそうさん」の意味しかあらへんやろ?
ゴマキのことかも。
チャーミーなら梨華ちゃんのことよね。
関係あらへんやん!
それがどないしたら「棚からぼたもち」的意味を持つようになるんか・・。
あ、奢ってもらったとき「ごちそうさまです」て言うわよね。あれと似たような状況ってことじゃないかしら? 他人の力でいい思いをした、みたいな。
それやそれ。さすがサメ子、アンコウとはちゃうな。
いちいち人を貶すのやめてくれ。
でもそれなら、なぜ「ごちそうさまゴール」と言わないのかしら。
それは単に語呂の問題やないですか、サメ子さん。「ごちそうさんゴール」やと言いにくいし。
いや、これはある業界の陰謀なんや。
またええ加減なことを。
業界ってまさか・・。
相撲界ですね。
正解。
んなベタな!そのままやん!
恐ろしいわ・・相撲界。
こらそこ、簡単に信じない。
ほら、他の勝負事でも、黒星とか金星とか彦星っちゅう表現が使われとるやろ? あれも実は陰謀や。
どっちにしたって彦星はちゃうやろ。っていうか、「棚からぼたもち」から話が遠ざかってへんか?
せやから、話の発端の「七夕」に戻そうと彦星を入れてやったんやないか。
「ごっつぁんゴール」の話を引っ張っとたんは誰や。
ところで「棚からぼたもち」は「棚ぼた」ってしょっちゅう略されるが、平仮名で書くと?
「たなぼた」ね。
ほな「七夕」は?
「たなばた」ですね。
わぁ、字面がそっくりだわ! しかも横棒一本違い!
結局駄洒落やん!


(7/8) 火曜日は9時前に起床。起きたときは「うわっまた遅刻か!」と思いましたが、大慌て準備を整え家を出て、9時半からのコロキウムにはギリギリ間に合いました(ふぅ)。今回の発表者は研究生のA原さんと4年生のT山さん。どちらもまあ無難な発表だったでしょうか。T山さんはもう少しOHPをしっかり作った方が良いと思いましたけど。昼食は理系カフェテリア。

 午後はアイソトープセンタにて、修理されて帰ってきた放射化分析用のパソコンの再設定をして、自動測定ができる状態にする作業を業者の技術者さんにしてもらっていました。我々は見てるだけ。しかし、これがなかなか上手く行かず、あれでもないこれでもないの試行錯誤の果て、壊れたパソコンのハードディスクから救い出された今まで使っていた設定を組み込んでみると、動かなかったサンプルチャンジャが動き出し問題はあっさりと解決。な〜んだ、持ってきたソフトがそもそも悪かったんじゃん。散々いじり倒して結局そんなことが原因かよ、なんだそりゃーって感じでしたが、ま、とにかく再び使えるようになったのは喜ばしいことです。とはいえ、すべての作業が終わったのは午後6時頃で、今日一日その付き添いで終わった感じがナキニシモアラズ(とほほ)。

 その後、閉店間際の生協に行ってノベルスとハードカバーの書籍を数冊買いました。森先生の新刊はまだ出ていないようです。週末頃でしょうか。食料も買って、夕食はインスタント焼そばのオタフクソースとおにぎりを食べました。ここで突然ですが、本日の「これ大丈夫なんか?!」のコーナ〜(初耳やな)。今日見つけた「これ大丈夫なんか?!」と言いたくなる商品は、このツナマヨネーズです! ほらラベルがなぜか手書きですよ。これ、大丈夫なんでしょうか(笑)。しかしこれは買わずにはおれません(男なら買ってやれだ)。裏を見て確認したところ、正体はシノブフーズおにぎりQみたいだったので、それを信じて買いました。まあ死ぬことはないでしょう。しかしなんで表のシールが別物(しかも手書き)になっているのかは謎のまま。レジに持って行ったときレジのあんちゃんも「何じゃこりゃ」とか呟いてました(笑)。

 さて夜になり、4月に名古屋城などを見学したときの那古野コネクションオフ会のレポートを手直しし、あとは黙々と読書など。今は「死都日本」を興味深く読んでいます。自分は地学に近い研究分野にいますけど、専門的なことが鼻に付いたり違和感を感じることもなく単純に楽しめています。著者の石黒耀氏は主人公同様火山オタクらしいですが、それも頷けるさすがの知識ですね(と判断できるほど自分も知っているわけではないですが)。知識に裏付けされた火山噴火描写が鳥肌ものです。


(7/9) 昨夜帰宅して寝たのが午前2時頃でしたが、寝始めに見た夢がちょっと怖かったです。学校のような廊下の長い建物にいるのですが、ときどき突き当たりの扉からビッグフットのような毛むくじゃらの巨人が見え隠れするのです。しかも親子。たまに建物の中に入ってきてこちらに近づいては途中で引き返し外へ出ていきます。その入ってきたときの恐怖感といたらありません。思わず「わー」と叫んでしまうほど。それを何度も何度も繰り返すんですから堪りません。慣れても良さそうなのに、ビッグフットらしき巨人が入ってくるたびに恐怖におののき「わーわー」叫ぶのです(笑)。さらに、もう一匹変なものも建物の中をうろついていて、それはなんというかお化け(自分の中でのイメージですが)の仮面を被った人間みたいなやつです(映画「スクリーム」に出てくるお面をもっと恐くしたような)。お化けにしろ人間にしろ、そんなやつと廊下の曲り角でばったり遭えば、そりゃびっくりします。だからますます叫ぶことに。下手ホラー映画みたいに叫んでました。

 現実のお化け屋敷ではそんな恐怖を感じたことはありませんが、今回の夢はチープながらも恐かったです。布団を被っていた足に汗をびっしょりかいて、夜中に一度目が覚めたのですが、夢の中で叫んだとき実際にも声が出ていましたね(苦笑)。叫びながら目覚めるなんて、映画かドラマの中だけだと思っていましたが、まさか自分が体験するとは・・。アホらしいと思いながらも、目の前にその巨人の顔があったら嫌だなと思って一瞬目を開けるのを躊躇したほどです。まあ、冷静に考えると夢の内容は全然怖くはないのですが、夢の中では自分を見失ってますからね。まさに無我夢中です。

 さて水曜日は午前9時半頃に起床。しばらくゴロゴロしてお昼前に大学へやってきました。天気は相変わらず、ぐずついています。昼食は理系カフェテリア。昨日直ったかに見えた放射化分析用のパソコンですが、今日4年生のH野君が測定しにいったら、途中でまたハードディスクを認識しなくなったらしいのです。ハードディスクは新しくしてもらったばかりなので、これはやはり本体のそれ以外の部分に問題があるのかもしれません。これでまたしてもいくつかのサンプルがパーになります。可哀想なH野君です。これはもう、パソコン丸ごと入れ替えてもらった方が確かですね。

 本日は生協には行かず終いでしたが、最近生協で買い物をすると(食堂で食事をしても)「七大戦トトカルチョ」なるものの投票用紙がもらえます。“七大”ってつまり旧帝大のことらしいですけど、毎年その七大学対抗で体育会系クラブの総合選手権大会が開かれているのです。で、このトトカルチョは各種目の優勝校と総合優勝を予想してマークを塗りつぶすマークシート方式の用紙になっています。こんなの作る資金があるんですね旧帝大には。私大も交えた地域ごとの大会ももちろんやっているのでしょうが、旧帝大だけで大会をやっているのを見ると、旧帝大出身じゃない者としては、馴れ合い試合の印象は拭えません。っていうか、そもそも冬のスポーツがこの大会の種目に入ってない時点で興味なしです。ま、そんなことしたら北大と九大の格差が広がるから、入ってないのかもしれませんが。というわけでトトカルチョ用紙は古紙回収袋行き。

 夜に久々にうちの講座にやってきた先輩T水氏を迎え、部屋の鍵を渡して理系カフェテリアで一緒に夕食を食べました。その後理系ショップでお菓子を少々購入し、夜はいつものように更し気味。


(7/10) 本日もお昼前まで寝ていて、お昼頃の通学でした。相変わらずじめじめしている木曜日です。午後は地球化学会年会の講演要旨の文章を書いていました。今年の学会は岡山県の倉敷市で9月に開かれます。実は去年スイスで開催された「ゴールドシュミット・カンファレンス」という地球化学の国際学会も同じ場所で開かれることとなっていて、そっちの方へは今回アルバイトとして参加する予定。日程は連続しているので出かけるのは一回です。

 午後6時頃、生協に行き森先生の新刊「ミニチュア庭園鉄道」と雑誌「子供の科学」を購入。その後、夜も学会発表の講演要旨の続きを書こうと思っていましたが、どうもキータイプが進まず気も乗らず、そうだ夕食を作ろうと思い立ち、午後9時過ぎには帰宅しました。

 そしてあららこめ買ってあった材料でシチューを作って食べて、う〜ん旨い。ぱくぱく食べてもう満腹。そのあと、だんだん敵が強くなってきて進行速度が鈍ってきた「MOTHER」を少し進めてから就寝。午前2時を回っていたでしょうか。


(7/11) 金曜日もお昼頃大学へ。午後3時半過ぎに4年生のH野君と一緒にアイソトープセンタの液体窒素を汲みにいきました。するとセンタには業者の人が来ていて先日ダメになってしまったもう一台のパソコンを診ていました。M先生も来ています。しかし様子を見る限りでは、復旧は難しそうな雰囲気です。その場に居ても仕方がない我々は、とりあえず液体窒素を放射線検出器の液体窒素容器に入れると、そそくさと帰ってきました。

 それからは先日読んで以来寝かせてあった「死都日本」を読みふけっていました。ずっと読んでいると今にも火山噴火が起こりそうな、いやもう起こってしまってそのうち火山灰が自分の居る場所に降ってくるんじゃないかという錯覚に陥ります(大袈裟に言ってみました)。想像を絶する規模の災害が描かれていますが、リアリティはしっかりとあって、緊迫感もあるので、どんどん読み進めてしまいますね。映画化するとすごい映像が見られそうです。どこか作ってくれないでしょうか。火山災害映画では「ダンテズピーク」なんてのがありましたけど、もし映画化されたらあの規模とは比べ物にならないものになるでしょう。

 夕方、生協に行ってみると、今日は森先生の初の詩集「MATEKI」が平積みされていたので当然ゲット(わーい)。今週は本ばっかり買ってるような気がしますけど、実はいつも本ばかり買ってます(笑)。出版業界にとってはありがたいお客さんでしょう(自分で言うか)。そろそろ自制しようとは思っているんですけどねぇ。毎月何かしら発行されてる森先生の本は無条件で購入しちゃうし、その影響を受けてついつい他の本まで手が伸びてしまうので、切れ目なく本を買ってる状況です。もうどうにも止まりません。行き着くところまで行くしかないのでしょうか(どこだろう・・)。

 夜になって外では一時強い雨が降っていましたが、その音を聞きながら部屋の中で「死都日本」をぶっとおしで読み続けいた(物語内でもちょうど雨だった)ので、妙な臨場感がありました。やがてそのまま朝を迎えてしまいましたが、読み終わることはできずにあと数章を残して淡く光る空のもと帰宅となりました。


(7/12) 土曜日は朝帰りして就寝し、起きたのはお昼前。ラジオからは「ラジオで行こう」が流れていました。外を見ると今日は雨が降っていません。晴れるまではいかないまでも薄曇りといった感じ。というわけで洗濯をして外に干しました。なんだかんだやって午後2時過ぎに大学へ。

 そしてさっそく今日も「死都日本」の続きを読み始めました。途中休憩がてらにセブンイレブンまで夕食を買いに行ったのですが、目当ての「サルのおせっかい」は品切れなのか置いてなく、しかたなしに他のカップヌードルとおにぎりとパンと飴を買って帰ってきました。サロンでラーメンとおにぎりを食べてから、部屋に戻り、ようやく「死都日本」を読み終えたのでした。

 いやあしかし、凄いなあこれは。というのが第一印象です。メフィスト賞を受賞しながらも、ハードカバーで出版された理由が解ったような気がします。やっぱりノベルズなんかよりも依然としてハードカバーの方が一般的には注目されやすいんでしょうね(本屋でも目立つところに置かれるだろうし)。内容が他人事ではない内容なだけに、広く知れ渡らせる効果も狙ったのでしょう。火山学者にしてみれば特に不思議でもないことが書かれているだけなんでしょうが、逆に不思議でないだけにそれに伴う尋常ならざる被害などもリアルにありありと想像できるでしょうし、たしかにこりゃ話題になるなと思いました。いくらフィクションとはいえ、同じようなことが近い将来現実の日本に起こらないとも限りませんからね。

 大規模な火山噴火の間隔は、我々人間のスケールからしたら永遠にも思える時間なのであまり意識しないで生活していますが、火山列島日本では昔から繰り返されてきた自然現象ですし、今後もそんな噴火が起こらない方が不思議です。ひとたび起これば、たかだか数千年で出来上がった文明なんて一夜にして崩壊してしまうでしょう。地球全体の気候まで変えてしまうんですから、その影響力は人類にとって驚異です。しかし、いつ起こるとも判らない災害の対策にお金をかけようにも、目先の利益を追い掛ける国民には理解が得られそうにありません。生活スタイルだって簡単には替えられないでしょうしね。一度痛い目に遭わなければ解らないのは、人類の性なんでしょうか。しかしたとえ痛い目に遭っても、何万年も正確に語り継ぐのは難しいでしょうね。増え過ぎた人類、もう一度リセットしちゃうって手もありますが。なんか今日はネガティブやな(笑)。
(7/13) 昨夜は午前1時頃には寝て、日曜日の本日は6時半の起床。8時半の少し前に大学へ来て、8時半にT辺氏とともに研究室のある建物の玄関前へ。そこにはすでにY本先生のクルマが停まっており、さっそくそれに乗り込みました。今日は子供たちとプールで泳ぐ日なのです。冬のスキーのときと同様、Y本先生経由で頼まれたボランティア活動みたいなものです。天気は曇り。普通に過ごすには暑くもなく寒くもなくといったところ。ですが水に入るとちょっと寒そうな気温かも。おまけに左手の肘と右手の手首が何故か痛い。まあいつも痛いのですが、なんだか今日に限って最高潮の痛みというか硬直具合なのです(間が悪い)。こんな状態で子供たちが泳ぐのをサポートすることができるのでしょうか・・。そんな不安を胸に、我々を乗せたクルマは出発したのでした。

 2時間弱ほど走り、到着したのは岐阜のとある大学の屋外プール。そこの先生が主催してる活動なのです。子供たちもその親御さんたちも大勢すでに集まっています。クルマを降りてすぐロッカルームで着替え、さっそくプールサイドへ。先生たちと挨拶を交わし、まもなく全員集合して組み合わせの発表となりました。ここで担当する子供を確認し、ペアになってよろしくの挨拶。それから注意事項の説明があり、みんなで準備体操をして、いよいよプールの中へ。大まかに、泳げる組とそんなに泳げない組に別れての活動となりましたが、自分の担当した子は結構泳げました。というか元気に泳ぎ過ぎるくらいでサポートするこちらがたじたじでした(笑)。しかもだんだん躰が冷えてきて全身に震えが出る始末(ぶるぶる)。20分おきに休憩を挟みつつではありましたが、約2時間の水泳が終わる頃には、子供のことよりも自分の躰の方が心配になっていたほどです。昔から水には弱いのです(晴れてりゃいいんですが)。「気温と水温を合わせて50度なら大丈夫」とか先生は言ってたんですけど、おそらくその基準が適応できるのは健康な人に対してだけだと思われます。T辺氏も唇が青くなってましたし、我々には少々辛い条件だったようです(苦笑)。でもまあ、それなりに楽しかったです。良い経験にはなりました。

 プールからの帰りも再びY本先生のクルマに乗せてもらい、途中のファミレスで昼食を食べてからの帰路となりました。プールで泳いで(実際にはそんなに泳いでないけど)ご飯を食べれば、眠くなるのは当然、車内では案の定みんな力尽きて眠ってしまいました(運転手以外は)。気づけば大学そばのインターチェンジ。大学で降ろしてもらい、Y本先生家族とは別れを告げて、研究室に戻って独り読書などをしばらくしてました。夕食は食べたのか食べてないのか記憶が定かではありません。夜になって強い雨が降り出し、傘をさしながら自転車でよろよろと帰宅。あ、傘をさしながら自転車に乗るの久しぶりかも(良い子のみんなは真似をしないように!)。


(7/14) 6時過ぎに一度目が覚めたものの、昨日の疲労からかすぐに二度寝して起き上がれなかった月曜日。そんなふうな疲れ具合だったので少々大学へ出てくるのが遅くなるのも大目にみてもらおうかと思いましたが、実際はいつもと変わらない時刻だったので特に言い訳も必要無し(ようするにいつも遅いっちゅうことです)。結局お昼頃に大学へ出てきました。昨夜降っていた雨はすっかり上がり、しかし天気は曇り空。

 夕方頃生協へ行って、雑誌の立ち読みをしてお菓子を調達。本当は音楽CD目当てだったのですが、立ち読みしてる間にそのコーナが閉まってしまって買いそびれました。夜は西尾維新氏の「ヒトクイマジカル」をついつい読みふけってしまって午前3時に。それから急いで帰宅して、今朝がた洗濯機に放り込んで洗いっぱだった洗濯物を、室内にある除湿器の真上に干し、すぐに就寝。しかし明日はコロキウム。こんな調子で早起きができるのでしょうか。って、毎回同じようなこと言ってる気がするなあ。成長が見られないというか、進歩がないというか(同じか)。ひょっとして、こういう危機迫った緊迫ムードを楽しんでいる自分がいるんじゃないかとさえ疑いたくなります。不可抗力なしで自分の選択のみの結果、今のこの状況があるとするならば、それはやっぱりどこかで望んだ結果に違いないわけですし。とまあ、そんなことをつらつら考えて睡眠時間を削っているのもまた、望んだ結果というわけであり、それをまたこうしていちいち文字にして書き記しておくという行為自体も自らが選んだ選択肢。不毛な考察は尽きません。


(7/15) さて、キュピーンと明けた火曜日(<なんだその効果音)。コロキウムがあるということを忘れずに意識していたのか、午前7時前にはちゃんと起床できました。天気は昨日と変わらず曇天。珍しく朝に余裕があったので、コーヒーを飲みながら読書をしてみました。で、「ヒトクイマジカル」読了です。どんどん積んどくになる本が増える中、森先生の作品並みに毎回しっかりと読みこなしてしまう辺り、西尾氏の作品にはまっているんだと思います。なんだかんだいって、キャラ萌え体質なのかもしれません。いやしかし、そうはいってもやっぱり文章のリズムとか言い回しとか、基本的なところが合わなければここまで一気に読むことはないだろうし、つまりそういうことなんだと思います(どういうことだ)。読み終わってからも少し一服して、9時頃に大学へ。

 9時半からは毎度のコロキウムで、本日は4年生のD庭さん一人の発表でした。前回よりも発表は上手くなっていましたね。あと、体調を崩してしばらく実家に帰って姿を見せていなかった4年生のT代さんですが、どうやら本日復活したようです。良かったですね(にっこり)。1年間で卒論を仕上げるというのは、プレッシャになる人にとっては体調にも影響を及ぼすほど厳しいものがあると思います(分野にもよるでしょうが)。自分の場合を振り返ってみてどうだったかというと、うーん、あまりプレッシャには感じてなかった記憶です。ま、その分担当教官には迷惑をかけたかもですが(苦笑)。頭上がらないなあ。

 さて、コロキウムは珍しく早めに終わり、午前中は中途半端な時間を過ごしました。学会発表の要旨を推敲するのがせいぜい。その後の昼食はいつものように理系カフェテリア。ちょっとタイミングが悪く混雑時に入ってしまったので5人が同じテーブルに着くことはできませんでしたが、別れて座った途端、一斉に席が空きだしたのは世に言うマーフィの法則でしょうか(古いな)。

 午後は再び学会発表の要旨の推敲を繰り返しました。3時半頃から我が講座の所属する地球惑星教室の見学に来たという女の子に学生数名がサロンでいろいろと話をし、自分もそれに加わっていましたが、途中で抜けて発表要旨を締め切り時間ギリギリにウェブ上から投稿。しかしこれ、学会の事務局が今年はうちなので、結局はM先生あたりに届くだけだったりします(だから少々の融通は利くかも)。そうこうしているうちに5時を回ってしまい、森先生の研究室へ参上するのが少し遅れてしまいました。そう、本日所用で参上することになっていたのです!(ルンルン)

 とりあえず急いで森先生のお部屋へ伺い、ブツをお預かりしました。毎度のことながら面と向かうだけで緊張します。本来ブツだけを受け取る予定だったのですが、おまけにお土産までいただいてしまいました(わーい)。といっても、文字通りのお菓子っぽいお土産で、先生も先ほどお客さんからもらったばかりのものだとか(つまり横流し?)。そんなのいただいていいんですか! と思っていたら、明日から研究室の方々が出かけられるとかで、「それでしたら、いただきます」なんて言いながら喜んで受け取りました(笑)。そしてすみやかに先生の部屋を退出。

 いただいたお土産の賞味期限を見たら9月になっていましたけど、いただき物を一人占めするのもなんだしってことで、うちの研究室に戻ってまだサロンで話していた見学者の女の子と学生たちのお茶請けとして提供しました。さっそく開けてみると「松坂牛パイ」でした。よりによって肉菓子だったかー(笑)。でもせっかくの森先生からのいただき物なので、自分でもひとつ食べてみました(にっこり)。細かい肉片が混じっているパイで、普通なら手をつけないお菓子ですが、森先生のためなら信念だって簡単に曲げる人間ですからね(うはは)。で、お味の方はというと、肉っぽいと言えば肉っぽいですが、松坂牛である意味が見出せない微妙な味でした(不味くはない)。明らかにうなぎパイの亜種ですが、オリジナルは越えてないと思います。

 夕食はA原夫妻とM1のW木君とで理系カフェテリアへ。そこでコロキウムの話題を少し。その後、夜は買った日に5分の3ぐらい読んでいた森先生の詩集「MATEKI」を一応の読了。っていうか詩集なので読了という表現は正しくなかもしれません。とりあえず一通り、写真を見て、詩を読んで、想像はするけど解釈は避けて、字面を確かめて、また読んで、そのまま受け入れて、そして溜息をつくという流れ。一言で言うならば、「解らないなあ」ですが、まあ、詩ですからね。こういうものでしょう。解ろうとしちゃいけません。かなり短い詩もあって、どんどんページをめくってしまいましたが、これはまた何度でも読み返すことになるでしょう(にこにこ)。


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