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日々これ勉強(2002年12月の後半)

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ハイパースペース・12月(の後半)

(12/16) 今週もあまり寝ないまま早起きをした月曜日。いつものように9時半からコロキウムがあるからです。本日の発表者はM2のO田君と犬Z君。修論発表に向けてまずまずの仕上がりといったところでしょうか(偉そうに)。

 午後は実験器具の洗浄に時間を費やし、旅行記も書きつつ夜に。日付が変わる前に帰宅しましたが、どうしても「ゼルダの伝説」に手が伸びて結局夜更しに。しばらくこんな生活が続きそうな予感です。短いですがご勘弁を。


(12/17) なんだか毎週同じようなパターンで恐縮ですが、火曜日はぐっすり眠って午後になってからの起床でした。大学にやってきたのは午後3時頃だったでしょうか。健康のためには起床時間を毎日同じにする方が良いそうですが、夜更しした翌日に早起きなんてやっぱりできません(<夜更ししなきゃいいじゃん)。

 昨日の実験器具の洗浄の続きを行なう合間に、生協に行ってお菓子を購入したり、夜は相変わらずスイス旅行記の記述に精を出したり。帰宅後は当然のように「ゼルダ」でした。


(12/18) 曇りのち晴れの水曜日は、3時間くらいの睡眠で地獄起き。朝9時半からT中研グループの大掃除があったからです。年末恒例ですね。実験室やらサロンらやら各部屋を手分けして掃除と整理整頓をしていきました。自分の担当分はサロンで、4年生のT井君とペア。二人で薬品庫に入った毒劇物の薬品の在庫をチェックし、お茶飲み場周りや床の掃除も行ない、その後まだ掃除が終了していなかった実験室の方へ応援にも出向きました。それから実験室の入口のフィルタ交換の作業などを手伝って大掃除は終了。同時に行なわれた廃試薬容器を回収場所まで運ぶ作業は、O田君たちがやってくれた模様です。

 そうこうしているうちに気づけばお昼を過ぎていて、ひと段落した午後1時頃、T中氏とU本君とともに理系カフェテリアにて昼食。その後、廃酸液の中和処理を何人かが行なっている間、薬品チェックで薬品庫に無かった分を、実験室を中心にちまちまと独りでチェック。この作業に意外と時間がかかり、終わったのが午後3時過ぎでした。そのあとサロンでお疲れ様のお茶タイムとなり、みんな揃ってお茶を飲みながらミスドのドーナツをいただきました。ほどなくして、そのままマシンタイム会議となり、2月頃までの質量分析計の測定予定がだいたい埋まりました。

 午後6時過ぎ、4年生のK藤君が放射化分析サンプルをC種郵便局に取りに行くのに一緒に行って欲しいと言ってきたのですが、特に急ぎの用事もなかったので付いて行くことになりました。K藤君の車で今池のC種郵便局までドライブです。ちょっと迷いつつ(曲る交差点を間違えたりした)辿り着き、無事荷物を受け取って大学に戻ってきたのが7時半頃。それから理系カフェテリアにて夕食を食べました。

 その後10時には帰宅して、すっかり週間となった「ゼルダ」を少し進めて就寝・・と思いきや、結局4時頃まで起きていましたね(苦笑)。面白いからどんどん遊んでしまうわけですが、そろそろ自粛も必要かと思います(まあ、どうせ思ってるだけですが)。年が明けるまでにやっておきたことはいっぱい溜まっているし。そうそう、ほぼ日「ほぼ日元気ハラマキ」を注文しちゃいました。今回のはやつはさらに薄くてマフラ代わりに使っても違和感がないデザインのようです。しかし、ついつい全種類買ってしまうのはコレクタ魂でしょうか。替えはいっぱいあった方が便利なんですが。


(12/19) 宇宙がゆらぎの中から生まれた名残りでしょうか、宇宙の塵は集散を繰り返し星が生まれては消えゆく中、争いの絶えない地球上に住む人間生活にもゆらぎというものがありまして、当たるも八卦当たらぬも八卦、運の善し悪しも時々刻々と変化し、すべからくひとところに留まり安定するものはなく、目覚めの時間もまた例外ではありません。早いときもあれば少々遅くなるときもあるわけで、えーとつまり、本日木曜日はまたしても午後起きでした(それが言いたかっただけか)。しかもなんと午後5時頃になってからの大学でしたから、これまたおおきくゆらいだものです(苦笑)。振幅が大きいのは紐の長さが長いからでしょうか。この位置エネルギィをもってして逆に振れたときが怖いですね。

 大学に来てから思い出したのですが、実は今日、理学部周りの掃除が午後1時頃から予定されていたはずなのです。しかし5時になってようやく出てきたので、掃除がどうなったのかは当然判らずじまい。みんなちゃんと掃除したのでしょうか・・。って自分が掃除をサボっといて心配するのもどうかと思いますが(笑)。掃除した方々はご苦労様でした。


(12/20) 昨夜は相変わらず「ゼルダ」で夜更ししたものの、金曜日はお昼過ぎになんとか大学へ来ることができました。生協に行ってお菓子でも買ってこようと出かけてみたら、書籍が全品15%オフの日でした。すっかり忘れていましたが、うははうははとここぞとばかりに新書と文庫本を買い込みます。すぐ読むわけじゃないのにねぇ(にっこり)。購入した本の中には、講談社文庫の「こたつ組」グッズに応募するために綾辻行人氏の「どんどん橋落ちた」があったのですが、研究室に戻ってみたら同じ本がすでに買ってありました(がーん)。またやってしまいましたね。これも積ん読の弊害か。買うだけ買って読んでないから読んだという記憶が無く、また買ってしまうんですね。だいたい面白そうだなと目を付けるタイトルは毎回決まっているわけで、読まないでいると何度も手にとってしまう危険性は高いのです。本棚の前で「これ持ってたかなあ?」と悩むこともしばしば。一年くらい読書休暇とか取りたいな(笑)。

 夕方頃から居室の大掃除をしました。助手のM先生を含めた4人がこの部屋には居ますが、各人の机や棚の整理はそれぞれがやり、床掃除は手分けして行ないました。しかしその自分の本棚の整理だけで1時間以上かかってしまったのはなんともはや・・。しかも半分ぐらいしかできてなくてそれですからね。床掃除も控えていたし、キリが無さそうだったので途中で諦めた形です。この続きはたぶん、しないでしょう(しないのか)。3月の席替えのシーズンになればするかもしれません(というか席が移るならせざるをえない)まあ、大学の席よりアパートの部屋の掃除を早くするべきじゃないのかという意見もあります(自分の中で)。

 夜から夜明け前にかけてはいわずもがなの「ゼルダ」でした。


(12/21) 最近一日おきのリズムになってほんとに振り子みたいに振れてますが、土曜日は夕方頃の目覚めでした。朝方まで起きてたことを考慮しても、寝過ぎの感は否めません。休日で良かったと言うべきか、休日なのにこんなんでいいのかと言うべきか、判断に迷うところです。いずれにしても早起きしときゃ悩まずに済む話なので、早起きしましょう(>自分)。

 休日に甘えて起きてからしばらくは「ゼルダの伝説」で遊んでいました。ほとんど引き蘢り生活です。そろそろ話も終盤に差し掛かってきていますが、終わらせるのがもったいなくて若干のんびり進めています。いや、生活を考えるとさっさと終わらせてしまった方が明らかに懸命なのですが、いつまでも浸っていたいと思わせるだけのゲームなんですよね〜。たまりません。

 夜10時頃になってから大学に出て来て、コンビニで買った手巻き寿司などを食べ、デザートにヨーグルトを食べました。その後、読書を少しして帰宅。一体何をしに来たのか分かりませんが、ずっと家に居るよりはましだろうという判断です(にこ)。というか、大学の研究室が居間と化していると言った方がいいかも(笑)。つまり今か今かと居間化しているわけですね(意味不明)。私物化するなってイイマカされそうですけど(駄洒落が言いたいだけか)。


(12/22) さて、日曜日も日曜日とて「ゼルダ」なわけですが、まあ、昨日よりは控えめだったと言っておきましょう。っていうかクリア目前にして本気で詰まってしまったかもな予感。なので、寄り道に時間をかけているのが現状です。海でのんびりするのもまた一興でしょう。帆船は風まかせで移動できるのが良いですね(それが鬱陶しいと思うせっかちな人もいるようですが)。

 昼食にスパゲティを食べ、夜はコンビニで食料を買ってから大学にやって来ました。夕食は手巻寿司の鮭マヨネーズとカレードーナツです。昔、コンビニの手巻寿司で鮭マヨネーズしそ風味というのがあって、その味が当時の食べ物としては唯一感動した味だったために、いまだにその味が忘れられずたまに鮭マヨネーズを買ってしまいますが、しそ風味じゃないやつしかなく毎度毎度平凡な味でがっかりします。鮭マヨネーズしそ風味の手巻寿司を食べて以来、食べ物で感動したことなんてありません。もちろん、お腹が空いていたとか気温・湿度などの当時の環境的要因も味覚に影響していたのでしょうが、そういうことを含めてあれ以来あの味を超えるものに出逢っていないのは確かです。どんなに高級な料理でも、あの風味には負けるような気がするのです(高級な料理をそんなに味わったことはありませんが)。っていうか、前にも書いたな、この話。

 食後は読書をして、日付が変わってから夜食に袋ラーメンを食べました。ところでずっと思っていたことですが、インスタントラーメンのスープなどで、最近あった技術革新はマジックカット(これは商標かな)ですよね。もうしばらく前に登場して、特に騒がれることもなく地味に普及していますが、どこからでも袋が開けられるという「切り口の進化」は初めて見たときちょっと感動した覚えがあります。開けにくい袋でスープを飛び散らしてしまうこともなく、ハサミを持ち出す必要もなくなるあの切り口ですよ。おぉ、ついにここまで来たか!と思ったものです。ただ、全部があのタイプの切り口になったわけではなく、いまだに一箇所の切れ目からしか開けられないスープの袋も残っています(ひとつの商品に一緒に入っていることもしばしば)。全部マジックカットになればいいのにと思ってしまいますが、特許でも絡んでいてそう簡単にもいかないんでしょうね。似たような進化の仕方をして気になっていたのがもうひとつあって、ボックスティッシュの開け口のミシン目です。あれも従来のものは開ける時に変に箱が破けてしまって几帳面な人をいらつかせる原因となっていましたが、いつの間にか綺麗に切れるような複雑なミシン目なっていて、変に破けることもなくなりましたね(一部のメーカだけですが)。これもちょっとした感動もんです。すでに誰かが言及しているのかもしれませんが、あんまりこのことに触れている人を見かけないので、他の人はそれほど気にしていないのでしょうか。いや、気にしている人がいたからこそ技術革新があったはず。きっとどこかに同じようなことに感動を覚えている人がいることでしょう。


(12/23) 天皇誕生日の月曜日。自分の誕生日がそうだからか「23日」にはなんとなく親近感があります。母親の誕生日も23日ですし、父親は昭和23年生まれです。23に関係ないのは妹だけかと思いきや、妹の生年から誕生日の月と日にちをかけた数字を引くと23になったりします(そんなこと言ったらなんでもありですが)。2と3の並びを見ただけで心地よい感じすらします。そのことと天皇誕生日との間に何の関連性があるのかというと、全然関係ありません。純粋に23という数字が共通しているだけです。幼稚園の頃の同級生に自分と同じ誕生日の子がいましたが、彼は今どうしているのでしょう。やっぱり占いでは常に同じ結果なんでしょうか(血液型は違うかも)。元気にやってますか?>F岡君。

 さて、昨夜も夜更しをして、寝たのは朝7時頃(!)でしたが、祝日とはいえいい加減寝てばかりもいられないので、お昼過ぎには起床しました。なんかぐだぐだになってますね(苦笑)。まあいいでしょう(いいのか)。起きてからもしばらく家に居たら、明治乳業のお姉さんが来て、宅配で飲めるドリンク類のお試しセットをくれました。とりあえずラーメンを食べたのち、セットの中のひとつ「黒酢」を飲んでみました。酢だけあって酸っぱいですが(と書いていたら唾液が出てきたー)、まあまあのお味。嫌いじゃないですが毎日飲もうとは思わないですね。そんなところです。お試ししたあと注文しようとは思いませんが、もらった物は少しずつ有効に飲ませていただきましょう。

 夕方4時頃になって大学に出て来て、今日もスイス旅行記の続きを書いていました。休みつつ書いていたら夜になってしまいましたが、はたして今年中に終わらせることができるのか疑問ですね。たぶん無理でしょう。クリスマスとかお正月とか言ってられない状況です。やること山積み。とか言いつつ、やってるのは「ゼルダ」なんですけどね(笑)。


(12/24) 明けて火曜日も夕方頃大学に出て来て、論文を印刷したりコピィしたり、でもたいして読まなかったり、すっかり気分は年末ムードです。

 夜になって帰宅後、毎年恒例の「明石家サンタ」をテレビで観ることに。もちろん独りでです。他人の不幸話を面白がる番組ですが、観てるとさんまさんはホンマ天才やわぁ、と痛感いたします。毎年こたつに入りながらテレビを観て笑っているだけなんですが、今年はちょっと特別な観方をしました。実はほぼ日で「『明石家サンタ』を観ている糸井氏たちをインターネット中継する」というクリスマス企画があって、それをあいぶっ君で見聞きしながらの「明石家サンタ」だったのであります。

 しかし実際やってみて判ったことですが、テレビの音声を聴きながら少し遅れてやってくるパソコンからの音声も聴くというのは至難のわざですね。両方追い掛けると虻蜂取らずになってしまうのです。この観方だとちょっと話に集中できないので、交互にどちらかの話に耳を傾けざるをえなかったのですが、ただそんな視聴環境とは関係なく、今年の「明石家サンタ」は今一つ面白くなかったような気がします。素人が掛けてくる電話は微妙な不幸話ばかりで、大笑いすることもできず、結局芸能人の電話に頼っていたのがなんだかなあ・・という感じでした。「ほぼ日」の方がよっぽど面白い話をしていましたからね。来年の「明石家サンタ」に期待したいところです。


(12/25) 昨夜の「明石家サンタ」が終わったのが午前4時頃で、水曜日はそのまま起き続けて朝を迎えました。その勢いで朝番組を見ていたのですが、この時間帯はどこの民放局も同じような番組構成で、全然面白くないですね。たとえば各新聞をボードに貼って並べて記事を紹介するコーナがどこの朝番組にもあったりしてうんざりします。なんですかこの状況は。おそらく最初はどこかの局が独自に始めたコーナなんでしょうけど、他局の真似をこんなに露骨にしてて大丈夫なんでしょうか(パクリは日常茶飯事っぽいですが)。企業の姿勢としてちょっと馴れ合い過ぎじゃないかと思うのですが、こんなでやっていけるなんて随分と甘い業界ですよね。各企業もこんなところに広告費出してる場合じゃないですよ。

 まあ、今に始まった現象じゃないですが、他と同じことやるんだったら民放がいくつも存在する意味がないじゃないですか。そういうふうに真似で済ませることもどうかと思いますが、そもそもニュースの情報源を新聞に頼ってる時点でマスコミとしては負けでしょう(単なる見せ物小屋という見方もありますが)。嬉しそうに新聞の記事を赤線で囲って紹介したりして、自分たちの取材能力の無さをアピールしているようにしか見えません。まあそれで視聴率が取れてるから変えようとしないんでしょうけど、それも無料で流れてるから馬鹿な視聴者がなんとなく習慣で観てるだけで、こんなこと続けていたら地上波放送の未来は無いと思います。いや、衛星だろうがケーブルだろうがデジタルになろうがコンテンツが同じならいずれ無くなるでしょう。個人的には無くなってほしいぐらいですが(笑)。テレビゲームと一緒で、見かけの進化で誤魔化せるのも数年ですよ。テレビ以外にも娯楽なんていくらでもあるんだから、視聴者に愛想尽かされるのも時間の問題です。覚悟しましょう。

 子供の頃、父親がNHKばかり観ていて、何がそんなに面白いのかと思っていましたが、大人になってようやくNHKの面白さ(というか真っ当さ)が解ってきました。今観る価値があるテレビなんてNHKとテレビ東京系だけじゃないでしょうか(笑)。番組でいえば「おはスタ」ぐらいですよ(<それはどうか)。

 なんてね、文句言うなら観なければいい話です。はいその通り。テレビもそろそろ見切りをつけた方がいいですね。と言いつつ、ついつい観ちゃうんだけどね〜(<馬鹿な視聴者)。


(12/26) 散々テレビの悪口言ったあとは読書に限ります(にこ)。というわけで木曜日の本日は、以前読んだほぼ日ブックス「海馬」でお馴染みの、池谷裕二氏のブルーバックスの本「記憶力を強くする」を読了しました。お昼から夜にかけて一気に読んでしまいました。内容はもちろん脳科学ですが、一般向けに非常に読みやすく書かれており、脳内での記憶の仕組みについて面白くおおまかなことが知ることができるようになっています(知った気になってるだけかもしれませんが)。著者は自分と大して年齢の違わない若い研究者ですが、さすが脳のプロフェッショナルだけあって、どのように書いたら理解されやすいかというところも心得ているんでしょうね、読む者を飽きさせない巧みな構成力です。これを読むと脳の研究も羨ましいぐらいにエキサイティングであることが伝わってきます。ついつい自分の居る地球化学という地味な分野と比べてしまいますが、たぶん地味に思えるのはその分野の中に自分が身を置いているからでしょう。きっとどの分野でも客観的に見てエキサイティングな要素はあるはずですし、刺激的な瞬間はあるんだろうと想像します。要は心の持ちようかもしれません。その心については、脳科学でもまだまだ解明されていないことばかりみたいです。

 その読書以外は特にやったことはありません。食事くらいは摂ったかもしれませんが、どうだろう・・、食べずに読んでいたような気もするし、まあ、どっちでもいいことですね。脳にとってはエネルギィさえ切れなきゃいいんですから、必要になったら何か食べたくなるでしょう。従いましょう、脳のお気に召すままに。


(12/27) 冬休みに入り人が少なくなると、早い時間に大学に出て来られるようになるようで(笑)、金曜日は早起きをして午前11時頃には大学に居ました。郵便局へ行って今さら年賀状を購入し(売り切れ寸前でした)、今日を最後にしばらく休みとなってしまう生協で食料を買い溜めしました。食料といっても安売りの袋ラーメン5袋パックとそばぼうろブルーベリーの飴ぐらいですが、自分にとっては大事な大事な栄養源であります(にっこり)。買い溜めをして、いわゆる年越しモードに入ったしだい。卒論生でも修論生でもありませんが、年末年始も大学に出てくる気満々で、よーし年越すぞーってな感じ。正月休みは、また2月にでも取ろうかと考えています。日本人なら旧正月やろやっぱり、という思想があるわけではなく、2月初めに京都で開かれる森先生の講演会に合わせて帰省しようと考えてるだけ(笑)。

 午後2時頃にアイソトープセンタの液体窒素汲みを4年生のW木君と行ないました。T辺氏もEPMA(X線マイクロアナライザ:一種の電子顕微鏡)用の液体窒素を汲みたいとのことだったので、汲み方を教えるために液体窒素のタンク前で待っててもらいました。アイソトープセンタから50リットルの容器が載った台車を転がしてタンク前に戻り、T辺氏にちょちょいと教授(たいしたこと教えていません)。5リットル容器のT辺氏の液体窒素汲みはすぐに終わりさっさと戻っていきました。一方50リットル汲む必要があった残り二人は、寒空の下そのあとも容器が満タンになるのをしばらく待つことに。ただでさえ冬で寒い上に、冷え冷えの液体窒素入れてるわけですから、寒さも倍増です。

 しかし、そんな寒さも吹っ飛ぶくらいのアクシデントが少しあとに待っていました。容器が満タンになってアイソトープセンタに二人して戻ったとき、W木君が液体窒素容器の載った台車を、センタに入ってすぐのロビィのスロープ部分で引っ掛けて激しい音とさせながら倒してしまったのです。んげっ!(と声にならない吃驚) 横になった容器からは液体窒素が流れ出し、床一面にシュワーと広がっていきます。もちろんボーと見てたわけじゃなく、倒れたと思ったときには慌てて容器を起こしに向かい、液体窒素のロスは少しで済みました。しかし、溢れたのが液体窒素で良かったですね。もともと空気の主成分ですし、すぐに蒸発しますし。これがもし酸だったら・・とか考えると恐ろしいです(まあ、酸の場合は倒してもこぼれない容器に入れるでしょうけど)。むしろ溢れた液体窒素よりも心配だったのは容器の方でした。調べてみると、ちょっと表面がへこんでいるような気もします。でもまあ、多重構造になっているので漏れるようなことはないだろうと判断し、もとの場所に戻しておきました。たぶん大丈夫、と思います・・。

 午後8時過ぎに帰宅して今宵も「ゼルダの伝説」で遊びましたが、ようやくクリアしました。いやあ良かった良かった。久しぶりに満足のできるゲームでした。2周目もして、おまけ要素のフィギュアも全部集めたいところですが、残念ながらそんなに時間的余裕はありませんね。早く日常生活に戻らねば。


(12/28) 土曜日も午前11時頃に大学へ出て来ました。そして読書に勤しみます。いつから読み始めたのかもう思い出せませんが、少しずつ読んでは長期間放置を繰り返してきたJ.D.サリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」をようやく読了できました。前半部分なんてすっかり忘れてしまっていました(笑)が、それでもとても面白く示唆に富んだ本ですね〜(<忘れてるくせに)。日本語への翻訳をあの文体にした訳者の心意気も尊敬に値します。とても50年前(日本語版にしても20年前)の作品とは思えないほど新鮮で違和感の感じられないところは凄いなあの一言です。さすが永年読み継がれるだけのことはあります。

 以上、今日はこれだけです。他に何もやってないような気がします。「気がします」ってあたりに曖昧さを残して、他にも何かをやっていた可能性を残そうとしていますが、ほんとのところは何もやってません(笑)。呼吸ぐらいはしていましたが、食事はしていないかも。と、推量形で書いて、またしても責任の微妙な回避を図っている感じがナキニシモアラズですが・・。なんだか一昨日と書いてることが同じですね。デジャビュか(って、自分で書いてるんだけど)。


(12/29) 日付が変わった夜中に帰宅して、「ゼルダ」の2週目をのんびりやって(<余裕が無いと言いながらやってるやん)、朝方に寝ましたが、次に目が覚めたら夜中の2時でした・・。えーと、ん? 6時に寝て2時に起きたんだから・・・ガーン!18時間か。うーわ、寝過ぎ寝過ぎ。現代っ子風に言うと、ありえへん、それはありえへんわぁ。でも、現実にはありえたわけで、ほとんど寝ている間に過ぎ去った日曜日です(苦笑)。なんせ18時間も睡眠していたので、語ることもほとんどありません。夢でも覚えていたら良かったのですが、夢も忘れてしまうくらい脳が溶けるほど寝てしまったので覚えていません。しかたないので関係ない話でも。

むかしむかしあるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
ある日お爺さんは山へ柴刈に、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
いつものことです。そう特筆すべきことではありません。
ところがその日はなんだかいつもと様子が違っていました。
玄関の扉が開けにくく家を出るのに苦労したし、空もどんより曇っていました。
お昼時、山に一陣の風が吹き通り、お爺さんは林の中でくしゃみをします。
そしてあることに気づきました。
そのとき川でお爺さんの一張羅を洗っていたお婆さんもまた違和感に気づいていました。
「ひょっとして・・」離れた場所にいた二人が同時にそう呟きます。
足元に視線を移すお爺さん。自分の手を見るお婆さん。

「ふんどし忘れとったー!!」


(12/30) 昨日寝すぎてしまったためか、昨夜は早めに布団に入ったものの午前2時に目が覚めてしまって、再び寝ることができなかったので、なんとはなしにテレビを点けてみたらF1グランプリの2002年総集編をやっているではないですか。いかんなあ、これはついつい観ちゃうって。で、途中からでしたがその番組を観たわけですが、最終日本グランプリでの佐藤琢磨のF1デビュー初ポイントの場面で、またちょっと目頭が熱くなってしまいました。他人のことで感動することなんてめったにありませんが、ひたむきに頑張って成し遂げるというストーリィにどうやら弱いらしいと自己分析。ずっと前にも書きましたが、映画にしたって涙が出たのって、所ジョージが主演で先生役をやってた題名も覚えていない映画ぐらいなのにねぇ。見えない努力が報われたり報われなかったりするシチュエーションやひたむきさとか健気さに弱いんですね。子供時代のほろ苦い記憶を思い出したときのノスタルジィにも似た感覚です。他人の人生でもなんとなくウルウルきちゃう境遇ってのはあります。小説で言えば、森先生が時々書かれる登場人物が思い出す幼少時代の記憶とか、胸が熱くなりますね(きゅ〜ん)。

 テレビを観たあとは、時間潰しに(なぜ潰す必要があるのか疑問ですが)「ゼルダ」などで遊び、そのまま朝を迎えて10時頃に大学へ。冬休みで人は極端に少ないですが、毎日不真面目に大学へ来ている私です。朝食はコンビニで買ってきた食料と買い溜めしてあった袋ラーメンをサロンで食べ、その後もパンなどを食べ続けていました(まさにダラダラと)。昨日一日何も食べてないのでお腹が空いていたのです。午後は西尾維新氏の「クビキリサイクル」を読み始め、午後の10時過ぎに読了。決して薄い本ではないですが、久々に一日で読み終えた本ですね。それくらい面白かったということでしょう(にこにこ)。噂に違わない出来だと思います。イラスト付きでキャラクタを初めから全面に押し出しているので、好き嫌いは別れると思いますが、キャラクタたちが魅力的なのは商売が上手いなあと思います。ファンになった人はずっと買い続けてしまうでしょう。すでに何冊か続編が出ているので、これからシリーズを追っていくのが楽しみです(<ファンになった人)。

 夕食としてまた袋ラーメンを食べてから帰宅しました。夜はいつにも増して静で、暗く、すっかり年の瀬の空気です。もういくつ寝るとお正月でしょうか(たぶんひとつでしょう)。


(12/31) 昨夜は大学から帰宅しても、やはりすぐに寝ることはできず、「朝まで生つるべ」を観て笑い納めをしました。その後、朝方に寝て夕方頃起きるという寝正月を先取りした大晦日の火曜日です。

 本日も不真面目に夜になってから大学へ。とりあえず生協が休みの間の蓄えを増やすために、コンビニに寄って食料を買ってから大学へ来たのですが、そのときの会計がなんと777円のスリーセブンでした(わーい)。こりゃあ今年は縁起が良さそうです。ま、その時点で残り数時間だったわけですが(笑)。

 そう、今年ももうすぐ終わりなのです。というわけで今年の重大ニュースをまとめてみましょう。まず今年初めの大きな出来事は、なんといっても森先生のファンクラブのスタッフになったことですね。これはちょっとウェイトが大きすぎるほど大きいです。名古屋に来たことが報われたというか、何も報われたくて来たわけじゃないのですが、とにかく森先生に近いところでお手伝いができるということが嬉しいです。

 偶数月に開かれている那古野コネクションでは、妃真加島こと佐久島にもついに上陸しましたが、もっと大きいイベントは、ほにゃほにゃにお邪魔させていただけたことでしょう。これもかなり大きいです。もうこれだけで人生の目標の半分くらいが達成されたんじゃないかというくらい(笑)。これを除いては今年は語れませんが、あまり詳しくも語れません(にこ)。まあその間に結構凹む出来事もありましたが、そんなことは丸めてポイできるほどのイベントだったと言えるでしょう。

 冬から春にかけてはH大学時代のスキー部OBで行なった第1回OB合宿なんてのもありました。久々に会っても、良い先輩後輩関係が保たれていることは喜びです。来年もまたあれば是非とも参加したいですね。

 夏はなんといっても8月のスイス旅行が大きなイベントでした。出発前から波瀾続きでしたし、初のヨーロッパアルプス、綺麗な花崗岩に大規模な褶曲、初の国際学会、ハイジの故郷、鉄道王国、綺麗なお姉さん、ということで終始浮かれ気味(ハイジは別に浮かれる要素ではないけど)のスイス滞在でしたが、一番強烈だったのは陽射しの強さです。サングラス無しでは目が痛くて堪らなかったですから。

 そして秋ではディズニーランドで迎えた誕生日がなにげに嬉しいことでした。ディズニーシーにはまだ行ったことがないので、今度行くとしたらシーがいいかも。レインフォレストレストランでいただいたTシャツはまだ着ていません。

 さて、来年はどんな年になるでしょうか。きっと365日あるような気がします。成人の日と体育の日は月曜日で、4月からは郵政省が日本郵政公社に変わりそうです。辛いニュースばかり我慢できない。とJudy and Maryが歌っています(今耳もとで)が、戦争はどう転んでも起こりそうな気配です。しかし嘆くことはありません。森先生の講演会は少なくとも2回あります(にっこり)。希望を持って羊を迎え入れましょう。ムツゴロウ王国のように。ではでは・・。


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