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日々これ勉強(2002年6月の後半)

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そんな6月に騙されて(の後半)

(6/16) 日曜日は、午後からコロキウムに向けて準備をしようとするも、なかなかエンジンがかからないという状況が6時間ほど続き(長い!)、夜になってようやくちまちまとOHPの図を昨日に引き続き作ったりしてました。しかし、話の内容は依然として固まらず(大丈夫か)。このままでは結局今までやってきたことの焼き直しになりそうな予感。我ながらずるいなあとは思いますが、あくまでも今回は液晶プロジェクタを使うということに重点を置いているということでひとつ。これからの時代、そろそろスライドショーの作成にも慣れていかないといけませんしね。環境学研究科に所属していて、いつまでもOHPシートを無駄にしているわけにもいきませんので、はい。

 「犬が西向きゃ尾は東」という言葉がありますが、実はこれが東尾という名前の語源であることはあまり知られていません。なぜなら、そんな話は嘘だから(嘘かよ)。だって西尾って人もいますからね〜。って、そんなことはともかく、この言葉から得られる教訓とは一体何なのかがちょっと気になります。それにどういったシチュエーションで遣われるのかもよく判りません。単に当たり前のことを言っているだけですよね、これ。まあそれでも無理矢理想像してみると、当たり前の現実に嘆いている相手を諭す時に遣えるかもしれないような気がしないでもないのですが、だから何?って返されたらどうしようもないなあと思ったりするわけで・・(くだらんことで悩んどるな)。

 ひねくれた読み方をすれば、西を向いている犬と、東を向いているであろう尾の持ち主は、別々である可能性もあって、そもそも当たり前のことを言っている言葉なのかどうかも怪しくなってきます。極端な話、西を向く犬を狙う虎の威を借る狐の尾が東を向く様(<漢字と平仮名が交互に並んだ新記録(推定))を詠んでいるのかもしれませんし、予断を許しません。それから当然、犬と尾の持ち主が同一の個体であったとしても犬が振り返って西を向いた場合も考える必要がありますし、尾が体に対して平行に延びていることは稀ですから、犬の向いた方角と尾の向いている方角が正反対になっているという保証はありません。それらの問題がクリアされたとしてもまだ、その犬がどこにいるのかという問題が残っています。北極点の近くにいるなら、向く方向がすべて南になってしまって、まず西を向けないし(笑)、地球から遠く離れた宇宙空間にいたとしたら、そこはもう東西南北という相対的な方角なんて存在しえない世界です。このことを踏まえると、「犬が西向きゃ尾は東」という言葉から導き出せるのは、少なくとも「その犬は西を向くことができる地球上の高緯度地域以外の場所にいる」ということだけなのです。えーと、だから何?(笑)<自分で言うな。

 うーん、つまりですね、下の句の「尾は東」の部分なんておまけにすぎなくて何でも良いわけです(また勝手なことを)。たとえば「犬が西向きゃ尾も白い」と洒落てみるとか、「犬が西向きゃわしゃ九十九まで」と寿命を悟ってみたりとか、「犬が西向きゃ猫灰だらけ」と日常のひとコマを切り取ってみたりとか、「犬が西向きゃ我が振り直せ」と反省してみたり、「犬が西向きゃ明日は雨」と天気予報をしてみたり、いろいろなシチュエーションに合わせて下の句を作ってみるというのはどうでしょう(大喜利か)。全然面白くなさそうですけど。っていうか、そういうことじゃなくて、「犬が西向きゃ尾は東」という言葉でもっとも気になるのは、「犬は一体何を見るために西を向いたのか」ということなのです。犬がどこにいるかなんて、そんなしょうもないこと言ってる場合ではありません(<自分で言ったくせに)。

「そう、私の疑問はもっと絵画的なのだよ、ワトンソ君」
「っていうか、会話的の間違いじゃないですか? またこうやってうやむやにするつもりでしょう」
「頬を赤く染める夕陽を見たのか、沈みゆく満月を見たのか、綺麗なお姉さんを振り返ったのか、それとも、単に呼ばれて飼主を見ただけなのか。そこにはどんなドラマが隠されているのだろう・・」
「私の言葉なんか聞いちゃいませんね」
「そういうことに思いを馳せたことはないのかね? ワトンソ君」
「うーん、私なら方角はともかく、綺麗なお姉さんが見たいですね」
「正解」
「え、何が!?」
「これで君も乙女連盟の仲間入りだ。ようこそ乙女の国へ」
「いや、ちょ、ちょっと待ってください。何を言ってるのか判らないんですけど」
「心配するでない。乙女は萌え萌えだ」
「あの、すみません、意味不明です」
「今日も元気に?」
「乙女萌え〜♪って判る人少ないし!こんな日記で良いんですか!」


(6/17) ゆるい、ゆるすぎる!(苦笑) くだらない会話で引っ張ってないで、さっさと溜まった日記の更新をしましょう。えっと、ちなみにどれぐらい溜まっているかというと、これを書いている時点ですでに2週間分です(あはは)。もう6月も終わろうとしている日に書いているわけですね・・(遠い目)。しかし実はまるっきりの白紙から2週間分を書こうとしているのではなくて、メモ書き程度には毎日少しずつ書き留めてあるので、絶望的な量ではありません。いずれ現実時間に追いつくことでしょう。とはいえ、何かにつけ記憶が曖昧になっているのは確かで、これから先しばらくは、内容的に嘘・大袈裟・自意識過剰・傲慢・マンネリ等々が含まれている可能性大です。まあ、そんなのは昔から、という意見もありますが・・。

 というわけで突然ですが、新しいサイトの方向性について考えてみました。脱力系サイトが増えてきた昨今、そろそろあなたもふにゃふにゃに脱力しきった感じはないでしょうか。確かに、ストレスを溜め込んで帰宅して夜中に覗く脱力系サイトに躰の緊張をほぐされる人もいるでしょう。しかし、それほど毎日力の入った生活をしているわけではないという私のようなグータラ大学生もいるわけで(笑)、そんなに脱力ばっかりしていては、なんかもう、人間ダメになってしまうかもしれないとか危機感を抱いてしまったりする人のためにリニューアルされるサイトが出てきてもおかしくはありません。そして、そういう脱力系から足を洗うようなサイトは、きっとこう呼ばれるのです。脱・脱力系サイトと(それが言いたかっただけか。っていうかこの段落こそがどうしようもなく脱力しきっとるな)。

 さて、気を取り直して月曜日。相変わらずコロキウムに向けて準備をしていた一日でした。うちの講座には現在インドからの留学生がいますが、日本語がほとんど読めないために、コロキウムでの発表でOHPに書く言葉は英語にしてくれ、とよく我々に頼んできます。だからできるだけ日本語と英語を併記するように心掛けてOHPを作成したのですが、この作業に結構な時間がかかってしまい、ブラジル勝利です(<関係ないぞ)。夜になっても、ちまちまとOHPの図を修正したり新たに作ったりしてました。

 飯を喰ってる場合ではないのですが、この日は昼食夕食とも生協食堂でしっかり食べました。もちろん何を食べたのかは覚えていません。


(6/18) 昨夜は結局3時過ぎまで大学で作業をしていましたが、なんとか3時間は眠ることができました。というより、起きていられなくなったと言った方が正確かもしれません。もう徹夜はできなくなってきてますね。体力の衰えをひしひしと感じる今日この頃です(そして知力の衰えも)。まあしかし、そんなことよりも、誉めるべきは3時間でちゃんと目が覚めたということでしょう。我ながらよく起きたなと思います。こういうときは何故かしっかり目覚めることができる自分の躰に感謝。

 火曜日の午前中はいつものように9時半からコロキウムで、今回は発表する側でした。が、朝大学にやってきて、iMacからiBookへプレゼンテーションのデータを移したところでハプニング発生です。フォントの大きさが変わってしまう部分があって、表示されない文字があるのです。修正自体は簡単にできることなんですが、一括して修正できないため思わぬ時間をそれで喰ってしまいました。しかも結局全部修正し切れずに、発表中に綻びが見え隠れというか見え見えになってしまい、なんとも痛い結果となりました。発表の内容に関しては今までに話したことのある話題ばかり(+α)でしたが、以前から講座にいる人にとっては新鮮味のない話で「またかよ」と思われたことでしょうし、新しく講座にやってきた人にとっても、ちょっと説明不足で分かりにくかったと思われます。えっと、つまり、失敗ですか(苦笑)。こんなことではいかんなあと反省する4年目の梅雨でした。

 生協で昼食のあと、午後はサッカーの日本対トルコ戦を観るために3時半頃一旦帰宅したのですが、天気は曇りで気温も低め、実に嫌な予感がします。こうやって比較的余裕で観るチャンスがあったときは、たいてい日本が負けているんですよね。そんなことが脳裏をよぎりながら、梅雨寒の空の下、自転車を飛ばして帰宅しました。で、さっそくテレビを点けてみると、すでに試合が始まっています。そのうちにあっさり1点を入れられ、結果は健闘虚しく日本の負けでした。ほーわっほーわっほーわっほーわっ、ほわわわ〜ん。嫌な予感が当たってしまった形です。負けてしまったことも残念なのですが、もっと残念に思えたのは試合内容自体でした。競技場のあった宮城の天気が悪かったせいもあるかもしれませんが、いまひとつ選手の動きに気迫が感じられず、はっきり言えば面白味に欠ける試合だったなあという印象なのです。その夜に、引き続き韓国対イタリア戦を観ただけにどうしてもその印象が強くなってしまいます。ワールドカップを観るからには少しでも多くの魅せるプレィを観たいと思うのは当然でしょう。強いチームは何かしら魅せてくれるものです。

 などという勝手なサッカー批評を心に秘めつつ、夕食はカレースパを食べた後、ご飯を炊いてさらにカレーライスを食べたのでした。カレーライスはめちゃめちゃ旨い〜♪(by 山本正之)


(6/19) あとで判ったことですが、昨日のコロキウムには留学生が出席していなかったそうです。もうね、はぁ?ですよ、はぁあ? あれだけ時間をかけてOHPに書かれている文を英語でも併記したというのに、肝心のあんたが見てなかったんかい! まったく、やってくれますぜ、旦那。伊達にインド人じゃありません(関係ないけど)。報われないことこの上なしって感じです。善かれと思ってあれこれ努力するものの、結局空回りして報われないというパターン。なんだか人生を象徴しているようで、嫌ですねぇ(苦笑)<何か苦い思い出が?

 はいはい、嫌なことは忘れてと。さて、水曜日は昼間に無性に眠くなるデーでした。机を前にうとうとして、一瞬の白昼夢でかなり驚いて目を覚ましたことが何度かありました。内容は忘れましたが、驚くということは追い詰められているわけで、何か精神的抑圧を感じているのかもしれませんね。と分析したところでそれが解消されることもないので、これ以上(いい加減「小令嬢」と変換するのは止めてください>ことえりちゃん)の深い考察は控えたいと思います。知らない方が幸せなこともあるのです。

 突然ですが、今、左手が熱い! といっても左手のエキスパートを決める左手ワールドカップが繰り広げられているわけではありません。文字通りの意味で左手が熱いのです。特にマウスを操作するときにマウスパッドと触れる手首との境界辺りが熱いです。しかし実際その部位を右手で触ってみても熱さは感じられないので、左手自身が熱を持っているわけではないのでしょう。逆に左手の温度が低いために触れる物が熱く感じられるのかもしれません。つまりあまり動かさないために血管が圧迫され、血液の流れが悪くなった結果、左手が周りのものよりも相対的に温度が低くなり、熱さを感じているということですね。って、そういう分析をしたところで熱さはちっとも軽減されないのですが・・(さっきと同じことを言ってるな)。

 夜はずっと日記というか先日の那古野コネクションオフ会のレポート部分を書いていました。しかし、全然終わりそうになくて、おまけに目がしょぼしょぼして開けていられない状態になってしまったので途中で切り上げ、帰宅することにしました。一晩寝たからといって、それまでに溜まっていた眠気がなくなるわけではないようです。不便な躰よのう。


(6/20) 木曜日は失くしたものを取り戻すかのように久しぶりにぐっすり眠って、大学に出て来たのは昼前だったのですが、家を出る時に自転車置き場の異変に目が止まりました。なんと今まで何もなかったところに新しく屋根が設置されているではありませんか。いつの間に! うちのアパートの自転車置き場は、本来は駐車場であろう1台分のスペース(ご丁寧に「8」という番号まで振ってある。ちなみに4番が欠番なので実際には自動車は6台しか置けない)に自転車が慣習として置かれているだけの場所で、今まで雨の日は否応なく自転車が雨曝しになっていたところです(だからこれまで、一番奥の部屋の住人であることを利用して自分の自転車は玄関前まで持っていっていたわけね)。しかし今回、屋根が新たに設置されたことによってようやく自転車置き場らしくなりました。なるほど、屋根があるならここに自転車を置いてもいいかもしれません。

 と思ったものの、住んで4年目にして今さら屋根かよ、と思わないでもないなあ(笑)。実は住んで3年目くらいで家賃が少し値上がりしたのですが、その効果が今頃外壁塗装やら自転車置き場の屋根になって現れたのでしょうか。まあ、それならまだ問題はないでしょう。これが、今後さらに家賃の値上げに繋がったりなんかしたらたまったもんじゃないですよね(勝手に塗装やら補修をしたわけですから)。そうならないことを祈るばかりです。ちなみに今回の外壁塗装及びその他補修工事は、本日アパートの周りから足場が撤去されて、ようやく終わったようでした。ここしばらくずっと部屋が雨戸のために暗かったので、ようやく夜が明けたって感じですね。明けたと思ったら梅雨入りしてましたけど。

 昼頃大学へやって来て、何をする間もなく午後1時からは学生実験でした。実験も終盤になっているので、例によってほとんど手伝うことはありません。ちょこちょこっと準備をして、ちょこちょこっと後片付けをした程度。午後6時までには終了しました。そのあとは、先日のオフ会のレポートの続きを5時間くらいひたすら書きまくって、夜中にようやく完成。これで溜まっていた日記の更新が少しできました(<しかし現在(7/2)この頃よりも遥かに溜まっている状況なんだから、喜びも束の間というか一寸先は闇である)。もうほとんどそれしか仕事はしてません(仕事と呼ぶかは別として)。こんなことではいけないと思うのもやまやまですが(<表現間違い)、やることやっとかないと落ち着いて次のことができないのです(やっとこやっとこ繰り出したのはおもちゃのマーチです)。それにレポートは早く書かないと詳細を忘れてしまいますし、日記のようにでっち上げることもできませんからね(笑)。


(6/21) うろ覚えの話だが、私が子供だった頃「コペル21」という子供向けの科学雑誌があった。明らかに21世紀を意識したネーミングが今となっては古くも感じられるが、当時はそこそこ前衛的な通信教育版「子供の科学」のような趣だったと思う。いや、全然違う可能性もある。まあ、そんなことはどっちでもいい。この雑誌には毎号何かしらの付録が付いてきたのだが、ほとんどそれだけを楽しみにしていたと言ってもいいほど付録が魅力的なものだった。具体的にどういう付録だったのかは残念ながら思い出せない。しかし、とてもそれに心惹かれていたのは確かである。しかもそれが自分のものではないという事実が、さらに惹き付けられていた要因のひとつだろう。小学生の頃の私は、近所の友達に同級生は少なく、よく遊んだ相手とといえば幼馴染みの姉妹を除けば、学年がひとつ上の男友達ぐらいしかいなかった。というより、他の友達より印象に残っていると言った方が適切かもしれない。実はその男友達が、「コペル21」の購読者だったのだ。つまり、彼の家に遊びに行ったときに「コペル21」をよく見せてもらっていたのである。もちろん付録も見せてもらっていた。今となってはその憧れの感情しか思い出すことはできないが、いつも「コペル21」を見るたびに自分でもこれが欲しいと思っていたものだ。だから逆にその友達が印象に残っているのかもしれない。そういえばドンジャラで遊んだ記憶もあるなぁ。今頃どうしているだろうか・・。とまあ、6月21日の「21」から連想するのはそんな話ぐらいである。それだけです(笑)。昔話をすみません。

 昼に生協まつり中の生協に行って、ひと袋38円の味噌ラーメンやお菓子などいろいろ購入。書籍では文庫本を2000円以上買いました。実は生協まつり中、2000円以上のレシートがあればお楽しみ抽選会に参加できるのです。で帰り際、表のテントでレシートを見せてくじを引いてみたら、これがなんと中途半端にもが当たりました(にこにこ)。それも落下傘です。んなわけあるか。ええと本当はグラスファイバを骨組みに使った普通の雨傘でした。長さは70センチあって色柄以外は結構好みの傘かもしれません。しかし、要らねぇなぁ(笑)。できればもうちょっと早く手に入れたかったです。少し前に傘が盗まれて、新しい傘を買ってからそれほど経ってないもんねぇ。盗まれてすぐの時期だったら、傘が当たったのもタイミング良くて有り難みも増しただろうに(笑)。こんなカンカン照りの日に傘が当たってしまうと、なんだかなあという心境。不条理感が漂って、面白いっちゃあ面白いシチュエーションなんですが、滅多に傘を失くすような真似はしませんので、やっぱり要らないなあと思ってしまいます。が、考えてみたら、置き傘として使えばいいじゃん、ということに思い至りました。わーいわーい。そうかそうか、その手がありましたね。そうとなればこの梅雨時、これからどんどんオキガソう!(<「置き傘」の動詞形。オキガサない、オキガシます、オキガス、オキガスとき、オキガセば、オキガソう)

 というわけで、生協から戻り、本日金曜日の午後も1時半から学生実験でした。一通りの実験をすでに終了した人が結構多く、実験室の人口密度が下がって比較的実験がやりやすくなっています。ますますTAの仕事が楽になりますね(にっこり)。喜ばしいことです。人数が少なくても、しかし終了時間は午後6時前でした。それはまあ、いつものことです。夜は何をしていたのやら。


(6/22) ちょっと前から右手首がずっと痛かったのですが、今日は調子が良いようです。いつもは小指側の筋が特に強張って手を着くこともままならないのに、今はぐんぐん手首が回ります。手術あとの親指の付け根もたまにピクッと痙攣するものの、筋肉がいつもより柔らかくなっているのは確かに感じ取れます。しかも手首だけでなく、首をはじめとする普段痛いその他の関節もなんだか清々しく快調なのです。この解放感、たまりません。たいてい寝起きが一番酷い状態で、一日中動かしているうちに滑らかになってくるのですが、寝起きから調子が良かったというのは珍しいことですね。なんでかなと思っていましたが、ひとつ思い当たる節があります。それは睡眠時間が3時間だったということ(苦笑)。つまり、あまり寝ない方が関節の調子が良いまま保たれるという可能性です。もしそうだとすると、寝ている間に強張ってしまう前に、目を覚まして再び関節を動かすことが効果的な治療法になるのかもしれません。がしかし、そのために睡眠時間を削るというのは、また別の意味で辛いよねぇ・・(うーん)。どうすればいいのだろう<とりあえず医者に行ったら?

 土曜日の昼間は、ずっと西澤保彦氏の「複製症候群」を読んでいました。いつも感じることですが、西澤氏の作品はどんどん読めてしまうので、思いのほか時間がかからずに読了に至りますね(にこにこ)。文体の相性が良いだけかもしれませんが、こういうすぐに読めてしまう本(本の厚さという意味でなく)がわりと好きです。映像を想像するとかなり凄惨な場面もあるのですが、全体的に妙に爽やかな印象を受けるのは主人公の語り口のせいでしょうか。なかなか面白かったです。あと、読み終わってから気づいたことですが、実はひとつ前の作品「瞬間移動死体」を買ったままでまだ読んでいませんでした(がーん)。シリーズものじゃないので問題はないでしょうけど、この調子だと、読むのを忘れてそのままになっている本がまだまだありそうな予感。

 夜は角川ミステリを手に入れようと、杁中三洋堂書店に行ったのですが、ここでは見つかりませんでした。ああ、無駄足だったかと諦めて帰りかけたそのとき、平積みされた本の中でひときわ異彩を放つものが目に飛び込んできたのです。それは石川梨華写真集!(にこにこ) そうかそうか、そういえばもうソロシリーズの写真集が発売されていたんですね〜。これは思わぬ収穫なのです(ららら〜)。うほほうほほと小躍りしながら写真集「石川○梨華」(○=白抜きのハートマーク)の前に立ち、しかししばらく悩みます。前のやつより大きくてハードバカーの写真集ですが、う〜ん、1冊にしておくべきか、2冊買うべきか(笑)。っていうか2冊買うことは決まっているのですが(決まってるのか)、まとめて2冊買うべきかどうかを迷っていたわけです。どうせ最終的に2冊買うんだから、手っ取り早く今ここでまとめ買いしても良さそうですけど、写真集を買いに行くことは、また外に出かける口実にもなるということで(そんなことでもないと出かけないのか)、楽しみは分けて取っておこうと、結局購入したのは1冊だけでした。あとその他に、8月の学会でスイスへ行くための下調べととして、スイスのガイドブックも併せて購入。決して写真集だけでは恥ずかしかったからではありません(笑)。

 こうして写真集とスイスのガイドブックを購入したあと、意気揚々と駐輪場に向かったわけですが、そこでとんでもないことが待ち受けていました。駐輪場の入口付近やその前の歩道には、この時間帯になるとヤンキー風の人たちがたむろしているのです。しかしまあ、それはいつものことで、無視していれば別にどうってことはありません。その人たちは関係なくて、そんなことよりも目を覆いたくなるような事が起こったのであります。自分の自転車のところに着いて、手に持っていた本の入った袋をリュックの中に入れようとしたそのときでした。すっと手の中から抜け落ちる感覚があり・・、しまったと思った次の瞬間、足元からゴツンという鈍い音が(がーん)。そう、写真集が入っていた袋を地面に落としてしまったのです(あわわ)。それもダメージの大きい縦向きに(ぐはっ)。ああ、これは絶対、角が潰れてるよぉ〜。怖くてこのときは確認しませんでしたが、見るまでもありません。確実に潰れているでしょう(しくしく)。せっかく綺麗な本を選んで買ったのに、1分もしないうちに選ばなかったどの本よりも傷ものになってしまったなんて、なんたる不運でしょうか。うえ〜んうえ〜ん<そんなことで泣くな! ただ・・(涙を拭きつつ)、不幸中の幸いだったのは(天を見上げ)、2冊同時に買っていなかったということですね(泣き笑い)。ははははは。おかげで2冊とも傷がついてしまうという最悪の事態は回避できました。うん、そうそう、ここはポジティブに考えよう(にっこり)。天は我をまだ見放さなかったのだ・・。よーし、保存用の2冊目を買う時は、今度こそ細心の注意を払って無事に持ち帰れるよう心掛けようではないか! オー!


(6/23) そうそう、土日は塩酸蒸溜をしていたのでした。しかし日曜日の朝のスイッチオンは他の人に任せて少し寝坊。昼前になって大学へ出てきました。塩酸蒸溜というのは読んでそのまま、市販の塩酸を蒸溜してより純度の高い塩酸を作る作業なんですが、1日で3リットルくらい採取できるかどうかといったところなので、ストックがなくなって一気に10リットルくらい作るとなると、それだけ時間がかかるわけです。で、今週はたまたま土日までそれが足を伸ばしてきたしだい。大学には土日は人が少ないですが、出てきている人たちで作業をするまでです。器具の準備と片付けが多少面倒ではありますが、特に苦にはなりません。

 さて、そんな日曜日は夜になって栄の街へ出ました。外はとても涼しいです。むしろ肌寒いくらい。目的は昨日買えなかった森先生の短編とインタビュー記事が載っている「角川ミステリ」を買うことでしたが、あわよくば2冊目の「石川機種依存文字梨華」も買ってしまおうという勢いでした(笑)。そして紀伊國屋書店に向かったのですが、直前でやっぱり石川梨華の写真集はまた今度にお楽しみにして、「角川ミステリ」だけを購入することにしました。財布の中身との相談の結果でもあります。レジ近くの「ご自由にお持ち帰りください」と書かれたカゴの中に、講談社文庫のフェアのオリジナル団扇が置いてあったので、それをひとつ取って「角川ミステリ」とともにレジに出しました。こっちとしては一緒に団扇も袋に入れてくれるであろうことを期待しての行動でした。しかしどうでしょう。レジのお姉さんは見事に団扇を無視(がびーん)。「角川ミステリ」だけを袋に詰めて渡してくるではないですか。うーん、しかたないのでカウンタに出した団扇はそのままおずおずと引き取ったわけですけど、なんだか格好悪いったらありゃしません(苦笑)。「こちらもご一緒にしましょうか?」ぐらい訊いてほしかったものです。

 その帰りに、本山マツザカヤストアに寄って、食材を買い込み、そのまま帰宅(大学に寄らなかったという意味ね)。そしてカレーライスを作りました。しかしその前に、半額で買ってきたサラダ巻きをつなぎとして食べました。今まで昼も夜も食べていなかったので我慢できなかったのです。その後、ようやく本格的にカレーを作りながらテレビで観ていたのは「メン・イン・ブラック」でした。これは映画館でも観ましたが、感動も教訓も全然ありませんが、まあまあ楽しめる映画です。世界観は好き。「2」が観たくなってきました。

 真夜中になって「角川ミステリ」に載っている森先生へのインタビューと短編「話好きのタクシードライバ」を読みました。インタビューの冒頭で「え?」と思う記述がありましたが、どうやらあれは編集者側の間違いだったようです。先生の話が台無しになりかねないだけに(たぶんあんなもんではなりませんけど)、しっかりしてほしいものです。インタビューの内容自体はとても興味深かったです。Vシリーズの行方がますます気になってきましたねぇ。短編の方も面白かったです。タクシーといえば、夜中でしたけど、一度タクシーに乗っているときに事故に遭いそうになったことを思い出します。読書のあとはF1グランプリを久しぶりに観て就寝。夜になってからが盛り沢山な日曜日でした。


(6/24) 月曜日、朝起きてもまだ涼しかったのですが、昼間も夏とは思えないほど涼しかったです。というのは冷房の効いた部屋の中に居たからですが、外も半袖で歩くのは寒いかなと感じるくらい涼しかったのは確かです。去年のことはもう覚えていませんが、この季節は梅雨前線が行ったり来たりで、気温が変わりやすいのでしょう。気を引き締めて風邪なんかひかないようにしないといけません。まあ、風邪なんてここ何年もひいていない(と信じている)ので大丈夫でしょうけど、油断は禁物です。うっかり肉とか食べないように気を付けないと(<関係あるのか?<ないとは言えない)。

 えーとね、この際だから偉そうなこと言っちゃいますが、アトピィや喘息などのアレルギィ症状で苦しんでいる人(もちろん他の病気持ちの人も)で、もし本気で健康体になりたいと思っている人がいるのならば、薬に頼らずまずは食生活から見直すべきです(<お前に言われたくないな)。それも生半可な見直し方じゃ駄目ですよ。肉・魚・玉子はもちろんのこと、砂糖すらも摂取してはいけません。そんなものを食べていては弱い体質になり抵抗力がますます落ちるだけです(個人差はあるでしょうが)。それから白米も駄目、ご飯を食べるなら玄米です。外部からいろいろ薬を入れるくせに、入ってくる体質悪化の因子を減らそうということには無頓着過ぎはしないでしょうか。酸にアルカリを加えて中和させているところに、別の酸が入ってきているようなものです(解りにくい?)。当然、食事の制限をすると食べられる料理の種類は少なくなります。そして食べることにさほどの喜びは感じられなくなること必至です。付き合いもあるしぃ〜、そんな生活は耐えられな〜い、とか言う人もいるでしょう。しかし、それが健康になるということです。それだけの覚悟があって、健康になりたいと思っていますか? あるいは健康を捨てて病気で苦しんででも、美味しい思いをしたいという覚悟ができますか? 世の中は不公平なことに、美味しいものを一杯食べても健康に生きていける人もいますが、病弱な人間が本気で健康になりたいと思うのなら、肉なんか食べてちゃいかんよ。数々の美味しい料理だって諦めなくてはいけません。食べられる食品の数が限定されると栄養バランスが気になるところでしょうが、大丈夫、玄米だけで生きていけます(少なくとも死ぬまでは)。っていうか玄米を食べるべし。野菜(ただし夏野菜は除く)をモシャモシャ食べるべし。食への執着を捨てて、代わりに健康を手に入れるのです。一応、経験に基づいて偉そうなことを言っているのですが、現在インスタント食品ばかりの乱れた生活を送っている人間に言われても、説得力がないのは確かです(苦笑)。しかも首は痛いし手首も痛いしお尻は痔だし、どうみても健康とは言えない状態ですからなおさらでしょう。仮に今、自分がまるっきりの健康体だったとしても、それが成長に伴う自然現象の結果なのか、上記のような食事療法の結果なのか判別することはできませんしね。しかし、それでも試してみる価値はあると思います。健康になってつまらない人生を長く生きるもよし、不健康ながらも楽しい人生を短く生きるもよし。選択はあなたの自由です。押し付けるつもりは毛頭ありません(頭毛もないが)。あくまでも本気で健康になりたいと思う人への提案でした。あるいは独り言。

 午前中の行動は不明ですが(笑)、午後は生協に行って書籍とボックスティッシュとお菓子を購入しました。それと書籍でヨーロッパの鉄道の時刻表と、おそらく必要性は少ないであろう「旅行会話のドイツ語」を購入。スイスはほとんど英語が通じるらしいですが、訪れる場所がドイツ語圏なので一応(暇があったら勉強します)。生協まつりは終わってしまいましたが、生協では今週と来週オーディオフェアをやっていて、パソコン関連商品が安いというか大売り出しで、何かオーディオ製品を買えば消費税分の金額が割り戻される(ただし生協専用の金券として)という期間です。う〜ん、新しいiMacを買うなら今しかないな、と揺れ動きます(笑)。とても買う余裕はないくせにねぇ。思えば現在持っているiMacもiBookも、このフェア期間を利用して購入したものでした。iPodくらいなら買えるかもしれません。っていうか買いたい。

 スイスのガイドブックを購入してからというもの、向こうでの過ごし方をいろいろ考えているのですが、本を読んでいるうちにだんだん頭の中で仮想旅行を楽しんでしまうようになりました。本来の目的である学会のことなんか片隅に追いやられています(笑)。そこに本日時刻表までもが加わったため、仮想旅行はより具体的にイメージできる旅へと変わりつつあります。この鉄道に乗ってこっちにいけばあんな景色が見れるのかぁとか、この時間までに空港に着くには何時までにここを出てここで乗り換えればいいのかとか、そのうちアリバイトリックを考えつきそうなくらいです(笑)。まあ、たいてい計画している段階が一番楽しいのでしょうね(にこにこ)。


(6/25) あああ、あれこれ買いたいなんて言ってられない状況になってきた風味。朝、中部電力を名乗る人から電話があって、何事かと思ったら、ついにアレに気付いたようなのです。アレっていうのは他でもありません。電気代が何故か基本使用量に達しないくらい安いという現象のことですね(うわぁ、そうだったのか!<白々しい)。おそらくそれは電気メータが止まっているせいだと思いつつも、今まで何も言われなかったので、事を荒立てないように大人しく過ごしてきたわけですが(にや)、聞くところによるとやはりメータが止まっているらしいとのことでした。そんなの今まで気づかなかった方がおかしいんじゃないか?と思っていましたが、それは敢えて口に出さず、とりあえず「え、そうなんですか」と白々しく応えておきました(笑)。おおかた口座振替の状況か何かを調べていて今さら異変に気付いたのでしょう。それにしても、入居してから3年間分の電気代を改めて払わないといけないかもしれないなんて、ひどいことをしてくれたもんです(どっちが?)。電気メータが壊れている可能性を知りながら連絡をしなかった自分も自分ですが、それを3年間も指摘して来なかった中部電力も中部電力です。やる気がないんだか我慢強いんだか・・。いずれにしても、正直もう少し早く気づいてほしかったなあ。な〜んて言い方をするとまるで本当は捕まえてもらいたいと思っている犯人みたいですが、私は何もしてませんからね(にっこり)。ええ、断じて何もしていませんとも。むしろ、何もしなかった結果がこれですから(苦笑)。

 で、中部電力の人は電気メータを調べたいのでいつ頃時間があるかと訊ねてきました。おうおう上等でぃ、調べてもらおうじゃないか。っていうか検針員は3年も何をやっていたんだ。まったく、真面目に仕事をしてほしいものです。平日はほとんど家に居ないのでどうしようか少し悩みましたが、どうせ調べてもらうなら早い方がいいだろうと判断し、翌日の午前中に来てもらうことにしました。さてさて、この結末はどうなるのでしょうか。はたして、不敗神話に終止符は打たれるのか(<不敗神話って何?)。

 上記のような早朝の電話ですっかり目が覚めた火曜日は、午前9時半からコロキウムでした。今回は助手のM先生と4年生のW木君の発表。M先生はiBookを使って液晶プロジェクタでの発表でしたね。マイクロソフトのソフトはできるだけ使いたくないのですが、スライドショーはアップルワークスよりもパワーポイントの方が使いやすそうです。しかし、余計な機能が多そうなところは嫌だなあ・・。ということで、もう少しアップルワークスで頑張ってみようと思うコロキウムなのでした。

 午後は原子吸光分析でナトリウムやカリウムなどの測定をして、解析をしているうちに夜に。夕食はインスタント食品を何か食べて、帰宅後は深夜に「スタートレック・ボイジャ」を観たような気がします。ボイジャの乗組員が大勢、記憶を改竄されてどこかの惑星で働かされているようなエピソードだったと思いますが、最後まで観たという記憶がありません(笑)。途中で寝てしまったようです。


(6/26) 曇り気味の水曜日。午前中は昨日の電話通り中部電力の人が何人かやって来て、メータを調べて交換する作業です。どうやら本当に止まっていたみたい(<あくまでもその姿勢か)。その作業の間、今まで何かおかしな点に気づいたことはなかったかという質問に対して「受領証に書いてあった使用量がゼロみたいだったので、変だなとは思っていたんですけど」とかなんとか曖昧に返答していたのですが、ここで思わぬ事実が発覚。ただメータが止まっているだけかと思っていたら、なんとメータ部分を覆っていた中のガラスカバーの側面が破損しているではありませんか!(がーん) 一番外側のカバーはなんともない(ただし開けらた形跡はあり)のに内側にあるカバーが破損していることから、あらぬ疑いをかけられてしまったのです。こういう状況は故意にやらないとならないはずだというのが向こうの言い分で、とても緊張しているような声でしたが、絶対にこっちを疑ってる口調なのです。うわーうわー。えーと、そうだ、そういうことなら前の住人がやったんじゃないですか?と訊いてみたのですが、前住んでいた人が退室するときにはメータは正常に動いていたらしいのです。え、うそ〜ん。ますます旗色が悪くなってきました。自分からメータの異変を連絡しなかったことも、こうなると疑われる要素のひとつになってしまいます。この状況では、向こうとしては私が怪しく見えるのは確かです。しかし、本当に記憶に無いんですから、困ったものです。どうしましょう。メータの中を触ったことなんてないし、ましてや意図的に壊そうだなんて、そんな軽率なこと考えもしません。やるならもっと巧妙にやります(笑)。なんて冗談も迂闊に言えない雰囲気です(苦笑)。それを言わなかったのは、のちのち不利になる発言は控えないといけないかも、という判断ができるくらいには冷静だったということでしょうね。っていうか不利になる発言って何だよ。

 そうこうするうちにメータ交換の作業は進み、なにやら器物破損で警察に届けるだとか、作業をする人に指紋を残さないように手袋をしろだとか指示をしたりして、なんかただごとではなくなってきたような予感(ぶるぶる)。いや、本当の本当に身に覚えがないんですよ。たしかに、今までメータが止まっているかもしれないという可能性を考えなかったわけではありませんが、そのことをわざわざこちらから報告する義務はあるのでしょうか。まあ、たとえその義務があるとしてもですね、普通ならすぐに検針員が気付いて修理なり交換なりの手配をしてくれて当然のところを、ずっとほったらかしにされたんですよ。それを3年経って今さらメータが壊されていますねとやって来て、しかも故意に壊したんじゃないかと疑われた上に、高い料金を請求されたら(まだされてませんが)たまったもんじゃありません。泥棒じゃないんですから、言われればちゃんと正規の電気代を払うつもりでいますし、やましいことは何もしていません(たぶん)。だから全然おびえる必要はないのですが、やはり疑われるとどうしても多少は怯んでしまいますね(うぐぐ)。

 とりあえず、ひと月ほど様子を見てその間の電気使用量に応じて3年分の料金を協議することになるそうですから、勝負はひと月後ということでしょうか。こっちだって誰かにメータを壊された側だし、そのことに中部電力の検針員が全然気付かなかったことによって犯人扱いされる羽目になったわけですから、強気に望ませていただくショゾンであります。そう、こういうことは少しでも自分の正当性を主張しておかないと、裁判のときに不利になりますからね(<え、裁判するの?<しません、たぶん)。メータの交換が終わってからは、散らかった部屋の中に中部電力の人がひとり入ってきて、電気代を試算するために電気製品は何を使っているかをチェックして帰っていきました。散らかった部屋を見られてちょっと不愉快に。バイバ〜イ、もう来なくていいからね〜(にこにこ)。

 大学ではいつも通りそれなりに過ごし、午後は6時に荷物が届くことになっていたので帰宅。この時点では再び大学に戻るつもりでした。で、届いたその荷物とは、「ほぼ日真心ハラマキ・サマー改めライト」です。わはは、またもやハラマキを買ってしまったのだ。しかも3種類。たぶん注文をしたのは冷房の効いた実験室で震える思いをしたあの頃だったと思います。まさしく、冬だけがハラマキじゃないぞ!というか、夏こそハラマキだ!という心境だった頃です。寝冷えが心配のこれからの季節、タオルケットの類いがないのでこのハラマキたちは重宝しそうです。

 さて、荷物を受け取ったあとは、久しぶりにここぞとばかりに「どうぶつの森+」で遊んでしまい、シーラカンスを釣り上げては売って自分の家の増築分の借金をあっという間に返済し、そのあとはついついサッカーのブラジル対トルコ戦を観てしまい、おまけに日付けが変わってからの中国語会話まで観てしまいました(笑)。そして前も言ったことを再確認。いやあ、やっぱりアシスタントの中国人女性が可愛いです(にこにこ)。なんてこと言ってたら、同じようなことを言う人は五万といました。盧思という名前らしい。どうやら深夜にやっているのは再放送で、本来は金曜の朝にやっている番組のようです。なんか、この番組のためなら早起きができそうな気がしてきました。動機が不純でしょうか(笑)。それに金曜日しか早起きできないのも問題か。


(6/27) 昨夜は荷物を受け取ってすぐに大学に戻るつもりが、上記の通りどんどん長居をしてしまい、結局動き出したのは日付けが変わった木曜日の午前2時頃というテイタラクでした(そんな時間に戻ろうとするのも凄い)。といっても深夜に外出しなきゃいけないほどの理由(たとえばトイレットペ−パが枯渇していたとか)があったわけではなく、ただ研究室に置きっぱだったノートパソコンのあいぶっ君を持ち帰ろうと思っていただけです。それも、盗難が心配だったからとかそういった動機からではなく、単に自宅で日記を書こうと思ってのこと。そして有言実行(口には出してないけど)、実際にコンビニにも寄らないでパソコンを持ち帰るという散歩にもならない深夜の外出となったのでした。しかし時間も時間だったので当初の目的であった日記を書く気力もなく、帰宅してからは即眠りに就きました。ぐーすかぐう。

 さて、陽が昇ってからの木曜日は、昼前にようやく家を出て大学に来て、そのまま昼食を食べる暇もなく学生実験へと突入。ティーチングアシスタントとして午後6時過ぎまで何も飲み食いしない状態が続きました。重労働は別になかったのですが、やはり朝食と昼食を食べないまま動き回るのは辛かったようです。睡眠不足からだんだん眠くなってくる上に、空腹のためしだいに頭は酸欠状態になって痛くなってきて、しまいにはフラフラしてました(苦笑)。こんなにお腹が空く人間だったなんて思いも寄りませんでしたね。情けない限りです。せめてコーヒーの1杯でも途中で飲んでおけば少しはましだったのかもしれませんが、後の祭りです。ちゃんかちゃんかちゃんかちゃんか、よいよいよいよい!

 というわけで、学生実験終了後は夕食も待ち切れずに糖分を求めて飴をボリボリ貪るように食べました。最近は「瞳はブルーベリー」という飴がお気に入りでよく食べてます(決して嘗めてはいない)。ほんとこればっかりです。飴に関しては今まで周期的に凝るものが替わっているのですが、それは好きで食べていた飴が店頭に並ばなくなったから他の飴に鞍替えしただけに過ぎません。だからもし、この「瞳はブルーベリー」がずっと売られていてこれ以上お気に入りの飴が登場しない限り、おそらくこの飴を買い続けていくだろうと思います。

 ま、それはそうと、こういう栄養不足で頭痛がするときに飴を食べると、脳が本当にブドウ糖を消費しているんだということが実感できますね。何時間も集中して考え過ぎたときに似たような頭痛に見舞われることがありますが、最近はそんなことめっきりなくなりました。我ながら考えることから少し逃げているような気がするこの頃なので、ここらでちょっと脳に喝を入れなければ!と思わなくもないです。ってこういう消極的な書き方がそもそも逃げの姿勢ですよね・・。鬼ごっこですら、逃げ続けていてはいつまで経ってもゲームが終わりません。って、すみません。喩えが微妙に間違っていたようです。とにかく、もっとこう、ストレートに、「脳に喝を入れるぞ!っていうかガンガン思考しまくりみたいなぁ〜」とか宣言したいものです<そんな口調で宣言になってるのか?<っていうか、そうやって結局宣言しないまま日記を終えようとしているその姿勢が逃げてるっちゅうねん(笑)。


(6/28) 早起きできずに中国語会話が観れなかった金曜日も、昼前に大学に出てきて(関係ないですが「大学」と書こうとして変換したら「痔あがく」となってしまうことが多々あって、ドキッとします)午後1時から学生実験でした。しかし、大半の学生が実験のノルマは終了していて、正規の実験を残している人は途中で試料をこぼしたりなどのアクシデントに見舞われた数人くらいで、あとは希望者のみのエクストラバージョンの実験をしている人が何人かと、分析装置を使った分析をする班の学生たちだけという状況になっています。したがって、実験室は一人当りの実験スペースが広くて快適な環境です。すでに終わったみなさんは頑張ってレポートを提出してくださいね。

 そうそう、提出するといっても教養の授業みたく出せば良いってもんじゃないですよ。実験のマニュアルの内容をそのまま写したりしないで、ちゃんと自分がやったことを書きましょう。何のために実験しながらノートに記録を付けてるの? マニュアルに書いてあることと実際に行なった操作が違った場合というのは、チェックポイントもいいところですから特に注意すべきです。目立ちますしね。逆にいえばそこが狙い目とも言えます。あとの考察なんかももちろん大切ですが、実験のレポートはやはり行なった事実を正確に記録することが大前提でしょう。まずそこを押さえなければレポートになりません。そういうところを手を抜かないで、しっかりしてほしいものです。と少しレポートを覗いてみて思ったのでした。まあ、自分の今までのレポートを省みればそんなことを人に言えるような立場には普段はいませんが、ここはTAという立場を利用して述べさせていただいたしだいであります(にっこり)。

 本日の食事は昼食も夕食もT辺氏と2人で生協食堂でした。最近の話題は学生組織。ご存じの通り(知らない人もいるかもしれませんが)、我が研究室の所属する地球環境科学専攻は、森先生のおられる都市環境学専攻と、社会環境学専攻と一緒になって環境学研究科を構成して2年目なわけですが、それにともなって環境学研究科全体の学生組織を作ろうという動きがあるのです。しかし我々地球環境科学専攻には、理学部時代からDK会という大学院生と研究生で構成される学生組織があって、専攻内での各委員会に出席する委員やその他の係を決めたり、ティーチング・アシスタントの各講座への割り振りを決めたりしています。まあ、端的に言えば学級会みたいなものですが、何か話し合うべき問題があれば、議長を筆頭に話し合いが開ける場が前からあるわけです。だから、環境学研究科全体で似たような学生組織を作ろうという動きには、負担が増えるだけで大したメリットは望めないんじゃないかという意見が大半を占めているのが現状です。一方他の専攻はどうなのかというと、推進派の人とこちらの代表が何度か交わしたメールの内容によると、どうも賛成していないのはうちらの専攻だけらしい(ほへぇ)。聞けば他の専攻にはうちらのDK会に相当する組織がそもそも無いというのにです。そんな状況ではたとえ環境学研究科で学生組織を作ったとしても、各専攻を代表する意見を話し合う場がないわけですから、環境学研究科全体としての意見もまとめられるはずがありません。そういうこともあり、こちらとしては新たな組織作りに同調することを渋っている状況なのですが、組織作りのもともとの動機は、環境学研究科の教官たちによる交通安全会という委員会の立ち上げに伴ってそこに学生オブザーバとして出席する人間を決めなきゃいけないことになったからという、なんだかよく解らない実務的な問題だったらしいということも判明してきました。つまり、環境学研究科の学生をひとり委員会に出さないといけないけどそれを決める組織が必要というわけですね。何故そんなところに学生が出ていく必要があるのか判りませんが、とにかくそんなこんなで、地球環境科学専攻の意見をまとめて環境学研究科の学生組織に参加するかどうかを早急に決める必要はあって(推進派は急いでいるらしい)、来週その話し合いでDK会が臨時に開かれることになっています。

 個人的には新たな学生組織なんて無くてもいいと思いますが、そうも言っていられないようです。というか作るのはすでに決まっていて、実質的に問題となっているのはうちらが参加するかどうかということだけみたい。さて、一体どういう結果になるのでしょうか。交渉決裂で関係悪化の匂いがぷんぷんしますが(笑)、とりあえず続報をお楽しみに。


(6/29) 土曜日は11時頃まで寝てて、休日らしくお昼も食べずにしばらく「ピクミン」で遊んでいました。たまにふと遊びたくなるゲームです(他にすることないのか)。プレステを買っていないので「すべてがFになる」が未だにプレイできない鬱憤を違うゲームで晴らしているのかもしれません(笑)。こんなことしてる場合じゃないんですけどね。電気代かかるし<そういう問題か! 電気代といえば、冷蔵庫の中で一番のネックになっているのは缶ビールです。ほぼあれを冷やすだけのために冷蔵庫が稼動していますからねぇ。もったいないなあ・・。まあ、ビールなんて滅多に飲まないし常温で保存しておいても問題はないのでしょうけど、なんとなく冷やしておきたくなる代物です。

 さて、本日は小雨がぱらつく中午後3時頃に大学へ出向き、4時からは少し遠出をすることになりました。といっても予定通りの行動で、今日はY本先生の新居の棟上げ式があって、そこで催される伝統の餅まきに参加することになっていたのです(もちろん拾う方で)。雨は降っていましたが、雨天決行ということを聞いていたので、大学からはT辺氏とT橋君と留学研究生のA氏とともに、Y本先生の新居が建っているという小牧市まで向かいました。ただ、小牧市へのアクセスは少々不便で、電車を使うと面倒臭かったりします。当然地下鉄は小牧市まで通っていませんし、乗り換えて名鉄で行こうにも地下鉄の駅から15分くらい歩いて始発駅まで行かないといけないのです。歩く距離の少ない方法としては、名鉄で犬山まで出て大回りをして目的地まで行く方法もありますが、それは金銭的にも時間的にも無駄が多いので却下。結局選択肢の中では一番早く行ける方法だと思われた最初の地下鉄→歩き→名鉄という方法を選択しました。

 大学から東山線の本山駅まで歩いて地下鉄で駅に出て、名城線に乗り換えて平安通まで行き、そこから歩いて名鉄の上飯田駅までが1時間くらい。普通電車で目的駅の田県神社前まで揺られること20分くらいだったでしょうか。この車両の座席はサイケデリックな色遣いをしていて目には賑やかでしたが、乗客の数は極少。平日のこの時間帯はこんなものなのでしょうが、おそらく田県神社で開かれるお祭りのときは乗客が激増するんじゃないでしょうか。田県神社といえば、こういう豊年祭で有名なところですからね(にこにこ)。駅に到着後、せっかくだからご相伴に預かろうかとも考えていたのですが(笑)、時間に余裕はなかったので今回は寄りませんでした(いずれ訪れてみたいものです)。そして小雨の降る中Y本先生の新居が建っている方向へ歩き、やがて骨組みだけが建てられた木造の家が見えてきました。すでに講座の他の人たちや近所の人も傘を差しながら集まっています。雨足が少し強くなってきたため、残念ながら餅をまくことは取り止めになってしまいましたが、駄菓子などとともに、その場にいた人々に配られました。みんな専用の紙袋にいっぱい入れてもらっていましたね。ちなみに、配られた餅はM2のH君の実家で作られたものでした。うちの講座では「餅のことならH君に頼め」という言葉があるとかないとか。

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転送が中断されました!






















































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転送が再開されました!

 生憎の雨でしたが、なかなか経験する機会のない行事に参加できて良かったです。お菓子もお餅ももらいましたしね(元は取れてないけど<そういうことを言わないように)。しかし、帰りがどうにも疲れてダメでした。まだ元気だったのは名鉄の電車の中くらいで、T辺氏と地下鉄工事の話をしていて、地下の所有権みたいなのはやっぱりあるんだろうねぇという話から、じゃあ土地の上空の所有権はどうなっているのかというテーマになって、高い建物はどこまで建てて良いのかとか、あるいは家の上空を飛行機が通ることを拒否できるのかという、くだらない議論をかわしてこそいましたが、それ以降の道程では口数少なく本山まで帰ってきたしだいです。

 大学に寄って帰宅してからは、ワールドカップの3位決定戦を観て就寝。もらってきたお餅は、早くも4つのうち2つを消費しました。しかも焼かずに。


(6/30) 日曜日も午前中はだらだら過ごし、午後になってようやく動き出したというグータラぶりを発揮。せっかくの日曜日も残すところ8時間ってときからの活動開始です。ここまで無意味に過ごしてきといてこのあと一体何をしようというのか、自分でも大した考えも無しに惰性で大学にやってきたのですが、やっぱりやることがありません(苦笑)。まあその気になれば、論文読んだり英語の勉強したり読書をしたり、できることはいっぱいあったんですけど(<その気になれよ!)、すっかり休日モードでなんとなく面倒臭くてねぇ。休むならとことん休んでしまおうかという・・。東の都にお住まいの旧友K藤氏みたく「メン・イン・ブラック2」でも見に行こうかなと一瞬考えたのですが、陽も沈みかけだったし時間も中途半端だしぃ〜ってことで結局思いとどまりました。映画館で映画を観るための時間は「エピソード2」に取っておくことにします。まあ、言うほどこの映画に期待しているわけではありませんが、前作よりは評判が良いみたいだし(笑)、映画館で観ておきたい映画ですからね。もちろん他にも観たい映画は沢山あるんですけど、それらはいずれビデオで観ればいいかなと。

 さて、結局大学で何をやっていたのか判らないまま夜になり、午後8時には帰宅してワールドカップの決勝戦を観ていました。しかし、ブラジルとドイツの激しい攻防が繰り広げられる最中、まさかの出来事が起こったのです。さて、目が離せないというその時に、一体何が起こったのでしょうか。えっとじゃあ、そこのクマ君、答えてください。

「えっと、テレビの映りがまた悪くなったとか?」

ブーー。うーん残念。今回はそうじゃないんですねぇ。では次、ウマ君、きみの答えは?

「まさかの出来事ってどうせ大したことないんでしょ。せいぜいビールがこぼれたとかじゃないの?」

ブッブー。違います。ビールは飲んでいませんでした。ウマ君は人の話をよく聴いた方がいいですね。はい、次はラマ君。

「あ、わかった! 近づき過ぎて本当にテレビ画面から目が離せなくなったんだ」

ブブー。そんなくだらないこと言うのはラマ君くらいです。深読みし過ぎです。じゃあ、最後に残ったゴマ君。小さくてどこにいるのか判らないけど、とりあえず答えを叫んでみてください。

「お母さんは炒りごまにされちゃったけど、擦りごまにされたお父さんよりは良かったと思う!」

もしもし、何言ってんですか、ゴマ君? ごま油にしてあげましょうか。真面目に答えてください。

「え、えっと、たぶん玄関ドアのチャイムが鳴ったんじゃないかな」

ピンポーン!(<それが言いたかったのか)。ってね、ドアチャイムを鳴らすやつがいたんです。おいおい待ってくれよ、こんなときに誰やねんってな感じ。もちろん試合の途中だったからというわけではなく、夜中に来ないでほしいということね。でもまあ、何かのお届けものかもしれなかったのでしぶしぶ顔を出してみると、そこにいたのは自称クリスチャンの男性でした(とほ〜)。っていうかクリスチャン(に限らず宗教家)は普通自称か。それはともかく、どうせ来るなら女の人が来てほしかったなあ(笑)。その男性は聖書を配ってるとか言ってましたけど、そういうものなら間に合っているので(実際に聖書は持っていたりする<クリスチャンじゃないけど)お断りしたら簡単に引き下がってくれました。最近では珍しいあっさりとしたというか気弱そうな宗教家でした。こういう人ばっかりだと、こちらとしては助かるんですけどね。

 ブラジルの優勝を見届け、夜が更けてくると激しい雨。夕食として昨日もらったお餅の最後の1個を焼いて食べようと思ったのですが、オーブントースタで焼いたらうっかり焦がしてしまいぎゃふん(苦笑)。もったいないので焦げた部分を取り除いてなんとか全部食べましたが、最後のお餅だっただけにちょっと後味が悪かったです(精神的な意味で)。激しい雨音がその切なさを冗長していたのかもしれません。


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