5月最後の本日は、午前中は昨日の続きでサンプルの準備をして、それが終わった11時頃から、研究室に放置されている粗大ゴミをゴミ捨て場に持って行くことになり、学生の男性陣総出で手伝いました。小さめの乾燥器やロータリィポンプ等の金属物から、古い机等の木製のゴミまで、台車で運んでいろいろ捨てましたね。それはともかくとして、ゴミ捨て場に来ると気になるのが掘り出し物です(笑)。まだ使えそうなものがゴロゴロしているのがゴミ捨て場の常で、誰かにとっては不必要になったものでも、別の誰かにとっては必要に思えるものは結構あります。木製のゴミなんかは、加工すれば何にでも使えてしまうので拾い甲斐があるかもしれません。とはいえ、実際は捨てられ方が雑なものが多く、良く見ると傷がついたり割れていたり凹んでいたりで、実質的な収穫としては少なくなるのもまた事実です。
さて、そんな中、今回見つけた掘り出し物はこれ。一体何に使うんだ?という突っ込みを受けながら拾ってきたアクリルの板です(笑)。っていうか、水族館の水槽に使えそうなくらいの厚さがあるのでほぼ柱ですね。写真のように自立できるくらいの分厚さです。長さは120センチくらい。淡い紫色に光を反射していて何かに使えそうな雰囲気を漂わせていたため、思わず拾ってきてしまいましたが、実は具体的に何に使うのかはまだイメージできていません。しかしそういう予感だけで拾っておくのが粗大ゴミのダイゴミというものでしょう(駄洒落か)。すぐに使い道が浮かばないまでも、素材としての価値は見ただけで結構高そうだということは判りますので、拾って損をすることはないと思います。誰が捨てたのか知りませんが、ゴミにするには実にもったいない代物です。ホームセンタのアクリルの薄い板でも数千円するんですから、これだけの塊ならさもありなんというものです(そういって自分を納得させているような気も)。まあ、将来するであろう何らかの工作に使えるとは思います。そういう具体性に欠ける漠然とした野望でもって、いろいろ溜め込んでいる日々です。そして慢性的に不足しているのは収納場所。今のところ大学の部屋に置いてありますが、家にもって帰るのが面倒です(<なら拾ってこないように!) 早く大きい家に住めるようになろう。
午後はサンプルの調製をし、4時からはマシンタイム会議。6月の分析機器の割当を決めました。この頃不調だった質量分析計の調子が原因不明ながら回復したため、滞っていた各自の測定予定を埋める形で6月分はほぼ終了。しかし、そのマシン不調のため先週キャンセルされた自分のサンプルはその予定の中に組み込まれませんでした(しょぼ〜ん)。次の論文を書くためには早めに欲しいデータだったのですが、前がつかえているので致し方なしといったところ。来月に期待しましょう。会議終了後も、実験室でサンプルの調製の続きをし、帰りはいつもよりは少し早く、午後10時頃でした。
帰宅後、ストックしてあったカレールーを使って、カレーライスを作りました。辛口のルーを使ったという以外は何の変哲もないカレーだったので、せめてもの違いを出そうとグラタン皿に入れてみたしだい(笑)。特に説明するまでもないですが、具には定番の人参、ジャガイモ、タマネギの他に、ぶなしめじとシーチキンを入れました。シーチキンの油のおかげで少し辛さがマイルドになったような気がします。
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