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日々これ勉強(2001年8月の後半)

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泣きっ面に8月(の後半)

(8/16) 引き続き体調はすぐれず、動けばくしゃみ、座れば咳、ほっといても水不足が解消されるくらいの鼻水が出てきて、ティッシュの消費量が増加しています。自分の机の横には個人用のゴミ箱(手作り)を設置していますが、すぐにティッシュの山ができてしまうほどです。こんな状態が続くと、さすがに精神的にもちょっと弱ってしまいますね。何をするにもやる気なしなしです。フランス料理も作る気になりません。もともと作れませんが。立ち上がるのも、歩くのも億劫になってきて、しまいには目を開けてるのすら耐えられなくなってくるのです(<ただ眠いだけでは?)。とはいえ、やらなきゃいけないことはあって、昨日は洗浄していた実験器具を片付けたり学会発表用の要旨を書き上げ速達で郵送したり。〆切までには届くでしょう。今年の地球化学会は10月の中旬に開かれて、会場は学習院大学です。

 昼食は当然のように北部生協でした。昨日もそうだったのですが、ここで食事するときはいつも3人のような気がします。それも毎回同じメンバというわけでもないから不思議です。まるで定員があるみたい。当然それが分かる自分は毎回そのメンバに含まれているということですけど(つまり昼食時はいつも暇ってことか)。さて、食べたものはというと、またまた沖ぶりの照焼定食でした。前回との違いは煮物がナスとこんにゃくと人参の煮物になっていたのと、酢の物がキュウリとワカメと春雨の和え物になっていたところです。後は前と同じで沖ぶりの照焼小ライス味噌汁を美味しくいただきました。満腹満腹。

 午後は久しぶりの放射化分析のお手伝い。アイソトープセンタにサンプルを持ち込んで、測定装置にセットの後、自動測定解析のプログラムを走らせました。終了は明日の夕方ぐらいの予定。それまでは基本的に何もしなくても良くて、楽と言えば楽ですが、サンプルの準備とか原子炉を使った放射化に多少の手間がかかる分析です。ってなんだか真面目なこと言ってますが、そこは少し熱っぽいせいだということで、お許しあれ。書くのが精一杯なの(ぶりっこ)。

 お忘れかもしれませんが、チョコラザウルスのコレクト作業は地道に続いております。昨日も就寝前に寄ったコンビニで2つゲットしました。スコミムス2クラドセラケ2です(「2」は「ツー」と読んでね)。って、これからはダブったら分りやすくするために名前の後ろに番号をつけることにしようと思った途端、2つともダブりかよ!<しかもこのチョコラザウルスの組み合せは8/1の日記に記述したときの組み合せと同じだし、ダブルでダブりかよ!<ツッコミがやたら説明口調で長いのかよ!<それは日本語としてどうかよ!(笑)

 昨夜は夕食もそこそこに、杁中三洋堂書店に出かけました。というのも石川梨華の写真集がここに置いてあったという情報を得たからです(にっこり)。この書店へ行くには坂を登る必要があって、体調不良の体には自転車での坂の登りは少々辛いものがありますね(はぁはぁ)。しかし、そんなことを言ってる場合ではないのです。権利取得から10日目であった昨日は、石川梨華の写真集の購入権が「2冊買ってもいいよ権」にせっかくグレードアップしたんですから早速行使しない手はありません(笑)。咳が出ようがくしゃみが出ようが鼻水垂れようが、なんとしてでも手に入れないと死んじゃうのです(をかへまさんか)。ということで夜遅くまで営業している三洋堂書店へ行き、無事2冊目の石川梨華の写真集を手に入れたのでした(にこにこ、だけどはぁはぁ)。ふふふ、これはなるべくビニールカバーも開けないようにしてヴァージニティを保つよう心掛けよう! えっと、言われる前に先に自分で言っておきましょう。「まさかほんとに2冊買うとはねぇ」 それから、ついでに「詭弁論理学」という本も買いました。この本が書かれたのはなんと私が生まれた年なんですね。論理パズルの類いには昔から興味があったので楽しめそうな内容です。ちびちび読みましょう。

 そうそう、2冊買うと言えば、先日予約受付が開始された森先生フォト&ショートストーリィ集「アイソパラメトリック」も、実は2冊予約したのです。これは数量限定らしく、新しいのが欲しくなっても、他の書籍のように後で買うことができなさそうだからです。それにピンズが付録で付いてくるというのにも惹かれました(笑)。予備があると思えば、ピンズも鞄に安心してつけられそうですからね。2冊買うとそれなりに値段は張りますが、募金活動に寄付をするより遥かに価値があることです(もちろん自分にとってですが)。

 本日は木曜日。当面自分の実験に集中できそうですが、まずは体調復活が優先か。なんて弱音を吐いていればいいのさ。この幸せ者が!(大胆発言か)


(8/17) 昨日は水戸黄門の歌を地でいってしまい、今、非常に落ち込んでいます。つまり、「人生楽ありゃ苦もあるさ」を実体験したわけですが、そんな歌のように生易しいものではありませんでした。思い返す度に、あの時ああしてれば良かったとか、こうしてればあんなことにはならなかったはずだ、というような後悔の念が浮かんできます。今までの人生で「後悔先に立たず」という言葉が、これほど身に滲みたこともないでしょう。楽しい時間に夢中になるあまり、結果的に迷惑をかけることになってしまったことを申し訳なく思うばかりです。自分の未熟さを痛感しました。自分が辛いだけなら気の持ち様でどうにでもなりますが、自分だけの問題ではないのでとてもいたたまれない気持ちでいっぱいです。本当は、何も書く気になれません・・。でも、自戒の意味を込めて書いています。なんとか状況が改善されることを信じて。

 本日は心境とは対照的によく晴れた金曜日。ああ、しかし気がつけばもう夜。何やってんでしょうか、まったく。自己嫌悪だなぁ。アホだよアホ。この私をアホと呼ばずして一体誰をアホと呼ぶというのか(アホの坂田氏ぐらいでしょう)。しかし、無情にも、ついてないときほど話のネタは転がっているようで、昨夜も普段なら絶対書くであろう出来事がありました。今はとても書ける段階にありませんが、立ち直ったときは回想して想い出話として語る日が来るかもしれません。あなたはタクシーで最高どれぐらいの距離(料金)を行ったことがありますか。はぁ(溜息)。


(8/18) 昨日は暗いこと書いてますね。まぁ昨日の段階ではあれが精一杯かな。仕方のないところでしょう。などと余裕を持って言えるくらいには立ち直りました。ご心配をお掛けしてすみませんでした(誰もしてないかもしれないけど)。状況は少し改善したのでご安心下さい(って一番安心してるのは自分ですが)。これじゃ何のことかさっぱり分かりませんが、分からない人は分からないなりに「少しは元気になったみたい」くらいに思っていただいて結構です(笑)。これからが辛い時期と言えば辛い時期なのですが、気長に待つしかないようで・・。ふぅ〜。

 さて、一昨日の夜から昨日の午前中にかけてはとにかく肉体的にも精神的にもまいっていて、研究室の机でつっぷして朝を迎え、帰宅後も午前中はずっと寝てました。お昼も随分と過ぎた頃、ようやく起き出し、大学にやってきたしだいです。本当は一日中寝ておきたかったところでしたが、仕事が待ってましたからね〜。その仕事とは放射化分析のお手伝い。その作業の間中はわりと平常心で事にあたることができました。しかし、それが済んでからは、もう何もやる気が起こりません。先生から2、3頼まれたことがあったのですが、それをすぐに実行できるような精神状態ではありませんでした。夕食も食べ逃しました。とにかくそれくらいガックシ落ち込んでいたわけです。ということで昨夜は早々に帰宅していつもよりも早く布団に入りましたね。いつもが夏至の日の入りだとすると、昨日は立秋の日の入りくらい早く入りました(比喩がわかりにくい!)。

 あ、そうだ。その前にコンビニに寄ってました。そこでまたまたチョコラザウルスをひとつゲット。しかし今回もダブりでパラサウロロフス[骨格]2。なかなか新しいのが集まりません。まぁ、これも気長にいくとしましょう。

 本日は土曜日で天気は良好でした。しかし明るい時間のほとんどは自宅で過ごしていた休日です。体調のせいか精神的なダメージのせいか、いつにも増して眠くなるのです。気がつけば昼食も食べていませんでした。午後になり、経験豊富な(笑)友人K藤氏と電話で会話したおかげで少し気分は晴れました。ここに感謝の意を表しておかないこともないかも(<素直に表せよ)。そしてその後大学に出てきて、落ち込みの原因だったことについて進展があったので少し元気も回復したということです。ほんとうに良かったと安堵しています。そうそう、書き忘れていましたが、先日後輩の犬Z君から島本和彦氏のマンガ「吼えろペン」の第1巻を借りることができました。氏の講演会を拝聴してから、何か作品を読んでみたいと思っていたのでとても嬉しいです(にこにこ)。本当は「燃えよペン」がよかったのですが、借りてる身分でそんなわがままを言ってはいけません(笑)。欲しければ自分で買うべしです。山口県で二番目に人口の多い都市は宇部市です(<検索して調べてまで書くネタか?)。


(8/19) もう大丈夫です。すっかり元気。体調もだいぶ回復。希望が見えてきました。ついでに夢も見ました。昨日の昼間うたた寝をしていて見た夢。どこかの体育館で女子選手がバレーボールの試合をしていて、観客は自分以外に誰もいません。例外的に控えの選手がコートの向こう側に立っています。しかもなぜか膝の高さくらいの低い跳び箱を前にして。しばらく試合は続いていましたが、あるときから様子が変わってきます。妙に選手の動きがリズミカルになってきて、攻撃する時も守備をするときもなぜかチームの動きが揃っているのです。そしてどこからともなくダンサブルな音楽も聞こえてきて、それにシンクロするようにみんな踊り始めているではありませんか。それもヒップホップ系の比較的激しいダンスです。コートの外にいた控えの選手も目の前の跳び箱を使って、踏み台昇降っぽいことを繰り返しています。気がつけば音楽に合わせてしている試合はバレーボールではなく、ドッヂボールみたいになっているし、そのうちコートとかも関係なくなって、体育館のドアの外からも人がダンスしながら入ってきたり、一大ミュージカルの様相を呈してくる有り様です(“様相”と“有り様”は重複してる?)。観ていて圧倒されてしまいました。しかし、登場人物が全員女性というのがいかにも欲求不満っぽいですね(苦笑)。ま、それはともかく、我ながら頭の中でのダンスの再生能力に驚きです。見たこともないようなダンスも出てきたような気がします。このようにイメージできるということは、もしかすると自分もあんなふうに踊れる可能性を持っているということではないでしょうか。問題は、起きている時にイメージできないという点ですが(笑)。

 昨日の夕食はコンビニで買って帰ったインスタントの冷やし中華を冷やさないでアツアツのまま食べてみました(熱いのが好きなので)。つまり麺を茹でたらそのままお湯を切って皿に盛って、そこに専用のタレをかけて食べたわけですが、結論から言うと、冷やした方が良いです(苦笑)。酸っぱめのタレが熱い麺と絡んで口の中で蒸発するため、酢の香りが鼻腔全体に広がってむせ返ってしまうのです。まぁ味的には問題ないのですが、ちょっと気持ち悪さが残ってしまいますね。さらにその後で、甘いカルピス牛乳を飲んでしまったもんだから余計に気持ち悪くなることこの上なしという感じでした。次は冷やしうどんを冷やさないで食べようかな(<シリーズか?)。

 というわけで昨夜も早めの帰宅でしたが、ちょっとした嬉しいことがあって精神的にもかなり楽に。おかげで久しぶりに見たテレビでも笑うことができました。竹中直人は好きだなあ。本当に落ち込んでいるときはテレビはおろか、好きな音楽を聴くことさえできなかったですからね。えっと、これからしばらくは早めに帰宅させていただきますので、ご了承のほどお願い申し上げます。ほんとですよ。人間変わる時は変わるんですから。

 本日は日曜日でちょっぴり曇り空。どこにも出かける予定はなし。そろそろ自転車のクィーンエリザベス2世号に油を注してやらないと。もう3年乗ってます。タイヤもすり減ってきて替え時です。大々的なメンテナンスが必要かもしれません。


(8/20) 昨日の午後、自転車に油を注しながら感じましたが、昼間でもかなり涼しくなりましたね。日射しはまだ強いですが、気温自体はそれほど高くなくて、日陰なら快適に過ごせるようになりました。秋ですね。好きな季節です。たぶん去年も同じことを言っていると思いますが、やっぱり秋が好き。森先生の短編「僕は秋子に借りがある」も好きです。秋田犬も好き(というか犬が好き)。秋田小町も好き(<単なる小町好きでは?)。秋茄子はそうでもありません(何の話だ)。体調は随分と回復しましたが、まだのどの調子だけはおかしくて、タンが詰まっている感じ。あ、念のために言っておきますが焼肉のタンではありません(そんなのが詰まってたら大変だ)。

 最近、アパートの周りで野良ネコをよく見かけます。ずっと前にも野良ネコがうろついていた時期がありましたが、ここしばらくは全く姿を見せていませんでした。涼しくなって出てきたのでしょうか。そんな中でも人一倍(というか猫一倍)人懐っこいのがいて、アパートの住人の玄関の前に置いてあるゴミ袋をベッド代わりにして寝ていたりします。なんとなく見た目は以前現れていたネコに似ているような気がするのですが、それにしてはサイズが小さいので子猫かもしれません。世代交代ですね。体も細くてちょっと傷付いているっぽいです。きっと、ケンカでもしたんでしょう。誰かが見兼ねてエサを与えたため居着いてしまったという可能性も考えられます。で、昨夜帰宅した時もそのネコが近寄ってきました。足にまとわりついてくるだけでなく、自転車のタイヤやペダルにも体を擦り寄せてくるので、文字通り自転車も人間の足だと思っているのでしょう。そしてしきりに鳴き声を上げてのどを鳴らしてきます。タンが詰まっているという可能性もなくはないですが、たぶんエサをねだっているんですね。まぁ、可愛いのでしばらく相手をしてました。ちょうどデジカメを持っていたので写真も撮ってやろうと思いましたが、調子が悪くて残念ながら記録することはできず。そうと分かればもう用はありません(<写真だけが目的だったのか!)。依然として擦り寄ってくるネコを欺きつつ、素早く玄関ドアを開け、部屋の中へ入りました。甘やかしてはいけないのです。エサも与えません。野良ネコは野良ネコなりに上手く生きていけるでしょう、というかそれで生きてこそ野良ネコの中の野良ネコだ、お前は立派な野良ネコになりたくないのか!という戒めを込めての判断です(笑)。部屋に入ってすっかりネコのことは頭からなくなっていましたが、しばらくして玄関とは反対側の窓の方で物音が聞こえてきました。初めは何事かと思いましたが、窓の方に行ってみるとさっきの野良ネコが網戸に前足をかけてガンガン叩いているのです。敵もさるものです(笑)。どうやら匂いを嗅ぎ付けて裏にまわってきた様子。コラッと言っても逃げようせずしつこく鳴いていたので、またまたデジカメで撮ってやろうとカメラを向けたら逃げていきました。よその部屋にねだりにいったのかもしれません。夜も涼しくなりました。

 昨夜はF1グランプリを観た後、NHKでやっていた働くことに関する討論みたいな番組(再放送)をついつい観てしまい、午前3時頃まで起きていました。就職、働くこと、やりたいこと、好きなこと、それぞれの違いを自分の中でどう位置付けるのかが、結局のところ問題になってくるのかなという印象。まだ学生をやっている身分なのでいろいろ考えさせられるところはありました。とはいえ、所詮仕事はお金を得るためにするものだと思っています。得たお金を好きなことに使えればそれで良いのではないかと。だから別に複数あってもいいし、その方がやりやすいこともあるでしょう。もちろん時間が許せばの話ですが。

 料理と言えば(ってどこで言っているのかと言えばをかへま氏の8/18日の日記でですが<そんな、よそさまの日記から無理矢理話を広げなくても!)、久しぶりにご飯を炊きました。ただし昨日ではなく一昨日です。どこかでお粥の話を聞いて、うちにはお米もゆかりもあるしお粥なら簡単にできそうだなと思って炊いたまでは良かったのですが、冷やし中華を作ってしまうは、インスタントラーメンを買ってくるはでそのまま炊きっぱなしになっているしだい。やっぱりカレーぐらい一緒に作らないとなかなかご飯を消費しない傾向にあるようです。ちなみにうちは玄米です。料理をすることは好きな方ですが、自分だけのためにはなかなか作る気になれませんね。

 本日は月曜日で曇り空。台風が近づいているみたい。今日は夜更かしのせいでお昼まで寝てました。お腹空いたなぁ。


(8/21) 昨日の食事は、午後4時にカップラーメンおにぎりを食べ、午後6時過ぎに北部生協まで行ってインド風カレーを食べ、午後8時にはT中氏が持ってきて茹でていたじゃがいもをいただくという短期集中型でした。朝食と昼食を食べていなかったとはいえ、午後4時の食事を済ませた段階でかなり満腹感が得られ、その日はもう何も食べなくても大丈夫だったとは思います。しかし、それでも4時間の間に3回も食事をする結果になったのは、ひとえに誘われたからですね(断っておきますが、「ひとえ」という人物に誘われたという意味ではない)。食事の誘いには元来弱い人間です。えっと、昔の日記で「食事にいちいち誘われるのは鬱陶しい」みたいなことを書いていたような気がしますが、最終的に誘いには乗るという意味で弱いのです。たとえ胸中で「食事くらい自由にさせてくれよ」と思っていたとしても、食事の誘いを断ることは滅多にありません。誘われればほいほいついていきます。何なんでしょうねぇ、この性質は。誰にでも良い顔をしたいという自己防衛反応でしょうか。それとも食事の時間くらい研究室の人間と顔を合わせておかないとコミュニケーションが取れないかもしれないという、不安感がそうさせているのでしょうか。いや、おそらく根本にあるのは「とりあえず行っとけ」とか「とりあえず食べとけ」という貧乏性の為せるわざでしょうね。飲み会があるときも、どうしても予定が空かないときやどうしても嫌な人間が一緒じゃない限りはたいてい参加する方ですが、それも「もし行かなくて面白い話を聞き逃したりしたら損だなぁ」なんていうくだらない損得勘定が働いているものと思われます(これは関西人に比較的多く見られる傾向でしょう)。それでも中には「これも人生経験だ」などと自分を言い聞かせないとやってられないような飲み会もたまに存在しますが、終わってみればそれでも多少なりとも楽しかったと思える自分がちょっとやらしい(笑)。大人になったなぁと思う瞬間ですね。ていうか食事の話はどこへ行ったのだ? え〜と、そうそう、そういう誘われればついていく性質のため、昨日はカップラーメンを食べた2時間後の6時過ぎに生協で夕食を食べ、さらにその2時間後に今度は「じゃがいもが茹だったよ」という言葉を聞いて(T中氏とY下君はこのじゃがいもを夕食代わりに食べていたのだ)、たいしてお腹も空いていないのにサロンでじゃがいもを食べることになったわけです。じゃがいもの他には何にもおかずはありません。丸ごと茹でたじゃがいもがあるだけ。これは食感的には少々厳しいものがありますね。ということでじゃがいもにつける物としてポン酢焼肉のタレが用意されていました。そのうちポン酢と塩でいただくことにしました。前述の通りお腹は空いていなかったので1個を食べるに留まりましたが、サイズがえらく大きくて充分に飽きてくるボリュームです(苦笑)。ごちそうさま。ふぅ〜と一息ついて(具体的には島本和彦氏の「吼えろペン」を読んで笑っていた)昨夜は10時頃帰宅。そして本日のバイトに備えて早めの就寝となったのでした。

 一夜明けて火曜日の今日は、友人の紹介によるバイトでした。午前8時から午後5時までの仕事です。台風が近づきつつありましたが、家を出た午前6時頃はまだ雨は降っていませんでした。N大学前から金山までバスで行き、そこからJRで笠寺駅まで行って集合場所へ。初めてこの駅で降りましたが、すぐ近くに体育館やらホールやらプールやら公共施設が集まっていて、駅の小ささと相まって都会の田舎感を醸し出していますね。集合時間は8時でしたが、7時20分には到着してしまったこともあり、昼食を買っておくためにコンビニを探してしばらく歩きました。そして国道沿いに街のホッとステーション発見。店内に入り、おにぎりとパンを購入しようとレジに持っていったとき、予想だにしていなかった物が目に入ってきました。もちろん実際に物が入ってきたわけではなくて、様々な波長の電磁波が目の網膜上にある細胞を刺激し、その信号が視神経を通って脳まで流れ、分析され構成され検索され認識されて、ちょっとしたわくわく感と同時にある種の寂しさをもたらしたということです。しかし、このときは“それ”を見なかったことにして再び集合場所へと戻ったのでした。

 ガラガラの駐車場。そこを横断する通勤者たち。時間とともに激しさを増す雨。次回、衝撃の仕事内容が明らかに!そしてコンビニで見た“それ”とは一体・・。明日に続く・・。


(8/22) さて、昨日の続き。集合場所に戻ってしばらく待っていましたが、一向に担当者が現れる気配はありません。そこを通る人はみんな駅へ向かっていくか、駅から出てきて広い駐車場を歩いて行くかのどちらかです。その様子を見守りながら、降り方が強くなってくる雨の下、さらに待ち続けました。やがて時刻は8時10分前に。集合時間の10分前には集まってくださいと言われていたので、そろそろ誰か現れても良さそうなもんですが、それらしい人はまだ現れません。それどころか他の雇われ人の姿も見えません。おいおい大丈夫か。ひょっとして集合場所を間違ったんじゃないだろな。電話で説明を受けた通りに来たつもりだけど、左と右を聞き間違えた可能性はないだろうか。そう言えば、駅からやけに近いじゃないか。わざわざ説明する場所でもないぞ。うわあどうしよう、このままでは遅刻だぁ。などと不安感は傘を叩く雨音のように増すばかりです。っていうかそんな詩的な比喩をしている場合ではない! なんとか確認しなければいけません。そこで、ポケットからおもむろに取り出したのは・・持ってて良かった携帯電話ぁ(<ドラえもんっぽく)。

説明しよう、携帯電話とは音の信号を電気信号に変換し、電磁波としてその信号を飛ばすことによって、アンテナの圏内であればどこにいても無線で任意の相手と会話ができるというインド人もびっくりのハイテク機器であって、言わば糸なし糸電話みたいなものである。家にある固定電話を持ち歩いているからといって、それを携帯電話と呼んではアンフェアだと言われるだろう。いや、日記なんだから別にアンフェアだろうが何だろうが問題ないような気もするが、そのことに関しては今は関係ないので深入りは避けたいところである。説明が逸れている。糸電話は音の震動を糸の震動に変換して相手に声を伝える仕組みであるが、その糸の部分が電磁場になって糸の震動が電磁波になったと思っていただければ良いだろう。もちろんかけた電話の先に相手がいなければ会話が成立しないのは糸電話も携帯電話も同じである。違うのは、糸電話では糸をつないだ相手としか会話ができないが、固定電話や携帯電話では糸をつなぐ先の交換を電話局でやってくれるという点だ。昔はそれも人間がやっていた。犬や猫がやっていたわけではない(当たり前だ)。技術が進歩しやがてそんな仕事もなくなったが、だからと言って「人間の仕事が奪われた」などと言っては人間の尊厳を軽視していることになる。働くことが人間の価値ではないはずだ。「働く権利なんてクソくらえ!」とあのゲーテも言っている(「ゲーテはすべてを言った」という言葉があるらしい<「詭弁論理学」より)。世の中には人間にしかできないもっと高尚で複雑なことが残されているのだ。そうだ、それを探し続けようではないか。そこの君、働いている場合ではないぞ<と言ってる本人がこれからバイトをしようとしているのは何とも皮肉ではあるが(笑)。いやぁ生活するためにはねぇ〜。

ええと、話が逸れまくりマンボですが、電話をかけた相手というのは同期のT中氏です。彼も同じバイトを引き受けていたのです(日程を合わせたのはこちら)。しかし、着信履歴に残っていた番号に電話をかけて聞こえて来たのは「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」というメッセージ。がーん。ていうか、ちがーう。それはT中氏の前の電話番号でした。携帯電話を壊して再契約したから彼の番号は変わったため、2つの番号が残っていたしだい。気を取り直してもう一方の番号にかけてみると、今度は「電話に出ることができません」というメッセージ。くそっ!誰だ、持ってて良かった携帯電話なんて言ったやつは!(笑)ていうか(誰)ていうか(俺)。通話料がかかっただけでまったく役に立ちません。こんな役立たずは捨ててしまえ!と怒りに任せて手に持っていた携帯電話を、ポケットに仕舞い込みました(<叩き付けなかったのか<そんなことはしません)。降り続く雨。台風の影響はないだろうか・・などとぼんやりすること約1分。T中氏が無事駅の方向から現れ一安心。しかし、依然として担当の人は現れません。二人して待ちます。ふと見るとそばには怪し気なワゴン。もしやと思い近づいてアピールしてみましたが不発。何の反応もなし。違ったらしいです(笑)。さらに待って、集合時間の8時も過ぎようかとしていた頃、1台の会社の車としてよく使われているカローラワゴンが目の前に停まり、メガネのお兄さんが登場しました。どうやらその人が担当者らしいです。そして8時から働く雇われ人は我々二人と、別の場所に来ているもうひとりだけとのことでした。で、車に乗り込んで移動したわけですが、いきなりやられました。強烈に匂ってます。車内には生ゴミの腐ったような匂いが充満しているのです(事実、生ゴミの腐ったやつが入ったゴミ袋が積んであった)。これで大体想像はつくでしょうが、仕事内容はゴミの分別作業です。名古屋市の依頼でゴミ調査を請け負っている会社(それがメインではないが)のバイトだったというわけ。まぁ、言うほどの仕事ではないですが、給料が高いだけのことはある仕事だということは後々分かります。

 もうひとり加わって3人揃った我々雇われ人がまず向かったのは、瑞穂区の住宅街でした。着いてみるとゴミ収集車がすでにスタンバイしとるばい(<いつから九州人?)。えっと、実は我々3人にはゴミ分別の前に一仕事用意されていて、今回のゴミ調査の代表となっている地域のゴミを収集する作業をするのです。雨がぱらつく中、数十世帯から出たゴミを歩き回って(ときには走って)集め、ゴミ袋の容積ごと(10、20、45リットル)にカウントしていきました。一番多かったのは10リットルでしたね(80袋ぐらい)。それらは全部収集車に載せられ、ゴミ処分場へと運ばれていきました。この作業だけでも運動不足の体には結構堪えます。ちなみに、名古屋市の環境事業局の人も立ち会いのもとでした。

 さて、その後我々も車に乗り今度は港区にある名古屋市では一番大きな南陽のゴミ処分場へと向かいました。途中、雨足は強くなったり弱くなったり。相変わらず車の中は臭いですが、担当の人が吸う煙草のおかげで少し匂いはましになりました。これほど煙草の匂いがありがたいと思ったことは今までなかったでしょう。30分くらいで処分場に到着。するとそこには他の雇われ人(9時始まりのバイト)が数人いて、ゴミ分別の準備が進行中でした。準備が整ったところでゴム手袋とマスクを受け取り、一通り説明を受けて、いよいよ分別作業の開始となりました。分別項目はなんと61項目もあります。しかしいきなり細かく分けるのではなく、まずは大分類をして、そこからさらに小分類をしていくという形です。この日は可燃物の日だったので、多いのは紙類厨芥類(いわゆる生ゴミ)。特に一番厄介だったのが厨芥類です。匂いはもちろんのこと、水分も結構あって中に紙とかビニル袋とか竹串とかが混じっていたりするもんだから、分けるが大変なのです。煙草の吸い殻が一緒に入っているのもありました。せめて生ゴミは別の袋に包んでくれよ、と涙ながらに思ってしまいますね(涙)。他にちょっといや〜んなゴミには、犬の糞とか生理用品(もちろん使用済)なんてのがあります(女性の方すみません)。あと、可燃物の日なのに不燃物も結構混じっていたりして、腹立たしく思うことも。そんな作業をやってて思ったのは、殺人事件があったときの警察の調査ってたぶんこういうこともするんだろうなということ(笑)。ゴミを見ればその人の生活が丸分かりですからね。そういう意味でも、ゴミの出し方には気をつけようと、身が引き締まる思いでした。マル。
 ずっと作業をしっぱなしだったので(仕事だから当たり前)デジカメで写真は撮れなかったのですが、処分場の規模にはびっくりです。収集車がゴミ捨て場に捨てる場所にはでっかい両開きの扉があるのですが、それが1番から18番まで並んでいます。その18番の前でシートを広げて分別作業をしていました。で、分別され、重さが計られ記録されたものは、最終的にはその扉の隙間から捨てていくのですが、そこから垣間見えるゴミ捨て場のバカ広いことと言ったらないです。落ちたら死ねると思えるくらい。そして、恐らくゴミを焼却炉に入れるためのクレーンも、バスを持ち上げられるんじゃないかと思うくらい大きいのです。滅多に入れるところじゃないだけに写真が撮れなかったのは少し心残り。代わりと言ってはなんですが、持って帰ってきたマスクを着けているところを写真に撮りました。これがその勇姿だ!って、着け方違ってるぅ〜(ベトナム人か)。えっと、正しくはこうなります(顔が見えてないぞ!)。

 昼食を挟んで分別作業は午後3時には終了。予定より早く終わったようです。台風も近づきつつあったので、片付けてからその場でお茶を飲んで少し休憩した後(使った紙コップはもちろん目の前にある大きなゴミ捨て場へダッシュート>こういうのは便利)、会社のある笠寺へと帰っていきました。そこでバイト代を手渡しで受け取り、ほくほく帰路に就いたしだい。一度大学に寄ってから帰宅しましたが、運良く雨が止んでいるときに帰れました。そうそう、帰り道コンビニに寄って、朝方に見かけて以来気になっていた“あれ”をついにゲットしました。それは、365日のバースデーテディの第2弾なのです〜(にこにこ)。ちょうど昨日が発売日だったみたい。今度も中部地区が先行発売のようで、再びテディ生活が始まるのかぁというわくわく感はあるのですが、それと同時に今までの第1弾が無くなってしまうという寂しさも少し感じますね。でもまぁ、過去は振り返るしかあるまい(当然)。なにはともあれ、これからは星座別にタグが色分けされているこのテディに賭けるショゾンなのであった(わはは)。


(8/23) 昨日書いたように、自分のバースデーテディを当てよう!<セカンドステージ>が始まってしまったので、チョコラザウルスへの興味はほとんど失われ気味ですが(苦笑)、一応手に入れたものは紹介しておきましょう。シノサウロプテリクス2とニューカマーのプシコピゲ(三葉虫)、それにディプロカウルス2が新たに加わったチョコザル(<省略形?)たちです。

 話は変わって、一昨日の夜実家から電話がありましたが、実家で飼っていた犬が死んだという知らせでした。おそらく老衰だろうとのことです。この犬とは中学生か高校生の時からの付き合いだったと思います。雑種ですが、黒とクリーム色のツートンカラーの毛並をしていて眉毛があるような顔立ち(いわゆる“四つ目”)で、とても美人さんでした(メスなのです)。まだ小さかった頃はよく遊んだのですが、大学に行くようになってからは年に数回しか会うことはできませんでした。それでもちゃんと覚えていてくれるのが嬉しかったですね。実家に帰る時の楽しみの半分は犬に会うことだったくらいです。最後に会ったときは動きもかなり緩慢になっていたので、もうすぐかなとは覚悟していたのですが、いざ死んでしまうとやっぱり寂しいですね。もっとああしてやれば良かったなぁなどと振り返って思うことはたくさんあるのですが、もうどうすることもできません。当たり前ですが、犬は人間よりも早く死にます。その悲しみを味わいたくないという人もいるでしょう。しかし、飼っている間はそんなことを感じさせないくらいに、犬は立派な家族の一員として、良きパートナとして、人間をいろんな意味で支えてくれる生き物だと思います。幸い実家にはもう一匹、死んだ犬の娘がいるので家の中はまだまだ賑やかでしょう。人間に媚びることなく、いつも高貴で、凛々しく力強かった、我が愛するパートナ、リトルに永遠の冥福を・・。

 昨日は前日のバイトの疲れが出てお昼までぐったり睡眠でした。それでもやるべきことは山積みで、午後から大学に出てきてまずは昼食(それがやるべきことだったのか!<そのうちのひとつではある)。その後、生協の購買へ行き、モーニング娘。「ザ☆ピ〜ス!」を買ってしまいました(にこにこ)。シングルには手を出すまいと思っていたのですが、バイト代が入って気持ちが大きくなっていたのでしょう(笑)。しばらくはずっと聴いていると思われます。夕食は軽くカレーで済ませ、昨日もT中氏がT橋君から大量にもらったじゃがいもをいただきました。今度は油で表面をカラッとさせたフライドポテトを目指していたようですが、事前に茹でたのが悪かったらしくカラッとはできませんでしたね(苦笑)。ま、それでも所詮じゃがいも。塩とか塩胡椒をつければそれなりに美味しく食べられます。そんな時に盛り上がっていた話題はなぜかムー大陸の話(笑)。昨夜は実験のための予備実験などをして帰宅となりました。

 さて、快晴の木曜日だった本日は、再びゴミ分別作業のバイトでした。正確にはゴミの組成調査。前回同様、始発のバスで金山へ行き、そこからJRで笠寺駅へ。駅から少し歩いたところにあるコンビニに寄って昼食とバースデーテディ(こんなときに!)を購入後、さらに歩いて総合体育館を横目に見ながら会社前に7時半には到着。早過ぎです(苦笑)。そこで20分くらいまで待っていると、ようやくT中氏登場。8時前にメガネをかけた担当者のNさんが運転する車に二人乗り、今回初めてこのバイトをするもうひとりを迎えに笠寺駅まで行きました。そこで8時過ぎまで待ってなかなかその人物が現れないねぇなんて言っていたら、実は少し前に車の前を通り過ぎていった人物がもうひとりのバイトだったというちょっとした行き違いがありましたが、大したタイムロスもなく、まずはゴミの収集作業に向かいました。今回の調査地域も前回と同じ瑞穂区の住宅街でしたが、適当なサンプル数を確保するため少し範囲は広めです。その地域では今日は不燃物資源の日で、分別作業は前回の可燃物のときに比べればはるかに楽な作業だと言えるでしょう。ただゴミ収集時には、ビンカン紙製資源プラスティック製資源ペットボトルのそれぞれの重さをその場で計かるという作業がありました。その作業が40分くらい。それが終わってから、前回同様、各家庭から出された不燃物を3人で集めてまわりました。今回は収集車(パッカー車)を動かしながらの場面もありです。これが終わったのが9時40分頃。それから向かったのは名古屋市の大江破砕工場です。ここは名古屋市の各地から集まって来た不燃物を一手に引き受け、材質ごとに細かく砕いてリサイクルに回せる物は回したり、燃える物は可燃物の工場に送ったりしている結構要の施設らしいです。ここでの詳しい作業風景はまた明日ということで(前回と大差ないですが)。


(8/24) すっかりアルバイト日記と化してますが、昨日の続き。担当者Nさんのおごりでのどを潤した後、大江破砕工場に到着したのが10時頃。そして収集車がゴミ捨て場にゴミを捨てる場所(ピット)までは、荷物を持って階段で登っていきました。で、その場所への扉を開くと先発隊があららこめ分別の準備を整えていて、我々が集めたゴミ袋も全部シートの上に降ろされていました。この先発隊の中には女性社員が1人含まれていて、何を隠そう、その人物がこのバイトを紹介した張本人です(と言っても「はりもと・じん」とか「ちょう・ほんど」とかいう名前の人物ではない<無理矢理間違おうとしてないか!)。我々(T中氏と私ね)はその知り合い自らの誘いに乗ってバイトを引き受けたというわけです。ちなみに同い年で飲み友達みたいなもんですが、しらふで会うのはもしかすると初めてかもしれません(笑)。それはさておき、今回も分別項目は61項目でまったく同じです。不燃物の日なので見た目でも一番多いのがプラスティック類だということが分かります。そして最も細かく分別されるのもこのプラスティック類です。容器包装でも洗う必要のある物とない物、ラップ類、おもちゃ、カップ類、緩衝材でも流動性の物とそうでない物、レジ袋でもそのままの物とゴミ袋として使った物などなど、20項目くらいありました。次に項目が多いのが金属でしょうか。まぁ、日常生活の周りにある物はほとんどプラスティックか紙か金属でできているので、当たり前と言えば当たり前ですが。その昔、かの有名なアリストテレスも「万物の素になっているのは、紙と金属とプラスティックである」という仮説を打ち出そうとしていたとゲーテも言っています(笑)。

 可燃物の時とは違って、厨芥類紙おむつの類が少ないので(それでも出している人はいる)、作業中の匂いははるかに穏やかです。マスクなしでも平気で分別に集中することができます(慣れればの話ではあるが)。大分類では比較的早く進む分別作業も、最終的な小分類の段階になるとスピードがぐんと遅くなるのは可燃物も不燃物も同様です。可燃物では紙類が大変でしたが、前述のように不燃物で一番手間がかかるのがプラスティック類。名古屋市の環境局の人の話によると、ほとんどのものが資源として使える(ことになっている)物らしいですが、まだまだ市民の意識は低いと言わざるを得ない状況ですね。各家庭において理想的にゴミや資源が分別されて出されたとすると、不燃物はもっと量が減るはずだということでした。だからこういうゴミの組成調査の結果をもとにして、広報誌や市長の言葉の中で家庭のゴミの分別状況を述べることによって、市民の意識をもっと高めようという魂胆なのでしょう。しかし、現実的にはそう上手くはいかないでしょうね。なんせ、市が資源として回収したプラスティックすらも、全部はリサイクルされずに捨てられているものもあるのが現状だそうですから。えっと、これは書いちゃいけない内容でしたっけ?(笑) でも、まぁいいや(あは)。埋め立てる場所もなくなって、リサイクルもだぶついて、早く何とかしないとニッチモサッチモいかなくなるのは、ゴミの山を見るより明らかです。

 この破砕工場はたまに見学会も実施されているようで、工場本体に隣接する建物は外観も内観も綺麗に作られています。ゴミの分別・破砕の流れを説明したパネル展示なんかもありました。その建物の中の会議室のようなところでコンビニで買ってきた昼食を食べたのですが、そのときに市の担当者に聞いた話は、目からぼたもちでした<もちかよ! 例えば、ペットボトルに入って売られているお茶。この場合、消費者が欲しいのは中に入っているお茶自体であって、外側のペットボトルはあくまでも企業が勝手に付けた余計な物だと看做され、そのリサイクルにかかる費用は名古屋市ではなく企業が負担するのだそうです。そうか、商品を売る時に包装として使われている部分は余計な物だったのかと今さらながら認識したしだい。考えてみれば当たり前ですが、上手の目からぼたもちでした(<まだ言うか<っていうか分かりにくくなってるし)。飲み物にしても容器は各人が持ち歩くようにして、買う時にその中に直接入れる方式にするのが一番資源の節約なるそうですが、日本では食品衛生法の基準が厳しくなる一方で逆にもっと余計な包装を増やそうとしているぐらいなんだとか。リサイクルを押し進める一方で資源を無駄遣いしようとしている矛盾。これは現在日本が抱えているエネルギィ問題におけるパラドクスのひとつと言えるでしょう。その他、微妙なのがラップ類で、「消費者はそれが必要で買っているわけだから、家庭から出されたラップのリサイクルにかかる費用は市が負担するべきだ」と企業側は主張していて、実際不燃物(使用済みのもの)として出されたラップはそういうことになっているそうですが、「資源として出される未使用のラップも不燃物として出される使用済みのラップも物としては同じなので、全部資源として出してもらっても構わない」というのが市の主張なのです。えっと、つまり全部資源として出されると企業が負担するリサイクル費用が増えるわけですね。ラップを作っている企業にしてみればたまったものじゃないでしょうが、コストがかかってもやらなければいけないこともあります。ただリサイクルを推進するあまり、子供がペットボトルとか牛乳パックを余計に買ってリサイクル活動に参加している気になってしまうのはどうかと思います。やっぱり買わないのが一番。

 午後も分別作業は続き、各項目ごとに重さを計り記録して午後3時には終了しました。前回同様、分別したゴミは最終的にゴミ捨て場に捨てたのですが、今回はその全容が見渡せるところから投げ入れることができました。その大きさには感動すらしましたね(笑)。5階建てのマンションくらいならすっぽり入ってしまいそうな大きさで、そこに収集車からゴミが流し落とされる様はまさに圧巻です。ゴミを掴むクレーンも大きな蜘蛛のような恰好をしていてSF的雰囲気を漂わせています。まぁ、そういうことを感じること自体が、普段隠されているという証拠ですけどね。写真に撮れなかったのが残念です(こればっかり)。ただ、実際に分別作業をしたその外側のピット部分は作業終了後撮りました。

 破砕工場を後にして、会社前に戻ってきてからは分別作業に用いた道具類を洗う作業。その後、午後4時頃にはバイト代を受け取って解散。帰りはT中氏と大学まで一緒でしたが、もうひとり中国からの留学生もバイトをしていて彼とは金山まで一緒に帰ってきました。いろいろ話を聞きましたが、日本語が上手いと思っていたらすでに結婚されていて配偶者は日本人だとのこと。どうりでね。大学に戻ってきてからは、北部生協で夕食後、夜は実験をしていて帰宅したのは日付けが変わってから。よく活動した一日でしたが前ほど疲れは残っていません。それにしても「ザ☆ピ〜ス!」は聴くほどに良いな(にこにこ)。

 本日は金曜日で、天気は快晴。365日のバースデーテディ【Part 2】の発売に合わせ、テディのページに新たなページが追加されました(代わり映えしないですが)。今度も自分の誕生日テディを目指して買い続けていくことでしょう。星座別にタグが色分けされているので【Part 1】より目的のテディがゲットしやすくなって、ダブってしまう可能性も低くなったのは嬉しいですが、そのおかげでギャンブル性が少し失われたのは残念ですね(ほんとはそれほど残念じゃない)。


(8/25) そうそう、先日のバイトへはバスに乗って行ったと書きましたが、その道中には石川橋というところがあります。そのバスの中で、実はモーニング娘。の「ザ☆ピ〜ス!」を聴いていました。そして石川橋に差し掛かったところでちょうど耳には石川梨華のセリフ部分が聴こえてきて、ちょっと嬉しかったなあと(笑)。そんな小さなことで幸せを感じられるなんて! まったく幸せな奴だと感じる日々。

 あなたは、以前この日記上でチョコボールの味ごと(キャラメル、ピーナッツ、イチゴ)の内容量比較調査が実施されたことを覚えておられるでしょうか。その結果では、キャラメルが29g、ピーナッツが25g、イチゴが22gで、コストが一番かかっているらしいのはイチゴだという結論でしたが、最近になってチョコボールがリニューアルされ、イチゴ方面で大幅な改良があったと伺える事実に昨日気づきました。リニューアル後、ピーナッツの内容量はそのまま25gなのに対し、イチゴの内容量がピーナッツを抜いて一気に27gになっていているのです。約23%も増えている計算になります。箱には「おいしくなったよ!」とか書いてありますが、材料をかさ増ししたのか質を落としたんじゃないのか?と思わず疑ってしまうくらいの増量です(笑)。まぁ、実際食べてみてそれほど味の違いは分からないので何とも言えませんが、量が増えたことは単純に喜ばしいことです(やっぱり貧乏性?)。ここは企業努力のたまものだと信じたいところ。

 365日のバースデーテディの【Part 2】の発売が開始されたばかりですが、このところまたなぜか立て続けにテディを譲ってくださいと言う人が現れて、にわかに少し身辺が慌ただしくなってきました。ひょっとしてどこかで紹介されているのでしょうか(心当たりがないことはないですが)。久しぶりにテディカードを作ったり、各方面へのメールのやり取りをしながら、実験の様子を見たり、本を読んだり、なかなかにマルチタスクな生活になっております。少し混乱しそうですが、たぶんこれくらいいろいろあった方が充実感は得られるんでしょうね。というか、森ぱふぇとかテディとかこの日記ぐらいないと、あまりにも何にもない生活になってしまう可能性大なのである(笑)。大学院とはそういうところです。まぁ、他に何にもなくても楽しくやっていける場でもありますが、おそらく根本では結構俗っぽい生活を望んでいて、それが外界へのつながりを持とうとする行為に走らせているものと思われます。この世界に向いていないんでしょうか(まさか)。どの世界でも同じようなものかな。

 さて、そんな世間と隔離されている世界にも大学院入試の直前には「とんかつを食べる」という習慣はあって(笑)、昨日の昼食はうちの講座内部からの唯一の受験者であるT橋君のために、大学から歩いて10分くらいのところにあるとんかつ比呂野まで学生10人ほどで行きました。もちろんT橋君はタダです。おごられる人数が1人だったおかげで他の学生の出費は最小限に抑えられました(にこにこ)。しかし、私は肉を食べる人間ではありません。野良ネコも肉を食べる人間ではありません。ゆえに私は野良ネコです。という三段論法は論理的に間違っています。何の話だ。えっと、だから当然とんかつなんて代物も食べないわけで、毎年ここで注文するのは海老フライ定食と決まっているのです。去年も書きましたが、この海老フライ定食がとんかつ定食よりも高いんだよ。実に1740円。ひゃ〜、やめて〜ってな値段です。普段なら絶対こんな高い物を(しかも昼食で)食べたりしないでしょう。スキー場のカレーライスだって1000円ぐらいです。いくらご飯と味噌汁とキャベツがお代わり自由だからといって、それほど大食いでもなければ食い溜めもできない体にとってはあまり魅力的な付加価値にはなりません。などとひとしきり不満を述べておいてなんですが、美味しかったです(笑)。これでT橋君は受かったも同然でしょう!(<プレッシャか<こんなとこ見てないから大丈夫) ちなみに試験(B日程)は来週の火曜日の予定。外部からの受験者向けのA日程はすでに試験が終了していて合格者発表もされています。はたして来年は何人の新人が入ってくるのでしょうか。そして研究室の机は足りるのか?(これは結構切実な問題)

 午後は生協で「子供の科学」西澤保彦氏の「殺意の集う夜」を購入。「子供の科学」は相変わらず高度な水準を保った記事ばかり。新聞よりはるかに面白い(比べちゃいけないか)。夏休みの自由研究のネタの本が別冊でついていますが、自由研究と言えば昔、「紙の燃え方」というテーマで様々な紙の燃える早さや燃え方などをレポートして、学校内で表賞されたことがありましたね(前にも書いた?)。昨夜は夕食も食べずにテディカード作成に没頭(研究はどうした!)。帰宅後、1時間もせずに就寝。すっかり朝晩は涼しくて実に寝心地が良いですね。横になるとすぐにうとうとしてしまいます。そんなわけで土曜日の本日も、目覚めてから起き出すまでに4時間くらいかかりました(笑)。これからの街へ買い物に出かけます。今ちょうど、にっぽんどまんなかまつりが開催中みたいですけど、それはあんまり興味なし。


(8/26) ひとつ困ったことになっていることがある。これからの時期、ある意味死活問題だと言っても過言ではないだろう。それを使用する時間自体は、全生活時間の中のほんのわずかを占めるに過ぎないが、そのわずかの時間になされることにはとても大きな意味があるのだ。どれくらい意味があるかというと、「意味」という言葉にもやはり意味があるのと同じくらい意味があるのだ(よくわからんぞ)。えっと、じゃあたとえを変えようか。もう少し具体的な事象を示しつつそこに何かしらの物語性を加えてみると分りやすくなるかもしれない。
 たとえばである。森に住むきこり(<きこりは普通森に住んでいそうであるが、中には都会から電車で通っているきこりもいる可能性を考慮しての表現である<ちなみになぜ電車なのかと言うと、飛行機では斧が持ち込めなさそうだからだ)がある日、一仕事(もちろん将棋とか暗殺とか花の水やりなどではなく、木の伐採である)終えて池のほとりで休憩していたとしよう。この森は「森」というくらいだからそれなりの広さがあって(なければ「林」と表現しているところだが、「林に住むきこり」では様にならないと判断したしだい)、もしその森に東京ドームを並べたとすると、だいたい「森林破壊だ!」という抗議が出るくらいである。それどころか、「東京じゃないところに並べても東京ドームと呼べるのか?」という鋭い指摘もされかねないだろう。ともあれ、その森は広くて周りを見渡しても外側は見えない。光は頭上から降ってくる木漏れ日だけである。時刻はおやつ時。きこりが座っているのはちょうど1年前に伐採した木の切り株である。なぜ1年前だと判るのかというと、実はこのきこりは1年前に脱サラして森に住んだのだが、1年に1回しか木を切らないという誓いを立てたから、という理由ではない。ただ切り株に切ったときの日付けを書く習慣だったからである。さて、休憩中にきこりは何をしていたか言えば、おやつを食べていた。おやつ時にはおやつを食べる。そんな当たり前のことを毎日実行しているきこりである。きこり切り株に腰掛けて食べるおやつと言えば、ほらもうあれしかない、絶対にあれだ、と思われるかも知れないがここは意表をついて『キノコの山』だった。『竹の子の里』も捨てがたいが、どちらかといえば『キノコの山』派のきこりである。そこに『きこりの切り株』が入る余地はない。それはともかく、きこりはおやつ時になると周りが見えなくなる。至福のあまり目を瞑っているからだ。だからたまにおやつを落としてしまうことがある。そんなの目を開ければいいじゃないかと思われるだろうが、目を瞑って食べる『キノコの山』の味は形容しがたいものがあるということにしていただきたい。なんなら口に物を入れる時には目を瞑る癖があると思っていただいてもいい。とにかくその時もきこりは目を瞑りながら『キノコの山』をひとつずつ頬張っていた。そしてやはり周りが見えていなかった。案の定口に入れようとした『キノコの山』を落としてしまったのだ。転がっていったそれを慌てて追いかけ、拾って汚れを落とし、きこりはそれを口に入れた。ほっと安堵したのもつかの間、気づくと切り株に立てかけてあったがなくなっていたのだ。大事な商売道具の斧をなくしてしまった。これは大変なことだときこりは困り果てた。それが無くては木を切ることができない。と思っているところへ池の方から声が聞こえてきた。

「あなたの落としたのはこの金の斧ですか?」見ればいつの間にか美しい女性が池の中から現れていた。
「えっと、いや違います。そんなに大きくは」この池は競り上がり式だろうかなどと考えながらきこりは答えた。
「では、この銀の斧ですか?」その女性はどこに隠していたのか斧を持ち替えて再び訊いてきた。
「あ、形と大きさは似ていますけど、やっぱり違いますね」どうせならチタン製はないのかなと思うきこりである。
「そうですか、わかりました。残念ですが、犯人はあなたですね」本当に残念そうな顔をして女性はきこりに言った。
「え!?」きこりは心底驚いた。実に意外な展開である。きこりにそんな覚えはなかった。いや、そもそもどうやったのかさえわからない。いつの間に・・。などとあれこれ考える間もなく池の女性は言葉を続けてきた。
「もちろん、故意ではないことはわかっています。しかし、ここにはあなたしかいません。間抜け面でおやつを食べている間に、無意識のうちにすり替えを実行していたのです。ほら、そこをご覧なさい」と言って女性はきこりが斧を立てかけておいた切り株を指差した。スリカエという言葉が変換できなかったが、きこりはとりあえずそちらに目をやった。そこにあったものとは、キノコである。『キノコの山』のキノコがひとつそこには転がっていた。
「そんな、ということは・・」示された事実に女性が言わんとしていることを察したきこりは自分の腹に手をやった。
「そうです。あなたは落としたキノコと間違って自分の斧を食べてしまったのです。あなたの斧は一般のサイズよりも小さいですよね。私が持ってる銀の斧も一口サイズですもの。よくもこんな小さなもので・・。そりゃあなた、1本の木を切るのに1年かかるわよ」呆れたという顔で女性は微笑んだ。
「まぁ、それが仕事ですから」照れくさそうに頭を掻きながらきこりは苦笑した。
「とにかく、至福の絶頂にあったあなたにはそれを見分ける判断力はなかったということ。今度からは口に入らないくらい大きな斧を使うか、物を拾う時くらい目を開けた方が良いわよ(はぁと)」と言い残し、女性は池の中へ沈んでいった。
「あ、あの・・」この池は競り上がり式ですかと訊こうとしたきこりであったが、なんだかばかばかしくなって家へ帰ることにした。どうせ斧がなければ仕事にならないのだ。明日か明後日には出てくるだろう。

お腹のあたりを気にしながら帰宅したきこりは、とりあえず汗を流そうと風呂場に向かった。森の中ではあるが、ガス・水道は完備である。きこりはいつものようにガス湯沸かし器に点火しようとコックをひねった。まずは種火を点けなければいけない。しかし一回ではたいてい点かない。だから何度もひねる。そうこうするうち、何かの拍子でコックが空回りして種火を点けることができなくなってしまった。こうなってはお手上げである。警察官にすっかり包囲された犯人以上にお手上げである。つまりお湯が出ない。水浴びで我慢するしかないのだ。これは夏ならまだしも、これからどんどん寒くなるというこの時期には辛いものがある。一日の疲れを癒す上で温かいお風呂はかかせない。それがなんだ、水しか出ないとはどう言う了見だ!責任者出て来い!と、静かな森にきこりの叫び声がこだまするのであった。

 という例え話でお分かりのように、うちの湯沸かし器の調子が悪くて、お湯が出なくて困っているのです(笑)<っていうか、長々と話していた前半部分は全然関係ないじゃないか!きこりや切り株や斧や池の女性の立場はどうしてくれるというのか!(怒) えっと、そういうわけでして、ここ数日、冷たいシャワーに甘んじているのです。時間が経てば自然と直る不調ではあるのですが、今回のはちょっとしつこくてなかなか点火することができません(涙)。どうか冬が来る前、というか寒くなる前に火が点いてくれますように・・(祈)。

 さて、昨日はテディを里子に出すための入れ物やその他材料などを手に入れるため、午後3時頃からの街へ行きました。交通手段はいつものようにバスです。バイトをして以来妙に早起きになってしまっているせいか、バスに揺られているうちにウトウト。かなりの時間寝てしまったと思って目覚めても、まだ目的地に到着していませんでした。バスは全然進みません。渋滞です。にっぽんど真ん中祭りのせいで、おそらく混雑していたのでしょう。いつもなら30分でいく道のりも45分くらいかかってしまいました。栄まで行っていたら時間がかかりそうだったので、ひとつ手前の停留所で降りて、まずはナディアパークを目指しました。ここでテディ関連の物を購入したのはもちろんですが、紀伊国屋書店では、森先生の解説付の常盤雅幸氏の「真っ赤な東京」も見つけることができて購入したしだい。切り絵か版画を彷佛とさせる独特の絵は・・などと下手な講釈を垂れるのはやめましょう。森先生の解説を読まれれば適切だと思います。今までの4コマ漫画にない感覚を味わえますね。検索端末で調べたのですが、この本はニューカルチャーのコーナにありました。結局昨日の買い物はここだけで終わり。買う物を買った後は、まっすぐ大学へ帰ってきました。夜は早めに帰宅して、ご飯を炊いて、カレー(ルーのみ)をかけて食べようと思っていたら、いつの間にか寝てました。

 日曜日の今日はずっと曇り空。夕方頃雨が降っていたようですが、降られずに済みました。いろいろありましたが秘密です(にこにこ)。


(8/27) あれからカレーは作って食べています。具が大きいカレーの具なしです(ないのに大きいとはこれいかに!)。最近は食費を浮かせるために、男女問わず自炊する大学生が増えてきているようですが、節約したかったら食うな!腹が減っても頑張って動け!というか、なるべく動かないようにしてエネルギィを節約するのが良かろう!と言いたい。ふぅ。はい、もう言ったのでこの話は終わり(笑)。

 「食は中国にあり」なんてこと言うのは王将のCMぐらい(今でもやってる?)でしょうが、中華料理が偉大であることは認めましょう。そう、一昨年アメリカに行った時も、牛肉のおかずにとり肉がついてきてサラダ感覚で山盛りのフライドポテトが出てくるようなアメリカ料理に飽き飽きしていた我々を救ってくれたのも、中華料理でした。中華料理のファーストフードがあることにまず驚きました。日本では見ないですよね?中華料理のファーストフード。ハンバーガ屋さんと同じような感覚で入れる店構えで、店員さんはやっぱり中国系のアメリカ人が目立ちました。世界の主要都市にはたいてい中華街が形成されていますが、おそらくどの民族の舌も満足させられる料理というのが中華料理なのでしょう。少なからずともそれが、現在の中華街の繁栄を支えているものだと思われます。ええと、前置きが長くなりましたが(笑)、昨日のお昼は中華料理を食べたのです。そのお店に入ったときのこと。はじめ店員は気づいてくれなかったのでちょっとアピールをして、こちらの存在にようやく気づいてもらえたのですが、その店員が「3名様ですか?」と言ってくるではありませんか。おいおい、どこに目をつけたんだいお姉ちゃん。よく見てみろよ、俺たちゃ3人じゃないぜ。などと思いつつ必死でピースサインを相手に送りました。店の入口でピースサインを維持している構図は端から見ると実に間抜けに見えますが、2人だったんだからこうするしかないでしょう。2人って誰と誰?なんてことを気にしてはいけません。とにかく我々は2人だったのです。なのにお姉ちゃんは3人か?と訊いてくる。どうもおかしい。心なしかお姉ちゃんの視線は我々の少し後ろにもいっているような気がします。は!もしや、背後霊か!? なんて思いはしませんでしたが、不審に思い、なんとなく振り返ってみたら、そこには冴えない顔した(失礼な!)見知らぬおばさんが! 足はついてましたけど、がーん。違います違います、となぜか必死に否定してしまったことよ。我々が店に入った直後にそのおばさんは独りで入ってきたみたいです。それでちょうど3人組に見えたというわけ。まぁそういうこともありますね。

 だがしかし、それだけに留まらないのが中華です(<いや、上記の話に中華は関係ないやろ)。店の外でディスプレイは何気なく見た程度だったのですが、天津飯らしきものが展示されていた記憶はありました。だから席に着き、天津飯を注文しようかな〜とテーブルにあったメニューを見てみたら・・ないじゃないですか!天津飯。メニューの表にも裏にも見当たりません。いや、しかし、いくらなんでも中華料理の店に天津飯がないということは今までの経験上考えられません。「中華と言えば天津飯」なぐらいあって当然のはずなのです(別に天津飯に傾倒してるわけではありませんが)。ディスプレイにも飾ってあったような気がするし、たぶん何かの手違いでメニューには載ってないのだろうと思ったのですが、やはりメニューにないことがひっかかります。しばらく、見間違えたかもしれないとか、ひょっとしてシーズンメニューか?などといった推測までする有り様。しかし、食べたいものは天津飯なのです。ここで怯んで中華飯あたりに逃げるような真似をすれば男が廃ります(そんなことで廃ってもらっても困るけど)。というわけで、悩んだ挙げ句、店員さんに聞いてみて、なかったら中華飯にしようということにしました。いよいよ注文です。どきどき。どきどき。「えっと、すみません。天津飯はありますか?」「ありますよ(営業スマイル)」アッサリ〜。実にあっさりとしたご返答。なーんだなーんだあるんじゃん!まったく、ハラハラさせるよなぁ。あるんならちゃんとメニューに書いとていて欲しいよ、と思ったものの指摘はせず(笑)。さすが中華、よくわからんけど偉大だなあ(<だからその話にも中華は関係ないって!)。

 そうそう、夏も終わりすっかり秋の気配が漂う今日この頃ですが、ドラゴンフルーツが食べたくてしょうがないのです。しかし食べ方も知らずに買ってきてあれこれ悩んでるうちに腐らせてしまうのはもったいないということで、まずはちゃんとした食べ方を調べてみようとネット検索してみたら、ドラゴンフルーツの正しい食べ方というページを見つけました(笑)。ほお、なるほど。こうやって食べるものだったんですね。危うくまっぷたつに切って中身をスプーンですくって食べるところでした。ああ、ほんと正しい食べ方を知れて良かった良かった。ネット検索は便利ですね。な〜んて、冗談ですよ(笑)。たぶん検索してもまだ出て来ないと思う。ということで今度は本当に「ドラゴンフルーツ」をGoogleで検索してみたところ、「カミス」というお店がトップにヒットしたのですが、良く見たらそこで紹介されているドラゴンフルーツの表記が「ドラゴンフルルーツ」になっています(大笑)。フルルーツって、あんた(笑)。しかも他に黄色いの苗木まで売っているようですが、それらもことごとく「フルルーツ」になっているという徹底ぶり。もしかしたら「ドラゴン」が「降る」「ルーツ」という意味なのかもしれない、という不安感を読む者に抱かせるほどです。トップヒットのページがこんなテイタラクですから、ネット検索も取捨選択の時代に入ってきたということでしょうか。ふむふむ。試しに「ドラゴンフルルーツ」で検索してみると該当ページが978件からたったの2件になってしまいました。しかもどっちも「カミス」だし(笑)。あでもそうか、こうやって逆に特定のお店だけを抽出する方法もあるということかな。きっとそういうことを狙って「カミス」は「フルルーツ」にこだわっているのかもしれない(そんなバカな)。ところで、「フルルーツ」になってることを管理人に知らせるべきでしょうか?(笑)

 全然今日のことを書いてないな。ええと、月曜日の本日は、本来ならカラムのキャリブレーションのための測定をする予定だったことを、思い出したのがお昼を過ぎてからでした。そんなことはすっかり忘れていた土日を過ごし、今日の午前中は布団の上でゴロゴロしてました(あらら)。というのも昨夜、現在進行中の実験でちょっとしたアクシデントがあったからで、そのショックで落ち込んでいた、ということにしておきましょう。うん、なかなかもっともらしい言い訳だ(言い訳かよ!)。相変わらず冷たいシャワーを浴びて大学にやってきたのがちょうど12時頃でしたが、昼食は食べず。午後はテディ青森岐阜兵庫にそれぞれ里子に出して、生協へ。昼食代わりのカップラーメンを購入してくるも、結局それも食べずに夕食時に。まだ夏休み期間ということで夕食をやっているのは北部生協のみです。ブリの照焼定食を食べました。カボチャの煮付がついていましたが、あれだけはどうも好きになれないなあ(<嘘。好きになれないのは他にもあるはず)。研究室のある建物は現在ネットワークのバージョンアップ工事中で、一日中うるさかったですね。通信速度が早くなる(単位時間あたりに流せる情報量が増える)ようですが、はたしてそこまで必要なのかどうか。お金がかかっています。


(8/28) いつの間にか昨日のことではなくて、今日のことを書くようになっている日記ですが(それが普通か)、期せずして最近の更新が日付けが変わる前の夜にシフトしている森先生の近況報告と同じであることを喜ぼうではないか(にっこり)。と言ってる尻から日付けが変わってから、しかも昨日の分を更新しようとしていますが、そこはまあ。

 え〜、方々(具体的には実家方面と研究室方面ですが)でご心配いただいているナマケモノの湯沸かし器の続報(笑)。結論から言うと、依然として種火を点火(“火”の重複)してくれません(ぷんぷん)。今朝も、今日こそは直っているだろう、そして温かいシャワーが浴びれるに違いないと、まるで長い間離れ離れになっていた恋人にようやく逢えるかのような心持ちで、嬉々として湯沸かし器のコックをひねったのですが、状況変わらず空回り(いやん)。これまでの経験からして2日間以上コックを回さなければ、ひっかかっているものが元に戻ってまた種火を点火することができる可能性があることは分っているのですが、その可能性に賭けられるだけの忍耐力が今はありません(弱)。だから、つい、毎日のように、もしかすると、ひょっとしたら、という淡い期待を持ってコックを回してしまうのです。いけないいけないとは思いつつも、ついね〜。もうちょっと我慢すれば再び点火することができるかもしれないのに。いや、そもそも湯沸かし器の自然治癒力を期待しているのが間違いなのかもしれませんが。ともかく、なんだかんだ言っても汗を流さないわけにはいかないので、今日もしかたなく冷たいシャワーを浴びました(苦笑)。そして、無意識のうちにシャワーの冷たさから気を逸らせようとしている自分にふと気づいたのです。いつの間にか鼻歌を歌っている自分がいました。しかもその歌詞とは「あったかい〜♪あったかい〜♪あ〜体があったまるなあ〜♪」とかいうものでした(笑)。曲もオリジナルです。それにしても、なんと原始的な気の逸らせ方であろうか!というかあまりにも直接すぎる歌詞なこと! やせ我慢じゃん!>自分(笑)。でもまぁ、暗示とは恐ろしいもので、そうやって歌っているとそんなに冷たさを感じなくなるから不思議です。この作戦でもう少し粘ってみようと思います(<早く修理を呼べよ)。

 さて、火曜日の本日は、午前10時頃には大学へ来て、いろいろそれなりのことをこなしつつ、昼食は理系カフェテリアでいただきました。小ライス味噌汁納豆ツナと白菜の煮物という華のないメニューです。午後はテディを更新したり、その他いろいろ。夕方頃、サロンで黄色いスイカをいただきました。それを食べながら、バナナが5円だった時代の話や、紙芝居が水飴と大根の物々交換でなされていた話や、牛を飼ってると情が移るという話などを聞いたりしてました。おおまかな結論としては、バブル時代に代表されるように、「人生には楽な時があれば苦しい時は来るし、逆もまた真なり」ということに落ち着いたのでしょうか。

 そうそう、昨日ご紹介したドラゴンフルルーツを扱っている「カミス」のページですが、さらによく見たら英語表記も間違っていて、「DRAGON FRUIT」となるべきところが「DORAGON FRUIT」になっているじゃないですか(笑)。英語まで間違っているとは念の入れようが違いますね(<っていうか、そんな2日も続けて他所様のサイトの揚げ足を取らなくても!)。しつこいようですが、もう一度ここでリンクしておきましょう。ドラゴンフルーツの正しい食べ方こうだ! ぜひお友達にも勧めてね。

 夜は飲み会があって、ただいまフラフラしながらこれを書いています(笑)。なので、支離滅裂な内容になっていてもご容赦くださいね。結構久しぶりのメンバで飲みました。最初に飲んだのはちょうど1年くらい前でしょうか(日記を逆上らないように)。まぁそのメンバの中でいろいろ紆余曲折はありましたが(苦笑)、今となっては良い想い出です。なんだか腐れ縁になりつつあるような予感。それはそれで良いですけどね。自分に余裕があると、こうも普通に楽しく飲めるのかと感慨深気ではありました。このまま飲み友達としてずっといくのでしょうか(<他に何を期待していると言うのか)。メンバには社会人もいるのでそう頻繁に飲めるわけではありませんが、毎回おごってくれることを期待するのは忘れないようにしよう!(<やらしいな) えっと、かなり赤裸々で複雑な心情を吐露しているような気がしますが、ここはひとつ、酔っているということで(にっこり)。たぶん分かる人は限られているので大丈夫だと思いますが(<何が大丈夫なの?)。明日は講座の飲み会があって、連チャンですね・・。ふぅ。


(8/29) さすがに、連チャンの飲み会は辛くなってきたなぁ(しみじみ)。というわけで、今日は短かめにいきましょう。いち大学院生の日常に、そうそう面白いことが転がっているようなことはありません。しかも酔っぱらいの言うことほどつまらないものはないですからね(しらふの人にとって)。

 うちの講座は大講座なので、その中に2つの小講座が存在します(つまり教授が2人いる)。形式上はひとつの講座として機能していますが、実際上は予算も研究もその他諸々別々です。トップが2人いると何かと問題は生じてきます(前にも書いたけど)。もちろん学生たちはそんなことにはこだわっていないので、平和な毎日を過ごしていますが、先生たち(というか教授たち<うわっズバリ書くなぁ)のレベルになると頑固と頑固のぶつかり合いなので、それによる弊害もないことはないです。そのとばっちりを受けるのは学生なんですからねぇ。最近はそういう抗争も落ち着きを見せていますが、水面下でどうなっているかは判りません。まぁ、みんな大人ですので、表面上は仲良くやっていますが(笑)。などという内部暴露的な前置きをしたわりには、言いたかったのはただ、今日は我々のグループの実験室の大掃除の日だったということだけだったりします。

 朝10時から大掃除の予定でしたが、目覚めたのは9時でした。前の夜も飲んでいたことを考えると、自分にとっては早く起きた方でしょう。とはいえ、やはり目覚めてから家を出るまでには様々なミッションをこなしていく必要があるのです。

まず、「布団から起き上がる決意をする」(そこからか!)。
そして、「布団から起き上がる、前に、起き上がった後にすることを考える」(先に考えとけよ!)。
それからようやく「起き上がる、ふりをする」(誰に対してだ!<というかなぜ?)。
つまり「二度寝か?」(訊くな!)。
しかし「ここで寝ては男が廃る、と一応思う」(一応かよ!)。
「廃ってもいいや、と諦めかける」(かけるのかよ!<というか意志弱ぇ!)。 
そんでもって「少し寝る」(結局寝るのかよ!)。
10分後、「このままではいかんいかん、人間としての尊厳が・・とかなんとか思っている夢を見る」(まだ寝るか!)。
いいかげん「起き上がる」(よしよし、その調子)。
上半身を起こした体勢のまま「瞑想にふける」(また寝とるがな!)。
そして、「さっき考えた起き上がった後にするべきことを思い出す」。
それからは早い(笑)。
「コーヒーメーカをセットして、微量に残ったカレー(ルーのみ)を温めご飯にかけて食べる」。
ラジオを聴きながら「コーヒーを飲む」。
催して「用を足す」(またそういうことを書く)。
「尻拭いをする」(慣用句を本来の意味で使ってみました<やめなさい)。
歯を磨かなきゃと思いつつも「シャワーを浴びる」。
しかし「やはり水浴びである」(まだ壊れてるのか<連絡する暇がないのだ)。
それでもなんとか「自己暗示にかけて温かいと思い込む」(涙ぐましいのう)。
あとは「服を着て荷物を背負って出かける」だけだ。

とまあ、考えられるだけでも以上のようなステップを踏む必要があるわけですが、さらにこれらの行動の間に、ヒゲを剃ったり、まばたきしたり、足を交互に出して歩いたり、息をしたり、世界平和を祈ったり祈らなかったりするわけだから、プチモビクスをする暇もありません(笑)。結局大学に来たのは10時ジャストになってしまいました。即、実験室の大掃除開始です。昼食を挟んでの作業で、すべての場所の掃除が終わった頃には夕方になっていました。今日は大掃除しかしていないと言っても過言ではありません、飲み会の前までなら。そう、前述の通り、午後7時くらいからは、大学院入試お疲れ様という名目のもと、講座内での飲み会がありました。今日祝われるのはB日程で受かったT橋君だけかと思っていたら、A日程で受かったM大Y田さんも家が遠いのに参加してましたね。ご苦労様です。先生方は会議があって遅れてやってこられたこともあり、去年ほど酔いつぶれることがなくて良かったです(にこにこ)。1次会のお開きは9時頃で、酔いを覚ましてから帰りたいというY田さんに付き合って、帰りは数人でモスバーガーに寄ってお茶を飲みながらぺちゃくちゃでした。そんなこんなで大学に戻って来たのは10時頃。とにかく、眠いよう。

 あ、思い出しましたが、「詭弁論理学」西澤保彦氏の「殺意の集う夜」を読了していました。久しぶりにまとまって読書をしたなあという感じ。どちらも面白かったです。しかし、ここではたと気づく。考えてみると、最近の読書傾向は、どうも買ったばかりのものから読んでいるような気がします。ずっと以前から買ったままで手付かずになっている60冊余りの本たちは、可哀想に引き出しやら本棚に仕舞ってあるというテイタラクです(苦笑)。少しずつでも消化していかないと、溜る一方だということは分っているんだけどね〜。よし、ここに改めて(もしくはあららこめ)宣言しておこう! 21世紀の目標は、「未読本をすべて消化する」です(にっこり)。

 先日里子に出したテディが「届きましたよ」という喜びのメールが続々と寄せられています。つい、自分でもここはテディがメインのサイトなんじゃないかと錯覚してしまいそうになりますね(笑)。ついでです、この際はっきりさせておきましょう。このサイトのメインはドラゴンフルーツの正しい食べ方です(<嘘やん!<ていうか一体何人の人がこの話題についていっているのか)。

 以上の内容をアップしようと思ったら大学のネットワークが落ちてやんの(ムキー)。仕方がないので家に帰ってきてからこれをアップしています。あ〜あ、なんだかんだいって結局だらだらと長く書いてしまったのは、やはりお酒が入って考えがまとまっていないことの証拠なのでしょうか。


(8/30) 酔いは遅れてやってくる。もちろんお酒を飲んでいる最中から酔いは回っているし、気持ち悪くもなるのですが、本当に辛くなるのは酔いがある程度さめてからのときですね。麻酔が切れたような辛さとでも言えるでしょうか。昨日もそんな感じでした。大学に戻って日記を書いて、さぁ家に帰ろうかなと思ったら、足が痛い。特にひざの関節が。お酒を飲んでも酔っているうちに寝てしまえばこういうこともないのですが、下手に酔いをさまして覚醒すると、たいていこういう事態になります。体中の関節がジンジンと痛くなるんです。さらにおさまっていた気持ち悪さもぶり返して、翌朝を待たずしてさながら二日酔いの様相を呈してくるのです。そんなわけで、帰宅してからも気持ち悪くて、たまらずインスタントラーメンを作って食べてしまいました。午前2時頃だったと思います。その時はお腹が空いてて気持ち悪いのだろうと思っていたのですが、食べた後も気持ち悪さは変わらずでした(苦笑)。なんか、食べ損(ぎゃふん)。貴重な食料をよくも一時の欲情で台なしにしてくれたな!と自分に文句を言って牛乳を飲んで寝たのでありました(ぷんぷん)。

 お酒を飲んだ日の翌日は遅くまで寝ているのが常でしたが、最近は夜更かしをしても(ありがた迷惑なことに)所定の時刻には目が覚めているという状況が続いていて、今日も午前6時頃の目覚ましとともに目を覚ましました。しかし、なぜかその後3時間は動けず。意識はしっかりしていて、二度寝をしたわけでもないのですが、布団の上から起き上がることができませんでした。その間何をしてるのかと言えば、ラジオを聴いています。朝は昔からラジオ派なのです。テレビだと、慌ただしい朝は見ながら何かするということは困難ですからね(<3時間ゴロゴロすることのどこが慌ただしいと言うのか!<えっと、回転速度を上げたりとか<そういう慌ただしさか)。わざわざ書き出すことでもないですが、テレビに比べたラジオの利点を整理してみましょう。

・基本的に聴覚情報だけなので音源に耳を向けなくても内容がわかる。
・つまり、「ながら作業」が容易。
・トイレなんてのが良い例だ(良いか?)。
・聴き続けても耳は疲れない。
・これは、光子(“みつこ”ではない)が細胞に当たって視覚が得られる目とは違って、耳は空気の疎密波(震動)を捕らえて聴覚としているからである。
・要するに、震動は固体中も伝わり音の情報を遮断することは難しいので、情報に対する耐性が強いのかもしれない。
・だから目のように耳にはフタがついていない。
・聴覚と同じ仕組みの感覚は、触覚だけである。
・そういう意味では人間の五感は2タイプに大別できる。
・っていうか、ラジオの利点を書きましょう(笑)。
・パーソナリティの姿が見えないのでみんな美人に思える(<何を言うか!)。
・テレビでたまに姿を見てがっかりすることがある(<コラッ)。
・だからテレビは嫌いだ(論点がずれている)。
・言いたいのは、想像力を働かすことができるということだ。
・昔ラジオドラマの「宇宙戦争」でパニックが起こったのも想像する余地が残されていたからでしょう。
・CGで暗い画面の方がよりリアリティが感じられるというやつの、もっと情報量の少ない版がラジオである。
・あるいは、小説の読む手間を省いてくれる版がラジオだ。

 などなど挙げれば枚挙に遑(いとま)がない(初めて使う表現)ですが、一番の利点はCBC50周年記念のラジオ番組でモーニング娘。が全員集合するということだったりします(笑)。もう名古屋入りしたのでしょうか(ららら〜)。

 一応、まだ夏休み期間だったので、昨日の夕食は道路を渡ったところにある北部生協食堂へ。夜はすっかり涼しくなりましたが、空模様は怪し気です。しかし食欲の前に雨が降るかもしれないなどという考えが浮かぶわけもなく、何も持たずに食堂へ行きました。そしてディスプレイされているメニューを確認して、選んだのはオムライス定食。玉子の黄色とケチャップの赤色が何とも言えない魅惑的なハーモニィを醸し出していたからだと思いますが、注文をした直後、それが間違いだったと気づくはめになったのです。ここは料理が出されるところの一番手前で注文をして、自分の定食内容に沿った主菜や副菜やデザートなどを取っていくシステムです。そして見たところオムライスが出されるのは一番奥のようでした。しかし、そこには長い列。まさかと思い、並んでいる人たちがすでにトレィに載せている副菜を覗いてみると、自分が取る予定の物と同じでした(が〜ん)。みんなオムライスに魅了されたのかよ!(笑) 確かめてから注文すべきでした。独りなら別に長い時間並んでも特に被害は出ませんが、そのときはT辺氏が一緒だったため、待たせることになってしまって、彼の中華風牛丼定食の温度が5度ほど下がったのでした。な〜む〜。

 話はそれだけでは終わりません。お腹を満たした後、研究室に帰ろうとしたら大雨だったのです(わっちゃ)。運の悪いことに傘は持ってきていません。帰るに帰れず、しばらくお茶を飲んだりしながら雨足が弱くなるのを待つことに。傘を持っている人ですら、雨宿りをしているほどでした。20分くらい粘りましたが結局雨が止むことはなく、濡れながら帰ってきたしだいです。おそらく、もう少し夕食が遅かったらこういうことにはならなかったでしょうね。童謡でいうと「行きはよいよい帰りは怖い」といったところ?

 夜は10時には帰宅。そして不覚にもテレビのスイッチを入れてしまったのでした。そして雨はその勢いを再び強めていた・・。


(8/31) 誰だ、「そして」を二度続けて使って小学生のような文章を書いたやつは(↑)<分かってるなら書き直せ。それはさておき、深夜のテレビ番組は比較的面白いと思います。たまに見ると、耐性が無いだけにずっと見続けてしまうというパターンがほとんどです。そして見終わった後には、な〜んにも残っていないことに気づいて腹立たしくなってくるのです。無駄な時間を過ごしたなぁと。だからなるべく見ないようにしているんですけどね〜、昨夜はうっかりスイッチをつけちゃったもんだから、もうだめ、何も手につかなくなりました。あいぶっ君で日記を書こうにも書くことが思い浮かばず、一文字打ってはテレビに目が行き、気がついたらあいぶっ君はスリープしているということの繰り返し。「繰り返しスリープすること」を“クリープ”と略すのはどうだろう(混乱するだけだ)。何度叩き起こしたことか。午前3時を回ったあたりからはもう完全に諦めモードで、すっかりNHK「真剣10代しゃべり場」(再放送)を見てしまうという有り様でした。途中で「クソッ!なんで俺はこんな夜中に少年少女たちの意見を聴いたりしてんだ!?」などという疑問を抱くこともなく終わりまで見てしまったことよ。はぁ・・(溜息)。まったく、これだからテレビは嫌いなんですよ(苦笑)。

 そんなわけで、久々に夜更かしらしい夜更かしをしましたが、今朝は9時ぐらいには起床。いや、嘘。起き上がってないから正確には目覚めただけ。ちゃんと起床したのはそれから1時間後でした(そんなのばっかり)。お昼前に大学へ来て、まもなく昼食。小ライスを主食として、メインディシュはおよそメインらしからぬ里芋の味噌煮。脇を固めるのは納豆、およびレンコンとひじきの酢和えというラインナップ。実験は継続中。洗い物もそこそこ。そんな中、午後はずっと昨日の日記を書いていたという、なんともお気楽な生活ぶり。特に何の事件もなかったなぁ。

 と思っていたら、思い出しました。うちの講座の体もでかいが態度もでかいK村さんのiMac(一番初期型)が不調を訴えた挙げ句、電源すら入らなくなってしまったみたいです。一度見てみましたが、手の施しようがないゲでしたね、あれは。原因は不明ですが、おそらく誰もが思うことは「日頃の行いが悪かったのだろう」という言葉でしょう(笑)。いや、すみません、笑うなんて失礼でしたね、iMacに。電源トラブルはiMacが発売されたばかりの頃は結構報告されていたので、その類いの故障かもしれません。いずれにしても修理に出されるようです。K村さんの修論がどうなろうとも知ったこっちゃないですが(笑)、iMacには一日も早い完全復活を望むばかりです。まぁ、K村さんもほとんどのデータは外付けハードディスクに保存してあるようですし、共用のパワーマックG4があるんだからなんとかなるでしょう。中間発表会が近いけど、頑張ってくださいね(他人事)。しかし、明日は我が身という可能性もあるので、バックアップだけは充分に取っておこうと心に誓うのであった。

 夕食の時に聞いた話ですが、今日は「野菜の日」だったらしい。「8・3・1」で「ヤ・サ・イ」という語呂合わせだとのことです。ほぉ。でも、どちらかというと「8・3・1」の文字面から「破砕」を連想してしまうのは、地球化学の講座に属しているからでしょうか(笑)。「破砕の日」。一体どういう日なのか一目見ただけでは解らないところが、なんともシュールではないですか。「破砕」を推奨しているのか、防止するのか、称えるのか、人間がはじめて破砕活動を行なった日を記念しているのか、どうとでもとれますね。まぁ、それを言ったら「野菜の日」だって、「子供の日」だって、「海の日」だって、見ただけでは野菜や子供や海をどうしたいのか解りませんが。そうそう、確か「肉の日」毎月29日じゃなかったでしたっけ? なるほど、「肉の日」は毎月あるのに「野菜の日」が年一回しかないという現状からしても、いかに現代日本が野菜の消費量が少なくなり、肉社会(妖しい響きがあるな)になってきているかということが判りますね。それは野菜に当てられている「831」が3文字でしかも初めの文字が「8」であることに原因があります。「8」で始まる日にちはないですからね(「8日」はあるけど「31」が余ってしまう)。この状況を打開するには、野菜ということばを「菜(さい)」だけにするのが効果的でしょう。そうすれば「31」になって1年に7回はその日がやってくることになります。ただ、これではまだ「肉の日」には負けていることに変わりないので、もっと効果的な方法として「野菜の時間」を制定することを提唱したいと思います(「ゾウの時間・ネズミの時間」という話がありましたが、それとは関係ない)。つまり、一日のうちに2回やってくる「8時31分」を「野菜の時間」として、その時間くらいはみんなで野菜を食べよう!ということにするのです。これでニックき「肉の日」を討ち負かすことができるという寸法だ(わっはっは)。しかし、たぶんそんなことしたら肉業界も黙ってはいないでしょう。対抗して「毎時29分」は「肉の時間」だということにされかねません。またもや野菜業界は圧倒的に不利な状況に陥ってしまいます。そうなったら野菜業界の採る対抗手段はただひとつ、今度は「8.31秒」を新たな「野菜の時間」として制定すればだなあ・・(笑)。それが果ては「微小時間を測れる時計」の開発を促すことになるのであった!(副産物というやつ)

 本日は金曜日。夜になって空は薄曇り。今日で8月も終わりです。明日になれば9月です。誕生石は「ママ裸じゃイヤ〜」です。違う違う、「サファイア」です<間違えようがないぞ!


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