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日々これ勉強(2000年10月の前半)

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特別10月診断書(の前半)

(10/1) 昨日の土曜日は朝からちゃんと大学に来て、講演会レポートをメモを見ながら書いていました(研究じゃないのか)。しかし、結構抜けているところがあって、かなり推測や想像で補っているというのが現状(苦笑)。書き上がる頃には、一体誰の講演会のレポートなのかわからなくなる可能性がナキニシモアラズ。万が一そうなったときのために、念のため言っておきますが、森博嗣先生の講演会ですよ(にっこり)。その作業が午後3時くらいまで続き、その後はコーヒーブレイク。曇天の午後5時、秘密活動のため金山駅まで男3人でバスを使って出かけました。そこでもうひとりの男と合流して、午後6時頃、ほぼ全員集合。いやいや、う〜ん、なんだかどういう風に書いても分かってしまうので白状しますが(笑)、いわゆるよその大学生との飲み会でした。詳しくは書きませんが、終止なごやかムードで、もう過ぎ去って数日になる誕生日を祝ってもらったりして楽しくお酒が飲めました。しかし、気付いたら6時過ぎから12時前までの時間、ずっと同じ店で飲んでいたという快挙(?)。2、3時間しか経っていないと思っていたのでビックリです。どうりで飲み過ぎたわけですね。後半は少し気持ち悪くなって理性を保つのがやっとでした(苦笑)。みんな帰っていったのは最終電車でしたからね。よう飲んでたなあと改めて感心。お疲れさまでした。そしてありがとう〜(>関係者の方々)。無事大学に戻ってきたのが午前1時頃。そのあとサロンでしばらくお茶を飲みつつ、いつものように(?)ほれたはれたの話に華が咲き、とは言わないか、つまり、何というか、ちょっとした意見の食い違い、はたまた表現方法の微妙なズレが原因のいざこざ、いやいやそこまで深刻なものではないね、要するに、ある種の確執を持った者どうしがぶつかる言葉を介するが故の障害とでも言いましょうか、そんなことがあった深夜のサロンでした。まあここから導き出せる教訓があるとすれば、「言葉とは不自由である」ということかな。いくら相手の意見を理解していようとも、口に出した言葉が相手に伝わったとき自分の思いも同時に伝わっていると思うことなかれ。所詮言葉は信号。単位時間当たりに発信できる情報量が決まっているとき情報量を増やそうとすれば、それだけ時間がかかります。うわあ、なんか偉そうなこと言ってますね(笑)。もちろん、自分のことは棚に上げての意見です、はい。本日は日曜日。午後からは非公式森ぱふぇ名古屋オフ、正式名称那古野コネクションの活動で桑名まで出かけます。ああ、早く名刺を作らねばねば。


(10/2) 山形土産を食べながら(自分で食うのか)。昨日はオフ会当日であったにもかかわらず、午前4時の就寝で、9時頃、国勢調査のおばちゃんが家にやって来なかったら寝坊していたかもしれません。思わずおばちゃんに深々と頭を下げて「ご苦労様です」と言ってしまいました(笑)。ほんと感謝です。さて、そんな風に起こされ10分くらいで調査用紙への記入を済ませ、しばらく後再びやってきたおばちゃんに用紙を渡し、急いで大学へ。1時間ほど、オフ会で交換する名刺を印刷してたら、時間がぎりぎりに。えっと、ここからは森博嗣先生の作品「黒猫の三角」を既読でない方にとっては、あまり楽しめなくて、ネタばれになる記述もあるかもしれませんので、あらかじめご注意願います。昨日は那古野コネクションの定例オフ会があって、はじめの集合場所は名古屋駅のナナちゃん人形です。結構慌てて集合場所に向かったら時間ちょうどに着くことができました(安堵)。ここで集まる会員は8人。Kずえさん、Sずかさん、Kつさん、Nぶながさん、Freeさん、K田一圭さん、Aなあなさん、そしてこのSばしんというメンバです(いつもながら伏せ字の意味なし)。全員が揃ったところで、近鉄に乗ってオフ会場所である桑名に向かいました。電車の中ではもちろん森ミステリィに関する話題が。その他いろいろ話して桑名駅に到着。たぶん、桑名の地に降り立ったのは初めてだと思います。ここでさらに、S生青さん、Akiraさん、Lady Leeさんの3人と合流。11人で桑名駅からメインの目的地である六華苑(旧諸戸清六邸)に向けて歩きました。その様子がこれ。15分くらい歩くとやがて川沿いの道へ。そして見えてきました六華苑。近づいて見るとこんな感じ。ここで最後の参加者、Kさんと合流。入苑料を払ってさっそく中へ。え〜さて、六華苑とは「黒猫の三角」で事件の舞台になっている「桜鳴六角邸」のモデルとなった建築物で、それを実際に見学しようというのが、今回のオフのメインイベントです。六華苑自体の詳しい説明はここに書いてありますが、読めないかもしれないので軽く説明しますと、大正時代に建てられた、洋館に和館がくっついていて行き来できるという、いわゆる和洋折衷の屋敷です。道に導かれるように庭を進むと建物がこういう風に見えてきます。さらに近づくとこんな感じ。こっちからは主に洋館しか見えません。別の角度からはこれ。まずはまだ館内には入らず、木陰のある芝生の上で自己紹介&名刺交換と相成りました。とここまで書いて、今非常に眠いので一時中断させてもらいます。とりあえずここまでをアップ。

今日は朝方雨で、お昼現在は曇り空。一昨日の天気も良くなかったことを考えると昨日の天気は奇跡的に快晴でしたね。というわけで六華苑見学の続き・・

名刺交換をそれぞれした後、使用人の出入りはここからしか許されてなかったという北側の内玄関棟から入館。入ったところはこんなふう。大抵は年輩の人ですが結構見学者は多いです。廊下を南側へ進み、まずは洋館部分へ進入。開放されていない東側にある玄関から眺めたホールとか、食堂とか、トイレとか。2階へ上がって女中室の窓から見た和館部分。驚いたのは、ここには2階にもトイレがあって、しかも建物が完成した大正から水洗だったということです。お金持ちは違うなあという感慨にふけりつつ、東側、つまり玄関の上にある寝室へ。ここが例の事件が起きたところですね〜(妄想)。これがその窓から見たロータリィで、練ちゃんはどの辺にいたのだろうかと想像したり(笑)。そして寝室の南隣にある書斎。ここまで見てきて、やはり作品の中に出てきた建物のイメージとは違うところが多いですね。森先生による設計の追加がなされてるんだと思われます。まあしかし、そうは言っても雰囲気は十分、妄想は膨らむばかりです。ふと目をやると部屋だけでなく、例えばこんなスイッチなんかにも時代が感じられます。次に1階に降りて西側にある和館部分へ。まず目に入るのが長い廊下。ちゃんと主人・来客用の畳部分と使用人用の板張り部分が並列になっています。部屋に入って縁側から南の庭を眺めるとこんな感じで、一番広い和室はこういうふう。さらに進んで庭の池を望めます。奥へ行くと和館のトイレ。まだ着物を着ていた人のために広く作ってあったのだとか。この和館部分の一番西にはこのように一番蔵がくっついています。ちなみにこの建物の創建図これ。洋館部分と和館部分では、設計のとき長さの単位はやはり別々にしていたのだろうかということが話題になっていました。次に、外へ出て別の建物を見て回りました。これが、内玄関棟の北側にある二番蔵で、その西側にはかなり大きい番蔵棟があって、その入り口(写ってるのはLさん)。この番蔵棟にはこんな廊下もついています。その南側にある離れ屋(写ってるのはFさん)を横目に見つつ、西に行くと突き当たりに旧高須御殿というお茶室のようなところがあります。正座なんかしたりすると落ち着く空間です。戻って先ほどの離れ屋の中はこんな感じ。ここで抹茶を飲ましてくれるようですが、飲みません(笑)。ここの廊下も畳みと板張りが並んでいます。これで、六華苑の建物内部は大体見学し終わって今度は庭にまわって外側から眺めることに。洋館部分の塔を見上げるとこんな感じで、少し離れて東側の温室のある庭園から見た洋館がこれ。南側の庭へまわって、東南方向から見るとこんな感じで、南から池を挟んで林の中から見るとこんなふうで、さらに進んで南西方向から見るとこうなります。ちなみにこれが洋館部分と和館部分のつなぎ目。そして六華苑の見学は終了。
小休憩の後、おまけのイベントとして予定されていたマイカル桑名ツアーに全員が行くことに。ここのマイカルは森先生が奥さんとよく行かれることで有名なところで、ファンなら見逃せません(笑)。そこまでは結構な距離があるので車で来られていたs生青さんとKさんの車に合わせて8人が乗って、残りは駅からバスとなり、現地集合ということに。誰が車に乗るかは希望者でじゃんけんをして決めました。この私は駅まで歩き組でした。来た道を引き返す途中こんな犬に吠えられる歩き組とか、いろいろ話つつ桑名駅からはバスに乗り、一路桑名マイカルへ。メンバはKつさんとFさんとLさん。午後4時頃到着。へんぴなところに建つそのマイカルの異様な大きさにまず驚きました。例えるなら巨大なショッピングセンタです(そのまま)。そして広さを感じさせないくらいの人の多さ(日曜日だったからか)。噴水の広場というところで待ち合わせだったのですが、そこではFM三重の公開放送がされていて人だかりができていました。全員が揃ったところで新たな待ち合わせ場所を決めて5時半までは自由行動することに。服を物色したり、喫茶店に行ったり、それぞれ好きなことしていたようです。なんて言ってる自分はピンクハウスワールドカールヘルムの服を見たり触ったり、あとはCDショップでついに見つけたサウスパーク映画版のサウンドトラックを手に入れたり(これはかなり嬉しい)、しまいには普通に食料品売り場でシチューの食材を買ってしまったりしてました。こんなときにねぇ(笑)。そうこうしてる間に時間がきて集合場所へ。とりあえずこれでお開きにして、バス停にてS生青さんとKさんと別れ、残りの10人はみんなJRで名古屋まで(JRの方が100円も安いことを知って少しショック)。名古屋に戻ってきてLさんとは別れ、残った9人は飲み屋で二次会となりました。ここで3時間くらいいたでしょうか。なかなかマニアックな話もありましたが(笑)、楽しいひとときでした。第2回那古野コネクションに参加された皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。なんとか軌道に乗りつつありますね。次は忘年会ですかあ。なんか飲んでばっかりな気がしないでもないですが(苦笑)、これで良いのだとあのパパも言っていますしね(だから何?)。以上、那古野コネクション〜秋〜でした。


(10/3) 昨日は朝から雨。しかし大学へ向かう頃には上がっていてラッキィ。生協で昼食やらテディやらを購入ののち研究室へ。それからはオフの日記を書いたりしつつ、研究関連でひっぱりだこで(遣われているとも言う)、気がつけば夕食でした。夜はこつこつと講演会のレポートを作成。まだ途中までしか書けていませんがとりあえずミステリィ研究室にアップ。またまた長くなりそうな気配です。その主な要因は記憶の曖昧さを補うための想像による無駄な記述の多さでしょうか(苦笑)。週末、留守にする前までに仕上げたいところであります。夜な夜な「サウスパーク」のサントラを聞いていますが、桑名まで行って買った甲斐がありますね。内容は英語の分かる人が聞いたら、笑い飛ばすか怒り狂うかどちらでもないかのいずれかの反応をするような下品なものですが、聞いてて楽しいです(つまり英語がわからない)。本日は火曜日。放射化分析のお手伝いと自分の実験の準備もしないと。夜はレポートの続きを書く予定。


(10/4) 窓を開けていると昼間でも涼しい風が入ってきます。もうすっかり○○ですね(さあ○○の中に入る言葉は何?)。昨日は突き抜けるような青空でこれでもかと言うくらいの快晴。見上げると思わず目から涙が・・と思ってたら焼き芋を焼いているたき火の煙が目に染みていただけだったりとか、そういう感じ(どういう感じ?)。夜更かしの後、追い討ちをかけるかのようにモーニング娘。のDVDを観てしまって(笑)、帰宅は午前5時頃でした。そんなことしてるなら講演会レポートを書けばいいのですが、書けるほど起きてられなかったけど観られないほど眠くはなかったという状態だったのです(<というか早く寝ろ)。それで起床はお昼前。いつものように生協に寄ってから研究室へ。午後3時頃に昼食を食べて、夕方は放射化分析用のサンプルが届き、うちの助手先生をはじめ数人でアイソトープセンタへ行って、だいたいの作業手順を教授させていただきました。もう免許皆伝です(だいたいでも良いのか!)。そろそろ他にも作業できる人がいないとやってられませんからね。働いてもらいましょう。これで少しは自分の研究に打ち込めるでしょうか(ふっふっふ)。そうそう、最近また大学にいる野良猫に子供が生まれたようで、夕食前に少し戯れてきました(笑)。もうムッチャ可愛いですよ〜(にこにこ)。子猫は2匹いていずれも好奇心旺盛ですぐ寄ってきます。近くに親猫がいるのですが、子猫が人間にもてあそばれていても全然気にとめる様子もありません。すっかり人に馴れた猫ですね。少し暗いですがフラッシュなしで撮った写真がこれ(可愛すぎる)。そして昨夜は予定通りレポートを書いて更新しました(まだ完成はしていませんが)。本日は水曜日。明日からは学外セミナなのでそろそろ準備をしなければならないので少し憂鬱(主に荷造りが<またか)。


(10/5) まだ荷造りはできていません(苦笑)。窓を開けていると夜中は寒いくらいの空気が入ってきます。もうすっかり○○ですね(さあ○○の中に入る言葉は何?/答:4時)。昨日も結局午前5時頃寝て、昼前に大学へ。生協で雑誌と昼食を購入。いつも同じことやってますね。まあ、いつも同じ人間ですから、仕方ないでしょう。ふと思ったのですが、ある日起きたら別人になっていた、と言うときの別人って見かけだけでしょうか。頭の中身まで別人になっていたら、どうやって別人だと認識するのか不思議です・・。う〜ん、解答出ず。大きな声では言えませんが、昨日はほぼ一日中(ついさっきまで)講演会のレポート作成に時間を使っていました。そのおかげでなんとか書き上げることができたので、ミステリィ研究室を更新しておきました。そして今夜は徹夜です。今日からの学外セミナの集合時間が朝早いことと、放射化分析の方でちょっとしたトラブルがあり、定期的にアイソトープセンタへ行く必要が生じたためです。もうそろそろ眠くなってきましたが、もう少し頑張りましょう。本日は木曜日。前述の通り、今日から3日間、7日まで学外セミナで淡路をはじめ兵庫の方まで行っているので、更新はありません。メールも見ることができません、あしからず。

さて、いろいろ身辺整理をして、一度家へ帰り荷造りを始めたのが集合時刻の30分前(うわ〜)で、もうてんやわんや。毎回同じようなことしてますね。ギリギリです(成長なし)。というか遅刻です。家を出たのがすでに集合時刻でした。さらに研究室に置いてあった荷物まで取りに行ったもんだから集合場所に行ったのは結局15分遅れの8時15分。徹夜したのに遅刻とはこれいかに。正直に言いますと、出発時刻が8時半だと知っていたため半ば確信犯的に遅れてしまったのです(つまりわざとか)。いやたとえどんな理由があろうとも実害がなかろうとも遅刻はいけません。反省してます。ごめんなさい。負けず劣らずさらに遅れて来た人もいたのですが、出発はほぼ予定どおり、一行を乗せたバスはN大学を後にしたのでした。学外セミナ「AwajiへGo!!!」の第1日目始まりです。今回の参加人数は約40名、うち学外(地球惑星科学科以外)の学生は10名くらいいたでしょうか。本日最初の目的地は兵庫県播磨科学公園都市内にあるSPring-8です。ここまでは休憩を入れて5時間ぐらいかかりました。車中ではみんなの自己紹介が終わった後は眠ったり、パズル雑誌の問題をずっと解いていたりでしたね。そうそう、このパズル雑誌は隣に座ったY下君が持ってきていたものですが、この学外セミナの期間中暇つぶしとしてかなり重宝されることとなりました。やがてバスはSPring-8に到着。その規模から言って当たり前なんですが、かなり郊外の山奥にこの施設はあります。着いた時点ですでに時間は押していました。すぐに広い部屋に通され、ビデオを観た後、施設の人のガイダンス的な説明を受けました(その様子)。ここは電子を光の速度に近い速度まで加速させ磁場によって電子の軌道を曲げることによって出てくる放射光を用いた研究がなされている施設だということでした。放射光はいろんな波長の光を含んでいるにも関わらずレーザーのように指向性が強く、しかも輝度(明るさ)が非常に高いことから、物質の微小領域の研究に広く用いられているそうです。例えばX線を使ったレントゲン写真だとマウスの肺の中の肺胞までが写るくらい高い解像度が得られるということです。そんな話を眠りながら(寝てたのか!)聴いた後、この施設に用いられている様々な部品が展示されてるところで説明を受けました。その様子がこれで、話を要約すると、電子が通るレールみたいなものも高真空に耐えられるアルミの溶接とか電磁石などなど、そういった高度な技術を必要とする部品には日本の企業のものが使われていて、現在のところここでしか実現できていないレベルのものらしいです(感心)。そうそう、粗品として全員が小さな懐中電灯をいただきました。ライト部分が回ることによってスイッチが入る仕組みで、使用前がこれで、使用後がこれ

時間がないよと急かされいよいよSPring-8本体へバスで移動。ちなみにSPring-8「8」は電子のエネルギィ8.0GeV(現在世界最高)の「8」だそうです(て言っても分からないね)。2班に分かれての説明となったのですが、その内部に入ってみてまず驚くのがその大きさ。一周が1436mあるそうで、中には移動用の自転車が何台も置いてあるのです。左を見ればこんな感じで右を見ればこんな感じ。いろんな説明を受けましたが、社会情勢的な話が一番面白かったかもしれません。この施設建設はちょうどバブルがはじけた頃でゴルフ場の計画がダメになった土地を兵庫県が無償で提供したこととか、西日本に何か目玉となるものが欲しいという財界の思惑が世界一の研究施設を作らせたこととか、そんなことでこんな規模の施設ができてしまうことには驚きでしたね。いやむしろそういうことじゃないとこれぐらいのものはできないということでしょうか。電子が回る軌道の一周1436mというのも誤差は数ミリ程度で、こんなふうに建物の外側と内側は切られていて外側の膨張収縮や振動などが内側に伝わらないようにできていたり、とにかくお金があればなんでもできるんだなということを痛感しました。電気代は年間17億円だとか、光を収束させる鏡がダイアモンド製でしかも金の膜をはったりしてて一枚数千万円するとか、もうなんだか金銭感覚が麻痺するようなお話ばかりでした(笑)。マックをもう一台買うことぐらいなんでもないことのように思えてきます(危ない危ない)。この施設を使って実際に研究をしてるグループの人の話も聴けました。高圧実験をしているグループだそうで、立方体を8つ合わせた中心にサンプルをセットするやり方に名古屋式と呼ばれるものがあることを知りました。え〜詳しくはひ・み・つ(ほんとは説明が面倒臭いだけ)。あと、最新の設備が整った施設に不釣り合いな、レトロな荷車なんかもあったり。

うちらの班は一通りの説明も早く終わったのですが、もうひとつの班がなかなか戻ってこないと思っていたらどうやらSPring-8を一周しているらしいという情報が。それで出発時間が大幅に遅れてしまいました。本日の宿は淡路島のしかも南端にあるのです。どう考えても夕食の時間に間に合いません。明石海峡大橋を渡り淡路島に上陸する頃にはとっくに日がくれていました。2日間の宿泊先は国立淡路青年の家で一泊目の今日は7時半頃の到着となり、部屋にも入らずすぐさま夕食でした(苦笑)。夕食後、お風呂に入ったらもう寝るだけって感じだったのですが、まだあるのですポスタセッションが。しかも10時から。異常な眠気を感じながらも参加しました。主にカメラマンとしてでしたけど(笑)。そのポスタセッションの様子(つなげてみました)。ちなみにうちの講座のY下君の発表の様子がこれ。結構な盛り上がりで最終的に終わったのは12時頃だったでしょうか。どの研究も興味深い内容で面白かったのですが、いかんせんとにかく眠い(笑)。その夜は布団に入り音楽を聴きながら寝ようとしたら、2曲目を聴かないうちに眠りに落ちていたほどでしたから。


(10/6) 一夜明けて、空には高層雲の金曜日。朝6時半起床。そうとんでもなく早起きです(眠い)。青年の家ってのはどこでも「朝の集い」(「夜の集い」も)というのがあるんですか? それです。7時10分から。実は一緒に小学生も泊まっていて、その集いに出ることを余儀なくされました。まあ安く泊れるわけですし、ここは義理でも出るのが筋なんでしょうが、朝は決して強いとは言えない大学生の集団です、朝から明らかに小学生とは違うテンション・・だらしないですね(苦笑)。その集いの様子。毎朝、君が代とともに国旗掲揚も行なわれているようです。この辺りがなるほど、国立だなあと(特に意見はありませんが)。この後、青年の家の人だと思うのですが、その人のお話がありました。別段取り立てていうほどのない話です。お説教でも教訓でもなく世間話です。この話の中で兵庫県たまねぎの生産で北海道についで2位だということを知りました。しかもそのほとんどは淡路島で作られているんだとか。年間12万トンだそうです。しかし、それも最近中国産のたまねぎにシェアを奪われつつあるという話でしたが、特に結論はなく、みんなに考えてほしいということでしたね。つまり問題を提起したまま終わるわけです。解決編はありません。このおじさん、なかなかやり手なのかもしれません(何の?)。さて、早起きのおかげで実に健康的な朝、眠い眠い(笑)。朝食はバイキング(実は夕食も)で給食みたいなメニュー(非難じゃありませんよ)。コーヒーは一応あるのですが、生協のお茶みたいにレバーを倒して注ぐタイプの容器に入っていて、お世辞にも美味しいとは言えない子供騙しの味でした(ちょっと辛口>コーヒーじゃなくて批評がね)。食後、どうしても眠くて15分くらいぐっすり寝てしまいました(笑)。今日は午前中は近くの吹上浜というところで堆積構造の見学です。9時にバスに乗り出発。10分ほどで着きました。浜をぞろぞろ歩いて行くと、こんな景色が広がります。ここでは、九州から四国を通り紀伊半島・中部日本まで続いている中央構造線が動くにつれて窪んだ盆地部分に砂や泥が堆積していった和泉層群砂泥互層が見られます。うわあなんかテクニカルタ−ム使い過ぎですね。早い話がこんなふうになっているのです。初めのうちはみんな構造を見てああだこうだ言うのですが、そのうち時間がたつと海と戯れる人も現れたり、そのうちこういうてんでバラバラの状況に(笑)。自分はどうかと言うと、堆積構造に近寄ってこういう写真を撮ったり、珍しい形をした石をいくつか拾ったりでした(なにやっとんねん)。その後バスに戻り、一行は鳴門海峡大橋のふもとへ。ここでうずしおを見ながらの昼食。青年の家で受け取ったお弁当を食べます。四国側に向かって橋を眺めるとこんな感じで、うずしおはこれかな?(遠くてはっきり確認できず) お腹も膨れたところで土産物を見て回ると、なんとほとんどのものが試食可能な状態でした。近年稀に見るサービスです。ここぞとばかりに試食しまくり。大豆とかそら豆とかせんべいとか饅頭とかクッキーもち、果てはちくわの類まで、食べてしまいましたからね(大笑)。実は全種類制覇に挑戦したのですが(そんなことしてたのか!)、食べ過ぎで途中で断念したくらいの多さなのです。ごちそうさまでしたと言いましょう。あ、もちろんちゃんと買いましたよ、一品だけですが(笑)。

午後は少し北上して、和泉層群のアンモナイトの化石探し。道路脇にはこんな銅像が立っていました。そして海岸線を歩いたわけですが、このときです、鳥取県西部で地震が起こったのは。しかし、この時点で地震に気付いた人は、座っていた2、3人ぐらいしかいなかったのです。あとの40人くらいは誰も地震があったなんて信じられないと言っていました(自分も含めて)。タイミング良くある1年生の電話に安否を気遣う電話があり、淡路島が震度「5弱」だということを聞いたのですが、それでも信じられなかったくらいです(地震学者すらも)。周りに揺れるものがないとこうも感じないものなのかと、改めて人間の鈍感さに感心しましたね。バスに戻ってみると、運転手さんも揺れを感じたそうな。さらに島を北上。本日最後の目的地、北淡町震災記念公園に到着したのが午後3時頃でした。ここはあの兵庫県南部地震で地表に現れた野島断層が保存されて展示されているところです。入口はこんな感じ。チケットを渡して建物の中に入っていくと、まず野島断層を中心とした地図が展示されており、地震と活断層の関係が少し解説されています。そしてその先には、少々崩れてはいるものの、はっきりとズレがわかる実際の断層が長さ140mに渡って展示されています。道路や側溝のひび割れや、垣根のズレ地割れになっている部分などを確認することができます。もう少し先へ進んで振り返ってズレが続いている様子を見たり、垂直方向に掘り下げてあるところでは断層の地中の様子を見ることができます(本当はこれくらいじゃ何も言えないのですが)。さらに進んで建物を出ると、メモリアルハウスとして、震災で被害を受けた家がまるごと展示されています。しかし、断層から1mしか離れていなにもかかわらず建物自体には目立った被害はなく、目立つのはズレた塀ぐらい。4月までここには持ち主が住んでおられて、震災直後のこんな様子も後ほど写真をもとに再現されたものだということでした(地震のあと写真を撮っていたというのがすごい)。この家には案内のおじさんがいたのですが、その方の話によると、先ほどの地震があった時にちょうどここにいた人は、勘違いしてこの家が実際の揺れを体験できる展示物だと思ったらしいです。確かに、タイミングが良すぎますからね(笑)。あと、小さな町ではみんな顔見知りで、家だけでなくどこで寝ているかも知っているくらいの親密な関係にあるらしく、震災の直後でも救出が迅速に行なわれたという話も聞けました。子供たちに与える影響としては、ボランティアの姿や町の消防団の姿を見ているので、失ったものも大きい震災だけど、得たものも大きいですよ、とおっしゃっていたのが印象的でした。あと外には、「大丈夫だ」という意味の「べっちゃないロック」という鎮魂の碑もありました。出発の時間まではビワソフトを食べたり、土産物を見たりで、青年の家に帰って来たのが6時頃でした。

お風呂に入ったあと(小学生軍団とニアミスでした、あぶないあぶない)、夕食で今日はちゃんとバイキング。旅行に出ると規則正しい生活で、なぜか食事も結構な量を食べてしまいます。食後は、お酒を飲みながらの(笑)先生2人の講演があり、昨日のポスタセッションの人気投票の結果発表および表賞があり、その後そのまま懇親会へ流れ込みました。始まる前はみんな大人しいですね。これが終了近くなるともう壊滅状態で写真なんか撮れません・・というのはウソで、ただ撮り損ねただけでした(苦笑)。1年生と話ができたのでまあまあ楽しかったかな(それにしても18歳か・・若いなあ)。お開きのあと、さらに何人かで近くの浜辺で砂山作ったり、トンネル掘ったり、海でずぶぬれになったり、相撲をとったり、無邪気に遊んでしまいました。しかもまったくの暗闇の中でしたからね。これが現代の大学生の姿です(笑)。


(10/7) 最終的に昨夜布団に入ったのは午前1時半でした。当然、1分もしないうちに眠りについたことでしょう。本日は学外セミナ最終日の土曜日。目覚めてもなかなか起きれず、布団に入りながら周りでごそごそしているなとは思っていましたがね、まさかもうそんな時間だったとは。意を決して起き上がってみたら7時過ぎ! 外からは朝の集いが始まった声が。う〜ん夜が遅かったとは言え、小学生の前で遅れてぞろぞろ並ぶ大学生はみっともなかったかなあ(苦笑)。せめて反面教師になったのなら良いのですが・・。朝の集いでは例のごとく国旗掲揚のあと、今日で青年の家を後にする小学生の挨拶があったり、渡り鳥の話があったり、あ〜実に爽やかな朝です(眠いけど)。朝食後、使った部屋の掃除をグループに分かれて行ない、出発時刻までは快晴の空の下、汗をかきながら球技や輪投げなどに興じる大学生です。その横ではいつの間にか小学生の退所式が始まり、静かにするようお願いをされてしまう大学生でした(恥ずかしいなあ)。ところで、この青年の家は結構広くて深い階層構造を持っているのですが、このような平面図とか断面図を眺めてると、なんだかミステリィの舞台になりそうだなあなんて妄想してしまいません?(笑) 僕だけですか、そうですか。

午前10時、一行は退所式もなく実に淡白に青年の家を出発しました。今回の学外セミナ最後の目的地は、兵庫県三田市にある人と自然の博物館です。淡路島から見た明石海峡大橋、そして淡路島に別れを告げ、博物館に到着したのはお昼頃。関係ないですが、実家が近いんです。昔ホロンピア'88という博覧会があって、その跡地にこの博物館ができたのですが、博物館になってからは、今まで一度も入ったことがありませんでした。控えめな入口から中に入ってみるとやはり新鮮ですね。そして予想以上に大きい。新しいだけのことはあって展示もしっかりしていて学術的です。ここの会議室みたいなところで昼食のお弁当を食べた後、名古屋大学のうちの学科の先輩にあたる学芸員の方に館内を一通り案内してもらいました。その時の様子はこんなの。その途中で撮った小型化したゾウや、2階から1階へ降りるスロープの上から中ごろ下の方。近くで見るアメリカマストドンや、霊長類の進化を眺める人々とか、たぶん本物夏緑林のジオラマ世界の木材とか、鳥を操作してヒナのためにガを捕っていくというゲームで学ぶガの保護色や、兵庫県に生息するほ乳類などなど、展示物は多岐に渡ります。そうそう、情報センタというところでは、いろいろなデータを調べることができるのですが、アセビという花の説明文で誤解を招きそうなものを発見しました。出だしの文はこんな感じ「亜酔木と書く。ウマを始め、動物は食べない。・・・」(写真)。ね? これじゃこの花が他のものなら食べるみたいでしょ(笑)。主語と目的語をはっきりさせた方が良いと思います。子供の頭は柔軟ですから、植物は動物を食べないという固定観念なんてありませんよ。午後3時過ぎ、見学時間も終わり、記念集合写真を撮ったのですが、そのときカメラをお願いしたミュージアムメイトのおばさんが良い味出していて可笑しかったです。思わずその様子を逆激写。短い里帰りも終わり(里帰りだったのか?)、一路名古屋へ向けてバスは出発。帰りの車中もパズルに興じようとするも、途中からはあまりの眠さにそれどころではなかったですね。予定通りの時間でN大学T講堂前にバスは到着、その場で解散となったのでした。


(10/8) 帰って来たぜぃ横浜ぁ!(>いやいや横浜ちゃうちゃう>というか元ネタ分かる人少ないし>ちなみにゆずの「歌時記」なんだけどね) ということで、昨夜、無事名古屋に戻って来ました。一昨日は鳥取県西部地震があり淡路島の震度は「5弱」だったのですが、全然無事でした。もう心配の必要はありませんので(誰もしてない?)。その辺のことも含めて詳しい話は日記として後ほどアップいたします。さて昨日、名古屋に着いたのは午後6時ぐらいだったのですが、家に帰り久しぶりに夕食(シチュー)を作って食べたら、眠気に耐えられずバッタリと眠ってしまいました。バスの中でもほとんど寝ていたのに、まだ寝るかってくらい寝ました(笑)。この3日間、初日から徹夜での参加、そして夜遅かったのにもかかわらず翌朝は早起き、という生活だったためかず〜っと眠気が付きまとっていましたね(今もまとっています)。今朝、珍しくテレビを観ていたらやはり地震のことを言っていたんですが、いつものように的外れでうんざり。全然予想外のことじゃないと思います。ただ大規模な地震を想定していなかった、想定外だったというだけのことでしょう(森先生の受け売りですが)。それなりに備えがあれば被害はもっと抑えられたはずです。しかし、大きな地震に耐えられる設備にはそれなりのコストがかかります。どんな自然災害に対しても言えることですが、つまりはお金との兼ね合いなんですね(世知辛いけど)。本日は曇りの日曜日。雨が降る前にちょっと本屋巡りをしたい気分。いろいろ目当てのものが。


(10/9) 昨夜は結局本屋に行けず。帰りには小雨がぱらついていました。そして月曜日の本日は朝が雨で、9時頃には止んでしまい、日中は天気の良かった、雨のち晴れ時々曇りというお天気でした。体育の日ですか。そう言えば今年から第2月曜になったのですね。ということもあってかあらずか、秘密活動長島スパーランドに初めて行きました(秘密になってない)。海辺にあったのですね。なぜか今まで山あいにあるものだと思い込んでいたのです。う〜ん、どうしようかな。別にやましいことなど何にもないですが、詳しい話は止めときましょう(笑)。とりあえず、なんかいろいろ世界一のスチールドラゴンここに(<乗ったのか?!)。


(10/10) え〜と、昨日は詳しい話は止めときましょうなんて言ってましたが、一部の強い期待に答えて(笑)もう少し書きましょうか。実は昨日、長島スパーランドに行っていたのです(それはもう言ったか)。もちろん独りじゃありません。全部で6人(含K藤氏)。念のために言っときますが、もともとあった予定が延期になったため昨日行ったのであって、長島へ行くためにもともとの予定を延ばしたわけではありません。って一体誰に向かって弁解しているのでしょう?(笑) まあ、誤解があるといけないからね。ここもいろんな人に見られるようになって(それ自体はうれしい)だんだん書きにくくなってきたのは事実だなあ(しみじみ)。なんてね、言いつつ赤裸々日記はまだまだ続くのです(笑)。さて、まず心配だったのがお天気。朝は雨が降っていてひょっとしたら中止じゃないかと思っていましたが、そんな連絡もないので予定どおり9時半に待ち合わせ場所のナナちゃん人形下へ。しかし、他のメンバの姿はありません。置いてかれたかと思い、K藤氏に電話をしてみると集合時間は10時になったとか(がーん)。どうやら家に電話をかけたみたいなんですが行き違いだったようです。まあ雨の状況も微妙でしたし致し方なし。そんなこんなでみんな揃って名鉄バスで名古屋を出発したのが10時半頃。往復切符だと少し安いですね。1時間弱で長島到着。バスを降りて入場券を買って入ったところはホテルの入口。そこでフリーパスの腕輪を付けられました。取り外し無効なんて書いてあります。なんだか囚われの身になった気分。それにしてもこの入口、全然遊園地っぽくないなと思っていたら、メインゲートは別にあった模様。つまり裏口入園したわけですね(<くだらんよ)。さて、実はメンバのうち3人は女の子なのですが、2人はえらく絶叫系の乗り物好きらしく足は軽やかでそれはもう進む進む、ぐんぐんとね。そういう乗り物が苦手なK藤氏の足取りは対称的に重い重い(笑)。そんな女の子たちに導かれるようにまず向かったのが、行きと帰りにタテに一回転するジェットコースタでした。人は全然並んでなくてすぐ乗れました。久しぶりのジェットコースタ(というか遊園地自体も久しぶり)だったので、ちょっとドキドキ。乗り終わって、思っていたよりも爽快な気分。ああこの感じだったか・・と感覚を思い出しましたね。これならまだまだいけるかなと確信してる横でK藤氏の笑顔は力ないものに(苦笑)。お気の毒に。しかし、その次はいきなりもう、長島スパーランドの目玉、スチールドラゴンに乗ろうということになりました。これはさすがに結構な人気で、30分以上は並び、いよいよ乗り込んだときはドキドキとワクワクが渾然一体。例の2人は楽しそうです(微笑)。このジェットコースタ、高さ最大落差スピード長さも世界一なんですが、初めの登りが異様に長いです。まだあるの?ってぐらい。たぶん観覧車よりも高いところまで登っていますね、あれは。そこから一気に90mくらいを落ちるわけですから、自殺に等しいですよ(笑)。怖くないわけがありません。でもこれはそれだけ楽しいですね〜。これを乗ったらもう他の乗り物なんて子どもみたいなものです。昼食後もいくつか乗りましたが、木製コースタのホワイトサイクロン以外は、物足りなさすら感じてしまいます。時期的な問題もあるでしょうが、お客さんがみんなスチールドラゴンに取られているという印象でした。一世をふうびしたトップスピンもガラガラです。あ、でもなぜか我々が並んだ後ろにはそれなりの行列ができるという現象が観測されました。まるでサクラのような働き(笑)。それから、ウォータスライダ(って言うの?)では半端じゃない量の水をかぶってしまいびしょ濡れになりましたが、これは結構面白かったですね。こういう付加的な効果があると、小さなアトラクションも楽しくなるんだと思います。夕方になると各種乗り物が電飾で綺麗に飾られるのですが、観覧車に乗ってその綺麗さを眺めると余計に哀愁が感じられるんですよねぇ(しみじみ)。その後、もう一度スチールドラゴンに乗ろうとしましたが、時間の関係で乗車制限されてしまい乗れず、代わりにホワイトサイクロンに乗ってポーズを決めて写真を撮られてみたり(笑)、6人のうち誰かは景品をもらえるだろうという淡い期待を抱いて対戦型のアナログなゲームをするも、ことごとく後から入って来た別の人に景品を持っていかれたり(苦笑)、そんなことをして時間は過ぎていきました。混む前に帰ろうと、奇異の視線を浴びつつも人込みの中を走ってギリギリのバスに乗り込んでみたらガラガラ。客は我々だけでした。帰り道は少し混んでて1時間強で名古屋に到着。その後軽くビールを飲みつつ中華料理を食べて、解散。天気も良くて楽しかったです。というのが昨日の話。

さて、本日は快晴の火曜日。雑用はさっさと片付けて、レポートなんかも仕上げて、そろそろ実験に本腰を入れられるでしょうか。


(10/11) 今シーズン初のカキを食べながら、気の抜けたコーラを飲んでいます。月のない秋の空のようにまったく味気なしです。昨日はどっぷり眠ってお昼起き。遊び疲れていたのでしょう、きっと。どれくらい疲れていたかと言うと、朝方左足のふくらはぎがつって、無茶苦茶痛くてのたうち回った記憶があるのですが、それでもなお寝続けたというくらい疲れていました(笑)。大学へ来てまずは放射化分析のお仕事(お手伝い)。その後生協へ行って食料購入、テディ補充(ほ、補充?)。あとは工学部での授業を受けるため、事務室でいろいろ訊ねたり、抜けていた日記を書いたり、そんな暮らし。研究はどこに行ったのでしょうか・・。あ、思い出した。描きかけの自称大作イラストがありましたね、確か。それも10月中には描き上げなくちゃいけません(いけなくはないが自分で決めた)。未読の本も相変わらず減らないし。大人になって知識が増えて、受け売りでも思想を持って、考える力も身に付けたのに、どうしてこうもやりたいことが同じ時期に重なるのか、世の不条理を感じる秋の夜長。種のないカキはお得感があるけど、気の抜けたコーラは損した気分。う〜ん、つまり、あるかないかは問題ではなく、元の状態がどうだったか、そこから現状がどれだけ変わったかの変位量が問題なのである(カキとコーラの原理)。本日は水曜日。カキは種なしコーラは気なし、気になるあの子はその気なし(深い意味なし)。


(10/12) 行事続きでちょっと書き過ぎだなあと反省し、何もない日は少し短かめに抑えている今日この頃。モーニング娘。武道館ライブのDVDを買ったことは前にも書きましたが、このビデオの中で最近良く観るのがモーニング娘。本体ではなく、プッチモニやゲストとして登場しているメロン記念日になってきているんですよねぇ。特にメロン記念日の「告白記念日」は頭から離れないのです。どうしたもんでしょう?(>どうもしなくて良い) そんな移り気なことを昨日の午前4時くらいまでしていて、寝て起きたら意外に早起きで驚き。10時ですけど(笑)。それから大学へ来て昼食。その後、生協へ行って、「ダ・ヴィンチ」「子供の科学」清涼院流水氏の「トップラン 第4話」を購入。もちろん(?)テディも。さっそく、森先生「奥様はネットワーカ」の第6回を読みましたが、誰が怪しいのか全然見当がつきません。もう一度初めから読み直してみて、森先生のアンケートに答えたいと思います。さて、夕方には先日あった学外セミナについての話し合い(来年度もするかどうか、その場合の改善点など)がありました。学外セミナを続けるかどうかというのは、予算申請とも絡んで難しい問題なのですが、やはり基本的にはやりたい人が中心になってやるべきだし、誰もやりたくないのならやめてしまえば良いだけのことですね。やめる勇気もときには必要でしょう。去年や今年のアンケート結果を見て思ったのですが、その内容についても参加者すべてを満足させることは不可能です。どんなによく出来たプランでも必ず不満は出るだろうし、それはもう個人の好みの問題になってきますからね(例えばお勉強モードが良いと言う人とおちゃらけた雰囲気が良いと言う人のように)。主催者としては最大公約数的なものを用意するしかないでしょうね。とりあえず来年度は、熱意を持った人がいるので予算が降りれば実施することになりましたが、どうなることやら。あ、もちろんやるとなったら、ドクタとして協力は惜しみませんよ。夜になって、9月にあった森ぱふぇオフ会のレポートをようやく書き始めました。もう記憶が曖昧なので苦労していますが今日中には仕上がるでしょう。本日は木曜日。にきびが気になる近頃だけど、ビタミンBって何に入ってるの?(そもそもビタミンBで良いのかどうか)


(10/13) ようやく一仕事終えた感じです。昨日はまたまたぐっすり寝てしまい、昼から生協に寄って研究室へ。雑用を済ませつつ、ついにレポートは完成。9月23日にあったオフ会のレポートですから実に半月かかっています(書き始めるのが遅かった)。したがってその間に改ざんされた記憶をもとに書かれた内容もあること請け合いです(笑)。森先生に興味のない方が読まれても面白くないかもしれませんが、一応ミステリィ研究室に。昨夜は一度大学を抜け出し、本屋に行ってようやく「ジャーロ」を購入できました。森博嗣先生と笠井潔氏の対談が掲載されているやつです。早く読みたいな。えっと、帰りはコンビニに寄ってそのまま家へ。カレーを作って食べてからまた大学へ戻って来ました(笑)。そんな生活です。ところで、ゴミを出すのに名古屋市指定のゴミ袋を買う必要があったのでコンビニに寄ったときに買ったのですが、これが実は間違っていて「家庭用」ではなく「事業用」のゴミ袋だったということに後で気付きました(とほ〜)。ちなみに「可燃ごみ用」「不燃ごみ用」の2種類ですよ(とほ〜とほ〜)。色も違うのに気付かず、しかもよく確かめもせずに買ってしまった自分が悪いのですが、この袋でゴミを出すと有料のシールが貼ってないと引き取ってもらえないし、他の用途にも使えそうにないし、どうすれば良いの?って感じ。返品できるかなあ。最終手段としては、このゴミ袋自体を可燃ゴミとして捨てることができるけども、それはちょっと気が引けるしもったいない。う〜ん、何か良い使い道を思い付いた方はご一報ください。本日はもう金曜日。順調にテディは増えていますが、まだ誕生日に当たらず。そうだイラストを描かなきゃ(<実験は?)。


(10/14) 昨日も昼からの大学でしたが、工学部での授業を受けるため(しかも単位を取るため)の事務手続きを済ませ、生協でテディを購入。実験はまだ始められていません。あ、また正直に告白してるやん(いかんいかん)。え〜と、そうですねぇ、だからと言って何もしていなかったわけではなく、「ジャーロ」の対談を読んでは、森先生の「ジャンルの突然変異は、その世界の外部から来た人によって生まれる」という言葉になるほど〜と感銘を受けたり、土屋賢二氏の「われ笑う、ゆえにわれあり」を読んでは、哲学的思索を笑いとともにしてみたり、え〜と、それから、それからですね、う〜んと、あ、そうそう、サロンに置いてあった柿なんですが、熟しきって柔らかくはなっているもののまだ食べられるのに袋に詰められて流しの三角コーナに捨てられているのを発見しては、「誰だ!もったいないことをするやつは」と上品に憤慨してみたり、などなど充実した一日であったと言えるでしょう。帰りは早く、コンビニに寄ってリベンジを果たしました。今度は間違わずに「家庭用」のゴミ袋を購入(笑)。しかしね、一人暮らしじゃ絶対あんなに袋を使うほどゴミはたまらないと思います。もうちょっと小売りにしてくれてもいいのに。あれだけ入っていたら(10枚入り)全部使い切る間に、また指定ゴミ袋が変わってしまうか、名古屋市から引っ越しているかのどちらかでしょう。もったいないなあ。と嘆いてみたり。

さて、本日は奇跡的な青空、快晴の土曜日。久しぶりに早起きをしましたが、起きてから家を出るまでに、ビジネスマンが新幹線で東京から大阪まで移動するよりも長い時間がかかってしまうのは我ながらいかがかと思います。早いときは10分で出て来られるのに(緊急時に限られますが)、どうもムラがある生活ですね。改めようとは思っていますが、思っているだけでしょう。今日は午後から秘密活動、と言うよりすでにサークル活動。スポーツとお酒の秋です。


(10/15) アルコールの影響により昼まで眠り姫の日曜日。曇り空で小雨がパラパラ。昨日は午後から秘密活動だったわけですが、男4人が集合時間に遅れてしまい、しょっぱなから心の痛む思いでした(チクチク)。これで遅刻確率3分の2。サイコロを振って5と6が出ない確率と同じですよ。反省反省(成長なし)。集まってまずはボーリングでわいわい。穴を掘る方じゃなくて、穴のあるボールを投げる方ね(言わなくてもわかる)。3ゲームで3時間。日頃の運動不足にはちょうど良い運動になったでしょうか。後半はみんなヘロヘロになってましたけど(笑)。10人が2チームに分かれて勝負をして、これがなかなか接戦で白熱しましたね〜。楽しかったです。午後6時からは手羽先で有名らしい「世界の●まちゃん」で飲み会の予定でしたが、少し遅れそうだという連絡をしたら、なんと同じ名前の別のグループがすでに居て、予約していた席で飲んでいると言うではありませんか。なんだぁそれは?!と思うでしょ。実際にお店にいってみて、話を聞くと、私と同姓の名前で予約していたと言い張るグループが来て、お座敷に通してしまったというのです。しかも、電話番号を確認したら違っていたのにですよ。開いた口が塞がらない(約5秒間)とはこのことです。うちらの電話番号で予約が入っていたのに、まったく別の(名前は同じですが)グループが横取りしてしまったというわけです。まったくもう、そんなんで良いのか! と喚き散らしそうになりつつも、ここは紳士的にぐっと堪えて、しぶしぶテーブル席に座りましたけどね。なんかね、幹事としてみんなに申し訳ないでしょ。それでちょっとショックを受けていたのです、実は(苦笑)。おわびに割引券をいっぱいもらえたので結果的には良かったのかもしれませんが、客商売ならそういうことがないように気をつけてもらいたいものです。ぷんぷん。そういうアクシデントはありましたが、飲み会自体は、お互いの学会土産の交換があったり、和やかで楽しいものでした。その後はカラオケで歌いまくり。帰る頃にはハードな一日ですっかりヘロヘロ星人(笑)。しかし、おかげさまですっかりリフレッシュ、研究に本腰が入れられそうです(まだ入ってなかったのか)。午前1時頃、大学方面に帰ってきてから3人ほどで台湾ラーメンを食べて帰宅となりました。

さて、明日からはコロキウムも授業もありますし、ゆっくりぼんやりいろいろ考えられる日はしばらくないでしょう。ということで、微妙に心境を表しているかのような天気が心に染みる今日ですが、ゆっくりぼんやりしてみようかと。


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