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日々これ勉強(2002年7月の前半)

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王様の耳は7月の耳(の前半)

(7/1) 海外へ行く日が近いからかもしれませんが、今朝は飛行機に乗る夢を見ました。それがまたご多分に漏れず奇妙な夢で、離陸直後に何故か高速道路と思しき道の上を超低空のすれすれで飛び続けるのです。しかもなかなか上空に上がろうとしません。ふと先日T辺氏と議論を交わした領空権ことが頭に浮かび、その関係でわざと公道の上を飛び続けているのだろうかと思ってそのときは納得していました(おかしな話ですが)。で、その超低空飛行を続けるうちに、片翼が道路脇の木に当たって機体が少し傾いてヒヤヒヤしたり、しまいにはどういうわけかトンネルを通っていました。ジェット機が狭いトンネルを無事通れるとは思えなかったので、そのときにはもうダメだと思って覚悟を決めたのですが、飛行機はそのまま何事もなく進み続けていました。当然翼がどういう状態なのかが気になったので、窓から後ろを振り返って見てみると、なんと翼は折り畳まれていたのです(笑)。おいおい、そんな飛行機ありかよ。って、よく見ると(どこを見たのか判りませんが)飛んでいるのではなくて、乗っていた飛行機はいつの間にか線路の上を走っている乗り物と化していました。鉄道の旅を楽しみにするあまり、飛行機と鉄道のイメージを合成させた夢を見てしまったのかもしれません。あとひと月半ですね。

 さて、月初めの月曜日は、右手首がまたまた痛んでどうにもやる気が出ませんでした。痛みによる精神的ダメージはかなりあると思われます。しかも併せてお尻の痔状も悪くなると、何も手につかなくなるのは必至です(苦笑)。もうどうにでもなっちゃえと投げやりな心境になってしまいます。やる気はなくてもヤリを投げることはできるみたい。それ以外には、キーボードを打つことぐらいが比較的支障なくできる運動でしょうか。キーを打っているうちにだんだんと手首の調子もましになってはきます。ただ、小指に力が入ると手首がズッキ〜ンと痛むので、「パパ」とか「ポップ」とか「ピーターパン」などの言葉を打つのが若干辛いと言えば辛いです。もちろんカギ括弧や変換の度に打つリターンキーでも痛みを伴います。うぅ、なんだか切なくて泣けてくるな。

 とまあこうして人に異常を訴える度に、「早く医者に診てもらえ」と言われるのですが、なかなかそんな時間は作れないんだよねぇ(<散々グータラしといてその言い種か)。一度診てもらって治るならそのために時間を割いてもいいのですが、何度も通う羽目になるのが目に見えていて、なかなか決心が着かないのです。時々調子が良くなってしまうのも決心が着かない要因のひとつ。とはいえ、スイスに行くまでには何らかの処置は施しておきたいところです(少なくとも痛みくらいは)<お尻の方もな。


(7/2) 昨夜は、予定ではRとさんにいただいたスペシャルテープを聴きながら安らかな眠りに入るはずだったのですが、寝つきが悪かった上にお腹が痛くなってトイレに駆け込んだりしてなかなか眠れませんでした。あ、それはもちろんテープのせいではないですよ(にっこり)。ただ、そのあとようやく落ち着いて聴いていたら、山本正之氏のカレーライスの歌とかチャゲアスの歌をついつい聴き入ってしまい、横になりながら一緒に口ずさんでしまったりしたもんだから、しばらく眠れなかったのは事実です(笑)。時計を見なかったので何時に眠ったのかは不明ですが、おそらく3時頃までは起きていたんじゃないかと思われます。土日にだらだらして過ごしたことが、こういうところに響いていますね。夜更かしに慣れると、なかなか早寝ができなくなるものです。それが解っているなら夜更かしを止めればいいようなものですけど、そんな気もさらさらないようです。わかっちゃいるけどやめられないというやつ。

 そんなふうに夜は眠るまでにかなり時間がかかったわけですが、火曜日はコロキウムの日だという刷り込みは上手くいっているらしく、ちゃんと早起きだけはしました。偉いものです。9時半からのそのコロキウムでは、ラガーマンI東君(本当は柔道家ですがラガーシャツを着ていたからという単純な理由だけで今回は勝手にこう呼んでみました。ちなみに、本物のラガーマンは犬Z君の方です)が、「河川水から海水にかけての希土類元素の挙動」をテーマに発表し、その後少し長めのM村先生の衝撃波とそれによる有機物の変化についてミニ講義がありました。

 理系カフェテリアで昼食のあと、実験室の掃除をして、3時頃に生協に出かけ、用事を済ませて外に出ようと思ったら大雨ざあざあ。風も強く横殴りの雨になっています。来る時は降ってなかったので当然傘は持ってきていなかったのですが、かといって、先日傘が当たったばかりなのにここでまた傘を買うのもばかばかしい話です。というわけで、この雨は夕立ちだろうと踏んで雨が止むまでしばらく店内で待つことに。ブラブラしながらしばらく時間を潰し、ふとレジそばの衝立に貼ってある紙を見ると見慣れた名前が。なんと少し前に応募していたキョロちゃんフェアでまたもや当選しているではないですか!(わーいわーい) と喜んだのは先週のことで、本日はもう一度貼ってある紙に書かれた自分の名前を確認し、賞品を受け取りに行ったしだいです。えっと、キョロちゃんフェアの当選はこれで通算3回目でしょうか。しかし慣れているとはいえ、半年に1度のことなのでサービスカウンタで賞品を受け取るときはどうしてもぎこちなくなってしまいます(苦笑)。普段CDとかパソコンやオーディオ関連商品を扱っているカウンタで、イレギュラな要件を上手く伝えるのは難しいですね。自分が当選していることをどう言葉で表現すればいいのか、しばし悩んでしまったほどです。生協の人も初めは「キョロちゃんフェア」と聞いただけでは何のことか判っていない様子でした。ま、こちらが単に舌足らずだっただけかもしれませんが。

 それはともかく、今回当たったのはA賞のキョロちゃんジャンボバスタオルです! このフェアは東海地方の大学生協が共同で行なっているらしい企画ですが、N大でA賞に当たっていたのは1人です(わはは)。でもね、実はそんなに嬉しくなかったりします。バスタオルは2つある賞のうちの上位の賞品なのですが、残念なのは前回当てたやつと同じバスタオルだということなのです(贅沢やな)。今回はプレゼントの応募枚数も少なくして、当てたことのないB賞のキョロちゃんぬいぐるみを狙っていたのですが、結局また同じバスタオルをもらってしまいました。前回もらったバスタオルはすでに森先生にプレゼントしてしまっているし、また同じものをプレゼントするのも芸が無いですからね・・(すべての基準はそこなのか)。まあ、今回はプレゼントするのは諦めて、森先生と同じバスタオルを使っているという状況を楽しむのもいいかもしれない(にこにこ)と思わなくもなかったりします(笑)<怪しい人になりつつあるな。


(7/3) 昨日の夜は眠かったにもかかわらず日記を頑張って3時頃まで書いて帰宅したら無性に喉が渇きました。すぐに飲めるものといったら冷蔵庫で冷やしてあった缶ビールぐらいしかなかったので250mlのやつを飲んでみると、最初の一口は刺激的で美味しかったのですが、やっぱり案の定、そんなのは最初だけ(苦笑)。眠気のせいもあったのかもしれませんが、それ以降は口に少し含んだだけでも頭がフラフラしてとても飲めたもんじゃありません。というわけで、ほとんどを残したままラップをして、再び冷蔵庫に仕舞っておきました。これが居酒屋で誰かと一緒なら平気で1缶分くらいは飲めるんですけどね・・。どうも独りでは飲みきれないようです。っていうかビールって炭酸が余計です(<そんな根底から覆すようなことを言わないように)。

 さて、アルコールも入って気持ちよく寝過ぎた水曜日はお昼前に大学へ。なんだかんだやっているうちに夕方になり、本山にある旅行会社を訪ねて、8月にスイスへ行くための航空チケットを予約してきました。初めのうちには2度や3度も乗り継ぎがあるいろんなパターンを見られて、てっきり直通便はもう席空いてないのかと思っていたら、それはどうやらこちらが当然名古屋空港発を希望しているものだとして話が進んでいたからのようです。話を聴くに連れてだんだん乗り継ぎの面倒臭さに辟易してきたので、成田発でもいい(っていうかむしろそっちの方がいい)ということを告げてみると、あっさりJALの直行便のチケットが取れました。出発時刻が早いので当日に名古屋から向かう方法はないとのことでしたが、そんなのは全然苦になりません。最悪東京のホテルで1泊してでも直行便に乗れた方が嬉しいです。国内の移動は多少複雑でも勝手が分かっているだけ何とかなりますが、海外での移動が複雑になるのはちょっと不安ですからね。何より、何度も飛行機の離着陸を経験しないといけないような行程は避けたいところです。あまり考えたくはないですが、離着陸の回数が増えるとそれだけ事故に遭う確率が高くなりますからね〜。やっぱり飛行機の行程はシンプルが一番です。実は今回予約したJALのチケットには名古屋−成田間の便も含まれていて、それに乗ろうが乗るまいが料金は同じとのことでしたが、まだ席が確保できていないということで、支払いは後日することに。名古屋−成田間の予約が取れるか、取れなくても支払い期日が来た時点で20万円近く支払い行くことになると思います。この時期にしてはまあまあ安い方なんでしょうか。よく知りませんけど。

 午後6時頃に大学へ戻ってきて、生協でお菓子などを買ってから研究室へ。夜は先生から実験に用いる岩石の鉱物分離の手ほどき(というか手順程度)を受けました。しかし、試料を洗浄したり乾燥したりの準備にまだ時間がかかりそうだったため、鉱物分離を行なう機械の使い方は翌日教わることに。日付けが変わってから帰宅。


(7/4) 木曜日も昼前に起きて大学へ。すぐに昼食の誘いを受けるも、「Yes」と返事したつもりが伝わってなかったみたいで置いてけぼりにされたので(苦笑)、少ないお菓子で空腹を紛らわすことにしました。起きて最初の食事がお菓子というのも物足りないっちゃ物足りないですが、結果的にお金を遣わなかったことのは喜ぶべきことかもしれません(そんなことで喜べるのか)。ただ、お菓子の方が高くつくという可能性もナキニシモアラズ(ダメじゃん)。

 午後1時からの学生実験原子吸光分析の担当でした。学期も終盤に差し掛かったこの時期、もはや残っているのはほとんどが機械を使って定量をする原子吸光分析と吸光光度分析(この2つの分析はローテーションの関係で早めることができない)の班の学生で、その他は各自の実験をほぼ終了させていて実験室はガラガラです。実験台の上の空いてるスペースを利用して2組ほど卓球ができるくらいです(<しないように!)。さて、原子吸光分析はすでに作成された標準溶液と各自のサンプルを測定するだけなので1時間くらいで終了し、そのあとはマンガンの標準溶液の元となっている、希釈前の過マンガン酸カリウム水溶液の滴定が行なわれました(正確な濃度を求めるため)。これは酸化還元滴定で途中で熱を加える必要があるため、まあまあの時間がかかります。本来では別の日に行なう予定でしたが、担当のM先生の意向により、意外と早くできそうだということで原子吸光分析と合わせて1日でやってしまうことになったしだい。おかげで翌日にやることはなくなり、明日はこの班はお休みということになりました。TAもお休みになると嬉しいのですが、果たして・・。

 夜は昨日準備だけはしておいた鉱物分離を始めました。まずはH型の永久磁石を使って、洗って乾燥させた鉱物たちから磁性の比較的強いやつをおおまかに分離。その後いよいよ機械を使っての分離へと移ります。この機械は、緩やかな傾きを持ったレールの中に試料を少しずつ振動で滑らせながら、そのレールを挟んでいる電磁石に任意の磁力を発生させることによって鉱物が二手に別れて落ちてくる仕組みになっています。つまり磁界の強さと重力のバランスによってそれぞれ異なる微弱な磁性を持った鉱物が分離されるわけです。相対的に磁性の強い鉱物は重力に逆らう方向に寄せられるようになっています。これで、見た目にも白い鉱物と黒い鉱物が綺麗に別れました。いや、正確には黒い方に若干白い鉱物が混じっているので「綺麗に」とは言えないか。まあ、綺麗に別れることができるものの方が少ないですからね、世の中。何かしら未練は残るものです(何の話だ)。えっと、聞くところによると含まれる鉱物はほとんどこの2つだけ(最初の磁石で分けた鉱物を除くと)みたいなので、あとはこの作業をひたすら繰り返すだけでしょうか。時間の問題ですね。

 と、楽観視していた当初ですが、2週間以上過ぎた今(つまり7/21に書いている)となってもまだこの作業が完了していないんですから、恐ろしいものです、人のサボり癖というものは(ぶるぶる)。


(7/5) 昨夜は、3日前に開けてちびちびと飲んでいた缶ビールをようやく飲み干し、就寝したのが午前4時頃でした。ちょっとゲームをしていまして。たまにしておかないと、ずっとしなくなりますからね(それでもいいんだけど)。金曜日の本日は9時前には目が覚めたのに、実際に動き出せたのは11時を過ぎてからでした。相変わらず右手首を中心とする筋が痛くて、起き上がる気力もなかったのです(ゲームをする気力はあるのに?とか言わないように)。

 大学に来てからは昼食を買いに北部生協へ。近くの理系ショップでも良かったのですが、ついでに本やらオーディオフェアやらを見たかったので遠出したしだいです。未だに森永キョロちゃんフェアの当選者の名前が貼り出してあって恥ずかしいです(学生実験の学生に指摘されたりするので)。午後1時からの学生実験は、担当の班が休みということで、便乗してお休みを頂けました(にっこり)。その空いた時間は、昨日に引き続き鉱物分離などに費やしていたのだと思われます。

 午後4時半からは、地球環境科学専攻の大学院生と研究生の会、通称DK会が開かれました。議題は先日書いた「環境学研究科学生組織立ち上げについて」。話し合いというよりは、議長さんが準備してくれた資料でことの経緯を説明し、組織作りに我々が協調するか否かの意見を他の人に訊くという形でしたね。で、説明によると、もう学生組織自体は立ち上がることがほぼ確定しているみたいで、意見を保留しているのはやはり我々の専攻のみのようです。初め、他の専攻が簡単に推進派に同調したのには少し驚いたのですが、どうやら他には我々のDK会のような話し合える場が無く、個人が専攻の意見を代表して(できるとは思えませんが)学生組織作りに賛同を示している模様。最終的に組織を運営させるのは個人の仕事になるでしょうが、やはり各専攻ごとに意見をまとめたり代表を選出する場が無いことには、立ち上がったあとに組織を継続させていくことは困難じゃないかと思われます(まあなくなったらなくなったでいいけど)。というわけで、学生組織を立ち上げるにしてもまずは上手く機能させるためのシステム作りが行なわれるべきではないかとか、負担が増えるだけで大したメリットも見えてこない組織をわざわざ作る意味はあるのか、という否定的な意見が大半を占め、結局結論としては、もう少し様子を見ようということになって、6時前には会はお開きとなりました。

 後日談ですが、上記のような見解を議長さんが推進派に伝えたところ、見事に決裂したようです(苦笑)。まあ、しかたのないところでしょう。しかし、どうもこちらが新しい学生組織に何かだいそれたものを想定しているんじゃないか、と勘違いされたのは腹立たしいことです。最初は学生に何か訴えたいことが発生したときの窓口としてとかなんとか言って、そっちが一所懸命に立ち上げようとしていたからこっちも真剣に今後のことを考えて議論してたのに、まさか「あんたたち今どき学生組織に何を期待してんの?」みたいな言われ方されるとは・・。なんていうか、そもそもこっちが言いたかったことを先に言われた形になって、おいおいってな感じです。よくあるすれ違いというやつですね。遠距離恋愛の恋人同士じゃないんだから、もう少し上手い歩み寄り方があるようにも思いますが、文章だけでは上手く伝わらないものがあるということでしょうか(しみじみ)。結局向こうの話によると、ほんとのところはただ単に環境学研究科の交通安全委員会に出席する学生の代表を選ばなくちゃいけないからという理由だけで、学生組織を作ろうということだったらしいです。なんだそりゃ。それならそうとそこだけを強調してくれればこちらの言い分も違っていただろうに、紛らわしいことをしてくれたもんです。残念ですが、切れた縁はなかなか戻らないでしょうね(もちろん個人レベルでの付き合いに影響はないでしょうが)。で先方は、今後委員会で決まったことの内容などは我が専攻には回さないとか言ってるようです。しかし、その程度のことなら別に必要ないです(きっぱり)。今までも全然困ってないし、委員会での決定事項なんて教官側から情報が入ってきますからね。うはは。けっけっ、つまらん馴れ合いに参加するぐらいなら、孤独に生きていった方がましだってんだ。バーカバーカ!<それは言い過ぎ。


(7/6) 午前6時前まで起きていて、午後2時頃まで寝ていた土曜日。相変わらずだらけています。起きてからも洗濯したり食事をしたりしながらダラダラ過ごしていたら、佐川急便がやってきて、「ほぼ日育T2002」(Tシャツです)が届きました。おお、これはなんという偶然。もしも早起きをして早くに家を出ていたら1回では受け取れなかったところです。何が功を奏するか判りませんね(笑)。しかし昼過ぎまで寝ていて良かったことなんてそれくらい。今日は生協のオーディオフェアが最終日だったのですが、土曜日は午後2時までしか営業していないため、育T(そだてぃー)を着て家を出た頃にはすでに閉店していて、結局今回のフェアでは何も買わずじまいでした(何故か損した気分)。あ〜あ、新しいiMacとかiPodとか欲しいんですけどねぇ(iMacは金銭的に無理ですが)。きっと神様が今はまだ早いと言っているのでしょう。

 というわけで夕方頃大学にやって来て、鉱物分離を少し進めました。あと、少しだけですが久しぶりに夜中に読書もできて、なんとなく頭の中がリフレッシュ。最近ディスプレイ上の文字しか読んでなかったので、改めて紙に印刷された文字の有り難さを実感しました。やはり目の疲れ具合が違いますね。その代わりディスプレイには暗いところでも読めるという利点がありますが、まだまだ紙の代わりに用いられるには時間がかかりそうです。

 明らかに寝過ぎたせいだとは思うのですが、右手は前から言っているように手首が痛いし、左手は左手で肘が痛くて左肩を触ることができないくらい曲らないときもあります。それぞれ曲げ伸ばしの動作がやりにくいくらい痛くて、何か動作をするにつけ、いちいち鬱陶しい。筋力的には問題ないのに関節の痛みのせいで腕立て伏せすらできません(する必要はないですが)。しかし、いい加減どうにかならないものかと思います、ほんとに。やっぱり病院に行って診てもらった方が手っ取り早いのでしょうか。というか、さっさと病院に行きたいとは思っているのですが、決して忙しいわけでもないのになかなか行けません。病院に行って、受付を済ませて、長い待ち時間を過ごして、症状をいろいろ説明して・・とか考え出すと、どうにも面倒に思えてきて萎えてしまうのです(しょぼ〜ん)。また手術しないといけなくなったら、イヤだなあとかね。劇的に治るとも思えないし。今のところ面倒よりも痛みを取っている状況。難儀やなあ(苦笑)。

 夜帰宅して、テレビを点けたら、ついつい27時間テレビを観てしまいました。深夜にやってた明石家さんま氏と中居氏のコーナは比較的面白かったです。はっきり言って中居氏の方はどうでもいいのですが(笑)、さすがにさんま氏はしゃべりが上手いですね。久々にバカ笑いさせてもらいました。しかしそれ以外のコーナは毎度のことながらつまらない、無駄もいいところです。いっそのこと、さんま氏だけで27時間通せばもっと面白くなるような気がします。そういうのは無理?


(7/7) 情けないことに、昨夜から引き続き27時間テレビを観てしまったのですが、それもひとえに真夜中のディズニーリゾートからの中継があったからです。実際には大したディズニーリゾート情報も無く、流行りのアカペラグループによる歌と特に面白くもないお笑いがあった程度で、全体的にイマイチの内容でしたが、まあ深夜なので期待した方が間違っていたのでしょう。「ドナルドのスーパースプラッシュ」は涼しげで良かったです。ああ、お姉さんに水かけられたいなあ(<ドナルド無視か)。えっと、その他には、意外にもライブで市井紗耶香が出てきたのは、ちょっと嬉しかったかも(笑)。久しぶりに観るなあ、市井紗耶香。復活して消えたかと思っていましたが、まだ頑張っていたんですね。しかし、歌上手いのに曲があまり良くないのは惜しいです。それから、朝にはモーニング娘。も出てきて新曲を披露していましたし、収穫的はそれなりにあったと言えるでしょうか。その後はいつの間にか寝てしまい、気づいたらお昼を回っていました。

 本日日曜日は七夕でしたが、この時期にしては天気は珍しく晴れ時々曇くらいでしたね。夜になって雲の隙間から星がちらほら見えていました。ちなみに昼間のことを書かないのは、何をやっていたのか覚えてないからです(笑)。何やってたんだろ。たぶん磁石を使って鉱物分離してたんでしょうけど、定かではありません。

 で、夜になってからも鉱物分離を続けていましたが、中途半端に観てしまったために気になっていた27時間テレビの結末を、ラジオで聴きながらの作業でした。帰宅後は、F1グランプリを観て、その後もなんだかんだと暑い中布団の上でうだうだしていたのですが、いつの間にか寝てました(そんなのばっかり)。さて、一体いつ頃寝たのでしょうか?(<クイズ?)


(7/8) なんだか最近鼻が痒い。鼻炎か花粉症かよく判りませんが、花粉症は鼻炎の一種でしょう(だから何?)。お酒を飲んでも大抵鼻が痒くなるので、単に血行が良くなると痒くなるだけかもしれません(笑)。メカニズムは解りませんが・・。

 ま、そんな話はともかく、週明けの月曜日も首と手首の痛みとともに目覚め、なかなか起きることができずに気づけばお昼前になっていました。ガクッ。こんなのが毎日続くのは辛いですが、毎日は続かないのでなんとか騙し騙しやっていけてます。というか、痛みを言い訳に寝坊していると思われるのも癪なので、できるだけ改善していきたいところです(何を改善するのかが問題ですが)。

 昼過ぎに大学へ来て、鉱物分離のためのサンプルの洗浄・乾燥をして、その待ち時間に生協へ。今日明日とCDやらDVDが20%オフセールなので、先週目を付けていたCDを購入しようという魂胆でしたが、しかし行ってみるとお目当てのCDはありませんでしたね。そのCDとは、セクシー8「幸せですか?」なんですけどね。残念ながら誰かに先を越されたようです。おどる●11ハッピー●7(●=白抜きのハート)も残っているのに、セクシー8だけが無いなんて、誰だライバルは!(笑) 注文品でも割引は利くらしいのですが、そこまでして欲しいものじゃないというか注文するくらいなら割引なしで買う覚悟はあるので、とりあえずここは諦めたしだい。しかし勢いを失ってしまうと、もうアルバムが出るまで買わないような気もします。

 実はもうひとつ目を付けていたCDがあって、それはRAG FAIRの最新シングル2枚でした。これは1枚ずつしかなかったのに余裕で残っていましたね(笑)。先日の東京ディズニーリゾートのライブでも歌っていたグループですが、アカペラグループ数あれど、このグループの歌はあのロッカペラ(といっても知ってる人は少ないだろうけど)の雰囲気に似ていて好みのタイプですね。こういうポップスのアカペラグループでは、特にドラムパートなどを担当するボイスパーカッションが曲全体の善し悪しを左右するように思うのですが、そのパートの人が上手いなという印象。こういうのができたら面白いだろうなと憧れます。ボイスパーカッションの凄い人で思い出すのは、映画「ポリスアカデミー」シリーズに出ていたいろんな効果音を口で出していた人でしょうか(名前判らず)。最近の映画ではもうああいう役どころは無くて、寂しい限りです。それはともかく、RAG FAIRのCDを買ったのは、2枚同時に買うとおまけのCD「海賊BAN!」がもらえる特典があったからという理由もあったのですが、これがまたなかなかの出来で、結構満足しています。確かに商品として売る内容ではないですが、こういうお遊びは好きです。

 夕方頃は、サロンでお茶を飲んでいたらK辺先生がやってきて、サッカー話を思いのほか長く聴くことになってしまい、サロンで長居。主に日本代表の次期監督についての話でしたが、個人的にはあんまり興味ない話題だったかも(苦笑)。というわけで夕食の時間を逃し、帰宅後にカレーライス(具無し)を食べて就寝。明日も良い日でありますように・・。


(7/9) 熱帯夜のせいではないでしょうが、昨夜はなかなか寝つけず朝目覚めてからも寝た気がしませんでした。そして徹夜した時みたいな独特の頭痛と気持ち悪さを抱えながら大学へ。紅茶を一口飲んで気持ち悪さは少しはましになりましたが、眠気は消えず、そのままコロキウムに突入。本日は前期で最後のコロキウムで、発表は旧姓T木さんと、K辺先生でした。K辺先生の話は予想通り長かったですね。寝不足の頭脳にはとても堪えます(苦笑)。でもまあ、面白く聴ける内容だったので、眠りはしませんでした。自分で自分を誉めたいと思います。

 昼食は中華食堂でツナ冷麺(アンニン豆腐付)を食べ、その後、集中講義の受講届を環境学研究科の大学院事務に提出してきました。それからスイスでの宿泊先の予約をするため、現地の学会事務所宛にファックスを送ったのですが、ファックスを送るのは2回目なので、どうなったのか心配です。ファックスって、ちゃんと届いたのかどうか判らなくて不安になる装置ですよね。メールみたいに受信確認ができればいいのに(できるのかもしれないけど使い方知らず)。

 さて、夕方は鉱物分離の1段階目(洗浄と乾燥)を現在できる分はすべてして、休憩がてらに生協へ。今日もCDが20%オフの日です。それで、一瞬目に飛び込んできた「ミニモニ。大百科」に惹かれましたが、そこは大人の理性でなんとか思いとどまり(笑)、お菓子と本を数冊買っただけで帰ってきました。で、チョコボールで何ヶ月かぶりに銀のエンゼルを狙って引き当てることができました(わーい)。最近気づいたのですが、チョコボールの箱の裏に描かれているおもちゃの缶詰のイラストがマイナチェンジされていますね。「太陽のカンヅメ」と「月のカンヅメ」であることには変わりないのですが、もしかすると中身に何か変化があったのかもしれません。でもまあ、以前当てたやつとまったく同じ内容だった場合エンゼルがもったいないことになるので、大人しく次のカンヅメに変わるまでエンゼルは温存しておいた方がいいでしょうね。森先生に新たな缶詰をプレゼントできる日は当分先でしょうか。ただいま銀のキョロちゃん6枚と、銀のエンゼル8枚です。

 夜は研究室の部屋の中で、数人がなぜか長々と立ち話をしていました(自分も含めて)。初めはU本君のバイト探しの話だったのですが、たびたび話が現在の3年生の話題に飛んで、来年度誰がうちの講座に配属されるかという話で盛り上がりました。学生実験で全員のひととなりを知っているだけに興味津々です。あの人が来たらどう接したらいいんだろうとか、あいつが来たらちょっとイヤだなあとか、そういう好き勝手なことを言うわけです(笑)。まあ、来るものを拒むことはできないので(<酷い言い様だな)、誰が来ても大歓迎の姿勢が崩さないでいたいものです(にっこり)。

 その後読書をしましたが、読了したかったので殊能将之氏の薄い「樒/榁」を読みました。狙い通り読了。実にあっさりした内容です。いろんな装飾を削ぎ落として芯の部分だけが残った感じ。驚愕は無いけど、温泉には行きたくなりますね。前作を読んだことのある人なら、ちょっとドキドキできるかも。


(7/10) 昨夜の「スタートレック・ボイジャ」では、久しぶりにQ連続体が登場していました。いつの間にか生まれていたその息子(これまた名前はQなんですが)がメインです。内容的には子供の躾に関する話で、子育てというものを今までに経験したことがないQが、ボイジャの艦長に躾を押し付けるというもの。このQという生命体は、時間も空間も物質も意のままに操ることができるというほとんど神みたいな反則的存在のくせして、やけに人間臭いところがあるのが以前からどうにも納得いきませんでした(嫌いではないですが)。こんな存在を出してきたらなんでもあり過ぎて、SFの世界もめちゃくちゃになってしまいかねませんからね。人間臭さを持っているために、辛うじて話が破綻せずに済んでいますが、命がけで旅を続けているしている乗組員たちのモチベーションが下がりそうに思えて仕方ありません。ピカード艦長のときはまだそうでもありませんでしたが、最近の作品ではQと友好的なばっかりに、「まあ最悪命を落としたとしても、Qが救ってくれるだろう」みたいな甘えが生まれてもおかしくないように思います。そもそもQのせいでボイジャ号は地球から遠く離れた場所へ飛ばされて地球へ帰る旅をしなきゃいけなくなったわけですが、だから余計に最終的にはなんとかしてもらえそうと期待する乗組員もいそうな気がするのです。もちろん、いつも乗組員たちは困難に勇敢に立ち向かい真剣に地球への旅を続けているのですが、Qの存在が頭にあると観ている方としてはイマイチ緊張感が持てないのです。って、何を語っているんだか。念のために言っておきますが、ここは「スタートレック」のファンサイトじゃありませんよ(笑)。

 台風が近づく水曜日。午後2時ぐらいにのこのこと大学に現れたら、T中先生より放射化分析の授業のお手伝いを仰せつかわりました。授業というより実習みたいなもので、アイソトープセンタに行って、放射化されたサンプルの外袋の交換作業の手順を少しばかり教えた程度です。っていうか、その授業を受講しているのは3人しかいなくて、うち2人はうちの講座の人間ですから全然授業になってないんですけどね(笑)。普段と変わらない調子で知っていることを伝授しただけ。普段と違っていたのは、知らないことは教えなかったということぐらいでしょうか(<いつも何を教えてるんだ?)。

 夜になり、台風6号は東海地方を掠めるように通り過ぎた模様ですが、幸い帰宅する頃には全然雨は降りませんでした。岐阜の方はいつも雨が降って大変そうです。この地域では内陸の方が雨に降られやすいのでしょうか。そうか、海からの湿った空気が山にぶつかって雨を降らせるその下にいつも岐阜があるんだな(ふむふむ)。それに都市部の暖かい空気も一緒に北上するから余計に雨が多いのかもしれないですね。


(7/11) 昨夜は帰宅後にラーメンとおにぎりを食べ、「バイオハザード」なんぞにに興じていたためにちょっぴり夜更かし。にもかかわらず、台風一過の木曜日の朝は早起きすることに成功。やればできる、やらなきゃできない、やってできないこともある(あ〜こりゃこりゃ)。窓から空も見上げれば、いかに普段汚れているのかを実感できるほど真っ青な快晴です。日陰なら台風の名残りか心地良い風が吹いていますが、日なたに出ると容赦なく暑そうなやっぱり夏らしい天気。暑いの、やだなあ(笑)。

 大学に来てからは、放射化分析の測定が終わっているかどうかの様子を確認するためにアイソトープセンタに一度行って、その帰りに理系ショップで食料を調達。そしてそれを食べる間もなく、折り返しU本君とT橋君とともに再びアイソトープセンタに出向き、昨日外袋を交換したサンプルを用いて測定方法を伝授し、自動測定を開始させました。まだ解析が残っていますが、君たちにもうほとんど教えることはないよ、うんうん(<面倒臭がってるだけやろ)。

 さて、そのあとようやくブランチとしてさっき買った手巻き寿司をひとつ食べ、午後1時からは恒例の学生実験でした。担当する班が替わっただけで、やることは先週と同じで原子吸光分析と過マンガン酸カリウムの酸化還元滴定です。先にやった原子吸光分析の測定中に、装置がトラブりましたがM先生の努力のおかげでなんとか復旧し、すべてのサンプルを測定することができました。酸化還元滴定の方も午後5時には終了し、すべてのノルマを達成したこの班も明日はお休みとなります。後片付けなどが1時間あって、最終的にはいつも通り6時頃に学生実験は終了。実験は今週ですべて終わりです。

 夜は夕食を食べた後どうにも眠くなって、9時ぐらいから日付けが変わる寸前まで机でうとうとしてしまいました。早起きがたたったのかもしれません。目覚めてから日記を書いて、午前3時頃にようやく帰宅。


(7/12) 金曜日の朝は、起きたらいきなり右手首に激痛が走っていることに気づくという最悪の目覚め。うっ、ぎゃあああああああああ! いでで、いでで、いててててててててー! ぐふっ、な、なんでこんなに痛いの・・。はあはあぁ。も、もうダメ、この痛みではとても二度寝なんかしていられません! とても耐えられたもんじゃないほど酷い痛みが手首を襲っているのです。うう、どうりで早く目覚めることができたわけか・・。な〜んて感心してる場合ではないのです! ほんとに、なんかむちゃくちゃ痛くて、しばらくのたうち回っていたんですから。それはもう、今までに右手が経験した中でおそらく一番の痛みだったと思います。声も出せないくらいの痛み。一瞬、骨が折れてんじゃないかと疑ったほどです。以前から感じていた痛みがまさに今日最高潮に達したみたいな痛さ(といっても誰にも解らないだろうけど)。なんというか、関節が変なところにハマってるみたいな感じなのです。筋が違っているというか、何かが間違っているというか、とにかく朝から痛いやら暑いやらでゴロゴロ苦しみ転がっていました。ゴロゴロ、ゴロゴロ、ウギャーウギャー。

 ちょっとでも痛みを和らげようと手首を必死でマッサージをして、しばらく後にようやく起き上がってシャワーを浴びながら患部を温めていたら、激痛はなんとか治まりましたが痛み自体は依然として消えなくて、朝からテンションは下がる一方。ほとんど何のやる気も起きません。っていうか痛みが気になって他のことに集中できません。食事をするのも文字を読むのも億劫。かといって寝ていても痛いことには変わりないしずっと家に居るわけにもいかないので、その状態のままとりあえず午後1時前に大学へ向かいました。しかし自転車のハンドルを握るのが辛い(とほほギャー)。

 本日の学生実験は昨日書いたように、先週同様担当の班が休みなので便乗してお休みでした。正直休みで良かったです。こんな手首が痛いときにTAなんてやってられません(っていうか人間すらやってられないくらい)。そのくせ生協で「子供の科学」とお菓子を購入してくることはできたのですが、つまり人間やめてもお菓子は買うということでしょう。夕方からはT中先生の放射化分析サンプルをアイソトープセンタに持ち込んで、測定を開始させるお手伝いをしました。この頃には幾分手首の調子もましになっていたかと思います。

 その後鉱物分離を少し進め、夕食は食べずに9時過ぎに帰宅。比較的早い時間に帰ったのは「スター・ウォーズ エピソード1」をテレビで観るためでしたが、改めてテレビで観るとあんまり面白いお話だとは思えませんね。その上CMで途切れちゃうもんだから、なおいけません。やっぱり映画館で観るべき映画なのでしょう。ストーリィは退屈だったので、ずっと可愛いナタリー・ポートマンを追いかけて観てました(笑)。そんな見方をしていたから、今回もE.Tを見逃すことに(実は出てくるシーンをまだ知らない)。

 さて明日は「エピソード2」の公開日ですが、「エピソード1」のときのように朝一で観に行けるでしょうか。


(7/13) 起きたら外は雨の日曜日。しとしとしと。「スター・ウォーズ エピソード2」の朝一の上映に行くつもりでしたが、まだまだ眠かったことに加え、雨も降っているという外的要因もあり、諦めて二度寝を決め込みました。っていうか決める前にぐーすかぐ〜。そして12時頃再び起床。食事はスパゲティにだしの素とゆかりをかけたものを食べて、3時頃に一旦大学へ。その頃には雨は降ったり止んだりを繰り返していましたね。この雨の影響で客足も少しは遠退いたことでしょう。

 6時頃に地下鉄でへ行き、「エピソード1」のときも訪れたエンゼル東宝にてまずはチケットを購入。買ってみて初めて気づきましたが、観ようと思っていた8時40分からの最終の回は初日だけのレイトショーだったみたいで、1200円で済みました。っていうか初めは朝一で来るつもりだったところが二度寝をしたおかげで思わぬところで得をすることになった形です(にこにこ)。諦めずに初日に観に来ておいて良かったです。誰も並んでいないし、チケットを買おうという人もいませんし、だいだい予想はしていたものの相変わらず寂れた映画館です。上映時刻までは約2時間くらいあったので、時間を潰すために大須に移動してブラブラすることに。いろいろ店を回って一番安売りをしていたコンプマートで、iMacのキボードバカーとあいぶっ君のキャリィケースを購入しました。30分ほど余裕を持って映画館へ戻り入場。パンフレットを買って、上映時刻まで待ちます。先に入場していたのは1人だけでした。

 外の椅子に座って待っている間は、持って来ていた「『クロック城』殺人事件」を読んで暇つぶし。しかし、場内から漏れてくる音が気になってなかなか読書に集中することができません。最初は全然人が入ってなくて寂しい限りでしたが、そのうちに人も増え出してきて、隣には親子っぽい女性2人組が座ったため、さらに読書に集中できないったらありゃしません。着物を着ていない(もちろん洋服を着ているという意味で素っ裸だったわけではない)若い方の人は、隣でポップコーンらしきものを絶えまなく食べながら、汚れた手をスカートで拭う行為を繰り返しているのです。あわわ、そんなことをしても平気なのかこの人は、と育ちの良い私は(笑)何故だかドキドキ。その仕種が視界の隅にどうしても入ってきてしまって落ちつきません。おいおい、そんなことをしてはせっかくの美人(<はっきり見たわけではないが思ったもん勝ち<勝ちなのか?)が台無しだよ、と言いたくなります(笑)。そんなわけで、外見は平成を装って読書しているフリをしていましたが、文字は明らかに目に入っていませんでしたね。やがて前の回のお客さんが出て来始め、エンドクレジット中に入場していく人もちらほら。

 エンドクレジットを先には観たくないので完全に上映が終了するまで待って入場。観客の数は定員の1割もいないようです。しかしこんな空いているときにもかかわらず、前列に人が座っている席を選んでしまう自分が恨めしい(苦笑)。場内に入ってみて思い出しましたが、ここの劇場は床の傾斜が緩やかで前の座席との高さの差が2,3センチ程度しかない作りをしているので、なおさら前の席に人がいるとスクリーンが見えにくくなります。しかもその人が背が高くて頭ひとつ飛び出している白人男性だったりしたら最悪です(<そうだったのね)。まあ、そんなに嫌ならすぐに席を移動すれば良いようなものですが、良いポジションだと思って選んだ席を今さら変更するのが癪だし、後ろの人に対する意地というのもあって(<どういう意地だ)そのまま我慢したしだい。はっはっは、男に二席はないのだ!(しくしく) な〜んか前回ここに来た時も同じような思いをしていたような気がしますが、とにかくその状態で体を左右に振りながら最後まで観賞しました。で、観終わったら案の定お尻が痛い。椅子の座り心地も悪いのですが、前の人の頭を避けるようにして字幕を見ていたため、お尻に架かる圧力に偏りができてしまった模様。2時間20分はちょっと長いかもと思わなくもないですが、飽きさせない展開はさすがです。ストーリィが単純なのには目を瞑るとして、画面の作り込みには素直に感心。よくもまあ、あそこまで描き込むなぁと。まだまだ映像だけで魅せる余地はあるということを知りました。あまり期待しないで観に行ったので、予想以上に楽しめました。めでたしめでたし。

 11時過ぎに劇場を出て栄方面へ向かうと、映画を観た他のお客さんもほとんど同じ方向に歩いていました。そのうち外国人男性と日本人女性のグループが近くにいたのですが、みんな映画を観た影響か上機嫌で、遠くに立っていた光る誘導棒を持った警備員を指差して「ほらほら、あれジェダイだよ」とかいう冗談を言っていましたね(もちろん英語で)。それを聞いて隣でちょっと笑ってしまった自分も実はジェダイでした(意味不明)。姉さんが名大だった頃、弟は岐阜大で、僕はジェダイだった。イェーイ。


(7/14) 半日以上寝て過ごす日曜日。おかげで右手首の調子は上々でした(<前は寝ない方が調子良いって言ってたぞ)。こんなに寝てしまったのは睡眠不足だったせいか、昨夜ふた口くらい飲んだビールの効果でしょうか。まあ、クーラも無い部屋で寝れないよりは汗かきながらでもぐっすり眠れる方が幸せですね。内蔵的には健康優良児かもしれません(<少なくとも「児」ではない)。

 さて、そんなまったりとした休日も、涼を求めて大学へ来ることには変わらず、昼間から夜中までかかって北山猛邦氏の「『クロック城』殺人事件」を読了しました。うーん、世界観はなかなか面白いけど、トリックの部分は袋とじにするほどでもないかも。と感じたのは、読みが浅いのでしょうか。それにしても若いなあ、作者。

 よりによってこんな時期に、モー娘。以外の事柄で今さら2ちゃんねるを見てしまう習慣がついてしまいました。ちょっと「スーパーマリオサンシャイン」のことが気になって情報を集めているうちに辿り着いたのですが、毎夜のごとく繰り広げられている任天堂派ソニー派のアホらしい対立が面白くて困ります(笑)。全然ゲームに興味のない人にとっては面白くとも何ともない反吐が出るような罵り合いにしか見えませんが、自分自身が任天堂派なので任天堂派に肩入れしてしまう分、行く先の見えない無駄に時間を消費するだけの不毛な争いも楽しんでしまうのです(さすがにそこに参加しようとまでは思いませんが)。有用な情報なんて少ししかないのに、なんでそんなところに入り浸ってるかなあ・・。このままでは堕落していく自分が見えますね。まあ、この習慣は一過性のものだと信じていますが、明らかに日常生活に影響を来しているので、とっとと「スーパーマリオサンシャイン」が発売されてほしいものです。ここ最近それが気になって気になって夜も眠れません(<代わりに昼間寝てるけどな)。


(7/15) 昨夜の無駄な夜更かしにもかかわらず、月曜日は7時に目覚めるという快挙を達成。しかしまたしても睡眠不足独特の不快感があって気持ち悪さあり。近づいている台風の影響か、外は雨が降り出しています。ということでもう少し寝ることに(笑)。雨が小康状態になった午前11時頃にようやく家を出て大学へ。

 本日は集中講義の初日で、午後1時半から「年代測定概論」の著者で我々の分野では有名な兼岡一郎先生の講義がありました。本日は一般的な年代測定法に関するお話でした。しかし、講義内容よりも気になったのが、先生の手の動き。しゃべりながら欧米人並みにジェスチャするのは良いのですが、その動きがまるで指揮者かラッパーのように見えてしかたないのです。しかも何故か手首から先はだいたいにおいて狐の形をしています(人さし指と小指を立てて、他の3本をくっつけるあの形ね)。こんこんのファンなんでしょうか(<失礼な!<っていうかそれはどっちに対して?<っていうかこんこんとか言わないように)。

 集中講義後、夜はプレセミナお疲れ様でしたお好み焼きパーティがありました。5時頃から準備を始め7時前には開始。プレセミナに参加してくれた1年生はもちろんのこと集中講義の兼岡先生まで交えてのパーティーとなりました。お好み焼きといえば広島風を焼かないわけにはいきません。しかし今回は材料等の関係上、都合4枚だけ焼かせていただきました。前回焼いてから結構ブランクはありましたが、まあまあの出来だったと自負しております。評判も上々でお世辞でも嬉しい限りです(にこにこ)。広島風の欠点は、面積の広い鉄板が必要とされるところだと思います。家庭用の狭いホットプレートじゃ一度に1枚しか焼けませんからね。まあ、あまり家庭では広島風なんて焼かないでしょうけど(関西風に比べて)。

 その後、二次会で本山駅近くのバーへ8人ほどで飲みに行き、帰る頃には日付けが変わろうとしていました。風はだんだん強くなり、雨もぽつぽつ降ってきて、いよいよ台風が近づいてきたかなという天気。しかしなんとか濡れずに帰宅。大して飲んでないのにかなり酔ってしまい、玄関開けたら2分でバタンでした。


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