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日々これ勉強(2002年9月の前半)

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9月のは誰か?(の前半)

  (9/1) 月が変わって大好きな9月になりました。9月というだけで秋になった気がします。だから当然秋も好きです。まず涼しいのが良いし、カメムシはタマニキズですがだいたいの虫は冬に向けて少なくなってくるし、夜空を見るのにも寒くはないし、たとえ寒くてもそれはまあ冬が近いんだなと思えばどうってことないし、米も収穫できて栗はいがいがだし、汗をかくこともなく寒さに震えることもなく読書ができるし、誕生日が来ておめでとうだし、良いことづくめです。毎年言ってるような気もしますが、何度でも言いましょう、秋と犬とみかんと森先生が大好きです(きゃっ!<気持ち悪い仕種をしないように<仕種までしてたのか)。

 いつものことですが、家に食料のストックはそんなにありません(大学の研究室の方がまだ多いくらい)。したがって、スイスから帰って来てからも家ではまともに食事をしていなかったのですが、スイスに発つ前に冷蔵庫に保存していったというか食べるつもりでいたものの時間がなくてそのままになってしまっていたカレーを、今日は思い切って食べてみました。もちろんしっかり温めてからです。見た感じカビも生えてなさそうだったので大丈夫だと思って食べたのですが、さすがに味は落ちていましたね(当たり前か)。やはり2週間も寝かせてしまってはカレーも美味しくなくなるということでしょうか(<わざわざ確かめるまでもなく想像がつきそうなもんだが)。お腹が空いていたとはいえ、あとになってちょっと危険なことをしてしまったかもしれない症候群になって(やっぱり不安だったのか)、その直後お茶を飲んだりして緊急対策をこうじてみましたが、果たして効いたのかどうか・・。まあ、単なる気休めに過ぎないのでしょうけど。本当にそれが効力を発揮したのかどうか確かめられないという点では、予防接種と同じような矛盾を抱え込んでいると言えます(そうか?)。逆に効かなかった場合は効かなかったことがすぐに判りますから、なんというか、予防接種も大変やなあと同情申し上げるしだいであります。それはともかく、今のところ腹痛などの症状は出ていないので、お茶が効いたにせよ効いてないにせよ、たぶん、大丈夫だった、のだろう、と思います、ええ、そう、きっとね。いや、そうに違いありません。大丈夫じゃないわけがないじゃないですか。大丈夫じゃないわけがないじゃないわけがないじゃないわけがないですか(<しつこい)。弱気になっては付け入られるだけなのです。病は気から、病は気から、カビもウイルスも気合いで消化だ!(消化するのか) 百歩譲って消化が無理なら共生だ! えっとつまり、「カビとともに生きぬ」ってことか(<生きてないじゃん)。カビ〜ん。


(9/2) 今日も朝帰りをして、寝るつもりはなかったのにうっかり寝てしまい大寝坊。これが大御坊なら萌絵の従兄になって嬉しいのか嬉しくないのか微妙なところですが、大寝坊ですから全然嬉しくありません。本日は午後1時から修論の中間発表の練習会があったのですが、目覚めたときがすでに午後3時前だったんだもの(とほほ)。肝心なときにこの失態です。すかさず自己嫌悪に陥りました。目の前がどよ〜ん。夢なら覚めてくれと何度も願いましたが、覚めちゃうと森先生と出逢ったことも夢となってしまうのでやっぱり覚めないでほしいとも願って結局覚めず。今更慌てても仕方ないので、普通に出かける準備をして(とはいっても急ぎはした)大学へ向かいました。

 あとから思い出したのですが、昨夜帰宅してから喉の乾きについ一口ビールを飲んでしまったことが敗因かもしれません。とにかく激しく反省を繰り返しつつ、練習会には最後の10分だけ出席。遅刻にもほどがありますね。M2のみんなには聴いてあげられなくて申し訳ないことをしました。せめてもの罪滅ぼしにスイス土産でもと思いましたが(<普通に渡せよ)、残念ながら、個別に渡せるような土産はもう残っていなかった(チョコは食べてしまったしね)ので、この作戦は却下。謝るしかありません(謝ってないけど)。今後、失った信頼を取り戻せるチャンスはあるのでしょうか・・(それ以前に信頼されていたかどうかも怪しいが)。

 夕方頃、T中研のメンバのうち質量分析装置を使って研究をしている人が集まって、マシンの使用スケジュールを決めるマシンタイム会議がありました。その後近々の測定のための準備などをして、夕食はT辺氏と生協で。夜はほぼ1ヶ月前のオフ会のレポートをずっと書いていました。今更ですがまとめないと写真とかがもったいないですからね。

 とにかく遅刻のせいで憂鬱な一日だったことは確かです。でもまあ、憂鬱になれるそんな秋が好き(笑)。


(9/3) もうすっかり開き直ったのか完全に昼夜逆転生活が続いています。しかしそれにしても寝過ぎです。日の出とともに帰宅し、ゲームを少しばかりしたあと就寝、目覚めたら日没時間ときたもんだ。暑いこの季節には快適な生活サイクルではありますが、傍から見れば社会不適合者みたいな感じです(苦笑)。いずれ改める必要があるとは感じています。「いずれ」って言うところが、我ながら逃げているなとは思うけど、ま、そのうちね(にっこり)。

 生活時間がズレると日記の日付というものの割り振りに悩みます。0時から24時までの出来事をその日付に書くべきか、目覚めたときから就寝までを、目覚めたときの日付で書くべきか・・。いっそのこと9月3.5日とかいう日付にすれば丸く収まるかもしれない(小数使って収まるとはこれいかに)。

 というわけで明け方のことも書いてしまいますが、スイスに出かけるとき以来地下鉄の本山駅前(というか駅上)に諸事情によりオキッパだった自転車を、ようやく取りに行ってみました。諸事情というのは、スイス旅行記の最後に書いたことですが、スイスから帰って来たときに空港から自宅に送ったリュックの中に自転車の鍵も付いた鍵束を入れてしまったため、駅から乗って帰れなかったことと、前輪の空気が抜けやすくなっていたため、鍵を手に入れてからもどうせ押して帰って来なければいけないという思いから取りに行くのを面倒に思っていたことなどです。だからここ最近は歩いて通学していたわけですが、そろそろ自転車に乗りたいな(というか歩くのがしんどいな)と思って、人が少ないであろう早朝に本山まで自転車を取りに行ったのです。そしたらなんと、自転車を駐めていたはずのスペースがすっきりしているではありませんか。一瞬我が目を疑います。え、何これ。あ、ひょっとして別の場所だったかなあと僅かに残っている自転車たちを1台1台確認していくも、我が愛車は見つかりません。つまり、これって、撤去されたのかよ!(がーん) うわーんうわーん。そりゃまあ確かにちょっとばかり正規の駐輪スペースからずれたところに駐めていましたけど、だってだって、あのときはバスに乗り遅れるかもと急いでいた(結局乗り遅れたが)し、駐輪スペースの枠内は自転車で溢れ返っていたし、もうそこにしか置けない状態だったんだからしょうがないじゃない。ああ、それを持っていかれてしまうとはなあ・・。

 ショックにうちひしがれつつ地面を見てみると、自転車を撤去し所定の保管場所に保管してある旨が書かれた貼り紙がしてありました。貼り紙によると、撤去された自転車は1ヶ月間とある場所(区ごとに設置されている)に保管されているらしい。ああ良かった。ひとまずすぐに処分されないことが判って一安心。しかし引き取るときには1500円を払わないといけないことも書いてあってとほほ〜。まあ、新たに自転車を買うよりかは安いし、自転車への愛情を示すためにも取りに行ってやりましょう(今後の駐輪マナーについて注意を受けるかもしれないのはイヤだけど)。

 それにしても、スイスへの出発時からやることなすこと裏目に出ている気がします。実は自転車が撤去された日付は8月28日で、帰国した日の翌日でした。まだ家の前で眠りながら宅配されてくる鍵入りリュックを待っている頃ですよ。まさか成田空港で鍵をリュックに入れたまま送ってしまったことが、こんな結果を招くとは思いもよりませんでした。つまりこれが、空港でのハプニングが引き金になったさらなる災厄だったというわけです。もちろん引き金だけでは玉は出ません。自転車を撤去されたというこの災厄は、他にもいくつかの偶然が重なったことによって発生してしまいました。第一に、スイスへの出発がギリギリだったためちゃんと自転車を駐めなかったこと。第二に、空港で鍵をリュックから出し忘れたこと。第三に、そもそも自転車の前輪の空気が抜けやすくなっていて、帰国したときには押して帰るのも面倒なほど抜け切っていたこと(空気が入っていれば鍵はなくとも押して帰ったと思います)。さらに名古屋市の駐輪に対する条例の厳しさや、国際学会の日程が8月の終わりだったことなども考えられる要因でしょう。まったく、ついていませんね。


(9/4) 非常に芳しくない状態が続いています。何のことかといえば生活リズムのことですが、まあ、人生そのものがだいたいにおいて芳しくない状態で、たまに芳しい状態になることがあるという程度のものかもしれませんから、別に取り立てて悩むほどのものじゃないですけどね。な〜んて後ろ向きな思考ができればまだマシです。少なくとも思考している分、頭は働いているんですから。それすらもできないほどに最近はほうけた生活をしているから困るのです。主な活動時間が夕方頃から翌朝までというのは、まあ良いとしましょう。問題は、その活動時間の間にさえも特に何かを生産しているわけじゃないということです。何も仕事をしないのなら、せめて日記ぐらい一所懸命書けよと言いたい。それすらもできていないから、なんだかなあなのです。何もしないから行動パターンは限られ(というか行動しない)、日記に書くことも少なくなる。その結果がこれです。今書いていることも、いつどこでだれが何をしたということは全然出てこなくて、日記というより日記に書くことがないことを嘆いているだけですからね(苦笑)。

 そんな腑抜けて過ごした水曜日。目立ったエピソードといえば、秘書さんから昼食用に買ったはいいけど食べなかったというサンドウィッチをいただいたことくらいです。夜食としてありがたくいただきました。ただし、ハムサンドのハムだけは食べずに捨てたことは内緒です(笑)。訊かれもしないでしょうけど。ちなみに秘書さんといっても、定年を迎えられた元大学事務の方ですよ。ロマンスを期待しないように。


(9/5) そういえば昨日今日と大学院入試が行なわれて、うちの4年生も2人ほど受けたはずなのですが、その気がしないのは、昼間寝ていて大学に出てきた頃にはすべてが終わっていたからでしょうか。相変わらず人に顔を合わせない生活です(まあ昼間でもそんなに合わせはしないけども)。明日はその院試の打ち上げコンパが予定されています。試験結果がどうであれ催される、受験者にとってはありがた迷惑かもしれないコンパです。まあ、結果にかかわらずコンパの名目なんて大体ありがた迷惑なものですが(笑)。そもそもうちのコンパなんてものは、何かにつけて開かれる単なる飲み会で(どこも同じか)、はっきりいって名目は何でもいいんじゃないでしょうか。ただ飲みたいだけちゃうんかと。まともに主役が注目されるのは最初だけ、あとはお決まりの愚痴と説教と陰口に、真面目なディスカッションと誇大化した将来展望と色恋沙汰がブレンドされるのみです。時間のある限りそのパターンの繰り返し。傍で観察してる分には楽しいんですけどね。楽しくなるといいなあ。って、これは日記じゃないな。その日起こった出来事を書かなくちゃ。

 というわけで、今日も昼頃目覚めたのですが、昼間に家にいるとろくな電話がありません。今回は「畳や畳表の取り替えはいかがですか?」という電話がかかってきました。声から察するに(っていうかテレビ電話じゃないので声しか情報がないけど)相手はおばさんのような感じ(おばさんの定義は敢えて言いませんよ)。少なくともおじさんではないでしょう。ま、性別はともかく、またセールスの電話かとうんざりしながら「いや、結構です」と即答しました。するとすかさず「お宅の畳は張り替えられて何年でしょうか?」との質問。なんで断ってるのに訊いてくるかなあ!と思いつつも、一般的にどれぐらいが張り替えどきなのかをつい考えてしまって、適当に「2年くらいですね」と答えていました(我ながら人がいい)。そのせいでもう少し話が続くかと思ったのですが、「じゃ、まだ新しいですね」との返答があっただけで、あっさり電話は終了してしまいました。もう少し食い下がられるのかと思っていただけに少し拍子抜け。なんというか、あと出しジャンケンで相手が負けたときのような虚脱感みたいなものを感じますね。電話の相手がどれほど信頼のできる人かは判りませんが、畳の2年は取り替えが要らないくらいまだまだ新しいらしいという情報は得ることができました。問題は、うちの畳が本当は4年目で(つまり嘘を吐いていた)、その情報が適応できないということですね(笑)。まあ、畳の取り替え時期が判ったところで、アパート住まいなので勝手に張り替えるわけにもいきません。本当に必要なら管理会社が連絡してくるでしょう。

 そうだ、連絡してくると言えば、スイスへ旅立つ前に壊れた電気メータを取り替えに来てこちらを疑いの目で見ていた中●電力の人たちからの連絡はどうなったのでしょうか。確か、今まで知らない間に支払われてなかった分の電気代を計算するために、1ヶ月くらいの電気の使用状況を見るとかなんとか言っていたような気がしますが、ちょうどスイスを旅行しているときがその1ヶ月後にあたっていたはずです。だからもしかしたら留守の間に連絡があって逃げたとでも思われでもしたらイヤだなあと思っていたのですが、どうやらそんな連絡があった形跡もありません(留守電にも入ってなかったし)。連絡がないのは良い連絡と信じたいところ。ちょっぴり不安な秋の夜。


(9/6) そして迎えた深夜、何故かふと禅の思想に触れたくなって、京極夏彦氏の「鉄鼠の檻」文庫版を手にとってみたのですが、改めてこれはもはや本の形じゃないことを実感(笑)。文庫本でこれはないやろーという厚さ。今月は確か、「絡新婦の理」の文庫版が出るはずですが、いったいどれほどの厚さになっているのか楽しみです(そんなところを楽しみにするのもどうか)。ちなみに、「鉄鼠の檻」は手に取って少し読み始めてみたものの、結局序盤だけ読んで中断してしまいました。眠くなったとか面白くないなんてことは全然ないのですが、いかんせん読み切る時間がありません。というわけで肝心の禅の思想が語られる部分には到達できず、禅の心に触れること能わず。漢語風に書くと「我不能触禅心」ってところか。ちなみに、看護婦に書くと怒られるでしょう(<書かないように!<いや、書く場所にもよるかもよ?<よらないよらない)。

 さて、夜が明けてから帰宅すると、雨が降り出しました。その後は寝ていたのであとから聞いた話になりますが、午前中は降ったり止んだりを繰り返していた模様。ま、そんな情報どっちでもいいんですが(寝てたんだし)、大学に来ようとした夕方頃には雨は止んでました。なので、傘は持たずに家を出たしだい。実はこの何気ない判断が、後ほど思わぬ結果を招くことになったりしません、あしからず。

 大学に来てからは、4年生の1人とアイソトープセンタに行って、放射化分析の解析方法などを伝授。しっかり覚えてくれたでしょうか。こういうものは数をこなせばそのうち覚える類いのことですが、たまには先輩としての役割を果たさないといけませんからね。とはいえ、依然として頼まれなければ動かないところは、相変わらずの自覚の無さか。

 その後、6時過ぎからは昨日も書いた通り、講座の人間が揃って本山の居酒屋で院試のお疲れ様コンパでした。結果は正式発表がまだのためハッキリとは伝えられなかったものの、先生から「悪い結果ではない」という発言があり、めでたく「おめでとうコンパ」となりました(パチパチパチ)。しかし、コンパの実情は予想した通り、院試を受けた4年生の話題は瞬時にして流れ去り、お決まりのおしゃべりが約2時間。まあまあ楽しかったので、不満はないですが、空きっ腹に食べた上に食べられるもの自体が少なかったため、その分お酒を飲んでかなり酔ってしまいました。にもかかわらず二次会に行ってしまうのは、体育会系の習慣が抜け切らないからでしょう。いつも思うのですが、明らかに飲み食いしている量が少ない二次会の方が時間が短く感じられます。それだけ会話が弾んでいるのか、単に感覚が麻痺しているだけなのか・・。最近二次会でカラオケに行くことも少なくなりましたね。歌い友達が周りに少なくなった(友達自体少ないけど) のが主な要因かと思われますが、一般的にもカラオケって廃れてるっぽい? どうなんだろう。


(9/7) 昨夜の飲み会のあと一度大学に戻りましたが、やはり酔ったままでは全然使い物にならず、敢え無く帰宅。で、そのまま大人しく寝てしまえば良かったのですが、習慣とは恐ろしいもので、眠れないまま朝を迎えてしまいました(いや〜ん)。深夜にやっていた映画を見たのがいけなかったのかもしれません。犯人がチェスゲームに見立てて連続殺人を犯して、主人公側と対決していくというような内容でしたが、まあまあ面白かったです。しかし、ラストがエピローグもなしにバッサリ終わってしまったのが いただけません。たぶん映画自体の問題というよりは、テレビ用に編集をしたテレビ局側の問題でしょう。ビデオを借りてきて見たいとまで思うほど面白い映画じゃないだけに、気になるけどどうにもできない気持ち悪さが残ってます(笑)。まあ数日後には忘れているでしょうけど。

 さて、本日土曜日もそれなりに雨が降っていたようですが、またしても外が明るいうちはほとんど寝ていたため、雨が降っていたような記憶も夢の中の出来事かもしれません。実際、高校か何かの数学教師が女性で、その授業を受けるような夢を見ていました(別に雨は登場しなかったけど)。普段なら絶対意識しないような数学教師が唐突に夢に出てきたのは、最近早朝に教育テレビでやっている高校数学(講師が女性)をたまたま見た影響でしょうか。確かに中学のときは数学教師に女性の先生はいたし、担任の先生でもありましたけど、夢に出るほど恐かった思い出はありません。文化祭の演劇に力が入っていた思い出はあります。

 そんなわけで夜になり、夕食(というか初めての食事)をコンビニで買ってから大学へ出てきました。かなり久しぶりにどん兵衛のそばを食べましたが、結構美味しくなっていますね。西日本と東日本で別々のつゆにしているということがフタの裏に書いてありましたが、どん兵衛基準だと名古屋は東日本だそうです。距離は東京よりも大阪に近いけど、食文化的には東寄りってことですね(味噌料理の数々を見れば明らかですが)。個人的には味の濃い薄いにこだわりはありません。当たり前のことですが、どちらでも美味しけりゃ満足なのです。


(9/8) 生活リズムを変えようと、夜まで寝ないように朝から「マリオ」でシャイン集めに励んでいましたが、ちょっと油断してしまい気づいたら夕方でした(つまり寝ちゃった)。っていうか、を〜い! 何やってんねん! 遊んでた上にせっかくの日曜日を寝て過ごすとは! どうせ寝るなら早めに寝てせめて昼には目覚めろよと言いたい。このままでは食事も1日1食ペースです。しかし何故か寝ているだけでも腹は減るんですね〜。というわけで、冷蔵庫を見てみると、うちの食料のストックはもはや「娘。ポッキー」だけという有様。うう、ついに、ついにこの日が来たか・・。もっと余裕を持って食べたかった「娘ポッキー。」。でもなあ、この空腹感はどうしようもありません。背に腹はかえられません。とにかく何か食べないと。幸い(?)賞味期限はひと月ほど過ぎていたので(笑)、「仕方ない。いい加減食べないといけない時期だし(というか過ぎてるし)良しとしよう」という決断を下し、操を守ってきた外箱が開けられました。そして3袋のうち一気に2袋も胃袋の中へ。

 気になるお味の方はというと、うーん普通のチョコバナナですね。ちなみに、「チョコバナナ」というのはチョコボールバナナ味のことです(<紛らわしいな)。というかチョコボールのバナナ味じゃないチョコバナナと思われても別に問題なしなので、この文章は読んでも読まなくても想像される味には相違は無いでしょう。残った1袋はできるだけ保存してみることにしました。いつまでもつかわかりませんが、この1袋を開ける時は、よっぽどの空腹に苦しんでいるときか、モーニング娘。に興味がなくなったときでしょう。

 今夜はマツザカヤストアに行って、人参、ジャガイモ、タマネギなどを買ってきました。あとカレーとシチューのルーもです。さて、この材料を見ただけでどんな料理を作ろうとしているのか判るでしょうか(ルーが入ってる時点でバレバレやないか)。そう、カレーかシチューです(笑)。とりあえず野菜を煮込んで、最終的にどちらにするかは気分次第。たまにカレーにはちくわを入れることがありますが、その場合材料にちくわがあるかどうかでカレーかシチューかが決まると言えます。これがほんとの紀文次第。って、紀文のちくわかよ(はんぺんのペンペンずはちょっと可愛い)。


(9/9) 救急の日の月曜日。九九の日でもあるんでしょうか(未確認)。九九っていうのは数え歌みたいなもので、記憶される仕組みとしては語呂合わせで電話番号を覚えるのと大差ないですよね。覚えていれば覚えていたで便利なんですが、九九を覚えてしまったばっかりにかけ算の法則性を見い出そうとする意欲が沸かなくなってしまうような気がします。算数や数学というのは答えを出すことよりも、そこへ至るまでの論理的思考の方が重要なんじゃないでしょうか(道具にたまたま数字を使っているだけで)。小学生がお遣いに行って計算するレベルでは確かに九九も有用でしょう。教えるなとは言いません。しかし、九九を知っていて暗算が速くなるのは、そういうかなり限られた範囲の計算においてでしかなく、もっと速く楽に計算できる汎用性の高い計算方法はあると思うのです(自分が使ってるわけじゃないから自信ないけど)。電卓だって九九を使って計算してるわけじゃないもんねぇ(適切な比較かどうか判りませんが)。まあ、普通に生きていく上ではお遣いレベルで役に立ちゃ充分じゃないかという意見もあるでしょうが、計算は例えばの話であって、計算ができればいいという問題ではないのです。答えがひとつならいずれみんなそこに辿り着くでしょう。しかし、いかに効率良くその答えに辿り着くか、その筋道を探す力の方こそが大事だと思います(わざわざ言うまでもないことでしょうけど)。だから算数というのは、単にお遣いができる子供を育てるものじゃなくて、いわば楽に生きていくためのヒントなんですよ。ちゃんと修得すればこれほど役に立つ教科はありません。そう、ちゃんと勉強してれば、今こうして生活リズムを戻すのに苦労することもなくて、もっと楽に生きれるはずなんですよ(苦笑)<それが言いたかったのか。

 え〜というわけで、いい加減生活リズムを戻さなければいけない雰囲気なので(大学内の雰囲気ね)、昨夜は無理矢理眠るために少量の気の抜けたビールを飲んでみました。目覚まし時計もラジオのモーニングタイマも本気でセットして、ようやく就寝できたのが午前3時頃。その結果、なんとか午前中に目覚めることに成功。それから昨夜作ったカレーライスを食べました。カレーを作るとつも食べ過ぎてしまう傾向がありますが、昨日今日の2食でも約3合のご飯を消費してしまいました。前日ほとんど食事をしていなかったというのもあるのですが、それでも1回にちょっと食べ過ぎの感あり。カレーがあるとお腹は膨れていてもご飯が進むから困ったものです。1分間に茶碗6分の1杯分のご飯を消費できる人がいて、その人の胃袋の消化能力は1分間に茶碗30分の1杯分です。その人の平常時の胃袋の容積が茶碗5杯分のとき、胃袋をカレーライスで満たすには何分かかるでしょう。ただしカレーがあるときは胃袋の最大容積が50%アップしますみたいな。

 大学に出てきて、午後は測定の準備をしたり、その合間に生協で久しぶりに買い物したりでした。先日買ったiPod用のイヤホン(純正のはコードが長過ぎるので)や、Mac OS X ver.10.2。我慢できずに買ってしまいました(うはは)。で、さっそくあいぶっ君にインストールしていろいろ試しています。機種が若干古いのでバージョンアップによるスピードアップの効果は劇的ではないですが、10.1に比べればそれなりに快適になっているような印象。フォルダナビゲーションの復活とかウィンドウの位置を記憶しているとかの改良点(というか元に戻っただけですが)が純粋に嬉しい。iChatは面白そうだけども相手がいないので今のところ持ち腐れ。不満点はいろいろあるものの新しいOSに触れると、新しいMacがますます欲しくなるなあ(スペックで解決されるところもあるだけに)。お金があれば絶対に買ってますね。新たなマックが新たなマックを呼び、家中マックだらけになるという、マック天国(マック地獄と同義<by 森先生)状態も時間の問題か・・。


(9/10) 最近夜中はテロ関連の番組が多いですね。そういえば、スイス旅行記でも書きましたが、スイスで観ていたCNNでもテロのメモリアル番組に力が入っていたなあ。もうすぐ1年になるのかぁ・・ゲームキューブ(関係ないぞ)。まあ、テロよりも関心事はすでにゲームなわけで、新しいソフトが欲しくなってきたところです(積んだままのゲームも多いけど)。正直、ゲームで遊んでいる暇はそんなにありませんが、買ってしまうんですよねぇ。本にしてもゲームにしても楽しむ時間が無いと解っていても買ってしまうのは、もはや買い物依存症か何かでしょうか(そりゃ何かではある)。老後の貯えかもしれない(笑)。今月はTDLにも行く予定だし、なんだかんだで9月は出費が多そうです。まあしかし、誕生月の散財(そんな理由ありか)ということで、少しは大目に見てもらいましょう(<誰に?<っていうか先月もスイスで散財していましたよ?)。

 さて、一生縁が無いであろう牛丼の日2日目の火曜日は、睡眠時間3時間余りで7時には起床。わーお、早い! 今までに何度も言ってきましたが、やればできるものです。鍋に残った最後のカレーを平らげて、余裕を持って大学へ来ることができました。しかし実は、家のトイレットペーパがもう切れていて、用を足せずに来てしまったためお腹の方はあまり余裕じゃありませんでした(笑)<って、そういうことを日記に書くのはどうか。 大学へ来たのは9時過ぎでしたが、学生はまだほとんど来ていません。別に早く来たからといって、やっていることは大したことではないのですが、人が少ないのは気分的に楽ではあります(いきなりドアを開けて入ってこられることもないし)。

 昼頃、4年生のW木君とともにアイソトープセンタへ行き、放射化分析のサンプル交換。その後生協へ行って書籍部にて森先生の新刊「赤緑黒白」と雑誌の「子供の科学」を購入。その他食料も買って、さっそく「赤緑黒白」を読み始めました。この作品でついにVシリーズも10作目、これで完結かと思うと大事に読んでしまいますね(しみじみ)。いつもながら文章のリズムが心地良く、比喩表現も会話も素敵です。このまま終わらないでほしいと思いつつ先が気になって仕方ありません。おお、どうしてくれようこのジレンマ。S&Mシリーズのときにも味わった感覚再び、という感じ。とにかく読んでるときは幸せです(にこにこ)。

 夕方になり、M2のH君とS木さんの修士研究中間発表の練習を聴きました。本番の発表会もそろそろです。その後ずっと余裕のなかったお腹をすっきりさせ(まだ書くか)、同位体分析のサンプル入れ替えと測定準備を済ませました。そのあと落ち着いて「赤緑黒白」の続きを読み進め、今日のところは第2章まで。ああ、登場人物たちの会話がたまらないなあ。明日も早起きできるかなあ。


(9/11) 週の真ん中水曜日。朝から大学へ来るつもりでしたが、昨日の無理がたたったというか、寝ないつもりがうっかり寝てしまったというか、結局昼起きです。今日からストロンチウムの同位体測定の予定が入っていて、朝からそのセットアップをするつもりだったのに、昼起きなのです(とほ〜)。目覚めた瞬間焦りはしなかったものの、A原先生の小言が手に取るように予想できました(苦笑)。なので、起きてすぐに大学へ向かったのですが、案の定測定前の調整などはA原先生によってすでに行なわれていました。申し訳なしお。おかげさまで測定スケジュールの大勢には影響しなくて済みそうです。調整が終わった後、一緒にセットしてある4年生のI黒さんのサンプルのいくつかを自動で測定するようにプログラムを組みました。これで翌日の朝までは基本的にほったらかしでも大丈夫です。というわけで、午後はずっと「赤緑黒白」を読みふけってました(笑)。

 そして夜も、塩酸蒸溜の準備を手伝ったあとはずっと読書。もったいないもったいない言いながら(声には出しませんが)やはり我慢できずに読んでしまいますね。森先生の新刊が出たときは臨時読書態勢です。ええ、それでいいんです。もはや最優先事項でありライフワークですから(笑)。

 午後9時を回り、今夜は珍しくテレビを観るために早めの帰宅をしました。何を観るのかと言えば、アメリカの貿易センタービルへの航空機衝突からビル崩壊後までが収められたカメラの映像番組です。何故か北野武氏がニューヨークに居て生でたまにコメントをしていましたが、そんなことはどうでもよいほどにカメラに収められていた映像は興味深いものでした。1年前の事件直後は、ニューヨークの映像が意外にも沢山流されていたので、結構カメラで撮っていた人がいるんだなと不思議に思っていましたが、実はそのほとんどの映像が、今回の番組で紹介されていたカメラマン兄弟が撮ったものであることを知りました。まあ、あのとき偶然カメラを回していた人が何人もいる方が不自然ですから、なるほどと納得。新人消防士の密着取材をしていたカメラマンが、そのまま貿易センタービルの崩壊に巻き込まれていく様は、やはり本物の凄みがあります。不謹慎ですが下手な映画よりも面白いです。単身救助に向かって途中行方不明状態だった新人消防士が、最後にホコリまみれになりながら帰って来たところなんて、映画だったら出来過ぎもいいところですが、事実ですからええ話やなあと思えますもんね(編集による多少の演出はあるでしょうが)。

 ニュース番組の枠を使ってまで放映されたその番組を観ながら、夕食にはシチューを作って食べました(のんきなもんです)。もちろんご飯にかけて生グラタン風。そして例のごとく食べ過ぎて、満腹のまま「赤緑黒白」を一気に読了。あ〜あ、結局2日で読んじゃいました。これでVシリーズも完結か・・。感慨無量だなあ。静かに読書ができる平和さ加減に感謝です。


(9/12) 最近朝晩が涼しくてとても過ごしやすくていいですね〜。何が良いって歩いても汗をかかないところがいい。実は持っていかれた自転車をまだ引き取りに行っていないので、スイスからの帰国後ずっと徒歩で通学しているのですが、たとえ10分の道のりといえども、暑い時期なら御免被りたいところですから。我ながら上手い時期に自転車を撤去されたもんです(<撤去されとるのに上手いもへったくれもあるのか?)。えーと、そんなわけでして、すっかり歩き慣れた今日この頃、歩きながらiPodで音楽を聴く日が続いております。値が張る代物なのであまり気軽に扱うことはできませんが、1000曲近い音楽を常に持ち歩けていつでもどれでも聴けるというプレイヤ、持ってみるとその有り難味をつくづく感じることができますね。つくつくぼうしも鳴く秋口。最近は夜になるとイヤホンからの音楽に混じり、虫の音も聞こえ始めました。いよいよ秋も本番でしょうか。

 さて、今日は朝起きてラジオを聴きながら朝食のシチューご飯を食べていると、開けていた窓の外に黒猫がいました。額に▽の模様はありませんが、スフィンクスの形で伏せながらこちら側に聞き耳を立てているのが判ります(向いているのは耳だけ)。以前も夜中に網戸越しに部屋の中を覗いていたどこかの飼い猫らしい猫なのですが、呼びかけても横を向いたままこちらを見ようともしません。逃げるわけでもなく、媚びを売るつもりもないらしい。ひょっとしたらラジオからの声を聴いているのかもしれません。そんなことを思わせる聞き耳の立て様でありました。まあ、毎朝来てるとは思えないので、単なる猫の気紛れでしょうけど・・。

 というわけで、本日はちゃんと朝から大学に来て、自分のサンプルの測定を開始しました。サンプルの性質上、自動測定はできないため、午前午後とも、だいたい測定装置の置いてある冷房の利いた寒い部屋に居たわけですが、何がイヤってこの寒さが堪らなくイヤなのです。次は防寒具を持ってこようと思った木曜日でした。夜までその測定を行なって、一度帰宅して夕食にシチューご飯を食べ、再び大学へ戻ってきました。U本君と二人で塩酸蒸溜の準備をするために。

 明日は今日より早く出て来る必要があるのですが、大丈夫でしょうか。っていうか大丈夫じゃないと困るのですが。


(9/13) 世に言う13日の金曜日。しかも友引。と書いてはみたものの、友引がどういう意味なのかは知りません(そんなに悪いイメージはありませんけど)。こんなことを書くと、悪いことがあったみたいですが、別にありません(笑)。早起きにも一応成功しました。ただし、午前3時過ぎに寝て、7時頃起きるという生活が続いているので、体調的にどうなのかという問題はありますけども。13という数字は嫌いじゃありません。くっついたらBみたいですもんね(だからどうした)。

 昨日から自分のサンプルの測定が始まっていますが、夜中の睡眠時間が短いおかげで、昼間は強烈な睡魔に襲われ、まぶたの比重が5倍くらいになるのです。生活を改善しようという姿勢は評価できますが、これは果たして生活“改善”と言えるのでしょうか? 早い時刻に寝れば何の問題もないのでしょうけど、それができれば苦労はしません。夜は以前の習慣を引きずったまま夜更かしになってしまうし、今週は測定が入っていて早起きをせざるをえない週間なので、必然的に睡眠時間が削られている状態です。今週だけの辛抱と言えば、まあそうですが、また昼夜逆転生活に戻ってしまうのももったいないですし、せっかくなのでこのまま改善される方向へ向かってほしいものです(他人事のように)。

 さて、今日も9時過ぎから夕方頃まで測定をしていましたが、生協食堂で昼食を食べたり、購買の方へ行ってお菓子やら本やらを買ってくる時間はありました。で、先日厚さを楽しみにしていると書いた京極夏彦氏の「絡新婦の理」文庫版を見つけて購入。やはり分冊ではなく分厚い1冊の本になってます。いや、もはやこれは文庫本じゃないでしょ(前にも言いましたが)。持ってるだけで腕が筋肉痛になりそうです。立ち読み対策にはなってるかもしれません。この本の隣には森先生「赤緑黒白」が山積みになっていましたが、売れていないわけではなくて(事実いつも新刊は売り上げベスト3に入ってるし)、おそらく入荷数がべらぼうに多いからでしょう。さすがお膝元のことだけはありますね。ちなみに京極氏の本も高く積んであるのですが、1冊が分厚いため思ったよりも実際には数が少なくてびっくりします(笑)。

 午後7時過ぎ、佐川急便に荷物の再配達を頼んでいたことを思い出し、自分の足で走って(自転車がまだないからさ〜<早く取りに行けばいいのに)一旦帰宅。そしたら今まさにってなタイミングで玄関前にセールスドライバさんがいました。その場でサインしてギリギリで荷物を受け取ることができました。それは何かと言えば、ほぼ日でまたもや購入した「育T2002」、いわゆるTシャツです。以前に3着ほど買ったものですが、今回さらに、胸に書かれた言葉とシャツの色の組み合わせの違うやつを3着追加注文したわけです。部屋に入ってさっそく袋を開けて中身を確認。付属の青いバンダナにほくほくしていたら、うっかり寝てしまい、気づいたら1時間ほど経っていました。それほど眠かったということですね。目覚めて再び大学へ来て、塩酸蒸溜の片付けなどをして、夜中は結局日付が変わるまで居ました。悪しき習慣はまだ続いています。その後帰宅してからもなかなか寝ることができず(眠くないわけではないのですが)、今夜も午前3時過ぎにようやく就寝となりました。

 そして珍しく熟睡するまでの間に何度か夢を見ました。そのうち覚えているもののひとつが、我々(といっても構成メンバは覚えていない)の近くになぜか何度も物が落ちてくる夢でした。不思議と直接当たることはなく誰も怪我はしないのですが、しまいには鉄塔が倒れてきたり、飛んできたスペースシャトルが目の前に落下するという展開に(ハリボテでしたけど)。そこまで来るとさすがに身の危険を感じていた我々でしたが、ふと空を見上げると、そこには花火風に文字が浮かび上がっていました。「お買い上げありがとうございました」と。それで、いろいろ物が落ちてきたのは、いつの間にか買い物をしていた我々に対するサービスだったらしいことが判明したのです(余興みたいなものか)。なるほど、それなら間一髪のところで怪我人が出ないのも頷けます(全然頷けませんが、まあ夢の中なので)。どこの惑星かは知りませんが、危ない慣習だなあと思ったのでありました。(2003年3月現在振り返ってみて思うのですが、この夢ってスペースシャトルの墜落を予言してる?(あわわ))


(9/14) 睡眠時間は依然として短いものの、朝7時に起きる生活は続いています。土曜日の本日はS田氏と質量分析装置のサンプル入れ替え作業を9時過ぎに行ない、午後から測定の前準備(ウォーミングアップみたいなもの)のプログラムを走らせました。それが終わるのが夜中になってしまうということで、測定は明日から。で、暇になった午後は、お昼過ぎに生協へ行き、森先生の新刊「臨機応答・変問自在2」と、再来週のTDLオフに向けてチケットを購入。もちろん夜行バスツアーなのですが、またしても安い方のバスが満席らしく、しかたなくゆったりシートでお値段高めのバスで行くことになりました。しかし、前回も同じパターンで高い方のバスに変更させられたのに、実際に乗ってみたらバスは安い方のバスで毛布のプレゼントで誤魔化されただけに、今回も同じ罠にハマらないだろうかと心配しています。ゆったりシートでも寝苦しさには大差ないんだし、オリジナル毛布もいらないから、安いバスに乗せてくれって感じ。今度騙されたら訴えてやるくらいの勢いで、TDLへ向かいたいと思います。まあ、勢いだけですが(笑)。

 「臨機応答・変問自在2」をさっそく読み始め、夕方におにぎりとどん兵衛きつねうどんを昼食として食しました。そうそう、それで間違いに気づいたのです。先日、どん兵衛のつゆによると新潟は西日本に区分されていると書きましたが、それは誤りで、本当は石川までが西日本になっていたのでした(石川といっても梨華ではないですよ<言わんでも判る)。ここに訂正しお詫び申し上げるしだいです。

 午後6時過ぎ、生協には無い本をいくつか買いに行くため、バスでの街に出ました。最初マナハウスに向かいましたが、そこではお目当てのものが見つからず場所移動。次はいつもの通りナディアパーク紀伊國屋書店へ。しかしここでも探している本が見つかりません。しかたない、と諦めかけたときにひょっこり発見。なんのことはない、探していた本のタイトルと出版社の名前が微妙に違っていたのでした。どうりで検索端末では見つけられなかったわけです。もしかしたら、と思い直した結果目当ての本を見つけることができたしだい。さて、その本というのは創元推理文庫(東京創元社の出版だがこの名前では検索できず)の「日本探偵小説全集4 夢野久作集」です。「私の1冊」というフェアで、オビに森先生の言葉が載っているとあっては買わないわけにはいきません(にっこり)。夢野久作は好きですし。ちなみに最初、この本を「夢野久作集第4巻」と思って探していたことも見つけられなかった要因のひとつです。その他に、森先生が解説を書かれている太田忠司氏の「紅天蛾」と、森先生がエッセイを寄せられている「本格ミステリ・クロニクル300」も同時に購入しました。それからあと、買うのをずっと忘れていた石川梨華写真集「石川(ハートマーク)梨華」の2冊目もようやくゲットできました。モー娘。のソロ写真集シリーズで平積みになっていたのは石川だけですね(にこにこ)。今日は良い買い物をしたと言えよう(うははうはは)。

 帰りは地下鉄で本山に戻ってきてマツザカヤストアでカレーとシチューの食材を購入。なんだかこのパターンを繰り返しているような気がしないでもないですが、これ以外の料理を作る気は今のところないですからね。スパゲティを茹でることはあるけど、茹でてフリカケをかけるだけでは料理と言えないでしょう? ご飯にフリカケだけとか(フリカケばっかりか)。せめてまな板を使わないとねぇ(笑)。一度大学に寄ってから午後11時頃帰宅し、カレーを作ってまたもやお腹いっぱい食べて、なんだかんだで今夜も午前3時頃の就寝。


(9/15) ああ、今日は敬老の日でしたか。近くには敬うべき老人がいませんが、まあ心の中ではいつも手を合わせています(<仏にしとるがな)。というわけで何の脈絡もなく日曜日は午前8時起きでした。余裕があったので昨夜作ったカレーをのんびり食べて、お昼前に大学へ。外はすっかり涼しいです。実験室の寒さも鑑みて、今日はこの秋初の長袖を着てみました。実は、スイスではもっと涼しくてすでに長袖を着ていたのですが、あれはでしたから今回が秋では初というわけです(どうでもいいところで屁理屈をこねてるな)。改めて今持っている長袖シャツを見てみると、Tシャツを除けばほとんどがユニクロカールヘルムのどちらかに属していることが判ります。ユニクロが1900円ぐらいのものばかりなのに対して、カールヘルムは安くてもその10倍くらいの値段はしますから、なんとも両極端なラインアップです。できれば全部カールヘルムにしたいところですが、実験とかするときの普段着にカールヘルムを着用するだけの度量はまだないのです。そんなわけで今のところは、安物はとことん安く買い、欲しい物にはお金を惜しまないという精神なんですね。中間がありません。なんかボロアパートに住みながらブランド品で着飾っているOLみたいですが(笑)、ケチってケチって一箇所に注ぎ込むという傾向は、今の日本経済の縮図とも言えないでしょうか(適当なこと言ってます)。不況不況と言われてますが、資本主義経済からしたら現在の状況は比較的正常なんじゃないかと思います。所詮これが資本主義の限界ですよね。みんながあらゆる物にお金を払ってくれる時代の方が明らかに異常でしょう。誰かが儲かれば誰かが損をするのです。とまあ、専門外のことを好き勝手言ってるだけなので読み流してください(笑)。

 さて、何の話だったかというと長袖です。しかしもう長袖の話は終わっていて(終わったのかよ)、午後からは、予定通りに質量分析計で自分のサンプルの同位体測定でした。昼食も夕食も食べないまま、夜11時頃まで測定が続きました。測定を走らせるまではマニュアルで操作しているのですが、一旦測定を始めてしまうとあとは2時間くらい自動なので、それなりに待ち時間はあります。その時間を利用して「臨機応答・変問自在2」を読み進めたりしました。しかし午後3時頃に強烈な睡魔に襲われ、以降は断続的に寝てしまっていたような・・(よく覚えていません)。明らかに睡眠不足がたたっていると思われます。つまり早起きをする週間だったにもかかわらず、全然生活改善はできていないというわけです(苦笑)。っていうかしたくても肉体的にできなかったんですけどね。まあ、せいぜい来週は寝る時間を早める努力をするとしましょう。

 同位体測定の方は、自動測定のプログラムを夜中に走らせることにして、12時過ぎに帰宅。帰って来て気づきましたが、F1グランプリを見損ねたやん。敬老の日以前に今日は日曜日だったのね・・。遅い夕食にカレーライスを食べて就寝。寝る直前に食べない方が体に良いとは聞きますが、大した病気にもなっていませんし、お腹以外は体調は良いのです(<それを体調が良いと称するのはいかがなものか)。右手が痛いとかお尻の痔状が気になるとか昼間に眠いとか乗り越えるべき障害はありますが、精神的にも肉体的にも総じて元気なほうでしょう(にっこり)。


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