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日々これ勉強(2003年2月の前半)

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2月とはなんだろう(の前半)

(2/1) 5時過ぎに起きた父親に一瞬起こされるも、スキーに出かけた家族を見送ること無くそれから二度寝して、次に目覚めたのは6時半でした。本日京都で行なわれる森先生の講演会会場に午前11時までに着かなきゃいけない予定だったので、早めの出発を心掛けていたのですが、朝食を食べて、シャワーを浴びたりしていたら、家を出るのが9時前になってしまいました。大阪までの快速電車があることを見込んでの出発時間でしたが、間に合うかどうか結構ギリギリな時間ではありました。最寄り駅から神戸電鉄に乗り三田駅に出て、そこからは尼崎駅までは快速に乗って行き、尼崎で無事新快速に乗り換えることができたので、京都駅に到着したのは10時15分頃でした。時間的には余裕です。ここから会場までは地下鉄と阪急を乗り継いで行く必要があります。地下に下りるのに遠回りをしてしまいましたが、地下鉄には10時半頃乗れて、この時点ではまだ余裕はありました。しかし次の四条烏丸で阪急に乗り換えるときに、遠い方の階段を上がってしまい、またしてもちょっと時間をロス。そして、ギリギリのところで1本乗り遅れてしまうはめに・・。しかも本数がそんなに多くなく次の電車が来るまでに約10分待たなければならず、結局目的の西京極駅に着いたのは10時52分でした。会場のある京都光華女子大学まではこの駅から徒歩7分ということだったので、とりあえず走って向かうことに。

 講演会場は京都光華女子大学付属の中高等部側にある光風館というところで、正門から入る必要があったのですが、駅から向かって回り込む形だったため、走って辿り着いたときには、まさに11時ギリギリの時間でした。光風館の外には立っている人が何人かいましたが、その中には知った顔がいなかったので、大学スタッフらしき人から他の森ぱふぇスタッフの居所を聞き出し、光風館の2階に向いました。中に入れてもらって階段で2階へ上がると、ロビィに設置されていた主催者側の本部前ですでに森ぱふぇスタッフの面々は集まっておられ、11時集合組としては最後に合流。その後、主催者側の責任者であるT口先生やら大学スタッフの人(女子大だから当たり前ですがみんな女性だ)の挨拶と運営に関する簡単な説明があり、控え室へ案内されました。すでに一般枠の当選者の入場は始まっていたために、ホール内を歩くことを避ける必要があり、外部通路を通ったりしてちょっとミステリィな経路を通ることになりました(にこにこ)。

 控え室で少し打ち合わせたのち、12時からの森ぱふぇ枠受付開始に向けて、それぞれ配置につきました。服にはスタッフであるということが判るように専用のシールを貼っています。まだ受付開始までには時間がありましたが、すでに入口の前には列ができ始めていました。外の様子を伺いに行くと見知った顔もちらほら。皆さんお早いご到着で。あまりお待たせするのもなんなんで、少し時間を繰り上げて受付を開始することに。そのあとは一般予約の方も含めて特に行列ができることもなく、列整理要員として外に出たものの、光風館の角に立って受付方向を無駄に案内するだけでした(案内すらしてなかったかも)。完全予約制というのが良かったんでしょうね。途中退場を有りにしていた関係で、大学スタッフの方ではてんやわんやだったみたいですが、全体として見れば寒い中人を待たせることもなく、滞りなく受付は進行できていたかと思います。

 しばらく外に立ってたまに訪れるぱふぇら〜の皆さんにご挨拶などをしていましたが、受付終了時間も迫ってきて新たな来場者もほとんど現れなくなった頃、会場の方に戻り、ホールを抜けて一旦スタッフ控え室へ。それから準備を整えて再びホールへ向かおうと別の扉から出ようとしたら、鍵が掛かっているではありませんか(がーん)。密室か。いや入ってきた側が開いているので密室ではありません。その場にいたKさんとどうしようかと右往左往しましたが、近くにあったエレベータを使ってとりあえず下の階に行ってみることに。そしたら着いた階では上の階にあったはず扉の位置に扉が無く、まずまず閉じ込められた状況になりました(苦笑)。そうこうするうちにもう講演会の第1部が始まっている時間です。幸い階段へと続く扉は鍵が掛かっておらず、階段を降りて外へ通じる扉も鍵が開いていたので外にでることができたしだい。っていうか何故外に。そもそもホールへ向かおうとしていたのに。まあいいです。そんなこと考えてる余裕はありません。出てきたのは光風館の裏側だったので表に回って建物に入り直し、受付のある場所を通って2階へ。そこからようやくホールへと入ることができました(ほっ)。

 ホールの中ではすでにT口先生による講演が始まっていました。なかなか席に着くタイミングがつかめず、しばらく入口付近で立ち見をしていましたが、途中で迷いながら他のスタッフに確保してもらっていた席に辿り着き、講演を聴くことができました。プロジェクタを2台使って、パソコン画面をスクリーン2つに映し出しながらの講演で、とても見やすかったです(文字が多かったけど)。内容はT口先生の研究分野に関係あることで、森先生の日記からいろんな言葉を抽出して、その登場頻度分布から傾向を探るみたいなことでした。つまり文学作品を論理的に解釈するとかなんとかいう方法だったような・・。森先生の日記の中に、「車」が断続的に出てくるとか、「スバル氏」という人が定常的に出てくるとか、その他の諸々の情報からいろいろ推論がなされていてとても面白い講演でした。ご本人は森先生の大ファンらしく、かなりのお年を召しておられましたが、それはもうハイテンションでしたね〜(笑)。

 第1部が終わってから15分ほど休憩時間がとられたのですが、しかしさすがは寒さ染み入る冬。ここでトイレ休憩に立つ人が多いこと多いこと。京都光華女子大学自体がそもそも男子トイレが少ないため、トイレの数が少ない光風館では、女子トイレのみならず男子トイレでも行列ができていました。あまりにもトイレ待ちの人が多かったため、少し休憩時間が延長されたほどでした。

 で、トイレ大混乱も収まって午後2時過ぎ、第2部の始まり始まり〜。PowerBookとプロジェクタの接続も終わり、待ってました、森先生のご登場です! 舞台の上に現れる森先生。紫色の長袖シャツ(袖以外は柄もの)に、ズボンは黒っぽいものをお召しになっています。まずは簡単にプロフィールからご紹介されましたが、本当に簡単でした(笑)。それから講演を聴くのが何回目かという質問を客席の方にされ、1回目だという人が結構多かったことに驚かれていました。というわけで、その後のお話の内容が若干シフトされたようです(つまりあまりミステリィ関係の深い話はしないことに)。今回の講演タイトルは「ミステリィから学ぶ−発想と着想のスパン−」ということでしたが、「結論から言うと学ぶことはない、ですね」といきなりおっしゃる森先生でした。作家としてパワーポイントを使って講演をするのは初めてだというお話があったりして、いよいよテーマに沿った(しかしいつもの通り話しはあちこちに飛びましたけど)お話をされていきました。スライドにときどきサブリミナル効果が施されていたようですが、販売されていた書籍の売り上げが上がったのかどうかは判りません(笑)。詳しい講演内容は著作権に関わりますので残念ながら控えさせていただきます。必死になってノートにメモは取りましたので、独りであとから振り返ることはできます(にこにこ)。

 さて、そうしてアッと言う間に2時間が過ぎ去り、最後に光華女子の人からグループで作製したという目録が森先生と講談社のK木氏それぞれに贈呈されました。森先生に渡されたのは、森先生の全作品に関する目録で、K木氏のはなんとメフィスト賞作家の全作品に関するものでした。実際に見てはいないのでどんなものかはよく判らないのですが、あとから聞いたところによると、作品ごとのデータが並べられていて、その背景にはその作品の文章の一部を手打ちしたものが印刷されているという手の込み様だったとか。それが全作品に渡りなされているわけですから凄まじい労力を要することが容易に想像できます。もっとも、その目録は彼女たちの卒論でもあるようでしたから力が入るのは当然ですが。

 講演会終了後もスタッフは少し残っていました。お客さんが退場したあとのホールで舞台客席の写真を撮り、控え室に戻って今後の打ち合わせとか後片付けとかをしていました。その後T口先生ともご挨拶して光華女子大をあとにしました。夜はそのままお食事会でした。西京極駅から四条烏丸に出て、そこから歩いて商店街を抜けてとある居酒屋へ。とあると言っておきながら書いてしまいますが、「Dining & Bar玄玄」という居酒屋です。暗めの照明でなかなか雰囲気のあるところ。みなまでは言いませんが、そこでまあ、素敵なお食事会が催されたのでありました。参加された皆様お疲れ様でした。同じ頃、別の場所ではどうやら那古野コネクションのメンバやその他のぱふぇら〜たちも、集まって夕食を楽しんでいた模様です。

 帰りは偶然というか必然というか、Nさんと方向が同じだったため途中までご一緒でした。お酒も飲んでいたので電車の中では眠くて眠くて仕方なかったです。実家に帰ってくると、せいかも寝床で丸まっていました。良い夢でも見ているのでしょうか。


(2/2) 明けて日曜日は那古野コネクション初の京都出張オフ開催の日。本日は昨日よりも早く出発しました。

 オフ会の集合時間は午前10時、現地集合です。今回のオフ会の舞台は梅小路蒸気機関車館。京都駅から少し離れたところに位置している博物館で、多くの蒸気機関車が実際に動くように整備されているそうです。実家から電車を乗り継ぎ、9時15分には京都駅に到着しましたが、梅小路公園を通るバスがなかなか来なかったので、しびれを切らし梅小路公園へ歩いて向かうことに。地図上ではそれほど遠い距離ではありません(せいぜい10センチくらいです<ほんとの地図上かよ!)ので楽勝楽勝。と思っていたのですが、結構歩いてはあはあ(息切れ)。まっすぐ西に歩いて15分ほどで、梅小路公園には辿り着けました。これがその入口。この公園の向こうに蒸気機関車館はあるはずです。公園の中を通って行き、途中ジョギングしている人や、広場でフリスビィの訓練をしている犬繋がれている犬)なんかを見かけました。寒さのせいか丸くなって集まっているハトもいます。やがて公園を抜けて、JR嵯峨野線の高架下をくぐると、左に看板があり、目の前に和風の建物が現れました。そこが梅小路蒸気機関車館です。

 そこへ向かおうとしたところ、高架下に人陰があることに気づきました。GんてつさんとAなあなさんです。喫煙者が揃ってスモーキングベイベーというわけです(<ベイベーは余計)。蒸気機関車館のメインの建物は旧二条駅舎を移築したものらしく、言われてみれば駅っぽい佇まいをしています。そして、その入口前には幹事のKずえさん、Fさん、Mさんがすでに集まっておられました。おはようございますの挨拶を交わし、昨日の講演会の余韻を引きずったまま談笑。やがてKヲルさん、Aすましさんが来られて、先に本日の参加費が集められました。名刺交換もこの場で行なわれました。そうして集合時間の10時には、Kさん、Mつるさんも息を切らしながら(笑)やってこられて全員集合です。今回、参加者の中にはお互いに始めましての方が割と多かったのですが、慌てていたMつるさんが始めましてではないKヲルさんと勢いで始めましてのご挨拶をするという取るに足らないハプニング(と言いつつ取っています)があって、那古野コネクション京都出張オフ会の始まり始まり。

 入館してKずえさんにチケットをまとめて買っていただき、ゲートを通って展示スペースへ入りました。入るときにパンフレットをゲット。展示物の撮影は禁止されていないみたいです。館内にはいろいろ展示してありましたが、まずは外に出てメインの蒸気機関車を見に行くことになりました。建物を出たところに案内版があって全館の広さがだいたい想像できます。敷地はそれほど広くありませんね。廊下っぽいところを歩いていくと、傍らには何故か鶴と亀(?)の植木(鶴と亀ではないかもしれませんけど)。ずっと進んで行くと(というほど距離はありません)右側の視界がひらけ、何てことない普通の赤い客車が目立ったところに展示されていました。もう少し進むと手前に機関車の車輪、奥には蒸気機関車の扇状車庫とターンテーブルが見えてきました。しかしここで先ほどの客車が気になって、戻って中に入ってみたところ、内部の様子はこんな風で、どうやら休憩所として使われているようです。客車を降りてからちょっと近づいて見たターンテーブルがこれ。そうして、いよいよメインの蒸気機関車の見学をすることとなったわけですが、その前にちょっと集合です。ちょっと集合!(おネエ言葉で<何故?) この蒸気機関車館では、実際のSL(通称『スチーム号』)に乗れる(正確にはSLが引く客車に乗れる)イベントが1日に何回か行なわれている、というのは事前に分かっていたことですが、それに乗るために集合時間だけを決めて、ここはいつもの博物館見学パターンの通り、ひとまず解散となったしだい。ハイハイ、ひとまず解散かいさ〜ん!(<いちいち叫ぶな) それからの約1時間は、方々に散ってそれぞれ見学することとなりました。といっても見るものは蒸気機関車ぐらいしかないので、完全な個別行動とは言えないかもしれません。言えたところでどうということもありませんが、まあ、ちょくちょく他のメンバと顔は合わせていたよというニュアンスが伝われば良いかと(初めからそう言えばいいのに)。

 それからは車庫に向かって行って、中に停まっている蒸気機関車を撮りまくり。そりゃもう鉄道オタクかというくらい・・まではいかないまでも、写真だけ見ると全部同じに見えてしまいかねないぐらい機関車ばかりです。だって他に撮るものが無いんだも〜ん(<不平を垂れるな)。というわけで、とりあえずターンテーブルから向かって車庫の右端から見学スタート。

 機関車全体を写すには狭過ぎたり、屋外との明るさの差があり過ぎたりで、なかなか上手い具合に写真が撮れなかったのですが、まずはC51の運転室。前方に目を向けると露出オーバでトンネル出口風味。そのC51の後ろに回って、車庫の角から眺めるとこんな感じに機関車のお尻が並んでます。機関車の後ろ(正確には炭水車の後ろ)にはそれぞれの機関車の説明プレートが取り付けられています。隣には、3つのシリンダーを持つC53がいて、運転室からの眺めがこれ。全部の機関車の運転室に入れるわけではないようです。さらに隣の機関車の横には高めの台が設置してあり、さきほどの機関車を上から見れたりこんな景色が望めます。運転室の中の炭を焼べるところも、こんなふうにライトアップされています。

 車庫の屋根の下から外に出て正面からも機関車を見てみましょう(というか普通はこっちから見るわな)。C55こんな佇まいで、その隣には天皇家専用のC58形機関車がいて。この前で記念撮影をしている人もいました。再び車庫内に戻って機関車の後ろ側を歩いてみれば、途中にちょっとした鉄道模型のジオラマを見ることができます(子供が粘っていたので触ることはできず)。さて、もう一度日の光が当たる場所ヘ出て、C62を正面から。しかし素人目には何が違うのか判りません。その隣のレーンが空いていて別のC62の姿が見やすくなっていました(でも柱が邪魔)が、空いているレーンに停まっていた機関車は、本日このあと乗る予定のスチーム号として外に出ているようでした。ローテーションで機関車を動かしているんですね。せっかく見やすくなっていたので、先ほどのC62を横からも撮影。写真の合成がへぼくて動輪が4軸あるように見えますが、実際は「C」なので3軸です。C62は通称「シロクニ」と呼ばれるようですが、この車庫内で唯一ちゃんとした全体像が撮れたのは、このシロクニ君だけでした(笑)。

 機関車の愛称としてもっと有名だと思われるのが動輪が4軸あるD51形「デゴイチ」でしょうか。その1号機もここに保存されていました。正面から見るとこんなふう。ローアングルでもう一枚。説明プレートにも書いてありますが、この機関車は、加熱器・砂箱・蒸気溜めを一体のカバーに納めた半流線型をしていて、その形状から通称「なめくじ」とも呼ばれているそうです。そう、森先生のVシリ−ズの中に登場したあの模型機関車も「なめくじ」でしたね(にこにこ)。というかそれ繋がりでここに来たわけですが。ちなみにそのなめくじ部分はこんな感じで、後ろまで繋がっているのが判ります。まだ見ていない機関車もいくつかありましたが、集合時間が迫っていたため、とりあえず車庫とターンテーブルの全景を撮影してからスチーム号の乗り場へと向かったのでありました。

 スチーム号はすでに煙と蒸気を吐き出し、準備万端の様子。まだ動き出すまでには時間があったので別の角度からも眺めたりして、集まった那古野コネクション一行は、Kずえさんから切符を受け取り、いよいよスチーム号に乗り込みました。使われている機関車はC61形です。入口で鋏を入れてもらった切符がこれ。客車は壁が無い遊覧型なので風通しが良く近くを通るJRの引き込み線線も丸見えです(というかこっちが丸見え)。一度ホームへ出て客車を外から見るとこんなふう。ホームとの隙間はほとんどありませんね。乗ってから10分くらい待ち時間があって、そしてようやく出発のアナウンス。汽笛の音が大きいから小さい子供の耳は塞いどいてねという注意があって、冬空のもと鳴り響いた汽笛の音でした(音量注意)。

 実は機関車の前方側は塞がっていたのでどうやって方向を変えるのだろうと思っていたのですが、なんのことはない、スチーム号は後ろ向きに走り出しました。つまり機関車がバックで客車を押す形です。これギアチェンジしてるわけじゃないんですよね、たしか(未だにどうなってるのか判りませんけど)。下手をすれば脱線の危険性が高くなる走り方ですが、スピードは非常にゆっくりだったのでおそらくその心配は無用です。走り出してから客車後方(進行方向)を見るとこんな景色で、機関車側を見ると、蒸気が後方へ流れて行くのが見えます(本来水蒸気は目に見えませんが、便宜上ここでは水蒸気が冷えて細かい水滴の集まりになって白く見えているものを蒸気と呼んでいます)。車内にはなんだか音楽がかかっていましたが走行音がうるさくてよく聞こえません(笑)。そんなこんなでゆっくりとスチーム号は線路の上を進んで行きました。

 駅から出て間もなく梅小路公園の横に入り、やがて、梅小路公園の端あたりで線路は行き止まりとなりました。しばしの間、列車は停車。近くにはJR貨物が見えています。さて、帰りは機関車に引っ張られて前に向かって進むことになります。つまりスチーム号はこの区間を往復運転しているわけですが、折り返し地点に駅はないのでここで降りることはできません(飛び降りることはできます<飛び降りないように!)。本来の進行方向に向かってスチーム号は動き出し、ゆっくりと来た道のりを戻っていきました。前方を見るとこんな景色で、今度は蒸気がこちらに向かってきます。カーブが少なく機関車の様子を見ることができるポイントは限られていますが、発着ホームに近づいたところでようやく見られると思ったら蒸気に隠れて見えません。肝心なところにモザイクがかかるのと同じ仕組みでしょうか(笑)。って何の話をしているのでしょうか。

 さらに進んでホームが見えてきたところから徐々にスピードダウン。極低速で駅に到着〜。というか行って戻ってきただけ〜。客車が客車なだけに、あまりSLに引かれているという感じはしませんでしたが、機関車の音と煙とガタンゴトンという乗り心地の悪さはSLしてたかもしれません。比べるものじゃないかもしれませんが、正直に言うとディズニーランドのウエスタンリバー鉄道の方が楽しいですね(笑)。せめて周回軌道を走ってくれたらなあと思うのでありました(周りの景色が殺風景なのでいずれにしてもつまらなさそうですが<つまらない言うな)。スチーム号から降ると、機関車の運転室に乗せてもらっている子供や外国人さんがいました。そんな横を通りつつ、まだ煙を出している機関車を見上げてみたり。ホームから外に出て、少し離れたところからも人物入りでもう一枚

 スチーム号では吹きさらしで体も冷えてしまったこともあり、このあとすぐ近くの休憩所で小休憩を取ることになりました。中には売店も入っている建物です。席に着いてコーヒーなどを飲みながら京都市の地図を拡げ、次の計画を練ったりしました。蒸気機関車だけ見て帰るのも寂しいですからね(あららこめ目的のあった人もいました)。ふと見上げると、壁から天井にかけての構造がアーチ状になっていて空も見えてるし、昨日の講演会でも写真が披露された森先生のお宅のガレージを彷佛させます(にこにこ)。そんなこと思っていたのは私だけでしょうか。まあ、いろいろこじつけたくなる年頃ということで。そうそう、この休憩所でのちょっとしたハプニングと言えば(言ってないけど)、喫煙コーナだと思ってGんてつさんとAなあなさんが煙草を吸われていたスペースが、実は全然喫煙コーナではなくて、店のおばちゃんに注意されてしまったことでしょうか(笑)。空気の流れを遮断するような囲いこそ無かったものの、台の上面には灰皿っぽいくぼみもあって、一見すると確かに喫煙コーナっぽく見えるのです。残念ながら写真は撮り忘れましたが、間違えるのも仕方ありません。

 さて、休憩も終わり、再び外に出ると、スチーム号のちょうど本日何回目かの運転時間が迫っていました。煙を吐き出し先程と同じようにバックを始めるスチーム号。そのまま目の前をゆっくり通過し、ホームを離れて蒸気を吐き出し、徐々に遠ざかっていきました。その後、一行は屋外展示スペースから廊下を戻って、旧二条駅舎の建物へと入り、その中の展示物を見て回ることになったのですが、ここでハッと気づきました。そういえばもうひとり同行者がいたのです・・バッグの中に。せっかくKずえさんにお見せしようと(この条件だけでジャンルがぐんと狭まりますが)連れてきていたのに出し忘れてはいけません。そのことに気づいたとき、Kずえさんもまた鼻が利くのかそのことを尋ねてこられたので満を辞して披露となりました。そして返す刀で再び外に飛び出し、スチーム号の停車している場所へ急ぎます。記念撮影ならSLの前がもってこいでしょうという判断です。彼の登場を期待してる人なんてもうお一人しかいなさそうですが(笑)、登場してもらいましょう、京都にまで出張してきてSLを紹介するパペット君で〜す(ジャジャーン!)<ずっとバッグに忍ばせてたのか。ご満足いただけたでしょうか(にっこり)。

 と記念撮影したあとはすぐさま旧二条駅舎に引き返し、遅れをとっていたため流すように展示物を見ていきました。まずは日本の機関車の模型いろいろ。動輪が5軸あるE10形のタンク機関車なんかもあります。裏側には世界の機関車の模型もあり、スイスの機関車を見つけてスイス旅行を思い出したりしました。あと、蒸気機関車の走るしくみや、人が乗れるタイプの鉄道模型も展示されていました(6インチでしょうか)。ちなみに作者はたぶんこの世界では有名だと思われるこの人。庭園鉄道、楽しそうですね〜。森先生の庭園鉄道のページを見ていても思いますが、いずれ自分でも作ってみたいものです。他に蒸気機関車に関する年表や、部品の展示などがあり、梅小路蒸気機関車館自体の模型もショーケースの中にありました(博物館になる前の様子でしょうか)。それから蒸気機関車の設計図とか、ブリキの模型などなど、まだまだ展示物はありましたが、この辺りで時間となり、ひとまずお開きとなりました。

 しかし、向かう方向はみんな同じなので、ぞろぞろと京都駅まで歩いて行きました。体を暖めるにはちょうど良い運動です。帰り道でも梅小路公園の例のハトはまだ集まって丸まっていました。15分ほどして一行は京都駅に到着。ここで一足先に帰られるKずえさんとはお別れになり、残ったメンバはとりあえず昼食を食べるため、駅ビル内の飲食店街に向かうことになりました。が、お昼時はどこも満席で、店の外までお客さんが並んでいます。しばらくお店に入れそうにもなかったので、お昼を一緒に食べることは諦めて、それぞれ観光したい場所に散ってから現地で昼食を食べればいいんじゃないかということになり、Aなあなさん、Gんてつさん、そしてFさんが金閣寺方面へ、残ったメンバはKヲルさんのご希望に従って湯豆腐を食べに南禅寺方面へと、2グループに別れての行動となりました。

 というわけで、これ以降は同行した南禅寺グループの密着レポートとなります(なので金閣寺グループの顛末は判らず)。駅前からバスに乗って30分くらい揺られていたでしょうか。なんとかというバス停で我々6人は降りて、歩道なき道を地図を頼りに歩いて行きました。少し歩いて南禅寺付近に行くと、何軒か湯豆腐屋さんが並んでいます。どこでも美味しい豆腐は食べられそうです。しかし腹ごしらえの前に、せっかく来たのだからお参りしていこうということになり、南禅寺の門をくぐりました。本堂へ(というかとりあえず奥へ)と向かって歩いていくと、途中で異様な人だかりに遭遇。何かと思ったら、舞妓さんの撮影会でした。周りにいるのはみんなカメラマンのようです。別の角度からもう一枚。ちらっと集団を見る女性の目が冷ややかに見えなくもありません。まあ、言ってみれば一種のコスプレ撮影会みたいなもんですからね(笑)。個人的な趣味に関することですが(舞妓さんのことじゃないですよ)、写真を撮る人をこんなに大量に撮れるとは嬉しい限りです(にこにこ)。横から見た光景も撮ってみました。さらに先へ進むと、別の場所でも同様の人だかりができていて反射板を持ってる人もいたので、何かしらのグループのそういうイベントだったのかもしれません。うろうろ歩いてそのあと本堂らしきところに辿り着きました。線香に火を焼べ、お賽銭を入れてお参りをすると、雪がちらちら降ってきました。

 早足で南禅寺の境内を出て、通り沿いにあった湖月荘というお店に入り、いよいよ湯豆腐を食べることに。自分以外の5人は湯豆腐定食を注文しましたが、名前に惹かれてついつい注文してしまったのが「四季おけ弁当」でした。なんせ「四季」ですよ(笑)。昨日の森先生の講演会の中でも予告があったこともあり実にタイムリィじゃないですか(一年中あるメニューなんでしょうけど)。選ばないわけにいきません。ただ残念なことに、このメニューには南禅寺名物の豆腐料理が付いていないのです。ここまで来て湯豆腐を食べないのもどうかと思いましたが、KヲルさんとAすましさんが食べておられたものを分けていただくことができたため、結局食べることができました(にっこり)。ありがとうございました。談笑しつつ、おないぱにもなった贅沢なお食事でございました。お茶も美味しかったです。それぞれ会計を済ませ、3時半頃店を出て帰路に就きました。帰りのバスにはグッタイミンで乗れ、4時過ぎには京都駅に到着。雪はもう止んでいましたね。ここで南禅寺グループは解散となり、その後大阪まではAすましさんと同じ電車で、大阪からは快速に乗り換え三田まで無事に帰ってこれました。なにはともあれ、京都出張オフ会に参加された皆様お疲れ様でした。

 6時頃に三田駅に到着し、迎えにきてもらって実家に帰宅。途中でスーパに寄って夕食の食材を買って帰りました。夕食はウマヅラハゲという酷い名前を与えられた魚が入った鍋でした。それをおかずにビールを飲みながらご飯をいただきました。両親と3人での夕食です。妹Y氏は本日からスキー場でアルバイトをしているため結局合わずじまい。中学生にスキーを教えるアルバイトらしい。高校生なのに我が妹ながらなかなかやるもんです。


(2/3) 朝はのんびりテレビを観たり犬の相手をしたりして過ごす月曜日。愛犬せいかはしばらく寝ながらこちらの様子を伺っていましたが、ここで例の彼に登場してもらったところ、釣られて出てきて興味津々。ちょっと警戒しながらのツーショット。背中を向けてくるのは、どうやら「揉んでくれ」のサインらしい。期待通り背中を揉んでやると、満足げの顔になります。この犬の親も年を取ってからはよく背中を揉むよう催促してきましたが、その影響を受けているのかもしれません。変な癖が付いてしまったものです。それから午前中はテレビを観つつまったり過ごし、お昼前に実家を出発。帰りも新大阪から新幹線でした。途中京都を通るときに窓から見た京都駅ビルがこれ。

 午後2時過ぎに名古屋駅に到着し、3時過ぎには大学へ。平日なので当然研究室のメンバは大学に来ています。同室のA川君なんかは、私がもう少し実家にいるもんだと思っていたようでしたが、そうは問屋が卸しません(笑)。大学に張った根はそう簡単に取れないのです。根というよりゴムみたいな弾性のあるもので繋がっているような気もします。遠くに行ってもすぐ戻ってきますからね。遅れた正月休みはあっさりと終了してしまいましたが、講演会にオフ会に、目一杯楽しめたので満足です。


(2/4) 楽しいとき、時間は早く過ぎてゆき、忙しいときもまた、時間は早く過ぎゆく。そして時間そのものが抜け落ちるのは、寝ているとき。人は不自由にも、すべてを覚えているわけではない。火曜日の午前中もまたその制約を免れなかった。ただ空白か、あるいは暗闇だったのか。記憶が始まるのは午後5時過ぎ。W木君の卒論発表の練習に付き合い、6時過ぎからは先生方も共にW木君の発表をチェック。その終了時点で午後7時。しかし再び記憶は不連続に飛び、12時前にサロンにて袋ラーメンを食べたあたりに一旦着地。そこで襲ってくるのが睡魔。机でうとうとすれば最後。着地失敗で足を滑らし眠りの谷へそのまま転落。気づけば夜明け前である。


(2/5) というわけで、大学で一晩寝てしまい夜明け前の帰宅となったのですが、玄関ドアに佐川急便からの不在通知票が挟まっていました。送り主を見てみると「冬の読書プレゼント」と書いてあります。ん、これはもしかしてもしかするのだろうか。ほぼ日からでなければ、今送られてくる可能性のある荷物はたぶんそれしか考えられません。どうやら講談社文庫こたつ組グッズがまた当たったようです〜(久しぶりですが)。現物はまだ見てないけどとりあえずうほほ〜い、と喜んだまま就寝。

 目覚めは早く、朝には起きて、洗濯したり、ゴミステーションに資源を出したり、万全の受け入れ態勢を整えました。そして佐川急便に荷物の再配達の依頼電話。どうでもいいことですが、前はおじさんだったオペレータの人が、いつの間にか女性になっていたのは単純に嬉しいことですね(にこにこ)。さらにどうでもいいことですが、普段あまり出ない関西弁が電話口だと端々に出てくることに気づきました(なかなか気づかないくらい電話を久しくしていないということ)。顔が見える相手の場合は言葉遣いを意識しているということでしょうか。それはともかく、荷物は夜の7時以降に持ってきてもらうことにしました。

 その後大学には午前10時過ぎに出て来て、特に何もできないうちにお昼前となり、11時半頃早めの昼食を理系カフェテリアにて食べました。12時45分、研究室のある建物前で卒業アルバム用の講座の集合写真を撮影してもらうことに。少し前から予定されていたことです。その後、コロキウムとして卒論生の発表練習会が開かれました。本日はK藤君とW木君とM中君の発表です。K藤君とW木君の発表はだいたいできあがっている感じでしたが、M中君のはちょっとまだ苦しいかなという感じだったので、作り直して翌日にもう一度発表してもらうことになりました。発表する方も大変ですが、ただでさえ発表者が多いのにやり直しとかがあると聴く方もうへぇですね(苦笑)。

 午後6時40分ぐらいに夕食に誘われてついていきました(主体性がないな)が、食べ終わったのが7時10分で、うわっ荷物の再配達時間の7時を過ぎてるじゃないですか。いつも持ってくるのが指定した時間よりも遅い傾向にあるので、その可能性に望みを託し、急いで帰宅したのですが一歩及ばず、またしても不在通知票がドアに挟まれていました(がっくし)。しかたないのでまた電話してみると、今夜のうちにもう一度持って来てもらえることに。で、約1時間後に届いたものは予想以上に大きく、ダンボール箱の中に入っていたのは、ちょっとした枕くらいの大きさのクッションとアイピローでした!(って自分で選んで応募したんですが) いずれも流行りのパウダービーズ入りです(ふかふか)。添えられていた紙には、「多数の応募の結果抽選した」と書かれていますが、こうも当選確率が高いとよっぽど応募者が少ないんじゃないかと疑ってしまいますね。いや、それならそれで送り甲斐もあるというものですけど、知らない間に特別優遇とかされていたりして(笑)。

 荷物を受け取ってからは再び大学へ。ジョギングしながら戻りました。歩いてられないくらい嬉しかったのでしょう。簡単に幸せが得られるお手軽人生ですな。


(2/6) 木曜日も午後1時から卒論生の発表練習会があり、2日目の今日はA藤君とI東君とT山君の発表を順番に聴きました。その間内職として3人の似顔絵を描かせてもらいました(<コラッ)。えっと実は、昨日も描いていたのです(カミングアウト)。今年度で講座を出て行く人に例年通り寄せ書きの施された色紙が渡されることになっているのですが、その色紙の中心に各人の似顔絵を描いて欲しいという依頼が今年もあったからです。面と向かって写真を撮るわけにもいかず、顔をじっくり観察できる機会はこういうときぐらいしかありませんからね。発表もそこそこに似顔絵を描いていたしだいです(<先輩としてそんなんでいいのか)。

 午後3時頃には練習会は終了しましたが、休憩のあと昨日予告があったようにM中君の再発表となりました。聴いていたのはだいたい進化グループの人間だったでしょうか(前にも書きましたがうちの講座には小講座として2つのグループがあるのです)。さらにそのあと、明日に備えるI黒さんの発表練習も続いて聴くことになったため、結局午後6時ぐらいまで聴きっぱとなりました。気力的にはこれで一日の終了です(ふはあ〜)。可愛い後輩のためならなんのこれしきと踏ん張るべきなんでしょうが、さすがに疲れて夕食後はぐったり。夜はほとんどやる気がありませんでした。


(2/7) 金曜日はまず朝からM2のS木さんとO田君の自主発表練習に付き合い、9時半から始めて終了したのが12時半。それから生協へ走り、JRのチケットの申込みをして戻って来てすぐ、午後1時からは卒論生の発表練習会3日目。本日はT井君とI黒さんとA川君の発表でしたが、まだまだ修正されるべき箇所はあるものの、みんな大体まとまっていて自分が卒論生だった頃に比べればはるかにすばらしい出来だと思います。なんてこと言いつつ、今日も似顔絵を描いていたわけですが(聴いてなかったのかよ)。

 さてその似顔絵で、A川君の顔がなかなか上手く描けず、ずっと描き直していたのですが、のちほどA川君は進学するから講座を出て行かないじゃないか、ということに気づきました。色紙を渡さないから彼の似顔絵は描く必要がなかったのに、卒論生だということで勢いで描いてしまったわけです。せっかくの似顔絵が徒労に終わった瞬間でした(どうせ似てないからいいけど)。そこで思い出しました。そういえば先日W木君の似顔絵も描いてその出来に満足していましたが、よく考えたら彼も進学組だし似顔絵は必要なかったじゃないか。なんだなんだ、描かなくていいのか。何故かちょっと嬉しいぞ(笑)<描きたくないのか。

 そんなこんなで食事をする暇も無かった一日でした。


(2/8) 昨日購入したJRのチケットですが、今日と明日1泊2日でH大学時代のスキー部OBが集まってスキーをするOB合宿が長野県の白馬であり、それに参加するために特急券を買ったのでした。OB合宿は今年で2回目です。ここのところ忙しくて研究室内は「スキーに行く」と公言できるような雰囲気ではなかったのですが(苦笑)、誘われればやっぱりスキー馬鹿の血は騒いでしまいます。昔の先輩同輩が集まるとあってはなおさらです。というわけで、こっそりでかけることに。

 忙しさにかまけて直前まで準備をしないのはいつものことですが、昨夜になってようやく荷物をまとめ始めたため、寝たのが午前1時頃になってしまいました。それでも早起きをして、朝食は食べずに7時半頃家を出発。今回思い切ってスキー板を持って行くのをやめたので、荷物は少なめです(ブーツは相変わらず重いけど)。それが妙に嬉しい(笑)。手ぶら(リュックは背負ってますが)がこんなに楽だったのかってな具合です。というか、すでにスキー板を担いで歩き回るには体力が低下し過ぎていたので諦めただけという話もあります。もう若くないですからねぇ(しみじみ)。ちなみにスキーウェアの上着はリュックに入り切らなかったため装着済みで歩いたのです(冬なので違和感はないですがちょっとごわごわ)。

 家を出た時点で結構時間はギリギリだったのですが、途中でサングラスを大学に忘れていたことを思い出し、取りに寄ったりなんだりでさらに時間のロス。特急の乗車予定時間が迫っていたので、走って地下鉄の駅へ向かいました。準備の悪いことに、現金を財布の中にあまり持っていなかったのですが、銀行のATM機は8時からしか開かないらしく、待ってられないので諦めて8時前の地下鉄に乗り込みました。急いだおかげで名古屋駅では食料を買う余裕もあり、白馬行きの特急しなの5号に無事乗車することができました。そして8時半出発です。

 滑るようにとは言い難い動きでホームから滑り出した特急は順調に走行を続け、「まつもとーまつもとー」という抑揚の無い特徴的な到着アナウンスが流れる松本駅を経て、12時前に大糸線の神城駅に到着。この区間は普段、普通列車しか走っていないのですが、冬は臨時でこういうスキー客を乗せた特急が走っているようです。で、その特急に普通列車に慣れた車掌さんが乗るせいか、到着駅の車内アナウンス間違えまくりでした(笑)。まだ若い感じの人だったので、新人に近いのかもしれません。しっかりして!と言いたくなりますが、のどかと言えばのどかです。どこかは忘れましたが、途中停車した駅のホームで戦国時代風の格好をした団体が太鼓を鳴らし、何やらかけ声をかけている光景に出会いました。座っているのと反対側がホームだったので、上手く写真が撮れなかったのですが、団体の中には豪華な着物を着たお姫さま風の人(失敗写真)もいました。

 さて、神城駅のホームに出ると、そこは雪国でした(もうちょっと前から充分雪国でしたが)。天気が良いので雪は結構解けています。階段を上って陸橋を渡り、反対側のホームから駅舎に入ると、そこにはすでに先輩のO笠原氏と同輩のK治氏が迎えに来てくれていました。お久しぶりですの挨拶もそこそこに、車に乗り込み直接スキー場へ。向かったのは昨年訪れた場所と同じHakuba47です。駐車場で素早く着替えてスキーブーツを履いてとりあえずレンタルスキーのできるところに行って、スキー板とストックを借りました。そして他のOBたちの待つレストハウスへ行ってみると、去年に引き続き参加の先輩Y口氏と同輩のK本氏と、久しぶりにお会いする先輩S水氏もいらっしゃいました。そこでほんの少し休憩したあと、O笠原氏のリフト券を借りて1本だけ滑ってくることに。ゴンドラで中腹まで登り、降りたところがこの景色この景色。(一年前もここで写真を撮ったはず)。ちょっと遠くが霞んでますが、良い天気です。ここから勘を取り戻すようにゆっくり滑って麓まで滑り下りていきました。一度コースを間違えて余分にリフトに乗ることになりましたが、1年間のブランクを感じさせない滑りだったと言えるでしょう(自分で言う)。

 午後はこれまたお久しぶりにお会いする先輩Y本氏とも合流して、みなで一緒にHakuba47と繋がっている隣の五竜のゲレンデの方に行って、こぶ斜面に苦戦したりしながら、何本か繰り返し滑ることとなりました。しかしいかんせんOBの集まりです。体力がそれほどもたないので(笑)、必然的に休み休み滑り降りることになります。リフト乗り場にはいろいろな雪像が作ってあるのですが、ある乗り場にはネコ型の人が。天気はだんだん曇り空になってきて、4時前にY本氏とK治氏以外のメンバは先にあがることにしてレストハウスで待機していました。やがて戻って来た二人も一緒になってしばらく休憩。5時頃Y本氏とはお別れし、残ったメンバはO笠原氏の車に乗り、宿泊先の民宿へ。

 荷物諸々を車から下ろし、チェックイン。部屋に入ってみると暖房の威力が弱く、全然部屋が暖まらなくて、横の道路をトラックが通っただけで揺れる部屋でした。まあ、こんな宿でも料理が豪華なら文句もありません。がそうは甘く無いのが世の中で、夕食も中レベルくらいの普通の料理でした。とりあえず用意されていた鍋を食べて、その後、冷えた体を暖めるため、7時頃車に乗って温泉に入りに行きました。向かったのは八方尾根の近くにある倉下温泉というところ。入泉料は500円。匂いと色から明らかに鉄分の多い温泉だと判りましたが、もっと目立って多かったのは中にいる客です(笑)。洗い場なんて洗ってる人の後ろに順番待ちの人々が立ち並ぶほどでした。おいおい、ここは刑務所か何かか?と思うぐらい(見たことないけど)。露天風呂(といっても外は見えない)の湯舟にも人が芋荒い状態で、入りにくいったらありゃしません。おそらく人生の中で最も多くの裸に囲まれた瞬間でしょう(笑)。まれに見る裸の多さでありました。のちほど聞いたところによると、女子風呂も同じような状態だったらしいです(うわあ<何がうわあか)。とはいえ、とりあえず体は暖まり、元は取れたのでぽっかぽか。

 その帰り、コンビニでお酒とおつまみを買い込み、宿に戻って恒例の飲み会となりました。何が良いって現役時代のようにお酒を無理強いされないのが良いですね(笑)。去年同様、平和に飲みつつ思い出話やその他怖い話や楽しい話で盛り上がり、良い感じに酔ったままお開きになって、おやすみなさいとなりました。


(2/9) 日曜日は7時起床。しかしいきなり筋肉痛です(痛)。日頃の運動不足を文字通り痛感しますね。足や脚はもちろん、腰から背中にかけてが特にひどく、中腰ができないほどでした。ちょっと姿勢を低くすると、耐え切れずへなへなとしゃがんでしまうという弱々状態。あまりにへなへなで笑えてきます。とりあえず起きてからストレッチングをして、なんとか最低限の動きができるようになってから7時半頃朝食へ。朝もそれなりの料理。定番の味付海苔と玉子と焼き魚が付いています。野沢菜が食べ放題なのはさすが長野です。夕食よりは朝食の方が良い印象(期待が小さかっただけかも)。食事後、食堂の片隅に置かれていたコーヒーポッドからコーヒーをいただいて、部屋に戻りました。

 昨日から天気を心配していたのですが、心配通り今日は朝から雨模様でした。なのですぐにスキー場に出かけることはせず、しばらく様子を見ることに。お金を下ろそうと宿を出て解けかけの雪に靴を濡らしながら郵便局を探し歩いたのですが、やっとみるけた郵便局は休みでした(がーん)。このときほど早く日本郵政公社になってくれ!と思ったことはないでしょう(嘘です)。収穫なく宿に戻り、朝食を食べて、余裕を持って10時に出発となりました。現役時代では考えられないほどのんびりできますね。そんなところに些細な幸せを感じます。結局宿代はO笠原氏に肩代わりしてもらい、感謝感謝です。5人が1台の車に乗り、今日は五竜のスキー場へ。荷物などを下ろして、朝に雨が降っていた時点で滑ることを諦めたO笠原氏とY口氏とはここで一旦お別れとなりました。Y口氏がお金を下しに白馬の町まで行くついでに土産とかも探してくるとのことでした。

 さて、残った3人は早速滑ることになったわけですが、帰りの電車の時間があったので、駅までのシャトルバスの時刻表を確認する必要がありました。あと、スキーもレンタルしなくちゃいけません。それで2人をちょっと待たせることになってしまいました。すみませんねぇ(>K本氏、K治氏)。ちなみに二人は夜行バスで来たみたいで、時間には余裕があるようです。レンタルしたのはショートスキー。文字通り短いスキーで、楽しそうだと思って借りたのですが、正直なところ普通の長さのスキー板を持って歩くのに苦しむほど、腕が疲れていたという理由もあります(苦笑)。装着して歩くのならまだ平気ですけど、ゴンドラに乗るときには、脱いで手に持たないといけないからねぇ。もともと手が痛くて握力低下している状態だったので、昨日の段階ですでに限界に達していたのです。それに加えて筋肉痛・・。ショートスキーならレンタルショップの重いストックも持たなくて良いので助かります(普通のでも持たなくてもいいのですが)。

 二人とレストハウス前で合流して3人揃って五竜のゲレンデを何本か滑り降りました。最初、高いところはガスっていて数メートル先も見えない状態でした。天気はあまりよくありません。下に降りて来たら来たで、人が多くてそれほどスピードも出せません。まあそれでも、ショートスキーだしカービングスキーだし、快適に滑ることはできました。ただ、楽に滑るように心掛けてたものの、滑り終わる頃には筋肉疲労は結構なレベルに達していました。トレーニング不足を実感しますね。最近全然運動しなくなりましたし、当たり前の体力低下です。

 その後、午後2時半くらいに切り上げて、K本氏とK治氏とは別れ(二人はまだ滑るようでした)、着替えてシャトルバスに乗り、JRの神城駅へ向かいました。そこから普通電車で松本まで行き、特急に乗り換え名古屋まで。到着したのは午後8時前でした。

 一度大学に寄って、コンビニに寄ってから疲れ果てて帰宅したのは9時頃。途中からでしたが、テレビでたまたまやっていた「羊たちの沈黙」ジョディ・フォスターに魅せられてつい最後まで観てしまい、そのあとも喉の乾きをビールで軽く癒したりして、12時過ぎにフラフラしながら就寝となりました。


(2/10) 月曜日の午前中は修論の発表練習会で、M2のO田君、S木さん、H君、犬Z君の4人が発表しました。1日で4人の発表を聴くというのはなんとも疲れますが、みんなそこそこの時間に収めていたので滞り無く練習会は終了。すぐに昼食を食べに理系カフェテリアへ。テスト期間が終わったからなのか人は少ないです。

 スキーへ行ったときに撮った写真を確かめてみようと、デジカメの電源を入れてみたのですが、電源が入らないことに今日気づきました。振ってみたら何やらカチャカチャという音までします(汗)。うわあ、これはひょっとして壊れてるんじゃないのか・・。壊れてるとしたら思い当たる原因は、もうスキーしかありません。滑っているときデジカメはスキーウェアのポケットに入れていましたが、何度か転んだこともあったので、そのときに雪がポケットに侵入し、それが解けてデジカメの中にも浸入したと考えることは想像に難くありません。あるいは寒い場所だったので結露が発生した可能性もあります。いずれにせよ、水分が原因でバッテリィでもやられたかなと最初は思い、バッテリィを付けたままや外してACアダプタに接続して電源を入れたりしましたが、うんともすんともいいません。がーん、もうダメかも・・。というわけで、その時点でデジカメの復活はほとんど諦めてしまい、ダメついで分解して中を調べてみることにしました。小さいネジを外し、外側のカバーを取り去ってみると、中には非常にコンパクトにまとまったおもちゃのような精巧部品が詰まっていました。ほう、こんなので写真が撮れるとはねぇ・・なんて感心したのも束の間、すぐに外れていたネジを発見。なんだ、この古典的な壊れ方は(笑)。昔描かれたロボットじゃあるまいし。まあ、ネジが外れただけで壊れるような機械には明らかに見えませんから、電源が入らないこととは関係ないのでしょうけど。しかし、だったらこのネジは一体どこから取れたのか、それがよく判らないのです。いや、場所は推測できるのですが、その存在理由が判らないのです。基板上にそれっぽいネジ穴があって、そこにぴったり入るんですけど、ネジを締めたところで何の役にも立たない場所なんですから。重さ調整のためのネジですか、これは? それともネジ業者のためのサービスで余分に付けているのでしょうか。あ、そうか、カメラがある一定以上の衝撃を受けたときに、外れて持ち主にカメラがやばいことを知らせるヒューズみたいなものなのか。といろいろ想像しつつ、とりあえずそのネジ穴にネジ込んでおきました。しかし当然そんな修理では電源は入らず。他に原因があるはずなんですが、結局見た目で判るような異常は見つかりませんでした(当たり前ですが)。うーん、どうしよう。修理に出せば直りそうではありましたが、保証期間は1年間でちょうど期限が切れたところだったのです(涙)。つまり約1年間の寿命だったというわけ。ああ、なんてもったいないことでしょう。図体はでかいけどポルシェデザイン結構気に入っていたのに。でも修理に出して待っているような時間は無かった(すぐに撮りたいものがあるから)ので、思い切って新しいデジカメを買おうと決心しました。同じお金がかかるなら早く手に入って新しい機種の方がいいからね(キラーン)<もう立ち直ってる。明日にでも早速買いにいきましょう(ららら〜)。

 実は上の話に出てきたACアダプタは家に置きっぱだったので、それを持ってくるために午後3時過ぎ一旦帰宅したのですが、その前に駐輪場にて自転車のブレーキ調整をようやく行ないました。ブレーキのゴム部分がすり減ったのかワイヤが伸びていたのでしょう、後輪に続き随分前から前輪のブレーキの効きも弱くなっていたのです。ワイヤを引っ張ってブレーキを少し締めました。これで簡単に止まれます(当たり前の機能ですが)。下り坂ももう怖くありません(笑)。そしてデジカメのACアダプタも持って家から研究室に戻る前に、生協に寄って自転車用のサビ取りスプレーなどを購入し、今度は自転車にそのサビ取りスプレーを差しました。これでチェーンの回転がスムーズに(悪いところだらけ)。騙し騙し乗ってますが、クイーンエリザベス2世号、通称ベスの2号(自転車のことです)は、もう5年目なのでそろそろ本格的なメンテナンスが必要かもしれません。まあ、普段からやっときゃ必要ないんでしょうけどね(愛車精神足らず)。

 夕食は理カフェにて食し、夜は9時から4年生のI黒さんの発表練習に何人かが付き合いました。自分は2つ3つ気になったことをコメントして、終わったのが10時半。


(2/11) 建国記念の日で休日の火曜日。出かけるにはちょうどいいですが、朝からなんだか雨模様でした。それでも午後からバスに乗っての街へ出て、小雨の中傘をさして大須まで歩き、新たなデジカメを探しました。実はあららこめ狙っていた機種がいくつかあって、そのデジカメが置いてある店を何軒か回ったのですが、結局買ったのは狙っていた機種の隣にあったやつでした(よくあるパターン)。今回のもフジフィルムのFinePixシリーズでF401です。いい加減別のメーカの機種に乗り換えようと思っていたのですが、フジフィルムの呪縛からは逃れられないようで。なぜそれを買ったかと言えば、壊れたデジカメとメディアが共通だったことと、限定5台で特価で売られていたのをさらに安くしてもらったから。なんというか、上手いこと乗せられた気もしますが、買わないわけにはいかない雰囲気だったんですよねぇ(弱いなあ)。結局表示価格より5000円ほど安くしてもらって本体価格3万2000円で購入。薄くて軽いし性能のわりにはお得な買い物だったと思います。とはいえ、決して安い買い物ではありません。カールヘルムのシャツ1枚と同じくらいですもんね(笑)。

 ところで衣服とかデジカメにはほいほいお金を遣うことができるのに、未だにプレステ2の2万5000円が出せないのは不思議です(この話何度目か)。さっさと買って「すべてがFになる」をプレイせなあかんのに(あかんことはないけど)。プレステ2で他に遊びたいゲームソフトがいまいち無いので、どうしても仕様頻度が低くなることが想像できてしまって、購入を躊躇しているのかもしれません。と分析したところでどこ吹く風(<用法間違い)。

 その後(というのはデジカメを買ったあとのことです)、栄まで戻り、今度はロフトに行ってドーナツ型のクッションを購入しました。大学の研究室の自分の席で今使っているシートクッションがへたって、ずっとお尻が痛かったからです。座ってる時間が長いですからねぇ。森先生じゃないですけど、椅子回りの環境は大切だと最近つとに思います。今度のクッションは復元力のある素材が中に入っているらしいので、そう簡単にはへたらないでしょう。ドーナツ型を買ったのは穴が開いていてお尻の痔状に優しそうだからです(にっこり)。効果がありますかどうか。

 大学に戻ってきたのが午後7時頃。さっそく買ってきたクッションを椅子に敷いて、新しいデジカメの使用感覚を試してみました。青みが若干強くなったような気がするものの、起動も早いし軽いしおおむね不満はありません。ただデジカメを置くだけでパソコンとの接続や充電ができるクレードルが別売なのは残念です。前のは標準で付いてましたからね。欲しいけど、別売をわざわざ買うことは、ないだろうなあ。


(2/12) 昨夜、玄関ドアに宅配便の不在票が挟まっていたので、今朝は荷物の再配達を夜にしてもらうよう電話で頼んでから、大学へ出てきました。そして午後8時に一旦帰宅(間の話は無しかよ)。

 しばらく待って届けられたのは少し前にほぼ日で購入した詩人谷川俊太郎氏とピアニスト谷川賢一氏のコラボレーションCD「kiss」です。詩の朗読の間に、ピアノによるインストゥルメンタルが挿入される形。ほぼ日だけの特典として両氏の直筆サインカードも入っています(にこにこ)。谷川俊太郎といえば、国語の教科書とかNHKの教育テレビとかで名前を見ることぐらいしかなかったので、昔はすでに亡くなっている人だろうと勝手に思っていました(笑)。だって、夏目漱石や福沢諭吉と一緒に名前が出てくるんだぜ?(いきなり馴れ馴れしいな) てっきり過去の人だと思っちまうのも無理はないだろうよ(この口調でまだ続けるのか)。あれじゃお釈迦様だって勘違いするぜ、きっと。あとになって谷川俊太郎がまだ生きてる人だと知ったときは、そりゃたまげたもんさ。おいおい、まだくたばってなかったのかよってな(本気にするなよ、冗談だぜ)。関係ないが、母方の祖父さんが谷川俊太郎に似てなくもなかったりするんだな、これが。まあ、こっちは随分前にくたばっちまったけどよ。コーヒーには必ずクリープと角砂糖を入れる、いい祖父さんだったよ。おもちゃもいっぱいもらったしな。ちぇっ、思い出すと涙が出てくるぜ。おい早合点しないでくれよ、もちろん祖母さんもいい人だったぜ。過去形で話すのはこっちも死んじまったからだが、祖母さんの料理は素朴だがそりゃあ旨かった。ちょっと太り気味だったけどな・・。二人ともあの世でもよろしくやってることだろうよ。あ、悪いがこの話にオチはないぜ。期待するのがやぼってもんさ。

 口調を戻してと。最近ほぼ日ストアを多く利用しているせいもあるのですが、佐川急便に届けてもらう荷物が多くていつも不在でその度に再配達の依頼をしていたのです。そしたら今回、いい加減何度も配達するのに嫌気がさしたのか(笑)、配達員の人から提案があって夜中でも配達時間帯の指定ができることを初めて知りました。荷物にかかわらずあららこめ何時以降に持ってきてもらうかと指定しておけるらしい。なんだそんなものがあったのか。不規則な生活をしているので、確実に家にいる時間を言うのは難しかったのですが、一応午後11時頃にしてもらいました。これからはなるべく11時までに帰ることにしましょう。何か届きそうなときは特にね。


(2/13) 木曜日の本日は朝から卒論発表会が開かれています。しかし関係ないので昼前に悠々と大学へ(うはは)。うーん、まあ後輩の発表を聴く義理がないわけではないですが、その発表だけ聴いて部屋から出てくるわけにもいきませんからねぇ(講座関係なく五十音順の発表なのです)。それだったら、いっそのこと全部聴かないでおこうという判断です(にっこり)。うちの4年生の発表は練習会でたっぷり聴きましたしね。頑張りは充分理解しています。もう聴くまでもありません。みんな立派になりました。自由にどこへでも飛び立ってくれってな心境ですよ。ま、来週の修論発表は多少聴くかもしれません。

 午前中の発表が終わったあと、地球惑星教室の構成員全員で記念写真の撮影がありました。場所はいつもの研究棟の玄関前。全員での写真の他に、卒論修論生はそれぞれ別個に教官陣との撮影もありました。しかし、この撮影会があることを知らずに、自分の発表が終わってそのまま帰ってしまった4年生もいたようです。誰とは言いませんがうちのA川君とか(笑)。お知らせメールが学部生には届いてなかったみたいですね。地球惑星教室の大学院が環境学研究科に移行したことの弊害がこんなところにも・・(っていうかメール出した人がもう少し気をつければ良かっただけですが)。

 昼食は理系カフェテリアで玉子丼。タマゴといえば遠距離タマゴ。みなさん飛ばしていただいているでしょうか。だんだん参加人数も増えてにぎやかになってきました。相変わらず説明のしにくい遊び空間です(にこにこ)。さて、午後5時過ぎには、アイソトープセンタの液体窒素を汲みにいきました。現在当番制でうちの講座の一部の人間がこの作業をやっているのですが、実質1時間ぐらいかかるんですよね。本来センタの人の仕事なだけに、この時間がもったいなく感じられてしまいます。外で冷たい液体窒素を汲むので、冬は寒くて堪りません。せめて給料でもでれば文句は言わないんですけどね(今も直接文句を言ってるわけではないけど)。夕食後、夜はだらだらと大学にいて、うとうとしてたら日付が変わって午前2時(惰性で生きとるな)。こりゃいかんと、起きてからはさっさと帰宅して布団で眠りました。


(2/14) バレンタインデーで浮き浮き気分の金曜日。といってもチョコレートをいっぱいもらえるからではなく、森先生に愛のメッセージを公然と送れるからですよ(きゃあ)<世の乙女心を代弁。「公然と」というのは、森ぱふぇのバレンタイン企画でメッセージが送れるという意味です(しかも公開されています)。ここ数年の恒例行事となっております。おかげで、昔とはバレンタインデーの意味合いがすっかり変わりましたね。男とか女とか関係ないんですよ。愛する人、尊敬する人に、日頃の感謝の気持ちを込めてメッセージが送れれば、それだけでハッピィなのです(にこにこ)。そこにちょっとしたアイコンなんかが添えられた日にゃ、特別感も倍増ですよ。いや〜ん、こんな恥ずかしいメッセージを森先生に読まれるのかしらん、なんて想像するだけで嬉し恥ずかしバレンタイン♪

 しかーし、こんなハッピィな日に水を差すのは、中部電力の人たちでした。午前中、大学へ出かける前に中部電力の人たちがやってきたのです。玄関開けてすぐに思い出しました。ああ、この人たちか。電気料金を計算するとか言っといて何ヶ月も音沙汰が無かったのでもう忘れてしまったのかと思っていましたが、残念ながら忘れていなかったようですね(ちぇっ)。どうやら未払分(というかメータが動いてなかったんだから未払ってのは失礼な話だ)の電気代を本当に計算していたらしい。7月頃にやって来て今まで計算してたのか?と突っ込みたくなりましたが、まあ向こうもいろいろ忙しかったのでしょう。あるいは季節による使用状況の違いでも見ていたのかもしれません。いずれにしてもいよいよ払わないわけにはいかなくなったわけです(<上手くすれば払わないでいられるとでも思っていたのか)。さて、問題の電気代ですが、向こうさんが言うには一番安く済むパターンで計算してくれたらしく、3年間ちょっとの電気代は9万円強になるそうな。うーん、たしかに予想していたよりは安いですけど、そんなに取られるのか・・(目眩)。そこから今まで引き落とされていた基本料金分は引いて7月から現在までの電気代が加えられ、全部で10万円ぐらいが請求されることになるようです。支払い方法をどうするから訊ねられましたが、面倒なので銀行口座から一括で引き落としてもらうことにした(もってけドロボー!<言い掛かり)。幸い、今は毎月の奨学金が結構入っているおかげで口座の残高を心配する必要はありません。10万円ぐらいなら大丈夫なはずです。

 さて、再び話題はバレンタインデー。普段から講座のサロンには誰かしらが持ってきた土産物がいろいろ集まりますが、今日はチョコレートが集まっていました(わ〜い)。チョコ好きにはたまりませんね。サロンへお茶を入れに行く度にチョコを摘んでいます(笑)。もはやバレンタインデーとか関係なく、単純にチョコが食べられるというだけで嬉しい。もちろん自分だけのものじゃないですが、早い者勝ちの世界(サロンのお菓子争奪世界)ですからね、遠慮なく食べまくりますよ(うはは)。提供していただいた方に感謝感謝。

 夜は研究指導報告書の文章を考えて指導教官にメールで送っておきました。っていうか、そもそもこれは教官が学生にどういう指導をしてきたかを書く書類なんですが、指導生に自分のやったことをまず書かせるのがうちの指導教官の方針なのです。まあ、たしかに自分の研究の進捗状況を明確にする上では、役に立つことかもしれません。それなりに書きましたが、適当に改編されて提出されることでしょう。それはそうと、なんか日記の前半と後半でえらいテンションが違うなあ。無理矢理戻しとこっと♪<音符マーク付ければとりあえずハッピィなのか。


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