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日々これ勉強(2002年4月の前半)

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クリックひとつで救える4月もあります(の前半)

(4/1) 昔はLサイズの服がぴったりだったのに、最近になってLサイズだと少し余りが出るようになったのはなんでかなと思っていましたが、森先生の「浮遊研究室」を読んでその謎が解けました(にっこり)。昔から洋服自体をそれほど頻繁に買う方じゃなかったのですが、カールヘルムの服を買うようになってからLサイズが大きいと感じられるようになったので、これは単にカールヘルムというブランドの特性か、自分が痩せたからかと思い込んでいました。しかし、いつの間にかJISが改正されて、S・M・Lそれぞれ少しずつサイズが大きくなっていたんですね。なるほど、それでMサイズがぴったりくるようになったわけか(ふむふむ)。たしかに、いくら痩せたといっても肩幅がそう変わるはずはないもんな。

 先日のミスドのドーナツを大量に買ってきた話ですが、当然ラッキィカードも結構な枚数もらってきていて、全部で29点集まっていました。10点でグッズをひとつゲットできますから、ギリギリ3つはもらえない計算になります。で、その29点分カードを最終的にもらったのがO田君と私で、二人して分けたのですが、そのうち引換に行こうと思っていたらグッズの引換期間を過ぎてるじゃないですか!(がーん) うっかりしてました。3月いっぱいが引換期間だったということをチェックしたのが今日だったのです。これじゃ救いようがありません。そう、こういうキャンペーンは普通月ごとに締め切られるんですよねぇ。なんか前もこういうことがあったような気がするなあ。あ〜あ、ほぼ手中にしていた「トゥイティーのアメリカンカフェ」が・・。なんてね、こんな日だからこそ敢えて正直に言いますけど、実はそれほど欲しいと思っていたわけじゃないのです(うわっ)。とはいえ、タダでもらえるなら文字通りラッキィだなとは思っていましたし、もらうならエプロンにするかカップにするかどっちにしようかなと、夕飯の献立に迷う主婦のごとく小首を傾げて迷ってもいました(時々ですが<もらい甲斐のない奴だな<っていうか「小首を〜」の下りは嘘やろ)。しかし、そのあまり積極的とは言えない中途半端な情熱が結果的に足を引っ張りましたね。早く引き換えに行かないと忘れてしまうだろうと思っていたのに、予想通り引き換え忘れちゃうんだから、やっぱり思ったことは実現するのでしょうか(解釈間違い)。絶対手に入れる!という強い意気込みもないままにラッキィカードを無駄にしてしまったのが、なんだか申し訳ないです(苦笑)。自分より欲しい度が高い人はきっといただろうに。まあ、誰もカードを受け取らなかったんだから、気にすることではないのでしょうか。自分がちゃんと引き換えようが、引き換えに失敗しようがもはや他人には関係のないことですしね。宝くじで当っているのに賞金を受け取りに来ない人が毎回いるという話を聞きますが、そういう人たちの存在も理解できるような気がします。たぶん、みんなちょっとうっかりしてただけなんでしょう(笑)。

 夕方頃、生協でお菓子を1000円オーバくらい調達。ちょっと買い過ぎです。しかもそのあと食べ過ぎました(苦笑)。ルマンドの298円の大袋なんか、簡単に半分以上食べちゃいます。お菓子でお腹を満たす毎日です。というわけで、夕食は食べずに夜は久しぶりにイラストなんかを描いたりしてました。ずっと前に描き始めて中断していたイラストですが、ちょっとキャンパスサイズが大き過ぎるためについつい微小なところに凝ってしまって、もうほとんど自己満足の領域に入ってきてますね。誰がそんなとこまで見るねん!てな感じです。まあ、多かれ少なかれ創造とはそんなものかもしれません。早くふんぎりをつけて公開したいとは思っているのですが、一体いつ完成するのか見当もつかず。ネット上ではかなり圧縮しないと見せられないのも残念なところです。

 エイプリルフールに関するイベントもそろそろ下火になってきた感のある昨今(未確認ですが)、そうそう何度も騙されるほど世の人々はバカじゃないということでしょうか。あるサイトに書かれた任天堂の新社長に関する新聞記事には一瞬騙されかけたけど(誰も解らないだろうなあ)。4月1日といえば、旧暦の衣替えにちなんで「四月一日」と書いて「わたぬき」と読む姓があるらしい。他に「八月一日」で「ほずみ」とか、「十一月二十九日」で「つめずめ」とか、「十二月一日」で「しわすだ」なんていう姓まであるそうな。ああ、そんな紛らわしい名前の人たちは、ぜひ森先生のお知り合いになって小説内の登場人物に名前を使われてほしいです(笑)。そして、日付と名前の入れ替えを使った叙述トリックなんてのが書かれてほしいなあ(ぽわ〜ん)。えっと例えば、

「四月一日に聞いた話なんですけど」
「何を聞いたんです?」
「事件のあった日、八月一日と十二月一日は一歩も外に出なかったそうです」

とか書いといて、実は日付のことではなく人物のこと言っているとか。ちょっと登場人物に偏りがあることと、文章が不自然になって読みにくいという問題はあるでしょうか。すでにそういう小説があったりしてね。


(4/2) 昨夜は帰宅してから久しぶりにご飯を炊いて、具無し雑炊を作りました。ゆかりでもかけて食べれば程よい塩分も入って美味しくいただけます(にこにこ)。具無しカレーといい、たこ無したこ焼きといい、こんな料理ばっかり作ってますが(笑)、まあ食材が少なければ少ないほど準備も後片付けも簡単になりますからね。どうせ食べるのは自分だけだし、物足りなさと偏った栄養に目を瞑りさえすれば(瞑るのか)、独り暮らしの料理としては結構満足できるレベルかなと。お薦めはできませんが。それにしても、かつお風味のほんだしはいろいろ使えて便利だなあ(しみじみ)。

 さて、火曜日の本日は、放射化分析プログラムの修正をしてもらうため、午前中から業者の人が来てくれることになっていました。その時間が「10時から」か「11時から」のどちらかだったのは覚えていたのですが、午前9時に目覚めた段階ではどちらなのかいまいち自信がなかったため、とにかく早く行けば安全だろうし間違いはないだろうという判断をしました。でもって10時には間に合うように行こうと自分に言い聞かせ、朝食も食べずに急いで家を出て、そして大学に着いたのが午前10時過ぎ(<遅れとるがな!)。えっと、でも結果的には11時からだったのでセーフでした(笑)。っていうか、午前中は業者の人たちだけでアイソトープセンタで勝手に作業をしてくれるということになり、実際には午後から立ち会えばいいことになったんだよねぇ。うーん、間に合ったのはいいけど、なんというか、これじゃあ急ぎ損だったような気もするな(<10時に間に合わなかった奴が何を言うか)。

 午後1時頃そのプログラムの修正作業が終わったとの連絡を受け、アイソトープセンタに教授のT中先生と助手のM先生ともども向かいました。これまで見られていた問題点の原因とどのような修正をプログラムに施したかを業者の人から説明を受け、ちゃんと正常に機能するかを確認してみたところ、一部の不具合については修正されているようでした。問題となっていたのは、「測定後の解析時に、あるパラメータを変更してもそれが反映されない」というものでしたが、聞くところによると「そのパラメータは本来1回目の解析で入力されたものは変えられない仕様なのに、2回目以降も値だけは入力できるようにしてしまったのが問題の原因だった」らしい。それで再解析するときにはそのパラメータを変更できないようにしたとのことでしたが、それだと1回目にもし間違った値を入れて解析してしまった場合、後ほど気づいても解析し直すことができないのです。そんなバカな話があるかいな!ですよ。人間どんなに注意していても入力ミスを犯してしまうことはあるものです。だったら、その可能性を考慮してフレキシブルに対応できるプログラムにするべきじゃないでしょうか。とかなんとか、そういう文句を柔らかい表現で(笑)言って、次回のバージョンアップのときに対応してくれることにはなりました(しかしいつになるのやら)。それから、その他の不具合については依然として直ってなかった(がっくり)ので、その場で症状を説明することに。時間があればその場で修正できるかもしれないとのことだったので、業者の人を残して我々は一旦アイソトープセンタを引き上げました。それから2時間ほど経った頃、プログラムの修正が完了したとの連絡があり、再びアイソトープセンタへ。今度は教授抜きで助手のM先生と二人で向かいます。偉い人間ほど面倒なことから先に離脱するの法則でしょうか(苦笑)。業者の人から再び不具合の原因と対応の説明を受け確認。今度の不具合もどうやらちゃんと直っているようでした。で、念のため放射化分析システム全体を走らせていろいろテストした後、業者の人は帰っていったのですが、そのあと最近測定したサンプルについて解析してみようとしたところがあなた、解析には欠かせない重要なファイルが読み込めなくなっているじゃないですか! ちょっとどういうことやねん! まったく、よりによって業者の人が帰ってから新たな不具合が見つかるとは・・(とほほ)。もういやん!な気持ちになる二人でありました。くっそー、またメールせなあかん(ぷんぷん)。

 先日の花見のあとの話ですが、犬Z君に昨年度のサロン費を1年分徴集され一気に6000円(500円×12)持っていかれたのです。そのときなんとなく違和感はありました。でもまあ、サロン係が言うのだから間違いないだろうと思い、違和感はすぐに忘れ去り、日常生活を営んでいました。それが今夜、なんと実はサロン費を1000円余分に払っていたことが発覚ししました! つまり、昨年度の最初の2ヶ月分だけはちゃんと払っていたのです。それを忘れて1年分もらってしまっていたということに気づいた犬Z君が1000円を返しにきてくれたのです(ひゃっほう!)。っていうか、もう少しで損しかけていたところですが(笑)、お金が戻ってきたのはなんか嬉しいなあ(にこにこ)。ほんのり得した気分です。

 夕食にはオタフクソース焼そばを食べたのですが、これには青のりが付いています。でも、歯に青のりが付いてるのを気づかないで人と会うかもしれないなんて考えると不安になるので、これって結構かけなかったりするんですよね。しかも、捨てるのももったいないのでサロンの食器棚の片隅に置いておくのです。すると、焼そばを食べる度に青のりの袋が溜まっていくことになります。で今回、夜も遅いし人に会うことを気にしなくてもいいので青のりをかけて焼そばを食べることにしたのですが、その溜まっていた青のりたちも試しに全部入れてみました(うははは)。きっと栄養もあるでしょうという判断です(<青のりで栄養を採ろうとするのもどうかと思いますが)。何袋あったか覚えてませんが、それはもう焼そばとは呼べないくらいに一面青のりで覆われてしまいました。いや、表面だけでなく、どの部分のそばを摘んでも青いのです。そして味の方は・・ほとんど青のりでした(青)。食感はモサモサモサモサ。もはや青のりにソースが付いたものとしか認識できないレベルです。はは、これじゃ焼そばが台無しです。やっぱり焼そばに付属されている青のりは、食感を妨げないくらいの適量がちゃんと考えられていることが判ります。酒と煙草と青のりはほどほどにしましょう(笑)。


(4/3) 昨夜は「スタートレック・ボイジャ」を観てしまい夜更かしでした。翌朝早く起きなければならないという制約があるきに限って火曜日の深夜なんだから困ります。こんな遅くまで起きてて大丈夫なのか?という不安を抱きながらではありましたが、そこそこ面白い話で楽しめました。医療倫理がテーマのようでしたね。緊急医療ホログラムのドクターには、「ヒポクラテスの誓い」もインプットされていて、患者を目の前にして医療行為を行なわないわけにはいかないらしい。ほう。医学部の人は知っているのかもしれませんが、調べてみると結構長い。まさか、ヒポクラテスさんは患者を目の前にしてこんな誓いをごちゃごちゃ呟いてたわけじゃないでしょうね?(笑)

 それはともかく、寝るのが遅いと起きるのも遅くなるのは当たり前の道理で、水曜日の本日は10時からアイソトープセンタで利用者講習会(受けないと施設が利用できない)があったにもかかわらず、目覚めたのはなんと10時!(がびーん) さっき7時14分とかラジオで言ってたところなのに、おかしいじゃないか!っていうか、うぎゃ〜!やべー!遅刻だよ遅刻!あわわあわわ、どうしようぉぉぉぉ。ああ、いやいや、狼狽えてる場合ではない。気をしっかり持つんだ。持つんだジョー(<何を言うか)。希望は最後まで捨てちゃダメだ。諦めるな。結構受講者はいるはずだし、受付の関係でまだ講習会は始まっていない可能性は充分にある。急げばなんとかなるかもしれない。とにかく急ぐのだぁ!と自分を勇気づけ、励まし、鼓舞しながら、適当に着替えだけは済ませ家を飛び出しました。もうどれくらい急いでいたかというと、もし自分がエスパー魔美だったならアイソトープセンタ前にテレポーテーションしたかったくらいです(<普通の喩えかよ!)。結果、研究室に寄って筆記用具を手に取りアイソトープセンタに到着したのが10時5分。ギリギリ講習会が始まる前でした(ほっ)。その講習会が以外と長く、12時前まであり午前中は潰れてしまいました。

 昼食は理系カフェテリアで納豆玉子かけご飯と味噌汁とイワシの南蛮漬けを食べ、午後1時からはうちの講座が受け持つことになっている1年生向けのプレセミナの話し合いがありました。主に実験などを通して地球科学に関する見識を深めてもらおうという主旨のもと毎年講座持ち回りで開かれるプレセミナですが、特に地球科学にこだわらなくても問題はないようなので、それほど高度な実験をするわけではありません。ようするに何でもありですね(笑)。話し合いの結果、今回することになった実験は7つぐらいあって、「岩石を砕いて混ぜて溶かして地球様の物質を作る」(これは結構高度かも)とか「オキアミとちりめんじゃことフカヒレのNaとKを測る」とか「温泉の素の成分を本物の温泉成分と比較する」とか「フリーズドライで高野豆腐を作る」などなど面白そうなものばかりですね〜(我々が)。前回うちの講座が担当したのは3年前ですが、そのときの参加者は2人ぐらいしかいなかったので、今回もそれほど多くの参加者が集まるとは思えません。そういうことを考慮してかしないでか、「オキアミ〜」の実験を全部で12週あるうちの最後の回にして、余ったオキアミをお好み焼きに入れてお好み焼きパーティをしようということにもなりました。食べ物で興味を引こうという作戦でしょうか(笑)。新入生のガイダンスや地球科学の授業のあとに、このプレセミナの宣伝をすることになっているそうで、希望者に配る用のちょっとしたチラシのデザインを担当することになりました(成りゆき上)。ポスタじゃないので人目を引くようなデザインは必要ない(つまりあまり凝らなくていい)とのことでしたので、少しは気が楽です(にこ)。でも、作るからにはそれなりのものを作るショゾンであります。ちなみに全体のテーマは「地球をつくる」になりました(こりゃまた大きく出たな)。

 その後、生協に行ってモーニング娘。のアルバム『4th「いきまっしょい!」』を購入してしまいました。先日買うのをためらったとはいえ、遅かれ早かれこうなる運命だったというわけですね。えっと、今のところ好きなのは2曲目でしょうか。モーニング娘。ごときに、とは思いつつも年甲斐もなく勇気づけられてます(笑)。前向きな歌が好きなのかもしれない。歌い手はともかく(<ともかくかよ!)楽曲はさすがにツボを押さえているなあ!って感じ。「そうだ!We're Alive」で「努力・未来・ア・ビュティフォー・スター」の部分が「努力・未来・ア・ジョディ・フォスター」に聞こえるという意見に反論するつもりはないですが、「フォスター」のところだけって気もするなぁ(ボソ)。

 夕食も理系カフェテリアでしたが、昼食との違いはイワシの南蛮漬けがひじきの煮物に替わっただけという質素なメニュー。久しぶりに1日2パックの納豆を食べたことになります。ショウジョウバエが匂いにつられて寄ってくるのは鬱陶しいけど、やっぱり美味しいなあ! 納豆万歳! 本当は家でも毎日食べたいくらいなのですが、いかんせんスーパに買い物に行く暇がないからなあ。無理すれば可能だけど、役に立つことに無理はしたくないという天の邪鬼。難儀やな(苦笑)。


(4/4) 昨日の無理な起床がたたってか、今日はぐったりお昼起きでした。実験は相変わらずで、午後3時頃に遅い昼食。オタフクソース焼そばを食べました(バカの一つ覚えのようにこればっかり)。夕方はフルイの目に詰まった砂粒を取るように助手のM先生に頼まれ、小一時間くらい黙々と(というかガンガンと音を立てて)その作業をしていたでしょうか。

 今週の土日には毎年恒例の講座行事(昨年からは侃々諤々の末アルバイト制になったけど)の地化図のサンプリングがあって、河川堆積物をすくってはフルイにかけてある粒度以下のものだけを採取するのですが、それに使うフルイで目が詰まったままのものがあったので、あららこめその砂粒を取っておく必要が生じたわけです。地化図は指導教官でもあるT中先生のプロジェクトなのですが、今年度は実は先生の研究補助をすることで給料をもらう身分になっている(一応職歴に入るかもしれない)ので、仕事を断る理由はないのです。だから、ええ、文句も言わず、フルイの砂粒を綺麗に取ったしだいです。お金をもらってますからねぇ(振込みはまだですが)、その分はちゃんと働きます。

 あ、ちなみに今回のサンプリングには僕は不参加ですよ(にっこり)。本当は今年からうちの講座に来た新人との親睦も深めたいこともあって参加したかったのですが、偶数月の第1日曜は残念ながらどうしてもダメなのですぅ。いやあ残念だなあ、しくしく(<顔がにやけている人はだれ?)。その日はずっと前から予定が決まっていた那古野コネクションの定例オフ会なのです。いくら大学の行事といえども強制参加でなければ、誠に申し訳ないですが、蹴らせていただくショゾンです。なんせ森先生のために日々の生活を送っているような人間ですから(うわぁ、言うなあ)、森先生関連の行事なら何を置いてでも優先するのは当然の行動と言えるでしょう(うははうははうはははははははははははははははははははははははははー<笑い過ぎ)。

 フルイの掃除が終わってからは、夜まで実験の片手間に、今度のオフ会で使う名刺のデザインを固めることに注力してました。ラフな絵を描いてだいたいの方向性が決まったら、詳細なパーツをひとつずつ描いていくという流れ。オフ会で訪れる場所にちなんだものになる予定。今回は珍しく準備に取りかかるのが早いこともあって、完成すればそれなりに手の込んだものになりそうです(当社比)。期待したい人は期待しててください(笑)。

 夕食は夜遅くにほぼ日公式ラーメンの「サルのおせっかい」を食べました。これで残り1個となってしまいました。大事に食べようとか言っておいて、振り返ってみれば結構なペースで食べてたもんなあ・・。そうそう、そういえば冷蔵庫に溜めていたたらみどっさりシリーズも残り1個になってしまったのです。いずれも現段階では市場に出回っていない物でしょう。サロンに置いてあるお土産の饅頭とかが最後に1個だけ残っていても、平気で食べることができます(むしろ積極的に消費しようとする)が、自分の所有物の最後の1個となると、なかなか手が出せないものですね。最後の「おせっかい」と最後の「どっさり」、それぞれ名残り惜しみながら食べる日は、果たしていつになるのでしょうか・・。などとずっと手が出せないまま、いつまでも食べないで引っ張ってしまう可能性は高いかも。いっそのことカレンダに食べる日をチェックしておいた方が、諦めがついて良いかもしれません(笑)。「お、今日はおせっかい曜日か」とか「なんだ、今日はどっさり曜日じゃないか」とか言って気づいて、最後の晩餐を楽しむわけです。だからどうなるってこともないですが、幕引きは予定を立てておいて実行した方が何かと都合が良いだろうし、有終の美も飾りやすいことは森先生の日記の終わり方を見ても明らかですからね。この日記も真似して5周年を迎えた年の12月で終わったりして(ドキドキ)。そのときまでに最後の「おせっかい」と「どっさり」を食べ終わっていると良いのですが(そんなに引っ張るつもりだったのか)。


(4/5) 午前4時の就寝だったにもかかわらず奇跡的に8時に起床して、朝から優雅にフカヒレスープ雑炊を作って食べました。フカヒレスープはもちろん自分で作ったわけではなく缶詰です。最近料理といったら雑炊ばっかりですが、家にある米は玄米なので雑炊にした方が食べやすいという理由があります。他に、カレーをかけたり、シチューをかけたり、お茶漬けにしたり、ゆかりをかけたりすると食べやすくなりますね。ってつまり、そのままでは食べにくいということが言いたいだけですが(笑)。ただ、同じ玄米でもやはり銘柄による味や食感の違いはあって、現在食べている玄米は熊本の田舎からもらってきたもので比較的美味しい部類に入ります。銘柄に関係なく精米が酷いものだともみがらが全然取れてない米が入っていたりします。そういうお米のときは、炊飯の前後でもみがらの付いた米粒をひとつひとつ取り除くという作業は至難の業で面倒臭いので、もみがらごと食べてしまうことがあるのですが、まあ腸の掃除になると思えば平気です(笑)。慣れてない人だとお腹を壊してしまうかもしれないので、お薦めはできませんが。

 一般的には遅れているかもしれませんが、ついに我が講座にもプロジェクタが導入されました。お金があるときはいろいろ揃いますね(笑)。これからはコロキウムなどの発表時にOHPを用意しなくて済みます。ようやくうちの講座も追いついたかという感じです。地球科学は学会においてはまだまだOHPが使われることの多い分野ですが、環境学研究科に所属しているくせにいつまでも環境的に効率の悪いOHPを使っているわけにはいきませんからね。これであいぶっ君の活躍の場も増えるというわけです(にこにこ)。さて、お昼前に大学に出て来て最初にしたことが、そのプロジェクタがプラグ&プレイで使えるどうか(電源を入れた状態でもパソコンと接続できてディスプレイを投影できるかどうか)を確かめてみることでした。自分のPowerBookではうまく映らなかったらしく、プロジェクタの機能を心配した助手のA原先生が急遽依頼してきたからです。というわけで、さっそく我があいぶっ君でプラグ&プレイを試してみることになりました。実はこのときあいぶっ君はスリープ状態だったのですが、まさかすぐにプロジェクタで投影することになるとは思っていなかったので、なんというか、ちょっと油断したデスクトップ画面だったのです(笑)。隣の会議室にプロジェクタとあいぶっ君を持っていってセッティングし、電源を入れてケーブルで接続、そして前方のスクリーンに大映しになったデスクトップ画面には、にっこり笑う石川梨華が居るじゃありませんか(うわわっ)。そうか、そういえばデスクトップはこれだったな。家で使っていてそのままスリープして持ってきたんだった。そんな状態でA原先生は講座のメンバを呼んできてはプロジェクタの映し具合を確認させようとします(汗)。入れ替わり立ち代わり予想外に多くの人が来るので、途中で隙をみてデスクトップ画像を替えました(苦笑)。まあ、別に見られても後ろめたいことはない写真なのですが、ノートパソコンというのは比較的プライベート度合が高く、プロジェクタで大映しされたところを見られるというのは、なんとなく私生活を覗かれてる気がして恥ずかしいのです。そんなわけで、くっきり綺麗に石川梨華を映すプロジェクタは何の問題もなく、電源が入った状態でもケーブルを抜き差しできることも確認できました。どうやらA原先生のPowerBookの方に問題があったということになりますね。ソフトの問題かハードの問題か判りませんけど。とにかく今度からはあいぶっ君を使って発表したいショゾンであります(デスクトップ画像には気をつけて)。

 夜になって理系ショップで食料を買ってきて、夕食にインスタント焼そばを食べました。大盛りにもかかわわらず100円という値段設定からして、食べる前にどれほどの味かは予想できたし覚悟もしていたのですが、その予想すらも下方修正せざるをえないような味でがっかりでしたね(苦笑)。まず作る段階からして驚きました。かやくを入れてお湯を注ぐようになっているのは他の焼そばと同様ですが、なんと「かやく袋」の中にはかやくのみならず「ふりかけの袋」まで入っているのです。最初製造工程の段階で間違って入ってしまったのかと思いましたが、フタに書かれている「作り方」を読んでみると、ふりかけの袋がかやく袋の中に入っていることがちゃんと注意されています。どうやらもともとの仕様らしい。うわー、このパターンは初めてですね(にっこり)。こんなことをする理由としては、PL法対策が考えられるでしょうか。ふりかけの袋の存在に気づかずに、それを取り出さないままお湯を注いでしまうことを防ぐためかもしれません。しかしどうでしょう、工程の手間は増えますし、あまり効果があるとも思えません(そうそう取り出し忘れる人もいないでしょうから)。まあそのことは理解の範囲外でもないのでどっちでも良いことなのですが、出来上がったものに関してはものを言わざるをえない味でしたね。ソースは全然そばに絡まなくて底に溜まってしまい、全体として薄味になっているのです。広島風焼そばに入れるそばでもここまでは薄味じゃないだろうってぐらい。パッケージには「ソース味」と書かれているのに、ソース自体がこれじゃねぇ・・。100円でも高いくらいです。しかし、生活に困ったらきっとこの焼そばにお世話になりそうな予感はします。嫌だなあ(笑)。


(4/6) 曇り空の土曜日。今日から1泊2日の予定で地化図のサンプリングに行く人々を見送ろうと思っていたのですが、出発時間の午前9時には完全に夢の中でした(笑)。目覚めたのはなんと午後1時です。まあ午前5時半までオフ会用の名刺とかを作っていたんですけどね(それで9時に見送ろうと考えるのが無茶)。起きてからはまたまた雑炊を食べて、お風呂に入って、大学に来たのが午後4時頃。明日のオフ会の準備を少し整えてから、バスに乗って方面に出かけました。BGMは4th「いきまっしょい!」(にこにこ)。

 目的はいろいろあったのですが、最初は名刺のための紙を買いに行こうと思っていました。それでロフトへ向かったのですが、この頃には小雨がぱらついていて、それで思い出しましたね、新しい傘を買わなきゃいけなかったことを(笑)。天気予報によれば明日も雨が降る可能性はあって、屋外でのオフ会なので雨が降ったときのために傘は必要なのです。というわけで、デザイン的には無難なものになりましたが、開いたときの直径が大きな傘を購入しました。これでひとまず安心です。少なくとも先週の日曜日のように手ぶらで帰る羽目になることはなくなりました。

 次に探したのはゲーム版の「すべてがFになる」。プレステ本体はともかく、ソフトだけはなくならないうちに早く買っておかないといけませんからね。一応ロフトの上にあるゲーム売り場でも探したのですが、やはりここでは品切れのようで、今日も大須に向かうことにしました。時間がなかったので少し小走りです。雨は降っていましたが傘は差しませんでした。走るのに邪魔だったという理由もあるのですが、コンビニで買った傘のように買ったばかりですぐに使ってしまうと、まるでその場の必要に迫られて買ったみたいな格好になってしまい、それを認めたくないばっかりに傘は開かないで、男らしく走ったしだいです(笑)。えっと、ほら、たとえば靴下を買ってその場で穿くようなものですよ。なんか買い物が終わらないうちにその買い物の間に買った物を使いたくないとでもいうか・・。とにかくそんなわけで先を急ぎ、知っている限り一番安くゲームソフトを売っている店で、「すべてがFになる」を無事購入することができました(わーい)。でも買ったのはそれだけ。プレステ2を買うには予算が足らなかったし、傘を差さないことで雨に濡れるのは避けたいところですからね(<そんなときは傘差せよ)。しばらくはソフトだけで我慢しましょう。説明書でも読んでせいぜい楽しもうっと(にがにっこり)。

 帰りはバスだとえらく待つ必要があったため、地下鉄で本山まで帰ってきました。で、ふと思い立ち食材をまとめ買いしておくことに。久しぶりにマツザカヤストアに寄っていろいろ買ったのですが、ここで巷ではすっかり有名な例のあの曲をやっと聴くことができました。そう、「おさかな天国」です(笑)。実は今まで一度もスーパで聴いたことがなかったのです。といっても、最近スーパ自体に行ってないから当たり前なんですが。さて、実際にスーパに行くまでは、みんなが言うほどそんなにやたらめったら曲がかかってるものなのかと思っていましたが、魚売り場に行ってみるとしっかりとエンドレスでかかってましたね。うわーほんとに流れてるんだぁ(感動)ってなもんです。3コーラスくらい聴いてしまいました。魚は買いませんでしたけど(笑)。で、買った食材はというと、ホットケーキミックスとカレーの材料諸々とほんだしと牛乳と納豆とバースデーテディ【Part1】のスペシャルテディコレクション(<6匹セットのやつね)。その後結構な雨の降る中、大学まで帰ってくることになったわけですが、もちろんその間も男らしく傘は差しませんでした。ここで使ったら、それこそ男が廃るというもんだ(く〜、男らし過ぎて今にも風邪をひきそうだぜ!)。

 さて、明日はいよいよ那古野コネクションのオフ会です。お昼から雨は上がるみたいなので新しい傘の出番はないかもしれません。いや、使いたいわけじゃないですよ。使わないで済むなら使わない方が良いのです、ほんとに。どうか晴れますように・・。


(4/7) 昨夜は帰宅後久しぶりの具入りカレーライスを作り、鱈腹食べました。食べないときは全然食べなくても平気ですが、食べるときはそれこそ滅茶苦茶食べてしまいますね。日頃の栄養不足をここぞとばかりに補給しているかのようです(笑)。

 さて、一夜明けた日曜日は那古野コネクションの第11回のオフ会の日です。願いも虚しくまだ雨は降っています。。目覚めたのは午前11時頃で集合時間は午後1時でしたが、カレーをのんびり食べたりお風呂に入ったりしていたら、いつの間にか12時45分! うーわやば。これじゃまたまたオフ会の集合時間に遅れちゃうって。というわけで大慌てで家を出てまずは大学へ。荷物は大学の研究室に準備してあったからです。それと放っとけない実験装置にも手を施し、大学をようやく出発できたのが12時55分。がーん、残り5分かよ。間に合うかな、どうかな、などと不安になりつつ、とりあえず集合場所である東山公園の正門前へと急ぎました。途中の信号待ちも歯がゆいです(こんなときに律儀に信号待ちか)。な〜んていうのは全部言い訳ですね、はい(笑)。そういうロスタイムを見越して、もっと早くに家を出るべきでした(反省)。充分間に合う時間に起きていたにもかかわらず、なまじ近いだけに油断してしまい、結局集合時間にギリギリ間に合ったか合わなかったくらいに到着。雨に打たれながら自転車で坂道を下りてきて東山動植物園の正門前に登場すると、チケット売り場の前にすでに集まっておられた参加者の皆さんにいきなり笑われてしまいました(苦笑)。すみませんねぇ、近いくせにギリギリで。唯一の救いは、幹事のKずえさんもギリギリだったらしいということでしょうか(<こら、すぐに仲間を見つけて罪を薄めようとしないように!)。これまでに何度したかも判らない反省の数をもうひとつ増やしたわけですが、さらに追い討ちをかけるようにトホホだったのは、雨降りの日に自転車を飛ばして来たもんだから、カールヘルムのズボンがオイルやら泥やらで汚れてしまっていたのです(ぎゃふん)。とはいえ、この時点ではそんなことには気づく余裕もなく、息を切らしながらチケットを購入し、鼓動も速いまま入園となりました。入口の看板を見上げると、今は春まつりの期間中らしいことが判ります(でも具体的にどこが春まつりだったのかはよく判らず)。そう、もうお気づきでしょうが、今回のオフ会会場は東山動植物園(東山公園)です。そして、「数奇にして模型」の中で犀川先生萌絵に対して出題した問題「アシカとオットセイの違いはいくらか?」を探りに行くツアーなのです(ネタバレありなのでご注意)。それが主な目的で、他に森先生の講座のホームページで紹介されている「東山公園の恐竜たち」の確認と、東山スカイタワーにも登るという目的もありました。なので、購入したチケットは少し安くなる入園料とタワー観覧料との共通券でした(800円也)。また、地下鉄を使って遠くから来られた方は、地下鉄のチケットもセットになってお得な「いこまいきっぷ」(1300円也)を利用された模様です。今回の参加者は、幹事のKずえさん、Tさん、Kつさん、Mつるさん、Fさん、Gんてつさん、Mさん、Aなあなさん、Lさん、Sーなさん、O崎フラグメントさん、そして私Sばしん、の総勢12名というメンバでした。久しぶりに大所帯。動物園に訪れるのは随分と久しぶりの方が多かったようです。

 さて、幸か不幸かお天気がすぐれなかったため、この時期にしては断然入園者が少なく園内はガラガラです。入口からしばらく進んで行くと右手にインドサイが現れました。葉っぱを食べようとしているのでしょうか。健気にも口をひくひくさせてます。そんな姿を微笑ましく眺める人々がこんな感じ(笑)。さらに奥へと進むとゾウのいる建物が見えてきます。どうやらアジアゾウがいるらしいですが、中に入ってみるものの何も見えず(お尻は見えた?)、外に回ってみてもゾウは見当たりません。最初我々から逃げているのかと思われましたが、本当に入れ違いになってしまったようです(嫌われたのか)。雨が嫌いなのかもしれません。そんなゾウの柵に設置されているガイドマシーンによると、ものすごいほえ声が聴けるらしいです(笑)。

 その先に進むと通路のまん中にペンギンたちが見えてきます。が全然動いている様子はありません。近づいてみてもイワトビペンギン突っ立ったままだし、オウサマペンギンうつ伏せ(毛皮を着てるみたい(実際に着てるけど)ですが、きっと毛の生え変わり中でしょう)だし、多くのペンギンがまるで人形のように固まっていました。それが人形じゃないと判るのは、たまにプルッとお腹が痙攣するときぐらいです。陸上ではじっとしているのがペンギンの習性なんでしょうか。南極から遠く離れた東山の空の下、一体何を思うのか・・って感じで哀愁さえ漂っています。このように無駄なエネルギィを使わないのは、寒いところに適応した結果かもしれませんね。ただ、フンボルトペンギンだけは泳いだり歩いたり比較的活動的でした。種類によってやっぱり習性は異なるようです。ちなみに、動物の檻にはそれぞれこういう看板が取り付けられていて、動物の名前や分類などが判るしくみになっています(当たり前?)。

 園内にはところどころにこういった案内版が設置されていて、現在地と各動物のいる場所が確認できます(現在地がわかるかな〜)。この案内版の左側に行くと、満腹なのか大人しいヒョウが奥に居て、ガイドマシーンでは今度はものすごいうなり声が聴けるみたいです。その向側にはずっと鳴き声がうるさいコンゴウインコたちの大きな檻があり、近寄ってきたものもいました。羽の色は綺麗ですけど、うるさいのはちょっとゴメンですね。再びヒョウの居た側に向くと、カンガルーの檻があり、一匹だけ水飲み場に出てきていました。横の檻には、そのカンガルーよりもでっかいヒクイドリがいましが、逃げられてしまって写真は撮れず。

 そこからはぞろぞろと売店の前を通り抜けて、今度は大きく反対側へと向かいました。依然として小雨がぱらついているのでみんな傘を差していますが、差さなくても平気なレベルなので差してない人もいます。そしていよいよ、本日の目的のひとつ、コンクリートでできた恐竜たちが居る池までやってきました。離れて見てもこの大きさです。トリケラトプスのしっぽの先には鳥が留まっていたりして、まるで古代の風景を見ているかのようです。この比較的小さな池には、様々な鳥たちが居るようですが、フラミンゴは判りやすいもののとても全部を確認することはできませんね。近くで見れたのは、フェンスそばでうろうろしていたオシドリ(ちゃんと2匹揃ってました)やサカツラガン(と向こうに見えるお姉さんたち)ぐらいでしょうか。また、ここには東山動物園のメインだと思われる(チケットにも描かれてるし)コアラが居る場所への適当な案内もありました(メインのわりに貧相な看板ですが)が、ひとまず裏に回ってコンクリート製の恐竜たちに近づきます。背中側から見たイグアノドンがこれで、足の皮膚の弛み具合を見ればその造型の凄さが判ります。とても60年以上も前に造られたものだと思えません。池に一部浸かっているトリケラトプス不敵な笑みを浮かべています(笑)。Kつさんの説明によると、白くなっている部分は石灰化している部分で、目とかトゲトゲの部分はコンクリートとは別の材質でできているようです。もう一体、一番大きな恐竜がブロントザウルスでかなり見上げないと頭が見えません。その足元には最近造られたらしい、卵から出てくる恐竜の赤ちゃんの石像もありました。

 そこから日通さんの背中を見ながら少し坂を登ると、クマ舎の入口がありました。中に入って順番に、マレーグマナマケグマニホンツキノワグマアメリカクロクマなどが、うろうろしていましたが、写真ではあんまり違いが判りませんね。最後のこのクマは名前を確認しなかったので自分でも何だか判らないほどです(苦笑)。ちなみにクマを眺める人々はこんな感じ(カメラ目線なのはだれ?)でした。さて、そのクマ舎をあとにしたところにようやく現れたのが、ゴマフアザラシのプールでしたが、何故かここに「アシカとオットセイの違いはいくらか」の謎を解くものがあったのです。実はその隣にはカリフォルニアアシカのプールがあって、そこにも同じく謎を解く鍵がありました。「数奇にして模型」を既読の方にはバレバレですが、一応未読の方もご覧になっていることを前提として、この日記では答えは公開しないでおきます(にこにこ)。ヒントはすでに登場していますので、考えたい人は考えてみましょう。那古野コネクションメンバ限定のレポートページでは、後ほどちゃんと記述したいと思います。

 長くなったので続きはまた明日・・。


(4/8) さて、毎度のごとく日記の形を借りたレポートページになってますが、動物園ツアーの続きです。

 カリフォルニアアシカは、陸に上がって昼寝をしているものやプールをぐるぐる泳いでいるもの、そして水しぶきがかかってもゴメンねと謝っているものなどがいました。よく見るとさらにそのアシカは小声で何か言っています。近づいてみると・・こんなくらだならい駄洒落でした(笑)。「なんちゃって」っていうのもそろそろ死語かも。それはともかく、これで主目的は達成です。オットセイを見ることはできませんでしたが、無事に「アシカとオットセイの違いはいくらか」を確認できた一行は、その後の進路をどうするかということでしばらく案内版を前に迷っていました。東山スカイタワーはもうすぐそこに見えています。しかし、スカイタワーに向かう前に、やっぱり東山動物園のメインであるコアラは見ておくべきでしょう、ということになりました。そして、ちょうどエサの時間で姿を見せていたラクダの横の階段を上がったところにある、大きな池の南側に位置するコアラ舎へぞろぞろと向かいました。

 この大きな池は上池という名前で、ボートに乗って遊覧することができる池ですが、森先生の作品の中であの人とあの人が一緒にボートに乗った例の池ですね〜(にっこり)。「一緒にここのボートに乗ったカップルは別れる」というジンクスは、地元の人なら知らない人はいないというくらい有名だそうですが、この手のジンクスって日本中どこの池のボートでも言われているんじゃないでしょうか。たぶんほんとのところは、ボートという乗り物自体に何か問題があるのか(相手の真実の姿を見せてくれるとか)、行楽地では訪れるカップルの絶対数も多くなるのでそういう話も必然的に多くなるだけなのか、のいずれかなんでしょうけど。っていうか、この話題はあまり深く掘り下げたくないなあ(苦笑)<自分で下げたくせに。えっと、とにかくそのときは池にはほとんど客はおらず、足で漕ぐタイプのボートが数隻動いているだけでした。

 さて、シドニーと名古屋市の姉妹都市提携祈念碑みたいなのを通り過ぎた先にコアラ舎はあります。結構立派な建物で、さすがにメインだけあって扱いが違うことが伺えますね。建物の中ではカメラ・ビデオの撮影は禁止されていて、近くには常に警備員さんが見張っているという状況だったため、残念ながら可愛いコアラの写真は撮れなかったのですが、ちゃんとユーカリの木(たぶん)の上で幹にしっかりしがみついて、お尻を掻いたりしているコアラを見ることができました(可愛い〜)。ガラスの向こう側のコアラが居るスペースは結構広くて、いくつかパーティションが切られており、ひとつの区画に4本ずつくらい木が植わっています。それが8区画くらいあったでしょうか。しかし確認できたコアラは全部で5匹ほどでした。見るからに毛並みが良さそうで、「撫でたら気持ち良さそう〜」という声もありましたね。あ、さっき写真は撮れなかったと言いましたが、やっぱりどうしても写真に納めておきたいという気持ちは抑えられず、実は警備員さんが見ていないところでこっそり撮った写真があったりします(にやり)。それがこのコアラの写真です(ジャジャーン)。って、オーストラリア牛肉フェアか何かのときに生協で無料配布されていたコアラのぬいぐるみかよ!<ツッコミが長い! まあ、たしかに警備員さんは見ていないところ(大学の研究室)で撮ったので、嘘ではないけどさあ。なんてね、冗談はさておき(笑)、コアラ舎から出ると正面に上池が見えるのですが、そこには親子を背中に乗せたアンパンマンの姿が(ちょっと隠れています)。遠くにボート乗り場も見えますね。この池のほとりにはところどころに八重桜(たぶん)が植えられていて、葉の間にちらほらと咲いている花が、しっとり雨に濡れていました。平年通りに桜が咲いてくれていれば、公園内はちょうど見頃の時期だったんでしょうけど、ちょっと残念。

 その後再びアシカのプール前を通り過ぎ、スカイタワーへ向かいました。そうそう、途中の売店には「フライポテト」「スーパーフライポテト」が売られていたらしく、値段が同じなのにこの2つのポテトは一体何が違うのかというのを、MつるさんとMさんは気にしておられたようでした。というわけで「フライポテトとスーパーフライポテトの違い」をご存じの方はMつるさんまでご一報を(笑)。さて、今まで見てきたのは東山動物園でも本園の方で、そこから道路の上に掛かる夢園橋という陸橋を渡った北園側に、目指すスカイタワーはあります。しかしそこまでの道のりにも動物園らしくいろいろ趣向が凝らされていまして、橋に続く坂道には何やら点々と模様が描かれているのです。例えばこんなの。これがいくつか並んでいて、なんだろう?と思って辿っていくと、こういう看板に当ります。ああなるほどね、動物の足跡らしいと判るしくみ。この足跡は他にも、トナカイツキノワグマタンチョウシカアフリカゾウトラ(指が写ってしまった)、アメリカバイソンアジアゾウ(今度は足が写ってるぅ)、シンリンオオカミなんかがありました。そうやって一個一個撮ってるからみんなから遅れを取ることになるんですよね(笑)。気づけば、皆さんすでにスカイタワーへと続くエスカレータへと乗っていて(手前に写ってる家族は全然知らない人たちです、念のため)、あとを追いかけて長いエスカレータに乗り込んだしだい。昇り専用のようです。

 エスカレータを降りると左手には自然動物館なる建物があって、その外側に設置されている水槽にはオオサンショウウオが居るらしいということで、みんなして覗いてみたのですがこのときは見つかりませんでしたね。捜索を諦めた一行は、いよいよその建物の向かい側にそびえ立つ東山スカイタワーへ、ゲートを通って入館することになりました。下から見上げたスカイタワーはこんな感じ。東山スカイタワーは基本的に動植物園とは別なので、ゲートを通ると動植物園からは出ることになるのですが、もう一度園内に入園する人のために整理券が渡されるようになっています。しかし前にいた親子連れが、800円の共通券は買ったけどもう半券を持っていないとかで、それでも入館させてくれないかと入口のお姉さんに訴えていて、後ろにいた那古野コネクションメンバ数人は立ち往生(苦笑)。共通券には動植物園に入園する用の半券とスカイタワーに入館する用の半券が付いていますが、それに気づかず入園してから捨ててしまったのかもしれません。きっとスカイタワーが動植物園の中にあるものだと思っていたのでしょう(たしかに知らない人はそう思うかもね)。そのやり取りが長引きそうだと判断されたのか、先に通してもらった我々は、入口からタワー内部に入りました。中でチケットをもぎってもらい、エレベータに乗るために並びましたが、ここのロビィには何故かキャラクタ物のビニル人形がたくさん置いてあり、その横で警備員が真面目に立っているという、なんだか不思議な空間となっています(笑)。エレベータを待っている間は、普通にしゃべったり、日本にあるタワーの数々の写真が載っているポスタを見ながらあれやこれやしゃべってました。このポスタには東京タワーや京都タワーはもちろん、名古屋テレビ塔や通天閣まであります。高さもそれぞれ書いてあって東山スカイタワーは134mであることが判ります。ここでKつさんに訊いてみて初めて知ったことですが、一宮市にあるランドマークタワーツインアーチ138138mという高さは、「1・3・8」でやっぱり「いちのみや」から来ているそうです(ローカルネタ)。いやあ、まさかとは思いましたが、ほんとに市の名前で高さを決めていたとはね。ここはひとつ、これに対抗して兵庫県の西宮市には、ぜひ「にしのみや」にちなんだ高さ2438mの超高層タワーを建てていただきたいものです(笑)。

 そうこうするうちにエレベータが降りてきて、我々全員とその他数名のお客さんが一緒に乗り込み(思ったよりいっぱい乗れる)、5階の展望室まで一気に上がりました。ここのエレベータにはデパートではすっかり見なくなったエレベータガール(この名称がもう古いか)もいて、5階に着くまでの間はスカイタワーについての説明などをしてくれるのですが、ちゃんと5階に到着すると同時にしゃべり終えるところは、さすがにプロですね。エレベータの中に現在の高さを示すデジタル表示があって判ったことですが、5階はちょうど地上100mの高さでした。東西南北に正方形の4辺が対応するような展望室になっていて、天気は相変わらず悪かったですが、西側からはN大学周辺が望め、東側にはS女子大や植物園内のお花畑(そういう名前なのです)が見えました。それから階段で4階の展望室に降りて、まったりおしゃべりに興じたり、知恵の輪に興じたりで時間を潰していたでしょうか。この時点で主要な目的はすべて達成し、もう見るべきものはなかったのですが(笑)、お茶ぐらい飲みたいねってことでスカイタワーを降りることに。下りのエレベータは4階から乗れるようでしたが、7階のレストランから降りてくるお客さんも乗っているため、那古野コネクションメンバが一度に降りることはできません。というわけで数人を残して、先に出口のある2階に降りました。するとそこに広がっていたのは、会議机の上に乗っているいかにも仮設という雰囲気の鉄道模型でした。常設展示じゃないとはいえ、レイアウトが単純なことに加えて、お客さんが少ないからか操作しているおじさんたちもなんだかいい加減だし(笑)、なんとも言えない退廃的なムードが漂っているのは気のせいでしょうか。そんな鉄道模型を残りのメンバが降りてくるまでしばらく鑑賞。模型はぐるぐる回ってるだけなのであまり長時間楽しめるものではなかったのですが、エレベータが降りてくる直前に発生した貨物列車の脱線事故の場面は少し楽しめたかもしれません。このとき、Kつさんが知らせるまでおじさんたちが事故に気づかずにいたのは、現代日本の何かの縮図を見ているかのようでした(笑)。そうそう、ここでKずえさんから、今月発行の「ダ・ヴィンチ」百人書評のページに、先月投稿した私のコメントが載っているということを聞いたのです。わーい、ほんとですか! いやあ、まさか採用されるとは、嬉し恥ずかしですね〜(にこにこ)。森先生の作品に対する書評なのでなおさら嬉しいです。早く「ダ・ヴィンチ」を買って自分でも確認しようと思いつつ、メンバが揃ったところで出口から出たのでありました。つづく・・。

 ひとまずレポートは置いときまして、明けて月曜日は生協で、講談社ノベルスの密室本を2冊と、件の「ダ・ヴィンチ」を購入しました。そしてさっそく百人書評のページを確認。毎月いけにえ本が指定されていて、その本についての短い書評が百人分掲載されているページですが、今月の本は森先生「スカイ・クロラ」なのです(ららら〜)。実際見てみると、日曜日に聞いた通りちゃんと自分のコメントが載ってます! わーいわーい! ・・・でも、あれ? よく見たらなんか文章がカットされてるじゃないですか(がーん)。偶然なのか意図的なのか、最後の部分「この不思議な感覚は何だ」と激しい感じになっていますが、もともとは「この不思議な感覚は何だろう」とやさしい感じの表現で送っていたのです。これじゃちょっと印象が変わってしまいますよ(汗)。まあ、編集者の判断でこうなったんだとしたら仕方ないのでしょうけど、せめてここをご覧の皆さんには解っていただこうと思い、ここに弁解してるしだいです(笑)。図書券が当るのは、掲載者の中から抽選で5名だけみたいですね。な〜んだ、抽選かぁ。てっきり掲載された全員が何かもらえるかと思ってましたが、世の中そんなに甘くないようです。まあ、森先生の作品とともに自分の名前が載ってるだけでも充分満足ですけど(にこにこ)。他にも森ぱふぇの会員らしき人のコメントがいくつかありますね。

 夕方から夜にかけては学生実験で配られる冊子の校正作業をしてました。今週はこの学生実験のTAの仕事で忙しくなりそうです。さらに、国際学会向けのアブストラクトも書かないといけません(そのためにまずデータを出さないといけない)。とまあ、いろいろ立て込んでいて各方面には不義理を働いてしまうかもしれませんが、あららこめご了承くださいませ。


(4/9) 昨日は入学式があった模様。それでスーツ姿が多かったのか(<卒業式の日も同じこと言った)。でもどうして入学式は女性もみんなスーツなのでしょう? って入学式では着たらダメなの?っていうか着てほしい。ぜひともお願いします。見る方としてもそちらの方が華やかさが伝わってきますからね(<個人的趣味を押し付けないように!<っていうかじろじろ見ないように!)。しかし、セクハラ発言だなあ・・お気を悪くされた方がおられたらすみません。

 昨日よりは涼しかった火曜日は午後から大学へ。そしてほとんどの時間、新入生向けに開かれるプレセミナの紹介用のビラに書く文句やデザインを考えていました。文章自体は適当に書いたので(苦笑)すんなり書けたのですが、全体のレイアウトなどに結構時間がかかってしまい、おおまかに出来上がったのは夜になってからでした。まあしかし、大したものじゃありませんね(自分で言うのもなんですが)。他の人にも見せて、もう少し手直しすればちょっとはましになるかもしれません。夜中は先日のオフ会のレポートを進めたり、そんな調子で一日が過ぎていったわけですが、気づけば本日食べたのはベビーカステラ(といってもホットケーキミックスの生地をたこ焼き器で焼いただけ)のみでした。帰宅してからちょっと思い付いたのですが、たこ焼きの鉄板一面に生地を広げて、ひっくり返して半球状のもこもこが付いたホットケーキが作れるかなと思い実際にやってみたところ、生地が周りから溢れてしまってもう大変(笑)。次々にこぼれてくる生地をティッシュで拭き取ったり塞き止めたりしているうちに時間が経過し、いざひっくり返そうとしたらすでに焦げかけていてなかなか剥がれずますます時間が経過するという悪循環。なんとか剥がしてひっくり返して結局出来上がったのは、かなりいびつなこんなやつでした(苦笑)。これを3分の2ほど食べて就寝。

 といったところでレポートの続きです。スカイタワーから出たところからどうぞ。

 タワーの外へ出てみると、さっきまで居たはずのAなあなさんとSーなさんの姿が見えません。といっても二人が透明人間になったわけではなく(前にも使ったなこのパターン)、目撃者の話では二人はタワーから出たところにある階段を下りていったとのことでした。というわけで、残りのメンバも後を追って階段を下り、同じ道を辿っていくと、タワーに入ったときには見えなかった1階部分に無料休憩所がありました。でもってガラス張りの中を見ると、そこには姿を消しておられた二人が席に着いていて普通にしゃべっているではありませんか。はやっ。ご本人たちによると、こういうところの匂いには鼻が利くんだとか(笑)。それからは当然の流れとして、その休憩所で休憩&おしゃべりタイムとなりました。中の様子はこんな感じです。花の飾りがぶら下がっているのは春まつりだからでしょうか。我々の他には人がいません。各々自販機で飲み物を買って、初めのうちは女の子チームと男の子チームに自然と別れ、各テーブルで別々の話がなされていました。さて、こうして落ち着いてくるといよいよって感じがしませんか? 何がって、そりゃあもう、名刺交換ですよ(にっこり)。せっかく作ってきたのにお披露目せずに終わるのは悲しいでしょう?

 というわけで、名刺ケースから名刺を出してスタンバイし、しばらく話が途切れるタイミングを見計らっていたのですが、そうやってソワソワしている様子をKつさんに気づかれ(笑)、それじゃってことでみんな入り乱れての名刺交換に。気合いを入れて作ってきた名刺も、ようやくお渡しすることができます。今回の名刺は動物園にちなんでこんなイラスト(さて、何匹いるでしょう〜?)を裏に施したのですが、少しは楽しんでもらえたでしょうか。昔、こういうパズルがありましたよね、たしか。それで、ついでにそのパズルも楽しんでもらおうと、あららこめ名刺を切ってパズル状にしておいたものも準備していたのです(サービス過剰気味?)。サイズが小さいから切るのはそれなりに大変だったんですが、披露したら案の定「よっぽど暇なの?」と呆れられましたね(苦笑)。それでもちゃんと遊んでもらえて嬉しい限りです(にこにこ)。自己満足的サービスに付き合ってもらって、ありがとうございました(>皆様)。あと「こういうことをするのはA型っぽい」という話も出たのですが、実は目立ちたがりやのB型ですし、その場に居たA型の人々は揃って「私はこんなこと絶対しない」なんておっしゃいます(笑)。血液型も当てになるのかならないのか判りませんね。

 それからそうそう、名刺にハウステンボスの教会の写真を使われていたKつさんには、ここで銀のエンゼルをお預りしたのです。そして、何故かTさんには「手は好き」って言われましたよ。うわっ、なんか思わず身の危険を感じてしますね(ドキドキ)。っていうか「手」って限定されてるのが気になります(笑)。どうやら自分は見た感じ綺麗な手をしているようです。実際のところは爪はガタガタで指の関節は慢性的に痛むという目立たない傷病を持っているんですけどね。そこには気づかれなかったご様子です。そんなにお気に召したんでしたら、今度お貸ししてもいいですよ(笑)。とか言って、手だけ切って持っていかれたらどうしよう(ぶるぶる)。えっと、とにかく手だけでも誉めていただけたのは身に余る光栄なのです。ありがとうございます(ぶるぶる)。

 とまあそんなやり取りがありつつ、そのあとは3月の「森ぱふぇネタバレ講演会」で聴いた話を、参加できなかった方のために参加できた人々が少し披露することになりました。全員が一度に座れるように、座席もセッティングします。テーブルがくっつけられ、周りに椅子がぐるりと並べられました。一見すると、まるで何かの会議か合コンのような趣きです(笑)。いつの間にか家族連れが一組近くのテーブルにいたのです(このお母さんに道を訊かれてFさんと私は席に着くのが遅れた)が、ガラガラの無料休憩所内で輪になって何やら話しているわけですから、見るからに怪しいですね。そりゃ、外を通りかかった警備員さんに不審な目で見られても当然でしょう(笑)。さて、披露されたネタバレ話の中には、具体的な話題もありましたが、核心に触れるようなことに関しては直接言わないように配慮されていたかと思われます。とはいえ、作品をすでに読んだことがある人にはそれと判る表現でしたけどね。当然どの話もネタバレなのでここには書けませんが、どうしても知りたいという方は、今度那古野コネクションに参加して誰かに訊いてみるのが近道かもしれません(にっこり)。数々のネタバレ話(といってもみんなあまり覚えていないので数は少なし)が披露されたあとには、ゲーム版の「すべてがFになる」についての話も出ました。マルチシナリオなので展開の中のひとつには、原作を読んだことがある人にとってはきつい(人物関係で?)かもしれないものもあるらしいとか、開発しているのはギャルゲーの会社らしいとか、じゃあその会社にしてみれば異色作なのか(笑)という話などなど、楽しいひとときでした。

 その後休憩所を出て、スカイタワーからも出て(つまり整理券を渡して動植物園に再入園)、向かいにあった自然動物館に入ってみることになりました。この建物には夜行性小獣爬虫類両生類などが居て、1階は夜行性の動物たちのフロアらしく廊下はこのように暗くなってます。結構いろんな種類の動物がいたのですが、暗くて写真はあまり撮れませんでした(フラッシュ禁止なので)。かろうじて撮れたものは、モコモコしているハリモグラとか、どぶの中が再現されているドブネズミの住処とか、ぶら下がったまま動かないフタユビナマケモノや、小さいわりに目が大きくて可愛いトビネズミなど。暗い廊下を抜けると1階ロビィに出てくるのですが、まず目立つのはこの二本足で立つナイルワニです(笑)。ガラスの向こう側には、先に進んでいた那古野コネクションメンバたちの姿も。追いかけてその場所に向かってみると、その空間は熱帯のようになっています。下にはアルダブラゾウガメや先ほどのワニを確認することができました。そこから建物の2階へ入ると、多くの爬虫類や両生類が並んでいるスペースになっていて、「本日のタッチング動物」なるものでニシキヘビが指定されていたり、鏡状の柱を使ったギミックでカエルウーパールーパーが見えるようになっていたりします(子供の視線の方がより良く見える)。しかし、もう閉園まで時間もないということで、最後に近くにいたカメレオンに別れを告げて自然動物館をあとに。来るときはエスカレータで上がってきましたが、下り用はなかったので、動植物園の正門まで戻るために帰りは階段を降りてゆきました。案外長い階段で、Gんてつさんカウントによると全部で137段あったそうです。137は素数ですね(にっこり)。ここが一宮市なら、もう1段増やして138段にしていたところでしょう(笑)<まだその話をしてたのか。しかし名古屋市は同じことをしようとすると、あと621段増やさないといけないから大変ですね。

 階段を降りたあとは来たときとは別のルートを通って、一行は正門までぞろぞろと歩いていきました。大型の動物はすでに外にはいませんでしたが、カバのところでは動物の声シリーズ(いつの間にシリーズ化?)最後となるめずらしいなき声をゲット。夕闇迫るメインストリートに戻ってくると、正門から出ていこうとする人々の流れができており、我々もその流れに乗って、東山動植物園を巡るツアーも終わりとなりました。結局閉園時間ギリギリまで居ましたね。外に出たところでひとまず解散した後、LさんとO崎フラグメントさんからそれぞれ銀のキョロちゃんをお預かりしました。なんか毎回のように預かってますが(笑)、現バージョンのグッズはすでに全部当ててしまっているのでしばらく遣うことはないでしょう。いずれ新しい缶詰が登場したときのために大切に保管させていただくショゾンです。その後、東山動植物園に近いところに住んでいる徒歩で来られたKずえさんと自転車で来た私は、すぐに帰路に就いたのですが、地下鉄で来られた方々は名古屋方面へ向かわれて居酒屋で2次会を楽しまれた模様です。なにはともあれ参加された皆様お疲れさまでした。


(4/10) 生きてますよ〜(にっこり)。っていうか、あららこめ「閉鎖モードです」、と言っておけばよかったか。昼間に実験を進めつつ夜はレポートをまとめたりしていて、日記を書く気力まで残っていませんでした。すみません不定期更新で。4月を乗り切れば、なんとか余裕が出てくると思われますので、もうしばらくご辛抱くださいませ。あ、レポートといっても火曜日までの日記にも書いていたオフ会のレポートのことですよ。それにちょっと加筆・訂正をして那古野コネクション内部用にまとめていたのです。日記には書いていなかったエピソードも結構あって、実は面白さが約3倍くらいになっているのです(ほんとか?)が、那古野コネクションのメンバにしかご覧いただけないのは、いやあ残念だなあ(笑)。

 とまあ、そんなことを夜な夜なやっていたわけですが、もちろん暇なわけじゃありません(と言っておこう)。全然自慢になりませんが、本を読む時間もテレビを見る時間もないほどです(放映してる時間帯に帰宅していないという理由もありますが)。決して暇ではないし、やるべきことは沢山あるのですが、先に片付けておかないと落ち着いて次のことができないということはあるもので、オフ会などのレポートは記憶が頼りですから優先順位がちょっと高めなのです(にこ)。っていうか森博嗣先生関連項目はすべて順位が高いんですけどね(あはは)。

 さて、言い訳はこれくらいにして、水曜日は早起きをして午前10時には大学にいました。今週の金曜日から始まる学生実験で用いられる物品が、学生(3年生)の数だけちゃんと揃っているかどうかを確認をするためです。それはティーチングアシスタント(TA)としてのお仕事で、午前10時から12時前くらいまでかかったでしょうか。その後、生協食堂の理系カフェテリアで納豆玉子かけご飯を食べ、午後からは自分の実験を進めました。早くデータを出さないといけないのです(学会のための要旨の〆切近し)。

 午後5時からは毎年恒例の大学院のガイダンスがあり、博士号を取得できる基準についての説明などで30分ぐらい。夕食は再び生協に行って、またもや納豆玉子かけご飯(それだけじゃないですが)。あとから気づいたのですが、どうやら謝恩企画とかで、豆製品などが少し(3割くらい)安くなっているようです。納豆とか豆腐が好きな人間にはありがたいですね(にこにこ)。3月までは生協食堂が閉店していたので、大した食事をしていませんでしたが、生協が開いていれば話は別なのです。それなりに栄養バランスの良い食事をする自信があります。といっても、「納豆さえ食べとけば栄養バランスはバッチリ!」という考えが前提としてありますが(笑)。魚売り場で流行っているあの歌の節で、さあ歌いましょう。

お豆お豆お豆〜、お豆を食べると〜♪
あたまあたまあたま〜、あたまがケツになる〜♪

(解説:「頭」から「豆」を食べると「頁(ケツ)」になるのだ<なぞなぞかよ)


(4/11) やっぱり、忙しいとか時間がないって声高に言うのは格好悪いよなぁ。と上の文を読み返してみて思う。あたまはケツになるけどね(関係無し)。

 前日の夜が遅かったため、木曜日はまたもや朝起きれないサイクルに入ってしまいました。サークルではありませんよ。サイクルです。「朝起きるサークル」とかなら、まだ目的がはっきりしているので活動しやすそう(朝起きればいいだけ)ですが、「朝起きれないサークル」となるとどういう活動をしたらいいのかちょっと判らないじゃないですか!(<誰に怒っているのか) 単に能動的な「起きない」じゃなくて「起きれない」という不可能性を活動内容に盛り込まないといけないわけですから、その困難さは想像に難くありません。現象だけ見れば「朝起きない」も「朝起きれない」もほとんど同じですが、その結果に至る以前の動機については全く正反対だと言えるでしょう。かたや確固たる信念を持って起きないように臨むのに対して、かたや起きようという意志があるにもかかわらず、体が言うことを聞かずに結果的に不本意ながら起きれないわけですからね。意志とは矛盾した行動を体にさせる強い精神が必要とされるでしょう(<精神と意志の違いを述べよ)。つまり精神面を鍛えるサークルなんですね。そういうことなら、剣道や茶道や柔道などに通じるものもあるでしょうから、これからは「朝起きれないサークル」ではなく「朝起きれない道」という名称を遣うがよろしかろう(そんな道沿いに住みたくないな)。っていうか、一体何の話をしているのか(笑)。

 閑話休題。というわけで、食事は特に摂らないで午後から研究室に出てきました。前にも書きましたが、早起きをしないメリットは食事をしなくて済むことです(笑)。もちろん少しはお腹が空きますが、遅く起きたときは悠々と食べてる場合じゃないですからね。とにかく大学に来てすることしないといけないわけで、食べてる時間がないので結果的に食事をしないということになるしくみ。お金を遣わないで済むなら食べられないことも厭わない覚悟。本当は食べたいのだけど。まるで修行やな(苦笑)。「食べられない道」かもしれない<まだその話を続ける気か。

 さて、午後1時半からICP-MSを使って希土類元素の測定をしようとしたのですが、立ち上げに時間がかかり、しかもチューニングをやり直したり(T辺氏に手伝ってもらった)で、ようやく測定が始められたのは6時も過ぎてからでした(ははは)。でもまあ、そこからは機械の調子も良くて、3時間とかからずに終了できたので、ラッキィだったと思います。測定結果もまずまず。とっとと解析をして発表要旨を書かななくては、と思いつつも実際にやっていたのはオフ会のレポート書きですからね。自らを追い込むとは、なんと男らしいことか!(笑) 墓穴を掘るのは男の仕事。え〜んやこ〜らっ。

 新年度になって、新しくうちの講座にも4年生が配属されてきましたが、今年はなんと9人もいます。さらに外から来たM1が2人いて、全部で新人が11人いる!(by 萩尾望都)。いや、2度目の4年生もいるから本当は全員が新人というわけじゃないけど、いずれにしても多いぞ君たち!(<見てないからってそういうことを言わないように<っていうか、自分らの代も9人だったことを棚に上げてるし) メールアドレスの登録をしにうちの部屋(サーバが置いてある)に一同に会したときなんか、顔と名前がまだ一致してない人もいるような気がして迂闊に声を掛けれないじゃないか(汗)。そうそう、その4年生たちには卒業論文のテーマが各教官から提示された模様です。誰がどのテーマにするかでしばらく話し合われることでしょう。来週には決定予定。それぞれの希望が重なって取り合いにならないことを祈ります。

 上にも書いたように夜はレポートを書いていたのですが、どうにも眠気に耐えられなくなって帰宅。しようとしたら、外は雨だがね。ざあざあ降りではなかったけれど、時間が時間だけに傘も差さずに自転車で帰宅するには冷たい雨でした(と書こうとして本当に雨はこの日だったのかを調べるために過去の気象情報を参照しなきゃいけないくらい記憶が曖昧)。


(4/12) 連続で日記を更新していますが、書けるときは書けるもんだなあ(書けないときは書けないけど)。どうでもいい無駄話のときなんかが特にすらすら書けますね(笑)<どうでも良くない無駄じゃない話なんて書いたことあったのか?

 平日最後の金曜日(<こうやって当たり前のことを書いて文字数を稼いでいる)は、やはり午前中には家を出ることができず、12時過ぎくらいに大学に登場。こんな調子だから超重役出勤だとかなんとか嫌味を言われるのですが、まあ、返す言葉もございません(苦笑)。新人に対する印象もありますから、いつまでもグータラではいけませんね(別にグータラしてるわけではないのですが、現象としてそう見えるので)。理系コンビニで、サンドウィッチとおにぎりと「ルマンド」を走って買ってきて、急いでサンドウィッチとおにぎりを食べました。というのも、午後1時からは学生実験があったからです。ティーチングアシスタント(TA)として顔を出さなきゃいけないのです。

 初回はガイダンスのみで、講義室にてK辺先生のありがたいお言葉が少しあって(名目上はK辺先生の担当授業なのにこれ以降登場することがないから驚きだ)そのあとは助手のA原先生による実験に向けての説明が少し。そこには、実験を担当する他の助手先生の方々や我々TAも出席していました。ちなmにTAは他に、同僚のT中氏とM1のT橋君がいます。今回からそのTAの仕事には、授業風景を写真に撮っておくという仕事まで含まれており、さっそく撮ってみました(ここで公開するのが仕事ではありません、念のため)。地球科学の学科のわりには女の子が多いかもしれない。別にどうしようってわけじゃないですが(笑)。あと、錚々たるスタッフの姿もついでに一枚(寝とるがな!)。その後、全員実験室に移って、実験の心構えや具体的な実験内容や各々の実験器具の確認などが行なわれ、午後3時頃には終了。初回は何もすることがなかったですが、これから実験前後の準備やあと処理なんかで毎週忙しくなりそうです。まあ、仕事なので文句は言えません。がっぽり稼がせてもらいます(にっこり)。

 夕食は理系カフェテリアで、またもや納豆と玉子をご飯にかけて食べました。もうすっかりこのメニューがデフォルトになりつつあります。あと味噌汁もたいてい取りますね。その状態に、魚料理が加わったり煮物が加わったりする程度の代わり映えのしない食事です。特にこだわりはありません。あるとすれば右利きながら左手で箸を使っていることぐらいでしょうか。そうそう、そのことを最近書いていませんでした。まだちゃんと続けています、「左手にも箸を持たせろキャンペーン」(名称はいい加減)。左手で箸を使うようになってから、すでに2年とちょっとになるでしょうか。後に起こることを予見していたかのようなこの訓練のおかげで骨折時にも食事で困ることはありませんでした(笑)。2年も使い続ければ結構馴染んでくるもので、左手で食べてることにすら気づかなくなっています。箸に関しては活動休止中の右手君ですが、骨折が治ってからどうも治った箇所の関節周りの筋肉が硬直気味なんですよねぇ(握ると痛くて持っている握力が発揮できない)。まさか箸を使わなくなったことが原因だとは思えませんが、左手も充分に上達したことですし、そろそろ右手に箸を持たせた方が関節を柔らかく保つのに良い運動になるかもしれないなと思い始めています。20年以上も繰り返してきた運動ですから、忘れてるということはないでしょう。


(4/13) 土曜日ものんびり午後から大学に出てきて、まずは生協へ行きました。「メフィスト」を期待して行ったのですが、1冊だけありました(わーい)。それと「子供の科学」も購入。お菓子も買いたかったのですが、今日は敢えて我慢して研究室へ。そして、なにともあれ「メフィスト」に掲載されている森先生の短編「いつ入れ替わった?」を読みました。そしたらあなた、もうね、ぎゃー!ですよ。キャー!でも可。うひゃあ!とか、え、そんな、まさか、うわああ!って感じかもしれない。いやあ、とにかく、ほんと、びっくらこいたなぁ。腰が抜けて夢を見ているような心地です(どんなだ)。思い出しただけでもドキドキしてきますぅ〜。はぅ・・。ああ、これはちょっと言えないなあ。読んだ人だけでにやにやしときましょう(にやにや)。でも実は、まだ少しだけ、疑っていたりします。「本格」的なうがった読み方をしているのでしょうか。あの森先生のことだから、まだまだ何がどうなるか予断を許さないぞと思ってしまう自分もいるのです。まったく素直じゃないですね(笑)。これからも森ミステリィからますます目が離せなくなりました。研究なんかしてる場合じゃないですよ(<こらっ)。

 ええと、そんなわけで、「メフィスト」を読んでからはずっと夢心地も同然な状態でして(笑)、実験の続きをするものの、あまり身が入らず、はっきり言えばそんなに進んでいません。まぁ土曜日ですし、それくらい大目にみてもらうとしましょう。気がついたら夜になっていました。というのは嘘で、オフ会のレポートまとめてたんですね、たぶん(すでにうろ覚え)。夕食はコンビニで買ってきた塩ラーメンおにぎりを食べました。そのあとは、スナックパンを食べながらコーヒーを飲みつつ、「メフィスト」の他の作家の作品もいくつか読んだり、再びレポートをまとめたり。そうこうするうちに真夜中になって、その頃にはお腹が空いてしまったので、帰宅してからたこ焼き(たこ無し)を作って食べたしだい(まだたこ焼き粉が残っていたのです)。あとは寝るだけというシンプルな生活です。「すべてがFになる」のゲームを買ったはいいけど、未だに遊べておらず(プレステを手に入れていないから)、もどかしい毎日でもあります。


(4/14) みなさん真面目に日記を書いておられるときに、自分だけ更新が滞っていたりすると、妙に焦ってしまうのは何故でしょう?(笑) ご無沙汰でした。4日ぶりの更新です(19日に書いてます)。すっかりサボってしまって毎日見に来られる方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみませんねぇ。以前はこれくらいの忙しさで更新ができないなんてことはなかったんですけど。朝が比較的早くて夜が遅いと、どうにも日記が書けないまま寝てしまいます。そんな日がちょっと続くとこの有様。うーん、そろそろこの形式に飽きてきたのか(笑)、単なる体力の問題か・・。忙しいなら忙しいなりに一行だけ書いて更新しても別に構わないのですが、一応、のちのちの自分のための行動記録(あの年のあの日は何をしてたっけ?と気にならないとも限らない)でもありますので、書くべきことは一行では済まないのです。書きたいのにそれら全部を書いている時間と気力と体力はないというジレンマ。しかも全部書けないくらいだったら、いっそのこと更新しない方が未来の自分に対しては誠実なんじゃないかという思いがあって、ついつい更新できないまま日にちだけが経っていくわけです。あとでまとめて更新する労働を強いるという意味においては、近い未来の自分に対して不誠実なことをしているんですけどね(苦笑)。まぁ、少なくとも20年30年先を見据えて現在するべき行動を採るのが、科学者としては当然の選択でしょう(<無理矢理アカデミックっぽい話に持っていって誤魔化さないように<っていうか30年もこんな日記を続けるつもりだったのか!)。

 さてさて、というわけで日曜日の行動ですが、正直言ってもうほとんど忘れています(笑)。そんなときに日記なんか書いたりしたら、誤って嘘の内容を書いてしまって、あとから読んだ未来の自分がその内容を信じてしまうかもしれないので、記述には慎重を要するのです。しかし、それを逆手に取って善い行いをしたことでもでっちあげておけば、未来の自分を信じ込ませ、「俺って結構いいことしてるやん」と自己満足させることもできなくはないというチャンスかもしれません(<さっき未来の自分に誠実でいたいと言っていたのはだれ?)。

 実は、珍しく午前6時という早朝に目覚めて、早めに大学に行こうとして交差点で信号待ちをしていたときのことですが、青信号側の横断歩道を自転車を押して渡っているおじいさんのところに左折する車が突っ込んできて、あわや衝突かという場面に出くわしたのです。車に乗っていた男性は車をその場に停めたまま運転席から出てきて、おじいさんに文句を言い始めています。おじいさんも負けじとそっちが悪いんだみたいなことを言って、ついには道路上で口論が始まってしまいました。歩行者優先なので車の男性が悪いのは明らかです。このままではおじいさんが可哀想だし、交通の妨げにもなっています。しかし口論を止める人は誰もいません。うぅぅ、急にムラムラとしたものが込み上げてきました。早く何とかしなくては、という思いがしだいに高まります。そろそろ信号も変わりそうです。次の瞬間、もう我慢できずに方向転換して思い切って走り出していましたね。口論している二人のところに駆け寄り、そして一気に通り越してその先にあるコンビニに駆け込み、店員さんに断るや否やトイレに入りました。こうして、なんとか無事に用を足すことができ、落ち着きを取り戻したのです(にっこり)<口論の二人は関係なかったのかよ! やっぱり我慢はいけませんね。ああ、すっきりした。

 ということを書いておいたとしたら、一体どこが本当の話でどこがでっちあげなのか、きっと10年後の自分には判断することができないでしょう(笑)。っていうか、ほとんど嘘なんですけどね(口論の二人はちょっとだけ本当)。本当は起きたのはお昼頃で、午後から大学へ来て、データ解析したり、論文読んだり、コンブ齧ったりしていただけの日曜日でした。マル。


(4/15) 初夏のように暖かかった月曜日は、午前11時頃大学に来ました(徐々に早まっています<自慢にならない)。お昼前から新しい質量分析装置のセッティングをイギリスからやってきた技術者と日本の業者さんにしてもらっていました。主に電源の接続とサンプルを入れるチャンバ部分を真空に引く作業です。特に自分が何かをやったというわけでもないのですが、その作業をずっと見守りつつ記録用の写真を撮ったりしていたらすっかり時間が費やされました。その技術者は背が高くて若くて比較的ハンサムな男性で、真空系が専門らしいです(といっても真空斬りの達人とかではない)。それ以降の装置の微調整などは、来週来る予定の別の技術者が担当するそうな。この前の搬入と実験室への設置のときも別の技術者でしたし、イギリスは技術のスペシャライズが徹底している国なのかもしれませんね。日本だと、ひとつの機械について1から10まで知っているような技術者じゃなければやっていけないような気がします。まあ、今回の装置は新製品だということで、まだすべてを把握している人が少ないだけという可能性はあります。いずれにしても、専門家には違いないので任せておけば大丈夫だろうと思っていましたし、真空系のラインを確立するまでは作業は順調でした。

 しかし、夕方頃になって、いよいよロータリィポンプを作動させて試しに装置内部の気圧を下げようとしたとき、トラブル発生です。ポンプは回れども気圧がある値よりも下に下がらないのです。下がり方が小さいというわけではなく、まったくメータが動かないくらい一定して高い圧力なのです。これは系が完全に密閉されていないことを示しています。どこかから空気が装置内部に入り込んでいるのは明らかです。すぐに原因箇所を特定する作業が始まって、あちこちネジを外しては締め直したり、考えられるところをあちこち診ていたようですが、結局午後6時まで解決できずに、作業は翌日へと持ち越しとなりました(電話してイギリスの誰かに聴くらしい)。新しいものにトラブルはつきものですが、一応、その装置が作られたイギリスでいろいろテストされた上で日本にやってきているはずなんですから、まだ測定もしていないセットアップの段階でこういう問題があると困りますね。作業が遅れたりすると、同じ実験室にある別の装置での測定スケジュールにも響いてくるのです。

 夕食はオタフクソース焼そばでした。たまに食べては、やっぱり美味しい(インスタントにしてはという意味で)ことを確認しています(にこにこ)。この微妙な飽きの来なさ加減は、オタフクソースの為せる業でしょうか。そば自体に味が付いているのもポイントかもしれません。オタフクソースといえば広島ですが、本物の焼そばやお好み焼きにオタフクソースをそのまま使っている店が結構あります。昔バイトをしていた焼肉屋でも、お好み焼きにオタフクソースを使っていましたね(焼肉屋にお好み焼きがあるというのも広島ならではか)。インスタントではオタフク万歳ですが、本物の焼そばやお好み焼きで既製品のソースをそのまま使っているようなお店の評価は、個人的には高くありません(笑)。焼そばとかお好み焼きはソースが美味しさの90%以上を左右すると思っていますので、専門店には具材や生地だけでなくソースにもこだわってほしいという思いが強いのです。一から作れとまでは言いません。ちょっと既製品に手を加えて、その店独自の味を出してくれればいいのです。同様に、焼肉屋も「エバラ焼肉のタレ」あたりを使っていそうな予感がしますが、肉には興味ないので、もしそうだとしても別に構いません(笑)。どんどん使うが良かろう!

 真夜中に帰宅するときでも、あまり寒くなくなってきましたね。むしろ暖かいくらい。半袖でも平気。電気毛布を点けて寝ると汗ばみます(まだ使ってたのか)。


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