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日々これ勉強(2001年2月の前半)

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2月を噛み潰したような顔(の前半)

(2/1) 朝から雨模様の木曜日。21世紀も残すところ1199ヶ月となりました。今日は異様に早起きです。というのも昨日、徹夜後も朝からサーモンマックを食べたからです。ってそんなわけはありません、はい。ふたつ買ったうちのひとつを夜に食べたからですね。ってそんなことでもありません、ええ。本当はずっと夜まで大学にいたからです(つまり睡眠欲が最高潮に達していた)。夕食後なんか歩きながらでも寝れる状態でした(笑)。そんな状態で帰宅したため10分もしないうちに眠りの世界に入ってしまい、ぐっすり眠って目が覚めたら午前5時。妙に頭はすっきりです。あ、頭がすっきりと言っても外見のことじゃなくて(確かに見た目はショーン・コネリー以上にすっきりしてますが)中身のことね。体調もいい感じですし、今日はなんだか修士論文も仕上がってしまいそうな予感(あくまでも予感だけ)。

 この忙しい時期になって、またもやテディのご要望が増えてきて、昨日も1匹を千葉に送り出しました。いつも大学内の郵便局から出しているのですが、その帰り、ふと思い立ち工学部の掲示板を見に行ってみました。そう、受け損なったかもしれない光・放射線化学のテストについて確認するためです。そこにはちゃんと各授業のテスト日程が一覧表となって掲示されていましたね。もっと早くに見ておくべきだったなあ、と思いつつ、目的の授業の欄を探していると・・なんとテストは来週じゃないですか!(が〜ん) ああ、なんということでしょう。こんなオチがあって良いのでしょうか。いや、むしろ簡単に予想ができたオチだったわけですけど、なんだなんだ、やっぱりそうですか。どうせそんなことだと思ってましたよ、がっはっはっはっは(<あんなに嘆いていたくせに)。なんかいつもこんな感じの人生のような気がしますね(笑)。一度落胆していたら、なんのことはない最後には結構どんでん返しで上手くいくという出来事が、今までの人生の中で少なくありません。そうですかそうですか。いやあ、これも日頃の行いが善いせいですかねえ(だったらもっとすんなりテストが受けられそうだが)。まさしくそういう星の下に生まれてきたのでしょう! わっはっはっは。と、ひとしきり喜んだまでは良かったですが、冷静になって考えてみると、来週テストという日程は結構厳しいものがあることが判明(苦笑)。テスト当日来週月曜日は修論発表会のための要旨の締め切り日だし、発表練習用の原稿も作らなきゃいけないんですよね。テストが受けられること自体は、素直にあのテスト勉強が報われるので嬉しいのですが、明日は修論の締め切りですし、日曜日のオフ会には参加することにしましたからねぇ(これははずせない。なんてったって餃子!)、時間的にはむしろ辛くなったという感じです。ま、報われないままよりは良かったんですけど・・。

 そうそう、最近森先生「工学部・水柿助教授の日常」に関して新たな発見をしてにこにこしています。それは某Cさんの感想文を読んで、今さらながらはじめて気付いたことなんですが、「うわっやられたなあ〜」という心地よいショックでしたね(にこにこ)。ほんと、なぜもっと早く気付かなかったのか。というか、なぜもっと早く疑問に思わなかったのか、ですね。疑問を持てば解決は近いことを改めて思い知ったしだいです。そう、なぜ『水柿』なのかという疑問を。それにしてもうまい名前があったもんだなあ。

 先日、カールヘルムからバーゲンのお知らせが届いていて、またまた購買意欲がそそられ気味なんですが(笑)、とてもその期間中に出かけられそうになくて残念です〜。修論の発表前ですしねえ。50%オフは魅力的なのになあ。しかししかし、見えますぞお。そんなことを言っていても、結局は大学を抜け出しバーゲンに赴く自分の姿が・・ああ。さあ、バーゲンのためにも修論を頑張るのだ!(動機が不純)


(2/2) このところずっと屋内に閉じこもって論文を書いていたせいか、どこかへ旅行に出かけたい衝動に駆られています。と言うと、普通のごくごく一般的な平均的意見になってしまいますが、実はそうも単純にはいかないんですよねえ。なんだか閉じこもり過ぎで、ギュッギュッと圧縮されて塑性変型して固まってしまった感じなのです。もう元の形に戻る力がありません。外へ出ようという気になかなかなれないのです(昨日と矛盾したこと言ってますが)。時期的に卒業旅行とか行きたいね〜なんて声がそこらへんで聞かれるこの頃ですけど、何と申しますか、いまいち自分の中にはそういう情熱が沸いてこないのです。もちろん、ストレスの発散の仕方、遊び方は人それぞれで、別に外に出て行くことだけがすべてじゃないです。外に出て行くのが嫌いでずっと内にいても平気ならそれでも良いのです。がしかし、問題はそうじゃないところにあるわけでして。外に出て行く気力がないからといって、このままジッとしているというのはどちらかというと嫌なんですよね。そのくせ外に出て行くことを想像するとなんだかうんざりするという・・やっかいな状況です(苦笑)。どう言えばいいのでしょうか。ええと、まず、おそらく基本的な深層心理には外で羽を伸ばしたいという気持ちがあるのです(今は感じられませんが)。しかし、こまごまとした作業の連続の日々が影響してか、旅行とかに伴ういろいろな手続き(例えば電車に乗るという行為までも)がとても鬱陶しく思えてしまうのです。それでどうも乗り気がしないというのか・・。外に出たいという衝動を覆い隠しているのではないかと。早い話が欲求不満なんでしょうけど(笑)、その欲求の対象が直接「旅行に行きたい」というところにあるのではなく、「旅行に行きたい、という気持ちになりたい」というひとつ前段階のところにあるということでしょう。いわば「恋に恋してる」みたいな状況でしょうか(違う違う)。逆のバージョンで言えばダイエットがわりと近いような気がします(しません?)。本来の欲求は「太りたくない」というところにあるのですが、そのためには食べないようにしなければならないという面倒な作業が伴うため、それが抑えきれずついつい食べてしまうという状況です。ほら、なんだか逆っぽいでしょ。かたや「したいのにする気がおきない」(旅行)で、かたや「したくないのにせずにおられない」(ダイエット)というパターンです。心理学は全然わかりませんが、どちらも根源的には同じ問題じゃないでしょうか。しかも解決策はもう分かっていて、「嫌々する」もしくは「嫌々しない」しかないようです。う〜ん、つまり嫌々旅行に行けってことか・・(笑)。

 さて、話が思わぬ方向に行ってしまいましたが(誰が書いてるんだ?)、昨日の雨は午後には止んで、修論の打ち出しをたんたんと行いました(タンタンというパンダと共同作業をしたという意味ではないし、もちろんノンタンの誤植でもない)。おやつ時には生協でお菓子などを購入しましたが、本当の目的はCDが期間限定2割引だったので物色しに行ったのです。そして、モーニング娘。のベストアルバムが出ていることを知りました。これはモー娘。熱再燃か、と思いきや、すでに売れてしまったのか現品は見当たりませんでした(残念)。予約も割引き対象になるらしいので、今日あたり予約しちゃうかも〜。

 なんてね、浮かれてばかりはいきません。戻ってきてからは修論の仕上げ作業を夕食時間まで。そして現段階ではもうすることがなくなった、というところまでできたと自分では思っています(笑)。しかし、なにがあるかわかりません。もう一晩寝かせて提出期限の今日に提出するつもり。特に何が変わるわけでもありませんが、いつも時間をギリギリまで使ってしまうのは貧乏性ゆえだと自己評価。

 本日は金曜日。発表要旨を作ったり、発表練習の練習があったり、オフ会で餃子作ったり、テストがあったりで、この週末からは本当にハードな毎日になりそうです。どれくらいハードかというと、コンタクトレンズのスーパーハードくらいハードです(と言いながらコンタクトレンズをつけたことはおろか眼鏡もかけたことがないのでよくわかりません)。え〜と、言い換えれば、酸素透過性が悪いということで、つまり息をつく暇もないくらいハードってことですね(我ながらうまいこと言った)。


(2/3) ミス発見!。なんていうと、まるで多くの女性の中から独身女性を探し出したみたいな、もしくは世界不思議発見!のキャンペーンガールか何かのような響きですが、残念ながら(?)そういう話ではなくて修論の話。ミステイクのミス発見です(この日記がそもそもミステイクだ!と見る向きもあろうかと思いますが、抑えて抑えて)。見直していればすぐ気付きそうな単純なミスでしたが、自分で書いた文章というのは読んでいるようで、案外読んでいないものですね。すでに頭の中にはそれなりに出来上がった文章があるので、連続して何度も読んでいると、文章中にミスがあったとしてもよっぽどのミスでない限り無意識のうちに補完しながら読んでしまいがちです。客観的に読むことができません。そんなときは一度忘れるくらいに離れてみるとよいでしょう。というわけで、一晩寝て楽しい夢でも見てからなら翌日はきっと客観的な読み方ができるだろう、という高尚な考えが昨日の時点であったかどうかは怪しいですが(笑)、一晩寝かせた効果はあったようです(まだ2、3箇所はミスが残っていそうだけど・・)。そうそう、いわずもがなですが、今回の場合、寝かせたのは自分の頭のほうですね(笑)。

 さて、昨日は見ていた夢が楽しすぎたのか油断したのか目が覚めたのはお昼前で(いつも通りか)、むひょ〜んな感じ。大学に来てからはご飯も食べずに論文の修正作業をした後、3時頃とりあえず教官に提出できました。まあ、提出自体は形式的なもので本番はこれからです(おそらくまた戻ってきて手直し作業があるのです)。実際見られるのは発表内容ですし、まだ卒業してしまうわけでもありませんので、実験に終わりはありません(ただし、今は休止中<早くやりなさい(指導教官談))。

 そうでした、嬉しいお知らせがあります。大学の生協がまたバースデーテディを入荷し始めたのです!(って嬉しいのは明らかに自分だ) 自分の中のテディ担当者が嬉しい悲鳴を上げています。「まるで修論が終わるの待っていたかのように発売再開じゃないですか」とか言ったのは4年生のO田君だったような気がしますが、ほんとまさにドンピシャ、論文提出締め切り日当日にまた売り出されるとは、タイミングが良すぎますね。誰かが見ているとしか思えません(笑)。いやあしかし、まだ微妙な時期ではありますぞ。本当は大喜びしたいところですが、修論の発表も控えていることですし、手放しでは喜べないのです。なんだか嬉しいんだけど、ちょと困る〜みたいな。え〜と、だから、本当は嬉しい悲鳴ではなくて、悲しい歓声といったところでしょうか(以前にも同じことを言ったような・・)。まあそんなわけで、嬉しいけど涙を流しつつなにやらこのへんが更新されています。ちなみに昨日も1匹、里子として茨城へ旅立ちました(それはこのへん)。そう言えば、ここのテディのページには「自分の誕生日のテディを引き当てたら終了」とか書いてあって、ご存じかもしれませんが実はもうそのテディは手に入っています。それなのにまだテディを買おうとしているわけですから、明らかに嘘をついているように見えますね。がしかしです。厳密に言うとその誕生日テディはトレードして譲ってもらったものでして、決して自分で引き当てたわけではないのです(ずるっ)。だから、まだまだあの企画は続けても良いということになるのであります。って、なんか無理に正当化しようとしてますが(笑)、まあ、自分への弁解ということで。あるいは武者震いの一種かもしれません。可愛く言うと「がんばるぞっと」みたいな(他に頑張ることがあるよなないよな)。

 そうそう、生協のCDが割引きなのは注文品のみが対象でした(勘違いしてた)。でも、モーニング娘。のベストアルバムは注文することになりましたので、結果的には同じです(2割引き)。実はモーニング娘。のCDアルバムを買うのはこれが初めてなのです(DVDは持ってる)。それだけに結構待ち遠しかったりします(笑)。本日は土曜日。論文の発表要旨をさっさと書き上げて、発表準備や、それにテスト勉強もしなければ。もぐもぐ(サーモンマックを2個食べる音)。


(2/4) ああ、かつてこんなに考えたことがあろうか、自分の研究について。と思うぐらい昨日は一日中、頭の中は修論のことでいっぱいでした。というのは大袈裟ですが、それに近い状態で異様に疲れました(ぐったり)。睡眠時間は短かったものの起床したのは早く、朝からコンビニによって太巻きを買って大学へ。とりあえず、発表要旨の原稿とにらめっこ。もちろん敗北(ぎゃふん)。昼食の時間になりました。生協食堂で食べたのですが、ここで思わぬ失態。生卵を割っていたら余計な力がかかったのかこぼしてしまいました(うがっ)。しかも床に向けて(うがうがっ)。思わず手で受け取ろうとするも指の間からつぶれた黄身が白身とともに無惨にも流れ落ちて行きます(いや〜ん)。見る見る間に当たり一面舞の海です(うわっそれはちょっとご勘弁願いたいな)。じゃなくて君の海(ほら、ここから見える海が全部君のものだよ)。って違う違う、ベタな間違いをするでない。そうではなくて黄身の海です(しかしそれも言い過ぎだ)。とにかくトレーの中のみならず床にもこぼしちゃったということね。とりあえず手を洗って、拭く物を探しておばちゃんに聞いてみたところ、台拭きに使う付近で拭いていいよということでした(使い捨てらしい)。さらに新しい卵も持ってきて良いとのことで、わーいわーいと喜びながら取りにいったのでした。おばちゃんありがと〜(心でなげキッス、しかし目を瞑りつつ)。

 お昼からは、まず腹ごなしに北部の生協へ行って、テディ購入。その後は要旨とのにらめっこ第2回戦。そしてまたもや敗北(ぎゃふんぎゃふん)。今度は眠気に襲われました。もう目を開けてられないくらい眠くなったので、小一時間ほど机の上に突っ伏して寝ることに。ようやく意識がはっきりし始めた頃には夕食の時間です(笑)。久しぶりに味噌煮込みうどんを食べて体を暖めるも帰り道にはすでに冷えきりそれっきり、どっきりくっきり見えちゃったり、はっきり指きりこれっきり(無意味な韻を踏んでみたり)。

 夕食後、まだまだ要旨の内容で悩んで、途中テディに逃避したり(逃げとるやん)、なんかいろいろしていましたが昨日は節分です(脈絡なし)。朝方仕入れた太巻きの出番です。つまり丸かぶり。なぜだかこういう風習にはわりと律儀に従う癖があるようです。しかし聞くところによると、太巻きの丸かぶりをしていたのは関西地方だけだったらしく、ここ名古屋では昔はそんな習慣なかったとか。てっきり全国共通のものだと思っていました。しかももともとはどこかのお寿司やさんが始めたらしいという、バレンタインデーのチョコレートの由来にも似た話も聞きます。とはいえ、何年も続けばそれは習慣になり伝統になっていくものなのでしょう(土用の丑の日みたいに)。物心ついた頃には太巻きを丸かぶりするのが節分の伝統行事でしたからね、うちでは。本来、節分と言えば豆まきですが、さすがにひとりで豆まきするのもどうかと思うのでそれはしばらくやってません(笑)。後かたづけも面倒ですし。そんなわけで午後10時過ぎ、今年の恵方である南南東に向かって丸かぶり敢行(もちろん方角は地図で確認)。今年一年の健康とその他むにゃむにゃを願いつつ太巻きにかぶりつきました。黙ってもぐもぐ食べること10数秒・・。ん?何か変だぞ。と思ってさっき確認した地図を思い浮かべてみたところ、あああー、しまった、南南西向いとるやんか(が〜ん)。と気付いてすぐに向きを変えてまた願いつつ丸かぶりしましたけど、こういうのってセーフ?(笑) やっぱり最初の一口なのかなあ・・。う〜ん、特に信心深い方ではないですけど、なんとなくこういうのって気持ち悪いというかなんというか。一種の自己暗示みたいなものでしょう? それだけに間違うとなんか変な暗示がかかってしまいそうで(苦笑)。

 本日は日曜日。要旨は一応書き上げましたが、きっと大幅に修正が入れられること請け合い。月曜日の締め切りに間に合うように直せるのか少し不安。そして月曜はテストも控えています(勉強してないぞ〜あわわ)。しかし、今日は何と言っても森ぱふぇ会員有志によるオフ会、那古野コネクション〜餃子パーティの巻〜なのです。やっかいなことはひとまず忘れて、さあ、今日はこれを楽しもうじゃありませんか。オー!


(2/5) ああ苦しかったぁ・・。ついさっきまで強烈な眠気に襲われていて、メールのリプライも手につかない状況でした(3時間くらい)。これもニンニク効果でしょうか(たぶん違う)。少し寝て楽になりました。え〜と、なぜニンニクかと言えば、そう、一部でお馴染み那古野コネクションですね。昨日も書いたように、オフ会は餃子パーティでした。もちろん食べるだけではありません。わいわい作るのです。皮でさえも。そんなわけで、以下に軽くその模様をレポートします(こんなことやってる暇あるのかと思いつつ・・)。

 昨日の目覚めも早く、日が昇る前からオフ会に向かう準備を始めていました。料理をするということでエプロンの様なものが必要だったのですが見つからず、しかたなくジャージでいいかとそれをカバンに詰め込みまずは大学へ(しかしこのジャージが後ほど思わぬ事態を引き起こすことになります・・という伏線はありません<ないんかい)。まだ名刺を作っていなかったのです。古いやつを使い回しでも良いかなと思っていましたが、せっかくなので前作ったやつをちょっと変えて大急ぎで間に合わせの名刺を作成。しかしこの時点ですでに9時を過ぎていました。今回のオフ会の会場は西区浄心にある西生生涯学習センターで、集合時間は10時。地下鉄の駅から近いとは聞いていましたが、そのあたりは一度も行ったことがなかった場所だったので、どれくらい時間がかかるものなのか分からず、慌てて出発したしだいです(走る走る)。

 地下鉄の東山線と鶴舞線を乗り継ぎ浄心駅に到着したのが9時50分くらいでした(思ったよりは近かった)。とりあえず安堵の溜息をつき息を整えつつ会場へ向かいました。地下鉄の出口を出てそのまま直進、左手に店鋪が並んでいて、奥へ少し入ったところが入口です。建物の2階が受付のあるロビィになっています(ってこの文章は幹事のKずえさんの案内からの転載だったりします)。施設の利用予定のところにはちゃんと「那古野コネクション」と書いてあります(笑)。奥へ進んで料理室へ入るとKずえさん、Kつさん、MつるさんとS田天治さんがすでに来られていました。挨拶を交わしながら奥へ入ろうとすると、「スリッパに履き替えなくちゃダメ!」とのことでした(脚色あり)。良く考えたら当たり前ですね、土足であんまり料理はしません。ここでKつさんが「ここでスリッパに履き替えてください」と書かれた看板を外から見えるようにセッティングされました。ってそんな細かい描写はいらないですか?(笑) そう言えば「ここではきものをかえてください」と書いてある看板を見て履物を変えるのか着物を変えるのかどっちのことか迷ってしまうというお話もありましたね(ってそんな話もどうでもいいから早く餃子へ)。

 しばらくして、AkiraさんとAなあなさんが到着。10時を回った頃、まだ全員は揃っていませんでしたが(連絡はありです)名刺交換もそこそこに、とりあえず材料のリストアップが始まりました。基本は普通のひき肉を使った焼餃子水餃子、それにチャーハンと箸休めのチンゲンサイを炒めることになりました。あと、デザートにはアンニン豆腐です(これは作らず)。具体的な材料はこれとかこれ。そのうちにRいはちさんが来られ、Freeさんもやがて登場。ちなみに調味料の一部はAなあなさんが持参です。それから買い出し班と料理室の準備班に分かれそれぞれ別行動。私は買い出し班として外へ出て行きました。メンバはKつさんとFreeさんとAなあなさん。まず向かったのは5分ほど歩いたところにあるお肉屋さん、その名も「肉の横関」です。ここのひき肉はなんと100gで50円という安さ。驚きです(相場は知りませんけど、1食200g食べても1日300円で済むのか、という計算をして驚き)。その後はセンターのすぐそば、地下にあるスーパー「主婦の店」でその他の材料を買い込みました。お米は2kgからしか売っていなかったので1kgのをコンビニで購入。料理室に戻ると、調理台の準備は整っていました。そしてLadyLeeさんも到着されていた模様。これで10人全員が揃い、いよいよ料理開始です。

 みんなそれぞれにエプロンを用意されていましたが、私はジャージです(笑)。ま、服が汚れなければいいのです。まずはお米を研いでチャーハン用のご飯を炊きます。そして餃子の皮作りが始まりです。薄力粉と強力粉と水を配合し、練ります(主にAkiraさんが)。どんどん練ります(主にAkiraさんが)。もっと練って(主に・・以下略)だんだん形になってきました。一方、もうひとつの調理台では、餃子の具の調理が始まっています。まずはニラやネギを切る作業。同時にチャーハン用のネギも切ることになり、ネギ切り合戦は激化(笑)。とこっちに気を取られているうちに、練り上がった餃子の皮の生地がこれ(この後15分くらい寝かされます)。同時に、なにげに烏龍茶用のお湯も沸かされています。などとうろうろしているお前は何をしているのだ!と言われそうですが、記録係です(笑)。さて、餃子の具の方は白菜を茹でる行程に移り、切り上がったチャーハン用のネギ餃子用のネギとかを撮っているわけですね。なんてことをしている間に、茹で上がった白菜は見事な包丁裁きによって刻まれます。すでに料理室は熱気ムンムンです。烏龍茶用の湯飲みも洗われます。次に、餃子の具の調理台では、いよいよひき肉に味付が施され混ぜる行程に。ニンニクと生姜も混ぜられ、今度はネギとニラと白菜と肉の練り込み合戦。そして練り上がりがこれ。そうこうしている間に、温かい烏龍茶が入れられています。しかし、水道の水は冷たいということで、湯沸かし器のガスをひねる人ひとり(何か見えますか?)。

 具の作業が一段落したところで、皮の生地がいい頃合になっていました。いよいよ包む作業へ移るわけですが、その前に、もうひと練りして伸ばして小分けにします。その行程をすでに餃子の皮職人となったAkiraさんが前方の調理台で披露(笑)。上には鏡が備えられていて手許がこちら側からでも見えるようになっています。料理教室のようです。近寄るとこんな感じ。鏡を見るとこんな感じ。さて、ここで先ほど作っていた烏龍茶を飲んでひとまず休憩となりました。ただし、生地を伸ばし続けるAkirasさん以外ね(笑)。小休憩の後、さらにどんどん小さく伸ばして、皮一枚分に包丁で分割(バター飴みたい)。それからそれを綿棒を使って(ってそれじゃ耳掃除!)、じゃなくて麺棒を使って生地を丸く伸ばします。一方、具が出来上がった調理台では市販の餃子の皮で包む作業が始まっています(このピンクのエプロンは誰?)。包まれた餃子はこんな感じこのように接着部には水をつけて包みます。こんな風に包んだり、あるいはこんな感じで包んだり(しつこい?)。こうやってどんどん包まれていく餃子ですが、まだまだ皮を作る作業も続いていて、皮を伸ばしている人の視線で見たオンボードカメラの映像。そして皮伸ばし作業も、皮は中を舞い、麺棒がうなりを上げる修羅場の様相を呈してまいりました(笑)。で、オリジナルの皮でも包みが始まって、こんな仕上がり。そして200個近くが包まれたかもしれない餃子たちは整然と並べられました。なんて写真ばっかり撮っていたわけではなく、私も皮伸ばしに包み作業をおそらくはじめてやりました。コツがつかめてくると楽しいものですね。最後の方では自分が餃子職人になったかのような錯覚を起こすほどに上達していました(錯覚でしたが)。

 ようやく形になりました。あとは火を通すだけ、この頃になるとすでにお腹はすきすきです(笑)。主にオリジナル皮のやつは、水餃子として茹でられ、別のコンロではスープ餃子用のスープが作られています。やがて浮いてきた水餃子を、お玉ですくって引き上げ、お皿に。さらに別のコンロではチャーハンが作られていますが、ちょっと焦げ付きはご愛嬌。そしてこちらは焼き上がった焼餃子(市販皮仕様)。そして出来上がったものからテーブル代わりの別の調理台のうえに並べられていきました。最後にチンゲンサイも炒められ、終わりが見えてきた会場の様子。まだ調理していない餃子が残っていましたが、ひとまず出来上がったものをいただくことに。席はあみだくじで決定し、おのおのテーブルにつきました。目の前に並べられた料理たちは早く食べてくれと言わんばかりの香りを漂わしています(う〜んたまりません)。そして「いただきます」。歓談をしながらの食事となりました。お味の方は自分達で作っただけあって美味しいです。結構いけます。そんな食事風景はこんな感じ。パクパク食べ続け、ほどなくして初めにあった料理はなくなり、残っていた餃子も調理されました。今度はスープ餃子もありです。とても美味しそうです。しかし、しかし悲しいかなこの時点で結構な数の餃子を食べていたため、お腹が少し限界に近づいていました(うっぷ)。大体予想はつきましたが、最後の方は無理矢理餃子を口に運んでいるという状況になりましたね(苦笑)。生涯これほど餃子を食べることはないだろうというくらい食べました。とはいえ、満足満足です(にっこり)。すべての料理を平らげた後は食器類の後片付け。一通り片付いたところで、Kつさんから「メフィスト」の提供や「ポンツーン」最新号の披露があったり、Aなあなさんからは森先生の奥さんささきすばる氏の貴重な同人誌が披露されたりで、すっかり読書タイムとなりました。そしてRいはちさんからはみんなに早めのバレンタインチョコのプレゼントもありでした(ありがとうございます)。とお腹も少し落ち着いたところで午後3時になり、デザートタイム、アンニン豆腐の登場です。これをいただきながら再びしばらく歓談。その後掃除などをして余った食材をそれぞれもらい、料理室を出たのは午後4時頃だったでしょうか。その後、少し今後の那古野コネクションの予定について意見を交わし、お開きとなりました。参加された皆様、お疲れ様でした。それにしても日記に書くようなレポートじゃないような気も(長過ぎ!)。毎度のことですけども(苦笑)。

 え〜さて、オフ会がお開きとなった後はロフトに用事があったので、で地下鉄を降りました。そして、紀伊国屋書店で「今夜はパラシュート博物館へ」のカバーのミスが訂正されたバージョンを確認することができました(わーい)。なるほど、やっぱりそこかというミスでしたね(聞いてはいましたが)。たしかに訂正前のを眺めていてもミスだとは思わないはずです。ちょっと、書きすぎちゃう?って思うくらい(しかし、ある意味致命的なミスでしたが)。ってわからない人には何のことだか全然だと思いますが、お構いなしです(笑)。今日は森ぱふぇモードで運行しています。それから、Kずえさんに教えてもらって見たのですが、「365日のバースデーテディ占い」とかいう本が出ているんですね。誕生日ごとのテディが全部写真で掲載されているものです(占いとともに)。それからその誕生日にはどんな有名人がいるかも書いてあったりします。そこを見てモーニング娘。後藤真希が自分と同じ誕生日だということを初めて知るという思わぬ収穫がありました(にっこり)。いや、別に後藤真希が何だというわけではないですが、良いネタにはなるかなと(笑)。しかし、東山まで戻ってきてマクドナルドで最後のサーモンマックを食べようと思ったら、すでになくなっていてがっくり。

 本日は月曜日。ああ何ということでしょう。今日は午後から光・放射線化学のテストです。その前に修論発表の要旨提出締め切りが12時です。要旨はなんとかなるとしても、テストまで起きていられそうにありません。かといって寝ると勉強できないというジレンマ。さあ、どう乗り切るのかこの苦境(う〜む)。


(2/6) なんとか乗り切りました。昨日は朝帰りでしたが寝てはなるものか!と目覚ましをセットし、眠りにつくこと約3時間。目覚ましの音でちゃんと目を覚ましました。原始的なジリジリうるさく鳴るゼンマイ式の時計を使ったのが良かったのでしょうか。びっくりして飛び起きてしまいました。そういう記憶はあるのです。なのに、なぜか次に気付いたときには12時前(うわ〜)。やばいやばい、要旨の提出がぁ〜、と一瞬慌てましたが帰る前に出してきたことを思い出しました(ほっ)。我ながら用意周到だったと言うべきか。ことわざで言えば「備えあれば憂いなし」ってやつかな(結構憂いてますが)。しかし、安心はしていられません。テストです、テストなのです、午後1時から。もうほとんど勉強する時間がないじゃないですか。結局先週勉強した知識だけで(しかもだいぶ減衰してる)受けなければならなくなりました。だからといってすぐに家を出るような真似はしませんのじゃ。こういうときこそ落ち着いてトイレに入るのです(開き直りとも言う)。と、こんなときに限って玄関のチャイムがピンポ〜ン。宅急便の模様。う〜んでもすぐには出られないのです(苦笑)。しかも電話まで鳴りはじめる始末。あああもうう、今じゃなくても〜と思うのはこっちの勝手、外ではそんなこともお構いなしにしつこく呼び掛ける声が。しかたなく途中で切り上げ出ていきました(下品な話ですみません)。案の定、宅急便でした。もう電話は切れていました。荷物を受け取り、シャワーを浴びて大学へ。寝起きから慌ただしい一日の始まりでコーヒーも飲んでいません。このままでは頭がろくに回転しなさそうだったので、テストを受ける前に仕方なく缶コーヒーを買って飲み、テスト会場の講義室へ入りました。先週とは打って変わって人で溢れ返っています。どう考えても普段の授業でこんなに人はいませんね(笑)。どうやらテストになると人が増えるの法則はいつの時代も同じ様です。空いている席を探し、座って少しの間気休めの勉強。やがて時間になりテストが始まりました。一体どんな問題が出るのかとドキドキしていましたが、予想していたものよりも簡単な内容だったので安心しました。こんなんでいいのかなあと思うくらい、だったのはある程度勉強していたからでしょうか(なんて言ってみたり)。おそらく不可になることはないだろうってくらいには解答できたと思います。これでひとつの心配事が終わりました。さて、次は修論発表です。

 テスト後、生協でテディを買って研究室に戻り、論文の見直しをしました。これはまだ終わっていません。発表準備もしなければいけない時期ですが、やはりもとの論文がしっかりしていないことには上手く発表できません。とはいえ、実際問題として論証の補強のための測定をしなければいけないのもまた事実。せめて発表練習会までにはなんとかしておかないと、「まだやってません」なんて言えないからなあ(苦笑)。頑張ります。

 そうだった。昨日届いた荷物ですが、小包で実はトレードしていただいたテディでした。一昨日届いていたようでしたが、留守だったので再び届けてくれたわけですね(黒猫さん)。そのテディですが、なんと素敵なバスケットに入れられていて、しかも1匹の予定だったのが3匹もいただいてしまいました。おまけにオリジナルのリボンを首に巻いています(これはほんとにびっくり)。ということでバスケットに入ったテディたちをここに。もう少し近寄って、すっかりおめかしされたクマトリオ茨城Eさん、ありがとうございます〜。

 とまあ、わりと調子の良かった昨日ですが、那古野コネクションのページを作っていたら(<修論はどうした?)日付けが変わって、本日は火曜日。そのとたん運勢が激変したんじゃないかと思うことが。気持ち悪いのです。せんべい系のお菓子を食べていたのですが、そのビニール小袋の一部をどうやら噛み切って一緒に食べてしまったようなのです(泣)。ふつう、すぐに違和感を感じそうなものですが、気付いたのは飲み込んだ後でした(うぅ)。おそらく消化はされないでしょう。胃袋はたぶん必死で異物を吐き出そうとしているに違いありません。個人的には(って初めから個人的な話だ)こういう場合、下から出るまで待っていたいものなんですが、医学的には吐き出してしまった方が良いんでしょうね。うぅぅ・・。大丈夫かなあ。さっさと寝ちゃおうかな。寝れば治りますか? 今日の午前中は卒論生の発表練習会コロキウムがあります。だから早く寝なければ。しかし、気持ち悪い・・(う〜む>二日連続)。


(2/7) 一日経って、胃の気持ち悪さは治まりました。ただ、のどに違和感が残っていて嫌な感じです。まるで昨日のビニールがのどに張り付いているような違和感。もちろんそんなことはないでしょうけど、そういうイメージがどうしても拭いきれなくて咳が出たりします。ご飯をたべても、その張り付いたビニールの上を滑るようにのどを通過する米粒が想像されてしまうのです(笑)。ああなんだか精神的に気持ち悪いったらありゃしない! この件はしばらく様子見。

 昨日もハヤオッキィでした。寝床に入ったのは午前4時頃だったと思いますが、寝坊だけは許されないぞぉと自分に強迫観念を押し付けつつ寝たところ、なんと目覚ましが鳴る前に目覚めてしまいました(やればできる)。そして妙に寝起きもすっきりです。どんな感じかと言うと、そうですね、昼寝後の爽快感みたいな。こんな生活をしているので、当然昼間(特に昼食後)は強烈な眠気に襲われるのですが、これってひょっとして分割睡眠に成功しているのでしょうか。一日の睡眠時間を分けられるんだったらどんなに良いかと思っていましたが、また一歩理想に近づいたのかもしれません(ルンルン)。ただ、難点は昼間に研究室で堂々と寝るのはどうかというところ(苦笑)。とか言いつつ、実際は机に突っ伏して寝ています(教育的には良くないな)。今後の課題は分割された睡眠時間をちょっとずつずらしていくことですね。

 さて、昨日の朝は珍しく朝食を食べた(カップラーメンですが)にもかかわらずコンビニで朝食を買い、大学へ来ました。コロキウムまで時間があったので、のんびりコーヒーを飲みながらもぐもぐしていたら思わぬ情報が入りました。詳細は書きませんが、こんなにびっくりしたのは何年ぶりかというくらい驚きました。そんなことがあるのかと。担がれてるんじゃないかと疑ったり。まあそれくらい信じられないことだったということです。しかし、詳しい話を聴くうちに、そういうこともあるかもねぇくらいには受け取りました。動機はどうあれ、現象としては事実だったようです。発表練習会となったコロキウムは滞りなく4年生の発表が進行しました。正直自分が負けてる気がします(苦笑)。もっと自覚を持ちましょう(>自分)。というのが21世紀のテーマのひとつ。

 これは一般論なので改行して書きますが、一部は森先生の受け売りです。大学に入って今までの学校生活とは全然違う雰囲気に、まずは感じることでしょう、「これが自由なんだ」と。それなりに取らなければならない授業もありますが、強制されることはなくすべて自己責任において大学生活は営まれます。疲れたら休めば良いし、バイトに励み大いに遊んでも良いのです。ただすべての行いが将来の自分へ与える影響だけは常に頭の片隅に置いておくべきではあります。そこさえ覚悟していれば、これほど体力的にも社会的にも自由な時間は他にないかもしれません。しかし時間が経てばそんな生活も単調な波の繰り返しで、つまらなくなり、一体何をするために大学に来たのか、と自問するようになります。そんなとき講座に配属されるのです。思い通りにいくことも思い通りの講座にいけないこともあります。とはいえ、ここからが本当に大学らしい生活の始まりと言ってもよいでしょう。あるひとつのテーマについて実験をし、解析をし、あれこれ考察して、それなりの結論を約一年かけて出すのです。そのテーマがたとえやりたいことと違う分野であっても、卒論生のうちは基本的に与えられたテーマでしか研究はできません。ここに不自由さを感じることになるかもしれませんが、気に入らなくても納得いかなくてもとりあえずそのテーマで最後まで研究をするしかないのです。なぜならまだ研究者としては初心者だからです。そのテーマの面白さや重要性などは、卒論を書き上げてもまだわからないかもしれません。ただ、そんな中で研究すること自体の面白さに興味が持てれば、大学院に進めばよいのです。あるいは面白いかどうかも分からなくても大学院に進んで損はないと思います。研究の自由度も多少広がり、知識も増えてくれば興味が沸いてくるものも発見できるかもしれません。しかし、本当に研究者として自由に行動できるようになるのはやはりドクタからでしょう。その分ますます自己責任は重くなりますが、責任のない自由はありえません。研究とはどんなにマニアックであっても、世界中で自分しかそのことについて考えていないのだと思えば、これほど面白いことはないでしょう。自分がやらなきゃ誰がやる、というやつです。こんなどきどきすることはそうそうありません。自分が放棄すれば、しばらくは誰もそのことについて考えなくなるのです。なにもそんなことまで研究しなくても、と言う人もいるかもしれませんが、そんなことまで研究するのが人間です。人間がやらないで誰がやるというのでしょう。ほとんどの研究がされなくてもどうということはないものでしょう(最低限、動物として生きていくことはできますから)。そう、生きて行く上で必要ないものなのかもしれません。しかし、必要のないものをどんな些細なことまでも知ろうとするところに人間の価値があるのではないでしょうか。長い大学生活、もうやってられないとか、やりたかったことじゃないとか、不安になったり憤りを感じることは確かにあります。投げ出したくなるときもあるでしょう。もちろん最終的にどうするかは個人の自由です。つまり「君の人生だ!」、誰も干渉はできません。ただ必要なのは、よ〜く考えて未来の自分が納得しているかどうか判断することだけです。所詮必要のないものですし。ただ、それをやるのは今、自分しかいないことを忘れてはいけません。

 な〜んて、えらそうに真面目なこと言ってる本人が研究者としてまだ脱初心者できていないから説得力はありませんな。敢えて書くほどの内容でもなかったでしょうか。本人もいずれ気付くことですし(一般論じゃなかったのか)。まあ、そいうことを発表準備もしないで夜中に一所懸命書いているこういう先輩もいることを忘れてはいけません(苦笑)。だってN大にいる動機の半分が森先生ですよ(自慢できるのか?)。ほら、悩んでたこともバカバカしく思えてくるってもんだ(笑)。

 昨日の雨は昼頃には止んで夕方には晴れ間も見えました。そして順調にテディも増えてます。本日は水曜日。なんだかお尻が痛くて座るのもつらいのですが、痔でしょうか?(って聞かれてもねえ)


(2/8) でした(報告せんでも・・しかも太字で。これがほんとの太痔か<くだりません)。イボ痔でしょうか。なんか腫れてるので。昨日だったかちょっと出血したおかげで随分楽にはなりました。ってそんな生々しい描写は余計ですね(笑)。想像しないように。はい、もうやめときましょう。このまま続けては日記の品位が下がってしまいます(もう下がりようがないという噂も)。そんなお尻事情は置いておいて。

 昨日は日付けが変わってから一度帰宅し、お風呂に入って再び大学にやってきて、夜明け前に修論に関するサンプルの測定を敢行いたしました。ようやくです。まさに今さらって感じですが、やはりやらないよりはましなので。それからデータを入力しつつ朝を迎え、明けゆく空を眺めながらコーヒーなんぞを飲んでいました。9時を回ってからテディ滋賀大阪に送り出しました。午前9時半からは発表練習会の2日目。昨日は3人だったのでお昼前には終了し余裕をもって昼食。徹夜だったので、午後は当然眠くなり、お尻の痛みも手伝ってほとんど仕事になりませんでしたね(苦笑)。眠気覚ましに生協へ行って「ダ・ヴィンチ」テディを購入。そうそう、生協の書籍部ではなぜか今、森博嗣先生の「今夜はパラシュート博物館へ」「工学部・水柿助教授の日常」が大々的に宣伝されていて、ワゴンの中にも大量に並べられるほどなのです。生協内部にファンがいるとしか思えない取扱われ方をしています(笑)。しかし、残念ながらその割にはあんまり売れているようには見えないのは痔のせいでしょうか(違う!)、もとい、気のせいでしょうか。「今夜は〜」もまだカバー改訂前の初版しか置いてありませんから、回転率は悪いと思われます。大抵の客はN大関係者ですからね、もう欲しい人のところには行き渡ったのかもしれません(つまり供給過剰)。まあファンとしては嬉しい状況なんですけどね〜。

 夜になり夕食後は、ますます眠くなってすでに目が開けてられない状態になっていました。何度かよだれを垂らしながら机で寝てしまうほどで、発表準備もままなりません。なので、早く帰って早く来ようと決意し、放射化分析のサンプルをセットして、日付けも変わらぬうちから帰宅となりました(普通?)。よっぽど眠かったのか、帰ってから眠るまでは早かったですね。のび太も真っ青なくらい。しかし、ようやく熟睡モードに入ろうかというとき、右足のふくらはぎがつって死ぬかと思う痛みに襲われ飛び起きました。時計を見たらまだ1時間くらいしか経っていません。まったく、右足に安眠を妨害されるなんて(ぷんぷん)。と腹を立てつつもまたすぐに眠りつくと今度は夢を見ていました。いや、実際は起きる直前に見ていた夢なんでしょうが、ちょっと自分の深層心理を表したかのような展開で、ちょっと胸にチクチク(苦笑)。もちろん展開自体は突拍子もない「まさかそんなことはないだろう」というものなんですが、なぜそういう展開になるのかを考えてみたとき、ああ自分はやっぱりそういうところを気にしていたのかなあ、と微妙に心当たりあったりするわけです。これが我ながら恥ずかしくて、妙に夢の内容が鮮明に記憶されています。面白いんですけど、プライベートにも関わっていて、さすがに書くのはちょっと気が引けるのでやめます(笑)。夢から覚めたとき、夢で良かったと安堵するほどショッキングだったとだけ言っておきましょう。

 そんな夢から覚めたのが午前4時頃。予定通り早起きに成功。そしてまだ日が昇らないうちから大学に来ています。もう夜が明けました。清々しい朝です。写真に撮ってみました。夜明けの南の空(研究室内から)。本日は木曜日。明日、発表練習会で発表なので、今日のうちになんとか準備を整えたいところですが、無理でしょう(ズバリ)。徹夜はしたくないけど、もうひと踏ん張り、頑張りましょう。


(2/9) 飲んでしまったビニールの件はなかったかのように忘れられ、お尻の痛みも徐々に回復に向かっていて喜ばしいのですが、ただ惜しむらくは非常に眠いです。睡眠欲が旺盛になったというのか、疲れがたまっているのか、何かから逃げようとしている行為なのか、とにかくこの期に及んで眠いです。昨日の発表練習会は眠ることもなくちゃんと最後まで聞いていましたし、頭もすっきりクリアでした(注:外側のことではない)。しかしそれも昼食を食べるまででしたね。午後は完全に春眠暁を覚えず状態。発表の準備をしようと机の前に座るのですが、眠くて眠くて仕方ないのです。それで昨日も何度か机で寝ては起きるの繰り返し。生協へ行くこともできなかったのは、決して発表を控えているからではなく、眠気のせいです(眠笑)。歩くこともできないくらい眠い状態が午後はずっと続いていました。そんなだから当然発表準備が進むはずもなく、今もこうして眠い日記を書くことでしか、意識を浮上させておくことができないくらい眠いのです(そんな場合か?)。ああこのままではほんとやばいなあ・・。何か目の覚めるような話題はないものか。眠いとき一番効果的なのはミステリィを読むことで、徹夜も平気でできてしまいますが、ただそれは状況によっては禁断の果実、結果として一番効果的でなかったりします(起きてるだけが目的ではないので)。気がついたら朝、というのは寝たことと大差ありませんからね。それは困りもの。

 などと、弱気なことを言っていたのは昨日までの話なのだ! 今ではバッチリ目が覚めてきて、つぶらな瞳にますます磨きがかかっているほどです(笑)。わっはっはっは、日付けが変わればこっちのものなのだ! どうだ見たか! この覚醒具合。ハイハイハイハイハイテンション〜。わはは、わはは。修論なんてへっちゃらなのだ。ははは、なんとでもなるような気がしてきたぞ。それにお腹も空いてきた。やっぱり活動レベルが上がってきたということか。さあやるぞーやるぞー。男ならやってやれ、だ。これが終わればひとまず休めると思え。そうか、休めるのか。そうだそうだそうなんだ。最後と思って頑張るのだ。ほら、ゴールは近い。走れ、ラストスパートを見せてやれぇ! メロスのように走るのだあ。ただし、友人のためでも他の誰のためでもなく自分のためにだ。終わればたまっている本だってたっぷり読めるし、カールヘルムのバーゲンにだって行けるってもんだ。うわっはっはっはー。もう世界が自分中心に回ってるとしか思えなくなってきたな。そう、「内か外かは自分が決めるのだよ」とあの博士も言っているではないか。内が外で外が内、鬼は外で福は内、つまり鬼は同時に福なのであり、福はパンなのである。しかも一斤。どうだ! 一部の人にしか分からないこのネタ。明らかに不愉快極まりないこの口調。オラオラオラオラオラ! とことん走れクリントン! もう任期切れ(人気切れか)だけど、上手くスキャンダルを交わすその足でどこまでもフォーエバーだ。パンパパンパン、パンパパンパン〜。ちなみにあれだ。特撮のアルバム「ヌイグルマー」の表紙を書いているのは噂の漫画家D氏ということだ(「ダ・ヴィンチ」参照)。なはは、すべてが我が手の中に吐いてくる感じだ(いやだいやだ、そんなのはいやだ)。ちゃうわボケ!手の中に入ってくる感じだ。そう、この宇宙は闇ではない。それが手の中だ。何を言ってるかすでに分からなくなってきたぞ。はは、このままなにもわからないまま朝が来て灰になってゆくのかな。今はハイやけどな。かー眠いギャグを言うでない。なんだか眠くなってきたよ、ネロ(ってあの犬はパトラッシュだ)。というご指摘をただ今K藤氏からいただいたのだった。イヤッホーイ!

 なんてね、空元気です(苦笑)。ちょっと悪ノリハイテンションボーイ(表現が古いな)を演じてみました。本当はそんな根拠のない自信はなく、果たして朝までに出来上がるのか不安で押しつぶされそうなのです・・小指が(<小さいな)。まあ、こんなことを書いている暇はないのですけど、こうやって下らないことをここに書きためることによって、発表内容から不純なものを排除しようという人類初の試みに興じているわけであります。あ〜しんど。そう言えば、今年度で講座を去る人への色紙が回っている(独楽の様にではなく、人々の間をね)のですが、なかなか書く暇がなく溜め込んでいます(みんなよくさくさく書けるねぇ)。書くからにはそれなりのものを書きたいでしょ、やっぱり。それを考える余裕が今はないから溜め込んでいる結果になっています(申し訳ない)。発表が終わったら書きますので。

 本日は金曜日。もし、万が一午前7時に準備が間に合うようなことがあったならば、ぜひともマクドナルド半額フィレオフィッシュを買いにいきたいショゾンです。もちろん2個。


(2/10) それにしても昨日はギリギリだったなあ。結局発表準備は朝までかかって、いざOHP用の原稿をプリントアウトしようと思ったら、共用のプリンタの調子が悪くなり、紙詰まりするは一向に出てこないはで、このまま待っていては絶対に間に合わない!という限界点に達したとき、そのプリンタには見切りをつけました。それから慌てて自分のプリンタで印刷し、それをOHPにする作業を始められたのは午前9時頃でしたから、ほんと危なかった。練習会は9時半からでした。そんなだからもちろん練習もできるはずはなく、ほとんどぶっつけ本番でした。まあ、結果はいわずもがな(苦笑)。発表原稿も作っていましたが、ろくに読みもしないんだから意味がありません。いつもこれで余計に時間がかかってしまう結果になるんです(わかっちゃいるけどね〜)。しかし、終わったものは終わりなのだ。ルンルン。フィレオフィッシュは買いにいけなかったけど、ひとつ肩の荷が降りて精神的には結構楽になりました(にこにこ)。はぁ〜、本発表までにやらなくちゃいけないことも多々ありますが、とりあえず、今はゆっくり、休もうぞ。

 ということで、午後は強烈な眠気に襲われながらも、生協へ行って3大アイテムを購入いたしました。本・CD・そしてテディです(笑)。そして今回買ったテディ中のひとつに、なんとテディたちからのプレゼントが入っていました(わーい)。当たったようです。テディ用のマフラなのです〜。さっそくこんなふうにテディの首に巻き付けて喜んでいます(笑)。このおまけはどうやら最近になって入れられるようになったようですね。それに、2月29日のテディも発売当初はありませんでしたが、要望が多く、すでにラインナップに加えられている模様。さあ、いつになったら手に入るかな、とコレクタみたいなことを言ってみたり。CDは、以前予約していた「ベスト!モーニング娘。1」をようやく受け取ることができました(ほくほく)。しばらくはこれを繰り返し聴くことになりそうです(ウキウキ)。最低100回は聴きましょう。

 昨夜はとりあえず発表練習が全員終わったということで、学生有志でサロンにて軽い飲み会をしました。わいわいと。はじめはむちゃくちゃ眠かったのですが、お酒を飲んでいるうちになんだか眠気が覚めちゃいました(笑)。えっと、話題のキーワードは、コンプレックス、第一印象、サイモンとガーファンクル、ガンダム、席替え、刷り込み、あと腕相撲といったところでしょうか。5時間くらいしゃべってました。久しぶりにアルコールが入って、なかなか楽しいひとときでした。

 本日は土曜日。今日は是非ともバーゲンへ行って、本屋にも行きたいところ。う〜んしかし、忙しくなくなったとたんにこの日記の量の減少はどういうことでしょうか。え〜と、大きな理由のひとつはたぶん、逃避する必要がなくなったんですね(ここは逃げ場だったのか)。あるいは、今までが書き過ぎ(あるある)。メールのリプライが滞っています。


(2/11) いきなりだが、急性過労健忘症という病気をご存じだろうか。私は知らない(知っている方がおられたらご一報いただきたい)。知らないが、名前をつけるとしたらそういう名前になるのではないかと思われる病気になってしまったようだ。昨日のことである。軽い飲み会がお開きになった後もしばらく私は研究室にいた。一人ではない。かといって愛する恋人と一緒だったという浮いた話ではない。そんな話ができればどんなに良いかと思うこともあるが、実際にそうだとしてもこんなところで書いたりはしない。ただ研究室仲間が何人か部屋にいただけである。これがまた真面目な話をしているのだ。
 卒論の本発表も近いこともありその準備をしている女性が一人。仮に彼女をMとしよう。誤解しないでいただきたいが、SとかMとかのMではない。いや、実際のところはどうなのか知らないので断言することはできないが、そういうことを言っていてはセクハラになってしまうのでこれ以上の言及は控えさせていただこう(くわばらくわばら)。もちろんイニシャルのMである。そして、そのMの作っている原稿やOHPを見てあれやこれや意見を述べている男性が一人。仮に彼をインド人としよう。誤解のないように言っておくが、そのインド人は正真正銘の日本人である(ややこしいが我慢していただきたい)。実際に戸籍を見たわけではないので、本当はスイス人かもしれないそのインド人だが、見た目はどう見ても日本人であり、話す言葉も日本語として認識できるものである(もちろん、たまたまどこかの国の言葉が日本語と類似している可能性は残されているが)。そのMインド人がいろいろ言い合っているところに、新たに男性がまた一人加わってきた。仮に彼をナルシシストとしよう。これは誤解されても問題はない。彼は実際に自分のことをナルシシストと公言してはばからないからである。だったら「仮に」などということを言わなくてもよさそうだが、「仮にそう呼ぼう」という意味の「仮に」であるからして、いわゆるネーミング行為である。彼が実際にナルシシストであろうがなかろうが、そんなことは関係なくそう呼ぼうという設定なのだ(こんなことは敢えて書くことではないのでこの一文は無視してほしい。もう読んだあとかもしれないが)。さて、その3人がなかなか真面目で建設的な議論をしている中、一人パソコンに向かいながらどうでもいい日記を書いていたのが何を隠そう私である。そんな私を仮にトム・クルーズとしよう。「どこがやねん!」というまだまだ認識が甘いとしか思えない声が全国から聞こえてきそうではあるが、前述したように、ひとつの呼び方である。実際のところがどうあれ、そういうレッテルを貼ったのだからしかたがないのだ。そんなに目くじらを立てずに軽く流してもらいたい。登場人物は異常である。もとい、以上である。
 本題に入るとしよう。真面目な会話をしばらく続けていたMインド人ナルシシストであったが、やがてMの卒論の話は終わりインド人ナルシシストは、別のテーマで話を始めた。希土類元素の話である。なんともマニアックであるが、それは二人の研究テーマに関わっていることなので、真剣な議論が交わされている。その会話を背中に受けてなんとなく聴いているトム・クルーズ(念のためもう一度言っておくが私のことである)の研究テーマにも希土類元素は大きく関わっている。インド人は4年生で、ナルシシストトム・クルーズ(M2)と同い年だがM1である。彼らはなかなかにやり手だな、とトム・クルーズは買っていたりする。彼らに限らずこの研究室の人間はみんなそれぞれにやり手だなあと日々劣等感に苛まれるトム・クルーズなのだ。ただ、その美貌だけでも勝っていたことは唯一の救いだったと言うべきだろう(嘘である)。
 そうこうしているうちに、Mは別の部屋に用事があるらしくその場をあとにした。これが彼女を見た最後の瞬間になろうとは、一体誰が想像できたであろうか(妄想癖の強いトム・クルーズぐらいだろう)。一方、残されたインド人ナルシシストトム・クルーズの3人は、しばらくその部屋にとどまり会話を続けていた。いや、正確に言えば、トム・クルーズは日記のネタに頭を悩ませながら、上の空で会話をしていただけである。徹夜明けでそんな時間までろくに寝ていないにもかかわらず、そしてアルコールが入っていたにもかかわらず結構長居をしてしまった。会話を切り上げインド人ナルシシストが帰ったのは午前4時頃だっただろうか。その後一時姿を消していたMはちゃんと無事に戻ってきた。なんのミステリィもなくて申し訳ないが、これが現実である。そしてすぐにMも帰宅。一人残されたトム・クルーズもいい加減に帰ろうと思っていたが、本当にいい加減に帰る結果となってしまった。午前6時過ぎ、夜も明けんとする頃にようやく帰宅し、驚くべき早さで布団に潜り込み、そのまま眠れる森の美女にそっとくちづけをする王子様のように眠りに就いたトム・クルーズであった(しつこいようだが、私のことである)。ここからが問題なのである。眠ったまではよかったが、それ以降の記憶がぷっつりと途切れているのだ。寝ているんだから当たり前じゃないかと言われることだろう。当たり前である。ただ、土曜日の記憶が全くないのである。寝たのは午前7時頃だったと思うが、次に目を覚ましたのは午前1時頃だったのだ。一瞬自分が過去に戻ったのではないかと疑ったほどである(本当はそんなことは思わなかったが大袈裟に書いてみた)。やっとゆっくりできるなあ、目が覚めたらバーゲンにでも出かけていろいろ見てこよう、などと期待に胸を膨らませながら眠りに就いたのに、起きてみたら真夜中、外はあたり一面真っ暗である。これはもしかしたらもしかするかもしれない、と驚愕の事実に気付くまでそれほどの時間は要しなかった。楽しみにしていた土曜日は夢の藻屑と消えたのだ。つまり寝て過ごしてしまったというわけである。実に18時間寝ていたことになる。下手をすれば3日分くらいの睡眠時間である。30時間以上寝てしまった人の話などは聞いていたが、まさかそんなに寝ることはないだろうと思っていた。しかし、その考えは改めざるを得なくなったと言える。おそらくここ数日の疲れが溜っていたのだろう。案外、人間は眠れてしまうものであることを思い知った日曜日の深夜であった。

 以上のように昨日の土曜日のほとんどが人生から失われてしまったので、書くことがほとんどありませんでした(のわりには長いぞ!)。本日は日曜日。もうすぐ夜明けです。今日こそはバーゲンに行きたいと思います。それに本屋で本探し(ラララ〜)。


(2/12) 建国記念の日だったらしい昨日は予定通り街をさまよってきました。午前中は溜っていたメールのリプライを済ませ、お昼前にの街へ。まずはバーゲン会場の下見です(当日に下見っていうのもなんですが)。三越の7階へ行ってカールヘルムのスペースがあるところを確認。休日だけあって人がわんさかいます。そんなに慌てることもないだろうと判断し(買うと荷物も増えるので)三越を後にしました。

 次に向かったのはロフトで、テディ関係の素材を買って、ここの紀伊国屋書店で本を物色しました。一番の目的は森博嗣先生が解説を書かれている土屋賢二氏の「人間は笑う葦である」です。その本を見つけ思わず解説を先に少し読んでしまいましたが、ぐっと堪えて(笑いを)本を閉じ、楽しみは後に取っておくことにしました。その他に購入したのは、前から気になっていた歌野晶午氏の「生存者、一名」恩田陸氏の「puzzleパズル」。両方とも中編なので読みやすいかと(時間的に)。そうだそうだ、それに森先生の「今夜はパラシュート博物館へ」のカバー修正版第1刷も買ってしまいました。これで同じのが2冊あることになります(違うのはカバーだけ)。ああなんてマニアックなことをしているのでしょうか(にこにこ)。それから、森先生の作品がコミック化されている雑誌「ミステリーDX」「コミックバーズ」を探しましたが、ここでは見つからず、仕方なく近場の大型書店ブックセラーズに行って見つけました。そして購入。他の作品にはこれっぽっちも興味がないのですが、森先生の作品のコミックが載っているだけでも買うのです(つくづくマニアック)。しかし、コミック雑誌なんて買うのは何年ぶりでしょう。なんとなくレジで恥ずかしく思ってしまうのは修行が足りないせいでしょうか(何の?)。マンガ自体読むのが久しぶりです。皇なつき氏の「気さくなお人形、19歳」は結構イメージ通り、浅田寅ヲ氏の「すべてがFになる」はサイバーな感じが新鮮ですが、いずれも楽しめました。これからも買ってしまうかもしれません。

 さて、ちょうどお昼時になり、再び三越へ向いました。ロフトでもそうでしたが、女性のお客さんの割合が多いのはどうやらバレンタインデーが近いからですね。小中学生っぽいのがうじゃうじゃいます。みんなでこぞってチョコレート買わんでもええやん、と思いつつも、男一人バーゲンへ赴こうとしているのもどうかと思います(笑)。しかし、そんなことで卑屈になっていてはいけません。何もやましいことはないのですから、ここは毅然としてバーゲンに赴くべきであります。と自分に言い聞かせ、バーゲン会場へ。お昼時だからか混雑ぶりも少し解消された感のある会場ですが、依然として人は多く、やはり女性の割合が多いです(特におばちゃんだ)。他は夫婦かカップルかといったところ。早速、確認済みのカールヘルムのスペースに行き、商品の物色です。すべて50%オフでどれもお買得なんですが、どうせ買うなら普段は手が出せないようなものにしようと高めの物を中心に見て行きます。しかし、予算は限られているので、欲しいものがあってもなかなか絞ることができません。それに欲しいと思ってもいつそれを着るのか迷うようなものもあったりで(つまり魅力的ではあるが実用的ではない)、う〜ん困りました。そんなふうにしばらく悩みながらうろうろしていたらついに、これだ!というものを見つけました。ベルトです。それもなんかパンクっぽくいろいろ埋め込まれていて一体誰がこんなのをつけるんだ?という代物です。これしかありません(笑)。そう言えばこれは前にもお店で見たことがあるものです。そのときは高過ぎて手が出ませんでしたが、今回は半額です。こういうときにこそ普段買えないものを買うべきでしょうということで、値段を見たら、10000円。半額で、です。う、そんなにしていたっけ(はは)。とちょっとひるんでしまい、即決できなくなりました。欲しい服との兼ね合いもありますからね。で、しばらくの間ベルトは保留で服の物色に勤しんでおりました。今思えばそれがいけなかったと思うのですが、悩んでる間になんとそのベルトを手に取っている人がいるではありませんか。どんな人かと見てみたらおじさんです(が〜ん)。「やめといた方が良いですよ。あんたには似合わない」と思わず心の中で念じていましたが、時すでに遅し。お願いだからそれを買わないで、という願いも虚しく、残念ながらそのベルトはそのおじさんの妻と思われる人の後押しもあって買われてしまったのでした(な〜む〜)。そのベルトのことも考慮して服選びをしていただけに、ショックでしたね。予定がくるってしまいました。仕切り直しです。しかし、どう見てみても服ではベルトの代わりは勤まりません(って当たり前ですが、そういうことではなく服はいずれ買うだろうというものばかりで、普段は買わないというものがなかなかないのです)。で、またしばらく悩んでいたのですが、またまた発見。普段は買わないだろうという代物です。今度はしっかり確保してそれを購入できました。それは何かと言えば、これです。カバンではありません。ベルトに通して腰にぶら下げるゴルフボール入れのようです。中を覗くとこんな感じ。予備のピンも入れることができて機能性に富んでいますね。そしてオリジナルのゴルフボールも入っていたのです(わーい)。ってそんなもの買ってどうするんだ!(>自分) う〜ん、確かに使い道があんまりありませんが、なんとなくこれは今買わねばいつ買うんだ、という使命感に駆られたのです(たしかに普段は買わんけども)。あるいはベルトが買えなかったことへの反動からでしょうか。というわけで、なんだかすっかりグッズ集めの様相を呈してしまったバーゲンでありました。まあ、父親へのプレゼントにすることもできますしね(そんなんでいいのか?)。

 本日は月曜日で、振り替え休日なんですね。どうりで静かなわけだ。そうそう、昨日のバーゲン会場で服を選んでいるときに後ろで聞こえた会話に面白いものがありました。おそらくカールヘルムの服の値段を見ながらの会話だったと想像しますが、3歳くらいの子供がだっこされながら父親に向かって言った一言です。

   父親「う〜ん、ちょっと高いかな」
   子供「これ買ったらパチンコのお金なくなるよ」
   父親「・・・ははは」


(2/13) 昨日は一日オフでした。朝は早起きで日の出よりも前に大学に来て、コンビニで買った朝食を食べながらのんびり日記を書いてみたり、本を読んだりしていました。それから、新たに里子に出すテディの旅支度をしたり、いろいろ。

 休日だったので生協も開いてなく、昼食を食べ損ねましたが、午後はお茶の水女子大学の教授でもある土屋賢二氏の「人間は笑う葦である」を一気に読んでしまってお腹いっぱいです。相変わらずのユーモアセンスで笑いを堪えるのが大変でした(部屋には他の学生もいるので)。それに今回は「笑い」についての真面目で深い考察も盛り込まれていたりで、前作の何倍も勉強になったような気がします(0を何倍しても0になるのと同じ道理である)。実際、勉強になっていなくても勉強になったと思わせる効果はあったんじゃないでしょうか(つまり気のせいか)。それに、なにより眠くならずに読めるというところが最大の売りだと思われます。少なくともご本人の授業を直接聴くよりは眠くならないでしょう(聴いたことないけど)。エッセィという形態をとってはいますが、この本には数ある日本の文学作品にも類似したところが多く散見されます(例えば日本語で書かれているなど)。そしてこの本を読めば、誰でも哲学の深遠なテーマについて得るものがあること請け合いです(たとえ何も得るものがなかったとしても、こんな本を買ってしまった自分って何?という哲学的疑念を抱くことができる)。という感じのユーモアが延々とうんざりするくらいつづられているエッセィです(誉めてるのです)。解説は森博嗣先生でこれまた笑わせていただきました。来月発売予定の森先生の「今はもうない」文庫版の解説が土屋賢二氏だということなので、こちらも非常に楽しみになってきました。なんかユーモア合戦みたい。

 あ、忘れてた。そう言えば昨日、今年度で出て行く人へのメッセージをようやく色紙に書きました。しかし、まだ4人分です。残り7人分あります。それはまだ回ってきていませんが、4人分を書くだけで2時間くらいかかってしまいましたから、あと7人分も書くとなると一日仕事になりそうですね。当然出て行く人たちも自分の色紙以外にはメッセージを記入するので、どんなことが書かれているのか目にすることになります。なので、あまり人によって書くこと(質・量とも)に差をつけることもできません(いやいや、決して差をつけたいと思っているわけではなくて)。ましてや同じ内容を書くなんて勇気のいることはとてもできません。さらにですよ。自分の書いた内容は、色紙が回っている間その他の人の目にも触れることになるのです。つまり本人よりも先に多くの人に読まれるわけで、そんなことまで考慮して書こうと思ったら、あなた、時間がかかるのは当たり前です(考え過ぎ?)。でもせっかく読まれるんだったら、楽しまれるものを書きたいと思うのは私だけでしょうか。たかが色紙ごときでそこまでしなくてもいいような気がしないでもないですが、まあ記念品なので、迷惑がられるくらいの内容を書こうと心掛けている今日この頃なのでした(笑)。書かれるみなさん、覚悟していてくださいね(にこ)。

 本日は連休明けの火曜日。空は一面雲でおおわれています。今日も早起きで朝にこれを書いていますが、寝起きはどうも頭が働かなくていまいちです(それはいつもか)。もっと書きたいことがあったような気がしますが、思い出せません。でも、たぶんくだらないことなので、思い出せなくて良かったと胸をなで下ろしているところです。


(2/14) 昨日は午前中から午後にかけて実験室で実験器具の洗浄をしていたため、昼食を食べ損ね、仕方なく(と言いつつ予定通り)生協に行きました。買ったのはテディ(入荷数が増えたみたい)と封筒とパンと、おにぎり2つです。

 ひとつはシノブフーズ(いわゆるおにぎりQ)のツナマヨネーズで、かたやちょっとマイナなウオフクツナマヨネーズです。同じ具のおにぎりが二種類置いてあるのは珍しいかもしれません。おそらくコンビニではみられない光景でしょう。ということで食べ比べてみました。まあツナマヨネーズは好きなので問題なしです(笑)。たしか、こういうおにぎりは「おにぎりQ」が先駆けだったような記憶がありますが。「ひっぱるだけの〜」というキャッチフレーズで。しかし、最近は引っ張るだけでできあがるおにぎりって見なくなりましたね。直巻きタイプ以外はほとんどがまん中の帯状の部分を引っ張り切って、両側のつまみを引っ張る形式です。一体あのタイプはどこにいってしまったのでしょうか・・。などという、おにぎり事情はおいときまして、二種類のツナマヨネーズの比較大会、はじまりはじまり〜なのです。
 まずは、包みの剥がし方から。おにぎりQの方の説明書きはこのようなもので、比較的簡潔な説明文に簡素化されたイラストで視認性に優れたデザインになっています。一方ウオフクの説明書きはこんな感じ。手まで描いてイラストをリアルしようとしている分、見た目が分かりにくくなってます。余計な情報まで伝わって肝心の剥がし方がぼやけてしまった感じです。これじゃ上手く剥がせない人もいるんじゃないでしょうか(たとえば、赤ちゃんとか)。この辺は、老舗に一日の長があるのかもしれません。
 次に実際に包みを剥がして、おにぎりを最終形態にもっていきます。これはどちらもスムースに剥がれて、剥がした包みに海苔が残ることもなく、作りやすさは五分五分といったところでした。同時に材料として使われているものの比較も行ないました。それぞれの包みを見てみますと、おにぎりQの方は厳選した海苔瀬戸内天然塩キハダマグロ使用と書かれていて、一方、ウオフクの方は、伯方の塩特選コシヒカリ米の使用が大きくうたわれています。おにぎりQはご飯のことが、ウオフクは海苔のことが書かれておらず、どちらも塩を強調するのはいいのですが、おにぎりとして片手落ちの感は否めませんね(笑)。
 さて、いよいよ試食タイムです(単なる昼食とも言う)。肝心の味は、ご飯の口の中でのばらけ具合やツナマヨネーズ部分の量・マヨネーズ加減、海苔のパリパリ感もほぼ互角で、両方とも上手くまとめているという感じ(商品になってるんだから当たり前ですが)。ただ、ウオフクの方がほんのちょっとご飯に塩味が効いていて、好みのタイプかもしれません。ということでこれからは、瀬戸内天然塩よりも伯方の塩を使っていこうと思います(塩の比較だったのか!)。

 午後は読書をしたり、放射化分析関連の仕事をしたりで、発表準備で忙しい4年生を尻目に比較的のんびりした時間を過ごしました(いやな先輩やな)。その後、昨夜も色紙にメッセージを書いていましたが、途中でふと気付きました。自分の字の下手さに、ではありません。今書いている人たちからは自分は色紙を書いてもらえないということにです。自分はまだ大学に残る人間ですから、しばらくはずっと送り出す側なのです。だから、今現在のほとんどの研究室仲間からはメッセージをもらえないんですね。そう思うとちょっと切なくなったりなんかしちゃったり、なんだか涙がでちゃいます。まあそれは花粉症のせいですが。色紙だけがメッセージじゃないし、出て行くときはまた別のメンバに送り出されるわけですから、大した問題じゃありませんけどね。ちょっと思っただけ。そうそう、昨日は千葉京都大阪にテディが巣立っていきました。もう何匹送り出したか分かりません(数えれば分かりますが)。

 ここ数日、日が暮れる頃にはすごく眠くなります。日曜日に生活リズムがずれて以来ずっとですね。小学生並みに早寝をし、老人並みに早起きをしている毎日です(笑)。そのせいで日記も朝書いているのですが、一日の始まりに日記を書くってなんか変な感じです。こんな健康的な生活がはたしていつまで続くのか。本日は水曜日。卒論の発表会1日目です。


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