Go Home日々これ勉強
日々これ勉強(2003年5月の後半)

目次に戻る
5月をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ(の後半)

(5/16) 5月も後半です。金曜日は夜から講座の新歓コンパでした。場所は本山「ロッパ」。いつものところです(このあたりの居酒屋ならどこに行っても大抵いつものところなんですが)。2階席に上がってみんな集まったところでT中先生が乾杯の音頭。呑めや喰えや新人の自己紹介などがあり、終盤に差し掛かった頃にはこんな感じになって、2時間ほどでお開きに。

 その後有志数人が参加した二次会からは、場所を「とりとり亭」に移してさらに呑んでいたわけですが、今夜はY本先生のちょっとしたお説教祭りでした。おっしゃることはごもっともなんですが、飲むとお説教モードになるのが悪い癖なんですよねぇ。根っからの教育者タイプというか。泣き上戸ぐらい許してあげればいいのに。「人前で泣いたらあかん」なんて、自分に戒めることはあっても人に言われたくはないよねぇ。自分の親でもあるまいし。おそらく教育者として(あるいは親心から)の親切心からなんでしょうけど、傍から見ているとそうまでして性根を直そうとしなくてもいいやん、と思ってしまうわけで。そんなに卑怯な生き方してるわけでもないんだし、しらふで泣いてるわけでもないしね。本人だって、何か込み上げるものがあったから泣いてるだけだろうに・・。そんなときに心理分析されて諭されても、すぐに直せるものじゃないと思うんですけどね。どうでしょうか。

 泣くのは良くないって風潮はあんまり好きじゃないです(そんな風潮があるかどうか判りませんが)。どんどん泣けばいいじゃん。もし甘えから泣いているんだとしたら、どうぞどうぞ甘えてくださいってなもんですよ。女の子限定だけどね(にっこり)。その場の同情を買うのも女の生きる術のひとつではありましょう。もちろん女性がそういう術を取らざるをえない状況を作っているのは男社会の弊害かもしれませんが、お酒の席で泣くくらいは自由でしょう。それが許せない人もいるでしょうけど、大声で騒いでる人たちよりは泣いてる人の方が可愛げがあります。いずれにしても、そういうふうに生きろともそういうふうに生きるなとも押しつけることはナンセンスです。人の生き方にまで口出ししたくはないなあ。それがたとえ自分の子供でもね。自分だって正しい人生を歩んでるのか死ぬまで確信が持てないんだし(死んでも持てないけど)、何をもって正しい人生とするのかも非常に曖昧です。そんな自分が、一体どうやって人生を説けるというのでしょうか。説教したい人はお坊さんにでもなりましょう。な〜む〜。


(5/17) 夕方まで寝ていた土曜日。昨夜は二次会のあとも大学に戻ってきて紅茶を飲みながら酔いを覚まし、結局寝たのが朝方だったから仕方ないっちゃ仕方ないのですが、起きたらすでに午後6時でした。休日も半分消えたので、遊びに出かけることもできず。

 しかしそれから大学へ出てきて、夜遅くから工作活動をしてました。ってスパイとかそういうのじゃなくて純粋な工作です。先日材料を買ってきて以来ちびちびと作り続けていた捩れ屋敷の模型(でかいバージョン)を一気に完成近くまで作り上げました。小説の中に出てくるものよりもかなりデフォルメされていて、フレーム構造のみですが、出来上がったのはこんなやつ(内側に以前作った小さいバージョンも)。厚みのあるメビウスの輪ですね。直径が40センチくらいあります。バルサ材を切って木ネジで穴を開け、そこに2本のアルミの針金を通していったのですが、針金通しが難しく全部で5時間くらいかかったでしょうか。しかも真夜中にです(笑)。体調の悪さも何もかも忘れてただ手を動かすのみでした。こういうのには打ち込めて没頭できるのに、論文は一向に書けないんですよね(苦笑)。

 この模型は今度の森ぱふぇオフ会で展示用にしようという魂胆で作り始めたものです。見せるために大きく作ったのですが、ちょっと大き過ぎたかもしれません。アルミが変形しやすいので持ち運びに苦労しそうです。


(5/18) 昨夜は上記のように模型を作っていたので夜更しをして、帰宅したのは夜明け頃でした。日曜日の本日はそのまま寝ないつもりで朝はゲームなどをして遊んでいたのですが、9時ぐらいからやっぱり寝てしまって、目覚めたら午後5時でした。どうも休日になると寝てばかりのような気がします。平日の無理がしわ寄せで来ているのでしょうか(それほど無理もしてませんが)。どうせなら幸せが来てほしいものです。とありきたりの駄洒落でお茶を濁しつつ、あとはサメ君たちに頑張ってもらいましょう。どうぞ〜。

ハイ、ハ〜ウィ。きょうモ、ヤテキマシータ、サインシータデス。
いきなり何!? っていうかあんた誰やねん!
アラアラ、これハ、アンコウはん。マタマタごりっぷくデースカ?
その似非外国人みたいなしゃべり方でずっといく気か?
オー、メガこわイネェ〜。かおウンコヤネェ〜。
またそれかよ! ええ加減顔から離れてくれ。
オマエガわてカラ、はなレタラええヤン。ミエナイとこマデ、いケバええヤン?
もうええわ!行けばええんやろ行けば。せいぜい馬糞ウニの野郎と仲良うやってろ。ふんっ。
ハイ、バッハハ〜イ。
もう良いですか?
お、来たな、馬糞ウニ君。今済んだとこや、こっちこっち。
お邪魔します。
あいつが居ったらいちいち五月蝿いからな。こういうときは追っ払っとくのが一番や。
悪いことをしました。
なーに、気にすることあらへんあらへん。君はもう立派な相方や。
光栄です。
うむ。ところで、君、得意分野は何や?
政治・経済を少々。
おー、そーか。政治・経済か。ふーん、なるほどねぇ。政治・経済ねぇ。
駄目ですか?
いやいや、そんなことない、何言うとんねん。全然問題あるかいな。えーとそやな・・、ほらアレ、イクラ戦争? 
イラク戦争ですね。
そう、それそれ、イラク戦争。たしか、名目はトロリスト相手の戦争やなかったか?
トロリストって、単なるトロ好きかよ! まったく、くだらんボケかましよってからに。
アンコウさんこんにちは。
馬糞ウニ君、こんなやつの駄洒落に真面目に乗ることないで。
オ〜、カコノヒト、くちだシよクナーイ。
その口調やめい。っていうか、過去の人て言うな!
アンコウさんは魚ですね。
そういう意味やなくて!


(5/19) 月曜日は3時間睡眠で午前7時起き。夜型であり朝型でもあるこういう生活が、無理してるってことかもしれません。今週末もしわ寄せが来そうです。

 9時過ぎに大学へ出てきて実験。理系カフェテリアで昼食を食べたあとも、引き続き実験をやっていました。夕方頃、M1のA川君のノートパソコンとプロジェクタとの接続が上手くいかないというので、その問題に首をつっこんだりもしましたが、結局はウィンドウズ使いのH君やY田さんのアドバイスで問題は解決。ウィンドウズのノートは、ファンクションキーにあららこめ画面モードの切り替えが割り振られているんですね。それを押したら一発でした。

 夕食も理カフェで摂り、その後の夜も実験を進めながら日記を書いたりしてました。ちょうど2月の那古野コネクションオフ会のあたりです。3ヶ月も前の話ですが、ちょっと前まで6ヶ月前の日記を書いていたと思えば、ずいぶん追いついたと言えるでしょう。5月中にはなんとかリアルタイムに追いつきたいところです(<結局これも叶わぬ夢だったわけですが【2003年8月22日現在】)。講演会とかオフ会とかいろいろあって、それに向けてだんだんと立て込んできています(楽しいですが)。


(5/20) コロキウムのある火曜日も早起きで、8時過ぎには大学へ出てきました。たまたま同じ時間に来たらしいM2のY田さんが自分の部屋の鍵を忘れたとかで、他に誰も講座の人が来ていなかったのでこちらの部屋にある鍵を使ってその部屋の鍵を開けることになりました。最近早起きだったとはいえ、歩く重役出勤みたいな男がこんな早い時間に来ていて良かったねえ(にっこり)。

 コロキウムの時間までの間に、実験室に昨日のうちにセットされていた塩酸蒸留装置のスイッチを入れ、実験を少し進めました。そして9時半からはコロキウム。本日の発表は4年生のT代さんとK辺先生です。T代さんは、まあ最初なのでこんなものかなという内容でしたが、K辺先生の方はなんと前回のコロキウム(前回のK辺先生の発表当番だったとき、という意味)の続きのお話でした。量子化学の分野に結構つっこんだ議論をされているので、基礎知識が無いこちらとしては、話について行くこともままなりません(苦笑)。しかも長い。こんな発表スタイルでいいのでしょうか。講義じゃないんですから、もう少し考えてほしいところ。最先端の研究を垣間見られるのはスリリングな体験ではありますが、講座に配属されたばかりの4年生もいるんだから、もうちょっと分かりやすい発表を心掛けてほしいなと思ったのでありました。ま、そんな期待をしても先生のこのスタイルは直りそうに思えませんけど。

 昼食は理系カフェテリアで済ませ、午後も実験を進めつつ、待ち時間には生協へ行って食料とか接着剤とかティッシュを調達してきました。夕食も理カフェで食べて、夜も引き続き実験。その後、深夜になってから捩れ屋敷を完成させるべく工作活動です。接着剤を部屋の仕切りになっているバルサ板の穴を埋める形で付けて、そこに通っている針金と板を接着。これを12時、3時、6時、9時の方向の4枚分だけ行ないました。夜も更けてきたところで終了し、残りは後日ということに。ついつい一気にやりたくなりますが、夜ごと少しずつ進めて、楽しみを引き延ばすのも悪くないでしょう。


(5/21) 2日間早起きが続くと、3日目にダウンするのか、水曜日は昨日の夜更しもあって二度寝をした結果、午後2時起きでした。なんというか、2歩進んで1歩下がるみたいな感じ? 乱れてるなあ・・。

 そんなわけで、午後3時に大学へ出てきて、今日もひたすら実験です。6時頃には夕食を理系カフェテリアに食べにいき、そのあとの夜も実験は続き、日付が変わってからもしばらく頑張っていました。出てくる時間が遅くなると、帰る時間も遅くなって、寝坊しても12時間以上大学に居る傾向は変わらないようです。とはいえ、深夜は昨日に引き続き工作活動に勤しんでいたわけですが(笑)。

 今日も捩れ屋敷模型のバルサの板を4枚ほど接着し、針金の歪みも矯正して綺麗なカーブを描くようにしました。やり出すといろんなところが気になります。完成形に近づけば近づくほど、どんどん手をかける時間が長くなるような、そんな気がしますね。これは工作に一般的な傾向でしょうか。なんにせよ、深夜の密かな工作を、毎日ちびちび進めるのは楽しいものです(にこにこ)。悲しむべきは、こういう作業をクーラが無くて暑い家ではできないということでしょうか。


(5/22) 昨夜は4時頃に寝たつもりでしたが、午前6時には早くも目が覚めてしまって、ズバッと起きました。当然ながらほとんど寝れていません。本日は木曜日ですが、資源回収の水曜日と勘違いしていたため、紙製容器包装をゴミステーションに出してしまいました。出しに行って他に袋が全然置かれていないのを見て、曜日を間違っていることに気づきましたが、持って帰るのも面倒なのでそのままにして立ち去りました。ゴミの神様ごめんなさい。まあ、なま物が入っているわけではないので、カラスにつつかれる心配もないでしょうし、来週になれば回収されるでしょう。

 8時半に大学へ来て朝から実験です。イオン交換樹脂による元素のカラム分離などに精を出しました。それから10時過ぎにM1のW木君とともにアイソトープセンタの液体窒素汲みをし、終わってみれば11時。やっぱりこの作業は1時間ぐらいかかりますね。前にも言いましたが本来はセンタの人の仕事なのです。まあ、いろいろ事情があってこの妥協案に甘んじているわけですが、1時間何もしない時間があるというのは勿体ない話です(無駄に1時間ぼうっと過ごすよりは多少ましでしょうけど)。

 昼食はいつもより少し遅めの午後1時頃に理系カフェテリアにて食べて、午後も実験を進めました。待ち時間の間、那古野コネクションのレポートを書いていました。しかし昼間は眠い眠い。明らかに昨夜の寝不足が原因です。というか、現在の生活リズムは昼夜逆転体質なところを無理矢理早起きしているようなものなので、昼間は徹夜感覚なんですよね。それで目が開けていられないくらい眠くなるわけです。数分とか10数分間、意識が途切れ途切れになる時間帯を乗り切る必要がありました。そんな戦いの後、実験をさらに続けて日が沈む頃には、なんとか起きていられるようになりました。

 夜は杁中三洋堂書店に行って、「小説すばる」古処誠二氏の「少年たちの密室」を購入。前者は森先生の連載エッセィ目当て。後者は読みたいと思っていたもののどこにも置いてなくてなかなか買えなかったので、いずれ読むなら買えるときに買っておこうということで購入。その帰りにコンビニに寄って帰宅しました。夕食は家でカップヌードルの「しお」とチョコチップ入りメロンパン。飲み物にリプトンの紅茶。この紅茶、三角錐型(いわゆる正四面体)をしたニュータイプのティーバッグなんですが、商品の箱には“ピラミッド型”と書かれているのが気になります。ピラミッドは四角錐でしょうに。この形のおかげでたしかにお茶の成分が早く抽出される効果はあると思いますが、ピラミッド型と呼ぶのはいただけません。これをピラミッド型と呼ぶのは、鶏の卵を指してボール型と呼ぶようなものです。紅茶好きは騙せても、数学者が黙っちゃいないでしょう。

 今日は久々に「エターナルダークネス」で遊んでから寝ました。3周目もようやく後半です。いつでもセーブできる仕様が嬉しいですね。まだクリアしていない「バイオハザード」は、やりたくてもまとまった時間がないとできないのです。たしかハンターが出てくるあたりで止まっているはず。まだディスク1枚目だし・・(遠い目)。


(5/23) 金曜日の本日はちょっと寝坊の午前9時起き。10時半頃大学へ出てきて、さっそく実験の続きを行なっていました。昼食はT中氏と二人で理系カフェテリア。朝食を食べてから間もなかったので少なめでした。天津焼きを小ライスに乗せて、セルフサービス天津飯としていただきました。ご飯に乗せるのがわりと好き。フライとかはあまり乗せないけどね。

 午後もずっと実験で、生協へ行ってお菓子を買ってきたのが唯一の息抜きだったぐらいです。夕方は同位体分析用のサンプル入れ替えをM先生とW木君の3人で行ない、そのあとも実験で忙しくしていたら、夕食も食べ損ねてしまいました(食べに行く人がいなかったという可能性もありですが)。夜も実験で12時まで余裕無し。もう少しすれば楽になると思いますが、論文を書かなくちゃいけないので、どうなることやらです。座りっぱで痔がぶり返さないように気を付けようっと。

 帰宅してから軽く夕食。コンビニで買ってきたマルタイラーメンのインスタントヤキソバ(どっちやねんって感じですが、ラーメンブランドの焼そばシリーズが期間限定でローソンだけで売られているのです)。スープも付いていてこれに麺を入れてたべるとそのままマルタイラーメンの食感という代物でした。まあまあ美味しかったです。明日は入れ替えをしたサンプルの測定があるので早起きの予定。そのために夕食後早く寝ようと思ったのですが、つい点けてしまったテレビで「朝まで生テレビ」が始まっていて、そこに小林よしのり氏が出ているとあっては、ついつい最後まで観ちゃうって(笑)。北朝鮮問題を中心に据えた、アメリカに対して日本はどう付き合っていくべきか、みたいな議論が繰り広げられていましたが、まあいつものようにそう簡単に結論は出ず。女性の出演者(誰だったか忘れた)は宣伝ばかりしていて面白くなかったですが、全体としては面白かったなという印象。さすがよしりん。こういう熱い議論を政治家同士でもやり合ってほしいものです(議論すれば良いってものでもないですが)。


(5/24) というわけで午前4時頃まで起きていましたが、無理矢理2時間くらい寝て、起きたのが7時過ぎ(計算が合わないのは布団に入ってから寝入るまでの時間のせい)。スパゲティをご飯のお供のこんぶで食べて、しばらくの間トイレで奮闘(<一瞬、糞闘という文字が浮かぶも下品なので却下<と書いたら結局一緒)、そのあとシャワーを浴びて洗濯物を干し、9時過ぎに大学へ。

 薄曇りの土曜日は、実験室の中でずっと測定。昨夜のうちに終わっているはずの測定プログラムが終わってなくて予定が狂いましたけど、自分のサンプルが測定に絶えられるほどの量のSrが無かったため1回あたりの測定時間が短くなり、結果的には予定よりも多くのサンプルを測定することができました(使える使えないは別として)。昼食を食べる暇はなく、短い待ち時間の間にそばぼうろを食べて小腹を満す程度。

 夜はコンビニへ行って食料を調達。何年かぶりにチキンラーメンを食べました。うーん、昔と変わらぬ味。ふと食べたくなる味ですが、まあひと袋で充分な味ですね。それからお寿司の助六も食べ、コーヒーを飲んで眠気を抑えながら測定を続けました。明日もひとつだけサンプルの測定があるため早起きの予定。日曜日だというのにゆっくり寝坊ができないのは辛いところですが、午後から買い物にいければラッキィです。新しいズボンも欲しいし、帽子も欲しいし、名刺を入れるクリアファイルも欲しい。クリアファイルは本日生協で探したのですが目当てのタイプが無かったんですよねぇ。

 ただいま6月の森ぱふぇオフ会が近くなってきて、いろいろ準備を平行して進めています。森先生の講演会のこともあって混乱しそうになりますが、これぐらいで混乱していてはいけません。森先生は、きっともっともっと忙しいぞう〜。


(5/25) 日曜日は昨日言ったように早起きで、午前中から午後3時にかけてはサンプルの測定をし、午後から地下鉄に乗ってへ出かけました。駅までは自転車でなく歩き。なぜ徒歩と地下鉄で行ったかと言えば、N大学から栄のマナハウスまでの所要時間を測るためです。そのマナハウスが6月のオフ会の会場だったのです(2003年8月現在にこれは書いてます、念のため)。というわけで、栄に着いたら公式の案内通りにまずはマナハウスまで向かいました。途中写真も撮りながら歩道を進んで建物の正面まで来たところで時間を確認。N大学前から約35分でした。余裕をみて参加者に案内するなら40分ぐらいでしょうか。その後店内に入り軽く本を眺めましたが、これといったものはなくてすぐに店外へ。それから向かったのはロフト。そこで名刺ファイルと名刺用紙を買って、バラエティグッズ売場で久しぶりに見つけたチョコQは、コンビニで全然姿を見なくなってすっかり集める気力を失っていましたが(笑)2つだけ買いました。

 三越に移動して今度はカールヘルムのお店へ。今日はズボンを買う気満々で、店内に入ってお店の人と顔を合わせるや否や「ズボンを買いに来ました」と告げてみました。すると、お店の人は「あ、パンツですね」と言い返されました。そう普通に返されると「ズボン」と言った自分が恥ずかしくなってきますが(苦笑)、いやいや「ズボン」でも間違いではないだろう、「パンツ」はやっぱり違和感あるよと思いつつ、ズボンの置いてあるコーナへ。お尻部分が薄くなりにくいジーンズ系のが欲しかったのでそれを2種類ほど試着させてもらいました。自慢じゃないですが腰回りが細いせいでサイズはいずれもSがぴったりでした。筋トレをしていた昔は、ジーンズは太ももが通らなくて苦労したもんですが、細くなったものです。結局2本とも購入することにしたのですが、1本は在庫が無かったため他店鋪からの取り寄せになり、どちらも裾上げを頼んだので受け取りは後日ということになりました。さらに希望通り帽子も購入。今持ってる帽子のゴムが早くもゆるゆるになってしまっていたからです。帽子はTシャツより消耗品かも。

 そんなこんなで結構な代金を払うことになったのですが、三越カードは持っていないと言ったのに、持っていると思われたらしく最初に提示された値段は割引きされた金額でした。おかしいなと思いつつお金だけを出してみると、そこでようやく三越カードを持っていないことが伝わって、計算し直されて今度は当然割引き無しの値段に。しかしそこで今度は「三越カードを作りませんか?」と来たもんだ。ひょっとして最初に安い値段を見せたのはお得感を煽るための演出だったのか? と疑いつつも、そんなこと言われたらちょっとぐらつきます(笑)。店員さんの言う通り、こう何回も買い物するようであればカードを作った方が確かに安く済むかもしれません。ただ、今まで作らなかったのは、三越カードにはクレジットカードタイプしかなかったからです。現在クレジットカードはひとつ持っていて、2枚も持ちたくはなかったですし・・。で、今回も断るつもりだったのですが、なんだかんだ上手いこと乗せられてしまって結局三越カードを作ることになりました(えへへ)。しかし、こちらが学生であるということが知られていなかったらしく、最初に渡された申込用紙は働く人用だったようで、ほぼ書き終わって会社名を書く段になって「学生なんですけど・・」と言ってみたら、「だったら用紙が違います。すみません」ってことになって、もう一度書き直すことに(苦笑)。なんかえらい手間がかかってます。ああ、やっぱりやめておけば良かったなあと一瞬思いましたが、乗りかかった船を降りる勇気はありませんでした。学生カードなら年会費も無いみたいですし、就職してから2年間も無料らしいし、損はないかと判断して申し込んだしだいです。せいぜい三越で買い物をしましょう(乗せられてる?)。

 ズボンは後日受け取りなので今日は帽子だけを持って帰りました。帰りも地下鉄で帰ってきて、本山のマツザカヤストアで食材を買ってから大学へ。実験とかいろいろあって夜中に帰宅。それからご飯を炊いてカレーを作りました。いつもの料理です。料理と言えばカレー。1時間ほどでハイ出来上がり。さあ召し上がれ、で食べるのは自分だけ。いただきます。お代わり。お代わり。お代わり。ごちそうさま。そして就寝。


(5/26) 月曜日は気になったことがあったので、あまり眠れなくて早起きでした。8時半には大学へ。同じ部屋のM村先生はすでにいらっしゃってます。早いです。しかしそれは関係なくて、昨夜から懸念していたのは実験室の鍵を締めて帰らなかったことです。まだ誰か残っているのだろうと思って、昨夜は帰ってしまったのですが、今朝確認してみたら案の定昨夜のまま鍵が開いているじゃないですか。来てたのがM村先生だけで良かったです。他の人には気づかれていないはず。実際には開けっぱだったのだとしても、早く来ておけば朝に鍵を開けたと思われるだけですからね(笑)。せこい考えです。つまり、今日は責められないようにするための早起きだったわけですね(なんともはや)。

 午前中は、あまり良い測定結果じゃなかったサンプルをもう一度測り直すために準備する作業をし、昼食は食べずに午後は実験器具の洗い物。夕方頃雨がぱらつく中、生協に行って書籍と食料を買ってきました。購入した本は「マッキントッシュその赤裸々な真実」です。立ち読みしてみたら面白くて思わず買っていまいました。これほどまでにマッキントユーザであることの誇りと自信を感じさせてくれる本は他にないでしょう。内容は過激ですが言い回しが面白く、読んでると自然と顔がにやけてくるのです。ウィンドウズがいかにダメなOSで、マッキントがいかにメディアやウィンドウズユーザに事実では無いねじ曲った悪評を立てられているかが判ります(言い過ぎの部分は多々ありますが)。この本を読んでふと思ったのは、パソコン業界でのアップルの立場は、現在のゲーム業界における任天堂の立場に重なる部分が多いなあということ。両方とも一流のハードメーカであると同時に一流のソフトメーカでもあるし、業界の先駆者たろうという姿勢も共通しているような気がします。シェアが低くなってもちゃんと利益を出して潰れないでいるというのも興味深いところです(アップルの方が状況は厳しそうに見えますが)。本の中でマッキントは高級車にたとえられていますが、まさにその通りだと思いますね。値段が少々高くてもそれだけの体験をさせてくれるパソコンがマッキントでしょう。良くできたチャットソフトのiChatがあっても、仲間がいなくて使えないのは寂しいですが(苦笑)。

 夜はサンプルの入れ替え作業をしましたが、以前悪くなったフィラメントサプライ(サンプルを塗ったフィラメントに電流を供給する部分)がまた壊れてしまい、予備のものを使うことに。その交換作業を終えてからようやくサンプルの入れ替えに取りかかり、日付が変わる頃に帰宅。今夜もカレーライスを食べて就寝。


(5/27) 火曜日の本日は測り直しのサンプルを測るデーですが、午前中はコロキウムで潰れるデーです。午前8時前に起きて、9時前に大学へ来てとりあえずスタンダードサンプルを自動で測定させてから、コロキウムに出席。今日の発表者は4年生のD庭さんとD3のT中氏でした。どちらも平たく言えば「海水と石灰岩と希土類元素の関係」に関する内容でした。D庭さんは論文紹介で、T中氏は自分の研究発表。普通に滞り無く終了。イッツ・クール!(勢いで言ってみた)。昼食は食べずに(ここんとこ、こればっかり)午後からは自分のサンプルの測定。これが夜まで続いて、合間にオフ会のご案内メールを送ったり、本を読んだり、うとうとしたり。

 捩れ屋敷の模型DXは仕切り板の接着剤による固定がすべて終わり、一応の完成となりました。あとは綺麗に形を整えるだけです。壊れないように持っていく方法も考えないといけません。それから、オフ会で配る予定の森どりるあららこめ大会などなど、いろいろ6月8日までに済ませておくことが目白押しです。あ、自分の名刺を作るのも忘れないようにしなくちゃ。

 サンプルの測定は深夜まで及び、6個中4個がなんとか測れました。しかしいずれも規定の測定回数に達する前にサンプルが無くなってしまったので、やっぱりフィラメントに塗る量が少なかったようです。明日も残りのサンプルを測る予定。


(5/28) というわけで朝から測定を開始する予定だったのですが、「水曜日は寝坊するの法則」(いつの間にそんなものが)に漏れず本日も寝坊してしまいました・・。起きたら午後2時前ですよ。M1のW木君のサンプルの測定が自分のあとに予定されていたため、悪いことをしたなあと慌てて大学へ来てみたら、察してくれたのかW木君は先に測定していてくれました(すまんのう)。

 それでしばらく暇になったからというわけではありませんが、4年生のT山さんに頼まれて、彼女が新しく買って今日持ってきたらしいノートパソコンのネットワークの設定を手伝いました。ウィンドウズマシンなんですが、当然OSはXPで、少しは使いやすくなったのかと思って触っていたのですが、なんですかあれは。改悪したとしか思えない使いにくさに愕然としました。ネットワークの設定をするのにも、あちこち変えなきゃいけないところがあって統一されてないし、フォルダの階層も以前のバージョンより分かりにくくなってます。良くなったのは見映えだけじゃないですか(それすらも悪趣味ですけど)。例のマッキント本を読んだせいでちょっと過敏になっているのかもしれませんが(笑)、よくもまあウィンドウズユーザの方々はこんなOSに我慢していられるなあと感心しましたね。しかもなんかケチ臭いホームエディションとかいう代物はなかなか融通が利かないらしく、ネットワークプリンタの設定にも一苦労ですよ。結局同じXPホームエディションユーザであるS田氏の助けを乞うことになったしだい(つまり自分はあんまり役に立ってない)。あんなの嫌がらせとしか思えませんよ。設定変える度に再起動が必要なところとか10年前から未だに進歩が見られないし、世の中このままマイクロソフトに貴重な時間とお金を搾取され続けていいんですか? なんてことをパソコン買ったばかりの持ち主を前にしてもちろん言えません(にっこり)。しかし、どんなにマッキントをお薦めしたい気持ちを抑えたことか(笑)。マッキントユーザで良かったと改めて再確認したネットワーク設定との奮闘でした。

 さて、W木君の測定は結局5時頃までかかり、そのあとから自分のサンプル2個を測定したため、すべてが終了したのは日付が変わって午前2時という時間でした。それから次の測定予定者であるH君と深夜のサンプル入れ替え作業を行ない、3時半頃帰宅しました。関係ないですが、捩れ屋敷模型を作ったときのバルサ材の残りと木ネジでこんなものを作ってみました(笑)。パペット君の机としても使えますが、本当はトイレットペ−パ置きです。うちのトイレに予備のトイレットペーパを置いておく場所がなかった(床に直接置くと埃が付く)ので作ったしだい。上に重ねれば10ロールくらいは積めるでしょう。写真ついでに、端午の節句が終わってからサロンにいつの間にか立っていた鯉のぼり。中身はあられです(他にコケシとかフランス人形などの包装もあった)。「誰だ?」というのは誰の仕業かを問うているのでしょうか。


(5/29) 昨夜は、帰宅して湯がいたうどんに作り置きのカレーをかけて食べ、午前5時頃に布団に入ったのですが、浅い眠りのまま午前6時過ぎに起床してしまいました。全然寝た気がしません(そりゃそうだろう)。やっぱり生活リズムは夜型になっているようで、明るくなってからでないと本当の眠気はやってこないようです。でもせっかく形だけでも早起きしたんだから早く大学へ行こうと、8時頃には家を出ました。良い心がけです。木曜日は不燃ゴミの日なのでついでにゴミ出しも敢行。ってアパートの前に置いておくだけですが。名古屋市は可燃と不燃はゴミステーションまで持っていかなくても良いのです。ゴミは全部ゴミステーションまで持って行くもんだと思っていたので、引越してきた当初はこの収集システムに面喰らいました(こんな楽して良いのか?と)けど、今ではすっかり慣れてアパートの前にゴミを出すことすら億劫に感じるようになりました(笑)。世帯数が多いのによくやりますね。ありがたいことです。

 大学に来てからはしばらく朝の静かな時間を過ごし、やがてやってきたのは、ネ・ム・ケ(はあと)。午前中こそ昨夜採取したサンプルを乾固させたり実験に関することをそれなりにこなしていたのですが、お昼前から強烈な眠気に襲われ始めました。昼食はM村先生にお弁当のお遣いを頼まれたこともあり、理系ショップに行って「ポケのり」とかいうのり弁のおにぎりサイズバージョン(挟まっているのはお好み焼き)を買ってきたのですが、それを食べるのがやっと。そのあとは目も開けていられないぐらい眠くて、何度か実際に机に突っ伏して寝ていた時間がありました。そんな調子で午後もしばらく時間が経って、気づけば夕方。夕食も食べずに今日も深夜の帰宅となりました。不思議なことに、寝てないくせに夜更しだけはできるんですよね〜。やっぱりまだ昼夜逆転型なのか・・。


(5/30) 金曜日はさすがに早起きは続かず午前11時頃に大学へ。理系カフェテリアに並んでまで昼食を食べた後、フッ酸・過塩素酸分解をしていたサンプルを完全に乾固させて、元素の分離を始めました。

 先日確認だけはしていたのですが、半期に一度の「森永キョロちゃんフェア」にまたまた当選!していたので、夕方頃生協に行って1等のキョロちゃんぬいぐるみを受け取ってきました(ちょっと恥ずかしい)。これは以前にも賞品になっていたもののようです(名前から予想はしてたけど)。昔、後輩が当ててましたからね。たしかそのとき写真も撮ったはず。でもまあ、これを自分がもらうのは初めてなので関係ありません。キョロちゃんグッズがゲットできればそれでいいのです。改めて写真も撮りました。もちろんこれはいずれ森先生へのプレゼントになります(にこにこ)。

 夕食をどうしたのか覚えていませんが、夜まで元素の分離作業は続き、塩酸を流して回収した各フラクションをホットプレート上で乾固させる段階に。あと、カラムの洗浄用のSSG塩酸がもう無くなりかけていたので、うちの実験室を利用している他講座のT井氏と一緒に作りました(具体的には塩酸の希釈作業)。これでしばらくもつでしょう。

 最近野球ニュースをたまたま見て首をひねったのですが(寝違えたわけではない)、そのニュースの中に出てきた言葉で「ピリッとしません」という言葉がよく解りませんでした。どうもよく聴いてみると、そのチームの打線が調子良くいっていたところに、ピッチャの調子がいまひとつでチームが不利になったとき、そのピッチャに対してよく遣われている(「しかし今日は○○がピリッとしません」みたいに)ようなのですが、聞き慣れていないせいか違和感があるのです。「ピリッとしません」て何やねん!唐辛子かよ!っていうか唐辛子だとしてもそれがピッチャとどう関係あるのか解らねぇよ!とか、誰も思ってないのでしょうか? しかも逆に調子の良いときは「絶好調」みたいな普通の表現を遣うだけで「ピリッとする」とは言わないし、そこんとこどうなってるわけ? みんな黙って聞き過ごしていいわけ? もしかして東京弁か何かですか? 知らないのは私だけですか? いずれにしても(自分にとっては)意味不明な言葉なんですよねぇ。うーん、ひょっとして、競技スキーでいう「片反(かたはん)」みたいな専門用語なんでしょうか(ちなみに片反とは「片足通過反則」の略で、片足が旗門を通過しなかった反則行為のことです>と説明しても解らないでしょ?)。うん、たぶんそうだな。なんかそういうマニアックな表現がいつのまにやら大手を振って歩いているんでしょう。だって、「ピリッとする(しない)」なんていう表現、普段辛いもの以外には遣いませんもんね。「このカラムーチョ、すごくピリッとするよねー」はまだありですけど、「あー、今日の俺、ピリッとしないなあ」とか「あいつがもう少しピリッとしてたらなあ」なんて全然聞かないですよ。新聞のスポーツ面にも、そんなフランクな言葉が書かれているとも思えないので、放送メディア独特の言い回しかもしれません。だとしてもニュースなんだから解る言葉を遣ってほしいものです(本当はどうでもいいんですけど)。

 と散々引っ張っといて、辞書を引いてみたら実は「ぴりっと」の意味がちゃんと載ってて「態度などがしっかりしている様子」を表すのだと今さら知ったなんて恥ずかしくて言えない(でも書ける)、そんな私はぴりっとしない人でしょうか(苦笑)。


(5/31) 本日土曜日はあまり寝てなかったものの、早起きをしたので朝からシチューを作って食べました(カレーの次にシシューというパターンも固まりつつあるなあ)。それから大学へ。今日も実験をしながら、空いた時間に森どりるの問題を考えるというリズム。昼食はなくて、そばぼうろで空腹をしのいでいたでしょうか。そうそう、書き忘れていましたが、今回の森どりるはをかへま氏のみならず、私も作らせていただくことになりました。とても光栄です。わーいです。詳細は手に入れてもらえば判りますが、それぞれが別々に作って2冊同時発行なのです。まだまだ問題を作るための文章を選んでいる段階ですが、こんなの解るわけねーていう問題ばかりになりそう(笑)。

 夕方5時過ぎにバスに乗って栄の街へ出かけました。先日購入して裾を直してもらっていたカールヘルムのパンツを取りに行くためです。バスを降りてさっそく三越に向かい、KHのお店へ入ってパンツ2本を受け取りました。他にもこの前気になっていたディズニーとのコラボレーションミッキーシャツなどを勧められましたが、今日は持ち合わせがなかったので遠慮させていただきました(<あれば買ったのか?)。その後ナディアパークロフトへ向かい、CDとか書籍とか文房具とかいろいろ見て回りましたが結局何も買わず。午後7時過ぎ、外に出ると夜の帳が降りていました。そのままバスターミナルへ行って間もなくやってきたバスに乗り大学まで。帰りは眠くてうとうとうと。

 大学に着いた頃ちょうど雨が降り出し、夜中にはもの凄い大雨になりました。夕食を買いに行くのは諦めて、研究室で森どりるの問題をしこしこと考えて(というか選んで)おりました。実験の関係で深夜の帰宅となりましたが、その頃にはすでに雨は上がっていてラッキィラッキィ。どせいさん風に言えば「よーかったー」です(どせいさんが判らない人は気にしないように)。雨上がりを待っていたわけではありませんが、結果的に帰りが遅くなって良かったかもね、というお話でありました。人生塞翁が馬、というほど大きな話ではありません。さて、明日から6月。6月はイベント盛り沢山の月です。その全部が森先生関連なんですから、これほど幸せなことはないでしょう(にっこり)。じっくり構えていきたいところです。慌てず、焦らず、侮らず。騒がず、喚かず、憤らずに。


▲次のページを読む(6月の前半)
▼前のページを読む(5月の前半)
★目次に戻る
Go Home日々これ勉強