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日々これ勉強(2002年7月の後半)

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王様の耳は7月の耳(の後半)

(7/16) でもって朝起きてみたらあなた、先日の右手首の痛みにも負けないくらいの痛みがひざを中心に繰り広げられているではありませんか。うう、うひうひ、ふんぎゃあ! っていうか声も出ないっ。今度のは神経を直接握りしめられたような、ズキーンとくる痛みで、どんなに体勢を変えても筋を伸ばしても全然治まらないのです(はぁはぁ)。今までにもアルコールを飲んだ翌日に関節痛に見舞われた経験はありましたが、これほどのものは初めてだったので、あまりにも理不尽なその痛みに、脊髄でもやられてしまったんじゃないかと思えてきて(<だとしたらそんなに動けません)本当に泣きそうになりましたよ(苦笑)。もうね、苦しくて苦しくて息も絶え絶えになるほどでした。まったく、二日酔いがこれほどまでに足にやって来るとは、弱くなったものです。時間が経つにつれて痛みは和らぎ、とりあえず重大な病気ではなかったらしいことが判ってほっとしました(何かの前触れという可能性もありますが)。

 さて、そんなふうにまたしても朝からのたうち回った火曜日は、二日酔いの状態で9時過ぎに大学へ来て、9時半からは集中講義で昨日の続き。しかし気持ち悪くて眠くて講義どころではなかったですね(笑)。昼食後、午後の講義は比較的体調も良くなって話を聴くことはできるようになりましたが、眠くなるのは相変わらずでした。どうもねぇ、先生の声が子守唄みたいに聞こえてくるのです。早口なんですけど、それゆえうっかり聞き逃してしまうと内容についていけなくなって、あとは単なるBGMと化すみたいな。集中して聴いていないと理解が追いつかないという意味での集中講義とも言えます。講義は午後4時頃まであり、4時半からは別の部屋にて談話会。ダイヤモンドを産するキンバーライトという岩石についてのお話を聴きました。希ガスに注目すれば、ダイヤモンドが出てくる理由も地球内部の構造やダイナミクスに至るまで理解することができるかもしれないというスケールの大きなお話でした。

 地球科学という分野は、地学を授業科目にしている高校の数の少なさからも日本でのマイナさを伺うことができますが、ひとつの惑星のことにあれこれ思いを馳せることを考えたら、これほど壮大なことをしている分野もないよなあ(ポワワ〜ン)となることがたまにあるから止められませんね。まあ、自分のやっていることは小さいことですが。


(7/17) 水曜日は集中講義の最終日でしたが、敢え無く寝坊。台風の影響で外は激しい雨。しかたないので雨の中歩いて大学へ向かうことにしたのですが、しかしその頃には小康状態でした。午前の講義に途中から出て、昼食は生協食堂で。言葉を統一して書かないから紛らわしいかもしれませんが、「生協食堂」と書いた場合だいたい「理系カフェテリア」のことを指していると思って下さいね。その日の気分によって「生協食堂」と書いたり、「理系カフェテリア」と書いたり、あるいは単に「生協」と書いたりしていますが、どれも同一の食堂のことです(その隣にある中華食堂のときはちゃんと「中華食堂」と書くことで差別化を図っています)。ただ、「生協」と書いただけでは書籍や購買のある北部生協のことを言っている場合もありますので、若干の注意が必要でしょう(何の話だ)。ええと、そういうわけで昼食後は午後の3時頃まで講義で、集中講義は終了。レポート等は無しで出席だけで単位が出る模様です(にこにこ)。

 そのあと午後6時前から、今期初のソフトボールの練習を行ないました。講座対抗のソフトボール大会が近づいてきているからです。空は雨上がりの曇り空。右手首が痛くてキャッチボールもままなりませんでしたが、バットを持ってヒッティング練習をしてみたら右手首はもちろん左肘まで痛みが走り、全然力無いスイングしかできないというダメっぷりでした(とほ〜)。ちょうど良い感じのところで痛みが走るもんだから、ジャストミートできないことこの上なし。しかしだんだん慣れてきたのか、最終的には普通に球を飛ばせるくらいにはなりました。あと、守備をしたらしたで、ボールを捕るときに右手首付近にぶつかってしまって激しく痛い思いもしたのですが、痛いながらも以前よりも手首がスムーズに動かせるようになっていました。案外ショック療法が効くのかもしれませんね。五十肩も無理矢理にでも動かした方が筋肉がほぐれて動かしやすくなるそうですし。ずれてたものがショックで元に戻ったということか<そんな上手いこといくか?

 生協での夕食はパスしましたが、ソフトボールで汗をかいて気持ち悪かったにもかかわらず、結局帰宅したのは夜中に。コンビニに寄って食材を調達、夜食として冷や麦を茹でたやつにカレールーをかけて食べました。「スーパーマリオサンシャイン」が気になって今さらながら2ちゃんねるにハマっていることは先日も書きましたが、発売日の2日前だというのに、どうやら早くも入手したつわものがいるらしく、それが気になって気になってついつい夜更かし。ああ嘆かわしいことかな。何かを知ったところで現状は何も変わらないくせに些細な情報でも求めてしまう己の欲深さを思い知りましたね。その欲求をもう少し知的な方向に向けてほしいものです。と思ったときには夜明け前(がびょーん)。


(7/18) まったく無駄な夜更かしとソフトボールの疲れが相まって、午前中に起きること能わずの木曜日。二度寝していたところにかかってきたのはM先生からの電話でした。すでに掃除が始まっているという内容。ん?掃除?何の?と寝ぼけた頭で理解するのに約5秒・・・・・。はぅ! そういえば、今日は学生実験の最終日で掃除日やないの! 慌てて時計を見たらすでに午後1時過ぎ(がーん)。余裕で遅刻か。とにかく最低限の身繕いをして大急ぎで大学へ。そして実験室に行ってみるとかなり掃除は進んでいる様子。まあ、ほとんどの作業は学生たちがやっているので、特に何をするということもなかったのですが、実は何をしたらいいのか分からなかっただけという話も(笑)<遅刻したせいですっかり乗り遅れている。はっきり言えば居ても居なくてもいい存在でしたね(とほ〜)。最後の方で、ホットプレートの壊れかけていた電源プラグの修理など細々した作業をして、せめてもの罪滅ぼしはしたつもりですが・・。いずれにしても、これでTAの仕事も無事終了。給料もらえりゃウハウハです(現金やな)。

 午後は生協で森先生「黒猫の三角」(文庫版)を購入。噂通り表紙の雰囲気ががらりと変わりましたね。なんだか明るくなってポップな印象を受けます。英題が強調されているので、パッと見海外ミステリィ風。あとカバー表面の仕上げもつや消しでソフトタッチに変わってますね。これもなかなか良い感じです(スリスリ)。

 夕食は食べずにまたもや2ちゃんねるでの馬鹿馬鹿しい煽り合いを見ているうちにすっかり夜。発売日1日前でしたが、もしかしたら「マリオ」がフライングで売られているかもと思い家に帰るついでにローソンに寄ってみるも、あったのは「千と千尋の神隠し」のビデオのみ。ふーん、ビデオは大々的に発売日前日に売り出されているんですね。生協でもすでに売られていましたし、書籍扱いなのかもしれません。っていうか、そんなことより「マリオ」だ。ほんと、こんなにゲームを待ちわびたのは久しぶりです。無性にわくわくしてきます。今さら「マリオ」かよと言われそうですが、敢えて声を大にして言おう、今こそ「マリオ」だ!(笑) こんなの子供だけに遊ばせておくのはもったいないです。惜しむらくは、この楽しみを共有できる人物が近くにいないということですが、とにかく、早く買いに行きてー。引き籠りだろうが何だろうが遊びたいものは遊びたいのです。明日はなんとしても手に入れようぞ。

 夕食というか夜食には、昨日と同じ熱々カレー冷や麦とクリームパンを食べました。そしていつの間にか寝てました。マンマミ〜ヤ。


(7/19) ダメだなあ、ここ最近の悪習のおかげですっかり夜眠れない体になってしまったようです。本日は夜明け前から朝にかけて寝ていたわけですが、やはり体は疲れています。しかし昨日よりは寝起きの体調は良好。右手首の調子も上々です。ソフトボール練習をしたことで、手首もソフトボール仕様になってきたのでしょうか(笑)。このまま完治してくれることを祈りますが、まだまだ小指側の筋に違和感が残っていて鬱陶しいのは変わりなし。それはそうとして、忘れていたことがありました。M先生に頼まれて昨夜行なう予定だった放射化分析のサンプル入れ替えをすっかり忘れていたのです。それを今朝になって思い出してしまい、気づいた時には12時間のタイムロス。致命的な問題ではないですが、測定時間を無駄にしてしまったことには違いありません。昨日快諾しただけに申し訳ないです。というわけで、午前中に大学にやって来てすぐに急いでそのサンプル入れ替えの作業をアイソトープセンタで行なったしだい。失われた時間は取り戻せませんが、難しいながらも失われた信頼は取り戻せる可能性はあります。と言っても、信頼を失ったわけじゃありませんからね(笑)。絶対とは言い切れませんが・・。

 昼食は生協食堂で、午後は適当に過ごしていました(<この記述こそが適当)。夕方頃、生協に行ってお菓子を大量に購入しました。同部屋のM先生に頼まれた分があったからですが、一緒に自分の分も調子に乗って買ってしまったため、ついつい買い過ぎ、1500円ぐらいお菓子に遣ってしまいました。まあ、毎日少しずつ食べていけば無駄遣いにはならないでしょう。さて、そのあとは「マリオ」を早くやりたいという一心で、ほとんど何も手につきませんでした。まさか自分がこれほどまでにダメダメ人間だったとは、と落胆すると同時に、やっぱり楽しみにしている自分がいます。

 で、夜になりダメもとでゲームショップに行ってみたら、意外にも大量に置いてあって拍子抜け。こんなに簡単に手に入ってしまっていいんでしょうか。ええ、いいんです(にこにこ)。森先生「奥様はネットワーカ」がすでに書店に並んでいることは知っていましたが、これはもう少しあとで買うつもりだったので本屋に寄ることもなく、そのまま自転車を飛ばして直接家まで帰ってきました。

 そして帰宅後、早速「マリオ」をプレイ開始。こんなことしてる場合じゃないと思いつつも、結局朝までぶっ通しで遊んでしまいましたね(苦笑)。ああ、やっぱり最高だわマリオ。確かに難易度は少し高く感じますが、噂されているほど難しくもないし、前作で鍛えた自分の腕が鈍っていないことも確認できました。ただ、止めどきがなくて困りますね。もうちょっと、もうちょっと、とどんどん次を求めてしまうのです。いろいろと大変なこの時期に、ほんと罪作りなソフトです。


(7/20) おそらく大半の人にとっては面白くともなんともないことでしょうが、現在この日記はマリオ週間に入っています(笑)。誠に申し訳ございませんが、いましばらくのご辛抱を。

 というわけで、土曜日も昼まで寝てて起きたらゲームキューブで「マリオ」という生活。天気の良い海の日に、暑い部屋に籠って、南国ゲームかよ。すばらしい(にこ)。下手すりゃ部屋の中は外よりも暑くて、汗をかきながらのプレイになってしまうので、ある意味スポーツと言えなくもない遊びになっているのがなんとも素敵です(笑)。足場を踏み外したら即死亡というステージが結構多くて、緊張による汗も混じります。お尻がむずむずするあの感覚を手軽に味わうことができます。もはやこれは一種のバーチャルリアリティですね。これほど緊張することは実生活でも滅多にありません。急いで先に進もうとすれば、その難しさと面倒臭さにストレスが溜まるかもしれないゲームですが、海や湖や川などの水の表現がとても綺麗なので、のんびりしてる分には涼しげで癒されます。ゲームごときにあくせくするような歳でもないですし(そもそもゲームをするような歳でもないが)、工作のように毎日少しずつ進めていければ幸いでしょう(<初日から徹夜してやってたのは誰?)。

 さて、結局そのまま遊び続けて夜中になってしまい(<言った尻からやりまくってるやん!)、夕食にはインスタントの冷やし中華を暖かいまま食べました。あまり知られていませんが、巷では本来冷たい食べ物を暖かいまま食べるのが流行っているみたいですね(嘘ですが)。一歩も家を出ないまま一日を過ごしてしまうのがなんとなく後ろめたく感じられ、午前3時という真夜中になってからシャワーを浴びて大学へ出てきました。しかしやっぱり眠さには勝てず右手首の痛みも手伝って、やろうと思っていたこともできずに5時頃無念の帰宅となりました。そして気の抜けたビールを飲んで就寝。気が抜けているのは以前開けた缶ビールがまだ残っているからなんですが、ビールはやっぱり炭酸が無い方が美味しいんじゃないだろうかという考えが一層強まりました。一般的には、ビールは喉越しを楽しむものだとか言いますが、個人的には喉越しよりも液体そのものの味を味わいたいという欲求の方が強いようです。おこちゃまですな。


(7/21) 予定調和的昼起きの日曜日は、午後3時過ぎに大学へやってきてアイソトープセンタにて放射化分析のサンプル交換(これは仕事)をし、昨日する予定だったことをすっかり忘れていた実験室の掃除(これは義務)を運良く大学に来ていたU本君と共にして、自分の実験の準備をほんの少しだけ。夜はカップラーメンを食べて帰宅となりました。

 最近日記の雰囲気が変わったね、と言われることがないので自分で言いますが(笑)、それもひとえに日記を溜め込んでしまった結果だと思われます。現実時間に追いつこうと、大して考えることもなしに数日前のことをあれこれ思い出しながらあることないこと書かざるをえないので、支離滅裂な上に面白くもない文章が多々見られるかと。そして手を抜いたかのように書いてあることが短い日もあるかもしれませんが、それも雰囲気が変わったせいでしょう。断じて手抜きではありません。ええ、違いますとも。


(7/22) 「嘘から出た真」ということわざありますが、オオカミが来たぞーと嘘を言い続けて村人の信頼を失い、本当にオオカミが来た時にオオカミが来たぞーと言っても誰にも信用されなかった少年の話とは関係あるのでしょうか(なんだ突然)。いや別に関係なくてもいいのですが、あの話って結局のところ何が教訓なんでしょうね。嘘ばっかり言っていると信頼を失うよということはまあ普通に考えつく教訓ですが、嘘つき少年を信じなかったばっかりに村の羊がオオカミに食べられてしまったわけですから、先入観に捕われるのは危険だよという教訓も考えられる気がします(たぶんないだろうけど)。えっと、つまり何が言いたいのかというと、夜型の生活を続けていたらすっかり朝に目覚める感覚を忘れてしまったなあという話なのでした。「身から出た錆」と言った方が近いような気もしますが、細かいことは気にしない気にしない。

 要するにだなあ(笑)、平日の月曜日も昼過ぎから大学へ来たっちゅうわけです。決して夏休みモードというわけではありません。ただ、習慣が改善されないだけなのです。沈んだムード漂う日本経済の中で唯一明るい話題は、右手首の調子が比較的良好なことでしょうか。今日もひどかったら病院に行ってしまおうと本気で思っていたのですが、そんなときに限って調子が良くなるので困ったものです。うちの妹は昔肩を脱臼して病院に連れて行かれたことがあったのですが、医者を前にしたとき脱臼はすでに治っていたそうです。きっと医者嫌いの家系なのでしょう(<それはないやろ)。

 夕方頃、スイスへの往復航空チケットの代金を今日のところは銀行から下ろすだけ下ろして、とりあえず支払い期限である明日へ向けての準備を整えました(下ろしただけなんですが)。大金を封筒に入れてポケットに突っ込んだまま、その足で生協へ行って食料を調達。夕食を食べたかどうかは忘れました(笑)。毎晩お菓子を食べていることは確実ですが(確実なのかよ)、食事はちゃんと摂る方が少ないかもしれない今日この頃です。「夜更かし→昼起き」というサイクルを繰り返していると、どうしても朝食と昼食は食べなくなるし、夕食も変な時間帯に摂ることになってしまうのです。少々肌荒れは気になりますが、それでも暑くて寝れないということもないし、夏バテもなく至って健康的に暮らしております。手首とお尻に不安は抱えてるけどね(苦笑)。


(7/23) 寝坊続きの最近にあって、珍しく午前中に大学に来ることができた火曜日は、10時からマシンタイム会議がありました(だから早く来た)。8月9月分の分析装置を使う割り振りが行なわれました。同じ装置を使う人が多いため、基本的に夏休みなんてあってないようなものですね。まあ、スイスへ行っちゃったりする人もいますけど(笑)。装置を休ませることはもったいないので、誰かが常に使っている状態にしておく必要があるわけです。

 その後、12時にある約束がありました。ふふふ、森先生のところへあるものを受け取りに行ったのです(にっこり)。ただ受け取っただけで、30秒も滞在はしませんでしたが、言葉を交わすだけでやっぱりドキドキしますね(笑)。純情な乙女でもあるまいにねぇ。えっと、森先生とは週末に東京である名刺交換会で再びお会いできる予定なのですが、今回はそれに関係のあるものを受け取りに行ったしだいです。さて、新たな名刺を作りたいけど、今までに作った名刺もお渡ししたいなあ。どうしましょ。

 昼食は混んでる理系カフェテリアで食べ、午後はM2のO田君の放射化分析サンプルを前処理して自動測定を走らせるまでのお手伝い。そのあとは本山の旅行代理店まで行って、昨日下ろした航空チケットの代金を支払ってきました。担当の人の話では、名古屋−成田間のチケットも取れたらしいのですが、往きの名古屋から成田への飛行機を予約しておいてキャンセルすると、それ以降の飛行機も全部キャンセル扱いになってしまうという話を聞き、往きの飛行機だけは使わないことにしました。帰りの成田−名古屋間の飛行機はドタキャンしても影響はないらしいので、席は一応確保しました。名古屋−成田路線の予約をやめても500円しか安くならないのですが、万が一乗れなかったときのことを考えてできるだけリスクの少ない組み合わせを選んだというわけです。って、向こうの言うがままにしただけですが(笑)。あと、学会会場であるダヴォス以外の街(チューリッヒとチェルマット)での宿泊先の予約も頼んでおきました。その帰りに生協でお菓子を購入して研究室へ。

 夜から始めた鉱物分離の作業で、するつもりはなかったのに結果的に徹夜をしてしまいました。以後の実験の日程を考えると、どうしても翌日までに分離を終わらせておきたかったからですが、さすがに徹夜は堪えます。あ〜コタコタ(<堪えた音)。


(7/24) というわけで、徹夜明けの水曜日の朝は、帰宅して「スーパーマリオサンシャイン」でシャインを少しゲットしてから就寝となりました。それが午前7時くらいで、起きたのは12時過ぎ。午後1時前には大学に来て、実験の準備を2時間くらい。ようやく実験が始められたのは午後5時頃でした。うーん、これはギリギリかもしれない。果たして学会までにちゃんとまとめられるのか、少し不安だったりします。

「何の脈絡もなくふと思い出す言葉ってあるよね」
「また出て来たな。で、例えば何?」
「ドギー・ハウザーとか」
「んなバカな。どういうシチュエーションで思い出すんだよ」
「だから脈絡はないんだって。ところでドギー・ハウザーって何だっけ?」
「判らないで思い出してたのか」
「ペットフードとは関係ないよね?」
「それはドギーマン」
「ほら、混線電話で知り合ったアメリカ人の名付けた『ペギー』を引っさげて青山学院女子高等部二年の夏休みに米軍キャンプでジャズを歌いはじめてから今年で50年の?」
「それはペギー葉山。ってリンク張らせるような引用するな! 知っててやってるだろ」
「まあね」
「くそったれ」
「いやでも、ドギー・ハウザーはやっぱり判らないよ。何だっけ?」
「ええと、たしか10代で医者になった少年が主人公のドラマじゃなかったか」
「ああ、そうか。その主人公が・・」
「そうそう、その主人公が」
「ペギー葉山と混線したアメリカ人」
「一生言っとけ」
「手抜きですみません」


(7/25) 木曜日も朝方帰宅して、寝て起きたら午後1時過ぎという優雅な身分です。しかし心配事はあって、実験で昨夜最後に様子を見てからちょっと時間が経ち過ぎていたことです。午後3時頃に大学へ来て実験装置の様子を見てみたのですが、案の定循環させていた水が途中でなくなってしまった模様。リザーバの容量ではおそらく8時間ももたないんですよね。リザーバの水がなくなりシステムに水が流れていなかった時間は、見た感じ僅かな時間みたいだったので、結果に深刻な影響を与えるほどのロスではないと思います。ただ、うっかり寝過ぎてしまう可能性は往々にしてある身としては、半日も目を離せないシステムというのは改善の余地ありですね。週末の東京へ行くまでにはなんとかしたいものです。

 夕方、その東京へ行くためのチケットを生協へ行って購入したのですが、夜行バスはすでに満席だったためにしかたなく行きも帰りも新幹線になりました。ディズニーリゾートへのバスツアーを利用して行った方が安くなるというのはなんだか世の中間違っている気がしてならないですが、時間をお金で買ったと思えば良いのでしょうか。実際、できるだけ目を離したくない実験装置を動かしている今は、時間が節約できる新幹線は有り難い存在だとも言えます。時間と体力さえあれば青春18切符でも使って行くんですけどね・・。

 本日はソフトボールの練習が夕方から午後7時頃までありました。前回よりも手首の調子は明らかに良くなっていて、結構張り切って練習してしまいました。そしたら鈍った生活で弱々になっていたのか、手の皮が大してバットも握っていないのに剥けてしまいました(ペロロ〜ン)。いててー(苦笑)。2箇所ほど一番上の皮が一枚剥けただけなので、怪我と呼べるものでもないですが、本番まで治っているかどうかは微妙です。回復力の遅い躰をしていますからね(去年転んで擦り剥いた肩の傷跡もまだ残ってる)。

 その後の夕食では、生協で久しぶりの400円代の食事を摂りました。朝も昼も食事をしていないにもかかわらずあんまりお腹は空いていなかったのですが、味に惹かれてマグロステーキカツを食べてしまいました。ちょっと栄養摂り過ぎですね、これは。半分の大きさでも充分。しかし、そんな食べ物よりもお茶の方が数段美味しく感じられたのは、汗をかいた運動後だったからでしょうか。

 午後10時頃に見知らぬ電話番号から何回か着信があり、誰かと思って出てみたらH大学時代の友人I田氏からでした。仕事で名古屋に来てお客と飲む予定がキャンセルされてしまったそうで、せっかくだからってんで呼び出された形です。そんなわけで本山で落ち合って近くの居酒屋で軽く飲みました。久しぶりに会いましたが、あんまり変わってないですね。仕事の話やら同級生の話やらを酒のつまみに(ほんとのつまみももちろんありで)1時間くらい居たでしょうか。最後には奢ってもらってごちそうさまなのでした。また機会があったらぜひ。


(7/26) そうそう、昨日はモーニング娘。の新曲「Do it! Now」を買ったのでした。実は一昨日に生協で1枚だけ見かけて買おうとしたのですが、ちょっと目を離している隙に他の人に買われてしまって悔しい思いをしていたのです。まあ、だからといってこれしきのことで翌日に買いに走るのもどうかとは思います(笑)。しかし、乙女仲間(<どんな仲間だ)のRとさんが同じく「Do it! Now」の入手に失敗して悔しい思いをしていると聞いては、先に手に入れておきたくなるってもんでしょう(にっこり)<そんなことで張り合わないように。なにはともあれ無事新しいCDが手に入って、例のごとくヘビィローテーションで聴いております。通学時や移動中も、最近右のイヤホンから音が聞こえなくなったもののしつこく使い続けているCDウォークマンに入れて、100回は聴くことになるでしょう。今回の新曲はどことなく「Memory〜青春の光〜」を彷佛とさせるしっとりとした感じですね。少しだけspeedの曲のようにも聞こえるし、無難にまとまっていてもうひとつインパクトに欠けるような気がしないでもないかなと。どちらかと言うと一緒に収録されているカップリング曲の「ちょっとイカしたPURE BOY」の方が、タイトルはどうかと思いますが、個人的にはモーニング娘。のA面っぽい曲だという印象を受けます。まあ今回は大人っぽい雰囲気を狙った結果「Do it! Now」がA面なんでしょうけど、こういう曲は他にもいっぱいあるからなあ・・。とまあ、なんだかんだ言っても結局聴きまくることには変わりないんですけどね(笑)。それにしても、セクシー8が未だに買えないのはもどかしいな。

 さて、相変わらず昼過ぎまで寝ていた金曜日は、単に寝坊したというわけではなくて、昨日のソフトボール練習で張り切り過ぎたのがいけなかったのか、またしても右手の痛みにうなされて午前中は布団でゴロゴロせざるをえなかったのです(苦笑)。各方面ご心配お掛けして申し訳ございません。やっぱり早く医者に行くべきなんでしょうが、これがなかなかまとまった時間が取れないんですよねぇ。なんて言ってもおそらく単なる言い訳にしか聞こえないでしょう。まあ、実際言い訳なのでそれで正解です(にこ)。なんとかして医者に行かずに治す方法はないものかと模索する日々ですらあります(他に模索することはないのか)。

 というわけで、大学に来てからしばらくは、実験を続けながらお菓子を食べたりしつつ、右手の筋肉をほぐす作業をしておりました。以前骨折の手術後にもらった薬も塗ったりして、少しは強張りもほぐれ、痛みはましに。その後、理系ショップでお菓子を少しだけ買ってきて、午後5時頃にインスタント焼そばを食べました。これが本日最初の食事。医者に行く行かない以前に、食生活の改善がまず必要かもしれません。しかし、今日手が痛かったのは一種の筋肉痛みたいなものだろうと自己診断。夜になるにつれてだんだん調子も上がってきましたからね。あとはこの調子で完治することを祈るばかりです(<いや、祈ってないで医者行きなさいって)。

 夜は実験装置に関して、1日くらい目を離していても平気なように適当な対策を施し、深夜に溜め込んでいた日記を怒濤のごとく更新して、明日の名刺交換会に伴う東京行きに備えました。帰って来てから更新できる元気はおそらく無いでしょうからね。なるべく仕事は片付けてから出発しようという魂胆です。しかし、そうこうするうちに夜が明けて(苦笑)、肝心の名刺を作る時間が少なくなってしまいました。結局名刺が出来上がったのは午前9時頃という有様です。このことを考えると夜行バスで行くんじゃなくてほんと良かったと思います。とても昨日の夜までに準備万端にすることができたとは思えませんからね。まあ逆に、時間に余裕があると判っていたからこそ、ギリギリまで日記書いたり名刺作ったりしていたとも言えますが。いずれにしてもひとつはっきりしていることは、時間は短い長いにかかわらずあればあるだけ使ってしまうのが自分の特性だということでしょうか。我ながらもったいない話です。


(7/27) 昨日の記述にもあるように土曜日は結局寝ないまま朝を迎え、名刺は新しいものだけでなく渡しておきたい古いバージョンのものも印刷して、放っておいても長時間問題なく稼動することができるように実験装置には適切な措置を施し(言うほど大袈裟なものではない)、午前11時半頃ようやく大学を出発することとなりました。数時間後には東京です。ええと、説明が前後しますが、なんで東京に行くかといえば、本日は「奥様はネットワーカ」の単行本刊行記念として、森博嗣先生およびコジマケン氏による名刺交換会があったからであります(にこにこ)。主催するのは名前だけは聞いたことがある青山ブックセンター。この書店は今まで訪れたことはありませんが、本店での開催らしいので名前からして青山にあるだろうというのは一目瞭然です。しかし問題は、青山が東京のどこにあるのか知らなかったということ(笑)。一応青山ブックセンターのホームページで簡単な地図を見て渋谷駅から近いらしいことは確認しておいたのですが、この情報のインプットのいい加減さが後ほどあんな惨劇を招くことになろうとは・・。

 ちなみに、名刺交換できる人数は当然限られていて、あららこめこの書店で「奥様はネットワーカ」を購入し整理券をゲットしておく必要があったのですが、聞くところによると発売された初日の17日のうちに(それも夕方までに)すべて配布しきってしまったそうです。中には開店前から並んで手に入れた人もいるというからその人気ぶりが伺えます。もし整理券をあるルートから入手できることになっていなかったら、自分もきっと発売日に東京へ突撃して並んでいたに違いありません(笑)。前回の大阪での名刺交換会に行けなかった分、今回の東京にはぜひとも行っておきたかったのです。森先生と直接名刺交換できる機会も久しぶりのことですし(2年前の名古屋以来かな?)。そんなわけで、いささか強行軍ではありましたが、12時前の新幹線に乗り込んでいました。

 乗った新幹線は途中新横浜にしか止まらないひかり号で所要時間2時間弱。その間うとうと寝ては目覚めるということを繰り返し、午後1時半には東京駅に到着。時間には余裕があったので、駅の中にある本屋で少しぶらぶらしつつ「奥様はネットワーカ」が置かれていることを確認してから、昼食を食べれそうなところを探したものの良いところが見つからず、食事は諦めてとりあえず山手線で渋谷駅まで向かいました。昨日からろくに食べておらずお腹は空いていたのですが、不案内な土地ではのんびりしている余裕もないので、目的地に辿り着いてからでも遅くはないでしょうと判断し、青山ブックセンターに向かうことにしました。上記の通りだいたいの位置はホームページで確認済みだったので自信を持って駅を出たのですが、初っ端から大間違いをしてしまいました。前回来たときの記憶に頼って歩いたために、ハチ公前に出てしまったのです。青山なんて行ったことがない他所者にしてみれば、「渋谷といえばハチ公前」ですからね(違う?)。だから渋谷から近いらしい青山も当然ハチ公側から行けるはずと変な勘違いをしてしまったしだい。その間違いに気づくまでに100メートルくらい歩いてしまいましたよ(とほ〜)。別ルートで渋谷駅方向へ引き返し、本屋で地図を確認して青山通りをなんとか見つけることができたときにはすでに午後2時半近く。しかも入り組んだ歩道橋を渡るだけで時間がかかります。駅から少し離れるだけで暑い中こんなにも歩かされるなんて、とてもイライラさせてくれますね(にこ)。地下街作れよ!とか思ってしまうのは、名古屋に住み慣れてしまったからか・・。

 さて、青山ブックセンターは青山通りから少し入ったところにあるのは判っていたので、通り沿いに坂道をしばらく歩いて行ってそれらしいところに出たような気がしたのですが、先を急ぐあまり早く交差点を曲ってしまって、またしても余計な回り道をするはめに。で、実際に青山ブックセンターに辿り着いてみて解ったことですが、この書店のあるコスモス青山という建物へは、私有地の石畳みたいな道が続いているだけで、信号のある交差点を曲って行くんじゃなかったんですね(紛らわしいなあ)。しかもこんな奥まったところの地下2階にあるなんて、判りにく過ぎです。まあ、なにはともあれ集合時間には充分間に合ったので一安心。暑い中うろうろ歩き回って汗だくだったので、エスカレータで降りて店内に入りとりあえずは涼みながら時間を潰すことにしました。入口横には店内のギャラリィの展示内容の案内(誤植あり)。森先生とコジマケン氏の展示の場所を見つけられず、しかたなくホログラムの展示を見て回っていたのですが、そのときに惨劇は起こりました。どうやら外を歩いているうちにのぼせてしまったらしく(森先生には前からのぼせっぱなしですが)、なんと鼻血を出してしまったのです(笑)。って笑ってる場合ではなくて(あわわあわわ〜)。幸い展示物や書籍やら衣服を汚すことはなかったのですが、その後10分間くらい鼻血が止まるまでトイレに籠っていました(苦笑)。ひやぁ〜焦った焦った。まさかのぼせて鼻血を出すとはねぇ。やっぱり久しぶりの名刺交換会に興奮していたのでしょうか(始まってもいないのに・・)。

 そして3時過ぎ、店の外にある(しかし建物の中)自販機でコーラを買って飲んで何事もなかったかのようにしばし休憩。飲み終わって店内に入ろうと向かったところで、森ぱふぇスタッフの和泉圭さんにお会いすることができました。その次にお会いしたのはをかへまさん。そのあとも順次スタッフの方にお会いして森先生からお預かりしていたものをお渡ししていきました。店内はすっきりしていて、入ってすぐのところに荷物を預けられるロッカがあります。ギャラリィスペースがある書店だけあって、蔵書は少ないものの芸術関連の書籍が比較的多いような印象です。待っている間にとりあえず「奥様はネットワーカ」を購入。そうこうするうちに午後4時が近づき、整理券番号の1〜30までの人がアナウンスで呼ばれ、店内奥に設置された名刺交換会場所に行列ができました(番号順なのです)。お、いよいよだ、とその場所に集まるその他の人々も十数人。ちなみに並んでいる人々がこんな感じで、森ぱふぇスタッフ一同からのお花のアップがこれ(字がしょぼいのは花屋さんのせい)。

 そしていよいよ店内を横断するようにスタッフらしき人(名刺交換会のね)に先導され森先生とコジマケン氏が拍手の中登場! 最初群集に紛れて一瞬どこにおられるのか気づきませんでしたが(苦笑)、森先生はやはり服装は青めのカールヘルムで、サングラスをかけておられました(もちろん外されましたが)。で、机の準備も整い、午後4時過ぎ、待ちに待った名刺交換会が始まりました。向かって左側にコジマケン氏、右側に森先生が座られて、コジマケン氏、森先生の順で名刺交換をしていく模様です。コジマケン氏は慣れておられないようでしたが、お二人ともひとりひとりのファンと結構な時間会話をされています。1人あたり30秒だとしても、全部で約250人いますから125分、少なくとも2時間ちょっとかかる計算になります。うーん、この調子だと240番台の整理券を持つ我々の番はまだまだです。というわけで、順番が回ってくるまでの間、外に出てお茶でも飲みましょうということになったのですが、近場ではオープンカフェしか見つからず涼めそうなところはどうやら書店だけであることが判明。その喫茶店探しの途中で、マーヤさんやRとさんやMつるさんやS田さんやK原さんやF波さんなどを擁するぱふぇら〜グループと出会ったりもしました。暑さをしのげる良い喫茶店が見つからず結局書店まで戻ってきた一行は、入口付近でおしゃべりに興じる人がいたり、店内をうろうろする人がいたり、若干の高揚感を抱えつつおのおの時間が経つのを待っていました(みんな整理券番号が比較的後ろの方だった)。をかへまさんなんかは石川梨華の写真集だけが置かれていないことを発見され、嘆いておられましたね(笑)。さすがです。

 待ち時間の間、知り合いの方たちとは適度に(<なんだその表現は)名刺交換もしました。一部の方には今回作成したバージョンだけじゃあきたらず、調子に乗って以前作ったバージョンの名刺もお渡ししてしまいましたが、まあ広い心で受けとめてやってください(にっこり)。それ以外の時間はギャラリィスペースにようやく見つけた『奥様はネットワーカ』イラスト展を鑑賞したり、名刺交換会の様子を眺めては写真撮ったりして(ここでは公開できませんが)、結構うろうろしていたので怪しい人だったかもしれません。ギャラリィの展示物にはコジマケン氏のまんが作品や、「奥様はネットワーカ」のイラストはもちろんのこと、冬のガリレオのイラストや、森先生の同人誌時代の漫画作品の一部や同人誌そのもの、今までに配られた歴代の名刺や「スカイクロラ」のペーパクラフト飛行機なんかが飾ってあったり、漫画化された森ミステリィとして、浅田寅ヲ氏の「すべてがFになる」スズキユカ氏の「女王の百年密室」皇なつき氏の「黒猫の三角」のイラストなどもあって、ファンにはたまらないムフフな空間でした。

 名刺交換会は大方の予想通り、予定よりもゆっくりとしたペースで進行し、午後6時頃になっても200番台まで順番が回っておらず、さすがに店内をうろうろし続けるのも疲れてきた感がありましたが、いやいや、そんな贅沢なことを言っていてはいけないのです。名刺交換できるだけでも嬉しいことですし、待てば待つほどわくわくどきどき感を長く味わうことができて、ファンとしてこんな幸せなことはないでしょう(大袈裟か)。森先生とは何を話そうとか、初対面のコジマケン氏とはどういう言葉を交わすことになるんだろうか、などなど自分なりにシミュレーションを何度も試みるのですが、時間が迫ってくるにつれて緊張感のせいか具体的なことは何も浮かばなくなってきます。午後7時前、240番以降とこれまでの番号で並ばなかった人へのアナウンスがあり、ようやく列に加わることになったときには、本格的に鼓動が速くなり手先まで震えてきたりするほど緊張のピークに達していました。ああ、初めてじゃないだろうに何でこんなに緊張のかと毎回思います。我ながら純情ですね(笑)。近くに並んでおられたぱふぇら〜のみなさんも森先生のおられる場所へ近づくにつれて、だんだん興奮の度合が増してゆき、もうほとんどパニック状態です(にこにこ)。並んでいる間書かされたアンケートに回答するときも、手が微妙に震えるし先生たちへのメッセージが上手くまとまらないしで、結構な時間を要してしまいました。ちなみに書店への意見を書く欄には「店の場所が判りにくい」と書いておきました。すでに場所を知ってしまったので、もう迷うことはないでしょうけど。

 さて、いよいよ森先生とコジマケン氏の姿がすぐそこというところに来たとき、森先生は並んでいる残りの面々をご覧になって一言、「ここから濃いですね」。うわ〜いうわ〜い、森先生御墨付きの濃さだよ!(にっこり)<喜ぶな。まあ、濃いと言われるとなんだかずっと追っかけでもしているような(<実際してるようなもんじゃん)ネガティブなイメージも抱いてしまいかねませんが、せっかくここまで来たんですからそんなことは気にせず、森先生に濃いと認識されるまでの存在になれたことこそを、素直に喜ぼうではありませんか(笑)。しかしそんな濃いメンバといえども、さきほども書いたように森先生を前にすると毎回のように舞い上がってしまうんですから、先生に対するそれぞれの思い入れの深さが伝わろうかというものです。当然、他のぱふぇら〜のみなさんの名刺交換の様子を観察していた自分も、かなりの緊張状態にありました。あと3人・・。これは久しく感じたことがない類いの緊張感です。本当に一体何を話せばいいのか思い浮かんできません。あと2人・・。あうあ、もうダメ・・、ドキドキ、ドキドキ。あと1人・・。

 そしてついに、自分の番がやってきて、まずはコジマケン氏との名刺交換です。ハンドルネームで名乗って良いものか一瞬躊躇しましたが、名刺にも書いてあることですし、名刺を交換しつつそのままハンドルネームを名乗って「はじめまして」ととりあえず挨拶することはできました。しかしそのあとが全然ダメ。先生方に対しても図々しく複数枚の名刺を渡そうと用意していたのですが、いざ説明しようとすると緊張のため、しゃべる言葉がしどろもどろになってしまうのです(苦笑)。上手く説明できないであたふたしている者を前にして、それでも真面目に説明を聞いてくださったコジマ氏の優しさに感謝。前衛的な漫画を描かれる割には、意外にも丸い感じの方だなあという印象(あくまでも見た目ですが)。で、名刺をご覧になりつつコジマ氏が私のハンドルネームに覚えがあるというようなことをおっしゃったので、ここぞとばかりに「それはたぶん冬のガリレオにお邪魔させてもらってるからかもしれません」と話を切り出し、そのあと「ひょっとして遠距離タマゴ発射装置を設置してますか?」とか訊かれたりして、ガリレオ話を展開することができました。ふぅ・・話せる話題があってホッと一安心。最後は握手をしてもらいながら、これからもよろしくお願いしますと言って(何をお願いしてんだか判りませんが)、1歩隣へ移動。

 さて、コジマ氏には申し訳ないですが、ここからが本日のメインイベントです(笑)。待ちに待った森先生の御前へいよいよ立つ時がやってきたのであります(つい先日お会いしたばかりでしたが今回はまあイベントということで)。ちょっと白髪が目立っておられますが(<要らんこと言わんでいい)、長時間の名刺交換会にもかかわらず最後まで変わらない優しさでファンの言葉に耳を傾けていらっしゃる森先生です(にこにこ)。そんな森先生との肝心の名刺交換ですが、コジマ氏のときに引き続き森先生の前でもまた少しあたふたしてしまいました。それでもなんとか最低限言いたいことは言えて、ひとつの名刺のネタにウケてくださったので、もうそれだけで満足です。有り難き幸せ・・(ぽわ〜ん)。そのことで緊張感が少しほぐれ、そのあとまともにしゃべれるようにはなりましたが、森先生に「今、D2でしたっけ?」と訊かれては「はい」と答え、次に「じゃあ忙しいでしょう?」と訊かれては「ええ、忙しいですねぇ」などと普通に答えていただけのような気もします(苦笑)。他の方もおっしゃっていましたが、いつも森先生から話し掛けられてばっかりなんですよねぇ。あららこめ話すことを考えておいても、いざ森先生を前にすると頭の中がホワホワ状態になって、出て来なくなるという・・。しかししかし、せっかく東京まで来ておいて自分から何も話さないのはもったいないことこの上ないという思いもあり、先生が8月にスイスへ行かれるという話に絡めて、「実は僕も学会でスイスに行くんですよ」となんとか切り出すことができました(にっこり)。先生は初旬に行かれるようなので残念がら日程はかぶらないみたいです(<かぶってたらどうするつもりだったのか)。最後にはベルニナ特急に乗られることも確認できました。そうそう、出版者の方かスタッフの方らしき女性が名刺交換の場所の近くにずっと立っていらしたのですが、その人に森先生から「彼は同じ大学にいる森ぱふぇスタッフなんですよ」みたいなご紹介に預かったりなんかもしちゃいました(森ぱふぇスタッフ用にお預かりしていたものを無事持ってきたという話の流れから)。今回は最後に握手をしていただけなくて(だからといって握手会ではないのでこっちから求めることはできず)、ちょっとショボ〜ンな感じで森先生の前から離れたのですが、実は爪を切り忘れていて伸び伸びだったので、あとから思えば握手できなくて良かったのかもと思ってみたり(<コジマさんとの握手はいいのかよ!)。

 自分の名刺交換がドキドキのうちに終わったあとも、先生たちの姿が目の前に見えるところに留まって、最後の人の名刺交換まで見守っておりました。といっても、そこにはすでに名刺交換を終えた濃いメンバたちが集まっていて、みんな興奮状態にあって先生を前にしてわーわー騒いでいただけなんですが(苦笑)。それから、取りを狙ってかほぼ一番後ろに並んでおられたぱふぇら〜のTリさんが名刺交換を終えて先生の前から離れようとしたそのときに、持っておられた人形を落とされて目立ってしまったことについて、みんなから「狙ってやったでしょ」と糾弾されて盛り上がる一幕もありました(笑)。あの人形はてっきり森先生へのプレゼントだと思っていましたが、まさかそういう道具だったとは・・。うーん、参考になるなあ(<参考にするのか)。などとはしゃいでいると、森先生がこちらに向かって何かおっしゃりたいことがある風味。何かと思い聞いてみると、今目の前で名刺交換をしていらっしゃるのは、なんとあのサトちゃん人形でお馴染みの高田崇史氏だとおっしゃるではありませんか(<っていうかQEDシリーズでお馴染みの、と言いなさい)。うわぁ〜、これまたなんというか、個別に名刺交換会を開いてもらいたいくらいの豪華なお客さんじゃないですか。想像していたよりも背が高い人で、おじさんでしたね(笑)。これを機会に、買ったはいいけどまだ未読のQEDシリーズを早く読もうと思いました(<まだ読んでなかったのかよ)。

 最後は青山ブックセンターの店員さんたちが名刺交換をして、3時間にも及ぶ名刺交換会は無事終了。店員さんの終わりの挨拶があって、周りに残っていた人たちは拍手。とにもかくにも、長い時間ファンのひとりひとりと優しく丁寧な会話をしてくださった森先生とコジマケン氏には感謝あるのみです。ありがとうございました。そして今回の名刺交換会を企画してくださった青山ブックセンター関係の皆様にもお礼申し上げます。参加されたみなさん、お疲れ様でした。終わってから気づきましたが、上にはこういう看板もありました。退場される森先生とコジマケン氏を半ば追っ掛け状態で(笑)見送り、書店から外へ出ました。名刺交換会の途中で知ったことですが、実は名刺交換会の終了後に「奥様はネットワーカ」を購入すると、本日交換された森先生とコジマケン氏の名刺がもらえることになっていたようです。うーん、そういうことはもうちょっと早く言ってほしかったなあ。知っていれば先に本を買わなかったのに・・。と言いつつ、2枚目の名刺をゲットするためにもう1冊買って帰ろうかという考えが一瞬浮かびましたけど(笑)、ギリギリのところで思いとどまったしだいです。本日は森先生の奥様のささきすばる氏もいらしてて、順番待ちのときにちょっとだけご挨拶をしました。あと、講談社K木氏もいらしていて、ずっと店内をうろうろされてましたね。


(7/28) しかし上の日記は長いな。レポートならまだしも日記一日分としては明らかに書き過ぎ。あんなに書いたら読む気しないよね(<他人事か)。というわけで、7月の残りはおそらく適当に流されますので、あららこめご了承ください(にこ)。

 さて、昨夜ははあのあとどうなったかというと、午後7時過ぎには青山ブックセンターをあとにして、濃いメンバのみなさんとお別れし、独り渋谷駅方面に向かいました。帰りは迷うことなく辿り着き、そしてそのまま駅を抜けてハチ公前へ(ていうか後ろ)。ここで友人K藤氏とH田氏とお酒を飲むために待ち合わせしていたのです。H田氏とはいつ以来会ってないのか判らないくらい久しぶりの再会となります。まず現れたのはH田氏で、すっかり髭もじゃ星人でした。聞いたところ意図的に伸ばしているそうですが、ほぉー、自分で鬚を伸ばすことができるなんて、さすがH田氏、人知を超えとるな。鬚は勝手に伸びるもんだと思っていましたが、世の中には任意に伸ばせる人間もいるということなのか、もしくはH田氏が人間ではないということですね(笑)。しばらくしてK藤氏とも合流し、夜の渋谷の街を飲み屋を求めてブラブラしました。土曜の夜だからか、どこの店も満席で数軒渡り歩くことになりました。っていうか人多過ぎ! 狭い範囲に集まり過ぎ! なんやねん、この群集は。他にやることないのかよ、とか思ってしまうほどでしたが、それを言ったら自分たちもなんやねんってことになるので、言わぬが鼻(<そりゃ鼻はしゃべれんからなぁ<っていうかそもそも用法間違い)。

 で、ようやく見つけた居酒屋(名前忘れた)は、和風な感じの内装でしたが、ほとんどのボックス席が壁で囲われて入口には暖簾が下がっていてまるで同伴喫茶みたいになっています(喩えが古い)。怪しいことしたり密談したりするには最適の空間かもしれません(笑)。しかし実際のところは、どの席も賑やかでそんな雰囲気は全然ないお洒落な店なんですが(当たり前か)。そこでタイ風の料理やイタリア風の料理や和風の料理などを食べつつ、2時間くらい適度に飲んでいたでしょうか。主な話題はH田氏の最近の動向やこれからの展望について。誰にも会いたくなくて外に出たくなるときがあるとか、弱いこと言ってましたが、見た感じは元気にやってそうで何より。バイトしながらでも目標に向けて絵を描き続ける姿勢には、ほんと頭が下がります。まあいろいろ辛いことはあるでしょうが、なんとか頑張って一花咲かせてほしいところです。自分なんてまだ学生をやっていて、しかもちゃんとお金が稼げるようになるのかも判らない状態ですからね。将来、何らかの形でH田氏のイラストを遣えるようになれたらいいな、という話もしたりで、夢は膨らむ一方でした(みんな酔ってます)。K藤氏に飲み代の大部分を払ってもらい(ごちそうさま)、この店を出たあとは、駅前の交差点のところにあるスターバックスコーヒーで、ドーナツとコーヒーをいただきながら(これもドーナツは奢ってもらったような記憶)、眼下に群がる人々の姿を見つつ、30分くらいまったりと過ごしました。ここでは、「群集の中で、明らかに日本人には見えない日本人を探そう」としていたことしか覚えていません(笑)。その後3人揃って渋谷駅に向かったのですが、H田氏はかなり酔いが回っていたらしく、歩くのもフラフラで面白かったです。本人は「足がついてこないだけで意識ははっきりしている」と言ってましたが。

 山手線に乗り、途中で酔っぱらいH田氏とは別れ、とりあえずK藤氏とともにへ向かうことにしました。はじめはファミレスで朝まで粘ってもいいと考えていたのですが、今にも眠ってしまいそうだったのでK藤氏の住んでいる寮で、少しだけ寝かせてもらうことにしました。基本的にK藤氏の会社の社員寮なので、部外者が泊まることは許されていないようでしたが、寮長さんが起きる午前5時半前に出て行けば大丈夫とのこと。で、コンビニに寄ってお茶などを買ってから寮に向かおうとしたら、そのコンビニで見つけました、バースデーテディ【Part2】! いやあ、久しぶりに売ってるところを見ました。名古屋ではすっかり姿を見なくなったバースデーテディですが、関東ではまだまだ現役なのかもしれません。というわけで、そこにあった4箱全部を即購入(笑)。思わぬところで思わぬ収穫があるものです。

 寮に着き、K藤氏の部屋に入ってお茶を飲んでからベッドの片隅に横になったのですが、横になりながらも、H大学時代の同級生に関する話を延々3時頃まで話し込んでしまい、結局2時間くらいしか眠れませんでした。目覚ましで起きたのが午前5時過ぎ、寮長さんに見つかる前に、K藤氏に別れを告げて急いで寮をあとにしました。柏駅に向かう途中、昨夜も寄ったコンビニで朝食のおにぎりを買い、駅のホームで食事。常磐線で上野まで行き、山手線を経て東京へ。あとは新幹線で一路名古屋へ。700系のひかり号の車両だったのでシートの座り心地はまあまあ快適でした。ここ2日ほどまともに寝れていないため、帰りはほとんど寝ていました。知らないうちに体は西に運ばれ、午前8時半頃名古屋駅に到着。地下鉄で本山まで行き、前輪の空気が抜け気味の自転車で大学まで戻ってきました。心配していた実験装置は上手いこと動いていて一安心。一旦家に帰って安らかに眠りに就くこととなりました。


(7/29) 日曜日は結局寝て過ごし、明けて月曜日は朝から講座対抗のソフトボール大会でした。第1試合で、午前8時45分の集合することになっていたのですが、目覚めたのが8時45分でした(ぎゃっ)。試合開始は9時からなので、急げばギリギリ間に合う時間です。ただし研究室に寄っている暇はないので、運動用の着替えもないまま家から直接試合のある山の上グラウンドへ向かいました。自転車を押しながら(ほとんど上り坂なので)行ってみると、意外に近かったことが判明。9時にはなんとか間に合いました。しかもようやく人が集まりだしたところで、全然集合時間が守れていません。なんだ、みんな遅刻なのね。まあいずれにしても試合に間に合って良かったです。

 予定よりも10分遅れくらいで試合開始となりました。1回戦の相手は3年生チームです。守ったポジションは、右手が痛くて使いものにならないという理由でキャッチャでした。ピッチャにボールを返すだけでも大変。当然バットを振るのも大変。で、個人的にはあんまり振るわなかったのですが、チーム的には近年稀に見る快勝を果たし、準決勝進出が確実となりました。ちなみにチームは全部で6チームあり、本日1日目に変則的なリーグ戦を行ない、翌日にトーナメント戦で順位が決まるという流れになっています。

 午後は次の試合は午後1時半からで、相手は地球環境システム学講座。毎年強豪のチームですが、今年は人材不足なのかそれほど破壊力はありませんでしたね。負けましたけど(笑)。後半の追い上げも虚しく、今一歩届きませんでした。助手のM先生も応援に来てくれたのですが。でもまあ準決勝進出で、4位以上は確定で、昨年より順位が良くなるのは確かです。

 夕方頃、旅行代理店へ行ってスイスのチューリッヒでのホテル代を支払い、クーポン券を受け取りました。あと、海外旅行保険のお金も払いました。チェルマットでのホテルのクーポン券だけはまだ届いていないようで、受け取れませんでしたが、後日郵送してくれるそうです。その帰りに100円ショップに寄って、インスタントラーメンやスパゲティやカレールーやハッカ飴を買いました(ハッカ大好き)。スーパでは200円前後する8皿分くらいのカレールーが100円なのは良いですね(種類は少ないけど)。大学と家の間にこの店があれば、もっと頻繁に利用するんだけどなあ。


(7/30) ソフトボール大会2日目の火曜日。今日こそはと思っていたにもかかわらず、昨日同様目覚めたのは試合開始予定時刻の直前で、家からグラウンドに直接向かう羽目になりました。しかし、こういうこともあろうかとちゃんと運動向きの衣服を持って帰ってきておいたので、今度はちゃんとした格好で試合に臨めました。用意周到だったというか、自分を信じていないというか(笑)。午前中の準決勝は10時から、地球惑星物理学講座との試合でしたが、残念ながら負けてしまい、次は3位決定戦に進むことになりました。負けたチームは次の試合に審判を3人出す取り決めになっているのですが、今日はD2の3人が引き受けました。曇っていた昨日とは違って、暑くてたまりませんでした。真夏の太陽は厳しいです。

 で、その次の12時からの試合が3位決定戦だったため、1度もグラウンドを離れることなく、昼食に買ってきてもらったおにぎりを食べてから、引き続き試合に臨みました。相手はまたしても地球環境システム学講座。向こうも準決勝で負けて、3位決定に回ってきたようです。図らずリベンジ戦となったわけですが、結果はU本君の決勝打があり、我がチームは堂々の3位となりました。ここ最近の成績では快挙と言っても良いでしょう(にこにこ)。今年は若い力がありましたからね。

 研究室に戻ってきてから、サロンでをいただきました。レーザーセンサで糖度を見分けて選別されたという桃らしい。確かに看板に偽り無く甘くて美味しかったです。夕食はストックしてあったカップラーメンで麺の達人の塩味を食べました。普通に美味しいラーメンでしたが、あのトマトは余計な気がしましたね。日焼けして顔がヒリヒリしています。

 「あららこめ」のヒット件数が81件に増えたというので、試しに検索してみたら、噂通りやっぱり81件だったのですが、その中で新たに拾われたあるページが気になりました。Googleで、ヒットしたページは検索対象の言葉がある前後の文章の一部とともにリンクされる形で検索結果が表示されるのですが、思わず反応してしまったのは以下のような文章。

>No.250:Tue May 28 19:57:47 JST 2002 お名前: ...
>... でも上手な彼氏がいるとなんか比べられてるみたいで・・・ 彼氏がうま
>すぎるのも良し悪しかなって最近感じます。. No.156:Fri Aug 25 14:22:41 JST 2000
>お名前:みりん★ 電子メール: 題 名:あららこめんね。2重投稿. No.155 ...
>www.inforyoma.or.jp/talk/forum/billi.htm.htm - 101k - キャッシュ - 関連ページ

 ほらね、なんだか気になる文章でしょう?(笑) 厳密には「あららこめ」でヒットしているわけではありませんが、この文章の引用のされ方は絶妙としか言い様がありません。これだけを読むと「おいおい一体何が上手いんだ?」とついついあっち方面(<どっち方面?)の掲示板の書き込みでも拾われたのかと思ってしまいます。ちょっとどきどきしながら、キャッシュを確かめてみたら、その正体は単なるビリヤード好きの集まる掲示板で、「彼氏がうますぎる」という箇所も単にビリヤードがうますぎるということを言っていただけだったのです(がーん)。な〜んだ、期待させるだけさせといてビリヤードかよー!っていうかこんな文章に反応してしまうのは、もしかして欲求不満なのでしょうか(苦笑)。いやあ、でも、この文章じゃ誰だってそういう想像(<どういう想像?)してもおかしくないよね?


(7/31) いや、やっぱり自分がおかしいだけか。改めて読んでみると恥ずかしいな。それはともかく、書き忘れていましたが日曜日は寝ていただけではなくて、森先生「奥様はネットワーカ」を読んでもいたのでした。これは「ダ・ヴィンチ」での連載中から読んでいましたが、改めてまとめて最初から読むと、いろいろ新しいところに気づけて違った楽しみ方ができますね。犯人が判った上で読んでいるので、犯人の行動を追いながら読むこともできて新鮮です。うーむ、ぎりぎりだけど巧いこと書いてあるなあ、と感心するところ多し(まだよく解ってない部分もあるので再読は必要でしょう。というかそんなの抜きで何度でも読みたい作品ですが)。あと、連載途中で「犯人予想アンケート」が採られたことも、ちゃんと活かされていましたね(にこにこ)。あんまり書くとネタバレになってしまいますが、受ける衝撃の種類は「ハサミ男」に似ているような気もします。もちろん全然違う作品なんですが、むにゃむにゃむにゃという点において似ているかなと。

 さて、水曜日の本日は年に3回の廃試薬容器回収日。日頃実験で使っているたまりにたまった試薬の廃容器を、回収場所まで持って行く恒例の行事の日です(というほど大袈裟なものでもない)。それが午前10時からの予定で、目覚めたのはその直前だったのは、まあいつものことでしょうか(苦笑)。公用車がすでに借りられていたため、大量の廃試薬容器は助手のM先生の車に載せて運ばれることになりました。この作業に参加したメンバは5人くらいでしたが、車で運ぶ分にはそれで充分な人数でもあります(嫌味ではなく)。回収場所で係の人に容器の数やら洗浄具合を確認してもらって書類に判を捺してもらえば終了。1時間もかからない作業だったと思います。

 その後、M先生とアイソトープセンタに行ってあんなことやこんなことに勤しみ(って放射化分析の解析結果をプリントアウトしただけ)、昼食はM1のU本君と二人で食べました。何を食べたのかは覚えていません。ここで、覚えていないということはつまりどんな物でも食べた可能性があるわけだから(そうか?)、普段滅多に食べない物を食べたことにしておくという手もありましたが、そうしたからって今の生活が潤おうわけでも名声が高まったりするわけでもないので、正直に覚えていないと記述するにとどめたしだいです。と、どうでもいいことを書いて日記を長くしようという魂胆ですが。まあ、長くする必要があるのかどうかを再検討してみる必要はありますが。そうやって結局長引かせてみる夏真っ盛り(しかし実際に書いているのはつくつくほうしの鳴く季節)。

 先日のソフトボールでの日焼けも手伝ってか、昼間は外の空気と陽射しがむちゃくちゃ暑く感じましたが、夜になってもクーラ無しでは辛い蒸し暑さ。そんな夜中に飛び込んで来たのが、後藤真希保田圭モーニング娘。を卒業というニュース。まず思ったのは、W氏じゃないですが石川梨華じゃなくて良かったということ(笑)。まぁ増えてばっかりじゃモーニング娘。ではないからねぇ、仕方ないよねぇ。ただ、後藤真希は私と同じ誕生日の9月23日付で卒業するのに対し、なんで保田圭は来春までだらだらと残っているのか解らない(<だらだら言うな)。しかし来春とはいえ卒業してしまうのはやっぱり残念でならないなあ(<顔がニヤけとるぞ)。それにしても、ゴマキはともかく圭ちゃんはモーニング娘。を抜けちゃってやっていけるのか? なんていらん心配をしてしまいますね。もう少し早くに卒業するべき人だったような気がしないでもないですが(<さりげなく酷いこと言うな<さりげないか?)。


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