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日々これ勉強(2000年12月の後半)

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人は12月になぜ弱いのか(の後半)

(12/16) 昨日はCBCの創立50周年記念日だったようです(宣伝してるなあ)。ほぼ毎日朝はCBCラジオを聞きながら出掛ける準備をしていますが、CBCが日本で初めての民放局だったということをはじめて知りました。東京でも大阪でもなく、名古屋発だったんですね〜。こういうところにも名古屋の特異性を感じる日々です。

 そんな昨日は目が覚めてからも寒い寒いと布団の中で粘っていたため、家を出たのはお昼前でした。日に日に部屋の中も寒くなってきています。もうすぐ冷蔵庫の中も外も同じ温度になりそうな勢い(笑)。大学でやったことは一昨日の延長のようなものでした。外は相変わらず工事がうるさいし、生協では既に持っているテディの救出(購入とも言う)や携帯電話の物色をしたり(まだ買いませんが)、実験装置の働きっぷりを確認したり、お菓子を食べたりお茶を飲んだりなどなど。

 恥ずかしいですが少し書きましょうか。う〜ん・・いや、やっぱりやめときましょう。いくらネタがないからと言って(ないのか)、そんなことまでここで告白してしまうのはどうかと思うので。そう、そういうことはひっそり内に秘めているうちが華で、公言してしまっては枯れてしまうのです。手品のネタを仕込んでいるところを見られてしまうようなもので興醒めしますからね。どうせなら立派なイリュージョンを見せたいじゃないですか。でもねぇ、ちょっとだけ今の状況を言ってしまいたいのも事実。状況というのは周りの環境のことではなくて、自分の心の中の話。吐き出すことで少しは楽になりそうですし(苦しいのか?)書いちゃいますか。最近の生活を支配しているのは何と言うか、このもやもや感ですよ。なにかと忙しい時期だからかもしれませんが、もっと深い根源的な部分でうごめいているような気がします。それをしている自分を想像(またはシミュレート)するだけで、胸がドキドキしてきて強烈な不安感に襲われるのです。もう何も手につかず思考回路も一時的に停止してしまうくらい。実際にするときにそうなることは今までにもあったことですが、ただ想像するだけでそういう状態に陥ってしまうというのはちょっと前例がありません。切り取られた空間。耳もとで囁かれる声。ああ、そのとき自分は何を言うのか。考えるだけで体は強張り呼吸は荒く胸は激しく鼓動します。第3者から見れば馬鹿馬鹿しいくらい簡単なことに映るでしょう。それが簡単にできないからもやもやしているのです。ああ、ほら、またドキドキしてきた。ただ、電話をかけるだけなのに・・。え〜っと、つまり電話が苦手という話ね(笑)。

 本日は土曜日で、実験するのは当然として修論を書いたりテディを探す旅に出たり(並列にすることか?)、戦士に休息はありませんね。まあ、戦士じゃないので休息もしますけど(するんかい!)。


(12/17) まずはじめに、昨日の日記の内容ですが、読む人によってはどうも誤解されそうな気がしたので一部削除・加筆訂正をしておきました(そんなに変わってませんが)。念のために言っておきましょう。確かにここは赤裸々日記ですけど、書いてあることがそのまま全部ほんとのこととは限りませんからね。脚色・抜粋・誇張は当然、ときには知ったかぶりやウソ情報が含まれることもあります、というかそんなことばかりです(うわぁ)。きっと広告ならジャロに訴えられてもおかしくないでしょう(笑)。したがってあまり真に受けないように。ああしかし、そういうことをまたここに書くこと自体がジョークの解説をしているようで虚しいなあ(溜息)。さてここで、以上の内容もウソだとしたらどうなるでしょう? え〜と、だから書いてある内容はウソじゃなくて本当のことだということになって、それはつまりウソだということが事実だということになるので、やっぱり内容はウソで、ウソがウソだということはウソの反対の本当だということになって・・以下略。

 昨日の土曜日は、K藤氏からの誘いの電話で午後から大須へ出掛けました。大須と言えば名古屋の秋葉原というくらい電器の街として有名ですが、今回はデジタルなものは一切買わずアナログなショッピング・ディ。服屋を覗いては喫茶店でコーヒーを飲み、スーパーに入ってテディを探しては(結局見つからず)服屋を覗いたり、そんなことを繰り返して商店街をうろうろ。この段階ではまだお目当ての衣服が見つからず、たこ焼きを食べながら一度に出て丸栄に行くことに。そしてここでまず購入したのは「メフィスト」「小説すばる」(<書籍やん!)。どちらも森博嗣先生の短編が載っているからですね〜(にこにこ)。もうこれらだけ買えれば十分だと思っていましたがところがどっこいドクター・マッコイ、その後、シャツやら帽子やら靴下やら思いがけずいろいろ買ってしまうこととなりました(笑)。今日はこんなに衣服を買うつもりじゃなかったのに、まさかねぇ・・という感じ。敢えて店の名前は出しませんがユニークな安さが売りのところですから懐はそんなに痛んでいません。それから、K藤氏がまだ納得のいく買い物ができなかったらしいので再び大須の商店街に戻ることに。またまたあちこち同じような店をまわってK藤氏はようやく上着をひとつ購入。なかなか良い買い物ができたようで何よりです。その後、ココ壱番屋でカレー(納豆カレーの5辛)を食べてから大学に。あ、そうそう、実は携帯電話のパンフレットなんかも手に入れたので、カレーを食べながらとか、帰ってきてから大学のサロンでコーヒーを飲みながら、どれにしようかしらなどと宝石を選ぶマダムのように小首を傾げたりしてました。しかし、まだ買いませんよ〜(ひっぱり過ぎ?)。

 昨夜はK藤氏の放射化分析サンプルの入れ替え時刻がアクシデントのため3時間程延びたので、一時家にて良い具合に熟成されたワイン(余り物とも言う)とおつまみをいただきながらテレビを観て時間潰し。コップ一杯のワインで結構酔いがまわった頃、再び大学へ行ってアイソトープセンタでサンプル入れ替え作業。またガンになる確率を上げることができました(笑)。

 さて、本日は日曜日、そんなこんなですでに夜明け前。あそうだ!すっかり忘れてましたが、フィレオフィッシュが来年からも平日半額だそうですね。なんとも喜ばしいことじゃないですか。そう来なくっちゃ。これで安心して21世紀が迎えられそうです(そんなことでか!)。


(12/18) 昨日は午後3時頃まで寝てました。自分の中でたまには休みらしい休みをとろう運動が実行された模様。予想外に長く寝てしまったので慌てて大学に行くことに。心配していた実験中の装置の様子を伺い、その後はラーメンともち(俗に言う力ラーメン<言うか?)を食べて一服。しかしお酒を飲むと寝起きがつらいのはやはり歳のせいでしょうか。まあ、なんでも歳のせいにできてしまう歳になったということで善しとしましょう(笑)。

 昨夜は森先生の短編2つを一気読みできました(ほわほわ)。「メフィスト」に載っている「ゲームの国」「小説すばる」に載っている「どうしたの、君たち」です。「ゲームの国」はもう遊び心満載でルンルンルン。これサブタイトルが「名探偵・磯莉卑呂矛の事件簿1」ということなのでシリーズものなんですね〜(わくわく)。一方「どうしたの、君たち」は雰囲気ががらりと変わって、なるほどあそことここでつながってるのかとひざを打ち、早くシリーズを通して読みたくなりました(ひとつ読み落としているのです)。そう言えばもうすぐ短編集「工学部・水柿助教授の日常」が発売されますね。このシリーズはまだ読んだことがないので特に待ちに待っていた単行本です。内容についてはどこかでちらっと耳にしたことがありますが、ほとんどまっさら予備知識なしで読むことができそうで非常に楽しみなのです〜。ああどんなだろ(どきどき)。発売されたら確実に修論そっちのけで読んでしまうこと請け合い(違う意味でドキドキ)。そんなリスクを背負ってでも森先生の作品は読む価値があると信じていますが、こんな生き方で良いですか?(笑)

 えっと、別にキリスト教信者でもなく、何かに対する信仰が厚いわけでもありませんが、トップページの絵をクリスマスバージョンに替えました(ちょうど1周間だけのトップですね)。ということでそのイラストはイラスト研究室にも収められ、ここは実に4ヶ月ぶりの更新。まだ本当に公開したいイラストは仕上がっていないのにねえ(<その前に修論を早く仕上げなさい)。

 そうそう、近頃テディの入手に苦戦している(笑)バースデーテディのページですが、少なからず(少なくともこの日記よりは)情報を提供できているようで、やはりそれなりの反響があるみたいです。先日あるところからメールをいただいて少し驚いてしまいました。始めた当初からうすうす予想はできたことですが、まさかほんとにそうなるとはねぇ。まだ決定事項ではないので詳しいことは書きませんが、決まったらそのときにでもお知らせします。なんて思わせぶりなこと言ってますが、大したことじゃないのであまり期待しないでくださいね。続報が今後何も出なければ無かったことだと思ってください(笑)。

 本日は20世紀最後でもない月曜日。実験して分析して論文書いてのペースが否応なく速くなっていく年末。もっと早くにやっときゃよかったというつぶやきが方々で聞かれるようになる時期です。特に一番聞こえてくるのは自分の内側からですが(苦笑)。


(12/19) わーいわーい復活です〜。ついに講座のサーバが動き始めたので快適ネットライフの復活なのです(ランラランラ)。作業をしてくださった先生方に感謝。これからの管理の方がもっと大変そうですが、とりあえずお疲れ様でした。これでメールの方も今まで通り、大学宛のアドレスの使用が可能となりました。ここをご覧の方で大学宛のアドレスを使われている人は少ないでしょうが、念のためにお知らせしておきます。

 さて、昨日はコロキウムもないことがわかっていたので、すっかり安心してしまったのか昼頃まで布団の中で粘ってしまい、家を出たのが午後1時過ぎでしたが、1時から工学部の授業があったことを忘れていました。が〜ん!もう始まってるぅ! と思ったのもつかの間、なんのことはない、今週は1時半からの授業だったのです。ほっと胸をなで下ろす、という言葉が脳裏を夜霧のワタシ(寒い)。で、結局間に合ったその授業ですが、なんと冬休みの宿題が出てしまいました。久しぶりに聞く懐かしいフレーズ。冬休みの宿題なんて出たの、何年ぶりでしょうか(約4年ぶり)。内容は放射線に関する本を1冊読んで「要旨」と「自分の意見」をレポート用紙にまとめろというもので、すでに何冊かそういう本は読んでいるので書くことは難しくないと思います。しかし、冬休みと言ってもおそらく修論の追い込みのクライマックスで、平行して宿題ができるかどうかが少し不安。まあこんな日記を書かなければできることではありますが(苦笑)。

 昨夜ちょっと用事があって一度帰宅したのですが、まるでそのすきを狙ったかのように雨に降られて少しブルー。行きというか帰り、つまり家に向かう時は降ってなかったのです。それが大学に戻ろうとした時にはすでに雨模様ですよ、まったく。もうちょっと早く降ってれば置き傘を使って帰っていたのに、降っていなかったもんだから当然傘も持たずに帰って大学に戻ろうとしたら雨(涙)。こういう時に限って家に傘が置いてないのです。なんか、以前にもこんなシチュエーションがあったような・・。あめと言えばキャンディですね(強引な展開)。最近よく食べている飴のひとつに黒ごまキャンディがあります。その理由は、甘さもしつこくなくカリッと噛めば黒ごまの香ばしい風味が口の中に広がることはもちろんのこと、胡麻の栄養に期待しているところがナキニシモアラズ(おやつで生きている)。だいたいにおいてこの飴は合格ですが、不満を挙げればキリがありません(例えばアパートの隣人が車持ちだとか、生協がテディを入荷しなくなったなど<関係ないやん)。特にカリッと噛むことを前提に作られていて歯ごたえがいまいち甘いところが解せませんね。生まれつき飴は噛むようにできているので、噛んだ時にすぐ崩れてしまうような飴は物足りないのです。その歯ごたえの甘さと言ったら、ココイチのカレーの5辛の辛さくらい甘いです。えっと、なんだかんだ言ってますが、お気に入りには違いありません(笑)。最後に一句。甘さ控えめキャンディも、歯ごたえ甘けりゃただの飴(だからどうしたシリーズ)。

 本日は火曜日で、午前中は放射化分析のお手伝い。午後は実験、夜は論文書きましょう。そろそろ閉鎖モードかな。


(12/20) 悲しいお知らせがあります。ついに一時はその入荷量が売りだった大学生協からテディが完全に姿を消してしまいました(涙)。一昨日の段階では残りが3つでそのうち2つを買って、敢えて卑しくも1つ残しておいたのですが、昨日見たらその1つがすでになくなっていたのです(いずれもすでに所有していたものですけど)。そこでまず思ったのが、「ああ買ってた人が他にもいたのね」ということ。やはりライバルがいたのかというある種の危機感をおぼえましたね(笑)。身が引き締まる思いです。がしかし、今さらそんな危機感を抱いても何の役にも立ちません。ライバルに奪われるかもしれないテディはもうないのですから。ここにきてついに、唯一確実にテディがゲットできていた入手経路が断たれてしまったのです。最近ようやくテディのページがこなれてきていただけに更新できないのが残念。まだ半分も集まってないのにね・・。と、人情的にはそういう悔しさでいっぱいなのですが、実際問題として、修論の追い込みのこの時期にテディが姿を消したことは非常に良いタイミングだったと思います。自分の性格からしてなまじ生協で発売され続けていたら間違いなく買っていただろうし、そのためにページの更新にも少なからず時間が割かれることになっていたでしょう(くわばらくわばら)。客観的・総合的観点から観て、少なくとも今だけでも周りからテディが姿を隠している状況は好ましいと言えますね。クマだけに冬眠しているとでも思って春を待ちましょう(笑)。

 周りには宗教に傾倒しているような人はいないですが、だからこそ集まった時などにたまたま宗教の話になったりすると議論が発熱することもあります。うちの講座ではよくありますね。昨日のおやつ時もサロンで神とか宗教の話。個人個人で信仰や神に対する認識などに微妙に差があるので、議論はいつまで経っても交わることはありません。毎回こういう話をするときに同じような議論をしているような気もしますけど、まあ議論なんて多かれ少なかれこんなものでしょう(笑)。面白ければ良いのです。この話題の中でちょっと収穫だったのは、神社などにお参りに行ってさい銭投げてお祈りするとき、どういうふうに祈っているのかに、みなそれぞれ違いがあるとわかったことですね。ある者は手を合わせるだけでまったく何も祈らないし、ある者は具体的な対象はなくてもとりあえず感謝や願いごとをしたりします。もちろん神を信じている人なら真剣な感謝と祈願を神に対してすることでしょう。神の定義にもよりますが、いずれにしても自分の祈りはテレパシィでも使わない限り自分にしか聞こえません。究極的には、自分に感謝し自分に願い事をしている行為と言えるでしょう。自分が納得すればそれで終わり、それ以上でも以下でもないと思いますがいかがでしょう。それに、具体的な言葉を頭に思い浮かべることだけが祈りじゃないような気もします。何をもって祈りとするかも人それぞれ異なっているでしょうからね。そのあたりで意見がすれ違ってしまうのでしょう、きっと。う〜ん、宗教学者ってこんなことを毎日考えているのでしょうか(<たぶん違う)。

 昨夜も一度家に帰って、夜中にまた大学に来たという分割大学生活。閉鎖モードですが世紀末モードで日記も長め。本日は水曜日で、午前中は廃試薬容器の回収があるのでその作業。前回の回収で出し損ねていた廃試薬容器がたまりにたまっています。午後は修論書いたり自主セミナの予定。


(12/21) 昨日は起きたら10時で慌てて家を出て、大学に来てすぐさま廃試薬容器の回収のお手伝いをしました。その帰りに生協でお菓子を買ったのですが、なんとそこで見たものは・・なくなっていたはずの最後のテディではありませんか! 思わず「あったんかい!」とひとりツッコミ。昨日あれほどライバルの幻影に怯えていたのは何だったのでしょう。一瞬だけどこかに紛れていたのかなあ。やはりあんな目立たないところに置いてあるテディを買うような奇特な人は、自分ぐらいしかいなかったということですね(ぎゃふん)。え〜とつまり、ライバルは自分だったということでしょうか。もちろん即購入(にっこり)。う〜んしかし、こんなにしてまで買ったテディは実はすでに2匹います(苦笑)。つまりこれで3匹目。もはや、宗教の世界と言っても過言ではありません(笑)。ああ、ついに、これでほんとのほんとに最後のテディがなくなってしまいました。あの調子だともう新しく入荷することはなさそうです。惜しいなあ。それにしても、日にちをまたいでこんなオチがついてしまうとは・・いやはや。

 昨日はなんと2度も家に帰りました。というのも、留守中に荷物が届いていたらしく連絡をくれということだったので1度目は電話をかけるために、そして2度目は荷物の受け取りのためです。夕食後の7時頃、無事に受け取れたその荷物とは、ほぼ日刊イトイ新聞で購入した「ほぼ日フレンチパーカ」です。さっそく袋から出し中身を確認。まず目に飛び込んでくるのがその鮮やかなオレンジ色。眩しいくらいです。色の選択肢にはもうひとつグレーもあったのですが、四季を通して見つけられやすい色を選びました(特に夏は誰よりも厚着になるので目立つ)。見つけられたい年頃なのです(笑)。それからもうひとつ理由があって、この色の正式名称が「orange amoureuse(オランジュ・アムルーズ)」なんですよね〜(フランス語が分かる人だけ微笑んでください)。普段なら落ち着いた感じのグレー(ちなみにこちらは「pluie de larmes(プリュ・ドゥ・ラルム)=なみだ雨」)を選ぶところですが、注文したときの気分にぴったりマッチしていたのがこの色だったんです。もちろん着てみてしばらくの間ひとり部屋の中で着心地を確認してました。ふかふかのフリースで暖かく包み込んでくれます。さり気なく付いているほぼ日のオリジナルタグが良いアクセントとなって全体を引き締めている感じです。それから大きな特徴として、左右のポケットの大きさが非対称で、さらに背中にもポケットが付いているのです。少し崩されたバランスが「美」を感じさせますね。他とはちょっと違うって、なんとなく良いでしょ?(微笑) これで暖かく冬を過ごせそうです(にこにこ)。

 そんなこともあった昨夜ですが、大学に戻るときまたもや雨に降られて少しバイオレットグリーン(ブルーとオレンジが混ざったわけね)。で、日付けも変わらんとする頃に、実験を始めたりする不規則な生活。本日は木曜日で、あ、冬至ですか。どうりで暗いと思ったら、目をつぶっていました(ブラインドタッチ?)。


(12/22) だんだん生活が乱れてきているようで、昨日は恐ろしいことにお昼過ぎまで布団の中でした。と言っても、どこぞの組織の陰謀で敷き布団の中とか高級掛け布団の中に綿や羽毛と一緒に入っていたわけではありません(それはそれで怖いけど)。一応、ちゃんと敷き布団と掛け布団の間に収まっていました(片足だけですが)。前日の無理矢理な起床のせいで疲れていたのかもしれません。ここまで寝たら開き直りで特に急ぐことはなく、家を出たのは午後2時ぐらいになりました。天気は快晴。

 大学に行って実験だぁと思っていたらその途中、K藤氏にトラップされそのまま生協に行くことに。そして動物占いの12分冊バージョンをパラパラと見たりしてました。どうやら茶色の猿らしい(どっしりとした猿とどう違うのか不明)。運勢的には来年は不安定な年だとか。まあ生きていること自体が非常に不安定な状態ですからね(だからエネルギィを摂取するのです)。安定したい人は死ねばよいでしょう。うわあ、なんか今すごいこと言いました?(笑) 口が滑りました、気にしないでくださいね(にっこり)。さてさて、動物がそれぞれ色で細分されて運勢が載っているこのシリーズの本で面白かったのがたぬきの本です。たまたま生協でばったり会ったM1のY下君が見ていたのですが、彼はなんと緑のたぬき。これじゃ、まるっきりどんべぇじゃないですか(大笑)。あと気になったのがペガサスの本が1冊もないこと。考えられる可能性は次の3つでしょうか。1)ペガサスの人は占いの本をつい買ってしまうのですぐ売り切れ。2)ペガサスの人は占いの本には興味なくて売れ行き悪いので入荷されない。3)ペガサスだけにその本も想像上の存在でしかない(上手い!)。

 話は変わってサロンに置いてあった韓国土産の味付け焼海苔について。この海苔、ごま油なども使われていてちょっとしつこいですが味はまあまあ、塩味も効いててご飯に合いそうです。しかしそんなことはどうでも良くて、韓国と言えば日本語表記です(そうか?)。おそらく日本人観光客用に日本語で海苔についての説明文が書かれているのですが、例によって例のごとく何か変。どう見てもワープロで書いているとは思えない間違いをしているのです。例えば「一月に生産される」と書かれるべきところが「一月た生産ちれる」になっていたり、「え」という文字が「之」になっていたりです(笑)。形の似ている文字を混同するというのは子供の頃よくやるような間違え方ですね。訳している人は日本語がある程度分かっているはずですから初歩的な文字の間違いをするとは思えません。と言うことは、たぶん印刷する段階で間違っているわけです。昔の印刷物のように一文字ずつ活字を並べて文章を作ってるんでしょうか。日本語をあまり知らない人がやってるんだとしたら、子供のような間違いをするのも頷けます。ちなみに、その下に書いてあった英語の文章は普通でした。

 本日は金曜日ですが、谷川俊太郎は元気です(関係なし)。そうそう、最近気になることは幸福の木が枯れかけていること(すでに枯れてるかも)。別に幸福度のバロメータじゃないですが、なんとなく不吉でいや〜ん(苦笑)。


(12/23) 昨日は午前中から午後にかけて、実験室の大掃除でした。うちの研究室では基本的に毎週実験室の掃除はしていますから、大仏さんのすす払いのように劇的にほこりが取れるということはないですが、やはりそれなりに綺麗になるものです。ことわざで言うと、「叩けばほこりが出る体」(<違うでしょ<というかことわざでもないし)。

 それから昨日は待ちに待った、生協で書籍が全点15%オフの日。目当てにしていた森博嗣先生の「工学部・水柿助教授の日常」はまだ置いてなくて残念でしたが、新書・文庫いろいろ買いました。一番の収穫はM・C・エッシャーの画集(洋書)でしょう。お値段はそれなりに張りますが、十分もとのとれる内容に満足です(にこにこ)。エッシャーは好きなアーティストのひとりで、画集は小さいのを持っていましたけど、今回のは初めて観る作品も掲載されていて、しかも作品の出来上がる過程のスケッチなどもあって非常に勉強になる画集です。いかに緻密に計算され、描かれているか伺い知ることができます。その発想、デッサン力、視点のダイナミクス、そのすべてがもはや数学と言っても良い領域ですね。とにかく思考が自由で素晴らしい(感嘆)。刺激されてイラスト意欲が沸々と沸いてきますが、描いている時間はありません。もう少しの我慢かな。

 夕方4時からは、インドの地質調査所研究員のS氏による談話会(小規模な講演)がありました。もちろん英語で。おおまかには話の内容は分かるのですが、そうは言っても英語です。ちょっと気を抜けば全然耳に入りません(苦笑)。さらに早起きがたたって眠くなるし、途中は危なかったですね(というか断片的記憶しかない・・)。S氏はえらく近眼らしく分厚い眼鏡をかけていて、少しコミカルな印象です。談話会の後はS氏の歓迎を兼ねたお食事会に参加。思わぬイレギュラーな飲み会に誘われ、予定外のアルコール摂取です。料理は鳥鍋がメインで、もちろん鳥肉は食べませんが野菜も結構あってお腹一杯に。最後の方は物理的にビールも飲めないくらいになりました。ところでこのS氏、カメラをずっと携帯していてことあるごとに写真を撮ってもらおうとするのです。談話会が終わった後も講座の人々と一緒に写真に写りましたし、食事のときも鍋をつついているところとか、しまいには座敷の上で集合写真まで撮ってもらいました(お店の人に)。いつもカメラを持ち歩いているって、まるで誰かさんのようです(笑)。S氏を見ていると、眼鏡にカメラという一昔前の外国での日本人観光客のイメージがダブりますね。同じアイテムを手にしたらどこの国の人も同じだなあと改めて思うオリオン座の輝く夜。ちなみに食事代は先生におごっていただきました。ごちそうさまです。

 そんなわけで、昨日は大掃除に談話会に飲み会で、一日が終わった感じ。そうそう、すっかり新たな入荷のなくなったテディですが、久しぶりに近々3匹ほど里子に出す予定です。あ、そうか、そのための材料を買わなくちゃでした。忘れないようにここにメモメモ。本日は土曜日で、朝からお出かけシンノスケ。午後は実験しながら論文書くべし昆布出汁。


(12/24) 昨日は前日の夜にK藤氏と申し合わせていた外出がメインイベント、つまり名駅セントラルタワーズにお出かけということで、朝10時過ぎに駅で落ち合い、東急ハンズで小物を購入後、松坂屋スガキヤでラーメンを食べ再びタワーズに戻りスターバックスクリスマスブレンドコーヒーを飲んで時間を潰した後、午後1時頃、K藤氏は初めから行くつもりだったらしい「ザ・ビートルズ・デイズ」という企画展に招待券(秘密のルートから入手したもの)で無料入場、そして押葉真吾氏とダイアモンド☆ユカイ氏(失礼ですがお二人とも良く知らず)のアコースティックライブ(それぞれのオリジナルナンバーやもちろんビートルズのナンバーも演奏)に1時間程聞き惚れ、ぐるりとビートルズゆかりの貴重な展示物(直筆の手紙とかゴールドディスクとかミミおばさん家のドアとか)を見てまわり、最後はグッズ販売を冷やかして出てきたら肩やら足が激疲れでしたが、そのまま喫茶店なんかによることもなく大学に戻ってきました(一文が長い! というか、解散後30年のあのザ・ビートルズの世紀をまたぐ展示会に行っておいて感想の一言もないとは!>いや、それほど思い入れがね・・)。

 帰ってきて思い出したことですが、せっかく街に出ておきながら365日のバースデーテディを探すのを忘れていました(デパートに置いてあるとは思えませんが)。などと無理矢理関係ない話題を振ってみたりするときは大抵の場合、予め狙いがあってこその発言ですが今回の場合は多分にもれながらも当たらずとも遠からず。ということで、依然として新たな入荷はないテディですが、箱入り娘よろしく箱に詰めてみたら溢れんばかりの雨後のたけのこ状態になってしまいこんなふう(つまりこれが撮りたかったのね)。下に埋もれているクマ多数で少し可哀想ですが、これでも里子に出して少しは減った方なのです(減らしたいのか?)。あと、写真ついでに意味もなくマスコット犬とみかんをここに。このみかんは一昨日の食事会のときのデザートを持ち帰ったものですが、3度の飯よりみかんが好きな(少なくとも15度以下の冷たい飯よりは好き<温度のことか)自分が果たしてお正月まで手を出さずにいられるかどうかという、忍耐力の試験をしているわけではなく、単にコンピュータの上に乗せて暖めているだけ。え、なぜ暖めているかって? ふふふ、それはまた別の機会に・・(こうやって書くといかにも意味ありげですが、つまらないことなので敢えて書かないことで誤魔化している可能性も否定できません)。

 といつになく文章がだらだら乱れているのは(それはいつもか?)、大学に戻ってきて、森博嗣先生の「工学部・水柿助教授の日常」を一気に読了したからかもしれません(この本がだらだら乱れているとは言ってませんよ、念のため)。内容はもうファン垂涎(一度使ってみたかった表現)のエピソードてんこ盛りで思わずニンマリすること数知れず(思わずだから数えられません)です。あんまり書くとネタばれになってしまいますが、先生の近況報告の拡大版というか延長版というか、変質作用を受けた日記みたいなそういう不思議な感覚の小説ですね。なるほど若い頃はそういうことがあったのか(にこにこ)とか、そうそうそういう人いるなあ(うんうん)とか、先生の日常が垣間見れ(たと勝手に思い込むことによっ)て実に幸せな気分。一応小説でフィクションだということがしつこいくらいに文章中で何度も明言されてはいますけど(笑)、もうフィクションだろうがノンフィクションだろうがそんなことはどちらでも良くて、広がる妄想とどまるところを知らずといった感じで読了したしだい。続編が今から非常に楽しみですね〜。

 量が増えるほど質は反比例して落ちていくという説がまことしやかに囁かれているこの日記ですが、修論書くよりは100倍以上は楽です(実際2年弱で書いた日記と修論の量を比較すると100倍以上にはなる<つまり修論がまだまだ書けてないということか)。しかしそれなりに時間はかかります。なんてったって、本日は日曜日なのにクリスマス・イブですからね(脈絡なし)。クリスマス・イブと言えば、何を隠そうクリスマスの前日ですよ(誰が隠した!)。365日のバースデーテディのおまけ(逆か)のマーブルチョコレートが大量に余っているので、それをクリスマスプレゼントとして方々に配らない手があろうか(反語)。それにしてもカッコ書きの多い日記だことよ(きっと「工学部・水柿助教授の日常」の影響です)。


(12/25) 昨日はほぼ半日を寝て過ごしてしまい、夕方頃から大学へ来るも人気はなし。なぜかと思っていたら、そうか今日は日曜だったかと気付く有り様。この辺の感覚はもうありません。もちろん、人が少ないのはそれだけが要因ではないことを知ってはいるけど、敢えてそれは言いますまい(苦笑)。いや別にひがんでるわけじゃないけどね(しかしそういう話題に触れること自体、ひがんでいる証拠じゃないのかと自己分析するのであった)。これといったエピソードもなしで、夕食が久しぶりにベントマンまぐろ重だったということぐらいか(のり弁じゃないだけまし)。さて、もう書くこともないのでここはひとつ、クリスマスっぽい詩でも書いておきましょう(どこがクリスマス?という質問はなし)。

 度重なる静かな夜。夜の空は星降る快晴。
 晴れの舞台に立つサンタクロース。すごく大きな袋ぶら下げやってきた。
 たまには休みたいトナカイ。いろんな夢を乗せて今宵も走る。
 ルート3は人並みに。ニヒルに過ぎ行く月明かり浴び。

 びっくりプレゼント楽しみに待つ子供達。達観しているつもりの大人たち。
 ちなみに吠える近所の野良犬。犬死にしたくない戦士らも。もうすぐ眠りにつくそのとき。
 きっと訪れる安らかなる瞬間。間もなく始まるエンドレス。すっと広がるテーブルクロス。
 スイッチひねればすぐ暗転。転ばぬ先の杖はロウソク。くつ下下がるツリーは窓辺。

 辺鄙なところもすでに夢中。中心ないのがまさに宇宙。
 宙を粉雪がさまよい。いく千もの闇を越え。えっちらおっちら降り積もる想い。
 いったい誰が隠していたのか。カーテンレールの上にへそくり。
 リンゴ・スターは左利きでも七夕生まれ。レトロな音楽聴いてはいても。
 もっと思考は深くて遠い。いわばすなわちつまりは深遠。

 遠く響き渡る花火の断末魔。魔法にかけあう恋人たちがその足もとに。
 にこりともしない寂しげな道化師。師走の暮れに情けは人のためならず。
 ずっと一緒でしたと微笑む老婦人。人が地球に存在してこそ。
 それぞれのクリスマスがあと何度。
 

 ええと、説明するのもなんですが、文尾の文字を文頭に持ってくるという、いわゆるしりとり詩です。逆から読んでも「しりとりし」です(何を言うか)。こういうジャンルがすでにあるのかどうかは不明(結構やられてそうですが)。ちなみに最後の「あと何度」は森先生の詩から勝手に使わせていただいた表現であることを明記しておきます。

 紙袋の底になにげに見つけたひと粒の黒ごまキャンディに幸せを感じる今日この頃(せこいなあ)。本日は月曜日。平日ですしいろいろ追い込みの時期ですので、おそらく大学はまた賑わうことでしょう。そうだ、年賀状をまだ書いてなかった。


(12/26) どうでもいいことですが、昨日の詩の出だしをこっそり修正して循環させてみました。こっちの方がよりしりとりっぽくて良いかなと(にこ)。さてと・・。

 昨日の月曜日は、ようやく目を覚ましたと思ったらなんとそれが3度目の起床で(つまり3度寝してるわけだ)、すでにお昼過ぎ。良いお天気だったので夜の3時くらいに洗っておいた(近所迷惑な話だが、少なくとも隣人はこちらと同じような生活パターンなので文句を言われることはないだろうと判断し遂行した)洗濯物を★(変換失敗)じゃなくて干し、気分は爽快、多分愉快(意味もなく韻を踏んでみました)。それから、生協で買っておいたインスタントラーメン(乾燥製法とかってやつで50円という破格の値段のわりには結構美味しくいただける代物です。ちなみに札幌ラーメンで味噌味)を茹でて食べること3分。この一連の作業(作業だったのか)をこなす間に、冷えた体を温めるためのお風呂を沸かしているという、朝から効率の良い生活をしています(敢えて書いていませんが、もちろんこの作業の中には生理的欲求に起因する行動も含まれていることをここに付記しておきます。<書いてるがな)。お風呂に入っていた時間はおそらく1分〜1時間の間(このように値の幅を広く取ることは、主観的観測データからくる誤差の広がりをカバーし、正確ではないものの間違ってはいない値を示すことを狙った、いわゆる安全策を採った結果であるが、その反面チャレンジ精神に欠ける判断だということも否定できないのが、常に誰も踏み入れたことのない領域を歩むのが理想だと思っておられる研究者諸兄にとっては少し不満の残るところであるかもしれない。<何の話をしているのか)だったでしょうか(もう何が『だった』のか記憶の彼方)。えっとどこまでいったのかな、あ、そうそう、お風呂上がりは効果てきめんで芯までぬくぬくになりました(ここで『ほくほく』と書いてある場合、焼き芋を芯まで温めていたと思っていただいて十中八九間違いないだろう。しかし、お風呂で焼き芋を温めるのは、焼いたものをさらに茹でて良いのか?という後ろめたさが伴う行為であることも否めない)。温まった体が冷えないうちに家を出て自転車にまたがること約5分(またがっていただけなのでまだ家にいた、というオチは用意されておりません)。大学に到着後もれなく、違う違う、まもなく実験というかサンプル作りというかそういう感じのことを、ぼちぼち始めみたんだけどなんかイマイチしっくりこなくてさ、どうでもいいやなんて半分投げやりで力を抜いてやってみると案外さくさく進んじゃったって感じ(やる気のない学生を演じてみました)。夕食もほどほどに夜もサンプルの調製を続け、今に至っています(測定日を考慮すると、このままサンプルを作り続けるのが理想的なのですが、いかんせん本日は忘年会の予定がありますので、一度寝ておくべきだという気運が高まりつつある深夜です)。

 このように、特に書くこともなかったので日常生活を詳しく書いて誤魔化してみました。がしかし、その裏にある本当の目的(と言いつつ、日記に目的もへったくれもあるのか?という疑問を抱かないわけではありませんが、そこはまあ、大目に見てやってくださいませ)は、本文(ということは副文とかもあるのかと問われると、返答に困り果て勢い余って扁桃腺を腫らしかねないほどナイーブな私ですが、ここもどうか目を瞑っていただきたい)よりもカッコ書きの文章(こういう文のことですね。にっこり)を長くしてみようという、くだらない趣向(それほど大それたものでもありませんけど、こういうふうに文章の途中に長々と関係ないことを書いてみたいなとは以前から思っていました。そして実行に移したのは明らかに『工学部・水柿助教授の日常』を読んだ影響が強いことは確かです)にあったのです(いやあしかし、読みにくい・・苦笑)。

 本日は火曜日で、できる限りサンプルを作るべしの研究活動と、今世紀最後になるかどうかの忘年会の2部構成。にこにこどきどき(なぜどきどきしているのかは、生きているからです。とわざわざ最後までカッコ書きで何でもない説明を加えてみるしつこさが、今回の目的を達成する原動力になったことは言うまでもありません、と言っておきましょう)。読みにくくてすみません(笑)。


(12/27) 閉鎖モードだったことを思い出しました(笑)。ということで短かめに。昨日は朝から雪が舞い、寒いことこの上なし。目論見通り早起きに成功して大学へ。それからはサンプルをひたすら猿のように作り続けました(猿はサンプル作らないけど)。途中一度家に帰り、昼食にパンを食べてから再び大学へ来てサンプル作り。しかし時間的問題から全部仕上がる前に夕方を迎えてしまい、作業は否応なく中断。夜からの忘年会へと向かいました。

 さて、その忘年会。客観的記述をすれば、予約なしで入ったはじめのお店で、他の客の予約が入っていたにもかかわらずそれを店側が曜日を間違えていて、結局途中で我々が追い出されるはめになった(割引はしてもらったけど)というアクシデントはありましたが、まあまあ、それなりに、程よく、和気あいあいで、滞りもなく、無難に、楽しく飲めたと言えるでしょう(にこにこ)。料理も美味しかったです。ここに居たのが2時間半くらい。場所を移しての二次会でも、ぶっちゃけた話が出たり入ったりで一喜一憂ありやなしやでしたが、それもまあお酒の席には付きもので、放射化分析におけるエネルギィ校正とか、バースデーテディのマーブルチョコレートみたいなものでしょうか(例えが分かりづらい)。ときに甘くときにニキビのもとにもなるのです(さらに説明が意味不明)。しかし、今回は遅くまで無茶して飲み続けるということはなく、みんな冷静に終電とか気にしながら早めにお開きとなりました。このメンバで新年会があるとすれば、ず〜っと先の2月の終わり頃か。お互い修論で大変だからね〜。ということです。しかし、完全に飲み会サークルと化しているな(苦笑)。

 ちなみに、主観的記述は、今はまだちょっと精神的ダメージがなきにしもあらずなので控えさせていただきます(ちくちく)。一言で言えば「あほくさ〜」なのですが、そんなこと言えるまでにはもうしばらく時間がかかるでしょう(言ってるけど)。しかしこのまま諦めきれようか、いやきれまい(何の話をしているのか)。ということを書いていると、またK藤氏あたりからちょっかい出されそうなので、この辺でやめとこう。未来の自分がここを読んで、「若いなあ!」とか「それが青春だよ明智君」などと笑い飛ばしてくれることを祈るばかりです(ちくちく)。

 本日は水曜日。作ったサンプルの測定日ですが、現段階ではその半数以上がまだできていません(笑)。しかし心配することなかれ(誰が?)。残った作業は放っといてもできるものなので徹夜はしなくても大丈夫です。あとはアルコールの入った体にむち打って早起きができるかどうかというところ。早起きは山門の敵だ!と言ったのは僕ですが、意味が分かりません(なら書くな)。こうやってくだらないことに思考力を使ってバランスを取っている毎日です。


(12/28) 忘年会では日本酒ばかり飲んでいたのが功を奏したのか、昨日の朝は二日酔いの症状もなくすんなり起床。大学に来てさっそく一晩寝かせたサンプルの仕上げにかかるその前に、T辺氏とともに学生部屋の掃除。その後サンプルは着々と出来上がっていきましたが、結果的にはその日のうちに測定することは不可能になりました。もうひとり同じ測定装置で測定するT中氏が先に装置を使っていたのですが、いろいろアクシデントがあり結構長引いてしまったのです。しかもまだ終了していない様子で、翌日に持ち越され一緒に測定することになっています(つまり今日)。まあそういう内輪の話は置いときまして。

 入荷の方はすっかり滞ってしまった感のあるテディですが、配送業の方は依然活発な模様(ひとごとみたいに)。昨日も5体ほど送り出しました。なかなか名残惜しいテディたちの旅立ちで、どの子の顔もどことなく何か納得のいかないところでもあれば、これがほんとの「5体不満足」とか言ったりできますが、ぬいぐるみのように無表情で判別不可能だったのでそんなことも言えなくて残念です(言ってますが)。郵便局が特に忙しくなるこの時期、無事に山口(中国地方は初かな)に到着することを祈っています。

 実は昨日の深夜、布団の中で泣きました。なんて書いたりしたら少なからず「おおっ」と乗り出す人もいることでしょう(特に身近にいる人たちは)が、嘘です。期待した人ごめんなさい。泣いてなんかいません。ひょっとしたら今日は泣くかも〜と半分期待していましたが、結局そうならなかった理由としては、まだ泣くほどでもないのか、もう泣くこともできないのか、あるいは心のどこかで防火シャッタが降りたのかのいずれかだと分析しています(さあだんだん湿っぽくなってきました)。大人になってから泣くことなんてそうそう滅多にあることじゃありません。まあ、映画などを観て泣く人は結構いますね(余談ですが今まで観たもので本当に泣けたのは、確か所ジョージが主演で先生役をしている映画かドラマだったと思います。マニアック過ぎて題名分からず)。少ないとはいえ普段でも、ある人は悲しさから、ある人は悔しさから、またある人は己のふがいなさから涙を流すこともあるでしょう。そういうのを期待していたんですけどね〜。結局は泣いてません。我慢強いのか素直じゃないのか。泣いてしまえば楽になるのにね、きっと。

 と、一見まるで自分が泣きそうだったかのように書かれていますが、実はこれ、インターネット上で催されている「夜な夜な夜泣き選手権大会〜赤子の部〜」の生中継で、今日こそは泣くかもと期待されていた赤ん坊が結局泣かなかったことを描写した叙述トリックだった、というオチではフェアアンフェアか。その場合、もちろん湿っぽくなったのはお漏らしのせいですね(笑)。念のために断っておきますが、フィクションですよ。深読みしないように(するのは勝手だけど)。

 本日は木曜日で大晦日イブイブイブ、もしくは晦日イブイブ。今日は測定できることを期待。最近この日記のディフェンスが下がり気味な気もしますが、世紀末なので善しとしましょう。


(12/29) なるほど、心の波も地震波のように減衰するもんだなあ、と感じる今日この頃(震源地はどこかな)。昨日は朝から夜まで測定をしつつさらにサンプルを作ったりの一日でした。

 さて今夜もいろんなコーナが目白押し。まずは恒例「今日のテディ模様」から(そんなコーナあったのか)。え〜、昨日の午後1時半頃、測定の合間にテディのメイを送り出してきました。どこへ旅立ったかと言えば長野です。たぶんもう雪やこんこでしょうね。標高が高くて気圧が低いところでもおそらくテディは大丈夫です(何が?)。しかし、どんどん巣立っていきますね。そのうち宇宙遊泳までしそうな勢いです(笑)。これで今年はおそらく里子の出し収めでしょう。新たなる世紀を迎えたそのとき、次に里親になるのはあなたかもしれない(なんじゃそりゃ)。

 そして次は久しぶりの「商品にいちゃもんをつけよう!」のコーナ(<前回はいつやったの?)。昨夜、夕食とも夜食ともつかない食事をK藤氏とともにコンビニで買ってきて、サロンで食べていました。食べたのは電子レンジで温めるご飯とレトルトパックのカレー。ご飯とカレーが一緒になっていて同時に温めるタイプのやつも売られていましたが、量と値段のバランスからバラバラのもの買ったしだいです。レンジで温めたご飯の上に、お湯で温めたカレーをかけて結構美味しくいただきました。まあ、これに対しては特にいちゃもんはありません(笑)。さて一方、K藤氏が食べていたインスタントラーメンですが、とんこつバター味とかいうやつだったと思いますが、スープの他に別袋で固形のバターが付いているのです。これを入れたは良いが脂っこくて最後の方はしつこいくらいだったそうですが、そんなことはどうでも良くて、問題はそのバターの袋に書いてある言葉で、「バター状ブロック」というもの。言いたいことは分からないでもないですけど、なんとなく違和感を感じずにはいられません。それを言うなら「ブロック状バター」とちゃうんかい、と思いませんか? 「バター」は物質を表している言葉であって状態を表すものではないと思うのですがいかがでしょう。そう、例えば「枕状溶岩」と言うべきところを「溶岩状枕」と言うようなものですよ。もしくは「縞状鉄鉱鉱床」「鉄鉱鉱床状縞」と言う違和感にも似ています。ってこれじゃ比喩がマニアックすぎか(笑)。え〜とそうですねぇ、もっと分かりやすいところでは、「サイコロステーキ」の場合を考えてみましょう。この場合、「サイコロ」は「ステーキ」の形状を表す修飾語として働いていてあくまでもステーキが主体ですよね。これがもし「ステーキサイコロ」だったら全然別物になってしまい、双六をするときステーキで作ったサイコロを転がすのか(エンピツサイコロみたいに)と不安になってきます。「バター状ブロック」なんて言ったら、バターでできたレゴブロック(ダイアブロックでも可)かと思っちゃうじゃないですか(溶けそう)。同様のものに「糸こんにゃく」とか「氷砂糖」とか「ぞうり虫」とか「金太郎飴」(これは違うか)などがありますね。あ、それから「鉄砲水」なんていうのは「水鉄砲」となって、別物ですが意味は通じてしまうので使用には注意が必要です。

 本日は気付けば金曜日。年内に日本語である程度まで修論を書いておきたいところですが、実験をしながらだとどうも集中できなくて書けません。やっぱり頭を使うことはまとまった時間がないとできないですね。そんなことを書いてる時間があるなら論文を書けと言われそうですが(苦笑)。


(12/30) 昨日は午前中から4年生のO田君と休館中のアイソトープセンタに行って、ちょっとした問題が発覚で時間をロスするも、なんとかサンプルの測定を開始することができました(自分たちのじゃないけどね)。その作業が終わったのがすでにお昼前。昨日から生協の食堂はお休みなので、昼食は外食でした。休日はすっかり御用達となった大桐(そば処)です。しかし入ったのがちょうど昼食どきで、我々は4人でしたが店は満員、しばらく待ってようやく席に着けたほどでした。しかもお客さんはどう見ても大学関係者ばかりですね(笑)。N大学近くで食事ができるところは限られているので、生協が休業中のときはどうしても大学関係者で混み合うようです。ウェイトレス(と言ってもおばさんですが)が2人いるとはいえ、料理を作っているのは店のオヤジさんひとりなので、注文してから出てくるまでに結構時間がかかりました。いつも夜しか行ったことがなかったので、あれほど待ったのは初めてですね。しかし、待つ価値のある料理を出してくれるお店だとは思います(少なくともハンバーグ屋よりは<偏見入りまくり)。お代はY本助教授先生におごっていただきました。「20世紀最後のおごりだ」とおっしゃっておられましたが、それには「20世紀最後のごちそうさま」でお答えしたしだいです(笑)。

 午後は、残っているサンプルを作りつつデータ解析などをシコシコ。あっという間に夕方になり、その頃は強烈な睡魔に襲われていました。そうこうしているうちに忘れてしまいましたよ。20世紀最後の半額フィレオフィッシュを食べることを。いや、正確にはずっと前に食べた半額フィレオフィッシュが結果的に20世紀最後になったわけですが(笑)。まあ、そんなことを言ったら、20世紀最後にiMacを買ったのは1年前ですし、20世紀最後に成人したのは4年前で、20世紀最後に転校したのが14年前になりますし、20世紀最後に離乳食を食べたのが23年前(推定)で、20世紀最後に生まれたのはなんと24年前ということになってしまいます(笑)。心残りは、20世紀最後の結婚ができなかったことか(まだ2日ありますが)。

 さて、夜になって残ったサンプルも一通りできあがり、あとは測定するだけです。しかし、これで修論が終わるわけじゃなくて、まだまだすることはいっぱいあるのです(溜息)。論文は遅々として進まず。メールのリプライなどが遅れたりしますがご容赦を。本日は土曜日。全然年末という雰囲気も世紀末という感慨も感じられないのは、テレビも新聞も見ない生活だからでしょうか。実に平和な毎日です。大晦日くらいはゆっくりしたいなとは思いますが、HP更新作業に追われている自分の姿が見えます(笑)。<ズバリ、そんなときに誰も見に来ないであろうに!


(12/31) 昨日の未明、帰ってから年末の雰囲気を感じようとテレビをつけてみたら、なんと「CUBE」が放映されていました。たしか以前ビデオで観た映画です(日記にも書いたはず)。サスペンスミステリィと言う感じで、お金をかけずに上手く作ってある映画だとは思いますが、年末にやる内容か?という疑問がナキニシモアラズ。思わず最後まで観ちゃったじゃないですか(<観てるがな<ミステリィ好きですから)。その後どうやらテレビはツケッパ(つけっぱなしの略)で寝てしまったらしく、お昼前に目覚めたときもついていました。お風呂であったまって大学にやってきたのが午後2時頃。O田君とともに放射化分析の様子を見に行って、それから残っていた自分のサンプルの測定が6時くらいまで。夕食後、気分転換にと、久しぶりにスーパへ買い物に出掛けました。買ったものはカレーの食材もろもろと、お正月と言えばみかんミニ鏡もち(ちなみにテディは見つからず)。へ理屈をこねてなんだかんだ言ってきましたが、こうして正月アイテムを買ってしまうあたり年中行事に弱いのは明らか(笑)。まあお正月はわりと意識する家庭で育ったので。ただ、いまひとつ21世紀だということでは浮かれることができませんね。だから、「今日で20世紀も終わりか・・」みたいな当たり前の言葉は恥ずかしくて口が裂けたら言えません(痛い痛い)。

 さて、本日は日曜日で大晦日。今日で20世紀も終わりです(笑)。つまり、これが20世紀最後の日記か。これを期に終わらせてしまっても良いのですが、どうせ明日になればそんなこと忘れて21世紀最初の日記を書いていることでしょう(20世紀最後の予言)。最後ぐらいは素直に、1年を簡単に振り返ってみましょうか。しみじみと。え〜と今年も、思い起こせば1月から12月まで、嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、切ないこと、いろいろありましたが総じて言えば、寝てばかりの一年でした(一日の3分の1は寝てるので一年では4ヶ月間も寝ていることに)。まあそんな感じ(それだけか!)。詳しくはそれぞれの日記を参照してください(20世紀最後の手抜き)。

 前を見ていきましょう。いや待てよ。自分がバックしている時に前を見てたら危ないかもだな。あ、でもそのときはミラーを使えば良いわけか(と、ひとり納得)。ということで、ミラーを使って後方を確認しつつ、来年の抱負というか予定などを少々。まず、大きなイベントとしては修士論文の提出と発表があります。これがもうとりあえずの至上課題で、今はこれに向けて鋭意休息中(<休んどるんかい!)。そして4月からはたぶんドクタコースに進んで、より就職と結婚から遠ざかる日々・・いやいや、さらに充実した研究の日々を送ることでしょう(前向きに前向きにと)。そして夏を迎え汗を流し、秋を朗らかに過ごし、冬に吹く木枯らし(韻踏んでるだけだし)。あ、ありましたありました!大事な抱負が。「今年ちっとも読めなかった60冊近くの未読本を読破すること!」これに尽きますね、やっぱり。もう来年の抱負はこれだけで十分です(笑)。6日に1冊ペースでいけそうですが、1月、2月はおそらく修論でつぶれるので、実際は5日に1冊ペースぐらいでしょうか。いやいや、それに加えて新刊本も買ってしまうはずだからさらに増えるわけか。うわあ、我ながら達成困難な抱負を掲げてるなあ(笑)。読めるかな(どきどき)。さて、この抱負を明日も「今年の抱負」として書く確率は? ところで、引っ越しの話を忘れてないか? それを言うなら携帯電話は結局どうすることになったのだ? 年賀状は書けたのか? などなどの謎を残しつつ、残念ながらお時間となりました。20世紀ともそろそろお別れです。最後に一言、電気をありがとう

 果たしてこんな発散状態で世紀を締めくくって良いのかという内なる声を抑えつつ。良いお年を・・(来年につづく?)


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