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日々これ勉強(2001年7月の後半)

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国際規格ISO7月の認証を取得(の後半)

(7/16) そうそう一昨日のことで忘れていたことが二つ。ひとつはパソコンショップで、初めてまともに「三人祭」の歌を聴いたということ(笑)。展示されているiMacからちょうど流れてきたその音楽を耳ざとく聴きとめ、もしやと思い、プレイヤ(iTunesだった)でその歌手名を確認してみたところ「三人祭」でした(にこにこ)。おお、こんな歌だったのか〜。ちょっと「VACATION」入ってるなー。そうかそうか、うんうん、なかなか可愛いねぇ。しかしよくこれが「三人祭」だと気づいたなぁ。声で分ったのかな? などとあれこれ思いを巡らせながら、フルコーラス聴き終えるまでその前で立っていました。何をするでもなく(聴いてはいるけど外見的な動きはない)。で、その曲が終わるや否やその場を後にしたしだい(笑)。「三人祭」さえ聴ければ、たとえiMacだろうが未練はないのじゃ(バッサリ)。リピートまではしようとしなかったのは大人の判断と言えるでしょうか。あ、全然関係ないですけど、参院選挙が始まりましたよね。非拘束名簿式比例代表制でしたっけ。各党ともタレント候補を擁立して顔ぶれだけは賑やかです。一種のお祭り騒ぎと言っても良いでしょう。これがほんとの「参院祭」って・・。くだらんな。えっと、もうひとつ忘れていたことですが、一昨日のバーゲンの帰りに地下鉄に乗ったときのことです。ドアのそばに立ってふと座席を見ると、黒人の男性と日本人の女性が会話しています。あまり見なれない光景ではありますが、別段どうってことのないカップルです。大学では外国人留学生なんてたくさん見かけますし、普段なら気にすることもなかったでしょう。しかしそのときは何か気になったのです。わりと大きな声の会話が聞こえてきて、分かりました。てっきり英語で会話をしているもんだと思っていたのですが、半分はそうではなかったです。失礼ですが、意識して会話を聴いてみると、黒人男性は英語でしゃべり、対する日本人女性は日本語でしゃべっているのです。つまりヒアリングには相手の言語を使って、スピーキングには自分の言語を使うという方法です。日本語を聴いて英語で話し、英語を聴いて日本語で話すという組み合せ。これは、あぁなるほど、と思いましたね。外国語で会話をするときにえてして難しいのがしゃべるという行為じゃないでしょうか。相手がしゃべっていることを聴くことはある程度できると思うのです。しかし、自分の考えを外国語に直してしゃべるという行為は少しハードルが高いような気がします。そういうことを考えると、彼らのような会話法もありだなと納得したしだい。相手の言ってることを聴く耳さえ持てば会話ができるのです。それにはどちらも相手の言語を勉強する必要がありますが、特定の相手ならそれも可能でしょう。うん、結構合理的かもしれない、ハイブリット会話(<もう名前を決めてたのか!)。

 それが一昨日の話で、昨日の日曜日は晴れでした。それだけ? いえいえ、それだけではありません。午前中は予定より少し遅くなった放射化分析のサンプル入れ替えをしました。日曜なのに大学へ来ていますが、先生も来てるんだから、あんた、来ないわけにはいかないでしょ(笑)。というのは冗談ですが、日曜なのに来てる人が結構いるのは事実です。まぁしかし、午後からはちゃんと遊びましたよ〜(にこにこ)。久しぶりに映画を観ました。何かといえば「パール・ハーバー」。睡眠時間の単位(パルハバ)にもなっているあの「パール・ハーバー」です(<そんな、分かる人にしかわからない説明をしても)。観てない人のためにあまり多くは語れないですが、前半はラブコメディ、中盤は「インディペンデンス・デイ」+「タイタニック」、で後半はホニャラララ〜って感じ(笑)。とにかくテンコ盛りの盛り沢山、これでもかこれでもかと詰め込まれています。爆撃場面はすごかった。あそこだけで一本映画が作れそうなくらい。気になったのは、「飛んでる飛行機からの爆弾はまっすぐには落ちない(慣性のため)だろ」ということ。それに、なまじ日本が実際に関わった話なので、いまいち感情移入が難しいかな。でも、人によっては感動で涙を流すこともできるでしょう(にっこり)。一言で表せば、戦争版「タッチ」といったところでしょうか(きっと違う)。

 その後はセントラルタワーズの中で夕食。楽しいひとときを過ごせました。ありがとうございました。って、誰に向けて書いているのでしょうか(笑)。本日は月曜日(あっさり話題変更)。傷の手当てに、午後は自主セミナ。そう言えば、KHのパンツの裾上げがもう終了しているのでした。いつ取りに行こうかな。


(7/17) やっぱりだめだぁ〜。家からの更新はまたもや失敗。妨害となっているのは暑さと通信速度の遅さだけかと思っていましたが、どうやらそれだけではないことが判りました。家には椅子がないのです。こたつと座椅子の組み合せはあるのですが、デスクと椅子は所有していないのです。ずっと、大学で日記をはじめとするHPの管理諸々をしてきたので、その環境にすっかり慣れてしまってるんですね。ちゃんとデスクに向かって椅子に座らないと調子が出ない体になってしまったようです。だから、家に帰るともう、立ってるか寝てるかしかないという状況に陥るのです(笑)。というかそういうふうにカスタマイズされています。座ったとしてもそのまま倒れればいつでも横になれちゃうわけですから、そりゃ落ち着いて日記も書けないという仕組み。で、いっそのことうつ伏せになった状態で日記を書こうと試みるわけですが、それこそ眠気に襲われたら即睡眠モードに入れるという、実に無防備な体勢です。そんなすべての物が寝るためだけに配置されているようなグータラ空間で、HPの更新ができるはずがありません(苦笑)。そのことにようやく気づきました。やはり、何事も遂行しようとすれば環境を整えるところからやらないとダメですね。そうなると、まずは部屋の掃除かなぁ。掃除ねぇ・・。う〜ん、家からの更新はしばらく見合わせようかなぁ(<そんなに掃除が嫌か)。

 もうお気づきになられている方もおられるでしょうし、一部にはばれてしまっている(半分自分でばらしたようなものですが)ので満を持して公表してしまいますが、実はすでに、新しいパソコンを購入していたのです!(じゃじゃ〜ん) もちろんマックで、iBookです(にこにこ)。閉じるとこんなで、開くとこんな。白くて小さくてとってもキュート。ああ、もう愛おしいよ〜あいぶっ君って感じ(笑)。えっと、購入したのは7月の上旬、ちょうど生協セールの最終日でした。その期間中に買えば3%分が割り戻しで戻って来る(生協利用券としてですが)という特典に惹かれ、なおかつミリオンカードで5万円以上買い物をすれば5000円のギフト券がもらえるという期間でもあったので、思い切って購入に踏み切ったしだいです。はじめてカードでまともに買い物をしましたが、大丈夫です、授業料には手をつけていません、安心してください(誰に言ってるの?)。保険金の余剰分とかチュータの給料とか奨学金の一部とかをそれに当てていますので(ってなんかフォローしてるなあ)。生活も切り詰めています(と言いながらカールヘルムでパンツを買った人は誰?)。そういうわけで、新しいあいぶっ君と戯れる日々で、これがささやかな楽しみなのであります(にっこり)。そして、その一環として連日家からの更新を試みていたというわけ。ああ、早くあいぶっ君で更新できる日が来ると良いなあ(<だったら部屋を掃除しなさい)。これから少しずつあいぶっ君まわりを強化していくつもり。とりあえず入れて運べる鞄が欲しいな。

 さて、なぜそこまで秘密にしていたのか、というか一体誰に対して秘密にしていたのかというと、同じ部屋にいるH君です(笑)。彼は私が所有している古いウィンドウズノートを狙っているのです。新しいノートパソコンを買った暁には古いの売ってくださいよ、と言われ続けていました。でも、古いやつに入っているデータ(大したものじゃないけど)を吸い上げたりするのが面倒臭いしねぇ。それに見かけはPowerBookG3になっているので、愛着がないこともなくて手放すのがさぁ・・なんて思っていたものだから今まで黙っていたしだい(笑)。ま、もうばれちゃったので近いうちに売りますけどね。値段をいくらにするかで悩み中。プレミアがついてるからね(ガタがきているとも言う)。

 とまあ、あいぶっ君については話が尽きませんが、それはぼちぼち書くとして、昨日のことを書きましょう。えっと、昨日はとにかく眠かったです(というか最近やたらと眠い)。午前中はぼーとしてたし、昼食後も机につっぷして断続的に寝てたし、午後に荷物の受け取りのために一度帰宅したのですが、そのときも待っている間にうとうとと寝てしまうテイタラク。睡眠不足ではないはずなんですけどね。なぜか暑いほどに眠くなる今日この頃です。夜も咳が出て寝れないことはあっても、暑くて寝れないことはありません。そうそう、受け取った荷物というのは、2001年限定おもちゃのカンヅメ、「時の缶詰」です。箱はこんな感じ。中を開けてみると・・いや、これは秘密です。こんなレアなものをそう易々と見せるわけにはいきません(ふっふっふ)。那古野コネクションでは公開するかもしれませんけどね。

 夕方からは自主セミナ。昨夜はなんだかんだぐずぐずしてて、何も手につかぬまま帰宅。更新もせずにぐっすり眠ってしまいました(3パルハバくらい)。体調は、咳が出て鬱陶しいのを除けば、まあまあ良好。本日は火曜日。夜は明日からの集中講義のためにH大学から来られるT橋先生を迎えての飲み会があります。お会いするのは久しぶり。


(7/18) 昨日も傷の手当てをしてもらいに保健管理室に行きました。肩の傷はかなり良くなっています。もうすぐガーゼも取れることでしょう。夕方頃、雨が降って一気に気温が下がりました。おかげでクーラなしでも過ごしやすい夜になりましたが、新大阪からの新幹線が雨のため遅れてしまったそうで、T橋先生を迎えての飲み会はなくなりました(残念)。梅雨が明けてからよく雨が降りますね。九州はまだ明けてないと聞きましたが、本当でしょうか。

 忘れていましたが、先日留守番電話に無言電話が入っていたのです。かかってきたのは日曜日の午後7時40分(記録されているので正確なはず)。子供のはしゃぐような声が聞こえたり、皿を洗ってるともページを捲るともつかないガラガラという音がたまに聞こえたり、遠くで男性の声らしき音も聞こえたり、マイクに息がかかったような音もしたり、完全に無言というわけではありません。音だけを聞いていると(電話なので音しか聞こえませんが)目に浮かんでくるのは、まるで日曜午後のような平和な情景です(そのままか)。そしてよ〜く聞いていると、最後に「ピーという発信音の後に・・」でお馴染みの“ピー”という音がほんの幽かではありますが聞こえるのです。その音が聞こえた後電話が切られています。さて、これはいたずらでしょうか。直接無言電話をしてくるならまだ理解できますが、留守電に無言電話を入れるというのはあまりないような気がします(知らないだけで実はある?)。こちらとしては痛くも痒くもないので、いたずらの手段としては明らかに失敗していると言えるでしょう。となると、考えられるのは、相手がしゃべりたいけどしゃべれない状態にあるということです。これはもしや、知り合いの誰かが誘拐されていて犯人の隙を見てこっそり電話をかけたものの、もちろん口は塞がれていてしゃべれないので、できる限り周りの音を伝えようとした電話だったのかもしれません。あわわ、もしそうなら大変です。一体誰が?! ああ、こうしている間にも監禁されている部屋で衰弱していってるんですね、あの人は(誰だか判らないけど)。早いうちになんとかしなくては(しかしもう2日以上経ってる)。どうしよう・・。ていうか、ちょっと待て。冷静になって考えてみるとおかしいじゃないか。うちの電話番号を知っている知り合いなんて限られているし、第一そんな危機的状況でうちにかけてくる理由なんて考えつかないぞ(笑)。もっと他にかけそうだもんな。う〜ん、そうなるともうひとつの可能性が浮上してきますね。実は今回の前にも似たような電話(時間は短かめ)があったことを考慮すると、以下のようなストーリーが見えてきます。

ある人が密かに抱く恋心。でも今は直接会えないあの人。思いきって電話してみよう。・・・あ、留守電だわ、こんなときなんて言えば良いの? ああわからない、また今度にしよう。よし、今度こそ直接話ができますように。・・・あれ、また留守電、まったく、何やってるのかしら。ええと、でも何かメッセージは入れとくべきよね。う〜んと、え〜と、ああやっぱりダメ、上手く言葉にできない。留守電に向かってしゃべる内容じゃないよ、うん、またの機会にしましょ。と思ったけどこのまま切っちゃうのはいくらなんでも失礼だわ。そうねぇ、せめて名前だけでも伝えておかないと。・・・って何やってんのよ声が出てないじゃない、息が受話器にかかってるだけだよ。ほら、そうやってぐずぐずしているうちに、こんなに時間経っちゃってるよ。今から名乗ったりなんかしたら余計怪しまれるじゃないの。でも、言うのよ、ほら。と言っても今さらなんて言えば良いのよ。はぁ・・失礼になっちゃうけど、もう切るしかないわ。ごめん。あ〜あ、結局また無言電話になっちゃった。なんてバカなの。次はいつかけようかしら。あの人は何時なら家にいるんだろう・・。

というように、どこかで誰かが恋い焦がれている可能性もあるのです(妄想膨らませ過ぎか)。こんな電話があるくらいですから、大学に遅くまで居ちゃあいけませんね(笑)。これからはなるべく早く帰りたいものです(無理だろうけど)。

 昨夜アパートに帰ってきたら、玄関前でカブト虫を発見しました。メスで、体調15センチくらい。しかしなぜかひっくり返っていたのです。死んでいるわけではありません。起き上がろうと元気にもがいています(笑)。しばらく様子を見てみましたが、一向に起き上がれる気配はありません。このまま見捨てるのも可哀想だったので人間力を行使。指に掴まえさせて起こしてやろうとしたら・・、うわっ登ってきやがった! どんどん腕を登るカブト虫君、じゃなくてカブト虫さん。反対の手で剥がそうとしましたが足が皮膚にしっかりと食い込んでいて簡単には剥がれません。そうこうするうちにもさらに登ってくるカブト虫さん。上に行きたがるのかもしれないと思い、腕を上げて逆さまにしてみるもカブト虫さんは依然として肩方面に向かって歩いて来ます。なかなかやるな。ということでしかたなく反対の手の指を差し出し、そちらの手に乗り移させました。これで肩からは遠ざかりましたが、ふりだしに戻っただけ。さっきと同じようにカブト虫さんはどんどん登ってきます。そして再び反対の手を差し出しそちらに乗り移させるということのくり返し(苦笑)。いい加減らちがあかないと判断し、強行手段で無理矢理引き剥がしたところ、なんとかさぶたが取れたばかりの右手首の擦り傷痕からちょっと血が(がーん)。剥がされたカブト虫さんは勢い余ってちょっと遠くまで転がってしまいました(感情的に投げ飛ばしてしまった)。血は気になったものの、遠くで転がるカブト虫さんを見てみると、またひっくり返ってもがいているじゃないですか。まったく世話の焼けるやつです。しかし今度は直接指で触りませんよ(笑)。近くの葉っぱを使ってカブト虫さんを起こしてやり・・と思ったら溝に落ちてしまいました(あちゃちゃ)。ま、小さな溝だし、枯葉もたまっているし、きっと大丈夫、ちゃんと起きれるだろうと判断し、結局どうなったかは確認せず。都会とはいえ、この辺りは木が多いのでまだまだ昆虫はたくさんいるようですね。

 本日は水曜日。H大学から来られたT橋先生の集中講議1日目。地球化学会の講演申込〆切りが21日です(忘れないようにここにメモ)。昨日の今日ですが、実はこれ家から更新しているのです。何度か横になりながらではありますが(苦笑)。どうしても寝ちゃうんだよね〜、涼しいし(<昨日は暑くて眠いと言ってたぞ)。


(7/19) そうか、涼しくてもセミは鳴くのだな(突然)。まぁ時間は限られているわけだし、出てきたからには鳴かないわけにはいかないか(しみじみ)。なんだか、すっかり、夏ですね・・(当たり前のことを)。セミと言えば、森先生の講演会でジュウシチネンゼミの話を聴いたことがありますが、セミの仲間には7年とか17年とか素数の年数だけ土の中にいるものが多いそうで、それは他の生物の活動周期となるべくかぶらないようにするため(というかそういうのが生き残った)だという内容だったでしょうか、確か。しかし、それだけ長い間土の中にいたりしたら、出てくる頃には地面にはもう木が無かったり、地面自体がコンクリートで覆われていることもあるでしょうね。つまり今鳴いているセミは運良くそういう災難に巡り合わなかったというわけで、現代の都会では貴重な存在になりつつあるのかもしれません。そう思いながら改めてセミの鳴き声を聴いてみると、ほら、どことなく儚げで懐かしい響きがあって、ちょっとばかり・・うるさいんじゃ、ボケ! このセミ野郎! 夜になったってのにジージージージー鳴きやがって、せっかく窓を開けてても暑苦しいったらありゃしないぞ!(はぁはぁ) すみません、つい興奮して(苦笑)。

ということを昨夜のうちに、大学であららこめ書いておいて日記を書く手間を軽減しようという考えだったのですが(手間なのか)、帰宅してみたらセミなんてこれっぽっちも鳴いてなくて、まるっきり嘘日記になってしまいました。ズルはいけませんね。というか、そういうことも含めて全部日記に載せているというのが最大のズルですが(笑)。

 先日外箱だけお見せした「時の缶詰」ですが、中身を少しだけ公開しましょう(早くも)。おもちゃのカンヅメ「過去缶」「未来缶」に付いている応募券を2枚集めた上で、さらに金のエンゼルなら1枚、銀なら3枚を集めて一緒に応募するとようやくもらえるという、2001年限定キャンペーン企画のおもちゃのカンヅメ「時の缶詰」とはこれのことです! おお、この華やかな外観は見る者を夢と魔法の世界へ誘い、中央に描かれているキョロちゃんはまるでネズミのようであります。そうそう、この中にはクリームをサンドしたビスケットが入っていて結構美味しいんだよね〜。それに900円という値段のわりには見た目が大きいからお土産にはもってこいって感じ。って、これはディズニーランド土産じゃねえか!(思いっきりミッキーマウス入ってるし) 失礼しました。近くにあったもんで、思わず間違ってしまったようです(それはない)。これぞまさしく、「勘違い」ならぬ「缶違い」でしょうか(引っ張っといてそのオチか)。えっと、あ、これこれ、今度こそ本物の「時の缶詰」です(外観だけ)。これを開けると、すごいんですよ。でも、中身はまだまだ内緒、今日はここまで(ケチ)。

 昨日は朝から午後3時半までT橋先生の集中講議で、4時からは同じくT橋先生の談話会。その合間に昨日も保健管理室で擦り傷の手当てをしてもらいました。残る右肩と左足の傷はほとんど乾いていて、もうガーゼではなく絆創膏で被うだけに。治るのも間近です。談話会の直後、荷物を受け取るために一度家に戻ったのが午後5時。そして届いたのはiBook用のAVケーブルです。これがあればテレビなどのモニタにパソコンが面を出力することができます。もちろんテレビでは解像度が低く小さな文字なんかは読めないので、もっぱらDVDの観賞用ですね。ふっふっふ、これでもう大学で夜な夜なモーニング娘。とか観る必要もなくなりますよ〜(最近は観てないけど)。ということで、昨夜早速家のテレビにビデオ経由で繋げて映してみました。おお、確かに文字はつぶれてるけどDVDは普通に観れます。と思ったら何か変。DVDを再生しているときに限って周期的に画面の映りが悪くなるではありませんか。はじめはソフト的なトラブルかと思いましたが、試しにテレビの入力端子に直接ケーブルをつなげてみると、今度は上手く映りました。良く分かりませんが、モニタとの間になにか経由させると映りが悪くなるようです(うちだけの問題かなぁ)。ちょっとケーブルの抜き差しが面倒ではありますが、とりあえず今のところはテレビに直接つなぐことにしましょう。ちなみに音声は、買った当時はあいぶっ君よりも高かったコンポの方に出力させています。うん、良い音だ。

 そうそう、久しぶりにコンビニに寄ってみたら、「レジでお待たせしませんキャンペーン」みたいなやつが展開中でしたね(ローソンですが)。以前、夜中のコンビニで店員さんが裏に引っ込んでいる時、店内にいる客は誰かが最初にレジに行くのを虎視眈々と狙っているという「コンビニ真夜中の攻防戦」の話をこの日記で書いた記憶がありますが、ひょっとしてその部分をローソン関係者に見られていて今回の改善キャンペーンが実施されたのでしょうか(笑)。「お待たせしません」と標榜しているだけあって、さすがにお待たせしませんでしたね。しかし、すぐに出てこれるなんて、あの裏で防犯カメラでもじっと見ているとしか考えられません。あるいはレジの前にセンサが付いているとか(そんなハイテク使うほどのことでもないが)。いずれにしても、下手な気を遣わなくて済むのは嬉しいことです。

 本日は木曜日。今日は集中講議の二日目で最終日。今家でこれを書いていますが、外よりも部屋の温度の方が明らかに高いです。窓際に行かないと汗が滲みます。エアコンはいりませんが、せめて扇風機くらいはあった方がいいかも。窓を開けても空気が淀んでるからなあ(苦笑)。


(7/20) 今夜は微妙に暑いのでクーラの効いている大学の研究室から更新(笑)。うう〜ん、やっぱりこの涼しさがないと書いてられませんね〜(軟弱者)。ちょっと贅沢な気もしなくはないですが、個人個人それぞれの家でクーラを使うより、大学でクーラを使った方が電気のロスも少なそうだし、効率が良さそうです(言い訳か)。よく、都会はクーラが多いので外気温が高くなると言いますが、その分建物の中が涼しくなるんだからバランスは取れていますよね。一体何が問題なのでしょうか。しかし眠いな。

 あまり弱音は吐きたくないのですが、ここ最近ずっと咳が止まらない状態が続いていて、咳をし過ぎて背中が筋肉痛なのです(苦笑)。朝も咳で目が覚めるほどです。寝ても覚めても咳をしています。もともと痛かった筋の痛みも相まっていかんともしがたいハーモニーを醸し出しています。いくら寝ても善くならないのでちょっと辛いですね。風邪ではないと思うのですが、いかんともしがたいです。にんにん。ていうか、げほっげほっ。

 久しぶりにソフトボールの練習に参加してみましたが、どうもまだ体調がすぐれないためかただ疲れがさらに加算されただけのような気がします(苦笑)。まぁしかし、それだけ運動できるくらいには先週転んで負った擦り傷も回復したということです。これは素直に喜ぶべきことでしょう。昨日の午後も保健管理室に行って診てもらったところ、ようやくすべての傷において消毒の必要がなくなりました(万歳!)。一番酷かった肩の傷もかさぶたができて、もう絆創膏いらずです(にこにこ)。さあて、これからの楽しみは剥がすことですね(<剥がしてはいけません)。

 お気づきかもしれませんが、この日記の下にあるイラストが新しくなっています。H大学時代の級友hammyさんから昨日いただいたものです(感謝)。彼の絵は力強く大胆ながらも繊細なところもあって個人的に好きなのですが、この度いただいた絵もかっこいいですね〜。ほれぼれしちゃいます。hammyさんの画力によるところがあるのはもちろんですが、やはり素材が良いのだと推測されます(笑)。モデルは誰でしょうね(しらじらしく)。

 本日は金曜日で、なんと海の日で祝日だったんですね。どうりで昨日はみんな「3連休でどこどこに行く」とか、「次集まれるのは月曜日だ」とかいう話をしているわけです。聞いてて、なんで明日大学に来ないんだろう?と不思議に思っていましたが、なるほど祝日でしたか。暦感覚が希薄だな。そんなわけで今日と明日で実験をする予定。と、ここまで書く間にも、何度眠気に襲われ、咳にむせび苦しんだことか!(苦笑) 早く寝よう・・。時間があればまた書きます。

 夕方です。今日はぐっすり3パルハバくらい寝てました。目が覚めたのは最も暑いお昼過ぎ。暑くて暑くて体中がとろけていて、背中の筋肉が痛かったこともあり、なかなか起きあがれずに1時間。そんな状況を一気に打開したのが、やっぱりです(ゴホッゴホッ)。目覚めてしばらくは、「あれ、咳も出ないしのどの調子がよくなったのかな、ららら〜」と思っていたら、気のせいでした(苦笑)。覚醒とともにのどの辺りが苦しくなって我慢できずにゲホッ。と同時に背中に痛みが(あうっ)。そんなところの筋肉を使いたくないのに、容赦なく咳は出てきます。ゲホッ、いてっ、ゲホッ、いてっ、の繰り返し。もう、どうにも止まらない〜(by リンダ)。なんてのんきに歌っている余裕もなく飛び起きたしだい。コーヒーを飲んだら少しはましになりましたが、はたして回復傾向にあるのでしょうか。関係ないですが少なくても天気は良いので、せっかくだから布団を干して洗濯物も干して、ついでに部屋を片付けたり(と言っても衣類を畳んで雑誌類を重ねただけ)、トイレを掃除したりと慣れないことをしてみました(笑)。その結果ちょっとばかり清々しい気分に。外側から整理することで健康的になっていくというアプローチもあるのかもしれません。よし、本格的な夏に向けて、これから少しずつ家の掃除をしていこうかな(掃除が終わる前に夏が終わるという可能性はあるけど)。

 そんな掃除なんかしてるから実験は予定を大幅に遅れての開始となりました(苦笑)。待ち時間が中途半端なので、栄のカールヘルムまで“お直し”をしてもらった綿パンを取りに行こうかどうしようか迷っているところ。どうせ街に出るならあちこち見て回りたいしね。


(7/21) 突然ですが、これから「〜人」と人数を表現するとき、「〜人祭」として後ろに“祭”をつけるというのはどうでしょうか。日常生活のあらゆる場面で使うのです。「もうすぐ出発時間だよ。えっと、何人祭集まった?」「今のところ、まだ23人祭ですね」とか、「今日は君と2人祭だけで話したいことがあるんだ」「え、2人祭だけで?」とか、「このエレベータの定員は11人祭です」とか、「今年に入ってからの交通事故による死亡者の数は、昨年の同時期に比べて57人祭多い、6846人祭となりました」などというように使うと、いつでもどこでもお祭り気分が味わえること請け合い。当然、3人のときは「三人祭」と漢数字で表現されるのです(笑)。そして全人類がモーニング娘。の新ユニットとしてデビューした暁には(すごい状況だな)、文字通り「この地球上には60億人祭が住んでいる」と表現できて一石二鳥となるでしょう(<そんなユニットじゃコンサートを開いてもお客はゼロだ!<というかそもそも全員集まれる場所がないぞ!<というか全人類の約半分は男じゃないか)。ちなみにその道理でいくと、9月に出る森先生の本のタイトルは「六人祭の超音波科学者」と表現されることになります(笑)。なんだかちょっぴり浮かれたミステリィっぽいですが。

 あなたは、うちの講座のサロンにあった鍋が何者か(私ですが)の手によって焦がされ、そのまま闇に葬り去られた一件を覚えているだろうか。そう、ちょっとした不注意で鍋を空焚き状態にしてしまい、木製の柄の接合部分を炭化させ、フッ素加工された部分は青く変色してしまったという、あの鍋事件です。その後、自責の念に駆られ同じ型の鍋を求めてあちこちのスーパーに行ってみたのですが、結局ちょうど良いのが見つからないまま時は流れ、特に誰からも追求されなかったので、ほとんどそのことについては自分自身忘れていました。あわよくばそんな鍋は初めから無かったことになるのではないかという期待もなかったことはないですが(笑)、いずれちゃんと買うつもりではいたんですよ。忘れていましたけどね。残されたもうひとつの鍋を使うときに、たまに思い出すのです。しかし昨日は、久しぶりにインスタントの天ぷらそばを作るために鍋を使っているとき、Y下君に指摘されて思い出しました。「それどうするんですか?」と鍋の方向を指差しながらY下君は言ってきました。がーん、そう言えばそうだった、とすぐに「新しい鍋は買わないのか」という意味のことを言われているのだと気づき、一瞬とぼけてみようかと思いましたが(悪い子)、その場は素直に「良いのが売ってないんだよねぇ」とさも買う気はあるけど見つからないという言い訳を含ませた返答をしたしだい。誰も指摘してこないのに彼だけはたまに指摘してきますね。それも彼の潔癖性に起因していると思われます。残されている鍋は見た目がちょっと汚めなので、潔癖性のY下君にはそれがちょっと気になるんでしょう。一応、前の鍋はどこで買ったものなのかということも訊いて、さらに買う気があることをさりげなくアピールしておきました(笑)。しかし、実際に買うかどうかは紙の味噌汁(うわ、どんなんかな)。じゃなくて神のみぞ知る(そんなこと言ってないで鍋くらい早く買え)。

 さて、昨日は結局外には出かけずに、大学にいたまま実験生活でした。待ち時間は久々にイラストを描いた他は、これといったこともできないまま、気が付けばあっという間に真夜中です。良く言えば充実しているということですが、余裕がないだけかもしれません。やろうとしていることの半分もできていないような気もします。これを改善するするには、初めから“やろうとすること”を半分の量にしておくか、できなくてもいいことをあららこめ“やろうとすること”に含めてかさ上げしておいた上で、無意識のうちにやろうとしていることの半分だけするように仕向けるか、のどちらかしかないでしょう。しかし、前者は結果的には成果が同じなのであまり意味がないし(気分的に達成感があるという意味はあるけど)、後者は無意識のうちに実行する半分の仕事の中に、はたして最終的にどれだけ本当に必要な仕事が含まれているかが問題となります(できなくてもいいことばかりだったら困りもの)。そして、以上のような内容を考えるだけで30分もかかっているというこの事実こそが、できなくてもいいことだということに今気づきました(苦笑)。そんなことを繰り返していては、一生のうちの10分の1は日記を書いているという人生になりかねないことを知るのであった(それもまた一興ですが<一興か?)。

 そうそう、昨夜は名古屋港の方で花火があった模様。音だけは聞こえてきました。屋上に出ればおそらく大学からも見えたと思いますが、暑いからねえ(笑)。花火で思い出しましたが、東京ディズニーランドの花火ではミッキーマウスの顔の形をした花火が上がっていました。球対象じゃない模様の花火は破裂するときの玉の向きが重要になりますね。しかし、それは打ち上がってみないと分からないと聞いたことがあります。そのうち空中で姿勢制御をするハイテク花火が上がる日も来るかもしれません(使い捨てなのでコストが問題か)。本日は土曜日で、今日もどこかで花火大会。午前中に裾上げしてもらった綿パンを取りに行きたいところ。午後は実験。地球化学会年会の講演申込みを忘れずに(とここにメモ)。


(7/22) すっかり忘れていましたが、一昨日の深夜ちょっとした現場を目撃していました。大学の行き帰りにいつも通っている山手通の山手一丁目(ローカルで申し訳ない)の交差点辺りでした。大学側からその道へ向かうと、車道を塞ぐ形でパトカーが停まっているのです。おいおい、警察自ら違法駐車か?といぶかしんだのはつかの間、外には警察官も2人祭くらい立っていて雰囲気が異様です。自転車で帰宅途中でしたが、その現場に近づきながら間もなく何かの理由で道路を封鎖しているのだということに気づきました。事件でもあったのか、そう言えばさっきから空気が何か匂うな、もしかして毒ガスか!などとちょっと不安になりましたが、それにしてはいまいち緊迫感に欠けるので、大丈夫だろうと踏んでその道路の歩道に入って行きました(歩道は封鎖されていなかった)。するとパトカーの先に見えてきたのは大きなテントにも似た白い壁のようなもので、2車線ある車道を完全に塞いでいます。初めはこんなところにテントなんか立てて、夜中に中で一体何をしているのだろうと不思議に思いましたが、さらに近づいていくと実はそれが横倒しになったトラックだったということに気づいてびっくりです。つまり横転事故ですね。箱型の荷台の天井がちょうどこちらに向いていたのでテントのように見えていたようです。ひっくり返ったトラックを見るのは初めてだったので、(不謹慎にも)もっと観察したい衝動に駆られたのですが、通り過ぎざまに横目でちらっと見てみると、運転席から液体らしきものが流れているのが目に入りました。うわっ、ひょっとして、ちちちち、血〜? あわわ、あわわと恐怖におののき以降は振り返ることもなくいそいそとその場から離れるように帰宅したのでした(笑)。翌朝その道路には何の跡形もなく、何事もなかったかのように車が通っていましたね(だから忘れていた)。しかし、あんなところでまさか車がひっくり返るとは・・。想定外の出来事が起こったとき、目には見えていてもすぐには正確に認識できないこともあるということを知った深夜の出来事でした。人間の目は当てにならないものです。

 昨日も引き続き実験の日。と言っても午後からだったので、午前中は9時に目が覚めてからは珍しく朝食を食べたり洗濯をしたり、と余裕をかましているうちにお昼です。思わぬタイムロス。“お直し”してもらった綿パンを取りに行くつもりなのにもうお昼です。早くしないと実験の時間が迫っています。ということで急いで大学に行き、返す刀でに行くためバス停に。しかし、バスの時刻まで20分くらいあってまたまたタイムロス(ぎゃふん)。栄に着いたのは午後1時半くらいでした。そのまま三越カールヘルムに直行して綿パンを受け取り、50%オフの商品に気を取られながらも(笑)店を後にしました。時間通りに遂行しなければならない実験が待っているので、今回は無駄足は許されません。その後は地下を通って丸栄の向かい側に出て、マナハウスに寄りました。入ってみると、1階のカウンタがスッキリしていて前回よりも好印象。探し物は「紙ブーメラン」の本でしたが場所が分からなかったので検索端末で調べてみると5階の児童書のコーナにあることが判明。なるほど、「子供の科学」関連本だからですね。早速そこに行って見つけて購入。さらについでだということで、前から買おうと思っていた「ほんとに飛ぶ!紙ヘリコプター」も検索してみました。すると6階の芸術のコーナにあるらしい。ほう、なかなか使い易いじゃん、検索端末。ずっと前、このマナハウスに関して否定的なことを書いたことがありますが、少し認識を改めてもいいかな(偉そうに)。書店として慣れてきたんでしょうね、全体的にだんだん最適化されてきている模様です。えっと、で、その「紙ヘリコプター」の本も購入しようと思ったら、隣には同じ著者(アンドリュー・デュアー氏)の「冒険者たちの翼・よく飛ぶ!立体紙ヒコーキ・16機」という本も見つけてしまい、それも一緒に衝動買い(にこにこ)。そんなことをしていたので帰りは時間がなくなり地下鉄で帰ることに。実験にはギリギリ間に合いました。

 大学に帰ってきて、早速、紙ヒコーキの方を1機作ってみました。一番簡単なやつです。そしたらこれが以外と時間がかかり、なんと完成までに約2時間(苦笑)。線に沿って切る作業がやたらと神経を使うので、時間がかかってしまうようです。しかし、久しぶりにペーパークラフトをしましたね。森ぱふぇの名刺とかテディカードなどを除けば、機関車のD51を作ったとき以来かもしれません。10年くらい前だったかな。他にカブト虫とかバッタとかヨットなんてのも作った記憶があります。そういうのが図面だけ載っている本があって、その中で一番難しいのがD51でした。これは今でも部屋に埃をかぶりつつ飾ってあります(笑)。ちなみに昨日作った飛行機はアルゴスという名前で、こんな仕上がりです。

 なんで今になってペーパークラフトかというと、8月の森ぱふぇ非公式全国オフ2001で名古屋方面オフのグループは紙飛行機大会に勤しむ予定だからです〜。それでちょっと腕を慣らしておこうと思ってお試しで作ってみたわけですが、もうそれだけじゃ済まないくらいに工作意欲が高まってしまいましたね。う〜ん、なんかペーパークラフトな毎日になりそうな予感。本日は日曜日。学会の講演申込みはちゃんとしておきました。が、ネタはこれから作ります(あはは)。今日は月曜からの講座対抗ソフトボール大会に向けて寝て過ごす、という手もありますが(笑)、それでは時間がもったいないので紙ヒコーキでも作っていようかな。


(7/23) 今夜は本当にセミが鳴いています。外を見なければ昼間じゃないかと思うくらいうるさいです。まったく、暑苦しい。暑い暑いと言ったところで涼しくなるわけじゃないですが、言うだけのことは言わせてもらいます、ああ暑い暑い。そもそも涼しくなろうと思って暑い暑いと言ってるわけじゃなくて、自分に言い聞かせているんですね、こんなに暑いのは暑さのせいなのだと(意味ねー)。こうしてキーボードを打っている間にも頭とか背中には汗が滲んでくるほど暑いです。たぶん部屋の中が暑いのです。外からは少し涼し気な風が入ってこないこともないので、きっと外はもう少し涼しいはず。暑い夜にわざわざ外よりも暑い部屋の中に閉じこもっているなんて、なんか理不尽ですねぇ。だんだん腹が立ってきたな(笑)。あ、でもひとつだけこの暑さのメリットがあるとすれば、今触っているiBookが発する左手付近の熱が、普段ほど気にならないということでしょうか。おお、これは驚くべきことですね。iBookの短所とも思えるこの熱が、今では全然気にならないのです。つまり、暑くてもいつも通り使えるということです。なんとすばらしい。こういう過酷な暑さの中でも快適に使用することができる点をこれからのiBookのセールスポイントにしてはいかがでしょうか。う〜ん、何か間違っているような気もしますが(笑)、それも暑さのせいということで。

 昨日の日曜日はお昼まで家にいたのですが、休日に家にいるとろくな電話がありませんね。久しぶりにかかってきましたよ、えっと、確か村上さんから(<実名?)。と言っても全然面識ありません(笑)。よくあるセールスです。ずっと前にもかかってきたやつですね。いろいろと特典があるらしいなんとかという会の会員になりませんか、という電話です。そのときは起きていたので、電話には意識はっきりで出ることができました。その瞬間判りましたね、ああ例のセールスだなと。相手は若そうな女性で、ほにゃほにゃむにょむにょ(忘れた)の村上さんでした。たぶんオフィスの中を装った演出だと思いますが、今回も後ろではガヤガヤと騒がしい音がしています。そしていきなり「S(下の名前)さんはご在宅でしょうか」ときたもんだ。ほお、一体どこに電話をかけているつもりなんだこの人は。すぐに電話を切ってもよかったのですが、まぁ休みだし少しつきあってあげようかと思い、「俺はここにいるぜ!」(誇張あり)と答えました。それからはお決まりの、その会社が提供しているらしいサービスの案内を一通りしゃべる村上さんです。ときどきこちらに質問を投げかけてきては、それに見合ったサービスをご丁寧にも紹介してきます。

「社会人ですか?」
「学生です」
「何年生ですか?」
「可燃性です」と答えたいところを堪えて(笑)、「大学院生です」
「えっと、4年生ですか?」(おいおい聞こえなかったのか?)
「大学院生です!」
「はい・・・」

と言っただけで次の話題になりました。訊いといてそれかい。ひょっとして大学院の存在を知らない人なのかもしれません、村上さん。他にもいろいろ訊かれましたよ〜。「車を持っていますか?」という質問があり、「持っていない」と答えると、「免許はおもちですか」と訊いてきたので、「免許はお餅ではありません」とは答えずに、素直に「持っています」と答えると、入会すると新車も量販価格で買えるという話になりました。フェラーリでも持っていると答えておけば良かったか、と少し後悔(笑)。あと、「おつき合いされている方はいらっしゃいますか」という質問もあり、「特にいない」と答えると(いようがいまいがそう答えます、念のため)、出合いの場となるパーティもあるみたいな話になりましたね。きっと「いる」と答えると結婚式場の案内とかをもちかけられたに違いありません。さらに、ずっと名古屋に住んでいるのかと訊かれ、前は広島にいたことを答えると、訊きてもいないのに村上さんは福岡から名古屋に来たばかりだと言うじゃありませんか(本当かどうか怪しいですが)。その上で、名古屋には慣れたかという質問からどこらへんに住んでいるのかという核心的な質問になりましたね。やっぱりそれが訊きたかったのか。でも、そう簡単に教えるわけにはいきません。ちょっと悩んだ末、「東山公園の近くです」と答えました。そしたら村上さんは、「うぅぅぅ、ちょっと分からないです」とおっしゃる。うわー、名古屋に住んでて東山公園を知らないとは、ほんとに福岡から出てきたばかりの人かもしれませんよ(笑)。住所なんて訊かなくてもハローページに載ってるのにねぇ、調べなかったのでしょうか。
 最後に年齢も訊かれ、名前とともにしっかりと確認されてしまい、「これから名駅の会場に来ていただく時間はありませんか?」と相手は何やら本気でお誘いモードです。やばいやばい、これは早めに断った方がよさそうです。しかし、もうちょっとじらしてみようと(意地が悪いな)適当に答えてみました。「どうかなあ」とか「約束はできませんよ」みたいに。そんなふうにはぐらかしているとついに村上さんもしびれをきらしたのか、「来る気がないなら、断って下さいね」と言ってきましたね(やっほーい<嬉しいのか)。その言葉を待っていたのです(笑)。相手から諦めるのをずっと待っていたのに、意外と会話が長くなっていたために電話の切り時を逸していたのです。これで心置きなく切れます(はじめから心置きなく切れたのですが)。低調にじゃなくて(笑)丁重にお断りして、「勉強がんばって下さい」という最後の言葉とともに村上さんの声は切れました。ここで謝っても仕方ないですが、電話を長引かしてすみませんでした村上さん。許してね(にっこり)。

 昨日の午後は暑さに負け、我慢できずに大学へ行き、ずっと紙ヒコーキを作っていました(まだ完成せず)。そうそうついに、昨夜本山マツザカヤストアに行って新しい鍋を買ってきたのです。もちろん講座のサロン用。前の鍋とは違うものですが、フッ素加工も施してあるし、これでちゃんと責任を果たしたと言えるでしょう(わっはっはっは)。ただ、意外に安く600円くらいだったというのは内緒です(笑)。それから地下で食材も調達し、昨日は久しぶりに野菜を切ってカレーを作って食べました。いやあ、美味しいけど、暑いぞ!

 本日は月曜日。天気予報ではますます暑くなるようなことを言ってますが、講座対抗ソフトボール大会が朝からあります。おそらくバテバテになるでしょう。今から滅入るなあ(溜息)。


(7/24) バテバテです(笑)。というかへろへろ。ソフトボールですっかり体力を消耗してしまいましたが、今夜も頑張って暑い自宅から更新です。偉いぞ自分。自分でほめなきゃ誰がほめる。

 昨日のソフトボール大会は午前9時からの試合でしたが、起きたのは8時過ぎ。ちょっと早めに行ってウォーミングアップをしようと思っていたのに、このままでは確実にギリギリです。急いで準備しなければ。ということでまずはカレーを温めて朝食(<食っとる場合か)。あとコーヒー飲んだりシャワーを浴びたり、大急ぎで大学へ(急いでいるわりには悠長ですが)。試合場所に着いたらメンバはほとんど集まっていて間もなく試合開始となりました。全部で5チームあるので、総当たりで4試合、を2日間でこなすことになります。昨日は朝一の試合と午後一の試合の2試合がありました。え〜と、結果を言ってしまうといずれも敗退。ぼろ負けです。でもまあ、あんなもんでしょう。どんな感じだったかというと・・いや、やっぱりやめましょう。思い出しただけで暑くなってきます(苦笑)。とにかく暑かったという印象しかないと言っても過言ではありません。戦力的に劣る分、どうしても守備の時間が長くなってしまうので、ずっと直射日光にさらされっぱなしなのです。逆に、攻撃の時は打者とランナ以外は日陰で身を守れるのですが、その時間が短くて体力も回復する暇なし。そんなこんなで日焼けはするは憔悴するはの試合でした。

 さて、ソフトボールが終わってもまだまだ仕事が残っていました。講座のいらなくなった備品を廃棄物置き場まで運ぶ作業です。台車にパソコンやら壊れた天秤やらその他諸々の物を載せて行ったり来たりが数往復。すべてが終わったのは午後4時頃だったでしょうか。その後はジュースやビールを飲んでささやかなお疲れ会。おかげさまでほろ酔いに(笑)。で、昨夜はふらふらしたり眠かったりだったので、冷房の魅力に後ろ髪を引かれる(うわっ、この表現って結構シュールじゃない?>自分に関してだけど)思いでしたが、大量に作ったカレーも待っていたので早めの帰宅となりました。そして夕食を食べて(実は生協で夕食は済ませていたので夜食みたいなものと考えていただきたい)、とっと寝て翌日もある試合に向けて少しでも休養をとっておくつもりが、結局この時間(現在午前1時)になるまで起きていてこうして日記を書いているんだから世話ないですね(苦笑)。

 そうそう、ソフトボールと廃品運びという重労働以外にも昨日は新たな紙ヒコーキを完成させるというクリエイティブな営みもしました(にこにこ)。できあがった紙飛行機は、先日の入門機に比べたらかなり手間のかかる複葉機のタイガー・モスです。しかしその分、優美な姿にうっとり。飾っておくだけでも様になりますが、やはり飛んでいる姿の方が綺麗でしょうね。早く広い場所で飛ばしてみたいところです。

 本日は火曜日で、ソフトボール大会2日目。昼からの2試合だそうで、またまた焼けちゃうよ〜。熱いねぇ、このーこのー(やけくそか)。


(7/25) さらにバテバテです(苦笑)。どうしようない倦怠感。日に焼けた顔のヒリヒリ感。もうダメですね。はっきり言って寿命が縮んだとしか思えません。ビヨ〜ンって(<それじゃ伸びてるぞ)。あんな炎天下の下で(“下”の重複)ソフトボールをしてはいけませんよ、やっぱり。いや、ソフトボールに限らずあの暑さの中ではじっとしているだけでも体に毒でしょう(ちなみに我々がするソフトボールは守備位置によってはじっとしているのと見分けがつかない場合もある)。毎年この時期にソフトボール大会がありますが、誰も開催時期を変更しようと言わないのが不思議です(自分も言わないけど)。というか、そもそも講座間の親睦を深めるのが目的のレクレーションなので、別にソフトボール大会である必要もありません。どうせ夏にやるんだったら、「ドキッ!男だらけの水泳大会」ぐらい開催しても良さそうです。そんなのはイヤですけどね(イヤなんかい)。だって、男ばっかじゃねえ(笑)。えっと、ともかく、単なるレクレーションからして、変更させまいとする力が働いているようないないようなシステムが大学には存在するようです(どこでもそうなのかな)。高校野球のように何か守らなければならないものでもあるのでしょう、きっと。

な〜んて言ってますが、それなりに楽しめました(笑)。暑くて死にそうではありましたけど。昨日は1勝1敗の成績で、トータルでは1勝3敗となり5チーム中4位。うちは女性が結構いるので、まぁこんなもんでしょう。特に勝ったからといって何が貰えるというわけでもありませんし(ああ、今どきなんと純粋な大会でしょうか)、負けてペナルティがあるわけでもありません。ちなみに個人的な成績は書くほどでもないですが、適当にバットを振ったら総てホームランになった、という白昼夢を見ながらフライやらライナーやらゴロやらでほとんどヒットなし(苦笑)。疲れてくると打率が現在の株価みたいに格段に下がるようです。とにかく、ソフトボールが終わった後はしばらく放心状態でした。夕食は、期せずして2日連続H君と二人だけで生協。控えめに食べたつもりが存外満腹になってしまい、夜食にインスタントラーメンを食べることもなく今に至っています。

 昨夜は疲労困ぱいながらも、家に帰っては暑いだけで余計に疲れそうだからという理由で大学に居残り(笑)、その結果手持ち無沙汰になってしまった時間を紙ヒコーキ製作に費やすという贅沢な過ごし方をしました。こうやって、何かを作っているときは疲れも忘れていられますね〜。今回は一気に完成させるところまでいき、できあがったのはサン・テグジュペリの愛機であり彼が遭難したときに乗っていたというコードロン・シムーンです。赤と白のコントラストが青空に映えそうな機体ですね。あ、今何の脈絡もなしに「暴れん坊将軍」のテーマソングを口ずさんでしまいました(笑)。確か作曲は菊池俊輔氏だったでしょうか。この人は「ドラゴンボール」とか多くのアニメの音楽も作ってますね。だから何だってことはないですが、好きな作曲家の一人ではあります。

 本日は水曜日。午前中に、実験でたまった廃試薬容器を搬出する作業があります。年に3回の回収日です。ただ、この作業があることをおそらく聞いていない講座の人間がいるので呼び掛けておきましょう。O田君にS木さんにLさん、もしここを見ていたら今日の朝9時には大学に来てください。まぁ、絶対にリアルタイムで見ていないだろうけど(笑)。万が一見ていたとしても、こんな夜中に見ているようじゃ朝9時に来ることは望めませんね。そういうことを書いている本人こそ危ういんじゃないかという見解もありますが(苦笑)。暑い部屋で早く寝よっと。


(7/26) 昨日は午前3時頃寝たにもかかわらず、意外にも早起きで午前9時には大学にいました。暑さで目が覚めただけかもしれませんが、やればできるもんです。で、早起きをした理由である廃試薬容器を回収場所まで運ぶ作業ですが、当然のように昨日書いた内容は9時の段階では当事者には伝わっておらず(笑)、大学に来ていた学生が限られていたため、すぐには持って行かずにしばらく様子を見ることになりました。まぁ、経験していない人にやってほしいというのがあったので、致し方ないところです。何のための早起きだったのか、と思わなくもないですが、半ば予想されたことなので特に文句はありません。えぇ、ありませんとも。廃試薬容器の回収作業が行われている時間には余裕が持たせてあり、午後3時までは受け付けていることも、そのように人が集まるまで待つことができた理由のひとつです。さて、それから1時間半くらい経過。O田君とS木さんがやってきたところで、いよいよ運ぶことになりました。回収場所は大学構内にあるとはいえ、理学部の建物からは遠く離れた、道路を横断して行かなければならないところにあります。持って行った廃試薬容器はそれほど大量ではないですが、台車に載せたり袋に詰めたりして5人ほどで強い日射しの下ぞろぞろと歩いて行きました。日陰は結構涼しいのですが、日なたは歩くだけで汗が出てきますね。あっぱれ、天晴れ、空は晴天。さすが夏。日本の夏。暑くて泣けてきます(出るのは汗だけど)。そして到着。持ってきたビンやプラスチック容器の数を確認してもらって、ハイ終了。と思ったら、準備していた書類が足らなくてがーん。幸いにも持ってきた物を持って帰れという理不尽なことは言われませんでしたが、もう一度書類を揃えて持って行く必要が生じたしだいです(結局S田氏がその役を引き受けて下さいました。暑い中ご苦労様です)。物を捨てるのも楽じゃありませんね(正確にはリサイクルされるので捨てているわけではありませんが)。

 昨日は土用の丑の日だったみたいで、昼食に生協へ行った時、お約束のように鰻丼が推されていました(笑)。「本日は土用丑の日です」なんていう貼り紙までしてあって、大々的にアピールされていましたが、実は昨日に限ったことじゃなく鰻丼は普段からたまにメニューに現れるのです。だから何も今さらって感じで誰も手に取る人がいません(見えた範囲内で、ですが)。値段の高さも影響しているかもしれません。ずっと思っていることですが、鰻丼の醍醐味はあのタレにあると言って良いでしょう。そう、蒲焼きのタレさえあれば鰻なんていらないのです(断言)。タレだけご飯にかけて売ってくれないかと、鰻丼を出す店に行く度に思うほどです(笑)。単なる貧乏性でしょうか。う〜ん、そう言えばこの嗜好は牛丼や天丼やお好み焼きなどにも当てはまるかもしれませんね。ああ、タレとかソースだけで食えるなんて、我ながらなんと安上がりなことよ(感慨)。そうか、そういう意味ではかき氷なんて理想的な食べ物ですね(ちょっと違うか)。

 午後は1時から地球化学図(地化図)サンプリングの説明会がT中先生からありました。「地化図」って何?って言う方もおられるでしょうが、細かい説明は省きます。やることは、山に入り沢から堆積物を採取することです。昨年度までは4月に講座全体でサンプリングから分析・考察までを行っていましたが、今年度はとりあえずアルバイトという形で学生は有志がサンプリングにだけ参加することになっています。例年と違ってお金がもらえる仕事なわけです(それなりの働きが必要)。と言っても、大体の学生は参加することになっていて、作業はハードですが1泊2日のハイキングみたいな趣きかな(違うという意見もあるでしょうが)。夜にはコンパをかねたバーベキューも予定されています。そのサンプリングに必要な道具類を、説明会の後でっかい物置き(建物です)まで公用車で取りに行って、班ごとに配り、物品の確認をして翌日(つまり今日)の準備を終えました。あとは朝来て荷物を持って車に乗り込むだけです。今日の朝出発します。

 夕方頃、研究室にお客さんがありました。今年うちの大学院を受験するらしい女の子です(にこにこ<なぜにこにこする)。しかし、話を聞くと彼女は現在とんでもない生活スタイルを持っていることが分かりました。薬学部に所属しているらしいですが、その実験生活が半端じゃないのです。我々からすると驚愕に値するものでした。大学から家が遠い(片道1時間半とか)のに、始発電車で来て研究室には一番乗りで、食事もそこそこに一日中実験をして帰るのはほとんど最終電車と言うんですから(うひゃあ)、ただ者ではありません。しかもずっと立っていたら座るのが苦痛の体になってしまい、立ちっぱなしで本を読んだりパソコン触ったりすることもあるそうな(ほへ〜)。心底実験とか新しいことを知るのが好きな様子でした。それがまた自然な感じなんですよね。普通にすごい。彼女がうちの講座に来たら、間違いなく強烈な刺激になることでしょう。危機感を感じる人も少なからずいそうです(自分だったりして)。なんだか、おちおち日記なんか書いていられなくなりそうだなあ(苦笑)。とにかく、講座内に新鮮な風を送り込んでくれること請け合いの人物でした。まぁ、外的刺激を求めるのはある意味無責任なことですが、彼女にはぜひ試験にうかってもらいたいものですね(にっこり)。

 早起きが効いたのか昨夜は眠気に襲われ小一時間、机に突っ伏して眠ってしまいました。しかし、少し寝てスッキリした後は読書。森試験を間近に控えた時期ですが、またもや関係のない本で(笑)、佐藤友哉氏の「フリッカー式」を読了です。これはなんというか、よく書いたなあという内容。面白かったのは確かですが、一度読めば良い感じでしょうか。次にどんなのを書くのか楽しみです。読書後は早めの帰宅。本日は木曜日で、今日・明日と地化図のサンプリングで出かけます。朝からの出発。今週はずっと朝が早くて疲れぎみ(はぁ)。次の更新は明日の夜か明後日になるでしょう。


(7/27) 27日の夕方、サンプリングから無事戻ってまいりました。毎度のことながら非常に疲れましたね。今週はソフトボールもあり、その疲れが残っていたせいかいつも以上に疲れたように感じます。とにかく帰ってきてからは夕食を食べるのがやっとで、HPの更新をする気力もなしでした。ということで、今頃(28日夜)の更新になってしまっていますが、ここからはあたかも昨日のことのようにサンプリングの模様を書くことをあららこめご了承ください。また、内容的には昨年4月の地化図サンプリングの模様とほとんど変わらないので新鮮味に欠けること、それに講座内部向けの写真や記述が多いことも、あららこめ断っておきます。どんなことをやったのかが少しでも伝われば幸いです。ではどうぞ。

 昨日は連日暑かった朝から一転、どことなく涼しくわずかに湿気が感じられる朝でした。集合時間は午前8時半。7時にはちゃんと目覚め、余裕だと思っていたのもつかの間、いつの間にか二度寝してしまい次に気づいたのは8時(うぎゃー)。まだ荷物もまとめておらず、飛び起きてからは大慌てで出かける準備。鞄に適当に着替えを詰め込み、数日前からガスが点かなくなっていたシャワーを浴びて震え上がり(笑)、服を着て財布を持って携帯電話を持って帽子をかぶって鞄を背負って家を出ました。約3分で大学に到着。微妙に8時半を回っています。サンプリングのための道具類が置いてある部屋に行ってみると、すでに運び始めているところでした。早く来ていた人もいたみたいですが、同じ時に現れた人もいたのでほっと一安心(「赤信号みんなで渡れば怖くない」の心境か)。残っていた自分の班の荷物を理学部E館の玄関前に持っていきました。出発前の様子はこんな感じ。ここで公用車やレンタカーに班ごとに荷物を載せます。1台には二人一組のサンプリングペアが1組か2組乗り、運転手は先生や技官の方が務めます。車は全部で5台(A〜E班)、総勢23名がまずは毎年サンプリングをしている地点(デモ地点)までそれぞれの車で向けて出発したのが午前9時でした。

 ここで我々E班のメンバについて紹介しましょう。まず運転手は技官のY語氏。足になってくれるのは公用車のプラドです。運転手のテクニックもさることながら、新しい車だけあって乗り心地は最高です(にこにこ)。心細い山道を行く上で、運転手と車は良いに越したことはありません(笑)。それから実際にサンプリングをするのは、M2のK村さんと別の講座から参加されているK高氏ペア、そして4年生のT橋君と私ことS田ペアの2組です。以上5人を乗せたプラドは渋滞気味の広小路通(東山通)を東へ向かい、デモ地点へ向けて快走していくのでした。

 猿投グリーンロードに乗ってすぐの八草で降り、5分ほど北上したところにある橋の下がデモ地点です。すでに誰かが先に到着しているだろうというのが我々E班の大方の予想でしたが、10時前に着いてみるとなんと我々が一番でした。少しして、他の班の車も続々と到着し、いよいよ川の中に降りていくことになりました。この場所は今まで春先にしか来たことがなかったので、草が生い茂った辺りの様子は記憶の中のイメージ(重複してる?)とは少々違っていてドギーマギー(<意味がわかりません)。川の流れも淀んでいて、そこはかとなく匂ってきます。それ以外はだいたい例年通り、班ごとに実際に川の堆積物をサンプリングする作業に移りました。砂をすくってフルイにかけてコーヒーフィルタでろ過して絞って回収、写真を撮ったりデータシートに記入したり、一通りの作業をこなします。ここではじめて参加する人にだいたいの作業内容を覚えてもらうわけです。そうそう、もうひとつ、いつもと違ったのは水の中をヒルが泳いでいたこと。ひらひらと水面近くを泳いで我々に近寄ってくるのです!(イヤ〜ン) K高氏がバケツにすくってみるとバケツに吸い付いて離れなくなるしで(苦笑)、さっそく夏の洗礼を浴びた感じ。そんなこんなでデモ地点での作業を終え、再び猿投グリーロードに乗り、一行は班ごとに別れそれぞれが受け持つ地域のサンプリングエリアへと向かっていったのでした。

 さて、今回のサンプリングエリアは愛知県北東部から岐阜県にかけての地域で、我々E班が担当しているのは稲武町周辺地域でした。途中コンビニに寄って昼食を買い、最初のサンプリングポイントに到着したのが午前11時頃。車には2ペア乗っているので、片方がサンプリングしている間に、もう片方のペアは別のサンプリングポイントに運ばれるという方式を採用しています。初めに降りたペアはT橋・S田組。棚田の続く道を登っていき、こんな川と呼べないようなところ(写っているのはT橋君)で最初のサンプリングとなりました。ある粒度以下の堆積物を目的としているので、川が小さいところは一定量を集めるのに結構時間がかかります。この頃はまだ薄曇りでしたが、空模様は怪しかったですね。車に戻ってみるとK村・K高組はすでにサンプリングを終えていた模様。まだ合計2つしかサンプリングしていませんでしたが、すでにお昼だということもありこの後昼食を採ることに。近くの休憩所らしきところで買っておいた食料をほおばりました(写っているのは歳をとってもなおナイスガイのY語氏)。周りは公園みたいになっていますが、あまり使われている雰囲気ではありません。昼食を終えた頃になると、空模様はますます怪しさを増大させていました。いそがねば。

 午後、T橋・S田組2つめのサンプリングは道路から近いところで比較的楽に行えましたが、途中でポツポツと雨が降り出し、それはどんどん勢いを増していきました。しかし幸か不幸かちょうど木の枝陰での作業だったため雨にはそれほど濡れずに済みました。ちなみにこんなところ(川は草に隠れて見えない)。K村・K高組が向かったところでは雨はもっと激しかったらしく、サンプリングはせずに車に乗ってこちらに戻ってきていました。それから、2組そろって次のポイントに移動となりましたが、そこは山の奥の方だったのでプラドは細い道をどんどん登っていきます。途中土砂崩れした跡が残っているようなところもあります。そしてますます強くなる雨。目的のポイントは峠を越えて少ししたところだったのですが、道が行き止まりだということは25000分の1の地形図で判っていました。進むほどに雨は絶望的に激しくなり、下手に動くと危ないというレベルにまで達したこともあり、比較的安全なところにしばらく車を停めて小康状態になるまで待つことに。外の様子はこんな感じで、道の上がちょっとした川状態。そのまま15分くらい待ったでしょうか、雨が小降りになったときを見計らって、来た道を引き返すことにしました。鋪装してある道も濁流が覆い、まるでオフロード。プラドはその性能を遺憾なく発揮(笑)。下流の方でもサンプリングを予定していたのですが、そんな大雨が降った後だったので川の流れも激しく危険だったため、そこは諦めることになりました。仕事とはいえ無茶はいけません、無茶は(一休さんふうに)。

 その後、雨はかなりましになり、サンプリングも順調に進みました。次に入ったのは広めの川でこんな川(って木が邪魔だな)。ここは比較的早く作業が終わり、車の到着を待つ余裕もありました。しかし、依然として空は曇っています。その次は小さな2つの谷が合流している地点でサンプリング。フルイの後はバケツの中で沈澱する(もちろん堆積物が)のを待ちます。そしてこの日最後のサンプリングとなったのは大きな谷が合流しているこういうところ(川は小さい)。向かって左側の谷を見上げると、霧っぽくて幻想的な雰囲気です。

 午後4時頃、ほぼ予定通りの作業を終えた我々E班一行は、宿泊先である旭高原元気村に向かいました。この施設に向かう道は南側と北側の2つがあるのですが、南側の本来の道は災害復旧工事中で通行止めとなっており、回り道として細い細い道を通る羽目になりました。しかし、こちらの方がよっぽど復旧工事が必要なんじゃないかと思うくらい危険な道でしたね(苦笑)。もう山道はこんなのばっかりです。崖崩れなんて日常茶飯事なんでしょう、きっと。到着は5時頃で、1番ではなかったですね。採ったサンプルを乾かすために広げ、しばらくだら〜ん(くつろいでいる音)。男性陣と女性陣が寝る建物は別れていて、男性陣の寝るつつじ屋敷を玄関側から見るとこんな感じ(パノラマふう)。中には部屋がふすまを境に6部屋あって、こんな感じ。反対側(実際に入るのはこちらから)はこうなっています(パノラマふう)。なんてしている間に、実は夕食の準備が外にあるバーベキュー場(屋根付き)で進行していました(主に炭で火を起こす作業ですが)。そして、残りひと班(T中先生が運転する車)が帰ってくる間に着々と準備は整い、無駄に燃える炭を前に、手にビールを持ってみんな待ちわびています(笑)。意味もなく燃える炭のアップ。デジカメなので赤外線も写っています(たぶん)。

 あの大雨の中わざわざサンプリングした班もあったようで、お風呂に入っている人もいましたが、やがて、全員がそろい、乾杯の後夕食が始まりました。手軽な焼肉です。焼そばもあります。それからはずっと食べて飲んでしゃべって、わいわいがやがや(<これ、いつ撮られたんだ?)時間が過ぎていきました。愚痴やら何やらいろいろちょっと書けないような話もあったりで(笑)、気が付けば辺りは真っ暗、雨まで降り出しています。聞こえてくるのはカエルの大合唱。酔い疲れて寝に帰る人、酔ってないけど寝に帰る人、まだまだ語り残る人。最終的にお開きになったのは12時を回った頃でした。残ったメンバで片付けをして、シャワーを浴びて、おやすみなさいとなりました。大概いつも同じような人が最後まで残るのは仕方のないことでしょうか(愚痴ではない)。


(7/28) お酒を飲んだ次の日の起床パターンには2つあります。ぐっすり眠って昼に起きるか、妙に早起きをしてしまうかです。いずれの場合もぐったり疲れていることに違いはありませんが(笑)。旅行中などは時間が決まっているということもあり、後者の場合が多いです。もちろん昨日も後者でした。目が覚めたのは6時半頃。他にも数人起きている人はいて、廊下を歩く音やふすまを開ける音が時折します。朝食は9時からで、全然余裕があったのですが、起きてしまったものは仕方ありません。顔を洗って着替えてから、少し朝の散歩と洒落込みました(洒落てはないけど)。というのは表面的な理由で、本当はコーヒーが飲みたかったから自販機のあるところまで歩いただけ(笑)。しかし行ってみるとあったのは冷たい飲み物ばかり。ちょっとぎゃふんでしたが、目覚めのために背に腹は代えられないということで冷たいコーヒーを飲みました。あーなんというか、冷たくて目が覚めるなあ(負け惜しみです)。その後は展望台らしきところに登ってみたり(写真を撮れば良かった)、適当に辺りをうろうろして屋敷に戻ったしだいです。

 8時半頃ほぼ全員が目覚め、布団を畳んだりある程度出発の準備を整えてしてから、別の建物で朝食となりました。ご飯に味噌汁、煮物、焼き鮭、卵焼き、納豆、味付け海苔などなど、普段なら考えられないほど健康的(笑)で豊富な品揃え。熱いコーヒーもお代わり自由で飲めて、二日酔いもなく美味しくいただくことができました。朝食後、荷物をまとめ、プロジェクト(「あららこめ」ではない)参加メンバの集合写真を撮って午前9時半頃出発。各班は再びそれぞれの担当する地域へ向けて車を走らせました。次に合流するのは大学へ帰ってからとなります。

 さて、我々E班の二日目は、はじめのサンプリングポイントに到着するまでが少し大変でした。今度は北側の道から元気村を離れ、矢作川のダム沿いに進んで東へ向かったのですが、ただでさえくねくねした道路で時間がかかるのに、途中またもや災害復旧工事のため、橋を渡って余儀なく遠回りをすることに。で、狙っていた川に着いてみると治山工事中でサンプリングできず。そこは結構大きな谷で良いサンプルが採れると思っていただけに、少しがっくり。そんなわけで別のポイントへ移動。次は田んぼの奥の方へ続く道を進んで、砂防ダムに挟まれたところでのサンプリングとなりました。前日の雨が影響しているのか水量は充分です。ただし天気は嘘のように良好。その次に向かったのも大きな砂防ダムの上流で、下流を眺めるとこんな感じのところ。上流はこんなふう。粗い堆積物の中から細かいものを一所懸命に集めていたT橋・S田組でしたが、実はK村・K高組が自分たちのサンプリングが早く終わったために、ここの少し下流でもサンプリングをしていたことが車に戻ってから判明しました(がーん)。結果的にほぼ同じポイントでのサンプリングとなってしまったのです。サンプルは同じ場所にふたつもいりません。と言っても採ってしまったものは仕方ない。こういうこともあります。気を取り直して次のポイントへ。

 次は車で結構山の上まで上がれるところにあるポイントでしたが、道が狭くて急で往復するのが大変だったので、そこでは全員が降り、K村・K高組が採る様子を眺めていました。ここも砂防ダムでしたが、その大きさは驚異的で高さが20メートルはあって下を覗くだけでびくびくです(笑)。下を見るとこんな感じ(臨場感に欠けますが実際はかなり怖い)。そうやってT橋・S田組が遊んでいる間、K村・K高組は黙々とサンプリング。ちょっと離れて見てみると、人間の小ささが判るでしょう。それから昼食前最後のポイントも砂防ダムの上でしたが、そこへ登っていく途中でヘビを目撃してドキリ。サンプリングした場所は流木があったりしっかり立っている木もあったりするこんなところ。光と水と緑と影が良く調和していて、居心地は良いです(ヘビはいらんけど)。ということでパノラマ風にこんな一枚

 昼食は近くのうどん・そば屋で食べました。シーズンメニューにざるそば、ざるうどんに並んで、なぜかラーメンがある店でした(笑)。食べたのはコロッケ定食で麺類にはラーメンをチョイス。なかなかの味とボリュームでお腹いっぱいに。そこで30分くらい高校野球愛知県予選の決勝を見ながら休憩したでしょうか、店を出たのは午後1時40分頃でした。残すポイントは4箇所。1組につき2サンプル採れば終了です。まず向かったのは2本の川が近いところを流れている2箇所のサンプリングポイント。そこで2組が別れてそれぞれサンプリング。我々の方はこんな感じの川で、流れが早く堆積物の粒子が粗い傾向にありましたが、採り易いところです。そして、最後のサンプリングポイントとなったのが、林道から少し入ったところにあるこういう川です。遠くまで行って堆積物を採ったりします。ここへ入る手前で護岸工事をしていましたが、特に咎められることもなく(見られはしましたが)作業は無事終了。車に戻ってK村・K高組を拾って、サンプリング作業はすべて終了となりました。あとは帰路に就くだけです。

 帰り道の車の中は静かでしたね。みんな疲れて寝ちゃうから(笑)。一番車内が色めき立ったのは、前方を走る軽トラの荷台に数頭のが載せられていて、そのうちの1匹がずっと首を出して前を見ている姿を見た時だったでしょうか(笑)。たまに前足まで荷台の淵にかけたりして、今にも落ちないかとわくわく、じゃなくてハラハラしたのでした。風を受け何思う犬って感じ。走らなくても自分が移動しているという事実を、犬はどう受け止めているのか興味がありますが、それは直接聞いてみないとわかりませんね。乗り物に乗っているという感覚はあるのでしょうか。あ、川に流されている感覚と似ているのかも(どうだろ)。

 大学に帰ってきたのは午後5時ジャスト。まさに公務員的働きだった今回の地化図サンプリングでした。3番目の帰還だったでしょうか。やはり一番最後になったのはT中先生の運転する車で、全員が戻ってきたのは6時前でした。帰ってきた人からサンプルを乾燥させるために広げたり道具類を洗ったり片付けたりの作業をしてその日は解散となりました。

 前述の通り昨夜は日記も書かずに(メールはしましたが)就寝。本日は土曜日でしたが、目が覚めたら午前5時(はやっ)。とてもそのまま起き続けることはできなかったので、二度寝をして(笑)、最終的に目覚めたのは午前11時頃でした。合計4パルハバくらい寝ましたね。しかし、全然疲れは取れておりません。ふう、ようやく書き終わり。ほら、ずっと日記なんて書いてるから明日の日記に書くことがなくなってしまったではないか(苦笑)。さぁて、どうなる?明日(どきどき)。


(7/29) そうそう、書き忘れていたけど、焼肉パーティのあった夜、お手伝いで他所の学部から来ていた女の子たちにモーニング娘。の歌を歌えだの踊りを踊って下さいだの言われました(にこにこ)。ていうか踊れませんって(苦笑)。どうせ、一緒にペアを組んでいたY下君やO田君にマイクを持つと人が変わるとかなんとか入れ知恵されたんでしょう。確かにマイクを持つと人は変わるし、講座のサーバにある自己紹介には「振り付けは完璧」と書いてあるけど、そのあとに「体がついていかない」とフォローされているでしょう? つまり頭じゃ解っているけど体では実際に表現できないということです(屁理屈)。いやまあ、歌も踊りもなんとなくならできるんですけど、それができるのはカラオケみたいな音楽があるからこそであって、ソラでいきなり歌ったり踊ったりできるほどにはマスタしてません。というか場をわきまえているのです。ということを言って丁重にお断りしたしだいであります。踊ってる姿を見たけりゃ一緒にカラオケに行くといいかもしれません(その場合も見せるかどうかは人によりますが)。ということを思い出したのはをかへまさんとこの「考えてない魔王」でモーニング娘。の新曲『ザ★ピース』の振り付けのことが書かれていたことに起因することを証明せよ(にっこり)。

 で、その新曲ですが、昨日のお昼にCBCラジオで流れていたのを聴きました。歌っているところを見たことはまだないのですが、聞くところによると石川梨華がセンタを張っているらしいし、写真集といい石川梨華が前面に出てきて、実に良い世の中になりましたね〜(笑)。

 そして、今またこうしている間(どうしている間かというと、遅すぎる夕食として48円のインスタント天ぷらそばを食べている間だ)にも思い出したことがひとつ。サンプリング前に昼食を買うために寄ったコンビニで、実はチョコラザウルスも買っていたのです。これはおまけとして海洋堂の手による「恐竜・古代生物フィギュア」が付いています。関西で発売されていたのを知っていて気になっていたのですが、もうこちらでも発売されているとなっては、買わないわけにはいきません。たとえそれが、今から山に入ろうとしている時であってもです(笑)。しかも2つ買いました。ええと、チョコは決して食べ応えがあるものではないですが、卵をイメージしているのか外側が堅い殻みたいになっていて手には溶けませんね。量も少ないのでテディのマーブルチョコのように食べ過ぎてもニキビが出る心配はないかもしれません(<食べ過ぎることを想定しているの?)。皮肉ですけど(笑)。ということで思い出したように写真を撮りました。ひとつはいきなりレアものっぽい雰囲気を醸し出している(醸し出しているだけで実際は第1シリーズにちゃんと含まれている)トリケラトプス[頭骨]で、もうひとつはなぜか初めから組み上がっていたパラサウロロフスです。さて、全24種類は集まるのでしょうか(<集める気か?)。

 そうやって思い出したことだけを書いているのは昨日は特に何もしていない証拠ですね(笑)。昨日も書いたように、昼に起きて大学に来てからは、ひたすらHPの更新のために写真をトリミングしたり、日記を書いたりすることに力を注いでいたのです。と書いている途中でまた思い出したことがひとつ。サンプリングから帰ってきた日の夜はのどが渇いていたという理由で、ずっと前にコルクを開けようとして上手くいかず断念していたカナダ土産グラスワインを執念で開けて(笑)、氷を入れて飲んでから寝たのでした。それがまた甘くて飲み易くてとても美味なんです。カナダ土産として有名らしいことも頷けますね。話が逸れました。昨日は日記を書くのに思いの外時間がかかってしまい、夕食も食べませんでした(そんな生活で良いのか)。しかしその代わり、サロンに置いてあるおつまみの「パパ好み」をちびちびいただいては空腹をしのいでいたしだいです(苦笑)。それで気づいたことですが、この「パパ好み」の袋には“ママも喜ぶ”とも書いてあるのです。このおつまみの商品名からして、いかにも酒を飲むのは男だけでおつまみも男のものだという考え方が伺えますが、“ママも喜ぶ”と書き加えることで差別的表現を軽くしようとしたのかもしれません。これは単純に考えると「ママも好きなおつまみ」だということを意味していると取れますが、もしかしたら「パパに好きなものを与えておけば家庭も平和になってママもハッピィ」だといういくぶん父権主義的な意味合いを残しているのかもしれないので注意が必要です(<なぜそんな注意が?<というか深読みし過ぎ)。って、一体何の話をしているんでしょうか。我ながら、どうでもいいことをよくもまあ(笑)。

 本日は日曜日。郵便局に取りに行くものがあるので、涼しいうちに行ってみようかと。


(7/30) 「涼しいうちに」と言うと、いかにも「日が高くならない朝のうちに」みたいな印象を受けがちですが、別に「日が傾いた夕方のうちに」という意味に取れなくもありません。などと冒頭から屁理屈を捏ねているのは、昨日は本当は早起きをして涼しいうちに郵便局に行くつもりだったのに、目が覚めたときにはすでにお昼前になっていて決して涼しくはない状況だったため、それなら涼しくなるまで待ってやろうじゃないかとしばらくクーラの効いた大学の研究室で過ごし、日が陰り始めた夕方になってから出かけたことを正当化しようとしているからですが(笑)、はたして上手くいったでしょうか。さて、そうやって涼しくなるまで待っている間にも「あららこめPROJECT」は進行しています。もうほとんどの方がご存じだとは思いますが、先日、なかなかガードが堅かったGoogleの牙城を崩すことに成功しました(笑)。ついにGoogleが「あららこめ」でヒットしたのです、というかGoogleに「あららこめ」がヒットされたのか(確かに助詞が難しい)。一気に12件ヒットした模様。ええと、その詳しい経緯はをかへまさんが日記にて分析されておられるので(笑)ここでは述べませんが、検索エンジンの仕組みをいろいろと解明しつつある「あららこめPROJECT」のようです。まぁ、検索エンジンを作った人にとってはすでに分かっていることでしょうけども、それはそれとして、我々あららこまーはさらなる実験を押し進めて行くショゾンであります(にっこり)。ということでちょっとだけトップページをあららこまいず(<「あららこめ」でヒットしやすく最適化すること)しておきました(笑)。ちなみにこのプロジェクトの動向を知りたい方はあららこめPROJECT関連りんくシューが便利かもです(はぁと)。

 しかして夕方。S和郵便局に向かいました。ここだけが目的なら自転車で行っても良かったのですが、の方にも用事があったので、乗り換えがいささか面倒ではありましたが地下鉄で行くことにしました。東山線本山駅から今池駅まで行き、桜通線に乗り換えて桜山駅で下車。2番出口から地上に出るとすぐS和郵便局です(<そんなローカルなことを書いても参考にできる人は限られてるぞ)。土日は窓口業務はやっていませんが、荷物の受け取り窓口が24時間開いているのは助かりますね(取りに行く面倒はあるけど)。郵政事業が民営化されたらこういうサービスはなくなるのか、もっと良くなるのか、どうだろう・・と小泉首相が昔言っていた言葉に思いを馳せて、そう言えば今日は参議院議員選挙の投票日だっけか、と思い出したりして郵便局に足を踏み入れるのでありました。嘘ですけどね。そんなことで投票日を意識したりはしません。あでも、地下鉄の車内に吊ってあった参議院議員選挙の広告のひとつに起用されていた岬たか子という人(よく知りません)は、ちょっとそれは選挙広告には不釣り合いじゃないの?と思わないでもないほど、異様に大きい胸を持っているのが気になりますね(笑)。あれじゃ選挙が霞んでも仕方ないかなと。投票率が低かったとしたらきっとその広告のせいだと思って間違いないでしょう(それはないやろ)。えっと、何の話でしたっけ? そうそう郵便局。取りに行ったのはミリオンカードからのギフトカードでした。先日iBookを購入するのに一部カードを使った分の「ご利用感謝プレゼント」としてのギフトカードです。5万円以上だったので5000円分がもらえました。さて何に遣おうかな(にこにこ)。

 その後、再び地下鉄に乗り桜山から今池に戻り、栄駅まで行きました。そしてロフトの上の紀伊国屋書店幻冬舎の情報誌「星星峡」(無料)を、京極夏彦氏の「ルー=ガルー」とともにゲット。別に「星星峡」だけもらってきても良かったのですが、それはなんというか、レジの横に置いてあるし、それだけもらって退散するのもなんとなくやらしい感じがするし、何かと一緒なら自然に手に入れ易いかな、などという小市民的な思考があったわけで(笑)。いや、もちろん「ルー=ガルー」 は前から欲しかったから買ったのであって、決して「星星峡」のついでに買ったというわけではありませんよ。これは本当。って誰に言い訳しているのでしょうか。ま、それはともかく、レジでは若いお兄さんが担当だったのですが、はじめ「星星峡」の値段を打ち込もうとしやがる(なぬ!)。待て待て、それは確か無料で配っているはずだぞおい。と焦って(表情には出さないが)いると、お兄ちゃんは「星星峡」を手に持ってそこのボスらしき人物にどうすればいいのか訊ね出しました。こちらも思わず「それはむりょ・・」と言いかけましたが、さすがボス、一見して「それは無料だよ」とお兄さんに言ってくれました(ほっ)。こうして無事、「ルー=ガルー」を利用して「星星峡」を無料で手に入れることに成功したしだいです(にこにこ)<ていうかやっぱり「ルー=ガルー」は利用されただけじゃないか(笑)。

 夜になり、栄周辺ではお祭り(名古屋祭?)が催されていましたね。「お笑いお化け屋敷」というのにちょっと興味をそそられました(呼び込みをしている人のナレーションが八百屋さんみたいなノリなのだ)が、それには耳はくれても目もくれず地下鉄にて本山まで戻ってきました。大学までの帰り道にコンビニによって食料などを調達。そこで新たなチョコラザウルスを2つゲットしました(さっそく収集モード)。ひとつはケナガマンモスで、もうひとつは狙っていたティラノサウルス[頭骨]でした(わーい)。この前のトリケラトプス[頭骨]といい、飾って様になるものを早めに引き当ててしまったので、なんだかもう結構満足気味です(笑)。今後はゆっくりと集めることにしましょう(集まる前に第1シリーズが終わってしまわない程度に、ですが)。

 大学に戻って昨夜は「星星峡」に載っている森博嗣先生の「工学部・水柿助教授の逡巡《第一話》」を読みました。小説なのかエッセィなのか微妙な語り口調が醸し出す笑いのエッセンスに、静かながらも暖かい愛が感じられる水柿君と須摩子さんの会話が相まって、まるで石川梨華が先行く加護亜依に思わずひとこと言ったみたいな雰囲気があります。つまり「亜依、待って!」という駄洒落ですが(オマージュです)。とにかく続きが楽しみなシリーズです。

 本日は月曜日。今週は森ぱふぇ非公式全国オフ2001をはじめとして、イベント盛り沢山の予定ですが、先週に比べれば遥かにソフトな週になるでしょう。さて開票特別番組も終わった頃でしょうし、今夜は久々のF1グランプリでも観て寝ようかな。


(7/31) うちの部屋はアパートの1階にあって、ベランダが地続き(コンクリートで覆われてはいますが)になっていることは以前にも書きましたが、春先から夏にかけては植物全盛の時期となり、ツルを伸ばす雑草などでいつの間にかベランダが占拠されます。おまけにカメ虫なんかがその雑草にくっついているもんだから洗濯物を干してもちょっといや〜な匂いが付くこともありました。で、去年までも一応業者がやってきて除草作業を施してくれていたのですが、あまり徹底的ではなく、作業後もたまに自分で雑草のツルを切ったりして植物の侵攻を防ぐ必要がありました。しかし、今年は業者の作業が徹底していてこの時期になってもまだ植物たちが復活する気配はありません。さすが共益費が値上がりしただけのことはあります(笑)。ほんと、雑草が生い茂っていた時に比べたら見違えるほどスッキリしたベランダになっています。窓を開けていても草の匂いが入ってこない素晴らしさ(蝉の鳴き声は入ってくるが)、障害となるものが何一つ落ちていないベランダの地面には清々しさすら覚えるほどです。がしかし、昨日久しぶりにそこに停めておいた(最近は面倒臭くてほとんど玄関先に停めていた)自転車を朝になって取りに回ってみると、やけにベランダの状況がスッキリしていることに違和感を覚えました(いろいろ覚えますね)。あまりに綺麗だったのでついこれこそが本来のベランダだと今まで思っていましたが、そこには本来、スリッパ旅行鞄キャスタが置いてあったはずだということに気づいたのです。そう、それらまでスッキリ無くなっていたわけですね(笑)。ていうか、良く見ると隣の部屋のベランダ領域にスリッパとキャスタが移動しているのが、仕切り板の下の隙間から見えています(がーん)。しかも引き寄せるのにも躊躇する微妙な距離にそれらは位置しているし。たぶん除草作業のときに業者の人が間違って隣のベランダに置いてしまったか、でなければ、隣人が盗んだということになりますが、それにしては大胆で杜撰な手口としか言いようがないので、おそらく後者の可能性は低いでしょう。ということはつまり、手違いで隣に紛れ込んでしまったものだと考えられます。しかし、隣人はそれに気づいているのでしょうか。もし気づいていたとしたら、いきなり自分とこのベランダに得体の知れないスリッパとか錆び付いた旅行鞄を載せるキャスタだとかが入ってきているのに、それを黙って受け入れているというのはどういうことでしょうか(笑)。下手すりゃ盗んだとも思われかねない状況だというのに。なんかスリッパがいつの間にか置いてあるぞと思うにとどまり、隣からの物だと気づいていない可能性もなくはないですが、状況からして明らかに隣からやってきた物だということくらい判るはずです。あ、でも逆の立場だったら判っていてもちょっと言い出しにくいかもですね。想像してみましょう。

知らない間に隣人の物だと思われるものが紛れ込んでいる。風かなんかでたまたまこっちにやってきたのだろうか。いやそれにしては綺麗にスリッパが揃えられてるし、何かの拍子にってことは考えられないな。しかし困ったぞ。隣人とは顔を合わせることなんて滅多にないし、わざわざチャイムを鳴らして訊きにいくほどのことでもないからなあ。かといってこのまま黙っていて盗人扱いされるのもしゃくだよな。いや、待てよ。もしかしたら向こうが勝手にいらなくなったものをこちらに押し付けてきたのかもしれないじゃないか。そして訊きに行ったら、「盗んだな!」とかいちゃもんつけられるんだよ、きっと。うわー、だったら嫌がらせだよ、ちょっと怖いな。う〜ん、そうなるとますます訊きにくいぞう、これは。はてさて、困った困った・・。

などという疑心暗鬼に陥いる情景が目に浮かびますね(笑)。そうか、そういうことだったのか。きっと、隣の人はこちらに訊くに訊けないから、それらのものを捨てることもできず、ましてやこれ幸いと利用することもできずに事態をうやむやにしたまま日々過ごしているんですね! おお、考えれば考えるほどこの答しかないような気がしてきました(ズバリ)。よし、ここは声を大にして言っときましょう。あなたのベランダにある見知らぬスリッパと旅行鞄キャスタは、隣人の所有物で、たまたま手違いでそこに紛れ込んでいるだけですよ〜。「盗んだな!」なんて言いませんから、ぜひうちの部屋まで訊きに来てください〜(にっこり)<そんな確率の低いことに望みを託すより自分から隣の部屋に訪ねていったらどうか。うーん、だってだってー、男の子なんだもん(隣人がね)。これが女の子だったら訪ねないこともないんだけどさあ(笑)<一生言ってなさい。

 えっと、昨日は昼食後、生協でゆずのライブアルバム「歌時記」を購入。そして、やっぱりありましたチョコラザウルス。生協はこういうおまけものの商品は必ずと言って良いほど仕入れてきますね(笑)。大学生の心理をついた目ざとい商売をしています。ま、それはともかく、新たにゲットしたのは一見奇妙な姿をしている翼竜のアンハングェラと、早くもダブってしまった(苦笑)トリケラトプス[頭骨]です。今後もしばらく生協で購入していくことになるでしょう。午後3時からは、先日の地化図の道具類の片付けと、サンプリングポイントの緯度経度を地形図から割り出す作業をしました。どうってことはない作業です。夕食後は森試験のための勉強(読書+α)。

 さて、これが今月最後の日記であること、だから明日には過去分として見にくいところにいってしまうということを鑑みて、今ここにずっと秘密にしてきたことを思い切って書いてしまいますが、実は少し前から、日本は夏です(知ってた?)。山形では冷しラーメンが美味しい季節ですね(唐突に)。冷しラーメンとは「冷し中華」でも「冷麺」でもなく、普通の醤油ラーメンがそのまま冷たくなった代物です(作り方は違うでしょうが)。スープには氷が入っています。去年の学会は山形でありましたが、10月だったので冷しラーメンを食べるには季節外れだったことを思い出しますね。この暑い季節に食べたかったなあと、ふと思うのでありました。ラーメン(<アーメンのつもりか?<というかそれでも無意味だし)。

 本日は火曜日で、21世紀はじめの7月も今日で最後。全国共通森試験に向けて勉強したいところ(その情熱をもっと他に向けて欲しいものだと思うが、実は他にも向けている。ただ向いている時間が少ないだけ<ダメやん)。


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