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日々これ勉強(2002年9月の後半)

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9月のは誰か?(の後半)

(9/16) 振替え休日の月曜日。朝方は雨が降っていたようですが、昼前に家を出る頃には止んでいました。家を出たのは遅いものの、早起きの習慣はまだなんとか続いています(まあすぐ終わってしまったら習慣とはいわないですが)。そして徒歩通学もまだ続いています。歩いて苦になるような距離でもないですし、ちょうど良い運動にもなって一石二鳥といったところでしょうか(<何が一石で何が二鳥なの?)。逆に、苦にならない距離だからこそ、それに甘えてなかなか自転車を取りに行く決心がつかないという見方もできますが・・。ま、処分されてしまうまでにはまだ猶予があるので、もう少しウォーキングを続けたいと思います。

 大学に来てみたら、質量分析計で夜のうちに自動測定させていた4年生のI黒さんのサンプルが4分の2測定できていませんでした。サンプルの問題というよりは測定装置側の微調整の問題という印象です。まあしかし、この装置に関しては専門ではないので口出しはしません。彼女の指導教官A原先生の判断を待った方がいいでしょう。明日火曜日には帰省先の実家から戻ってこられるはずです。伸び伸びできるのも今日まですね、なんて思っても口に出してはいけません(笑)。さて、そんなことがありI黒さんと交代してお昼から自分のサンプルを測り始めたわけですが、まあまあ順調に測定できたと思われます。昨日同様、すべての測定が終わったのは午後11時頃でした(ふぅ)。振り返ってみると摂取した食事は朝食だけとなりました(何を食べたかは忘れたけど)。

 測定の合間に読み進めていた森先生「臨機応答・変問自在2」を読了しました。今回のは質問事項が主にインターネット上で募集されたからなのか、質問内容は面白いのですがなんとなく偏りが感じられます。どうしても狙った感が拭えなくて、それにひとつひとつの質問が長い傾向にありますね。質問数の分母が前作よりも少ないし、短い時間内で考えられた質問でもないので当然の結果かもしれませんが、個人的には前作の方が面白かったです。っていうか、どうして早めに応募しておかなかったのかと、読む度に自分の腑甲斐無さを思い出して面白くなくなるだけなのです(<単なるひがみかよ)。しかししかし、そんなこととは無関係に森先生のご返答はいつもながら鋭く率直で素敵の3Sなのです(にっこり)。それに質問内容からも質問者の森先生ファン率がわりと高いことが伺え、「この質問はあの人かも」と人物を推定できそうな質問もたまにあって、そういう意味で別の面白さはありますね(笑)。残念なのは、そこに自分の質問が載っていないことですが(しつこいな)、送らなかったのだからしかたありません。次の機会は無さそうですが、もしあればいつでも質問できる準備はしておきたいところ。幸いにも疑問の対象には事欠かない世の中です。月とスッポンの違いはいくらですか?とか(<その質問じゃ送ってもボツだな)。


(9/17) 昨夜、Wかへま氏の日記を読んで、チョコQがもう発売されていたことを知りました。しばらく忘れていましたが、そういえばフルタのチョコエッグのフィギュアはもう海洋堂製ではなくなったのでした。動物シリーズの続きが気になっていましたが、そうかそうかタカラから出ることになって、チョコQって名前になったのね。チョロQにひっかけてチョコQか。うーん、全然中から動物のフィギュアが出てくるような名前ではないなあ。でもまあ、フィギュア自体は折り紙付きなので、早速昨日の帰りにコンビニで買ってみました。2種類のパッケージが置いてあったうちの、150円のノーマルバージョンは売り切れていましたが、初回だけの発売記念限定版の300円のやつはまだ残っていて、日本の動物シリーズペット動物シリーズの2種類のチョコQが入っているらしい。しかもおまけに1個フィギュアが付いているようでお得です。どうせ何個も買うつもりなら、これを買った方が良いに決まってます。というわけでこの限定版を購入したしだい。

 帰宅後さっそく開けてチョコを食べてみました(形はやっぱりタマゴ型)が、Wかへま氏も言われているように、確かにチョコが分厚くて味が重いです。しかもあまりおいしくない(笑)。お菓子屋さんじゃないところが作るチョコ(イタリア製みたいだけど)に期待するのが間違いなのでしょうか。チョコエッグに対抗意識を燃やして、負けないようにと頑張って量を増やしたのかもしれないですが、これじゃ明らかに逆効果でしょう。フィギュアの入ったカプセルに付いたチョコもなんか取りにくいし、おもちゃ屋ならおもちゃ屋らしく、もっと中身のフィギュアに自信を持って、チョコはなるべく少なくしていただきたいなあと、切に願うのであった。その後夕食に、残っていたカレーを塩ラーメンにかけて食べ、なかなかの美味に満足して就寝。

 明けて本日火曜日は朝から雨。早起き推進週間の終わりを告げるかのような降りっぷり(<いつからそんな週間だったのか)。雨が降ったらお休みで〜、のハメハメハ大王方式に則り、2度寝をして午後から大学へ。大学では取り立てて言うほどのことはしていませんが、実験器具の洗浄をしたり、小雨の降る中、生協に行って食料を調達したりでした。夜は異常にお腹が空いてきて、気持ち悪くなったのですが、おにぎりなどをお腹に納めると楽になりました。やっぱり空腹が原因だったのでしょうか。空腹ごときで気持ち悪くなるとは、まだまだ修行が足りませんね(禅僧か)。その後夜遅くに帰宅して、トマトシチューなるものを作りました。トマトソースベースのシチューです。赤くて普通のシチューより粘性が低いように思います(野菜や水の量などをいつもと同じにした上で)。どちらかというとスープに近いです。それでもお構い無しに、食べる時はいつものようにご飯にかけて食べました。見た目はリゾットみたいな感じ。味はまあまあいけますが、中毒性ではカレーにはかなわないかも。

【本日のチョコQ】
・リュウキュウイノシシ
・エゾモモンガ
・マンチカン 白赤


(9/18) すっかり生活リズムは元通り。重要な国際会議も多く開かれる世界有数の永世中立リゾート国家と同じスイス時間で過ごしている今日この頃です(にこ)。水曜日も寝たのが夜明け前で、一度午前中に電話で起こされましたが、結局最終的に起きたのは午後2時過ぎというテイタラク。ちなみに電話の内容は、寝ぼけていたからか、相手の話し方に癖があったからか判断つきませんが、はじめ相手が何を言っているのか全然解りませんでした。名古屋弁というわけでもなさそうでしたし・・。それで訊き返して、どうやらお米を売ろうとしているらしいということは推測できました。で、すぐに結構ですと断って電話を切ったのでした。その後は再び眠ってしまい、前述の通り。

 午後から大学に出てきて、M1のU本君との約束でアイソトープセンタに行って放射化分析の解析を教えることになっていましたが、その前に4年生のK藤君と実験室の掃除をすることに。それから午後5時前にU本君とアイソトープセンタへ。そしたらなんと測定室にあったレーザプリンタが御陀仏になっていて、そこでの作業は予定よりも時間がかかってしまい、作業が終了したのは6時頃でした。プリンタは前からトナーが半壊状態で騙し騙し使っていたのですが、ついに交換する日が来たようです。

 夕食は生協食堂にておかずのみを325円ほど食べました。家にはまだシチューとご飯が残っているからです。夜は実験器具の洗浄をして、日付が変わる頃帰宅。今日もコンビニでチョコQを買いました。本当はスーパで安く買いたいのですが、他所で見かけないので現在はコンビニに甘んじている状況です。さて、帰宅して深夜にたまたまスタートレックを観れたと思ったら、いつのまにか「ボイジャー」シリーズではなくなっていて、前シリーズの「ディープ・スペース・ナイン」に戻っていました。このシリーズは宇宙航行の中継場所いわゆる宇宙ステーションみたいなところを舞台にしているので、登場人物たちの移動も少なく他シリーズに比べるとあまり面白くないんですよねぇ。まだ年取ったデータが活躍するお話の方が面白いと思います。と不満を垂れつつ、これも結局観てしまうのがスタートレック好き(といってもやってたら観る程度ですが)の悲しい性でしょうか。というわけでこの日も明け方近くの就寝となりました。早起きしようという意欲の欠片も感じられない夜の過ごし方ですね(ははは)。

 あ、そうそう、昨日の日記の最後に【本日のチョコQ】なんて毎日のワンコーナみたいに書いてしまいましたが、毎日続くと思われた方、すみません、続きません(苦笑)。単なる気紛れでした。いや、続けようという気がまったく無かったわけではありませんが、チョコQを買うのが不定期になりそうだし(今日は買ったけど)、今回は写真を撮っているわけでもないし、名前だけ載せてもねぇという感じだったのでやめました。わざわざまとめて書くことでもないでしょう。


(9/19) 久しぶりに暖かい陽気の木曜日。もう言うまでもないでしょうが、今日もお昼過ぎから大学へ。実験器具の洗浄の続きをまず行い、忘れていた郵便局での振り込みを済ましました。何かというと、H大スキー部のOB会費と、ほぼ日で購入したTシャツ代。今では振り込みもATMでできるので便利になりました(たしか手数料も安かったはず)。その後、放射化分析のサンプルを交換しにM2のO田君とともにアイソトープセンタに行きました。

 そうこうするうちに夕方になってしまい、実家に帰るための身辺整理を始めました。といっても免許の更新で2泊3日の予定でいなくなるだけですが。午後6時過ぎにアパートに一度帰宅し、荷物を持って実家に向けて出発。あいぶっ君なんかも一応かばんに入ってます。もはや鈍行での帰省は厳しい時間だったので、やむなく新幹線を利用しました。それで午後10時頃実家に到着。相変わらず犬のせいかは元気溌溂で、久しぶりに家族揃っての夕食となりました。

 たまに実家に帰るといろいろ変化があって面白いのですが、いつの間にか台所には水道水を還元水と酸性水に分解する機械が導入されていました(笑)。還元水は主に料理とか飲み水用で、酸性水はお風呂の水とか洗い物に使うらしい。最初その装置がどれほどの物か怪しいんでいましたが、実際に還元水を飲んでみると、とても飲みやすくグイグイいけてしまいます。それにトイレが近くなってしまうほど吸収も早いので、たしかにこれは効きそうだと納得(何に効くかは判らないが)。うーん、すごいな、健康家族。


(9/20) 昨夜というか夜中の3時頃、犬のせいかがクンクンうるさく鳴くので、しかたなく散歩に連れていきました。まあ、もともと夜更し気味で眠れなかったのでちょうど良い運動です。玄関から外に出るとせいかは馬車馬のごとく凄い勢いで引っ張り、草を食べたりおしっこしたり大忙し。しかしこの犬は、小さな頃からほとんど家の中で過ごしていた(家に上げていたわけではない)からか、昔から臆病なところがあって、散歩に行きたがるくせに散歩中は落ち着きがなくて、しばらくするとすぐに家に帰ろうとするのです。おしっこをしないで帰ろうとすることもあります。お前は何がしたいのかと聞いても、答えてくれません。でも可愛いので許す(笑)。今回の散歩は10分ほどで終了し、ようやく安らかな眠りに落ちることができました。

 というわけで、朝方一度目覚めたものの、結局起きたのはお昼前の金曜日。軽く朝食を食べ、午後から伊丹にある免許更新センタに出かけました。何故か妹のY佳氏が同伴です。これから免許を取ることがあるだろうからと、母親にそそのかされた模様。ちなみに妹は高校生です。かくして兄妹二人は神戸電鉄からJRへと電車を乗り継ぎ、午後2時半頃に、伊丹駅から歩いて5分の免許更新センタに到着。

 平日の午後だけあって、前回来た時よりも格段に空いています。まず、免許証のコピィととってもらうとそれが申請書になっていて、諸々記入して窓口へ持って行き、更新料を5000円くらい払いました。次は鬼門の(笑)視力検査だったのですが、電車の中で居眠りをしていたため、目の状態が万全ではなく、合格するまでに少々の時間を要してしまいました。あぶなかったですが、なんとか今回も裸眼で免許を更新することができそうです(っていうかそんな基準で更新していいのか?と思わないでもない)。ほとんどペーパドライバ状態だったので、もちろん優良運転者の烙印が捺され、そのあと、免許用の写真を撮ってもらい、2階に上がって優良運転者講習(とは名ばかりでパネル展示とビデオを自由に眺めるだけ)を受け、1階に降りるとお姉さんが待ち受けていて新しい免許証を渡されました。すかさずチェックするのは自分の写真。うむうむ、出来映えはまずまずです(にっこり)。こういうときのために、日頃からいつでも素早く良い顔を作れるよう心掛けておきたいものですね。失敗した顔で5年間も通すのは辛いですから。帰る頃にはすでに更新の受け付けは終了している時刻でした。

 家に帰ってきたのは午後4時頃。有閑マダムよろしくお菓子なんかをパクパクした後、7時過ぎに母親と妹と3人で車に乗り、途中父親の勤め先で父親を拾い、今夜は一家揃って外食へ出かけました。郊外にできたワーナーマイカルにあるイタリア料理店で、スパゲティとピッツァとケーキを食べ(誕生日祝いみたいなもの)、その後レイトショーで映画鑑賞となりました。自分を除く3人では最近よく映画を観ていたらしいですが、家族4人ではかなり久しぶりです。上映時間までの間はゲームセンタのUFOキャッチャで奮闘したものの、収穫は無し。ちなみに観た映画は「バイオハザード」で、内容はまああんなもんでしょう。ミラ・ジョボビッチのファンなら、といったところ。乳首が見えるシーンがあるだけで観る価値はあると思います(笑)。帰宅後は妹が録画していた「TEAM」というドラマを何故か独りビデオで観て(妹が再生したはずなのにいつの間にか寝ていたから)、水野美紀万歳状態(にこにこ)。というわけで、寝たのは今日も午前3時頃でした。


(9/21) そうそう、書き忘れていましたが、実家に発つ前に名古屋駅の三省堂で、プロンジーニ&マルツバーグ「裁くのは誰か?」を購入したのでした。オビに森博嗣先生の推薦文が書かれている代物です。たしか復刊フェアか何かで、2年ほど前に森先生が推薦文を寄稿なさったものですが、当時入手したのかどうか自分でも覚えておらず、本棚や机の抽き出しなどを探しても見つからなかったため、一応あるうちに買っておこうと思ったしだい。もうオビが付いた版は無くなっているかと思っていましたが、版が新しくなってもオビはそのまま付いていたので助かりました(カラーは変わったみたいですが)。というわけで、実家にはその本ともう一冊「赤緑黒白」を持って来ていたのですが、読んだのは行きの新幹線の中だけで、実家では結局全然読まないまま過ごしています。

 さて本日土曜日は、なんと昼過ぎまで寝てしまい(今更驚くことでもない)、目覚めてからは吉本新喜劇を久しぶりに観ました。またベタな関西人の土曜日の過ごし方ですね(笑)。知らない人が多く出ていますが、そこは吉本、それなりに面白いのはさすがです。その後、昼食に焼そばやらチヂミを食べて、午後はゴロゴロテレビを観たり、犬猫の相手をしたり(猫は勝手に庭に入って来るやつ)優雅なひとときを過ごしました。これが我が家の愛犬せいかあられもない姿。さらに寝そべる姿。階段の角がかじられているのは昔の彼女の仕業です。庭にやって来る猫はこんな黒猫です。眼光鋭いですね。

 夕方頃には名古屋に向けて出発しようかと思っていましたが、結局夕食を軽く食べてから実家を出ることに。たこ焼きならぬツナ焼き(つまりたこ焼きのタコの代わりにツナが入ってる)を食べて、父親に車でJRの駅まで送ってもらいました。そうそう、駅前は知らないうちに拡張工事が始まっていて、まだまだ発展途上の田舎町であることを痛感(しばらくは工事中の模様)。それにしても大きくなったもんだ、三田(韻を踏んでみたが失敗)。

 帰りは快速を乗り継いで新大阪へ行き、そこから新幹線で名古屋まで約2時間。終始立ちっぱでしたが、在来線だけで4時間かかるよりは体力的に楽だったと思います。本山のマツザカヤストアにて食材を買ってから、とりあえず大学へ。ネットである場所の過去ログを読んでいるうちに午前4時頃になってしまい、家に帰ったのはそれからでした。相変わらずの生活です(あはは)。


(9/22) とっくにお気づきのことと思いますが、今日は誕生日の前日です。一体どこで気づけというのかと憤りを禁じ得ない方もおられるでしょうが、免許更新とか家族揃っての外食だとか誕生日がそろそろであることを臭わす記述はあるのです。それに「黒猫が庭に現れた翌々日は誰かの誕生日だと思え」という格言も合わせれば容易に予想がつくでしょう。少なくとも私には予想がつきました(そりゃそうだ)。そう、私の記憶が確かならば、明日は私の誕生日なのです(<結局記憶に頼るのかよ!)。ま、それはともかくとして、昨夜は中秋の明月でしたが、残念ながら曇っていて月は見えませんでした。まさに「日暮れて道遠し」という感じです。嘘。適当に言ってみただけです、ごめんなさい。しかし、本当に月が雲の上にあったのかどうかは判りません。月は我々が見ているときだけ存在している、みたいな哲学分野の話がありますが、存在とは何かを問う深いテーマですね。原子の中の陽子や中性子だって、発見されるまでは人間社会には存在してなかったわけですし。これはほら、あれです、「黒猫の三角」の冒頭に引用されていた「ネオフィリア」(ライアル・ワトソン著)の一文に通じるテーマですよ。と無理矢理黒猫に話をつなげてみたり。何を言ってるんでしょうか。

 さてさて、本日も例のごとく明け方に眠りに就いたわけですが、目覚めるとなんとなんと午後3時というテイタラク(はぁ)。日記の更新とかいろいろやるつもりでいたのに(やっても日記の更新か)、この時間じゃやる気もごっそり削げてしまいます。しかたがないので、昨夜買ってきた食材を使ってクリームシチューを作って食べました。やることないときは料理でもしてりゃいんです。とりあえずお腹を満たせば次の行動のためのエネルギィも貯えられるでしょう。まあ、毎週同じようなことを繰り返している感は否めませんが、曜日だって毎週同じことを繰り返しているのだから(繰り返すから曜日なんだけど)、ここは大目に見てもらいましょう。大目に見てもらう相手はもちろん自分です。

 食後は荷造りをして、午後7時頃大学にやってきました。何の荷造りかというと、明日の東京ディズニーランドオフ会に向けてのです。メンバはお馴染みKH3姉弟とその他の人々(詳しくは明日)で、今の期間TDLで催されているイベント「ドナルドのスーパースプラッシュ」を狙ってのものです。濡れる恐れがあるみたいなので、カッパやら着替えやらを詰め込んだしだい。交通手段はいつものように夜行バスツアーを使って行きます。えーと、繰り返すようですが、明日は私の誕生日です(しつこいな)。プレゼントの用意がある方は、遠慮なく申し出てくださいね。メッセージでも歓迎です(にこ)。とかなんとか書いておけば、何か効果が期待できるだろうか(笑)。


(9/23) 昨夜は9時頃に大学を出発し、9時半には名古屋駅に到着。そして毎度のように メディアワン(という名の集合場所みたいなところ)には三重交通の乗務員さんが立っていて、すでに受付をしているようだったので、乗車券を渡しました。で、チェックされたのは良いのですが、名前を間違えて言わないでほしいなあ。ジュンスケって誰やねん!(ぷんぷん) それはともかく、やがて10時が近づき、乗るバスごとに集合させられ、順次案内されていきました。初めがレギュラー料金のバスで、次がちょっと高いバス。今回も前回と同じくレギュラーバスの席が満席だということで、余分なお金を払って高い方のバスに乗ることになっていましたが、騙された前回とは違って、今回はちゃんとゆったりシートのワンランク上のバスで一安心でした。こうなると前回の待遇はなんだったのかという疑問が益々強くなりますが、まあ今考えてもしかたないので忘れることにします(朝三暮四か)。

 午後10時過ぎ、バスは名古屋駅を出発し、間もなく消灯となりました。しかし日頃の夜更かしが災いしてか、なかなか寝つけずただ目を瞑っているだけの状態のまま日付が変わりました。途中休憩が12時頃に浜名湖、3時頃に足柄のサービスエリアであり、余計に眠れません。とはいえトイレ休憩がないのも困るので致し方なし。結局2回ともバスを降りてしっかり休憩をしました。その後ようやく深い眠りに就いたと思ったらディズニーリゾートに到着。タイミング悪〜。午前6時前、ディズニーシー側の駐車場にバスは停まってしばらく待機。乗務員さんの人によれば、7時半になったらチケットを渡してくれるらしい。あわわ、それでは困るのです。みんなとの集合時間が7時半なのに、しかもディズニーランド側なのに、7時半にチケットを渡されたって間に合わないじゃないですか。と悩んでいるうちに乗務員さんの姿は消えていて、時間だけが過ぎていきました。

 うーむ、どうするべきか・・。いよいよ7時を回って、こりゃ誰かに電話で遅れそうだと伝えるしかないかな、と思い始めていた7時15分、乗務員さんが戻ってきてチケットを配り始めました(わーいわーい)。良かったー、ギリギリですが今からならなんとか間に合いそうです。しかも受け取ってみると、窓口で交換が必要なチケットではなく、直接ゲートを通れるパスポートでした(ありがとー乗務員さん)。前回はディズニーランドのチケットは自分で交換しなければならなかったので心配していたのです。サービスが良くなったのでしょうか。いずれにしても説明とかでもったいぶらずに早く渡してほしいぞ(うずうず)。ようやくパスポートを受け取ってからは、急いでバスを降り、TDRの周りを回るリゾートライナーの駅へ向かいました。運良くすぐにミッキーマウス型の窓を持つ列車はホームに入ってきて、5分ほどで次の駅に到着。そこはイクスピアリです。

 改札を抜けて、待ち合わせ場所のカフェへ直行。時間は7時30分前、よしよし間に合った間に合った。と安心して店内に入ってみると、そこにおられたのはKずえさんとGんてつさんだけでした。どうやら3番目だったらしい。お二人はすでにロールブレッドを食べておられたので、挨拶もそこそこに自分もロールブレッドとコーヒーを買って食べることに。たしか海老の入ったやつを頼んだ記憶です。7時半になると、TさんとKヲルさんもやって来られ、Mつるさんもその後すぐに現れて(今回はバスが火を吹くことはなかったようです)全員集合となりました。本日の参加者はこの6人です。3対3でバランスは良いですね。えっと、つまり、KH3姉弟とそれ以外のグループで3対3ということですが(笑)。

 全員がロールブレッドを食べ終わるまでにしばらく時間を要し、ディズニーランドのゲートへ向かったのは午前8時前でした。予定よりは遅くなりましたが、前回よりは前の方に並べそうです。Kずえさんのみチケットの引き換えに向かい、他のメンバはゲート前に並びました。30分くらいしてKずえさんも合流し、午前9時までさらに待ちます。その間、Gんてつさんからは記念の名刺が配られました。ポジフィルムの断片が挟まっていてなかなか素敵な名刺です。それからそうそう、ここで誕生日のお祝いの言葉を皆様からいただけたのでした。ありがとうございます〜(にこにこ)。さて、そうこうするうちに9時を迎え、いよいよ開門。なだれ込み走っていく人々。いつもながらすごい勢いです。走ってはいけないという小学生でも解るような約束事があるなんて信じられない光景です。みんな必死なんですね。

 今回の悩みどころだったメインイベントの「ドナルドのスーパースプラッシュ」での「ずぶ濡れエリア」確保は、天気と気温を考慮して諦めることになりました。そう、天気はこんな具合にどんよりだったのです。というわけで、まずはもうひとつの選択肢だった「プーさんのハニーハント」のファストパスをゲットするのが最初の目標となりました。だからまあ、ランド内に入ってからも慌てず騒がず早足程度で奥へ進み、ファストパスの列に並んだしだいであります。いざ並んでみたところ、前回よりも断然短い待ち時間(30分待ちぐらい)でした。なんだかんだおしゃべりをしながら首尾よくファストパスを手に入れた一行は、さてどこにいこうかと迷いました。決めてなかったんか!(笑) まあ、その程度です。全アトラクション制覇とかを望んでいるわけでもないので、ドナルドのパレードを見ることとハニーハントに乗ることぐらいしか、プランは立てていませんでした。流れに身を任せてぶらぶら歩くのもまた一興です。で、辿り着いたところがシンデレラ城(近過ぎ)。その内部で行なわれる「ミステリーツアー」が最初のアトラクションとなりました。実はこのアトラクションは初めてです(わくわく)。20分ほど並んで入りましたが、いやあ、噂通りのお姉さん(お兄さんもいるのかな)の過剰な演技が素敵ですね(笑)。観られて嬉しいです。いまいち反応の弱い客相手に怯むことなく、淡々とアニメ声で演技を続けるお姉さんは、さすがプロだなあと感慨。いつかお姉さんの演技に負けないくらいの反応をこちらもできるようにしたいものです(みんなでやれば怖くない?)。ちなみにラストの光の剣(ネタバレ)を装備したのは男の子でした(関係ないですが某S都さんは光の剣を装備したことがあるという噂を聞きました)。城から外に出るとこんな景色が見られます。曇ってますね。

 その次に向かったのが「ホーンテッドマンション」で、相変わらずお姉さんのメイド姿には萌え萌えです、Mつるさんがね(笑)<責任転嫁か! えっと、ここもあっさり10分待ちぐらいで亡霊とお友達になれました。マンションから出ると11時を回っていて、そろそろ「スーパースプラッシュ」が始まりそうな雰囲気だったので、シンデレラ城の方からトゥモローランドへ向かいました。その途中、もみあげの長いプレスリィ風の衣装をまとったハンサムなお兄さんが歩いているのを発見。女の子たちに記念写真をせがまれています。なんだなんだ?あんなキャラクタ、ディズニーにいたか?と疑問に思っていたら、そのお兄さんはシンデレラ城前の「スーパースプラッシュ」のずぶ濡れエリアに向かって行き、そこでようやく、ああはいはい、あのドナルド相手にマイクパフォーマンスをする人かと気づいて人気ぶりを納得。単なるハンサムでも写真をせがまれたりはしないもんね。どうりで人気があるわけです。そのお兄さんの背中を見送る形で、我々はパレードの通路整備に阻まれ、橋の手前でショーの観賞をすることになりました。

 しばらくすると、どこからともなく音楽が流れ始め、「ドナルドのスーパースプラッシュ」の山鉾巡行が始まったようです。シンデレラ城へ向かっていくパレードの先頭を切って現れたのは、ダンサーのお兄さんお姉さんたちでしたが、その後ろからやってきたのはこの方たちでした。そう我らがミッキー&ミニーでーす(テーマパーク紹介番組風)。サーフボードの上に車ごと乗るなんていう無茶なことできるのはこの方たちの他にいないでしょう(笑)。その後ろには何故かシュノーケルを付けたお魚さんが続き、潜水艦に乗ってやってきたのがドナルド・キッズ(勝手に命名)の3人組。水をまき散らしてます。そしてついに現れた本日の主役ドナルド・ダックはお姉さんたちと一緒に高台に。さて、ここでミッキーマウスたちがすでに辿り着いたらしいシンデレラ城前を見ると、間にある柳の木が邪魔でよく見えません(しょぼ〜ん)。ドナルドたちも合流し、いよいよスーパースプラッシュが始まっても、確認できるのは水をかけられている人々の悲鳴と、水鉄砲から飛んでいく水の軌跡ぐらいです。フィナーレのザッパ〜ンも見れました。ショーが始まってしまうといいなあいいなあと恨めしそうに眺めることしかできませんでしたが、その一方で、この天気でびしょ濡れになるのは寒そうだし、やっぱり濡れなくて良かったなあと思うのでありました。水鉄砲だけでなくシンデレラ城の上からも放水されていましたからね。ショータイムが終わり、ミッキーたちは再びパレードをしながら引き上げていきます。もう少し近寄ってくると、二人揃ってこっちを見たり、愛想が良いですね。お兄さんたちも手を振りながら去っていきます。ドナルド号のお姉さんたちは笑ながら水かけてきます。それを受けてるお客さんも笑顔です。ドナルド・キッズは帰りも派手に水を撒いてくれました。メインのショーは遠くからしか観られませんでしたが、パレードは観られて水も程よくかけられて、まあまあ満足のいくショーでした(にこにこ)。

 さてその後、パレードを観覧していた場所から程近くの「スタージェット」の下で軽く昼食を食べ、いよいよ「プーさんのハニーハント」の時間です。ファストパスでほとんど待ち時間はなく、建物内へ入っていき、プーさんの絵本を読む間もなく、2つの5人乗りポッドへ3・2に別れて乗車ならぬ乗ポッド。しかし今回こそは3つあるうちの乗ったことのないポッドに乗れると思っていたTさんと私は、またしても真ん中のポッドになってしまい、なんでやねん!なんでやねん!なんでやねん!・・・。まあどこに乗っても楽しいので問題はないのですが、できれば他のポッドにも乗って別の景色も楽しみたかったですね(ハチミツ爆弾浴びてー)。次回こそはと誓うのでありました。

 それから再びトゥモローランドへ戻り、「ミクロアドベンチャー」のファストパスを取り、KずえさんとMつるさん以外のメンバは「スペースマウンテン」の列に並ぶことに。15分待ちだったのですぐに動く坂道前まで辿り着き、間もなく坂道を上昇。建物内部に入ると、道を進むごとにだんだん暗くなっていきます。途中で断念する人用の非常口が度々設置してあるのが面白いですね。そんなに凄い乗り物なのかと期待してしまいます。実はこれも今回初めて乗ることができたアトラクションなんですが、実際乗ってみると、うーん思っていたよりも上下の移動が少ないコースタでしたね(横Gはまあまあだったけど)。暗闇の中を走るというので、宝塚ファミリーランドにあった同じように暗闇の中を走る「スペースコースター」のようなものを想像していたので(って判る人いるのか?)、個人的にはちょっと物足りない感じでした。まあ、この寸止め感が、良くも悪くもディズニー的なテイストなのかもしれません(寸止めじゃないのってスプラッシュマウンテンくらいか)。ただ、走ってる途中に下の方のレールが見えてしまうのはちょっと興醒めてしまうので、やるなら徹底的に真っ暗にしてほしいなあと思いました。

 我々がスペースマウンテンに乗っている間、近くの劇場でショーを観ていたらしいKずえさんとMつるさんとは午後1時半に合流し、再び6人揃った一行は、ファストパスを使って少し待たされたのち「ミクロアドベンチャー」の建物内へ入りました。そしていつものように前振りビデオを観て受賞会場内へ。簡単に入れてしまうほどの混み具合ではありますが、なかなかどうして、何度体験しても3D映像(+α)はすごいと思います。子供がギャーギャー泣いてましたからね(笑)。しかし前回も思いましたが、視力が弱いと上手く立体視できないのが歯がゆい感じです。

 そのあとはアドベンチャーランド側に移り、「カリブの海賊」を待ち時間なしで楽しみました(何度乗ってもダークなイッツ・ア・スモールワールドという印象だなぁ)。でもって「ビッグサンダーマウンテン」のファストパスを取り、クリッターカントリーの「カヌー」へ行ってみるも、50分待ちだったためひとまず諦めて小休憩を取ることに。売店でコーヒーやらソフトクリームやらを買い、木の椅子に座って食べました。ついでに今後我々が進むべき道を話し合います(といっても適当に)。その後もう一度「カヌー」を覗いてみると、30分待ちに列が減っていたので、よし並んでしまえと並んで、湖見ながら時間は経ち、4時過ぎには乗ることができました。船乗り場はこんな感じ。写真からも判ると思いますが、並んでいたのはグループの一番前でした。つまり、それでかけ声をかける役をやらされたのです(ああ恥ずかしい)。しかしこういうときに騒ぐのが体育会系の血というのでしょうか。真面目にかけ声かけて、ついつい真剣に漕ぎ過ぎて、その結果思わぬところでずぶ濡れです(笑)。乗せられて楽しむアトラクションもいいですけど、こういう能動的なアトラクションはノリノリで乗ると結構楽しくなりますね。良い運動になりました。

 カヌーでぐったりした一行が次に向かったのは講談社提供のトゥーンタウン。でしたが、その前に寄ったのがガラガラ状態だった「イッツ・ア・スモールワールド」です。ここで平和な気分を味わい、再びトゥーンタウンへ。子供には怖いピノキオや、個人的に好きなロジャーラビットや、ポーズを決める今回の主役ドナルドなどに出逢いました。あとは街のギミックを楽しんだだけでトゥーンタウンをあとにしました。

 そろそろ夕食時だったため、それからは一路ゲートに向かい、再入場用のスタンプを手の甲に捺してもらって一旦園外へ。途中空にピノキオ(?)を発見しつつイクスピアリまで行って、その中にあるレインフォレストレストランというところで食事となりました。壁やら天井などに植物が生い茂り、ゴリラやオウムの人形が方々に居て、その名の通り熱帯雨林みたいな雰囲気のレストランです(しかし気温だけは亜寒帯みたいでした)。時々その動物たちが動きだし、照明が暗くなったりして落ち着かない中、ピザとパスタとサラダをみんなで分けて食べました。飲み物はアルコール入りのコーヒー「カフェマンボ」を頼んでみましたが、これが暖かい飲み物で新鮮な感覚。しかしアルコールがきつめで焼酎のような味わいでした。料金は消費税込みで6人全部で1万円ちょっとでしたが、なんと1万円を越えたグループには先着500名にオリジナルTシャツがプレゼントされるらしく、我々も1着もらうことができました。そしてそのTシャツは、Kずえさんのお言葉に甘えて、誕生日だった私がいただくことになました。ありがたやありがたや。

 お腹を膨らました一行は、紫外線ビーム(<線とビームが重複)でスタンプ跡をチェックされ再び園内へ。そしてファストパスを使って「ビッグサンダーマウンテン」に乗車。暗い中で乗るとこれは数段楽しいことが解ります(ヤホーとか叫んでしまう)。山から降りてくると、ちょうどエレクトリカルパレードが始まろうとしていたので、曲り角の辺りにレジャーシートを敷いて陣取り、そのままパレードを観賞することになりました。通り沿いには毎度のごとく人だかりができ、辺りの照明は落とされ、遠くには浮かび上がるシンデレラ城が望めます。裸眼で見たらこんな光景ですが、夜景モードだとこんな感じです(ぶれてますが)。やがてアナウンスがあり、エレクトリカルパレードの始まり始まり〜。リズムパートの音楽が流れる中、メロディとともにパレードの先陣を切ってやってきたのは、妖精さん近づいてくるにつれてメロディも大きく聞こえてきます。ミッキーを乗せた機関車がすかさず続いてドリームライツ!。その後ろからは、不思議の国のアリスを乗せた猫が続き、アリスは相変わらずオーバアクション。尺取り虫ドラゴンなんかが通り過ぎ、プーさんと愉快な仲間たちは愉快です。昼間のパレードでもそうですが、通り過ぎるキャラクタというかセクションによってメロディも変わります。スピーカを積んだフロートがあるんでしょうけど、それぞれのメロディがリズムパートにちゃんと同期していることに感動を覚えますね(今更言うのもなんですが)。美女と野獣はダンスを踊り、スワンが現れると音楽は白鳥の湖に。そしてドナルドたちを乗せたフロートが続いて、最後はピノキオロージャーラビットがやってきておしまい。以上、どの写真もブレてて申し訳ないですが、やっぱり本物は違うなあと思い知るエレクトリカルパレードでした。

 パレード終了後、冷えた躰を温めるため「グランマ・サラのキッチン」に入って、コーンポタージュやらコーヒーやらを飲んで小休憩となりました。そこで花火の時間まで待っていたのですが、開始時間が近づいてきていざ外に出てみると小雨がぱらついていました。雨足は少しずつ強くなり、花火の打ち上げが危ぶまれましたが、8時半には予定通り打ち上げられ始めました。実は最初、花火はシンデレラ城の上空に上がるもんだとばかり思っていた(そういう映像をよく見るから)ので、クリッターカントリー方向から来てダンボの辺りにいた我々(というか私)は、シンデレラ城の方向を見上げていたのです、木陰で雨宿りをしながら。そしたらあなた、スタッフらしき人に「花火はあっちから上がりますよ」と見上げていた方向とは真逆を指差しながら言われて、ちょっぴり恥ずかしかったじゃないですか(苦笑)。思わず、そっちかよ!ってひとりごちてしまいました。花火は「ホーンテッド・マンション」のある林の向こう側から上がっていたのです。考えてみればシンデレラ城から打ち上げるなんて危険なことは判るんですが、先入観とは恐ろしいものですね。とかなんとかはともかくとして、どんどんどんどんどんどんどんどん、もひとつどん、と花火は雫落ちる夜空をバックに咲き乱れ、グランドフィナーレとなったしだい。

 花火が終わった頃には、雨もしっかり降っていたので、あとはワールドバザールで土産でも買っていましょうということになったのですが、一緒にうろうろするのもなんなんで、その前に本日のオフ会は解散となりました。参加された皆様お疲れ様でした。なかなかに楽しかったです。さて、土産の方はと言いますと、いつものことですが大したものは買わず、耳カキ2つとハロウィンミッキーの飴のみでした。しかも自分用。そうしてディズニーランドを退園し、リゾートラインのディズニーランド駅に向かおうとしたその時でした! ライトアップされた駅を何気なく撮った写真に、あのキティちゃんが写ってるじゃないですか! キティちゃんの怨念でしょうか(笑)。何故キティちゃんから恨まれるのか根拠が薄いですけど。っていうか、レンズに付いた水滴のせいで、良い具合に写ってるだけですけどね(タネ明かし早いな<隠しても判るでしょ)。

 9時半にはディズニーシー側へ辿り着き、駐車場で待つバスへ無事に戻ることができました。朝聞いた時には10時頃には出発するとか乗務員さんは言っていましたが、結局10時を結構回ってからの出発となりました。それだったら最初から閉園時間まで遊べるよって言っといてほしいよなあ。もう少し遊べたのにねぇ(と言いつつ雨が降っていたのでどうせ遊ばなかったに違いない)。こうしてディズニーリゾートをあとにした帰りのバスでは、歩き疲れたのかアルコールのせいなのか、激しい眠気に襲われ簡単に眠ることができました。しかし休憩の度に起こされたのは行きと変わらずです。もう少しで熟睡できるというところでいつも起こされるんだから、たまったものじゃありません。これもキティちゃんの怨念でしょうか(笑)。


(9/24) 火曜日。東京からのバスが名古屋駅に到着したのは朝の5時半頃でした。まだ電車も動き出したばかりです。眠い目を擦りながら、地下鉄に乗り、本山駅を経て、自宅まで帰ってきました。もちろん自転車がまだないので歩いてです。それから朝食にシチューを食べて落ち着いたところで熟睡。また寝たのか(笑)。そう、寝たのだ。どうしようもなく眠かったのだよ明智君。バスの中でも寝るには寝たんですけど、途中で起こされたのがやっぱり原因でしょう。、そんなわけで、朝から再び寝て次に目覚めたら昼過ぎでした。

 午後から大学へ出てきて、まもなく迎えた夕食時間はT辺氏とT中氏のD2三人組で生協食堂へ。二人は鹿児島で開かれる地球化学会に参加するため、これが一緒に食事をする最後となるかもしれません。今週中では、という意味ですが。父親の田舎が熊本なので、昔から九州には何度も行ったことがありますが、鹿児島はまだ行ったことがありません。しょっちゅう火山灰が降っている印象しかないんですが、実際のところどんなもんなんでしょう。火山灰って雪と違って融けるわけじゃないからやっかいですよね。降り積もったら、雨で流されるか水を撒いて流すか風で飛ばされるかホウキで掃いて捨てるとかしないと無くならないですし、鼻の穴も真っ黒になるでしょう。桜島が噴火したときなんか、花粉どころの騒ぎじゃないんじゃないでしょうか(当たり前か)。まあ、昔からそういう環境にあったところなので、おそらくそれ相応の設備が完備されているでしょうけど、雪国に住むよりも大変そうです。そんな理由があって今回の地球化学会はパスした・・わけではなくて、国際学会で発表した内容をまた発表するのもなんですし、他にネタもないので単に行かせてもらえないというだけです(苦笑)。つまり早く論文書けってことですね。

 夜は犀川先生も行ったことがある中央図書館へ行って、T中先生が欲してらっしゃった雑誌の論文コピィを取ってきました。申請書を出すことになっているらしいですが、受付の終了時間の5時を過ぎていたため、何も出さずに図書館をあとにしました。申請書だけまた明日にも提出してくるつもりですが、出さなくてもなんとかなりそうな気配ではあります(<あからさまに面倒臭がってるな)。たとえ出すつもりでも寝坊して午後5時までに大学へ行けないという可能性もありますし(理由になってないぞ)。

 チョコQは買い続けていますが、すでにダブりが結構多いです。こうもダブってしまうと、実はまだ全種類製造されていないのではないか?と疑いたくなりますね。多種類を平行して作るより、1種類ずつ期間を区切って作った方が製造効率はいいでしょうし。でも買い控えてると、どんどんコンビニから数が無くなっていくので、悠長なこともしていられません。他に売ってるところ見かけないしなあ・・。


(9/25) ますます眠り病はひどくなり、起きたらすでに夕方だった水曜日。残念ながら昨日の予測が当たってしまいましたね。これで申請書は出さなくて済みま・・じゃなく出せなくなりました(にっこり)。よく眠って、今日は変な夢を見ました(夢は大抵変ですが)。

 とある田舎町の電車に乗って、何かしらのイベントへ行った帰り、駅から人々はそれぞれの帰路へ就いていました。ほとんどの人が徒歩です。私も同じようにおそらく家へ帰ろうとしていたのだと思います。しかし、田舎道を歩くうちにいつの間にか変な道に迷い込み(というか自らその道を選んだのですが)、しばらく進むと道の両脇は崖のように立ち上がっていました。山を切り崩して新しい道を作ったような、そんな感じです。その崖の壁面は舗装されておらず土が露出していたのですが、いしばらく歩いてやがて突き当たったところで、よーく壁面を観察すると表面がトゲトゲしていることに気づいたのです。さらに近づき見てみると、それは無数の矢尻のようなものでした。矢尻が壁面に埋まっているのです、というか、壁自体が矢尻の集合体だったのです。何故矢尻がこんなに・・。悪寒を感じつつ、細い通路を見つけた私はそこを通り抜け、今度は周りを砂の壁に囲まれたかなり広い広場に辿り着きました。と、突然、どこからともなく飛んできた何かが私をかすめます。空気を割く高い音が一瞬遅れて認識されます。飛んできて壁に刺さったたものは矢でした。自分が危機的状況にあることを理解するのには充分です。狙われている。すぐに臨戦体勢に入り、辺りを見回し敵を探し出します。いた! こちらが発見すると向こうも姿を隠そうとはせずににらみ合う形となりました。しかしそれも一瞬の出来事。次の瞬間、どこかの原住民のような出で立ちをしたその敵は、間髪入れずに矢を射ってきました。なんという速さ。それを必死でかわす私。矢は背後の砂の壁に次々に突き刺さります。しばらく一方的に狙われる時間が続きましたが、ふと気づくと、いつの間にか自分の手にも弓が装備されており、こちらも矢で攻撃できるようになっていました。それからの行動は自分でも驚くほど早かったです。私の放った矢は面白いように敵の胸に吸い込まれていき・・。おそらく、倒したのでしょう。手ごたえは確かにありました。しかし、結果を確かめることなく夢は覚めてしまったので、本当に倒せたのかどうかは判りません。ただ、夢から覚めたあと、えも言われぬ爽快感が残っていました。

 ま、単なる寝過ぎですね(笑)。まあ夜眠れずに朝方にようやく寝始めるから無理もないのですが、学会組が大学にいないからといって、こんな調子ではいけません。夕方だろうがなんだろうがとにかく大学へ出てきて、実験の準備をしました。夕食には日清の新しい塩焼そばとおにぎり。おにぎりの具はたぶんツナマヨネーズでしょう。おにぎりの90%はツナマヨネーズでできています(意味不明)。さて、そんな生活とは関係なく夜空に浮かぶ月は綺麗でした。人間の活動になんて影響されない輝かしさが、そこにはありますね。アポロ11号の船長、ニール・オールデン・アームストロングが初めて月に降り立ったときの言葉に「これはひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな躍進である」というのがありますが、実はその続きがあって、「しかし月にとってはそんなもん、五十歩百歩でしょ」と言ったとか言わなかったとか(言ってない言ってない)。


(9/26) 木曜日の朝は、ラジオの音で一旦目覚めたものの、うっかり二度寝してしまい、そのまま夕方を迎えてしまいました(とほ〜)。天気は曇りがち。再び目を覚ましたのは大学からの電話があったからでした。何事かと思ったら、アイソトープセンタで測定中のサンプルを、誤って途中で止めてしまったらしいという報告を受けました。どういうことでそうなったのか判りませんでしたが、とりあえずただちに走って(まだ自転車がないのでもちろん自分の足で)大学へ向かい、アイソトープセンタへ行きました。で、話を聞いてみたところ、どうやら同じ測定室にある別の装置を使っている他所の研究室の人が、パソコンの操作を誤って我々が使っている装置の測定を中断させてしまったらしい。あまり詳しくは聞きませんでしたが、話ぶりからどういう操作をしてそうなったのか、だいたいの想像はできました。止まってしまったものは仕方ありません。原因はともかくすぐに測定を再開させることが先決です。普通の手順では自動測定が続行されないようだったので、パソコンやらサンプルチェンジャなどを再起動させ復旧を試みました。そのうちに何故かM1のU本君もやってきたので、ついでに復旧手順を見ていてもらうことに。結局、再起動を行なったら、測定は再開することができました。前にも途中で測定を止めてしまったことが何度かあり、対処法はだいたい見当がついているので慣れたもんです(自分で言いますが)。普通に測定するだけの手順はマニュアルが書いてありますが、トラブルがあったときのノウハウも他の人に伝えておくべきかなあと思いますね。いちいち呼び出されるのも面倒ですし、自分がいなくなったときに対処できる人材を育てるためにも、いずれマニュアルをまとめる必要があるでしょうけど、マニュアル書くのもなかなか面倒臭くてねぇ。ずっとこのまま書かない気もするなあ(笑)。

 午後6時過ぎ、今日はバスで栄の街に出て、紀伊國屋書店にて「星星峡」をゲットしました。森先生水柿君シリーズが載っている幻冬舎の無料冊子です(にこにこ)。それと一緒に、ほぼ日ブックスの「海馬」も購入しました。これは以前から欲しいと思っていた対談本です。9時頃大学へ戻ってきて、水柿君をさっそく読みました。面白い(うはは)。没頭してしまい、つい顔がにやけてしまい、声を出して笑ってしまう。それくらい面白いです(にやにや)。水柿君の妄想物語や須磨子さんの心配事など、今回は盛り沢山な内容になっていますね〜。ああ、もう今から単行本化が待ち遠しい。

 さて、唐突ですが、明日は待ちに待った「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のDVD発売日です。うおーこれですよこれ。この映画がDVD化されるのをどれだけ待ったことか。これについてはねぇ、いろいろ語りたいことがあるのですが、それはまあ、買って観てからにしましょう(ふふふ)。


(9/27) 朝から曇りの金曜日。そう、つまり朝から起きていたということですね(笑)。本日は3時間睡眠ぐらいで早起きをして、10時過ぎに大学へ来てアイソトープセンタにてサンプルの入れ替えをしました。それがあったから早起きしたわけです。帰り道、理系ショップに寄って食料を調達。ブランチとしてミニかき揚げ丼と納豆手巻き寿司を食べました。そして午後1時過ぎに外出をすることに。

 2日連続の外出ですが、自転車の引き取り期限が迫っていたためやむを得ないのです(撤去されてから1ヶ月)。ついでにいろいろ手に入れておきたいものもありました(昨日書いた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか)。まずはネットで自転車の保管場所(区ごとに設置されている)を調べ、引き取りには自転車の所有を証明するものが必要らしいことが判り、自宅へ一旦戻ってその書類を取ってくることになりました。バス停を一度通り過ぎ、自宅に着いて早速自転車を購入したときの書類を探します。まとめて電話台の抽き出しに入れてあったはずです。すると、それらを探す過程で思わぬものを発見してしまいました。かなり前から失くしたと思っていた、銀行の通帳です(わーい)。あ、失くしたといっても家の中のどこかにはあるはずだとは思っていたので、口座を止めたりはしていなかったのですが、案の定家の中にありましたね。それもちゃんと抽き出しの奥の方に。うむ、我ながら用心深いことよ(<っていうか用心深い人は通帳の置き場所をネット上で書いたりしないのでは?)。見つかって何が嬉しいって、これでようやく通帳記入ができることです。今まで奨学金の入金とか引き落とされ状況とかは半期に一度くらい銀行から送られてくるハガキでしか判りませんでしたから。もちろんその後、自転車の防犯登録証や説明書なども見つりました。で、浮かれ気分で家を出たのですが、バス停に向かったところで肝心の自転車の書類を鞄に入れていないことに気づきました。一瞬諦めかけましたが、今日を逃すともうチャンスはないし、大した距離でもないので(なのに諦めかけたのか)再び家に引き返し、今度は自転車の書類をちゃんと持ってもう一度バス停へ向かいました。

 というわけで、午後2時過ぎのバスに乗りひとまず栄方面へ。幸い自転車保管場所はこのバスの経路沿いにあって引き取りに行くのは簡単です。しかしその前に買い物を済ませることにして、矢場町でバスを降りてまずは大須へ向かいました。ゲームショップで本日が発売日の「スターフォックスアドベンチャー」を購入。そのあと別の大きなおもちゃ屋にて無料冊子の「ニンテンドーブック・秋号」を見つけてこれもゲット。DVDも付いているという太っ腹なものです。次はナディアパークへ向かい、そこのヤマギワソフトで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のDVDを買いました。パート1からパート3までがセットになったパッケージのみしか売られていませんでしたが、もちろんシリーズ全部を買うつもりだったので問題なし。セットになってお得です。とにかく待ちに待ったDVD化で嬉しい限りです。続編ものはたいてい回を追うごとに面白くなくなってしまうものですが、このシリーズだけは奇跡的に3部作どれをとっても面白い映画だと思います。最高の娯楽映画でしょう。通して観るとなお楽しいです。実は大須で買うよりも高くついてしまったのだが、全然悔しくありません。欲しいものは定価でもおまけが付かなくても満足できるのです。

 その後、いよいよ自転車を引き取りにバスで吹上の千早停留所まで向かいました。引き取れる時間は午後2時から午後5時までという狭い範囲で、そこに辿り着いたのは4時半頃でした。てっきり自転車の山を想像していましたが、自転車は整然と並べられています。まあ、まだ廃棄物になったわけではないので当然といえば当然ですが。プレハブの中の管理人らしき年輩のおじさんに声をかけると、自分の自転車を探してくれと言うので、外に出て探し回りました。最初、言われた場所を見てもなかったのですが、別の列を見てみると、その一番端に我が愛車は佇んいました(やほーい)。どうやらこちらが言った撤去日をおじさんが聞き間違っていたらしい。ひと月近くも経ってから引き取りに来るのも稀だから(苦笑)、まあ無理もないでしょうか。さっそく鍵を外してプレハブ横まで運び、中で簡単な申請書を書きました。印鑑も捺して1500円を支払って手続き終了。これだけで良いみたいです。持ってきた防犯登録証とかは必要なかったみたい。もっとも、自転車側の防犯シールが剥がれていて読めないので、登録証とかあまり意味はない気もするけど。

 さてしかし、こうして無事に自転車を引き取ったものの、ここからが問題なのです。以前から前輪の調子が悪く、引き取ったときにはやはり空気はすっからかんになっていました。このままでは押して家まで持って帰るしかありません。うーん、自転車に乗ってならまだしも、吹上から歩いて自転車を押して帰るとなると、気が遠くなる道のりです。なんでこんなところに管理場所があるのか腹立たしくもありますが、あれこれ言っても仕方ないので諦めて歩き出しました。空気入れさえあればなんとかなるのに・・そう思いながらしばらく歩いていると、地下鉄吹上駅の近くにある量販店のギガスが目に入りました。ピキーン。そうだ、あそこなら空気入れがあるかもしれない。そう思い、立ち寄ってみるとまさにビンゴ! 自転車用品売り場に足で踏むタイプの小型の空気入れが置いてあったのです。念のためにパンク修理キット虫ゴムも購入。空気が抜けやすくなっていた原因はパンクの可能性もありましたが、それにしては穏やかに抜けていくので前から虫ゴムが怪しいと睨んでいました。というわけで空気を入れる前にとりあえず虫ゴムを交換。そしたら案の定虫ゴムはボロボロ(これじゃ空気が抜けるはず)。交換後、空気を入れてみると、とりあえずタイヤはパンパンに膨れました。すぐに抜けることはなさそうです(よしよし)。またそのうち抜けるかもしれないので油断は禁物ですが、今は家までもってくれればいいのです。実はタイヤ以外にもギアの調子もイマイチだったのですが(整備しようよ!)、なんとか大学まで自転車に乗って帰ってくることができました。やっぱり歩くのとは全然進み具合が違います(当たり前)。自転車の偉大さを改めて感じました。ありがとう、クイーンエリザベス2世号(忘れているでしょうが自転車の名前です)。

 夜は11時頃に帰宅して、カレーを作って食べました。食後は買ってきたばかりの「スターフォックス」に取りかかる。ファーストインプレッションとしては良く出来ているゲームです。音楽が良いかも。ついつい遊んで、明け方近くまで頑張ってしまいました。早起きも2日も続かなかったわけです。いつものことですが・・。


(9/28) 土曜日の朝はたぶん雨でした。しかし午前中はほとんど寝て過ごすことに。雨が降ったらお休みなのです(<降らなくても寝るくせに)。そして午後は「スターフォックス」三昧です。っておいおい、こんなことしてる場合ではないぞ、と思いつつも、止め時が判りません。ついつい遊んでばかりです。それほど無茶苦茶面白いっていうほどのゲームではないと思うのですが、やり始めるとずるずると続けてしまいますね。「ゲームは1日1時間」と高橋名人が言っていた頃が懐かしい。小学生のとき、友人の家でファミコンの「トランスフォーマー」を遊んだことがあって、その友人の家では「ゲームは1日1時間」という決まりが徹底されていて、途中で終わってしまったことを思い出しますね(しみじみ)。結局あれもクリアせずだなあ。今はどうしていますか、H内君?

 そんなわけで、午後はほとんどゲームをしていたと言っても過言ではありません。ことわざで言うと、鬼の居ぬ間になんとやら、かもしれない。えっと、誰が鬼なのかは言及しませんが(笑)。本日の食事は昼食と夕食ともにカレーライスで、結局大学に出てきたのは午前3時を回ってからでした(うわ、どういう生活してるんだ)。これからは自重したいところです。


(9/29) 昨日も書いたように、日曜日は夜明け前の大学に出てきて実験の準備を整えました。なんとM2のH君も研究室に居ました。彼は測定の関係で今は夜型人間になっているものと思われます。一度うとうとと寝てしまい、昼過ぎに目が覚めました。そして夢を見ていたことに気づきました。最近夢をよく覚えています。

 今度のは巨大火砕流というか巨大地震というか、具体的に表現できないのですが、なにかしらの天災で海辺の街の建物などが崩れて流されるというパニックアクション映画ばりの展開でした。なんとか安全な建物へと避難して、流されていく建物を見て恐怖に震えていた我々は、このままではここも危なくなると悟り、より影響が少ないと思われる山手の方へ移動することになりました。何故か一緒にいた女の子と二人で逃げる羨ましい展開だったのですが、そのときは手に手を取り合ってとにかく必死に逃げていました。火砕流(かどうかは不明だが)に飲み込まれたらひとたまりもありません。どんどん山の中に入っていき、途中行く手を塞いでいた植物的な障害物の山も掻き分け、さらに進むと、目の前に建物が現れました。ここなら安全そうだ。そう判断した我々は、とりあえず中に入って急を凌ぐことになりました。全面ガラス張りの建物でした。一応安全そうな場所に建ってはいましたが、時折鳴り響く轟音、いつ終わるのかも判らない災害に不安を抱えながら二人で怯えていました。しばらくすると、外から友人たち(誰かよくわからないが)もやってきたではありませんか。思わぬところで合流です。別ルートで避難してきたらしい。気づくと、外には大きな道路が見えています。なんだ、山の中ではなかったのか。あの道のりはなんだったのか、と疑問に思うこともなく、素直に無事で友人たちと再び会えたことを喜んだのでした。そのあとの展開は、その建物内だけで繰り広げられることになり、災害そっちのけで話は進みます。詳しくは覚えていませんが、最終的には何度もトイレへ行く場面が繰り返され、いつまで経ってもスッキリしないなと思って目覚めたら、実際に尿意を催していたというよくあるパターン(笑)で終了。ちなみにトイレは間に合いました。

 夜は先日買った「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のDVDを観ていました。なんとなくPart3から。ちょっとだけ観るつもりがついついずっと観てしまい結局エンディングまで。CGなどの特種効果に目が肥えている現在この映画を観ると、VFX部分で若干の違和感が感じられる場面もありますが、そんなことははっきり言ってどうでもいいのです。合成の違和感を凌駕するほど、魅力的な登場人物たちの掛け合いが楽しいのです。そんな上手くいくかいな!と思わず突っ込みたくなるご都合主義的展開も、ちゃんとエンターテインメントとして成り立っていればいいのです。映画なんだからね。むしろこの映画は、シリーズを通してのお決まりのパターンが分かっているとより楽しめる作品です。つまり2度目3度目が面白い。実は、今科学の現場にいるのは、この映画の影響が少なからずあります。この映画を観てタイムマシンを作りたいと本気で思ったわけではないですが、ドクのように研究に夢中になれたらいいなとは思っていたかもしれません。ジュール・ヴェルヌに興味を持ったのもこの作品を観てからです。ああそういえば、まだジュール・ヴェルヌの「月世界へ行く」を読了していないことを思い出しました。興味は持っているんですけど、訳文が読みにくくてなかなか進まないのです。


(9/30) 昨日こそは明るいうちに大学へ来ようと思っていましたが、得意の意志薄弱ぶりを発揮し、夕方頃からまたしても「スターフォックス」に興じていたため、結局大学にやってきたのは日付が変わるか変わらないかという時間でした。で、本日の明け方は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」Part2を観賞。シリーズを遡って観ているわけですが、パート3でのあの場面は、パート2のこの場面が伏線だったんだなあという発見があって面白いです。さすがにほぼ同時に製作されていただけあって、細かいところでいろいろ絡み合っている両作品。あと、未来のカフェに置いてあった懐かしのゲーム機が、任天堂「ワイルドガンマン」であったところに、当時の任天堂の影響力の強さを知りました(今は元気がないなあ)。パート2にはパート1の名場面も(違った角度で)たびたび出てきて、主人公が少しだけ過去の自分とニアミスを繰り返すのですが、こういうのを観ると、ちょっとぐらい1作目で無理のある展開があっても、タイムマシンを使えば2作目以降でいくらでも辻褄を合わせられるのではないだろうかと思えてきますね。つまり、1作目では映っていないところで2作目の登場人物が活躍し、1作目の展開を都合の良いように操作できるという寸法です。おおこれはなかなか上手い技法ではないでしょうか。偶然と思われていたあの現象が実は意図されたものだった、となるわけですから。ミステリィに応用できるかもしれません。まあタイムトラベルが可能な世界でミステリィが描けるのかどうか怪しいですが、近いのは西澤保彦氏のミステリィでしょうか。ひょっとしてもうあったりして。

 午前7時過ぎ、シャワーを浴びに一度帰宅し、少し横になってからお昼頃再び大学にやってきました。ほとんど寝ていないので目がショボショボ。放射化分析のサンプル入れ替えの時間だったのでアイソトープセンタに行ってみたら、すでに入れ替えられたあとでした。M先生に先を越されたらしい。なんだ無駄足だったのかと落胆して、アイソトープセンタを出ようとしたとき、安全管理室のお姉さんに呼び止められ、ある先生の調査に協力できる時間はあるかどうかを訊かれました。放射線を簡易に測定するサーベイメータの取扱いに関するビデオ撮影とアンケートへの協力をすればいいだけとのこと。実は前回来たときに頼まれていた件なのですが、前回はその担当の先生がいらっしゃらなかったので協力できなかったしだい。特に断る理由もなかったので、快諾して協力させてもらうことにしました。しかし、普段やらないサーベイメータの使い方をビデオカメラの前でやらされたため、変に緊張しました。もちろん匿名で顔は映されてないのですが、間違った扱い方をしなかったかどうか、あとからどんどん不安になってきます。アンケートでも間違った知識を書いてしまったかもしれないと思うと、不安で不安で眠れない、なんてことは全くなく、いつでも寝れる体勢だったことは言うまでもありません。どんなに不安でも最近の体調ならいつでも眠れる自信があるほどです(笑)。

 とはいえ、それでも日付が変わるまで帰宅しなかったのは、習慣の為せるわざでしょうか。お尻が椅子にくっついているのかもしれません。そうして夜更しをした上でさらに帰宅後も「スターフォックス」をプレイしてしまい、一気にエンディングを迎えてしまいました。案外早く終わった感じがしますが、正直終わって良かったと思います。これ以上続いたりしたら生活リズムの改善はますます望めなくなりますから(苦笑)。まあ、趣味というのは多かれ少なかれそんなものですけど。いずれにしても、自制心の足りない人間にとってゲームなんてものは、さっさと終われるものの方がいいです。ゲームといえばプレステ用の「すべてがFになる」ですが、未だにプレステを買っていないので遊べていません。音楽聞くだけのiPodはポンと買えるのに、プレステ2にお金が出せないのは不思議です。いつになったら動く犀川先生に会えるのでしょうか(え、動かない?)。


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