Go Home日々これ勉強
日々これ勉強(2002年2月の後半)

目次に戻る
あなたにも、2月、あげたい(の後半)

(2/15) 二日連続の早起きの反動が来たのか、金曜日の本日はお昼頃までぐっすり寝てました。天気は快晴。今日も雑炊を食べました。昼間にスキーのための身支度をじっくり整えようかと思っていましたが、起きたのが昼だったので大学に行ってすることやってたら夜になり、結局身支度は夜中にやることに。午後3時頃サロンでM2のY下君が焼そばを食べていたのを見て自分も食べたくなり、生協に行って買ってきましたものを夕方頃食べました。生協では今日も新iMacを触ってきましたが、人が触っていてもついつい見てしまいます。すでに我が子にでもした気分でいるのでしょうか(笑)。森先生も使われているUSBに直接差すタイプのメモリEasy Diskが値下げされていたので近々買ってしまうかもしれません。iMacとiBookの間のデータ移動が楽になりそうですからね(今はスマートメディアを使ってカードリーダを介してやりとりしている)。ケーブルを持ち歩く必要もありませんし。

 午後9時頃に帰宅して、スキーに行くための身支度を整え始めたのですが、スキーケースが骨折をした昨年3月のスキー以来封印されたままでした。中に入れていた手袋や帽子やウェアもそのまま。さらに、まったく手入れしていなかったスキー板は錆だらけ(苦笑)。その錆を落とす作業、およびエッジを研ぐ作業をしていたら日付けが変わって午前2時になりました。もう寝ていられません。徹夜コースなのです。5時過ぎには出発しないといけませんからね。電車での長旅なので、その間に睡眠はできるでしょうという判断。

 というわけで、土曜日と日曜日は白馬の方にスキーに行っていますので、更新は月曜日までありません。短いですがこのへんで。ではでは・・。


(2/16) 嘘ついてすみません。スキーから帰ってきて疲れていたのと実験で時間がなかったことで、月曜日の夜中は眠さに負けて更新することができませんでした(つまりこれは19日の火曜日に書いている)。きっと無駄足を運ばれた方もおられることでしょう。しかし、予告通り更新されていたにもかかわらず、読んでみたら無駄だったという場合よりは、少しは小さな被害で済んだかと思われます(笑)。とはいえ、疲れていようが時間がなかろうが約束は守るべきですね。これからは約束を破らないように、頑張って余裕のある予告をしましょう(<そっちを頑張るのかよ!<っていうか頑張る必要ないし)。

 さて、スキーの手入れや荷造りをしていたらすっかり明け方になってしまった土曜日ですが、出発予定時刻は午前5時でした。なのでそのまま寝ることなしに、軽く食事(具無し雑炊)をしてお風呂に入って15日付の日記を慌てて書いたのですが、そうこうしているうちに時間が過ぎてしまい、リュックを背負って、ケースに入れたスキーブーツを肩にかけ、スキーケースを担いで家を出ることができたのは5時半頃という有様。うーわうーわ。5時50分の地下鉄に乗らないと予定通り目的地まで辿り着けないのです。これはやばい。一瞬自転車で地下鉄の駅まで向かおうかと思いましたが、前回同じような状況で自転車に乗って転んでしまった(その後スキー場では骨折をした)体験が脳裏をよぎり、縁起が悪いのでそれは却下(笑)。ということで、普通に歩いても20分はかかるだろう家から地下鉄本山駅までの道のりを、重いスキーケースなどを担ぎながら走って行くことに。しかし、まだ街灯が灯っている暗い時間、徹夜をしていることも手伝ってすぐに疲れてしまいます。ぜーはーぜーはー。それでも苦しいのは一時だけだと自分に言い聞かし(他に誰に言い聞かせるというのか)、走っては休み(といっても速歩き)を繰り返して、汗だくになりながら5時45分にはなんとか駅に到着。スキー場に行く前(しかも電車に乗る前)から疲れきってしまって、何をしているのか解りません(苦笑)。まあ、ウォーミングアップだと思えばいいでしょうか。当然スキーではなく電車の長旅に向けたウォーミングアップですが(それにしてはハード過ぎる)。

 人生の中で9番目くらいの頑張りのおかげで無事、時間的にギリギリ許される地下鉄に乗ることができ、6時過ぎに名古屋駅に到着。そこからはJR中央線松本を目指すことになりますが、まずは中津川までの電車に乗ります。もちろん普通電車。出発がバタバタしてしまったために、持っていた食料は前日に生協で買ったお菓子のみでした。飲み物がありません。ちょっと抵抗がありましたが、長旅だということで大目に見てもらって(誰に?)禁を破ってペットボトルのコーラを買うことにしました。が、自販機で出て来たのはアクエリアス。がーん。ちょっとショック。ああ、やっぱりペットボトルを買ってしまったのを神様は見ておられたんですね(笑)。うーんと、ゴミの神様かな? でもまあ、飲めればいいので気を取り直して電車に乗り込みました。午前6時18分、名古屋駅出発。で、10分くらい乗っていたら、3駅目に千種に止まるじゃないですか。いや、普通なので各駅停車なのは当たり前なのですが、千種といえば地下鉄の駅と繋がっていて、本山から名古屋に向かう途中にある駅ですよ。つまり、何も慌てて名古屋駅まで出る必要はなかったというわけです。地下鉄でもう一本遅れていても、千種駅から乗ることができていたということに、このとき初めて気づきました(不覚)。そうかそうか、中央線は千種を通っていたんだねぇ(しみじみ)。よし、これを教訓に帰りは千種で地下鉄に乗り換えよう、と誓うのでありました。

 一応、電車の中でのアイテムとして、CDプレーヤ(入れ替え用のCDも)や本(「21世紀本格」)をリュックに入れていたのですが、徹夜明けだったためそれらを活用することもなく寝てしまいましたね〜(笑)。気づけば中津川に到着。乗り換えのため、電車を降りて別のホームへ渡ります。結構寒いです。乗る電車はすでにホームに入っていましたが、保温のためだとかでドアが閉められてしまいました。ここから先の電車では、停車中にドアが開きっぱということはなくなります。寒い地方ならではですね。昔は手でドアを開け閉めしなければならない電車がほとんどでしたが、最近はボタンを押すだけでいいハイテク電車です。それはさておき、目前でドアを閉められてしまったのでなんとなく入りにくくなってしまい、反対側の景色をとりあえず撮影。さらにホームの看板も。寒さに耐えられなくなったところでボタンを押してドアを開け、電車に乗りました。中にいた女子中高生はこんなに寒いのに短いスカートを穿いています。信じられません。ここはハワイでしょうか(中津川です)。若いなあ(感慨)。なんて感心していたら、開きっぱだったドアをその中の1人が閉めてくれました。自分が開けて閉じ忘れていたのです(恥ずかしいなあ)。単純に寒かったからでしょうど、すまないねぇ、こういう電車に慣れてないもので。

 7時33分中津川を出て、しばらく行くと溶け残っている雪が現れ始めます。松本までは単線のため南木曽という駅で一度特急待ち。お菓子を食べたりしながら、やはりぐーすか寝ているうちに、10時13分松本駅に到着。ここから大糸線に乗り換えて白馬方面まで向かうわけですが、次の電車が11時6分ときたもんだ。50分近くの待ち合わせ。トイレ(男女共用)に行ったりするも、時間が余ったのでここでもいろいろ撮影。松本駅はこんな感じで、遠くにはアルプスの山並(たぶん)が晴天に映えています。松本電鉄も隣のホームから出ていて、上高地線レインボーな車体です。さて、途中からワンマン運転になる電車に乗って、1時間半ほどで目的の神城駅に着きました。12時35分です。到着時間はあららこめ連絡してあったので、間もなく先輩O笠原氏の車がやって来て、それに荷物を積み込み宿に向かいました。が、その前に、夜の宴のためのお酒と菓子類をコンビニで大量に調達してからでした(笑)。

 宿は、O笠原氏が思い出のインカレで宿泊されたときの宿のつもりで予約されたという太田旅館(本当は「よしざわ」という宿だったらしい)。すでに他のメンバは7時に到着していたとのことですが、先輩のY口氏と同輩のK本氏は膝を傷めていたり、道具がないからという理由で寝ていたらしいし(笑)、O笠原氏と先輩のY丸氏も午前中は少ししか滑ってないふうでした。自分以外はみんな働いていて、スキー場近くに来てスキーをしないという贅沢を満喫しているみたい。えっと、ちなみにどういう集まりなのか説明しておくと、H大学スキー部のOB・OG有志の集まりなのです。「OB合宿」といったところでしょうか。発起人は、スピリッツ誌のポルシェ引き大会で優勝し、ポルシェをゲットしたこともあるパワフルなO笠原氏です。いろいろお世話になってます。泊まる部屋は5人一緒でした。男も女も一緒です。体育会系ですからね。

 さて、ようやくスキーかと思いきや、まずはみんなで昼食です(笑)。近くのそば屋で、そばやらうどんやらを食べました。他にも笹おこわおでんなんかも注文され、テーブルの上は盛り沢山。あと、そばがきという食べ物がなんなのか確かめるために注文され、出て来るまでにいろんな会話が飛び交いました。そばがきは、そばを練った饅頭みたいなものだという話や、「坊ちゃん」の中でおばさんがおやつにそばがききんつばを出すという記述があるという話から、きんつばがどういう食べ物かという話に脱線したり、もりそばざるそばの違いとか、関西におけるたぬきとは油揚げの載ったうどんのことだという話などなど、食べる前から大盛り上がりでした。そしてやってきた注目のそばがきとはこれだ! うわ、でかー。本当にそばを練った饅頭みたいです。つゆをつけて食べてみると、まさしくそばそのもの。普通のそばも同時に食べていたのですが、その量が多い上に、そばがきまでこんなに大きいとちょっと苦しいです(苦笑)。5人で2つでしたが、最後の方は飽きてくるほどでしたね。どうりで注文したときに、お兄さんが「えっ!?」という感じの表情をしたわけか。しかし、総じて美味しかったです。

 長くなったので続きは明日(というか17日分で)。


(2/17) そして昼食後、宿の部屋に帰ってみると、出るときには消したはずのテレビが点いていました。どうやら主電源を切っておかないと勝手に点いたり消えたりするようなのです。呪われているわけではないでしょうが、テレビを観ていて良い場面になったところで消えたりします(笑)。しばらく大人しくしたかと思ったらいきなり点くし、鬱陶しいったらありゃしない。それはそうと午後からはようやくスキーです。忘れてはいけません、滑りに来たのです。しかし、出かける準備をしたのは自分と先輩Y丸氏の2人だけでしたね。あとの3人は布団でごろごろ。そもそもY口氏とK本氏は初めからスキーの用意はしてきていないのです。一体何をしにきたのでしょうか?(笑) 給与所得者は羨ましい限りです。そんな人たちをよそに、O笠原氏からリフト券を借りて、Y丸氏とともに車でHakuba 47に向かいました。

 5分ほどで到着。駐車場に車を駐め、準備を整えゴンドラ乗り場へ。営業時間が残りわずかだからか、人は少なめです。ほとんど待たずにゴンドラに乗れて、山の中腹まで上りました。このスキー場は以前にも何度か訪れたことがあります。集合時間を決めて、ゴンドラを降りてからはY丸氏と別れて滑ることに。日は傾いていましたが、空は快晴でゴンドラを降りてすぐのところから見た景色がこんな感じ。う〜ん、心地良いですね〜。さらに頂上付近に上っていくと、植生限界が判るこんな景色が見られます。それからは一度リフトで上ったくらいで、一番下まで休み休み滑っていって丁度良い時間となりました。久しぶりなので無茶はできませんが、血が騒ぐというのか力を抜いて滑ることもできず、ついつい一所懸命滑ってしまいますね。1時間足らずで腰やら肩が疲労してしまったのでした(衰えたなあ)。そうして5時前にY丸氏と落ち合って、宿に無事帰ってみると、残っていた3人の姿が見えないのです。隠れ蓑の術を使っているのか、透明人間になってしまったのか、自分が目を瞑っているのでない限り、どこかへ出かけたとしか考えられません。どこに行ったのか・・と2人で首を捻っていると、しばらくして3人が帰ってきました。なんと抜け駆けして温泉に行っていたみたいです。あまりにもやることがなかったのだとか(笑)。それからしばらく気ままなテレビを観ながらしゃべって時間を潰し、午後6時半頃から旅館の食堂で夕食となりました。先輩にご飯をついだり、食べる前に合掌したり、まるで懐かしい合宿のようです(事実合宿なのですが)。とろろかけご飯が美味しかったです。

 夕食後はお風呂に入って、間もなく部屋で宴となりました。窓の外の天然クーラで冷やしておいた飲み物を飲み、つまみも適当につまみながら、思い出話に盛り上がりました。試合や合宿でのエピソードとか、現役時代に被った先輩からの理不尽なお叱り話などは、各世代それぞれが経験していてお互いに共感していましたね(笑)。あと、アメリカの飲食物はなんでもでかいという話でもそれぞれ面白エピソードが飛び出したり、スキー以外の思い出に残る活動の数々(夜な夜な広島から福山までラーメンを食べに行って、替え玉8杯でタダになるという大食いにチャレンジするも失敗したこととか)も話に出てきて、笑いが耐えませんでした。結局何時くらいまで騒いでいたのか定かではありませんが、いやあ、久しぶりに楽しく飲んだなあ。こういうフランクで平和な飲み会が良いですね(にこにこ)。朝は7時半に起きることにして5人並んで就寝。ここまでが昨日の話。

 明けて日曜日は、起こされるまで意識がありませんでした。目覚ましをセットしていたY丸氏のみが目を覚ましていて、あとのみんなはぐっすりです。夜中に起きたK本氏の話によると例のテレビが勝手に点いて怖かったとのことでしたが、そんなことにはまったく気づかなかった男性陣でありました(笑)。さて、午前8時には寝ぼけ眼のまま朝食を済ませ、今日こそはみんなでスキー場に出かけました。といっても慌てずのんびり9時半の出発です。実はもうひと組この日から来ることになっていたのですが、スキー場に到着後、ゴンドラ乗り場付近で落ち合うことができました。同輩の医者の卵であるM内氏とその奥さんです。奥さんとは初対面。彼らは現在長野に住んでいるので1時間ほどでここまで来ることができるようです。挨拶もそこそこに、集合写真を5枚くらい撮りました(カメラが合計3台あったから)。そのうちの一枚がこれ(小さめに)。

 M内氏の奥さんはスキー初心者だったので途中から別のコースを滑られていたようですが、午前中は普段着のY口氏とK本氏以外はみんな一緒に滑りました。O笠原氏持参のビデオカメラで滑りを撮影したりもありです。天気は曇りでしたが、日曜だからか昨日よりも遥かに人が多いです。昨日頑張り過ぎたせいで、もうバテバテでしたね。そして午後からは、チャレンジ好きのO笠原氏の意向でスキー場主催のそり大会に出場するこになりました(笑)。お昼前に申し込みを済ませ、12時45分に集合です。どんな大会かというと、こういう感じ。ってこれじゃ全然説明不足ですが、我々も実際始まるまでどういう競技なのか判らなかったのです。つまり二人一組(親子かカップルか女の子同士)で参加する、そりで滑りながらの障害競争のような競技でしょうか。舞台となるコースは迂回コースの最後でこんなところ。男同士のペアはカテゴリィになかったので、とりあえず3組カップルを作って登録していました。で、じゃんけんで勝った結果、ビデオ撮影役になったのはO笠原氏。サングラスをかけたその風貌は、まるで監督のようであります。午後1時を過ぎ、集合場所にぼちぼち集まり始める人々。やがて集合の声がかかり、競技説明を受けます。参加賞としてお菓子のキットカットオリジナルの絆創膏をもらいました。競技内容は、2人一緒にそりに乗って、滑りながら網をくぐり、吊るされたパンを食べ、粉の中の飴探しをしてからゴールまで滑るというものです。ようするに障害物競争をそのまま雪上でやるわけですね。6組くらいにグループ分けされていて、8チームくらいが同時にスタートして、上位2、3チームが決勝戦に出場できるらしい。勝てば豪華賞品があるとか。スキーなんかよりも俄然やる気が出てきますね(笑)。我々が説明を聴いている間、監督は遠くでコースの視察をしています。しばらく待って、ぞろぞろとスタート地点まで歩いて上がりました。スキー靴を履いたまんまなのでこれだけで疲れます(苦笑)。さて、スタート地点からの眺めはこんな感じで、間もなく親子の部のスタートとなりました。網をくぐるとこんなふうで、おそらくここが勝負の分かれ目でしょう。そしてカップルの部も続いてスタートしたのですが、各組3位まで決勝に残れるにもかかわらず、我々Y口&K本チーム・M内夫妻チーム・Y丸&S田チームいずれも惨敗。予選落ちした我々は、昼食を食べるために引き上げ、次はそりの練習をしっかり積んでから参加しようと、早くも来年へ向けての意欲が高まるのでありました(笑)。振り返ればまだ大会は続いていて、ゴール付近は賑やかです。シチューをもらう時間はありませんでしたが、楽しませてもらいました。

 昼食はレストハウスで白いカレーライス(白スパのルーと同じような味)を食べ、ビールも少しいただきました。それから少しだけ滑って、午後3時前には駐車場に戻って帰る準備。予定していた帰りの電車は3時30分発で、もう一本あとだと5時頃になってしまうのです。そんな神城駅まで送ってもらい、そこでスキー板をケースに入れたり荷物のパッキングをして、先輩方とお別れとなりました。アルコールが入っていたおかげか、帰りも電車の中では寝てばっかりでしたね。結局、持ってきていた本を開くこともありませんでした。途中、乗り換えるもんだと勘違いをしていて松本駅で降りたものの、実は降りるのはその先の塩尻だった、というハプニングがありましたが、どうせ塩尻での待ち時間がたっぷりあったので大した影響はありません。さて、そんな塩尻で、乗り換えのためにホームを移ろうと階段を上がっていきました。そこに改札口があるのですが、その上には、「そんなに大きく書かんでも見えますがな」と言いたなるくらいの歓迎ぶり。おいおい、来日したブッシュ大統領が塩尻に立ち寄る予定でもあるのか?(笑) なんてね、思ってしまいます(嘘ですが)。まあ、日本語で書いてあるのでブッシュさんには読めないでしょうけど。それにしてもこの歓迎ぶり、よっぽど人が来ないのでしょうか・・。

 塩尻で1時間近く待ち合わせた後(寒かったけど待合室があって助かった)、中津川まで行き、そこから名古屋へ向かう電車に乗りました。往きに学んだ教訓を活かして、帰りは千種駅で地下鉄に乗り換え、早く家に帰り着くことができたしだい。非常に楽しんだスキー部OB合宿でしたが、一番辛かったのは家と駅の間の道のりだったりします。重い荷物を担いで長い距離を歩かないといけませんからね。くっそー、車があればなあ!(遠い目)


(2/18) そうそう、スキーのOB合宿に背負って行ったリュックはいつも使っているカールヘルムのリュックだったのですが、それを同輩のK本氏に指摘されましたね。「へぇ、カールヘルム好きなんやぁ」みたいな感じで。まさかカールヘルムを知っているとは思ってなかったのでちょっと不意打ちでした(にこにこ)。彼女にはいつもひらひらのピンクハウスを着ているお友達がいるんだそうで、それで知っていたようです。そのときは着ていなかったのですが、なんでカールヘルムを着るようになったのかを尋ねられて、返した答えは「同じ大学の先生が着ていたから」という曖昧なものでした。はっきり「森先生が着ているから」と言わなかったところが、我ながらわきまえていますねぇ(笑)。知らない人に森先生がどういう人かというところから説明し始めると、話が長くなってしまいますから、曖昧な返答に留めたしだい。しかし、その森先生の小説を紹介してくださったのは、今回のOB合宿の発起人でもある先輩のO笠原氏なんですけどね。あれはたしか、ホタルイカを食べに行くだけのために広島から富山まで向かった車の中でのことでした・・(望遠)。それにしても、結構メジャなブランドになったもんやな>カールヘルム。というか、マイナだと思っていたのは自分だけ?

 月曜日はスキーの疲れが出たのか昼頃起床。午後から大学に出てきて、実験をしていたら夜に。といっても別に他のことをする時間的余裕がなかったわけではなく、差し当たってするべきことしかできなかった気力・体力レベルだったということです。夕食を食べることもなく、夜になっても日記も書けず、読書もできず、そのうち眠気に負けて敢え無く帰宅したしだい。外に出ると自転車には雪がうっすらと積もっていました。まだまだ春は遠いのか・・。な〜んていうと意味深長にとられかねませんが、特に考えもなく書いています。まあ悩むこともいろいろありますが、毎日着ていく服を選ぶときほどの悩みではありません(<悩んでるわりには毎日同じような格好しとるぞ<つまりそれほど悩んでない?)。精神的には至って元気です。むしろ無我の境地にいるといっても過言ではないほど(いや、それは過言)。ただちょっと、全身が筋肉痛で、動きがぎこちないだけです(みしみし)。


(2/19) 朝起きたときには空は白く、軒下の植木には雪が積もっていました。どうりで寒いはずです。炊飯器に残っていたご飯を使って、朝からフカヒレ雑炊を作りました。といっても、もらい物のフカヒレスープの缶詰を鍋にあけてそこにご飯を入れて少し煮込んだだけという代物。こうやって毎日食費をケチっているわけです。昼前に家を出た頃には雪は溶けていました。案外、春は近いのかもしれません(昨日と逆のこと言ってる)。

 さて、大学に出てきてからは実験の続きを黙々とこなし、修論発表会の1日目が午後からありましたが、それも見に行かずでした。まあ、そのわりには生協に行って食料を購入したりしましたが(笑)。夕方頃、買ってきたインスタントの焼そばをサロンで食べました。オタフクソースのやつです。たまたま生協で安売りをしているので買っただけですが、UFOよりも断然美味しいですね。

 夜になりようやく16日分の日記を書き終えて、そろそろ帰ろうかなと思っていたときに、廊下が騒がしくなりました。本日で修論発表を終えた人が所属する講座で飲み会があったみたいで、酔っぱらいが何人か帰ってきたようです。しばらくして、静かになったのですが、廊下に出てみると寝ている人がいるじゃないですか(笑)。近づいてフラッシュを焚いても気づく様子はありません。こんなところで寝てたら風邪をひくってんで、一度サロンに移動されたみたいでしたが、しばらくすると勝手に動き出していて、また廊下でなにやら呻きながら座っています(苦笑)。そんな彼をまだ居たH君とともに再びサロンに移動させてから、この日はようやく帰宅となりました。その後彼はサロンで無事に寝て帰ったみたいです。

 突然ですが、残念ながら便秘とは無縁の生活をしているので、シークレットメールなんていう気の利いた隠語は使ったことがありませんでしたね(にっこり)。せっかく検索していただたのにご期待に添えなくてすみません。などということを書いても判る人少数か。どうせ毎日文章書いているのなら、短くてもシャープな言葉遣いができるように日々精進したいものです(スパッ!)<そういうシャープではない。

 ええと、スキー合宿の話が長かったので反動で短い日記が続いておりますが、死ぬほど忙しいというわけではありません(死んでいないのがその証拠)。しかし、相変わらず夜遅くまで大学にいる生活が続いているのはどうにかしたいところ。これじゃせっかく開通している自宅のADSLも宝の持ち腐れですからね。でもって腐ってしまうと、月々のお金は払っているのでYahoo! JAPANの肥やしになるわけです(スパッ!)<だから音を出せば良いってもんじゃないって。


(2/20) なんかいろいろこなした風の強い水曜日。午前中は修論発表会2日目で、うちの講座のK村さんとY下君がそれぞれ最初と最後の発表でした。始まりは朝の9時。昨夜のうちはひょっとすると起きれないかもしれないと思っていましたが、実際目覚めたら8時半でした。うわ、微妙に間に合うやんか(苦笑)。寝過ごしたらそれはそれで諦めもつくというものですが、中途半端に起きてしまっては二度寝するわけにもいきません。可愛い後輩の晴れ舞台を見るためです。できるだけのことはしましょうってことで、ご飯も食べず、シャワーも浴びず、トイレも行かず、着替えをしただけで家を飛び出し、大学に向かいましたね。おかげでK村さんの発表時間にはほぼ間に合い、だいたい聴くことができました(結局少し遅刻したんだけど)。4人の発表があって休憩時間を挟んでさらに4人の発表があるという形。お昼前の最後の発表者がY下君でした。2人とも堂々とした発表っぷりで卒なくこなせていたんじゃないでしょうか。指摘されていた問題点は本人が一番解っているようなことだったので問題ないでしょう(つまり自覚が大事)。社会人になってもきっと上手くやっていけると思います。なんて、まだまだ学生を続ける身分の人間にそんな偉そうなこと言われたくないわな(はは)。いやいや、頼もしい限りです。バリバリ働いて、どんどん奢ってね〜(にこ)<後輩にたからないように!

 発表会後は、自分の実験関連のことで昼食を食べる間もなく作業をしていたのですが、こうやって忙しくしている日に限って別の用事が舞い込んできますね。夕方頃、教授のT中先生から仕事を頼まれてしまったのです。粉にしてある岩石を石英ガラス製の管に適量入れて重さを測るという作業(放射化分析をするため)。これが全部で20サンプルあったのですが、明日の午前中までにやってくれとおっしゃる。いや、まあ、できなくはないですけどねぇ、ちょっと直前過ぎやしませんかと。こちらにも予定というものがあるんですよ。なんて思いはしましたが、口にすることなく引き受けたしだい(しがらみってやつか)。予定といっても「日記を書く」という予定でしたから、強く抵抗することもできませんのです(苦笑)。

 そんなわけで、とりあえず自分の仕事を終わらせてからその作業に取りかかることにしたのですが、その前に遂行しなければならなくなったさらに別のやっかいごとがあったのです。それは以前から修正を繰り返しているものの依然として不具合が見られる「放射化分析プログラム」に関して業者に電話で訊くという仕事でした(関係ない人には全然解らない話でしょうが、面倒臭いというニュアンスが伝わればいいです)。もう! なんでこういうときにいろいろ飛び込んでくるかなあ(ぶつぶつ)。おそらくそう思っているのは、同じく教授に仕事をいろいろ頼まれていた助手のM先生も同様だったことでしょう。家庭をやり繰りしつつ、大学ではやることが山積み状態で、見ているだけでも気の毒ですね。しかし、給料ももらわずに頼まれた仕事をボランティア精神もなく(自主的ではないから)こなしている学生というのも、客観的に見て充分気の毒なんですけども(苦笑)。プログラムの件はすぐに片が付きましたが、岩石粉を詰める作業の方は用いる道具の洗浄・乾燥の待ち時間の関係上、結局日付けが変わるまで終わりませんでした。服を着替えただけの状態で朝早くから大学に出てきているというのに、20時間ぐらい大学に居たことになります(合間に日記書いてたからでもありますが)。あ〜楽し(しくしく)。


(2/21) そうそう、書き忘れていましたが、昨日は機会を逸してしまって結局1食も食事を摂らなかったのです。たまに自分の席でホームパイを食べては紅茶をガバガバ飲んで空腹を紛らわしていたので、辛うじてお腹が鳴るようなことはありませんでしたが、案外食べなくても活動できるもんだなと実感。あと、サロンを漁ってだし昆布をかじってたりしていた(<そういうこと止めなさいって!)ので、栄養素的にはおそらく大丈夫かと(笑)。

 秋葉原の強盗の事件で、その日の成果を日記につけていたことも併せて報道されていますが、そんなね、2日分書かれていたくらいで日記なんて呼ばないでほしいなあ。しかも、別に1日の行動が逐一書いてあったわけでもなく「明日はもっと頑張ろう」みたいなことを一言書いてあっただけでしょう? そんなの単なるメモやん(笑)。第一、本人はそれを日記と認めているのか?と問いたい。周りが「犯人は強盗日記を付けていた」と騒いでるだけのような気もします。日記というのはずっと続いて初めて日記だと言えるものではないのでしょうか。ここだって2年半ぐらい続けて書いてますけど、未だにこれが自信を持って日記だとはとても言えません(そうだったのか)。今やめたら、一生のうちで2年半分の行動と思考だけが記録されていることにしかならないわけですし、70年生きたとしてもそのうちの3%くらいの期間なんて誤差範囲でしょう。無かったことになるかもしれない期間です。さてそうなると、一体何日分書いたところから日記と呼んで良いのか、その境界が知りたい今日この頃(嘘です)。

 う〜んと、じゃあ、百歩譲って犯人が日記を付けていたとしましようか(笑)。その場合でもですよ、ニュースとして伝えるべきは強盗事件自体のことであって、別に日記を付けていようがいまいが関係ないと思うのですが、いかがでしょう? 証拠になるようなものを残してバカだなあ、ということが伝えたかったんでしょうか。でも捕まらなければ日記が見つかることもなかったわけだし、日記に書いてあったからといって証拠にはならないでしょう(日記がなくても捕まってはいたはず)。日記に全部ほんとのことが書いてあるという保証なんてありませんしね(ここの日記を見れば明らかだ!<いや、結構赤裸々なんですけど・・)。それとも、真面目に日記を付けるような人間は強盗なんてしない(もしくは強盗は日記なんて付けない)とでも思っていたのでしょうか。まあ、記事的には犯人像にギャップがあった方が面白味が出るんでしょうけども(エリート医師が連続殺人!みたいに)。しかし、毎日日記を書くような人間が強盗をしちゃったとしたら、そんなおいしい出来事を日記に書かないなんてことがあるでしょうか(笑)<書かないように!<っていうか強盗しないように! さらに言うなら、ネタに困った日にゃあ、逆に日記のために強盗すらしてしまう可能性だってありえますよ(にこにこ)<コラコラ、ありえないように! あ、そうか、今度の犯人もきっと日記を続けたくて仕方なくネタを作るために強盗をしでかしたんですね(まさか)。なのに、途中で捕まってしまって結果的に日記が3日坊主で終わってしまったというのは、なんともお気の毒です。でも、刑務所の塀の中ならネタも転がってそうですし、日記も続けられそうではありますな(<花輪和一氏の漫画「刑務所の中」か)。で、ふと気になって調べてみたら「塀の中のうんざりした日記」なんてのが見つかって、うわっほんとに日記付けてる人いたのか!それも毎年!と一瞬ドキッとしましたが、なんだ、闘病日記かよー(笑)。それにしても、くだらんニュースネタで引っ張ってるなあ(感嘆)。

 さて、木曜日の本日は、明け方に寝始めて昼頃に起床。目覚めたら快晴で、洗濯物を外に干してから大学へ。生協でインスタント焼そばとお菓子類を購入。食費はケチってますが、お菓子代は惜し気もなく放出しております(<お菓子代は食費に入らないらしい)。夕食にはその焼そば俺の塩を食べ、夜は今年度で講座を去る人へ渡す色紙の中心に描くイラスト(頼まれたもの)を2つほど下書きしましたが、肝心のハナムケノコトバは書けずじまい(もう少し考えます)。少し読書をしてから帰ろうとしたら、ちょうど雨がポツポツと降り始めました。コンビニに寄ってたらみどっさりシリーズを2つ購入して帰宅。安売りは2月いっぱいみたいなので、安いうちにできるだけ買って食べておこうという魂胆です(踊らされている)。これからはもう少し多めに買って、少しずつ冷蔵庫に溜めていこうキャンペーンを展開したいところ。


(2/22) またまた更新サボってました。体調が悪かったわけではありません。無駄足を運ばれた方すみません。どうも週末を迎えるごとに日記の更新ができなくなる癖がついてしまったようです。そしてこうやって思い出したように金曜日のことを月曜日になってようやく書き始めるというパターン。そう、つまりこれは25日に書いているわけですね(先週も同じようなこと書いたな)。などという、日記の更新事情なんか日記の中に書いてしまわずに、さらっと、何事も無かったかのように、金曜日にあったことだけを書いた方が良いのかどうか、いつも迷ってしまう今日この頃です。どちらの方が日記に対して誠実なんだろうか・・(<読む人に対しては毎日更新するのが誠実なのでは?)。

 というわけで、思い出しながら書いてます。別に思い出さずに書いてもいいのですが、それだとフィクションになってしまうので日記としてどうかという思いが、若干のブレーキとなっているしだいです。「若干」っていう言葉が何故「多少」のことを意味するのか、初めて漢字を見たとき以来ずっと不思議に思っていましたが、それ以前に「多少」っていう言葉も多いのか少ないのかどっちつかずなところがあって、その判断は受け手に委ねられているっぽいので迂闊に遣うことができません。でもどちらかというと少し多めのときに遣われているような気がしますね。「多少」も同様でしょうか。最初「若干」という言葉には、「若者の汗」というイメージを間違って持ってしまった記憶があります(まだそっちの方がイメージしやすいでしょ?)。しかも「じゃっかん〜歳」という若い年齢を言うときに遣われるのは「弱冠」の方だということを知ったのは最近のことですから、人生なかなか油断なりません。そういえば昔、なにかにつけて「若干」という言葉を遣う先生がいたなあ・・。な〜んて、そういうくだらないところにこだわって関係ないことをだらだら書いているときは、ちっとも思い出せていないんですね、はい(笑)。

 さて、では気を取り直して、メロン記念日柴田あゆみの誕生日であるらしい金曜日のことを書こう(他のメンバはどうあれ(笑)、柴田さんは可愛いと思うに1票)。ええと、たしか昼前に起きて、ご飯は食べずに大学に来て、実験器具の洗い物とかをして、あとは色紙に描くイラストに悩んでいたような匂いがします(どこから?)。今年度で講座を出ていく人に対して色紙に寄せ書きをして渡すことになっているのは毎年恒例で、その中央に描くイラストを引き受けたのは昨日付の日記にも書いたとおりですが、全部で色紙は4人分あって、そのうちの3人目のイラストをあれこれ考えていたのです。イラストにはみんなちょっとした似顔絵を描くことにしているのですが、似顔絵なんてあんまり描いたことがないから難しいですね(自分で決めたくせに)。特に、そう度々顔を合わせることのない人の似顔絵は記憶を深く辿る必要があるため、時間がかかります(苦笑)。本人が居れば直接見ることもできますが、現在大学に出て来ていないとなると、頼りになるのは写真だけです。それも画質の悪くて小さな証明写真みたいなものと、飲み会のときにデジカメで撮った小さく横顔が写る写真しかありません。四苦八苦して下書き程度はとりあえず3人分できましたが、お世辞にも似ているとは言えませんね・・。というわけで、この後もう少し手を加えることになりました。

 夕食にインスタントの焼そば(オタフクソースの)を食べて帰宅しました。コンビニに寄ってどっさりシリーズを3つ買いました。例のキャンペーンを開始したわけですが、2つを保存用にするつもりが、いきなり2つ食べてしまって(笑)冷凍庫に残ったのは1個だけとなりました。まあ、あまり欲張らず、少しずつ溜めていきましょう(割引期間が終わりそうだけど)。ことわざで言えば、「3歩進んで2歩下がる」でしょうか(ことわざか?)。


(2/23) 引き続き土曜日のことを思い出して書こうとしていますが、思い出さずには書けません(って同じこと書いてるぞ)。金曜日の夜は、オリンピックでスキーのアルペン競技スラロームを見てしまって夜更かしでした。今や日本のエースとなった皆川健太郎ともインカレのときにお近づきになったこともあって(滑りを近くで見たというだけですが)、日本選手の滑りも興味はありましたが、どちらかというと、世界のトップ選手の滑りが見たいという欲求の方がテレビを観る動機としては大きいですね。スポーツ種目に優劣をつけるつもりはありませんが、スキー競技の中でも、単純にスタートからゴールまでのタイムだけで勝敗が決まるアルペン競技のストイックさが好きです。とにかく速けりゃいいんですから(もちろん、全部の旗門を板のついた両足が通過しなければならないという制約はありますが)。結果は誰が見ても明らかなものとなります。一瞬のミスが命取りになってしまう儚さもたまりません。クロスカントリィもタイムを競っていることには違いないですが、ちょっと距離が長過ぎて少々のミスくらいカヴァできてしまう点が、今一つ競技としてドキドキ感が足らないのです(あくまでも“観る”ことを考えればですよ)。それから、別に採点競技がダメだと言っているのではありませんよ。自分の評価を他人に委ねようとする行為は、勇気と自信がなければとてもできないでしょうし、技術や美しさを競おうとする場合は、どうしても人による判断が必要になってきます(犬には任せられない)。その中でどれだけ多くの人々を最大公約数的に魅了させることができるかを競うという、芸術とスポーツの境界あたりにあるのが採点競技なのでしょう(音楽コンクールやお笑い大賞も近いかもしれない)。ただ、スポーツに本来点数をつけることが困難な芸術点というものが関わってくる以上、主観に影響されるのは当たり前のことですし、そこに個人的な不公平が含まれてくるのは、競技をしている本人たちにしてみれば初めから承知の上だと思います。誰かが言っていましたが、採点が後の主張しだいで覆ることなんて仮想大賞を見ていれば茶飯事です(笑)。少なからず審査員の嗜好を想定して考えた演技をするのがスポーツにおける採点競技であり、それが嫌なら芸術家になればいいだけです。結局のところ、公平な判断なんて幻想でしょう。普通って何?というのと同じ。突き詰めて議論すれば、そもそもオリンピックにおいて金・銀・銅という順位をつけることに、どれほどの意味があるのかというところに帰着するわけですが、それを言ったらオリンピックを開催すること自体に意味があるかどうかも考えなければなりませんね。まあ、意味は無くても価値はあるかもしれません(お金は動きますから)。

話が逸れました。大逸れです。オ〜ソ〜レミヨ〜(虚しくエコー)。ゴホンッ。えっと、最近のスラローム競技を見ていて感じることですが、スキー板がずいぶんと短くなりましたね。スラローム競技までサイドカーブのきついカービングスキーの波が押し寄せてきて、150センチくらいの短い板を履いているというから驚きです。一昔前なら信じられないくらいの短さです。アルペン競技のスキー板は基本的に長い方が前後のバランスが取りやすいですし、スピードも出ます。ただ長過ぎるとコントロールするのが難しくなるのです。そこで板全体を短くする代わりに、板の両サイドを円弧状にあららこめカーブさせておいて、雪面と接する実際の長さを稼いでいるしだい。以前なら荷重をかけて板をたわませることによって得られていたカーブが、カービングスキーなら初めからサイドがカットされて入っているので、エッジを立てて板を傾けるだけで自然とターンができるわけですね。つまり初心者でも操作しやすいというメリットもあります。最近の主流というか売られているのはほぼすべてカービングスキーになってしまいましたね。専門的な目で見ると、あの形は手入れが大変そうだなぁと思うのですが、まだ買ったことがないので実際のところどうなのかは判りません。ええと、つまり何が言いたかったかというと、新しいカービングスキーが欲しいなぁということでした(笑)。ついでに新しいスキーブーツも欲しい。

 大きなチョコボールの銀のキョロちゃんを3枚送っていましたが、ついにメタキョロが届きました〜。もちろん今回も那古野コネクションのもので、いずれ森先生に進呈させていただく予定なのです(にっこり)。これは結構大きなキョロちゃんで、収納のためのバッグ付き。iMacの前に並べてみるとこれくらい大きいのですが、できることといったら、中にチョコボールを入れて頭を押して吐き出させるだけの機能しか持ち合わせておりません。しかもチョコボールを入れるときは頭が後ろに開いて、ちょっと残酷(笑)。近寄って詳しく見てみるとこんな感じです。さあて、いつお渡ししようかしらん(ランラン♪)。

 昼から大学に行って、工作はせずに相変わらず色紙のイラストやらメッセージで頭を悩ます土曜日でした。近頃昼間は暖かくなりましたね。そろそろ手袋もいらなくなりそうです。夕食は自宅でカレーライスを食べました。例によって具は無かったのですが(苦笑)、かつお風味の本だしを加えて和風にしてみました。お味の方は結構いけますです。これで料理のバリエーションが増えましたね(<カレーが2種類になっただけ)。デザートは昨日に続いてたらみどっさりシリーズを3歩進んで2歩下がるペースでいただき貯蔵(これで合計2個)。夜は読みかけだった浦賀和宏氏の「学園祭の悪魔」を明け方までかかって読了しました。シリーズの続きなので、ちょっと前の作品を確かめた方が楽しめそうなところもありましたが、単体でも充分面白かったです。しかし、暗いなあ(にこにこ)。

 そうそう、この日は母親の誕生日なのでした。遅くなりましたが、おめでとうございます。プレゼントが何も渡せなくてごめんなさいですが、まだまだ元気でいてください。子供から言うのもなんですが、子供が巣立ってからが人生本番ですからね。巣立ち切るまで、もう少しの辛抱です(笑)。


(2/24) はい、僕は元気です、生きてますよ〜(にっこり)。と誰かへの私信風に書き出してみるのもたまには意味ありげで面白いかもしれないと思いましたが、いまいち効果薄か・・。えっと、具体的にどんな効果を狙っているかというと、読んでいる人は誰もこんな日記の書き手の生死の心配なんかしていないんだけども、私信っぽい文章が書かれていることによって、そこからきっと自分以外の誰か他の人は心配しているのだろうなという推測をしてもらい、おっ結構心配されてるようだしこの書き手は人徳があって以外とハンサムな人物(<何故そうなる?)なんじゃん、とかみんなに思ってもらおうという虚勢を張る効果ですね(笑)。ガオー(<虚勢を張っている)。ただここで、何故虚勢を張る必要があるのか、誰に対して張っているのか、そもそも無い勢いは張ることができるのか、といった点が気になるところではありますが、そんなことを気にしながら読み進めていっても残念ながら答えは書いてありません。何故なら、またしても更新が遅れてしまったことを誤魔化すために、その場の思い付きで大した考えも無く適当なことを書いただけだから(えへ)。って、それはいつものことですが(笑)。とにかく、毎度のように日記の更新が不定期になっていて皆様にはご迷惑をおかけいたしております、ということが言いたかったのです(本当か?)。いや、正直に申しましてそんなことされて一番迷惑なのは、自分なんですけどね(苦笑)。思い出しながらまとめて書くの大変なんだから、ちゃんと毎日更新してくれよ!>自分。なんて言いたい心境です。実際、言えなくはないのですが、言おうすることはすでに自分に筒抜けなので、予防線を張られてしまって言ったときには耳を塞いでいるという困った状況です(そんなに困ってません)。まあ、だからこうやって書いておけば、自分の目にも留まる可能性が増えるので、少しは反省して身を引き締めてくれるのではないかな〜と期待しているんですけどね。すみません、また嘘ついてしまいました。期待してるなんてのは嘘。そうやってまた本質とは違うところで文字数を稼いで、書くべき日記を書かずに分量だけでも日記っぽく見せてしまうという魂胆がありありと伝わってきませんか?(<訊くな) 

 さて、え〜と、日曜日の話ですね。はい、今度こそちゃんと書きます。あれは確か、小学校3年生のときの夏のある週末、だったでしょうか・・。その頃通っていた小学校は京都市の淀にあって、そこまでバス通学をしていました。学校の最寄りのバス停は学校から少し離れたところにあって、ちょっと広い公園の入口みたいなロータリィになっています。そこが終点だったのです。盆地のせいで夏は殺人的な暑さに見舞われる京都市でも、比較的郊外の方に位置している淀のその辺りでは、建物も密集しておらず、都心ほどの暑さを体験することはなくて済みました。しかし、いつものように学校の方へ向かうために乗り込んだバスの中は、異様な熱気に溢れていたのです。立っている人もぎゅうぎゅう詰めで、クーラも追いついてないふうでした。そんな状況の中で15分ほど我慢し、終点まで行き着いた頃にはすっかり汗ばんでいたでしょうか。バスに詰まっていた人たちも、よりによって終点まで降りようとしなかったからです。つまり、ほぼ全員が同じところで降りたわけです。デパート街でもないその土地に、一体何をするためにその人たちは降りたのか。その人々ばかりでなく、外にはあちこちから人が集まってきていて、どんどんある方向に向かっているのです。しかもよく見るとおじさんが多い。そして、その先にあったものとは、そう、あの京都競馬場でした。そこでちょうど競馬が開催されていたんですね。つまりその日は日曜日だったわけです。って、そんな昔の日曜日の話かよー! しかも事実と言えるのは場所の設定だけで、ほとんどの記述が想像で補われてるし(笑)。ああ、こうやって作り事ばっかり書いていると、だんだんフィクション日記になっていくかもしんない。フィクション大魔王になる日も近い(駄洒落か)。

 午後に目覚めた日曜日は、一度大学に寄ってから夕方頃街に出ました。バスに乗って栄に向かい歩いて大須へ。商店街をうろうろしてマッキントを売っているお店で新iMacなどを見て回りました。今現実的に一番欲しいのはiPodですが、結局パソコン関連では何も買わず、アメ横方面に行って知る人しか知らない「動物番長」を購入したのみです。言わずと知れたなんてとても言えないゲームキューブのソフトです。今までに任天堂から出ているゲームキューブソフトはすべて買っていることになります(しかし遊ぶ時間はない)。以前にも書きましたが任天堂万歳!(京都生まれという理由が50%ほど)のプレステ嫌い(しかしソニーは好き)ですから、プレステを買う予定はなかったのですが、3月になれば「すべてがFになる」がプレステで出ちゃうのでおそらく本体ごと買ってしまうでしょう。森先生関連なら主義主張(言うほどではない)も捨てる覚悟なわけですね(笑)。どんどん捨てよう(にこにこ)。その後、栄へ戻ってコジマケン氏の「月の男」紀伊國屋書店マナハウスで探すも見つかりませんでした。マナハウスでは検索にすら引っ掛かりません。結局収穫はゲームソフトだけ。しかし、いつも買いに行くゲームショップよりも千円以上安く買えることが確認できたのは、今後ためになったかと思われます。往復の交通費を考慮しても600円はお得ですからね。

 そして帰宅後、案の定夜遅くまでゲームで遊んでしまったのでした(さっき遊ぶ時間がないと言ったのに)。まあ、最初だけね。集中して遊ぶのです。ええ、もう、誰にもかまってもらわなくて結構、独りで楽しく遊んでいますよ〜だ、と内に籠っているわけですね(笑)。拗ねているわけではありません。


(2/25) そうそう、書くのを忘れていましたが、昨日付の日記は27日の水曜日に書かれたものです。そして月曜日分のここの日記は、今まさしく日付けが変わった28日に書いています。さて、このあとどうやって続けようかと考えながら、キーボードを叩いているのは良いんですけど、未だに大した速さでタイピングができないことに憤りを感じつつある深夜。ことえりの変換がいつまでたっても役立たずで、変換させる度に思考にブレーキが掛けられてしまうことも、タイピングが速くならないことの一因だと責任転嫁してみるものの、それにしても上達してないなあと感慨にふけっているところ。具体的にどうやったら感慨にふけれるのか判らないままふけっています(ぷかぷか<ふけっている音?)。目の前にはiMacのディスプレイがあって、その手前にカバーがよれよれになっているキーボード、その間に紅茶がもう入っていない陶器のカップ、iMacの上には針金製のまだ未完成の「捩り屋敷」の模型とその中にチョコエッグフィギュアが立っています。この後のこと(具体的にはコンビニで何を買って帰ろうかということ)考えている自分がそれらの前に座っていて、そろそろお尻が痛くなってきたから、適当なところで日記を書くのを終わらせようよと、もうひとりの自分が説得にかかっているところです。このように、自分の内外の現状を刻一刻と書いていく実況日記というのに挑戦したかったのですが、キリが無いし疲れるのでもうやめます(笑)。ほら、そろそろお気づきでしょう。またしても、忘れたことを補うがごとくどうでもいいことを書いていることに。うーん、それにしても最近メタなことばっかり書いてますか。普通の日記をつけたことがないので未だに模索状態なのですが、日記を書いていることも日記の中に書いてしまうというのは、そうやって書いていることも書かなきゃいけないわけだし、そのことも書いて、またさらにそのことも書いて・・・と、延々書き続けなければならない状態に陥ってしまいそうで、想像すると恐ろしいですね。えっと、とにかく毎度毎度すみません(笑)。と謝りつつ・・

 月曜日は前日の夜更かしがたたって午後起きでした。そして3時頃にのこのこ大学に出て来て、やっていたことといえば、講座の卒業者への色紙にイラストを描いてメッセージを書いていたくらい。実にそんなことで数時間もかかっていましたね(苦笑)。おかげでようやく3人分仕上げることができましたが、翌日にいよいよ追いコンを控えているという状況で、まだもうひとりの色紙が回ってきていないことに不安を覚えていました。半日でイラストとメッセージを完成させなきゃいけないわけですからね(後述:結局追いコン当日も未完成でした)。まあしかし、今年はまだ4人分だから楽な方でしょう。そんなことよりも今から不安になっているのは、来年はもっと出ていく人が増えそうだということです。一年先のことを早くも憂慮しているというのもどうかと思いますが(苦笑)、メッセージを書くのが大変な作業になることは目に見えています。去年なんて出ていく人が10人以上いたのでメッセージを書くだけでも大変でしたからねえ・・(遠い目)。こういうのは、あららこめメッセージを考えておけないのが辛いところです。ことわざとかで許されるなら今からでも考えておくだけどなあ(笑)。あ、そういえば、昔、卒業の時か何かでクラス全員でメッセージを書いた色紙に、「急がばまわれ」と書いたことを思い出しました(笑)。その色紙を受け取った人はお気の毒だと(今になって)思いますが、実のところ、それが自分の座右の銘っぽい言葉かもしれません(今明かされる衝撃の事実!しかし誰も知りたくないぞ!)。

 夜になってお腹が空いたので、生協の理系ショップでラーメンとその他お菓子を買ってきました。その中にチョコボールも1つあったのですが、これがなんと銀のエンゼル当たりです!(わ〜い) 「キャラメル」「ピーナッツ」「イチゴ」の3種類が置いてありましたが、奥の方からは取りにくくなっている棚に置かれていて、ぴっしり並んでいる「キャラメル」と「ピーナッツ」ではあたる確率の高いと予想される奥の方の箱を自然な振る舞いで取ることは困難だったので、すでにいくつか売れていて全体的に商品が手前に寄せてある「イチゴ」の一番前の一箱を選んだのでした。そしたら見事当たりだったというわけです。前回はたしか銀のキョロちゃんを当てたような記憶。最近引き当てる確率が高くなっています(にこにこ)。だんだんと選別眼が身に付いてきたのかもしれません。何か、この能力を活かせるシチュエーションはないでしょうか。たとえば、スピードくじとかで当たりを引いたら3億円(非課税)くらいがもらえるというくじ引き。ただしそのくじにはチョコボールの箱が使われているのです(<結局チョコボールを選ぶのかよ!)。あるいは誘拐されたときに、当たりを引いたら逃がしてくれるという条件で行なう命を賭けたロシアンチョコボール、しかも大きな箱に小箱が並んだ売られているままの状態で(<そのままかよ!)。


(2/26) さあ、2月も終わりが近づいてきました。そして終わりが近いといえば、たらみどっさりシリーズの割引セールですね(笑)。安いうちにできるだけ買い溜めしておこうと決意してから、ほぼ毎日帰宅途中に3個ずつ買っているどっさりシリーズですが、終わりが近づくにつれて自宅の冷凍庫に貯蔵されていくペースも上がりつつあります。もう3個のうち2個を食べてしまうような自制心のない行動をとることはなく、食べたとしても1日1個のペースです。おかげで、現在のところ8個ほどストックがあって、うちの小さな冷凍庫の許容量では限界に近い状態にあります。そろそろ凍らせることは諦めて、冷蔵庫の方にも入れていく必要があるでしょう。まあ、そうはいってもあと2日、箱で買ったりしない限りそれほど劇的に数が増えることはないでしょうから、保管場所の心配はいりません。常温で半年は保つみたいですしね。最悪の場合、部屋にほったらかしといても大丈夫。よ〜し、残り少ない時間で頑張っていっぱい買おう!

という上記の内容を書くにあたって、セール期間を確認しようと、たらみのホームページに行ってみたら、なんとページがなくなってるじゃないですか(がーん)。Googleで検索しても見れるのはキャッシュされているもののみです。移転したとも書かれてなくてNot Foundですからね・・。どうしたたらみ! 大丈夫か?(笑) まさか、潰れたわけじゃないでしょうけど、安売りをし過ぎた影響でしょうか。とにかく一時的なものであることを祈ります(なむなむ)。

 火曜日はお昼までに大学へ行こうと思っていたものの、そうは問屋が卸さず実際には午後2時半でした(と書けば不可抗力が働いたような印象ですが、単なる寝坊です)。T中氏がICP-MS希土類元素の測定をする様子を1時間ほど冷やかしてから、メールのリプライに奔走(2通だけですが)。夜は追い出しコンパが予定されていて、その準備がこのときすでに始まっていましたが手伝わず。下手に手を出しても邪魔になるだけだろうという判断(言い訳)。じゃあ、何をしていたのかというと、イラストとメッセージを書くべき最後に1枚残っていた色紙をじっと待っていたのです(笑)。しかし、実際に回ってきたのは追い出しコンパの開始予定時刻の30分前でした。あわわ、30分ではろくなイラストは描けませんのです〜。それでも、一応別の紙に下描きは描いてあったので、なんとかなるかなと思いつつそれを描き写す作業を始めたのですが、これが上手いことできないのです(汗)。自分の絵すら描き写せないことに、能力の限界を感じてしまいますね(苦笑)。しまいには、写すことを諦めて、そのまま色紙に下描きを始めたのですが、全然似ていない似顔絵ばかり描いてしまって、消しては描き消しては描きの繰り返し。そうこうするうちにどんどん時間は過ぎていき、とうとうメッセージすら書けずに時間切れ。他にもメッセージを書いていない人がいる状態でしたが、とりあえず未完成のこの色紙をY下君に渡すことになったようです。すまんのう>Y下君。

 さて、予定より30分遅れで追い出しコンパは始まりました。乾杯の音頭が教授のT中先生からあり、鍋を突つきながらの飲み会となりました。会場はおなじみの講義室で、こんな感じ。料理は粕汁の鍋やキムチ鍋などをメインに、野菜炒めや浅漬けなどの副菜などもありでした。どれも美味しかったです。そして、各テーブルとも話が盛り上がってきたところで、今夜の主役、卒業して出ていく人へのプレゼントタイムとなりました。色紙とともにそれぞれにちなんだ物が渡されます。時として実用的でないものが渡されますが、今年は比較的みんな使える物でしたね。まずは要領が良いイメージがあるけど何故か留年してる(<こんなところでバラさないように!)4年生のM殿君。彼には体を鍛える道具類がプレゼントされました。その次がM2のK村さん。善くも悪くも感情的になりやすい彼女には、ハーブティーなどの精神安定グッズがいろいろ渡されました。もう器物を壊さないでね(笑)。そして最後に色紙を未完成で渡すことになってしまった(もちろんまだの人には後日書いてもらうということで)Y下君。彼にはインスタントラーメン(ぶれてます)とか手鍋などのラーメンセットが。これからもどんどんインスタントを喰ってくださいね。それぞれプレゼントを受け取ったあとは講座のメンバに対するコメントや将来の展望などを語ってもらい、何故か全員で乾杯したりで(笑)プレゼントタイムは終了となりました。実はもうひとり、留学生のSさんも今年度でお別れなのですが、お別れ会は別の日にあるらしく、今回の追い出しコンパではプレゼントと色紙は渡されませんでした。なんだ、そうだったのか。じゃあ、Sさんの色紙は急ぐことなかったわけで、その分Y下君のを書けば良かったなあ、とちょっぴり思ったり。でもそんな嫌味は言いませんよう(にっこり)。さて、そのあとはもういつものごとく、お説教ありーの、お酒を注がれーの、渾沌とした状態に。そして9時頃からだんだんと人が少なくなり、最後の方はひとつのテーブルで延々盛り上がっていましたね。とてもここには書けない内容です。そんな話がずっと続いていましたが、自分自身は後半はほとんど死んでいて、目を瞑ったままうわ言のように反応することしかできませんでした(苦笑)。あれはちょっと危なかったなあ。辛うじて吐くには至りませんでしたが、ちょっと境界を行ったり来たりで久々にギリギリのところを彷徨っていました。おそらく空腹にお酒が入ったのと梅酒をストレートで飲んでしまったのが敗因でしょう。飲み終わってしばらくしてから波が押し寄せてきましたからね。H君が途中で買ってきてくれたお茶を飲んで、ようやく回復できた感じでした。最後は残った数人で会場や食器やゴミの片付けをしお開きに。関係者のみなさんお疲れさまでした。


(2/27) 昨夜は追い出しコンパの片付けが終わったあとも、数人でサロンでお茶を飲んだりしながらしゃべって酔いを覚ましていました。最終的にはY下君とH君の3人になり、結局午前3時頃まで大学に居たでしょうか。ほんのり頭が痛く、眠くなっていたのでまっすぐ家に帰り、最低限の着替えだけして敷きっぱなしの布団に倒れ込むようにして就寝。そんなわけで、明けて水曜日の目覚めは遅く、気づけばお昼の12時ジャストでした。実はICP-MSによる希土類元素の測定をY本先生の後にさせてもらうことになっていたので、のんびりしていられません。というかお昼には出向く約束になっていたので急げや急げで、何も食べずに大学へ。着いてみるとどうやら間に合ったようで、午後1時ぐらいから測定をさせていただくことができました。マシンの調子はまあまあでしたが、自分のサンプルが期待するほどの希土類元素を含んでいなくて、ちゃんと定量できたのは4分1という勝率。1つだけでも測れたので、実験が丸ごと無駄に終わるという最悪の事態は免れましたが、少し肩を落としましたね(ガックシ)。しかし、その測定が終わった午後4時以降、得られたデータをエクセルに入力してグラフに描いてみたりしたところ、希土類元素パターンに予想以上に大きなテトラド効果が見られて、しばらく自己満足に浸っておりました(にこにこ)。などという研究上の話をしても解る人は少ないでしょうけど・・。いや、ちょっと待て。この日記のタイトルは何だ? 「日々これ勉強」じゃないか。研究の話を書いて何が悪い。恥じることはない(恥じていたのか)、堂々と書こうではないか。とはいえ、専門的になり過ぎると興味のない人には面白くなくなる恐れがありますので、こういうのはほどほどに留めるべきなのも判ってるんですよねえ。何しろ自分で書いてて面白くないもの(<こらこら、自分くらい面白がりなさい!)とか言ったりして。冗談ですよ。興味がなけりゃこんな研究続けてませんがな(<こんなって言うな)。なんか、書き方がひがみっぽいですか?(苦笑)

 平日でしたが、夜になってから思い立って、こっそり大学を抜け出しの街へ行きました。ナディアパーク紀伊國屋書店で、森先生の短編が載っている冊子の「星星峡」を無くなる前に手に入れたかったのです。何故、初めから書店を限定しているのかといえば、事前に大型書店の星星峡の入荷状況に関してWかへま氏のところで情報を得ていたおかげなんですね〜(にっこり)。こういったローカルで偏った情報を得られるのは非常に稀なことですが、ネットで個人の日記をチェックすることのメリットのひとつだと言えるでしょう。住んでいる地域が同じだとなおさらですね。とても助かっております。

さて、主な目的はその「星星峡」だったのですが、紀伊國屋書店に行ってみてもうひとつ目的があったことを思い出しました。コジマケン氏の「月の男」です。前回端末で検索して在庫が無かったので期待はしていませんでしたが、今回もやはり在庫はないとのことでした。しかし、少部数だという話を聞いていたので今回は諦めずに注文することにしました。というわけで検索結果をプリントアウト。レシート様のその紙を手に持ち、レジカウンタに向かいます。が、他の客の相手をしていて店員さんの手が空いてないようだったため、しばらく文庫コーナをうろうろしながら待つことに。そしたら、たまたま目に入ってきた本に森博嗣先生のお名前を発見。どうやらいろんな作家の短編を集めた短編集のようです。あれ、いつの間に新たな短編が出てたの?と一瞬思いましたが、本を手に取り中を覗いてみて納得。なるほど、これがあの「石塔の屋根飾り」が収録されたという短編集だったのですね。日本推理作家協会編のミステリー傑作選40とかで、「密室+アリバイ=真犯人」というタイトルが付いていますが、特にタイトルに沿った作品が集められているわけではなさそうです。森先生以外では、失礼ながら(失礼ではないでしょうけど)今野敏氏と折原一氏しか知りません。しかも作品を読んだことがあるのは今野氏のみ。正直、森先生の作品が載っていなければ買うことはない短編集でしたが、すでに読んだことのある作品でも森先生のが載ってさえいれば、これはもう買っちゃいますね(笑)。

ということで、その本も手に持ちレジカウンタに改めて向かうことになりました。しかし、ここで戦略上の問題発生。「星星峡」は無量で配布されているもので、それだけが目的なら店員さんに「これ、もらえますか?」と言ってゲットするだけで良かったのですが、「月の男」の注文をするという要件を加えてしまった上に、普通に本まで購入することになってしまったもんだから、一体どの要件から店員さんに言えば良いのか悩んでしまうことになったのです。本を購入してから無料冊子をもらって注文をするのか、冊子をもらってから本を買ってさらに注文をするのか、あるいは注文を済ませてから本を購入し冊子をゲットするのか・・うんぬんかんぬん。うわああ、そんな三度手間なことしてレジカウンタでもたもたしなきゃいけないなんて。赤の他人とのかかわり合いは、もっとスマートに済ませたいところなのに〜(苦笑)。

そういう葛藤を内に秘めながら、レジに辿り着き、実際にとった行動は、まずカウンタの前に置いてある「星星峡」を手に取ろうということでした。それを持って本を一緒に出せば、一緒に袋に入れてくれるであろうという判断。が、その冊子がある場所の近くでは店員が一人の客と応対している最中だったため、冊子に手を伸ばしたところで別の店員さんに「こちらへどうぞー」なんて言われてしまう。ああ、判ってるんです、この客の後ろに並ぶつもりはないのです、この冊子を持ってそっちに行くつもりなのです、だから呼ばないで〜(懇願)。なんて思いつつ、すばやく冊子を取り呼ばれた方に向かいましたね。そして本と一緒にカウンタに出して、なんとか冊子は無料のまま手に入れることができました(ほっ)。手順を1つ減らせて良かった良かった。お金を払ったあと、「ありがとうございましたー」と言われて軽くあしらわれてしまいましたが、ここは頑張って引き続き「月の本」の注文に移りました。調べてもらった結果、出版社にも在庫があるかどうかは不明とのことでしたが、一応注文用紙に必要事項を記入し、後日の連絡を待つことにしました。2週間くらいかかるそうな(長いなあ)。こうして、スマートとは言えないもののすべての要件を済ませることができたしだいです。それにしても、自分がいかに些細なことで悩んでしまう小さい人間かを再確認した一件でしたね(笑)。

 帰りのバスの中で早速「星星峡」に載っている「工学部・水柿助教授の逡巡《第2話》」を読み始めました。読み終わらないうちに午後9時頃に大学前に到着。研究室でも続きを読み、9時半にようやく読了。ついにその瞬間まで話が進んでにこにこせざるをえません(にこにこ)。何より素敵なのはその動機ですね〜。そうそう、だいたい人間って近しい限られた人のために何かをするんですよ(うんうん)ってな具合に頷いちゃいます。いつか自分もそういうふうなことができたらいいなあ(ぽわ〜ん)と夢想するのでありました。しかし、帰宅するのは遅くなり、霧に近い雨がしっかり降っていてちょい濡れ。それでもちゃんとコンビニに寄ってどっさりシリーズは3個購入したのは、買い溜めへの執念か、はたまた単なる惰性でしょうか。ストック数は合計10個になりました。


(2/28) 先日のコンパの影響が一日置いてやってきたのか、昨日無理して起きたのが影響したのか、2月最終日の木曜日は寝倒しました。夜更かしをしていたとはいえ、午後3時頃になってようやく目覚めたというテイタラクです(苦笑)。ここまで遅いと、もう急ぐ気も起こりませんね。具無しのカレーライスを食べたり、ゆったりお風呂に入ったりして、5時頃大学に出てきました。でもって成したことといえば、実験器具の洗い物を少しくらい。

 出て来るのが遅い日は大抵その分夜遅くまで大学に居ることになるのですが、この日は違っていました。なんといっても2月の最終日です。ということは、そう、たらみどっさりシリーズの安売りキャンペーンが本日までなんですね〜。これは忘れてはいけません(<他にいろいろ忘れてるくせに)。ラストチャンスを逃してしまっては死んでも死に切れない、というほどではありませんが、ここで買わなきゃいつ買うの?という決意で、夜になってからは過ごしていたのであります。つまり「12時までにはコンビニに行くぞ」という決意ね。新商品とかだとコンビニで売り出されるのはだいたい発売日の午前7時からの場合が多いので、安売りをしている時間もそこまでは猶予がある可能性もありましたが、日付けが変わってしまうのはやっぱり不安だったので、とりあえず12時になる前に帰宅することにしたしだいです。まさにどっさりシリーズそのためだけに早めの帰宅(早くはないけど)。そして予定通りコンビニに寄り、滅多に持つことのないカゴを手に持ち、デザートの棚に向かったのであります。カゴを持った時点で大量に買う覚悟はあったのですが、さすがに在庫を全部買う勇気はなく、遠慮して10個だけカゴに入れました(<それでも10個も買ったのか!)。うははうはは。どっさりシリーズだけにどっさり買ってやった(くだらんな)わけですが、この時点で家の冷凍庫のストックは9個だったので、なんと最終日にしてほぼ倍増です!(笑)

 さて、家に帰りそれらを冷凍庫に収めようとしたところ、案の定もう冷凍庫には収まり切りません。そこで、冷蔵庫の方にその10個は入れることにしました。他に冷蔵庫に入れている物といえば、ずっと使っていないパック入り味噌(開封済み)と未だ手をつけていない「娘。ポッキー」と、扉のポケットにワインと醤油とポン酢があるくらいで、はっきり言ってガラガラ状態だったのです。今まではただ空気を冷やしているだけという、冷蔵庫にしてみれば不本意な労働を強いられていたわけですが、今回どっさりシリーズがどっさり入れられたことによって、ようやく本来の役目を果たせる時が来たと冷蔵庫も喜んでいることでしょう(笑)。今はこのどっさりシリーズのために稼動していると言っても過言ではありません。なんかここまで来ると、いっそのこと冷蔵庫いっぱいどっさりシリーズを詰め込みたくなりますね。集めたいというより満たしたいという欲求でしょうか。そのうち食べることも忘れて、溜め込むだけが目的になりそうな危うさが心の中にナキニシモアラズです(どっさりコレクタ?)。食べ物までに蒐集してしまうというのも考えものですが、たとえば、お金を遣うことよりも貯金することに重きを置くようなものだと思っていただけばいいでしょう。とはいえ、もう安く売ることは当分ないだろうし、これ以上溜め込むような真似はせずに済みそうではあります。うーん、残念だなあ(残念なのか)。もし、さらに安売り期間が延びたとしたら、続けて買い足してしまうポテンシャルが自分の中にあるという自信はあるんだけどなあ(<もっと他の自信を持ってください)。そしてきっと、冷蔵庫のスペースが無くなるくらいどっさりシリーズが詰め込まれたアカツキには、西澤保彦氏の「麦酒の家の冒険」ならぬ「どっさりシリーズの家の冒険」として物語られちゃうことでしょう(語呂が悪い)。

 とまあ、ほとんどどっさりシリーズのことしか話してないことからも明らかなように、そのことばかりが気掛かりで他に何もしてなかったのです(笑)。どれくらい気掛かりだったかというと、せっかくコンビニに寄ったのにトイレットペーパを買い忘れていたというくらい。最後のロールも残り少なくなっているという状況では致命的ですね(死にやしないが)。これでは翌朝、我慢するか外でするかのどちらかを迫られることになってしまいます。さあ、困った。困ったけど明日からはもう3月です(関係ない)。どっさりと、短い2月に別れ告げ、月夜に紛れて立ち大便(<すぐ過去ログになるからって下品だぞ!まるでなまもの!の隠し日記みたいだ<それは失礼)。


▲次のページを読む(3月の前半)
▼前のページを読む(2月の前半)
★目次に戻る
Go Home日々これ勉強