Sibasin's Lunar Laboratory
日々これ勉強その5

2005年10月の勉強

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勉強のタイトル
ちょっと重い足かせのある毎日
ソフトがハードを制約する
たまには料理に興じてみる
日記と思ったら大間違いだ
眠いのは何のせい?
小さいお子様は口に入れないでく..
ようやく手に入れたTOOL
夢心地のまま帰宅です
バスの時間 いつも忘れる 魔界..
東京も 会う人違えば 良い所
石の畳に当たった兄、見た楽しい
[サメ君]お誕生日おめでとう!
ちょっと閉鎖モード気味
ネットの波に戻ってきました
相変わらずネット難民中
ただいまネット難民中
ロボットに嫌われてしまったのか..
晴れときどきヤモリ
欲しいと言っても手に入るわけで..
人はなぜ食堂に並ぶのか
運動しなくなって、本を読むよう..
ちょっと落ち着いて真面目な話
自動車レースと自動留守番電話(..
[サメ君]海にも聞こえる・・エ..
いたずらするのは携帯電波
今明かされる、くだらない真実
ゴールドライタンを思い出す
炭水化物ダイエットの逆と捉えて..
ツアーの前の大事件
二度来たところは三度来る
十月のうた

ちょっと重い足かせのある毎日
最近、足かせのある毎日を送っています。と言っても、何か政治的な制約を受けていたり精神的な重荷を背負っていたりして身動きが取りにくい状況にあるという比喩的意味ではなく、この場合、文字通りの意味に近い足かせのことです。ここ数日、わりと出歩くことが多くなっているのは、実は単に買い物をするためだけではありませんでした。すっかり運動をしなくなってしまって、少し歩いただけで足が疲れることが多くなり、筋力の衰えを痛感する日々だったわけですが、ようやくこのままではいかんと立ち上がる気になったのです。スキーシーズンも近づいてきましたし、足腰を鍛えておくなら今から動いておかないと間に合わないだろうという推測もありました。ここ数年は、山を一本滑り降りるだけで足がぴくぴく震えるような弱体化ぶりでしたからね(苦笑)。今年こそはなんとか普通に滑って疲れないくらいには体力を回復しておきたいと思ったしだい。

そこで、そのトレーニングのために使える物はないかなと家を見回してみて、発掘したのが写真にあるような、いわゆる足かせだったわけです。つまり足首に付けるタイプのウェイトね。実家にあったのをもらったやつですが、最近はほとんど使っていませんでした。足首に巻く形をしていて、片足分で約1Kgあったと思います。まあ重さ的には微々たるものです。大したことありません。しかし日常的に付けていれば、たぶんそれなりに効果があると思われます。とはいえ、大学と自宅との短い距離を往復するだけでは意味がないでしょう。なるべく多く歩き回った方がトレーニング効果も高いはずです。というわけで、ここ2、3日ほどその足かせのウェイトを足首に忍ばせて、あちこち買い物に出歩いていたんですね〜。ズボンの裾に隠れて、外からは見えないと思います。ズボンによっては見える場合もありますが、見えても特に問題ありません(ちょっと恥ずかしいくらい)。

歩き回ること以外に、もも上げとかゆっくりハイキックとかも人目を忍んでやってます(笑)。足への負荷のかかり方がただ歩くだけよりも段違いなので、トレーニング効果は高いと思います。自己満足かもしれませんが、筋力トレーニングってやりだすと結構いろいろやってしまうんですよね。そうやっているうちに、筋力トレーニングに明け暮れた頃のマゾ的な部分がたまに顔を覗かせて、自分を傷めつけることの快感を思い出したりします。太ももが疲れることに喜びを感じ始めたら危ないです(笑)。というか危ない人です。若くないんだからほどほどにしましょう。

あと、日常の中での筋トレと言えば、昔からよくやってるのが、料理をしているときのトレーニングですね。ま、料理と言っても例のごとくカレーやシチューのことですが、その具材の人参やジャガイモの皮をピーラで剥くときに、しゃがむ必要がある位置に皮捨て用の袋をぶら下げることによって太ももの筋トレを促します。つまりその袋の口まで具材を持って行き、そのしゃがんだままの姿勢(専門用語ではクラウチング)を保ちつつ皮を剥くことを自分に課すわけです。傍から見れば滑稽な恰好ですが、一人暮らしなので気にしません。当然、皮を剥いている間は中腰の姿勢を続けるわけですから、だんだん辛くなってきます。手際が悪いと時間がかかってそれだけ太ももへの負担も大きくなりますが、トレーニング効果も大なので喜ばしい状況ではあります。しかし長年やってると、皮を剥くのも上手くなってくるから困りものです。ジャガイモはまだ形が悪いと手間取りますが、人参の場合は目を瞑ってでも剥けるくらいに上手くなってしまって、トレーニング的には効果が小さくなるのです。太ももが辛い状況をなんとかしようという無意識が、皮を上手く剥くという方向に向いてしまったようですね(笑)。

まあ、トレーニング効果を高めたいのだったら純粋に筋力トレーニングをすれば良いじゃないかという意見もあるでしょう。ごもっともです。それが理想ではあります。しかし人間どうしてもサボリ癖がついてしまうもので、前線を退いてしまうとなかなか純粋なトレーニングを続けられるようなモチベーションが維持できないんですよね。「せめて皮を剥き終わるまでしゃがんでいよう」とか「あの電信柱まではなんとか走ろう」などというように、目前の小さな目標を掲げてやらないと、意志薄弱な人間にはトレーニングが続けられないものなのです。なんだか、足かせもすでに邪魔に感じてきているほどです(苦笑)。いつまでこのちょっと重い生活を続けられるでしょうか・・。
2005年10月31日(月) 19:58:46   No.166 (身体)

ソフトがハードを制約する
昨日の買い物ではシチューの材料だけでなく、切れていた胡椒を補充するために詰め替え用の胡椒も買っていたのですが、帰ってきてから封を開けて軽くずっこけました。どのくらい軽くかと言うと、机の上に肘を乗せようとしてずり落ちたときくらいでしょうか。全く挽いていない状態の、つまり丸々とした実がそのまま入った胡椒を買ってしまったことに気づいたのです。何を隠そう、うちには粒の胡椒を挽くためのペパーミルなんていうお洒落な道具は常備してません。だから挽いてない粒状の胡椒を買ってきてもちょっと困ります。大根おろしでスリスリするわけにもいきませんし、ボールか何かに入れてスプーンで潰すというのもちょっとやりにくそうです。すり鉢でもあれば胡椒も擂る(「する」ってこう書くのか)ことができるのですが、すり鉢があるような家ならペパーミルぐらい初めから置いていることでしょう(笑)。

まあ、買ってしまったものはしょうがない、というわけで、この胡椒を活かすことができるように、今日はわざわざ胡椒を挽くための道具、ペパーミルを買いに行きました。実は前から気になっていたものはあったのです。あと一歩のきっかけがなくて今まで買わずにいましたが、今回、栄のロフトに行ってようやく手に入れたペパーミルが下の写真。

大きさが判りにくいですが、高さは15センチくらいある大きめのやつ(半分くらいのもありました)。ウサギの顔のように見えるのは意図的なデザインだと思いますが、そんな可愛らしさに惹かれて買ったわけではなく、片手で胡椒を挽けるという機能が気に入ったのです。鍋の蓋を持ちながらや、お箸で何かをかき混ぜながら胡椒を振りかけたいときってありますからね。挽き具合はまだ確かめてませんが、粗挽き好きなので多少粗くても大丈夫だと睨んでます。サッカーの次のワールドカップにアジア地区から出場する国を調べてみると、サウジアラビアと韓国と日本と、あとひとつ、イランが出るんですね。つまり端的に言うと、イラン出ます(もしかして「睨んでます」の駄洒落か!<それを言うために検索までしたのか)。

あぁぁぁあああ(と叫んで寒さを紛らわそう)、今パッケージを見て気づきましたけど、正式にはペパーミルではなく、ペパーグラインダというらしいです。コーヒーミルのイメージがあったのですが、ミルだと「擂る」に近いニュアンスになるのでしょうか。岩石の粉を細かくする道具にボールミルというものがあって、全体を機械で激しく振ることによって、容器の中に入っているボールが擦れ合って、一緒に入れられた岩石も細かくなる仕組みですが、あれは擂る感覚に近いですもんね。そうかそうか、などと独り納得。

さて、こうして我が家にもペパーグラインダがやってくることとなったのですが、このグラインダ、実は胡椒入りなんです。写真に写っている容器の中の粒々は、昨日買った胡椒を入れたわけではなく、初めから入っていたのです。うわーん、これじゃ当分の間補充する必要がなくて、買ったばかりの胡椒がなかなか使えないじゃないか〜(しくしく)。まあ、無理矢理隙間に補充する手もありますが、そうまでして入れるもんでもないと思うしなあ。産地のよく判らない胡椒とミックスされてしまうのも勿体ない気がするし・・。しばらくはデフォルトの胡椒を使うしかないかなぁ。うーんしかし、いまいち納得いかんぞ。これじゃ何のために買ったのか判りません。よし、いっそのこと中身を入れ替えてみるか(ミルだけに<いやグラインダだし)。って、やっぱりそれもどうかと思うなぁ。わざわざ入れ替えるほどのものでもないし(ぶつぶつぶつ)。

あ、妙案を思い付いた!(ピコーン☆) 今入っている胡椒を挽いてしまって、もともと詰め替え用の胡椒を入れようと思っていた容器に入れれば良いんじゃないか。そうだそうだ、そうすれば挽き具合を確かめつつもとの胡椒も活かせるし、新しい胡椒もグラインダの中に補充することができて三方丸く収まるじゃん。よし、これで行こう。さあ、今宵は胡椒を挽こう挽こう(ルンルン)。

胡椒と胡椒入れの関係は、いわばソフトとハードの関係にあって、今回は挽かれていない胡椒(ソフト)を買ったばっかりに、それを活かせるようなグラインダ(ハード)を買うに至ったわけですが、なんとなく、ソフトウェアを買ってみたら、手持ちのパソコンでは動かなかったのでパソコンを買い替えるに至る、という現象に似ているような気もします。あららこめ挽いてある胡椒と挽いてない胡椒にそれぞれ対応した容器があるように、パソコンにもWindowsとMac OSにそれぞれ対応したハードがありますね。まあ、今ではWinとMacの違いは胡椒の違いよりも小さいと思いますけども。
2005年10月30日(日) 22:19:34   No.165 (道具)

たまには料理に興じてみる
今日は10月29日で、とう・にく、トーニク、トニック、ばんざーい、ばんざーい!となって「トニックの日」だと予想(またこのパターンか)。全国のトニック業界で何かしらイベントが行なわれたことでしょう。ちなみに、トニックを使ったことがあるのは小学生の頃だけかも。父親の使ってたものを興味本位で使わせてもらったのか無理矢理塗られたのか(笑)そんな感じだったと思います。今は当然無縁です(父親とではなくトニックとね)。

トニックの話はともかく、今日は料理の話です。毎日インスタントラーメンの生活もどうかと思ったので、久々に料理をしようと夜になってからマツザカヤストアに食材を買いに行きました。料理といってもいつものように買うものといったら、前評判通り(どこの?)カレーかシチューの材料なわけですが、今日はちょっと色目を使って、じゃないか、えっと、色気を出して(?)いつもと違うシチューのルーに手を伸ばしてみました。まあシチューには変わりないし、安売りをしていたから買っただけですが(笑)。よくわかりませんが「チャウダー」というカテゴリィのシチューらしいです。魚介類と野菜などの具材をたっぷり煮込んだシチューだと、箱の説明には書いてあります。

で、そのチャウダーをせっかく選択したので、料理例に書かれているものを作ってみようと思い、人参、たまねぎ、ジャガイモ(これはもうひとつ買った別のシチュールー用)の他に、ブロッコリィも買いました。ブロッコリィなんて何年ぶりに買ったんでしょう。ちょっと記憶にありませんね(笑)。あ、ちなみに魚介類は予算の関係でカットです。さらに、どうせ凝るなら(というほど凝ってもいないけど)もう一品料理を作ってみようとも思い、1パックだけ残っていた安売りのまいたけも購入。まいたけの美味しい料理の仕方を少し前に仕入れていたので、それを試してみようと思ったしだい。ま、仕入れたといっても情報を得る手段としてはマドロッコしいことこの上ない「ためしてガッテン!」の深夜の再放送でたまたま見ただけですが(笑)。

というわけで、いつもの手順で野菜を切って煮込んで、いつもと違う手順にブロッコリィを別の鍋で下茹ですることが追加され、出来上がった一品目のチャウダーが左の写真。毎度のことながらご飯の上にかかってます。そうそう作ってる途中で気づいたんですが、これ普通のシチューと違って牛乳も加える必要があったようです。買ってませんでした(苦笑)。いつも水だけで済ましてるので材料表をよく見てませんでしたね。ブロッコリィまでは確認していたのに、詰めが甘いです。でもまあ、出来上がりの味はそこそこ。ちょっと薄味ですが、そこは伝家の宝刀「ゆかり」を振りかければ補えます(笑)。ブロッコリィは茎の部分も全部使おうとしたためちょっと茹で過ぎました。

そしてこれが初めて作った焼きまいたけ(?)。フライパンで焼いて醤油とみりん風調味料で味付けしただけのものですが、まいたけの旨味が一番出る温度というのが60℃〜70℃らしい(「ためしてガッテン!」情報)ので、焼き方にコツがいるのです。火が入りすぎたり足りなかったりしないように、十分温めたフライパンに1センチ程度の厚さに切ったまいたけを並べて片面をまず30秒間焼き、ひっくり返してまた30秒焼いて、最後に火を弱めて醤油とみりんを加えて1分間炒めるという方法。仕上げに水で溶いた片栗粉も加えました。うろ覚えなので間違った部分もあるかもしれませんが、だいたいはこんな感じです。食べてみたら予想以上に美味しかったです。まいたけの歯ごたえは残しながらも旨味がしっかりと出せていた・・ような気がします。他の方法で料理をしたことがないので比べられませんが、上手く料理できたと信じておきましょう(笑)。醤油とみりん風調味料の味のマジック、のような気もしなくはないですけども。

おまけのブロッコリィ写真。洗ってみるとわかりますが、頭のもじゃもじゃ部分は水をはじきまくりです。こんなふうに水玉を作るのも簡単。キャベツのようには表面がのっぺりしていないということでしょう。トニックに縁のないようなツルツル頭が必ずしも水をはじくのではないのと同じ原理が働いているわけですね(そこへ戻るのか)。
2005年10月29日(土) 23:59:19   No.164 (食事)

日記と思ったら大間違いだ
ちょっと今日は口調を変えてみよう。森先生ではないが、「ですます調」はいささか文章がクドくなる印象を以前から持っていたのだ。書いている本人がそう感じるのだから、読んでいる方の印象たるやいかに、である。というふうに、「ですます調」で書かないからといって、いきなり古語的な表現にするのもいかがかと思う(この口調がまたもや古い)。丁寧な言葉で書けば、文字数を稼ぐのにはもってこい(個人的な日記で文字数を稼いでどうにかなるわけではないが)だが、やはり幾分回りくどい言い回しになってしまう場合が多々あり、だらだらとした文章をあまりお好みでない竹を割ったような潔い性格の方には、毎度毎度、長期間放置していたガムが包み紙にくっついてしまってなかなか取れないときのような、あるいは背中の痒いところにようやく手が届いたと思ったら実はそこが痒かったわけではなく本当の痒さの源がどこだか見当がつかなくて体中をとりあえず片っ端から掻いてみるときのような、焦れったい思いをさせてしまった可能性が多分に考えられるため、かような取るに足らない平凡かつ退屈な日記においてもなお、たまには簡潔で解りやすい文章を目指してみようとぞ思う(回りくどいのは口調のせいではないのでは?)。

「しかし、少し無理してないか、これ」
「何が?」
「いつもより明らかに文章を書くスピードが落ちているように思う」
「特に変化はないように思うが」
「なんだか難しい表現をしようとして失敗している感じがにじみ出ている気がする」
「一文ごとにひと呼吸置いて考えている様が伝わってくるとでも言うのか」
「そう、よく解ってるじゃないか」
「つまり筆遣いが伝わってくるような生き生きとした文章、ということだろう」
「ものは言い様だ」
「違う。ツッコミどころは『筆遣い』の部分だ」
「比喩表現じゃなかったのか」
「比喩表現だ」
「だったらいいじゃん!」
「そこを敢えて突っ込むのがツッコミの役目だ」
「意味がわからない」
「解らなくて結構」
「ところでこの突然の会話形式は何だ?」
「会話だと決まったわけではない」
「なら独り言か?」
「その可能性もある」
「話の先が見えないが」
「私にも見えない」
「禅僧みたいだな」
「その話について行ける人は少ないだろう」

さて、解りやすい文章を目指すと言った尻から、脈絡なく思い付きの会話っぽいものを挟んでみたが、これは悪い例である(ここは日本語教室か?)。解りにくくて正解だ。ちなみに、「解りにくい」という言葉は結構発音しにくいかと思いきや、実際声に出してみるとすんなり発音できてしまう(普段声をあまり出さないからたまに発音してみないと解りにくい)。そうそう、発音しにくいのは活用形になった「解りにくく」の方だということに今気づいた。早口言葉を作るとすれば、「解りにくく区々に括った肉ククレカレー」みたいな。だから何だというのだ。わざわざ太字にすることか? 案外早口に言えるぞ。じゃなくて話が見えないぞ。これは日記なのか? 日記らしいことはまだ何も書いていないので、少なくともここまでは日記ではないと言えるかもしれない。これから日記になるにはどんな要素が必要だろうか。少し考えてみよう・・。

そうか、なるほど(考えただけで書かないのか)。長いようで短い人生、その最期に自分の一生を振り返ることに比べたら、たった一日で振り返れる事柄のなんと少ないことか。そんな些細な事柄を毎日書き留めて何になるというのだろう(日記の否定か)。「振り返ることなど、見返り美人に任せておけ」と誰かがすでに言ってたような気もするが、一応ここに書いておこう。ちなみに見返り美人は振り返らなくてもたぶん美人だと思う。そうそう、ここはそもそも勉強記録の場であって日記だと言ったことは、今までに一度か二度、いや数回程度かな、まあ、あまり強くは主張してなかったはずだ(と言いつつ上の方で日記日記言ってるが)。だから単なる思い付きの羅列の日もあれば、サメ君で誤摩化す日もあれば、恥ずかしいうたを詠ってるだけの日もあったりするのだ。それが果たして勉強か?と問われれば、答えに窮すること請け合いだが、日記か?と問われれば、胸を張って答えられる自信がある、「違う」と。

というわけで、「ここは日記ではない」という一言で済む主張を、回りくどい説明で無駄に装飾して焦点をぼやかしてしまう手法を試してみたが、いかがだっただろうか。というのはもちろん嘘である。行き当たりばったりの思い付きで書いているのは先刻ご承知の通りだ。ごめんなさい。謝るときは潔く謝りたい、それが今後の目標のひとつである(まだまだ自分では意固地な一面があると認識している)。ごめんなさい。と二度以上謝ると嘘くさくなるからご注意だ。

さて、前口上はこのぐらいにして(まだ続くのか)、昨夜は『星星峡』という幻冬舎のマイナな広告冊子に掲載されている、森先生の作品「工学部・水柿助教授の解脱」第一話を眠い目を擦りながら一気に読了した。長さ的には短編と中編の間くらいだろうか。すぐ終わるかなと読み始めたら結構長かったという印象だ。もちろん後悔はしていない。前作までと同様とても面白く、いくつかの笑える箇所で声を出して笑ったほどだ。いよっ!待ってましたぜ水柿君!という感じである、と言ったら軽々し過ぎるが、待望の第三部の始まりとしては充分というほど盛りだくさんの内容で非常に満足のいくものだった。今後の展開がそこはかとなく曖昧に期待される。先日の森ぱふぇ講演会に参加した人ならば、講演内容とのリアルタイムな繋がりがほのかに感じられてより一層楽しめるかもしれない。あまり言うと双方のネタばれになるので(もうなってる気もするが)詳細は控えさせていただこうと思う。

そうか、「水柿君」を読んだせいで今日はこんなノリなのか。
2005年10月28日(金) 20:46:41   No.163 (読書)

眠いのは何のせい?
ただただ眠い日が続いています。なんと言うのか、倦怠感? そう、ちょっと気怠い感じの眠さをここ最近感じています。夜もしっかり眠ってはいるので、寝不足というわけではないでしょう。もしかすると眠りが浅いのかもしれません。秋ですからね(あまり関係なし)。まあ、眠いとは言っても、以前のように昼間に机に向かっていて目が開けていられないくらい眠くなることはないので、特に生活に支障を来すようなことはありませんが、朝、ちゃんと起きられないのは少し困るかも。え、朝起きられないのはずっと前からだろって? はい、その通りです(笑)。眠い眠くないに関わらず、朝の目覚めが悪いのは昔からでした。いずれにしても、睡眠時間が長くなってるのは間違いありません。

いつからだろうと振り返ってみると、先週の金曜日に徹夜して以降のような気がします。さらに翌日の土曜日も仮眠を2時間そこそこしか取らずに講演会等を張り切って夜遅くまで起きていたせいか、二日分の寝不足をあとあと引きずってしまっているのかもしれません。日曜日はこれでもかってくらい寝たつもりだったんですが、まだまだ寝足りなかったのでしょうか。あそうそう、そのときにちょっと喉に違和感を覚えたので、龍角散ののど飴を東京からの帰りに買って舐めていたのですが、もしかすると、その龍角散成分のせいで眠気が誘発された可能性も考えられますね。眠くなる成分が入っていてもおかしくないですし。たとえ実際には入っていなくても、薬のような匂いのせいで、勝手に躰が錯覚して眠くなろうとしているのかもしれません。

最近でこそ薬にはなるべく頼らない生活をしていますが、子供の頃はぜんそく等で躰が弱く、薬漬けの日々でしたからね(関係ないけど「薬漬け」と「茶漬け」はちょっと似ている<本当に関係ないな!)。潜在意識の中に薬に対する反応システムみたいなものが出来上がってるとか。っていうか、早い話が条件反射ですね。薬っぽいものを飲んだら眠くなるという。そうそう、たぶんそんな感じだよ(いい加減)。でも、もう、そののど飴は食べ切ってしまったし、それほど長く効果が持続するとも思えないので、現在のこの目の辺りが熱を持っているような感覚は、別の要因が考えられそうですね。

あ、今気づきましたけど、これは眠気ではなく、単なる鼻炎かもしれませんよ(そんな根本を覆すようなことを!)。そう言えば鼻もむずむずするし、家にいたら鼻水が絶えないこともあるし、目の痒さもあるし、たまに涙だって出ちゃうもんなあ。そうかそうか、これは乾燥によって空気中に埃が舞い上がりやすくなり、家の中でも外でも埃っぽい環境になったせいで、目はしょぼしょぼ鼻はずるずる頭は軽くふーらふら、てな感じの症状を引き起こしてくれちゃった結果、それを眠気の症状と勘違いしてただけなのか。って、マナカナ、じゃなくて待て待て(そんな間違いするか?)。症状的に見れば鼻炎で良いとしても、実際睡眠時間が長くなってることの説明は付かないではないか。うーん、てことは、やはり眠気はあると考えて良いのかなぁ。そうなると、何がその眠気のもとになっているのか、という問題が再浮上しますよね・・。

あ、もしかして、「鼻炎によって眠気が引き起こされている」のか! そうだ、これだ! もうこれしかない! そうだそうだ、これだこれだ。ここまでの流れを冷静に検証してみれば、これが答えだとしか思えません。決して、これ以上可能性を考えるのが面倒になったから話題を切り上げようとしているわけではなく、これ以上無いというくらいのスマートな答えが今ここに導かれたから終了なのです!(わははわはは) そうかぁ、やっと解りましたよ、僕は鼻炎で眠かったんですね。そうと解れば謎なんてどこにもありません。安心して今夜もぐっすり眠れそうです(笑)。

写真は夕暮れ時の大学キャンパス。北西の空を見たところ。冬になればちょうど正面に沈む太陽が見えるのですが、今の季節はまだ建物の陰に隠れて見えません。でもそのおかげで淡く光るグラデーションのかかった空が、トワイライトな感じを漂わせています。微妙な陰影が特徴的な季節。昼間は暖かかったのに、日が沈めばたちまち肌寒くなる季節。冬に向かう束の間の穏やかさは、死に向かう束の間の安らぎに似ているかも。
2005年10月27日(木) 20:53:58   No.162 (身体)

小さいお子様は口に入れないでください
などという注意書きがあると、「入るかい!」というツッコミを入れるべきか、「何の口に?」と聞き返すべきか、迷ってしまいますが、実際にはそんなふうに書いてあることは少なく、細かい部品が使われているおもちゃなんかの注意書きによく見られるのは「小さいお子様が誤って部品を口に入れてしまわないようご注意ください」という至って普通の文章ですね。ツッコミ甲斐のないつまらない世の中です(<何にでもボケを期待しないように)。ところで細かい部品の集まりみたいなおもちゃと言えばブロックですが、あれなんてまさに子供が口に入れる危険性の高いものの筆頭じゃないでしょうか。有名どころでは、レゴブロックダイヤブロックなどがあって、子供の頃から好きだったのはレゴブロックの方でしたね。ダイヤブロックはブロックの接合部分の大きさがレゴよりも一回り大きく、ちょっと野暮ったくて、子供心に恰好悪いなという印象を持っていました。どことなく子供に媚びたデザインに思えたのも影響しているかもしれません。ブロック自体の大きさもレゴの方が小さくて、よりディテールに凝ったものが組み立てられそうな気にさせてくれます。そういう細かい部分に凝る子供だったのです(今でもそうですが)。

ま、そういう昔話は置いておいて、口に入れてはいけないものとして子供には認識させる必要があるブロックなんですが、それを逆手に取ったというか、開き直ったというか、単に商魂逞しいだけなのか、何か勘違いしてるんじゃないか、とすら思われる食品がありました。それが下の写真にあるブロックの形をしたグミキャンディその名も「Gummi Blox」。最近いただいた頂き物です。

袋には「遊び心と食欲をくすぐる、リアルで楽しいグミブロック」と書いてありますが、日本じゃクレームが来そうで出せない商品じゃないでしょうか(笑)。子供がブロックを口に入れたくなる習性(?)を利用してグミを食べさせようという魂胆がなんとも恐ろしいではありませんか。確かにグミキャンディにはいろんな形をしたものがあって、それを子供も大人も(特に自分は)喜んで食べますけども、よりによって紛らわしいブロックの形にしてしまうのは、どうなんでしょうね。アメリカ人(たぶん)の考えることは解りません。このグミを食べるのが癖になって、本物のブロックを口に入れてしまう可能性はあるように思いますが、そういうことまで頭を回してないのかもしれませんね(アメリカ人を馬鹿にし過ぎか)。でも、こういうツッコミどころのある商品を残しておける懐の深い部分は、日本も見習ってほしいものです(笑)。味は見習わなくても良いですが・・。

念のために書いておきますが、このグミを送っていただいた方に文句を言ってるわけではありませんよ。むしろありがたがっているぐらいです(笑)。ネタ提供ありがとうございます。他にも面白いグミをいただきましたが、美味しくいただいております。とここに書いてお礼の言葉に代えさせていただきます。

さて、本日水曜日は相変わらずネムネムで、8時頃一旦目覚めたものの起きられず、結局午後2時頃になってから大学にやってきました。今月は先週にイベントがいろいろ重なって一時的な財政難になり、先日は銀行口座に残高がなくて「水道代が引き落とせなかったよ」のお知らせが届いたほど(苦笑)。後期分の授業料もようやく口座に入れておきましたが、ひょっとしたら他の引き落としのために残高が減って、また督促状が届くことになるかもしれません。それぐらいぎりぎり。ずっと前にAmazonで注文をした商品があったのですが、先週配達予定だったのにそれが届いた形跡もなく、おかしいなと思って調べてみたら、なんと未発送のままでした。普通だったら向こうの不手際かと思ったのでしょうが、たぶんこれも、商品代金が口座から引き落とせなかったために配送が止まったままになってしまったんだろうな、と予想。結局、一旦その商品は諦めてキャンセルすることにしました。またお金がたまったら購入しましょう(<普段からそうしなさい)。

これはグミブロックではなく、本物のレゴブロック。倉敷のチボリ公園内のレゴショップで買ってきた、ブロックセットの中の1ブロックです。改めて持ってみると、ダイヤブロックと何が違うかと言うと、大きさだけでなくプラスチックの質感がそもそも違いますね(ダイヤブロックは手元に無いので記憶の中の手触りと比較)。なんとなくレゴの方が緻密で粘り気があるような気がします。あと、作りがしっかりしていて艶があって持った感じも高級感がありますね。おもちゃだからといって(だからこそかも)手を抜かない老舗の商品作りに対する意気込みは、ブロック1つからだけでも感じ取ることができます。ダイヤブロック好きの方、ごめんなさい(笑)。
2005年10月26日(水) 19:03:48   No.161 (食事)

ようやく手に入れたTOOL
カテゴリィ的には「道具」に入れても良いのかもしれませんが、森先生の新刊『森博嗣のTOOL BOX』をようやく手に入れました。発売してから一週間ぐらいでしょうか。やっと大学の生協にも置いてありました(残り2冊のうち1冊をゲット)。書かれている内容は『日経パソコン』で連載されていたもので、すでに連載中に読んでしまったものですが、こうやってまとまっているとまた嬉しいものですね(にこにこ)。森先生自らがお撮りになった写真もカラーで掲載されているので、写真集としての価値もあるかもしれません。ハードカバーなのでちょっと重いですが、大きさ的には比較的コンパクト。机の傍らに常備して、ふとしたときに道具に関するいろんなお話を読んで、何らかのインスピレーションを得たり、何も得なくても文章に漂うようにただ酔う(駄洒落か)だけで、ほくほく幸せな気分に浸れる、本自体がそんなTOOLだとも言えます(上手いこと言った?)。だから「道具」のカテゴリィでも良いかなあと思ったしだい。これからまたじっくり読み直してみようと思います。

本日火曜日もすっかり秋の空模様で、朝から肌寒い一日でした。午前9時半からはコロキウムがあり、M1のO本君とD1のW木君が発表。面白い話が聞けました。11時半には終了し、昼食は理系カフェテリアへ。以前あった隣の中華食堂で働いていたおばちゃんたちはどうなったのだろう、と心配していましたが(というほど心配していない)、なんのことはない、理系カフェテリアに働きに来てるだけだったりします(一部のおばちゃんは前から行ったり来たりしてましたけど)。働く場所が少なくなっても、世の中案外どうにかなるものです。中華食堂が無くなったことで仕事を失ってしまったおばちゃんがいたとしても、きっと今頃家でのんびり悠々自適な生活を送っているかもしれません。所詮その程度のことなんだと思います。働くことの意義を見つめ直したり・・・とかしてるとはとても思えません(笑)。

まあしかし、それで良いのでしょう。一時働いてお金を貯めて、場所が無くなったらまた別の場所に移ってお金を貯める。そうやって仕事をみんなで回していける世の中になった方が良いと思います。いや、もうすでにそうなってるかもしれませんね。もちろんひとつのことを一生かけて続ける仕事も大切ですし、それくらいじゃないと成立しない仕事もあるでしょう。しかし社会としてより安定で豊かなのは、お金を必要とする人がいつでも働けて、必要なくなったらいつでも辞められる、そういう自由も許容できるシステムを持った社会だと思うのです。それが簡単にできないのは承知の上で適当なこと書いてますが、ちょっとガムシャラになり過ぎじゃないかな、と最近の日本というか大企業で働く友人の働きっぷりを見て(聞いて)いて思ったりするわけです。なんか企業自体が目的を見失ってやしないかなと。まあ、働いていないお前が言うなと言われればそれまでですが、働いている人を尊敬こそすれバカにしているつもりはもちろんありません。ただ、仕事をするために仕事を作り出しているような印象が方々で見られるので、勇気のある方に思い切ってそういう無駄な部分を指摘してほしいな、と期待する意味で書いてみたしだい。行動を起こすなら今ですよ。早く偉くなるか職場を替えなさい、K藤氏(私信だったのか)。
2005年10月25日(火) 20:35:37   No.160 (読書)

夢心地のまま帰宅です
更新が滞ってしまってすみません。土日は東京に行っていて携帯電話で更新しようかとも思ったのですが、そんな暇はとてもなかったですね。まあ、それぐらい楽しんでいたと思ってもらえれば幸いです(にっこり)。詳しいことはまた、昨日、一昨日分の日記を埋めるときに書きますが、森先生の講演会は、いつものように、いや、いつにも増して楽しくて素敵な講演会でした。記念品の数々も可愛くて豪華でサービス満点でしたね〜、とスタッフという立場を忘れて賞賛させていただきます(笑)。手前味噌をこねるのが得意です(味噌は「こねる」と言うのかな・・)。

予定では日曜日の夜行バスに乗って、本日の早朝に帰ってくるはずだったのですが、いろいろあって昼前の到着となってしまいました。金曜日に徹夜で準備をした影響か、帰ってきてから少し横になるつもりがぐっすり眠ってしまい、目が覚めたら夜でした(苦笑)。体調不良ってことにしとくか。えっとたぶん、「眠い眠い病」にかかってしまったのだと思います。その証拠に、昼間あれだけ眠ったのに、今はもうすでにまた眠くなってきてますもん。

ああそうか、もしかするとこんなに眠いのは、森先生の夢のような講演会に参加した影響で頭の中がずっと夢心地の状態になり、躰がそれに合わせて今は眠っているんだと判断し、本当に眠くなってしまっているのかもしれませんね。つまり眠過ぎて白昼夢を見てしまう状況の逆バージョンみたいな感じでしょうか。白昼夢を見てるのは眠いせいだと勘違いして眠くなるという仕組み。うーん、良きかな良きかな(良いのか?)。

今日のところはこれぐらいにして、土日の話はまたのちほど書かせていただきます。
2005年10月24日(月) 23:59:52   No.157 (日記)

バスの時間 いつも忘れる 魔界都市
講演会の興奮冷め止まぬ日曜日。森先生の晴れ男効果か、土曜の夜から天気は快晴で、日曜日も秋晴れの清々しい一日でした。そんなさわやかな日に何をしていたかと言うと、ずばり、ゴロゴロしてました(笑)。ああ、もったいないですねぇ。でも眠かったんだもんね〜。だからお昼頃まで二度寝、三度寝してました。それもまあ、滅多にないことなので、たまには良いのです。遠く離れた東京の地で、さらに人の家でゴロゴロしている、これぞ贅沢ではありませんか。とても幸せな時間だったと思います。もちろん、誰の家かによりますが(笑)。

お昼過ぎにはさすがに起きて、駅前のパン屋さんでランチを食べました。店内で本格的な食事ができるパン屋さんは初めてでしたけど、悪くはないですね(微妙な表現なのはハンバーグが挟まっていたパンがあってそれは食べなかったから)。帰りにはケーキもいくつか買って帰りました。で、お腹が空くまでしばらく横になって(また寝たのか!)、ケーキを食べて今度はビデオを鑑賞。観終わる頃には外は暗くなっていました。結局良いお天気の日にほとんど家の中にいたという、なんとももったいない話ですが、それをもったいないと思う気持ちが貧しいのかもしれません。早い話が貧乏性ですね。

しかし、ではなぜ雨の日に外に出ないのはもったいなくないのか、という問いには上手く答えられないので、単なる出不精の可能性はあります。つまりいつでも引きこもっていたい性質なのでしょう。あでも、別に外に出るのが嫌いなわけではないですよ(どっちやねん)。外に出て心地よい風に当たれば気持ち良いなと思ったりもするし、雪の積もった日の朝に、無駄に雪だるまを作りたくなったりもします。ときには雨に打たれることすら、清々しく感じることもあります。うーん、結局何が言いたいのでしょうか。外に出たいか出たくないかはあまり天気自体に関係がなく、自分のしたい行動をしたいときにするだけ、ということかな・・。よく解りません。よく解らない話を書いて、何かから目を反らそうという作戦かもしれません(笑)。真剣に読んでる方はお気をつけて。

さて、夜は久々にテレビで「サザエさん」を観て、ワカメちゃんの声が変わってる!と言ってみたり、その流れでアニメをしばらく続けて観てました。と言っても、またまた眠気に襲われて、ほとんど音声を聞いてるだけでしたけど。一日中ゴロゴロしていたせいか、あまりお腹が空くこともなく、この日の夕食は食べずに過ごしました。帰りの夜行バスの出発時刻をチケットで確認し、間に合うように午後10時半には知人の家を出ました(実はこの時点でひとつめの失敗をしていました)。最初は普通電車で東京駅に向かったのですが、快速に乗り換えた方が早そうだと思い、途中の駅で一旦普通電車を下り、快速の止まるホームに向かったのですが、なんとすでにこの日の快速は最終電車が行ったあとだったということが判明(がーん)。これは誤算です。しかたないので再び次にやってきた普通電車に乗って、東京駅に向かうこととなりました。結局一本後ろの電車に乗り換えてしまっただけというアホらしい失態です。これが二つ目の失敗。

そして三つ目の失敗が東京駅のバスターミナルでのことです。乗り場に着いてみると、乗る予定のバスがすでに停車しているようでしたが、外で待っている人は結構います。なので、これから乗車の受付が始まるのだなと思って安心していました。アナウンスによると、前のバスの発車が遅れているらしく、それで次のバスの入車が遅れて、それに乗る予定の人が待っているらしかったのです。具体的には、11時20分発のバスの出発が遅れているので、11時40分発のバスに乗る人はしばらく待ってくださいというアナウンスの内容。それを聴いてふむふむと納得していた自分が、今思えば恥ずかしいくらいにアホでしたね。隣に居た外国人らしき人に(日本語で)状況を訊かれて、前のバスが遅れているらしいですよ、と自信満々に答えてもいたのです。それがそれが、どうでしょう。ああ、なんたる神のいたずらか、あるいは紙のいたずらか、チケットを用意しておこうとチケットを出して手に取った瞬間、我が目を疑いましたね。いや、その紙すら一瞬疑いました。なんとそこに書かれていた出発時刻は、「午後11時20分」

え、ちょっと待って。これって、もしかして、今ちょうど出ようとしているあのバスのことちゃうの? いや、あのバスに書かれている「ドリームなごや1号」ってのは自分が乗るバスだってことは判ってたけど、てっきりあのバスはこれからお客さんを乗せるためにここに止まっていたのだとばかり思っていたよ・・。ってぎゃあああ! 待って待って待って待って待って、そのばすちょっと待ってー!と思いつつ、近くにいた職員さんに「このバス、これ、自分が乗る予定のバスなんですけど!」と詰め寄ってみたものの、難しい顔をされ、チケット売り場に行ったらなんとかなるかもしれないと言われただけで、結局バスは待ってくれず、テールランプを輝かせながら東京駅をあとにしていったのでした・・。

つまり、最大の失敗は、最初にチケットに書かれた出発時刻をちゃんと確かめなかったことでしたね。いやでも、ちらっとは確かめたんですよ。それで「午後11時40分」だと勘違いしたんだから、まあある意味しかたがなかったというか、救いようがなかったというか、どうしようもなかった神様のいたずらだったのかもしれません(お、神様に責任転嫁?)。しかし、まだ望みを捨ててはいけません。職員さんのアドバイス通り、とりあえずバスのチケット売り場に行ってみたものの、最初はその売り場すら位置が変わってて見つけられません。なんだか踏んだり蹴ったりです。で、ようやく見つけた売り場で、まだ座席の残っている夜行バスはあるか?と訊いてみましたが、残念ながらもうないとのこと。敢えなく望みは絶たれてしまったのでした。こうなってはもう完全に諦めです。ムーライトながらの出発時間にぎりぎり間に合う時刻ではありましたが、これからチケットを買う余裕もなさそうだったので、この時点でもう一泊して翌日の新幹線で帰ろうという考えに早くも行き着いていました。追加の出費は痛いですがしかたありません。不幸中の幸いですが、まだ知り合いの家に帰るための電車は残っていたので、それに乗ってとんぼ帰り(字が違う)となったしだいです。いきなり昨日の予約を使ってしまった形ですね(苦笑)。お世話になりっぱなしで申し訳ないです。遅い時間でしたが泊めてくれて助かりました。二日連続、本当にどうもありがとう。今後ともよろしくね(まだ言うか)。
2005年10月23日(日) 19:33:11   No.159 (日記)

東京も 会う人違えば 良い所
前日の日記にも書いたように、金曜の夜は3年生の新歓コンパがあり、終了したのが10時過ぎだったため、昼間から作っていた森ドリル(何のことか解らない方は読み飛ばしてください)の編集作業もその間中断していました。そう、何を隠そう、この週にずっとやっていた講演会の準備というのは、実は森ドリル作成のことだったんですね(もちろんそれだけではありませんが)。2年ほど前の講演会とオフ会で森ぱふぇ会員の皆様にお配りした森ドリル【春】・【夏】の続きとして、今回は【秋】・【冬】の2冊を作ろうという計画のもと、前回同様Wかへま氏と僕とで1冊ずつ作ることになっていたのです(今明かされる森ドリルの秘密!というほど大げさなものでもない)。結構ギリギリのスケジュールではありましたが、なんとか金曜日までに形が決まって、夜にはいよいよ大量印刷の段階に入ろうとしていました。

コンパ後は、お酒が入って少し眠くなっていたものの、眠ってしまうわけにもいかなかったので、まずはとにかく印刷に精を出しました。と言っても、印刷するのはプリンタなので特に苦労はありません。具体的にどのプリンタを使ったかというのは、いろいろ問題になりそうなので敢えて書きませんが(笑)、比較的早くA4の用紙300枚余り(これは自前です<他のは自前じゃないような書き方だな)の両面印刷は無事終了しました。

今回作らせてもらった森ドリル【秋】はサイズ的にコンパクトなものを予定していて、できあがる冊子の大きさはちょうどA6判のノートの大きさです。つまりA4判1枚の紙から全8ページの冊子1冊が出来上がるという手はず。それにはまず、印刷されたA4の用紙を半分のA5サイズに切り分ける必要がありましたが、これがまあまあ手間のかかる作業だったでしょうか。幸い、裁断機(と呼んで良いのかな?)が図書室に常備されており、それを使わせてもらって半分に切ること自体は楽々です。大変なのは、一度に切れる枚数が20枚程度だったため、300枚以上切るには何度も同じ作業を繰り返さないといけないところでした。しかもぴったし半分にする必要があって神経を遣います。さらに中途半端な高さの机の上でやったので、腰にも微妙な負担がかかったことも付記しておきましょう(今後の対策のためのメモとして)。

そうして切って600枚にもなったものを、今度は2枚ずつ重ねて半分に折るという作業が続きました。この時点で午前3時は回っていたと思います。この作業は切る作業よりもさらに時間がかかりました。切り方が厳密に正確ではないため、完全に半分に折れるはずはなく、中心合わせに多少手間取ってしまうのです。しかし、折り続けるうちにだんだん手慣れてくるもので、少々のゆがみも気にならなくなります(って、それはいい加減になってるだけでは?)。とにかくそうして折り続けること約2時間。そろそろ夜が明けそうな時間になった頃に、ようやく最終段階の中綴じ作業へと移りました。

中綴じ作業は専用のホッチキスを使って、折り目の上の程よい位置を2箇所綴じる作業ですが、これも慣れるまでは位置合わせが難しく、最初のうちは永遠に終わらないんじゃないか・・とは思わないまでも、東京への出発時間までに果たして間に合うのだろうかとは思いました。それでも人間というか僕は偉いもので(自分で言うか)、いつの間にか位置合わせも一瞬で済ませられるほどのホッチキスマスタになっていて、ガチャン、ガチャン、とリズム良く冊子を大量生産していたのでした。仕上がりも申し分ない感じ(自画自賛)。そうしてすべての冊子(約300冊)を作り終えたのが、午前7時過ぎでした。東京への交通手段として、早朝の高速バスに乗るという選択肢は、もうこの時点で無くなっています。新幹線利用に決定です。

となると、まだ出発までには余裕はあります。だいたい午後2時前後に講演会会場に到着するつもりでいましたので、10時過ぎの新幹線でも間に合う計算です。というわけで、実際に使うかどうかは判りませんでしたが、今回用の自分の名刺も適当に作りました(これはもう本当に間に合わせの考えなしの行き当たりばったりなデザインなので、受け取られた方はご了承下さい)。そうこうしているうちに9時を回り、一旦帰宅して準備を整え、大量の荷物を持っていよいよ東京へ向けて出発となったしだいです。この段階で、まだ寝てません(笑)。

というわけで、行きの新幹線の中ではほとんど熟睡。気がつけば東京でした(ほんとは新横浜あたりでしたが)。しかしここからがちょっと大変というか、やっかいな道のりでした。今回の講演会の会場は江戸川区の船堀というところにあったのですが、ここへ向かうための主な交通機関が都営地下鉄新宿線しかなく、それに乗るには東京からどこかの駅まで出て乗り換えないといけないのです。ここまではあららこめ調べていたのですが、具体的な駅名を忘れてしまい(主催者側のくせしてそんな調べ方で良いのか?)、案内板で調べようとしたものの、駅構内には地下鉄との連絡を表示してある案内板は見つけられず、しかたなくインフォメーションのお姉さんに訊くことに。あまり人に訊きたくない派の人間としては、屈辱的な状況ですが(苦笑)、重い荷物の紐が指に食い込み、自力で探しまわる余裕は残っていなかったのです。眠いというのもあるしね〜。などと自分に言い訳をしつつ、教えられた通り、総武線(これがまた地下深い)に乗り、聴いただけでは漢字変換が難しかった馬喰町(ばくろちょう)で都営新宿線に乗り換えました。ここからは一本道で、船堀まで10数分。到着する頃には、地下鉄が地上を走るようになっていました(川が近いからか高低差の問題か・・)。

駅を出ると外は小雨。あいにく傘は持ってなかったのですが、会場は駅の目の前だったのであまり濡れずに済みました。到着時刻はちょうど午後2時を回ったぐらいです。会場であるタワーホール船堀が想像していたよりも立派で綺麗なところだったのが少しびっくりでしたね(笑)<主催者側のくせに。さっそく待ち合わせ場所の会議室へ向かい、すでに来られていたスタッフの方々と合流。皆さんが持参されたお土産を昼食代わりにまずはいただき(僕は一方的に食べるだけで、ごちそうさまでした)、その後、いろいろ講演会に向けて直前の準備に取りかかりました。以降の詳しいことは都合により省略させていただいて、講演会場である小ホールの準備も整い、午後5時40分、受付開始となりました。その時点ですでに結構な人が待っていてくださって行列ができていました。受付開始直後は徐々に行列が長くなり、限界かなというところまで達したところで、列を4列にしてなんとか圧縮、その後は行列の長さも増えることなく順調に受付作業は進んでいきました。ピークは最初の15分くらいだったでしょうか。後半はぽつぽつと来場されるだけでしたので、再入場者のチェックも混乱することなくできたと思います。ただ、受付終了時間の6時半間際では、慌てて来場される人の対応で少しだけ忙しくなったような気もします。交通手段が都営新宿線ひとつだけにほぼ絞られていたのがネックだったかもしれません。

そして午後6時半。Wかへま氏の司会によって講演会が開会となり、森先生が登場され、会場は拍手、そしていよいよご講演の開始となりました。ベージュの上着を着ておられたことは覚えています。スタッフの仕事をしていた関係上、ホール内に入る時間が遅くなってしまい、入口付近からの立ち見になってしまいましたが、会場の設備は良くてスクリーンに映し出されるスライドは大きく、とても見やすかったと思います。お話の内容は、いつものあれはもちろん、お馴染みのあれとか、あのときのあれとか、どこかで見たあれとか、新しいあれとか、意外なあれなんかもあって、2時間近くの長い講演でしたがそんな長さは全然感じさせない、楽しく面白く感心させられ、ときにはためになったりする、盛りだくさんの内容でした(にこにこ)。ファンクラブの講演会ということで、いつもよりは多少真面目なお話をご用意してくださったそうです。本当にありがとうございました(>森先生)。ホール内はベテランのファンから新規のファンまで様々な層の方がおられたと思いますが、皆さん真剣に聞き入っておられる様子で、だいたい同じようなところでみんなが笑うのは、新旧関係なく全員が森ぱふぇの会員だからという理由も考えられますが、やはり森先生の技量によるところが大きいように思いました。さすがです。っていうか、そういう技量があるからこそ、常に新しいファンが獲得できているのでしょうね。

ご講演の終了後は、休憩時間を省略してすぐに質疑応答タイムとなりました。準備段階では質問が出るか心配していましたが、始まってみるとそんな心配は杞憂でしたね。次々に積極的に手が挙がり、軽いのから深いのまでいろいろな質問が飛び出しました。それぞれについて森先生は丁寧にお答えになり、ときおり司会のWかへま氏の追加の質問が挟まったり、たまに笑いが起こったり、終始和やかなムードで進行していきました。我々ファンと森先生の間がさらに近くなった素敵な時間だったと思います。私事ですが、このときは微力ながら、マイク係として手伝わせていただきました。お見苦しいところがあったかとは思いますが、どうかお許しを。

さて、楽しい時間にも、いつか終わりはやってきます。約30分の質疑応答タイムが終われば、講演会のプログラムはすべて終了です。森先生の降壇を拍手でお見送りし、参加者の皆さんには速やかに退場していただきました。会場の後片付けの問題もあったからですが、皆さんのご協力のおかげで、ほぼ予定通りに会場を明け渡すことができました。希望者には飾り用の生け花も一本一本持って帰っていただき、運営側としては非常に助かりました。こんなところでなんですが、参加された会員の皆様に感謝いたします。そして何より我々のために楽しいお話をしてくださった、森博嗣先生には感謝してもしきれないほどではありますが、精一杯の感謝の意を表したいと思います。どうもありがとうございました。それから準備から運営まで奔走したスタッフの皆様、お疲れさまでした。

さてさて、楽しい時間にもいつか終わりはやってきますが、終わりは次の始まりでもあると言います。講演会終了後は、スタッフで食事がてらのちょっとした打ち上げが行われました。と言っても普通の飲み会ですが(笑)、ただひとつ違ったのは・・・ひ・み・つ(にっこり)。まあ敢えて言いません。想像してください。はい、つまりそういうことですね。客観的に見れば、単なる飲み会と言っては贅沢過ぎる時間を過ごさせていただきましたが、個人的な感想としては、スタッフの男4人が固まったテーブルであまり隣のテーブルとの干渉も少なくバクバク食べながら違う話で盛り上がって普通に楽しかったなあというだけです(笑)。まあ良いのです。スタッフ同士だって滅多に会えるもんじゃないんですから。そうそう、今回一番驚いたことと言えば(言ってないぞ)、Wかへま氏が以前よりもかなりスリムになっていたことです(笑)。これが一番びっくりでした。まさかここまで痩せているとは!って感じです。声を聴くまで誰だか判りませんでしたからね。それほど長い間お会いしてなかったということかもしれませんが、それを差し引いても、ものすごいダイエットを遂行されているのは間違いないようでした。あまり無理のないように頑張っていただきたいです。

打ち上げのあとは、夜も遅いので宿に直行です。宿と言っても今回は知り合いの家に泊めてもらうことになっていました。船堀から1時間ほどかかって最寄り駅に到着し、迎えにきてもらって家に到着。その夜は講演会後ということもあり、結構遅くまでいろいろ語り合っていましたね。徹夜明けで寝てなかったのに、よく起きていられたものです。きっと楽しい時間だったのでしょう。どうもありがとう〜(私信)。今後ともよろしくお願いします(と図々しく予約してみる)。
2005年10月22日(土) 18:24:13   No.158 (日記)

石の畳に当たった兄、見た楽しい
閉鎖モードらしく短めに書きましょう(そもそも今までが書き過ぎ)。そんなわけで、タイトルは意味もなく回文です。久々に考えてみました(って、ずっと前に考えて温存していただけですが<温存しといてこの程度か)。自分には兄はいませんが、妹はいます(何回か書いてますね)。結構歳が離れているので、あまり喧嘩らしい喧嘩をした記憶はありません。こっちに記憶がないだけで、向こうにはあるのかもしれませんけど(笑)。自分が大学に行くようになって実家を出た頃は、妹はまだ小学生でしたから、お互いほとんど一人っ子として育ったみたいなものです。だから思春期にぶつかり合ったとかはないのです。友人等の他の家庭の兄弟姉妹事情を聞くにつれ、つくづくうちは運が良かったと思います。なんて言うと、他の家庭に失礼かもしれませんが(苦笑)。

先日も書いたように、今日は3年生の新歓コンパがありました。講座の仮配属が決まって、後期のセミナの単位が取れればめでたく来年度からうちの講座にやってくることになる3年生たちです。いやぁ、とにかく若いですね(笑)。3年生なら、だいたいが20歳から21歳なので、なんとちょうどうちの妹と同い年ですよ。そりゃ若いはずです(妹と比べて実感するのもどうかと思いますが)。後輩との年齢差よりも、いつの間にか助手先生との年齢差の方が近くなっていました。こういう状況は、ちょっと考えた方が良いかもしれません。うかうかしてたら、自分の子供でもおかしくない年齢の学生と、机を並べることになりかねませんからね(笑)。そういうのはできれば避けたいところです。

さて、明日はいよいよ東京で森先生の講演会です。準備も佳境に入ってきました(まだ終わってなかったんか)。こんな調子だと、たぶん朝の出発までに寝る時間はないですね。バスに乗れれば、バスの中で寝れば良いだけですが、新幹線に乗ってしまうと、下手に速いだけに寝る時間が少なくなるので、頑張ってバスに乗れるようにしましょう。それでは、現地でお会いできるかもしれない皆さんは、よろしくお願いします。楽しい講演会になることを祈っています。

新歓コンパの終盤、飲み終わったお酒の空き缶で突如作られたピラミッド。こういうのを良い大人が真剣な顔してバランスを考えたりしながら立ててしまうのが、どことなく理系の男たちって感じがしなくもないですね(笑)。最後は4年生の元気溌剌なT内さんにてっぺんの空き缶を立ててもらった影響で、数秒後に崩れ去りました(期待通りです)。
2005年10月21日(金) 23:59:21   No.156 (日記)

[サメ君]お誕生日おめでとう!
今日は管理人が酔っぱらって使い物にならへんみたいやな。
飲み会でかなり飲み食いしたみたいやからな。
出されたもん律儀に喰うのはやっぱりアホやで。
たぶん、貧乏性なんとちゃうか?
よっぽど普段ろくなもん喰ってへんねやろな。
あんたかて手当たり次第に食い過ぎやろ。
失礼な。俺かてちゃんと選り好みはするわ。わかめとか昆布は喰わへんぞ。
いや、そりゃあんた肉食動物やん。
おいおい、肉やからって何でも喰うわけやないぞ。
あ、なんかイヤな予感。
そう、例えば、アンコウとかは喰わへんな。
やっぱり俺かよ! っていうかこの場合むしろありがたいし!
誰がお前や言うてん。喰わへんのは単なるアンコウや。お前はチョウチンアンコウやろ。
いやいやいや、ちょっと待て。俺は喰っても美味くないぞ。考え直せ。
アホか、誰がお前を喰うて言うた? 自惚れんな。
なんや、冗談か。びっくりさせんなよ。
喰うのはチョウチンだけや。
って、おーい! やっぱり俺を喰うんやないか!
ちゃうちゃう、よう聞いとけ、どアホ。アンコウは喰わへん言うたけど、チョウチンを喰わへんとは言うてへんがな。
なんかすごくくだらないオチが待ってる気がするけど、つまりどういうことや?
つまりやな、俺はアンコウは喰わへん。お前はチョウチンアンコウ。「チョウチンアンコウ」引く「アンコウ」で、答えは明白やろ。
喰うのは俺のチョウチン部分ってことか・・。
そんなもん喰えるか!
違うのかよ!
お前のチョウチンを喰うとも言うてへんやんけ。
なんやそれ、今にも喰いそうな言い分やったやないか。
チョウチンを喰う言うてもな、お前のチョウチンだけは遠慮しとくっていう意味や。
え、な、なんや、それって、もしかして、やさ・・しさ?
あ、アホ抜かせ! 単にお前なんか、喰えたもんやないってだけや!
あらあらお二人さん、相変わらずお似合いのコンビね。
以上愛情編でした。

あそうそう、タイトルは内容と関係ないので気にしないでね。
2005年10月20日(木) 22:35:39   No.155 (サメ)

ちょっと閉鎖モード気味
10月も半ばを過ぎて朝晩はすっかり寒くなりましたね。台風もいつの間にか逸れていて、今日は朝から快晴です。あ、もしかしてそのせいで急に寒くなったのかな(放射冷却で)。昨日の夜は寝るときに毛布を2枚使いました。シーズン初です。ついこの間羽毛の掛け布団を片付けた(部屋の隅に置いただけですが)と思っていたのに、早くも引っ張り戻して使うことになりそうな雰囲気。つまり、衣替えをせずに夏近くまで羽毛布団を使い続けていたわけですが・・。心地よい気候だった秋ももうすぐ終わりでしょうか。名残惜しいですが、また来年の秋を楽しみに待つとしましょう。生きていれば良いですね(縁起でもないな)。

さて、今週は週末に東京で開かれるファンクラブ主催の森先生の講演会の準備もあって、結構ハードスケジュールな毎日を過ごしています。というかここからがさらに山場。いろいろイベントが重なっているのです。上記のように講演会のための準備もありますが、その他にS田氏の博士論文公聴会が明日あってその夜にお疲れ様飲み会があったり、明後日は講座に仮配属となった3年生の新歓コンパがあったりします。このままだと自分の名刺を作るまで手が回るかどうか判りません。最悪の場合は過去の名刺で誤摩化せば良いかなとも思ったのですが、よく考えたら、HPを引っ越したので、古い名刺ではURLやらクーリエルアドレスやらが古いままで使えないことに気づきました(本当はもっと前から気づいてた)。簡単なものでも新しい名刺は作った方が良さそうですね。うん、頑張って作りましょう。幸か不幸か、金曜日の夜行バスの予約は取れず、土曜の朝までタイムリミットが延びたことですし(え、徹夜するつもり?)。

あまり水面化のバタ足具合を公にするのはポリシィに反しますが(今まで散々日記に書いてきた人間が言う台詞か?)、どれぐらいハードスケジュールかというと、今日は家で食べてきた朝食以外の食事をする間もなく、夜の今現在まである作業に時間を消費していました。その間ほとんどあいまっ君の前に座りっぱなしで、席を立ったのはお茶をいれにいくときかトイレに行くときぐらいでした。特に部屋の気温が低い(分析機器も置いてある部屋なのでエアコンがONになっている)ので、トイレに行った回数は多かったですね(笑)。あ、食事はしてませんが、代わりにストックしてあったお菓子は食べて、最低限のエネルギィ補給はしました。しかし、それももう食べ尽くして、スッカラカンです(ガムはあるけど)。お菓子のストックって、どうしてあるだけ食べてしまうのでしょうか?(<それはストックと言わないのでは?)

ストックと言えば、スキー経験の長い人ならあの手で持つ棒状の「ストック」を連想すると思います。たまに「ポール」と呼んでいる人をスキー場で見かけますけど、個人的にはその呼び方は許せないですね。ポールって、ただの棒でしょ? 意味が分かりません。自信はありませんが、ずっと昔からあれはストックと呼んできましたし、周りにいた人間(主に家族やその知り合い)もみんなストックと呼んでいたので、正式名称もストックで合っていると思います。なので、わざわざ調べて確かめようとしたこともありません。あれは雪に刺すだけでなく、リング部分が抵抗になってちゃんと支えになる機能もあるわけですから、単なるポールではないはずです。スキーのストックが何語なのか知りませんが、英語の「貯めておく」という意味の「stock」と関係があるような無いような、そんな気がしないでもないですね(辞書ぐらい引いたら?)。そんなストックの連想をしたのも、ちょっと寒くなって、スキーシーズンの到来を予感したせいかもしれません。

そうそう、全然関係ないですが、うちの研究室のサーバのクーリエルサーバ機能、ちょっとだけ復活したようです。少なくとも受信はできるようになりました。しかしまだ外部への送信ができない模様。ま、大学関係以外のクーリエルはもともと外部のサーバをいくつか使っているので、代用が効きますし、深刻な問題ではないでしょう。完全復旧まではもう少しかかるみたいです。
2005年10月19日(水) 23:59:34   No.154 (日記)

ネットの波に戻ってきました
毎日内輪話が続いて申し訳ないですが(そもそも内輪話の最たるものが日記なので今更気にすることじゃないか)、大学の講座サーバ、一部機能(具体的にはWebサーバ)だけですが復旧しました。話によるとどうやら昨日の夕方頃から復旧していたみたいです。だから昨夜自宅から講座のHPが見られたのも別にサーバの外面が良かったからではなかったですね(笑)。他講座のY田氏の全面的な協力を得て(というかほとんどお任せで)、サーバのシステムを新しくしてなんとかWebサーバだけは機能させることに成功したようです。ただし、今まで使っていたIPアドレスではダメで、各自のマシンのIPアドレスを若干変更する必要があります。今日大学に出てきて先生に教えてもらって知りました(昨日はその情報を知らなかったから繋がらなかった)。

まだクーリエルサーバが動いてなくて大学宛のクーリエルはまったく読めない状態ですが、とりあえずインターネットに繋ぐことができるようになって良かったです(にこにこ)。ネットにアクセスできることがこんな快適なことだったとは! と、たった数日ネット難民を経験しただけで実感できますね(笑)。ネットにさえ繋がればもうこっちのもんです(何が?)。大学以外のクーリエルアカウントについては送受信も問題なく行えますし、遠く離れた人とのちょっとした連絡も掲示板等を使って簡単にできるんですよ! って、なんかインターネット初心者みたいな当たり前のことに感動してますが、その当たり前のことができる状況に喜んでいると思っていただければ幸いです。いやあ、便利な世の中になりましたねぇ。というわけで、本日は自宅に帰らずにここを更新しています。本当はさっさと帰って夕食に、5食入り228円で買ったノンフライ麺のインスタント袋ラーメンを食べたいなと思っているのですが、ネットが復活したことにより大学でやっておかなきゃいけないことも出てきてしまって、痛し痒しと言いますか、愛し恋しと言いますか(言いません)、帰りたいのに帰れない状況であります。あ〜あ〜〜果てしない〜(意味なく歌ってみたりする有様)。

それでですよ、ネットに繋がったことだからちょっくら「しばしん」検索(Googleでキーワードに「しばしん」と入力して検索すること)でもしてみようかと、ダメもとで、ほんの軽い気持ちで検索してみたところ、なんと2ページ目にsibasin.comのトップページがヒットしているではありませんか! ようやくGoogleに認められましたよ!(わーい) つい先日検索にヒットしないしないと嘆いた途端にこれですよ。なんでしょうねぇ、これは。ひょっとして、日記で嘆けば事態が好転するというシステムでしょうか(笑)。嘆くということは、少なくとも良い方に向かわせようという意志はあるのでしょうし、いろんな対策を施してきた結果とも言えますから、あながち間違った見解ではないかもしれません。あるいは逆に、もうそろそろ期待通りの事態に好転するという一歩手前で、待ちきれずに僕がたまたま嘆いているだけという可能性もありますね。明らかに後者の方が可能性は高いと思います。

いずれにしてもタイミングが良過ぎだとは思いますが、ちゃんと検索に引っかかるようになった今はただ喜ぶだけです(わーいわーい)。これからは検索結果のより上位に登場するように、さらなる暗躍に力を入れて行きましょう(できることはしっかり毎日更新することぐらいですけど)。当面の目標は以前と同じく芝信用金庫を抜くことですが、いつの間にか登場して現在トップにヒットするようになっている、別人の「しばしん」さんのブログ(順位を上げたくないので敢えてリンクせず<やらしいな)も、いずれは抜けるようになりたいですね(笑)。

さて、朝から雨だった火曜日。今日はコロキウムの日なので早起きでした(最近いつも早起きですが)。発表者は4年生のM川君とN尾君で、9時半から始まって11時には終了。いつもよりは短めだったでしょうか。昼食を食べに理系カフェテリアに行ったときには、もう雨は止んでいました。台風が近づいているとは思えない穏やかな曇り空です。午後は生協に、週末の東京行きのための夜行バスのチケットを買いに行ったのですが、なんと金曜夜発のバスがすでに全部満席らしく、仕方ないので帰りの分だけ買ってきました。うーん、夜行バスが使えないとなると、早朝の高速バスに乗るか、新幹線に乗るかしかないですね(鈍行の電車で行くのはさすがに疲れるので却下)。早起きする自信はないですが、新幹線を使う金銭的余裕もないので悩みどころです。とりあえず今考えてるプランは、できるだけ早朝のバスに乗るつもりで駅に向かい、間に合わなかったら(or 満席だったら)その場で新幹線に切り替えるというもの。はたしてどうなるでしょうか。
2005年10月18日(火) 22:32:16   No.153 (日記)

相変わらずネット難民中
いや、難民中という言葉はちょっとおかしい気もするので、遭難中と言った方が良いかもしれません(あくまでも大学での話ですけど)。というわけで本日も自宅から更新です。っていうか、本来は日記の更新ぐらい自宅からするべきなんでしょうけどね(笑)、そう簡単に習慣は変えられないと言いますか、でもまあ、これを機会に徐々に自宅人間(なんだそれは)になっていきたいと思う今日のこの頃であります。

本日月曜日は午後から雨が降り出すあいにくの空模様でしたが、講座のサーバもあいにくのご機嫌で、ついに完全にシャットダウンされていたようです。つまり一日中研究室からはまったくネットに繋がらない状態だったわけです。しくしく可哀想に(主に僕が)。おそらく今現在もサーバは止まっていて、大学宛のクーリエル(と書いて気づきましたが、この前つい無意識のうちに“メール”という言葉を日記に書いてましたね。油断してました、すみません。さっそく遡って“クーリエル”に訂正しておきました。<どうでも良い報告)が届かなかったり、講座のHPも見ることができない状態だと思・・って今試しに繋いでみたら、あら?繋がるじゃん! 普通にページを見ることができますね。なんだよなんだよ、どういうことnano?(<そのフレーズまだ引っ張るのか) すでに完全復帰しているとはちょっと考えられないので、不調だったのはサーバからローカルのコンピュータに向けての接続だったということでしょうか。中の人間へのサービスを怠って、外からの接続にはちゃっかり応じているとしたら、なんとも外面の良いサーバですね(笑)。

このまま講座のサーバの不調が続くようだと、個人的にちょっと困ったことになりますが、こればっかりは一人で騒いだってどうなることでもありません。最低限の問題回避策として、自宅からでも大学と同じようなネット関連作業ができるように、早めに環境を整えるしかないでしょう。幸い、アップルのサービスの.Macを使っているおかげで、ブラウザのブックマークやカレンダやアドレスブックやクーリエルの署名などは、データを複数のMacで同期できるので大学とほぼ同じ環境を自宅でも再現しやすい状態にはあります。過去のクーリエルが確認できなかったり、Macに入れているソフトの違い(具体的にはHDの容量が少ないあいぶっ君にはPhotoshopやIllastratorはもちろんのこと、ExcelやWordも入ってなかったりする)で自宅では見られないファイルがあるのは不便ですが、それ以外についてはなんとかなると思います。というか、なんとかするしかありません。一歩一歩進んで行くしかないでしょう。

そうそう、一歩一歩と言えば(無理やり話題を繋げた感あり)、今履いている靴は2足あってどちらもReebokのやつ(色と型番が違う)なんですが、雨の日に履いて歩くと両方とも右足を踏みしめたときだけ「シュー」っと空気が抜けるような音がするのです。まさにずっと前に書いた、「く〜つ〜が〜鳴る〜♪」の歌そのものです(笑)。歩くたびに靴が鳴って、結構気になります。その靴はかかと部分にエアクッションが内蔵されている靴なので、たぶん雨の日は空気が漏れる穴の付近に水が付着して、空気の漏れる音が強調されてしまっているのだと思いますが、しかしなぜそれが右の靴だけにしか起こらない現象なのかが解りません。

2足とも同じ右足側でその症状を示しているわけですから、右足自体となんらかの因果関係はあると思うんですよね。右足により多く負担をかけるような歩き方をしているとか、右足でピボットターン(バスケットボートの授業で習った以来だな)をする癖があるとか、休めの姿勢のときついつい右足を軸にしてしまうとか、通学ルートがたまたま右足に負担をかけるような道になっているとか(行き帰りで逆になるからそれはないと思うけど)、そんなところでしょうか。いずれにしても何か靴にかかる力に日常的に偏りができているのは間違いないと思います。とは言え、ものが靴なだけに、左右を入れ替えて実験してみるわけにもいかず、また新しい靴を買うまでは実証できまませんけどね(笑)。そのとき覚えていたらまた音を確かめてみましょう。

靴繋がりで、写真は以前買ったReebokの靴(今はもう捨てちゃった)に、なぜかおまけでに付いてきたミニカーです(一応非売品)。見たところラリーカーのスケールモデルみたいですが、こんなおまけを作ったのはReebokがスポンサーだったからでしょうか。ボディのカラーリングが本物と同じなのだとしたらそうですよね。今持っている靴を買ったときには付いてなかったので、現在はもうスポンサーをやめたのかもしれません。何分の一の大きさなのかは素人なので(笑)よく判りませんが、なんとなく鉄道模型のOスケールぐらいかなと想像(全然いい加減ですよ)。
2005年10月17日(月) 22:31:09   No.152 (日記)

ただいまネット難民中
大学の研究室のサーバがどうやら不調らしい。最近どうもネットに繋がりにくいなと思って自分のマシンのLANケーブルの接触不良を疑ったりしていましたが、サーバが原因だったらどうしようもありません。木曜日あたりに調子がおかしくなって、先生方がソフトウェアを入れ直したりして対処してくださったそうですが、一向に治る気配はないようで、応答が極端に遅くなったり頻繁にシャットダウンしては再起動を繰り返したり、風邪ひきの老人みたいな調子の悪さを維持しています。本日も一日中そんな感じで、ネットに繋ごうにも断続的になってイライラするだけなので、夜になって夕食にお寿司の助六を食べてから早々に大学を引き上げてきました(と言いつつこの時間)。というわけで、今日は自宅からの日記更新です。

いつもなら自宅のネット環境よりも大学のネット環境の方が快適なので、ずっと大学に入り浸っているわけですが、今のサーバの状態では自宅の方が比べ物にならないくらい遥かに快適な環境だと言えます。遅い遅いと思っていたあいぶっ君が、なんだかとても頼もしく思えるから不思議ですね(笑)。まあ、だからと言って日記の内容が劇的に面白くなるわけではありませんので、どうか期待しないでください(誰もしてませんか?)。むしろ単語登録などを大学のあいまっ君と共通にはしていないのとキーボードの大きさが違うために、いつもと同じようなタイピングがしづらくて、文章を書くときにどうしてもスピードが遅くなり、それにつられて結果的に頭の回転も鈍くなって内容が支離滅裂になっているかもしれません。って、すみません、パソコン環境に関係なくいつもそんなすらすら文章を書いてるわけではありませんでした(苦笑)。考えに考えて3歩進んでは2歩下がり、推敲に熟考を加えて思い悩んだ末に却下する、みたいな書き方で、ようやくなんとか毎日更新をしているというのが現状です。そのわりに大して面白くもならないんですから、やってられませんよね(笑)。いや、できるだけやりますけどね。

って、そういう日記の苦労話はどうでも良いのです。問題はサーバですよサーバ。サーバの不調はハードの問題なのかソフトの問題なのか、今のところ不明ですが、ソフトを入れ直しても治らないということは、ハードウェア的にどこかが壊れている可能性が高いでしょう。世間から取り残されているような大学の研究室とはいえ、今の世の中、ネットに繋がらない状況ではまともに仕事もできません。クーリエルすら受け取れないのは問題ありでしょう。いつまでもこの状態を続けるわけにもいかないと思われるので、近々何らかの対策が取られるでしょうけど、早くなんとかしてほしいものです。古いハードに問題があるなら、安いMac miniでもさっさと買ってサーバもMac OS Xにしちゃった方が安定性も増すだろうに、と一学生の立場からは思うのですが、先生方もプロではないのでそう簡単にはいかなさそうなことは過去の経緯を見ていたら判ります。あ、別に先生方を非難してるわけではありませんよ。お忙しいところ本職以外の仕事をやっていただいて、日々感謝こそすれ非難なんてとてもできません。ただ、講座内に詳しい人がいない現状を不幸だなあと嘆いているだけなのです。

もちろん嘆いて問題が解決するわけではありませんけど、少なくとも日記のネタにはなってますね(笑)。いずれにしても、研究以外の仕事もほとんど大学のネットワークに頼っているので、この問題が長引かないことを祈るばかりです。な〜む〜。
2005年10月16日(日) 22:59:10   No.151 (大学)

ロボットに嫌われてしまったのか・・
サーバを鞍替えしてすでに2ヶ月経ちました。サイトのアドレスを公開してからは1ヶ月以上経っています。なのに、Googleで「しばしん」のキーワードで検索しても未だにsibasin.comのページはひとつも引っかかりません。URL変更前は、「金融界のしばしん」こと芝信用金庫を抜いて1位の座を守り続けていたのですが、なんとも落ちぶれてしまったものです。実は引っかかってるけど見落としてるだけか、とも思い、念のためsibasin.comのURLを直に検索しても、「はぁ? そんなURLに関する情報なんて知らんけど、それがちゃんとしたURLって言うんやったら、ここから開いたらええがな」(意訳)って言われてやっぱりダメ。Googleにはうちのサイトの情報がまったく反映されていないようです。サーバを引っ越してURLを変更したことで、うちのサイトにリンクを張っていただいていたあちこちのサイトからのリンクがリンク切れになって、検索でのヒット数が下がるのは仕方ないことですが、sibasin.comのURLすら認識されていないのは一体どういうことでしょうか。

気になったのでアクセス解析の結果を見てみると、どうやらGoogleのクロールロボットは何度も来てるっぽいことが判明しました。なのになぜその情報を検索結果に反映してくれないんでしょう。立ち寄ってみたけど気に入らなくて、ロボットに見て見ぬ振りをされているのでしょうか(笑)。あーあ、嫌われてしまったなあ・・。ま、それは冗談として、ひとつ考えられるのは、レンタルしているサーバのIPアドレスに問題がある可能性です。サーバの持つ大元のIPアドレスが何らかの原因で検索エンジンのブラックリスト的なものに登録されていて、それで検索結果には出て来ないようになっているのかもしれません。

クーリエルに関しても似たような問題を抱えています。今現在、sibasin.comをホスト名として作ったクーリエルアカウントからの送信クーリエルが、YahooとかHotmailなどのWebクーリエルのデフォルト状態で「迷惑メール」として振り分けられてしまうという問題があるのですが、そのことでサーバの管理者に問い合わせてみたところ、サーバのIPアドレスで判断されて上記クーリエルサーバ等から規制されているかもしれないとのこと。レンタルしているサーバは他のユーザとスペースを共有しているため、IPアドレスも途中まではおそらく共通で、その状態でユーザの誰かが何か悪さをしてIPアドレスごと規制されると、同じサーバを利用しているユーザも巻き添えを喰ってしまうというわけです。迷惑な話ですよねぇ。たぶん悪いことをしているユーザって、悪徳出逢い系サイトを運営してたり、アダルト系サイトを運営してたりする奴じゃないかと睨んでいるのですが、睨んだところで改善されるわけではありません。根本的な解決のためには、サーバの管理者さんに頑張ってもらって、sibasin.comのIPアドレスの無実を各業者に対して証明してもらう他ないようです。大手プロバイダ以外のレンタルサーバを使うのも良し悪しですね。

今のところクーリエルに関しては他の送信クーリエルサーバを代用したりして、なんとか「迷惑メール」問題を回避できていますが、検索エンジンでsibasin.comがヒットしない問題は個人では解決しようがないように思います。より多くのサイトからリンクしてもらえば、もしかしたら検索エンジンにも認めてもらえるのかもしれませんが(笑)、あまり積極的に宣伝するつもりはないので(こっそりネット内に蔓延らせるつもりはある)、リンクをいっぱいしてね♪と頼みまくるわけにもいきません。しばらくは、自然のなりゆきを見守るしかないかなぁ・・。あ、ささやかな抵抗としてindexページのmetaタグにキーワードを記述しておくという方法はあるかも(今まで敢えて記述せずにきたんですけどね)。

本日土曜日は午後から雨でした。しかし足元を濡らしながらも栄の街に買い物に出かけ、いろいろゲットしてきました。そのうちのひとつが写真のグミキャンディ。以前、グミが好きという話を書いたときに話題に出した、スイスで食べまくっていたHRIBOHappy-Colaです。コーラ味のグミキャンディ。日本でも普通に買えます。今回はロフトで購入です。この他にもうひとつ、グミの周りに酸っぱいつぶつぶつが付いたFresh-Cola(一応レモン風味)というやつも買いましたが、それはさっそく食べてしまって写真を撮れていません。まあまあ美味しかったですが、一気に食べたせいか、ちょっと気持ち悪くなってしまいました(苦笑)。やはりご飯代わりには無理があったようで(そりゃそうやろ)。
2005年10月15日(土) 22:42:52   No.150 (日記)

晴れときどきヤモリ
10月14日と言えば、とう、いし、で「トイシ」、つまり砥石の日ですね。憶測で適当なことを言っているので違ってたらすみません(またこのパターンか)。ことえりちゃんが勝手に変換してくれるので「砥石」なんて漢字が書けますが、自分だけの力ではたぶん書けていないと思います。うちでは普段使うこともないですからね、砥石自体。包丁も一人暮らしを始めるときに買ったセラミック製のを10年ぐらい使っていて、研ぐ必要性を感じたことはまだありませんし、すっかり馴染みの薄いものになっています。というか、もともと砥石を買ったことすらないかも。自分が持っている砥石と言えば、小学生か中学生のとき彫刻刀セットを買ったときに付いていたやつぐらいじゃないかなぁ。それすらも、もうどこにあるのか不明ですが・・。

さて、特に発展性の見込めない砥石話は置いときまして(笑)、先日家にやってきたお客さんの話を少し。昔からゴキちゃんやらショウジョウバエやらムカデやらヤスデやら蚊やらカマキリやら虫に関しては千客万来の我が家ですが、先日はとうとうヤモリのお客さんがありました。秋晴れの清々しい昼間、洗濯物を干そうと窓を開けたらいきなり上から降ってきたのです。そこで、ぎゃっ!と驚いたかというとそうでもなくて、最初はカーテンに付いていたフックか何かが落ちて来たのだろうと思いました。で、下を確認してみたら、ヤモリちゃんですよ。トカゲではなかったと思います。たぶん窓の外側に張り付いていて、開けたときに上手いこと部屋の中に落ちたのでしょう。その姿を確かめて、うぉっ、と驚いたのも一瞬、こちらの視線を感じたのかそのヤモリちゃんはサササッと窓とアルミサッシの間に隠れてしまいました。行方が少し気になりましたが、とりあえず目の前の仕事を片付けます(決して見なかったことにしようと思ったわけではない)。

そうして洗濯物を干し終わった後、窓際で邪魔になっていた布団やら毛布やらを退け、アルミサッシの隙間を確認。良かった、ヤモリちゃんはまだそこでちゃんと大人しくしています。これで姿がなかったら、また安心して眠れない夜を過ごすことになりかねませんからね(苦笑)。よく見れば小さくて可愛いやつじゃないですか。うーん、このまま捕まえて飼っちゃう? いや待て待て、水槽もないのにどうやって? などという葛藤は特になく(ないのか)、いつまでも部屋の中にいてもらうわけにもいかないと思い、手近な棒(具体的には綿が取れた耳かき)でつんつん突っついてすぐさま外に出てもらったしだいです。最後は外に自らダイブした感じ。束の間の滞在でしたが、今までのお客さんの中では一番ましでしたね。って、もちろん、人間のお客さんは除いての話なので、家に来たことがあっても心配しないように(笑)。さすがに虫よりも来てほしくない人なんてねぇ、いるわけないじゃないですか。まあ、ヤモリちゃんに負ける人は・・・いないとも言い切れなかったりしなくもない気がしますけど(あははは)。


写真はN大学の敷地から外に出る通路のひとつで、地下鉄の駅の入口の近くの夜の写真。普段は閉鎖されているアスファルトの道路の横に、歩行者と自転車が通れるくらいの少しの隙間が開けてあるのですが、いつの間にかその横の道じゃなかったところに獣道ができています。昔はこの部分に植物養生の名目で柵がしてあって抑止力になっていたようですが、その柵がなくなってしばらくしたらこの有様でした。ちょうど地下鉄の入口に向かうショートカットになっています。まあ、ここを通りたくなる気持ちは解ります。正規の通路ではすれ違いがしにくいので、それを避けるために自分も一度この獣道を通ってしまいましたし。易きに流れるのは人間の性の現れか、あるいは効率を求める人間の合理性の結果か。いずれにしても見る度にいろいろ考えさせられる場所ですね。あと、この獣道を見て感じるのは、どんなにしつこく生えてくる雑草も、これだけ踏まれ続ける場所には根付かないんだなあということ。日々のちょっとした繰り返し作業の偉大さと、同時に、無意識的な人間の環境破壊がいかに簡単に起こりうるかも学べます。まさに日々これ勉強ですね(お、初めて勉強らしい内容書いたんちゃう?)。
2005年10月14日(金) 20:33:55   No.149 (日記)

欲しいと言っても手に入るわけではない
やっぱり出たー、ビデオ再生対応のiPod! 昨夜はまた無駄に夜更かしをしてネットに流れる情報を追いながら発表の瞬間を見守っていましたが、あまりに噂通りのものが出て来たのでiPodに関してはそれほど驚きはないかなぁ。デザインはついこの前発売されたiPod nanoのテイストが取り入れられ、iPodシリーズの統一性が高まった感じですね。nano同様、初代iPodのエッセンスが蘇ったように前面の丸みが無くなって透明のポリカーボネイトの縁取りが復活しています。60GBモデルでもより薄くなって軽くなっているようなので、今持っている第3世代のiPodの買い替え用としては魅力的に映りますね。

とは言え、今のところ買い替える必要性は感じていないので、すぐには買わないでしょう(いつかは買うのか?)。ビデオ再生ができると言っても、まだ持ち歩いて観るほどのビデオファイルを持っていませんし、そういうライフスタイルもまだ自分の中では確立されていません。だからビデオ再生機能はあってもなくてもどっちでも良くて、動けば良いねくらいの感覚です。そんなことを言いつつ、1ヶ月あまりでバージョンアップしたiTunesでさっそくHayley Westenraのミュージックビデオを買ってしまいましたけど(笑)、それを持ち歩くかどうかはまた別問題ということで。ビデオを持ち歩くとしても、ゲームボーイアドバンス用のプレイやんをすでに持っていますしねぇ。しばらくはそっちで楽しめば良いかなと(こっちも活用できてるとは言いがたい)。ただ、手軽に写真を見せびらかしたい場面はたまにあるので、その機能のためには新しいiPodが欲しなと思っています。今持ってるiPodたちでは写真が見られないし、デジカメではちょっと見せにくいですからね。古いiPodは最近バッテリィ駆動時間も短くなってきたし、そういう道具としての機能性のことを考えると、これを機会に買い替えてしまいたい欲求もあるんですよねぇ。うーむ、どうしようかなぁ・・。

とまあ、買わなくても良い理由探しや、買った方が良い理由探しをして迷ってる人間を演じていますけど、そんなこと以前に、お金の問題ですぐには買えないことは明らかなのです(苦笑)。一番のブレーキ要因はそこでしょう。ブレーキなんて言うとまるで進む(買う)ことが前提の話みたいに聞こえちゃいますが、ま、否定はしません(笑)。頭の中ではすでに手に入れて手元でいじり倒しているところまでイメージできてますから。えっと、捕らぬ狸の皮算用?(ちょっと違う) みたいなもので、あれこれ考えているうちが楽しいんだと思います。結果的に買い時を逃すことになったとしても、買った場合の使い方を想定しておくことは無駄にはならないと思っています。イメージトレーニングみたいなもんです。

というわけで、カメラが内蔵されて新しくなったiMac G5も、すでに買ったも同然ですよ(うはは)。これの登場は予想してなかったので、iPodよりも驚きでした。そしてiPodと同じかそれ以上に魅力的です。リモコン操作で音楽やビデオや写真鑑賞ができる仕組みも組み込まれて、外見的にも機能的にもますますiPodの相似形に近づいた感じがしますね。ちょっぴり薄くなって速くなっただけでもコストパフォーマンス的に良さそうですし、自宅用のMacとして普通に欲しくなっています。カメラも実際に使うかどうか分りませんが、証明写真を撮るには便利かも(笑)。

今は大半の仕事(研究・趣味含めて)を大学の自席に置いてあるあいまっ君でこなしているわけですが、それゆえに、どうしても大学に長居しがちの生活になっているんですよね、たぶん。つまり、自宅にもしっかり仕事ができるパフォーマンスを持ったMacがあれば、きっと今よりも帰宅時間が早くなるはずなんです。早く帰って、家で落ち着いてじっくりと、名刺を作ったり日記を書いたりするはずです(そんな用途しかないのか)。自分がコンピュータよりも処理速度が速い頭や優れたタイピング技能を持っているは言いませんが、現状として、自宅でのパソコンを使った作業のボトルネックになっているのは明らかにノートパソコンのあいぶっ君なんですよねぇ。新しいソフトを入れるハードディスクの余裕もないし、動きがもたつくことがたびたびあって、ちょっと快適とは言いがたいのです。そんなわけで、家のパソコン環境を改善したいなとぞ思う、2005年の秋でした。

何度も言いますが、だからと言って新しいiMacを買うお金はありませんよ(笑)っていうか(哀)。
2005年10月13日(木) 20:28:15   No.148 (道具)

人はなぜ食堂に並ぶのか
森先生の日記を読んで、あれ?ひょっとして昨日は雨が降っていたのかな・・と、自分が嘘を書いてしまったかもしれない可能性にしばらく思いを巡らせてしまいましたが、よく考えたら森先生の日記って、数日遅れの更新やん!(笑) 日にち感覚が薄くなっている今日この頃、ついついそのことを失念してしまいがちです。リアルタイムっぽいけど数日遅れで更新される日記と、リアルタイムの欠伸軽便鉄道広報部の掲示板を交互に読んでいると、なんだか頭の中で時系列がこんがらがりますね。なまじ両方とも写真が掲載されて、その両方の写真にパスカル君が写ってたりしたらなおさらです。まあ、ちゃんと処理できないのは頭のスペックが足りてないからですけども・・。そろそろ頭の体操(すっかりさぼってる『大人のDSトレーニング』のことね)を再開した方が良いかも。

それはともかくとして、大学ではきゅうり系こと理系中華食堂が無くなって以来、隣の理系カフェテリアの需要が高まってきているような気がします。単純に、今まで2つの食堂に分散していた客(主に学生)が片方に集まる(別の場所にも食堂はあるが値段的に客層が違う)ようになったわけですから当たり前と言えば当たり前。だからなのか、最近お昼の12時前に理系カフェテリアに行ってもすでに外まで行列ができていることがあります。以前ならまだそれほど混んでなかった時間です。今日もそれで、食堂の入口まで行きながら行列を前に物怖じして(つまり並ぶのが耐えられない)、理系ショップで昼食を買ってくることに方針変更とあいなりました。

この行列に並ぶという行為、僕も学部の1・2年生の頃はそこそこやりました。授業が終わって友人たちとなんだかんだしゃべりながら並んでいれば暇は潰せますし、午後の授業までどうせすることはないですからね。当時は苦痛に思ったこともなかったと思います。それがどうですか今は。行列を見るだけで諦めて、すぐに他の選択肢を探し始めます。自分だけに限らず周りの人間を見ていてもそうです。たぶん決まった授業を受ける必要がなくなる頃から、そういった傾向が現れるようになるのでしょう。つまりある程度時間を自由に使えるようになってくると、何も混んでるときに無理して昼食を食べに行く必要もなくなるわけで、並ぶことが馬鹿らしく思えてくるんですね。大学院生にもなれば、個人個人がそれぞれのペースで研究するようになりますし、誰かと一緒に昼食を食べに行く機会自体が減るかもしれません。昼食を摂る必要性すら感じない場合もあるでしょう(寝坊して家でブランチを食べて来たときとか)。そういう諸々の条件が重なって、行列に並ぶことが少なくなっていくのです。単に歳を取って気づけば友達が周りにいなかった、という状況なだけの気もしますけど(苦笑)。

さて、理系ショップで買ってきたのは生協製の天丼です。鮭弁当よりも見た目は豪華なわりには安かったのでそれを選んだのですが、実際に食べてみて安かった理由が判りました。イカとエビの天ぷらが入ってはいましたが、その他はサツマイモや人参やピーマンの薄いやつの天ぷらぐらいで、さらに肝心の天丼のタレがほとんどかかっていないという有様です。端的に言えば安い作りをしてたわけですね。当然ですがコンビニ弁当に見られるような工夫の欠片も見られません。まあ、値段的には仕方ないことでしょう。文句はありません(と言いつつなんだかんだ書いてますが)。対価を払っただけのものは得ることができたと思います。生協の食事にもともと期待はしていないので落胆もありません。むしろコンビニで115円する農協の野菜ジュースが105円で買えることに喜びを覚えるほどですよ。って、そこまで言ったらなんか嘘くさいですが(笑)、いやいやどうして、お菓子や本やコンピュータなどいろいろ安く買わせていただいて、生協さんには長い間お世話になっています。ありがたいことです。

そう言えば、今週いっぱい生協で、iPod miniが在庫処分として安売りされているんですよねぇ。かなりどうしようか迷っています。どうしようかというのは、もちろん、今トイレに行きたいけど日記をアップするまでは我慢しようかどうしようかということではなく(行ってこいよ)、iPod miniを買うかどうかということです。買ってネットオークションで売ればそれなりに儲けられそうな気もしますが、そういう動機があるわけではなく、もう手に入らないとなれば買っておきたいなという単純な物欲があるだけです。でも、今夜発表されるという噂の新しいiPodの姿を見てから決めても遅くはないかなと思って判断保留中。その前に予算との兼ね合いもありますけど(笑)。とりあえず、今夜何が出るのか楽しみですね。もし何も出なかったら、明日の日記は「しょぼ〜ん」で始まっていることでしょう。
2005年10月12日(水) 19:08:04   No.147 (食事)

運動しなくなって、本を読むようになった、わけでもない
昨日は生憎の天気でしたが、体育の日で多くの学校では運動会が催されたのでしょうか。晴れているより曇っている方が暑くなくて快適に体が動かせそうではあります。やっぱり運動会をやるなら秋ですね。躰が思うように動かせなくなった今では参加したいとは思いませんが、昔、街の地区対抗運動会なんてものがあったのを思い出しました。大人も子供も地区ごとに一緒になって運動会をするわけですけど、覚えているのは小学校のときに確か京都競馬場の敷地にある芝生広場で開かれた運動会です(小学校が競馬場の近くだった)。徒競走でそれなりの成績を収めて鉛筆やノートをもらった覚えがあります。まあまあ楽しかった記憶ですが、記憶が美化されている可能性はあるかもしれません。ああいう運動会は今でも行われているんでしょうか・・。えっと、つまり何が言いたいかと言うと、「運動会を思い出す」ってことなんですよね(笑)。と、わざとらしく自分のiMixを再び紹介。iTunesをインストールしている方はご覧になれると思いますが、まだそこそこの順位を維持しています(にこにこ)。ようやく季節が追いついてきたことですし、運動会本番の今の時期に、もうひと伸びしてほしいところです。お暇でしたらひとつ、評価をしてやってくださいませ。できれば★5つをお願いします(笑)。

今日は後期になってから第1回目のコロキウムがありました。なので早起きをして午前9時には大学へ。発表者は4年生のH君とTさん。内容はともかく(ともかくかよ)相変わらずしっかりとした発表は感心するばかりです。自分が4年生だった頃と比べれば格段にプレゼンレベルは上がっていると実感します。大学の違いによる学生レベルの差だという可能性もありますが・・。ともかく滞りなくコロキウムは午前11時過ぎには終了し、まだ理系カフェテリアが空いてる時間帯に昼食を食べに行くことができました。

天気は昨日から引き続きはっきりしませんね。雨が降りそうで降らない感じ。逆に言えば単なる曇りという点でははっきりしていると言えるかもしれません。「乙女心と秋の空」などと言いますが、秋の空の移り変わりなんて乙女心に比べたら全然穏やかな方じゃないでしょうか(笑)。各方面からの睨みが怖いので具体的なことは言いませんけど(苦笑)。しかし、自分の中の森先生に対する乙女心に関しては正反対だと言えます。ここ10年近く移り変わることなんてなかったですし、これからも移り変わるとは思えません(にっこり)。それはもう何十億年と燃え続ける太陽のように一途な敬愛心があるのみです(きゃあ、恥ずかしいなこれは)。そんな森先生の新刊「大学の話をしましょうか」を、本日手に入れてさっそく一気に読んでしまいました〜。

内容としてはあちこちで森先生自身が語られていることの延長線上的なものだと思いますが、大学内部にまだいる者としては、そうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそう、と頷くお話ばかりでした(頷き過ぎ!)。環境学研究科のくだりについては自分も構成員の一人であるため、こうやって具体的に本に書かれていると非常に感慨深く、またにんまりとニヤけてしまうものがありますね(にやにや)。小説に比べればすぐに読み終わってしまうくらい短いですが、いろいろと示唆に富むことが端的に明確に濃密に書かれているため、いつでも読み返せるように手の届くところに置いておいておいておきたい(置き過ぎ!)本のひとつとなりました。森先生はもちろんですが、森先生の言葉を引き出してくれた本の中の質問者である編集者のN倉氏にも感謝です。

特に繋がりはないですが、写真は先日の那古野ツアー時に見かけた「株式会社 森傳」。見た目がなんとなくもりひろし? ってだけで載せておきましょう(笑)。漢字を調べたら「傳」は「伝」の旧字で、ひろしとは読まないようですが。
2005年10月11日(火) 22:19:45   No.146 (日記)

ちょっと落ち着いて真面目な話
パキスタンの方で地震が発生したようで、地球科学に携わる人間としては、それに触れないわけにもいきません。「地震」のカテゴリィが用意されているならなおさらです(決してカテゴリィ消化のために取り上げようと思ったわけではない)。地震の規模としてはマグニチュード7.6で、兵庫県南部地震のとき(7.2ぐらい?)とあまり変わりないように思えますが、マグニチュードが1.0大きければエネルギィにして約32倍大きくなるので、えっと、それなりに結構大きかったようですね(具体的に計算しないのかよ!)。さらに震源の深さも10Km程度でかなり浅い地震だったようですし、今回のような甚大な被害が出てしまったのは当然かもしれません。

インド亜大陸が衝突してヒマラヤ山脈が出来ているような場所ですから昔から地震もそれなりにあったみたいですし、建物の地震対策を施そうと思えばできたはずでしょうけど、それにはやはりお金がかかりますからね。国境付近の政治的にも不安定な場所だそうで、地震対策にお金を掛けるどころではなかったのかもしれません。しかし地震は国境を選びませんから、そこに住んでる人たちにとっては不運だったとしか言いようがないです。平和な日本ですら地震大国でありながら、まだまだ対策は万全とは言えない建物ばかり(例えば今いる研究室のある建物とかね!)ですから、パキスタンのような国ならなおさら、短期的には無駄な投資に思える建物の地震対策にはお金が回らなかったことでしょう(勝手な想像で書いてますので、間違ってたらすみません)。

今回のような大きな地震は、同じ場所で短い間にそう何度も起こるとは思えません。何十年に一回、あるいは何百年に一回の頻度かもしれません。そのスパンは人の一生よりも長くなるのがほとんどなので、地震対策にお金をかけなくても、なんとかなると言えばなんとかなると思います。自分たちの世代で大きな地震が起こらなければ、地震対策に関してもこんなもんで大丈夫なのかなと思えますしね。そこにお金を掛けるメリットが見い出せないという人がいても不思議ではありません。そしてたまたまその世代が乗り切れば、現状維持が続けられるわけです。後世に地震の怖さというものがどうしても伝わりにくい構造がここにあると言えるでしょう。今までそんなことを繰り返してきたのだと思います。しかし、現代には情報を残す手段がありますし、地震関連の研究分野もそれなりに発達してきました。それがちゃんと活かされることを祈るばかりです。

それから、たとえ後世への情報伝達が上手くいったとしても、さらに問題となるのは、地震対策に掛けるお金と、震災からの復興に掛かるお金、どちらがより高コストなのかという点でしょうか。もしかしたら、崩壊と再建を繰り返した方が、全体的には安上がりになる可能性もあります(経済効果等も考慮して)。ただ、人の命を考えた場合、コスト云々を言っている場合ではないでしょう。国民の命を大事に思う国なら、その時代その時代で被害者を最少に抑えられる対策を最低限やっておくべきです。国民の数が減れば国の収入も減るんですからね。その対策のためのお金はもちろん掛かります。大半が結果的に無駄になるかもしれません。税金もたっぷり持って行かれるでしょう。しかし誰かがどこかで痛い思いをしなければ、人類はこの先ずっと天変地異に怯え続けるのです。学習能力と情報伝達能力があるのが人間の強みでしょう? 将来の子孫のためにそれを使わないでどうするんです。

いやいやいやいや、子孫のことを心配する前に、国は今生きている人々のためにすることがすでにあるはずです。そう、例えば、今いるこの大学の古い建物の地震対策ですよ!(結局それが言いたかったのか) 早くなんとかしてください(笑)。っていつまでも笑っていられません。東海地震がいつ来てもおかしくない状況なんですからね。来てからでは遅いんです。大事な研究機関が失われることは国にとっても損失になるはずです。ね? お願いしますよ、ほんと。
2005年10月10日(月) 20:50:09   No.145 (地震)

自動車レースと自動留守番電話(<留守番電話は普通自動)
いやあ、なんというか、がっくりくるなあ。昨日のサメ君たちもはしゃいでいたF1グランプリですが、レース自体は要所要所でエキサイティングな攻防があり、とても面白かったです。しかし、期待していた佐藤琢磨についてはスタートから接触等があって出遅れた上に、途中でTOYOTAのトゥルーリに派手にぶつけてしまうし、その後も頑張って走ってなんとか13位になったかと思えば、トゥルーリとの接触事故を引き起こしたことがペナルティ対象となり、レース後に成績抹消されてしまうという散々な結果に。溜息しか出ませんね・・。歯車が悪い方へ悪い方へ回ってるような気がしてなりません。来期のレギュラドライバのシート、大丈夫なんでしょうか。まあ、自分は佐藤琢磨本人ではないので心配しても仕方ないのですが・・。

やっぱりスポーツに入れ込みすぎるのは精神衛生上良くないですね。もっと自分の人生を重点的に楽しんだ方が良いとは思います。うんうん、今度からそうしよう(と言ってできたら苦労はしないけど)。

さて、いつまでもがっくりしてるわけにもいかないので、気分を変えて、「留守番電話と遊ぼう!」のコーナ〜(どんどんパフパフ)。ええと、どこかで聞いたことがあるコーナ名と似ていますが関係はありません。単に留守番電話に入っていた謎のメッセージをみんなにも聞いて(見て)もらおうという、見せられる方にとっては面白くもなんともない迷惑な企画です(笑)。それでは、先日留守電に入っていたメッセージをどうぞ(おばあさんっぽい声で、少し呂律が回っていなかったので、正確に聞き取れてない部分は聞こえたまんまを書いていることをあららこめご了承ください)。括弧内がメッセージ主の声です。

「きぬちゃん? やなぎだきぬちゃん? ゆみこだけど」
うちにはきぬちゃんという人物はいないので、たぶん間違い電話だと思われます。
「もしもし? もしもし? きぬちゃん? やなぎだきぬちゃん?」
だからいませんよー。早く気づいてください。
「やっと、電話がかかったのよ? きぬちゃん? きぬちゃん?」
いや、だから、その番号は間違ってますよって。
「やなぎだきぬこさん? やなぎだきぬこちゃん? きぬちゃん? きぬちゃん?」
と延々名前を呼び続けているこのメッセージが入っていたのが午後4:40。
きぬちゃんが居留守でも使っていると思っているのでしょうか。

そして、次に入ってたのが下のメッセージ。同じ人からです。
「お姉ちゃん? もとこ姉ちゃん? こうそん送ってくれてありがとね。あたしも退院したいからね」
え? きぬちゃんどこ行ったの? 退院ということはこの人は入院してるんでしょうか? “こうそん”の部分ははっきり聞き取れません。
「お姉ちゃん、また運転事故、起こしたの?」
事故起こしたお姉ちゃんのとことに電話してるつもりでしょうか。さっきと番号同じなのに?
「だめだねぇ。明日から病院入ってるの?」
そしてダメ出し。もとこ姉ちゃんは入院するほどなのに差し入れを送ったの?
「・・・だめだねぇ、ダメ・・・」
最後はなんかそれまでとは違うあっさり諦めたような声に変わってました。ひょっとしてなんかの詐欺でしょうか? 時間は同日の午後4:44。つまりさっきの4分後にこの電話があったわけです。ちょっと怪しいですね。

さらに次の電話も同じ人からでしたが、なぜかこれまでの声より1オクターブほど高い大家雅子のような裏声になってました。聞きようによっては男が芝居をしてるようにも聞こえます。
「きぬちゃん? あのねぇ、浴衣とね、帯とね、げたた、買ってきて」
再びきぬちゃん登場。今度は差し入れの要求か。それにしてもなぜ浴衣?
「大曽根行ってね、盆踊り大会みたいから」
ああ、盆踊りに行きたいのね。
「で今池いってね・・、あぁーそうじゃなくて」
ん? セリフ間違った?
「県庁に行ってね、県庁に行ってね、パスポート取りたいからね、一緒にね、県庁に行って? わかった?」
パスポート? なんで大曽根に行くのにパスポートがいるの? それとも関係ないのか。
「レッツゴーするから留守電に入れとくよ」
“レッツゴー”の部分はまったく聞き取れてないので聞こえた言葉をそのまま文字にしただけです。
「それから眼鏡が欲しいからね、きうちの眼鏡をね、2万円ぐらいするね、遠近両用眼鏡買って? わかった?」
いやわかりません。っていうか眼鏡ってわざわざ病院から電話して買ってきてもらうもの?
「じゃ電話切るよまた、切るよ?」
と言ってメッセージは終了。同日午後5:51でした。

最後4件目も同じ人から。
「きぬちゃん一回ね、面会に来てよ。来てちょうだい?」
だからきぬちゃんはうちにいないの。お願いだから気づいて。
「あのね眼鏡とね、時計とね、あのーブローチとね、スカートとね、靴とね、持って一回来てちょうだい? わかった?」
なんか要求が増えてるし。つまり普段着ひと揃い持って来いということか?
「みなみえみこですけど、病院から、電話してるの」
以上が同日午後6:28のメッセージ。これで全部です。特にオチはありません。

最後にはフルネームを言ってくれて、ゆみこじゃなくてえみこさんだということも判明しましたが、このあとちゃんと間違い電話に気づいて掛け直されたのか気になります。2時間のうちにこれだけ内容の違う電話をするのは、どうなんでしょう。ありえるんでしょうか。まあいたずらでない可能性もありますし、もし、やなぎだきぬこさんがここをご覧になっていましたら(99%見てないとは思うけど)、みなみえみこさんに連絡取ってあげてください。そして差し入れに、浴衣と帯と下駄とパスポートと遠近両用眼鏡と時計とブローチとスカートと靴を持って面会してあげてください。僕からもお願いします。

あ、あと、正しい電話番号を教えてあげてくださいね。
2005年10月09日(日) 22:59:08   No.144 (自動)

[サメ君]海にも聞こえる・・エンジン音?
きゃあぁぁ、タクぅ〜、タクマぁぁぁ〜!!
なんやサメ子、たくあんがどうしたんや?
ちゃうちゃう、サトウタクマのことやろ。
砂糖たくあん? えらい甘そうな漬けもんやな。
そうそう、砂糖で漬けたたくあんはおやつにピッタリ・・って、んなもんあるか!
ちょっと煩いわね、あなたたち。タクマに声援が届かないでしょ!
あ、すまん・・。
すみません・・。
ほら、おまえのせいで怒られたやろが。
あんたがくだらんボケかますからやろ。
おい、そんなことよりその砂糖たくあんって何やねん。はよ教えろや。
サトウタクマな。ほんまに知らんのか? どうやらF1ドライバみたいやで。
F1ドライバ? ネジでも締めんのか?
もう突っ込まんぞ。
F1パイロットとも呼ばれます。
わ、馬糞ウニいつの間に。
ああなるほど。自動車レースの最高峰と言われるF1のマシンを運転する人間のことか。
えぇぇぇ、そっちの説明で解るんか。しかも妙に説明口調やし。
何こそこそしゃべってんのよ。明日は決勝レースなんだからあなたたちもしっかり応援しなさい!
相当入れ込んでるな、サメ子。
せっかく伊勢湾の近くにF1が来てるんだから、応援しないわけにはいかないでしょ。
え、僕ら今、伊勢湾にいるんですか?
予選は5位でした。
あれはタクマの走ったあとから雨が降り出したおかげやけどな。
何言ってんの、運も実力のうちなのよ! ああ〜んもう、決勝が楽しみだわぁ♪
いや、ちょっとサメ子さん、聞いてはります?
どやろなぁ、マクラーレンの追い上げも驚異的やで?
おいおい、なんでサメもいきなりF1ファン気取りやねん。
う〜ん、まあそうだけど、鈴鹿は抜きにくいサーキットだし予選結果は重要よ。
セッティングの差は出そうです。
って、馬糞ウニまで!
そう、セッティングがタクマは比較的ドライコンディション向けみたいだから、余計に期待しちゃうのよぅ。
ま、いずれにしても明日のレースは面白い展開になりそうやな。
いや、だから、伊勢湾について詳しく!
そうね、とにかくタクマには頑張ってほしいわ。生放送でテレビの前でも応援しがいがあるし。
え、テレビ? ここ伊勢湾ちゃうんですか!?
以上、F1ウィークバージョンでお送りしました。
って、おーーーい!また置き去りかよ!
2005年10月08日(土) 22:11:11   No.143 (サメ)

いたずらするのは携帯電波
あまり暴露するのもいろいろ問題があるので書くのが躊躇われますが(と言いつつ書く)、うちの講座には3年ぐらい前に新たに導入された当時としては最新式の質量分析装置「Isoprobe-T」(通称:T、愛称:あいそ太郎)がありまして、部品の不良なのか設計レベルの問題があったのかその立ち上げにはかなりの時間を要しました。その間に実験室の引越しや一時的な里帰り(メーカがイギリスにあるので)などを経験し、いつしかほとんどの部品は取り替えられ、技術者さんによる付きっきりの調整作業が施され続けてきました。来る日も来る日もカタログスペックの精度に近づけるための努力が繰り返されましたが、上手く行きそうになったと思ったらどこかの部品が壊れたり、なかなか言うことを聞いてくれないとても手のかかる子でした。本来なら1年そこそこで立ち上がって稼働するはずのところが、いつまでたってもよちよち歩きをしているような状態だったわけです(ってこの話、前の日記でも書いたような気がしますけど、まあ続きの話だと思ってください)。

それがようやく、いろんな人の努力と妥協(苦笑)の甲斐あって、ついこの間一応の納品が終わったみたいです。しかしねぇ、はっきり言って、こんなに時間かけられたら企業なら訴訟問題に発展しかねませんよ。それくらいの損害を被っているのは確かです。保証期間があったとは言え、そんなのは大幅に超えて動いてないわけですし、修理するのも維持するのも費用がかかるんですからね。いつまでも稼働しない機械を抱え込んでる状態では、みんなの研究計画も変更を余儀なくされます。導入期から現在までに何人の卒論生や修論生がこの講座を卒業して行ったことでしょう(遠い目)。その間ずっと講座にいる自分もどうかとは思いますが(笑)。それはともかく、働かない分析装置はただの鉄くずと一緒なのです。電気代を喰うだけ鉄くずよりもやっかいかもしれません(装置自体に罪はないですけど)。まあそれでも、納品後にちゃんと働いてくれれば、まだ可愛げもあったでしょう。それすらも上手くいかないからみんな困っているのです。

そんなわけで相変わらずの不調が続いていたその質量分析装置ですが、最近になって少し進展がありました。どうやらイオンビームの安定性に携帯電話の電波が影響しているらしいことが判ったのです。いや今までも、影響があるだろうからという理由で装置のある部屋での携帯電話の使用はなるべく控えるように言われていましたが、それが実はかなり大きな影響らしいことが判って、具体的にどこの携帯電話の電波がどの程度影響するのかを調べるテストが本日行われたしだいです。携帯電話のキャリアの違いだけでなく通信方式の違いによる影響の差も調べられました。その結果、やはりキャリアや通信方式によってイオンビームへの影響の程度が異なることが判明。確認した限りでは、AUの第2世代の通信方式(CDMA1?)とVodafoneの第3世代の通信方式(3G)の携帯電話は大丈夫みたいで、DoCoMoの第2世代がダメっぽかったです。

キャリア依存なのか通信方式依存なのか詳しいところまではまだよく判りませんが、電話回線に繋がった状態(つまり呼び出し中)で動かすとイオンビームにノイズが入り、装置のマグネット部分(イオンビームを曲げるためのもの)の近くで動かせばより激しくノイズが入ることから、ある周波数帯域の通信電波が発生する磁場がマグネットの磁場とちょうど干渉しているのだと思われます。見た感じかなり大きなノイズが入っていたので測定結果への影響は深刻なものになりそうです。そういうわけで、当面の回避策として携帯電話をその部屋に持ち込まないということになりました。完全に使用禁止です。より確実にするためには携帯電話の電源を切っておくのが良いでしょうね。もともと実験室には有線の電話がありますし、測定中に携帯電話が使えなくてもそれほど困る状況にはならないでしょう。多少の不便は我慢しましょう。まあ、うちののきあん(Nokia製のVodafone 3G携帯電話の名前)はイオンビームに影響しないみたいですから気が楽ですけどね。うっかり電話しちゃっても大丈夫だろうし(笑)<だから使用禁止なの!

上記の質量分析装置が入っているクリーンラボがある環境学総合館の前、旧理系こと理系中華食堂はついに建て替えのために取り壊され、現在は写真のような更地になってしまいました。「理系食堂」の古い看板だけが残されて、どことなく哀愁を漂わせています。時代の流れを感じますね。さよなら、きゅうり系・・(って前も言った?)。
2005年10月07日(金) 20:25:08   No.142 (大学)

今明かされる、くだらない真実
昨日はカテゴリィについてああだこうだといろいろ書きましたが、そう言えばそれ以前にもっと説明するべきものがありました。何を隠そう、この日記のタイトルです。「日々これ勉強」というのは前の日記から引き継いだタイトルなのでわざわざ説明する必要はないでしょうが、その後ろに付いた「その5」とは一体どういう意味なのか、ずっと疑問に思っていた方もいるかもしれません。でも改めてそんな些細なことでイケメン管理人さんに質問するのはなんだか恥ずかしいから今まで訊けないでいたの、とおっしゃる美人OLさんや美人人妻さんや美人秘書さんや美人学生さん、いますよね? え、いませんか? いやそこは、いるとしましょう。というかいてください(願望)。そんな方たちのために、この日記を始めてはや5ヶ月が経とうとしていますが今更ながらちょっと説明したいと思います。そんなの聞きたくなーいとか言わない。

「その5」があるなら「その2」とか「その3」がどこかにあるのか?という疑問は当然お持ちかもしれません。しかし残念ながらそんなものは当サイトには存在しないのです。この日記を設置した当初は、仮称として「日々これ勉強 Ver.2.0」というタイトルをつけて、バージョンアップした感じを出そうとしていましたが、「Ver.2.0」なんていう恰好付けた書き方では狙った感ありありで、あまり面白そうにも思えませんでしたし(今のが面白いのかも疑問ですが)、結構なブランクが空いているのに「Ver.2.0」に留まってるのもどうかと思ったので、結局それは公開前にやめてしまいました。日本語に変えただけの「その2」にする線も当然なしです。

では、一気に進めて「その5」あたりはどうだろう?とすぐに思ったかどうかは今となっては定かではありませんが、少なくとも「その3」や「その4」よりは発音してみて語呂が良いし、何より、長い間更新が凍結していた日記を再開するという意味合いを込めて、「そのご」という言葉をタイトルに入れてみることにしたしだい。えっと、つまり、「その後」「その5」を掛けてるわけですね(笑)。はい、大方の予想通りでしょうけど、単なる駄洒落でした。実に実のない(お、字にするとちょっと面白い表現)、日記にすらなっていない、手前味噌の(味噌ですらないか)くだらない話を長々とすみませんねぇ・・。せめてもの償いに、紹介し切れてない過去の写真を貼っておきましょう(未来の写真は貼れないからね)。


左の3枚は万博のイタリア館にあった柱にくっついていた金属製の人形。見た目から判断すると、楽器弾き学者メイドといったところでしょうか。特に展示物というわけでもなく建物の一部みたいな扱いになっていましたが、チョコレート塗りのフィアットよりは、こっちの3人組の方が多少芸術的かもしれません(テーマも何も感じられないという意味では)。個人的にはこういう何も狙ってなさそうな創作物の方が好きですね。それから4枚目の写真はおまけですが、お客さんに頼まれて写真を撮ってあげているイタリア館のガイドのお姉さん。陶器の小物を撮る振りをしてすかさずカメラだけを横に向けて撮ったので(何やってんだか)上手く撮れてません。誤解のないように言っておきますが、写真を撮る人を撮るのが好きなのであって、お姉さんを狙って撮ったわけではないですよ。と言いつつ、万博会場に沢山いた「写真を撮るおじさん」の写真を撮ったかと訊かれたら、撮ってませんけどね(苦笑)。まあそれはそれ、これはこれということで。やっぱりディスプレイ付きの昨今のデジカメで写真を撮る姿より、不器用に片目を瞑りつつファインダを覗きながら写真を撮る姿の方が、その人の視線の真剣さが伝わってくるので魅力的に写りますね。直接目が見えなくても、カメラを構える姿全体にその人の視線が表現される、その絵が面白いと思います。つまり写真の中のカメラは人間の目の誇張表現であり、その位置や角度が視線の方向を予想させ、それを構える人間の姿勢が視線の深さを予感させるのです。とかなんとか適当にそれっぽいことを言って、盗み撮りしたことを正当化しようとしているわけですが(笑)。
2005年10月06日(木) 20:56:30   No.141 (真理)

ゴールドライタンを思い出す
唐突ですが、ネット上でたまたま“ゴールドライタン”という文字列を見て、十何年ぶりかにあるキャラクタが頭に思い浮かんだのですが、検索して確かめてみたところ自分の記憶が正しかったことが判明しました。この「黄金戦士ゴールドライタン」というアニメのキャラクタだったようです。確かこのゴールドライタンは、ライターの形から二足歩行タイプに変形するロボットだったと思いますが、こんなに記憶に残っているのは超合金のおもちゃで遊んだことがあるからかもしれません。実はアニメを見た記憶はなくて、超合金のゴールドライタンを変形させて遊んだ記憶だけがあるのです。当時ライターの存在も知っていたかどうか怪しいですが、子供心にその変形機構に感心し、面白がっていました。冷たくてずっしりとした金属の手触り感も覚えています。やはり自分で実際に触って遊んだものというのは、記憶に擦り込まれやすいのでしょうね。でもその超合金は、今はもうどこかにいってしまっただろうなあ。遊んでたのは実家がまだ京都にあった頃だろうし、引越しのときにわざわざ現在の実家に持って来てるとも思えないしなあ。まあ、実物はもうないとしても、懐かしい思い出として記憶の中に仕舞っておきましょう(なんか綺麗にまとめた?)。

という記憶に関する話の場合は、どうやら「海馬」のカテゴリィになるみたいですね(自分で選んだくせに他人事か)。でも海馬って、記憶を司っているのは間違いないですけど、どちらかというと記憶の整理係みたいなところみたいですし、思い出話になるような長期記憶が格納されているのは大脳の方らしいことから考えると、むしろ「大脳」というカテゴリィを追加した方が良いんじゃないか?とも思います。まあしかし、古い記憶を引っ張ってくるときも海馬が働いているという話ですし、あながちカテゴリィとして不適切とも言えないのでこのままでも別に良いかと納得している自分もいたりして、悩むかといったらそうでもありません。選択肢が2つあってどちらも同じくらいの妥当性がある場合、選ぶのは結局面倒臭くない方なのです(笑)。つまり現状維持。というわけでカテゴリィはこのまま「海馬」。と思って安心してカテゴリィ一覧を確認してみたら、「右脳」なんていうカテゴリィがあるやん! これもなんか記憶に関するカテゴリィっぽいなあ。自分で作っといて言うのもなんですが、中途半端にカテゴリィを分け過ぎ(苦笑)。っていうか、以前もカテゴリィに関して見直すとか見直さないとかの話をしたような気がしますね。なんだか同じことの繰り返しですみません。たぶん、今後もちょくちょく出ると思います(<早く見直そうよ!)。

海馬からは離れて全然別の話ですが、今日生協で久々に買ったチョコボールで銀のエンゼルをこれまた久々に引き当てました〜(わーい)。ビスケットとイチゴをそれぞれ1つずつ買ったうちのイチゴの方に当たりが出ました。ちゃんと狙って引き当てたので50%の確率ですね。もちろんたまたま当たった可能性もありますが、まだエンゼルの法則(自分の中でのエンゼルのある場所を見分ける法則)が通用することが判って、なんとなく嬉しいです。今日一日なんか良いことあるかな〜、と思った頃にはすでに夜でしたけど・・。

今週は興味のあるジャンルでいろいろとニュースが多くて、個人的にちょっとした躁状態になっている気がします。F1では、ホンダと佐藤琢磨がらみで来期から新チームが参入か?!というニュースで持ち切りですし、ゲーム関連では任天堂のネットワークサービスの詳細や年末年始のソフトラインアップが本日発表されて、これまたちょっとした盛り上がりを見せています(遊ぶ時間がないのが悲しいですが)。そして何より、いよいよ明日からは森先生の日記も再開されますしね! わくわくしないわけにはいきません。楽しみだなあ〜。そう言えば、森先生の連載目的で今日買った「ラピタ」には、付録で万年筆が付いてましたね。あれはちょっと箱が大き過ぎでしょ。生協では輪ゴムで止めるわけでもなくただ雑誌に挟んだ状態で置いてあったので、最初誰かのいたずらで異物が挟まってるのかと思ったほどです(笑)。レジに持って行くのも躊躇われる厚さになっているので、これからお買い求めになられる方はそれなりのお覚悟を。
2005年10月05日(水) 23:04:14   No.140 (海馬)

炭水化物ダイエットの逆と捉えてみる
また食事に関する話ですが、普段から食事はコンビニで買ってくるにしても、家で作って食べるにしても、ご飯やらパスタやらパンやらの炭水化物系の食べ物がどうしても多くなってしまいます。弁当の類いは肉系を食べないためにほとんど選択肢から外れてしまいますし、コンビニで買って食べるものと言ったら、おにぎりやインスタントラーメンなどに偏りがちです。それらに比べたらたまに食べるお寿司の助六なんて、フルコース料理に匹敵するぐらいかもしれません(笑)。いや、まだおにぎりやインスタントラーメンを食べているうちはましな方でしょうか。少なくとも何かしら具が入っていますからね。

以前に何度も書いていますが、手抜き料理としてよく作るのが(作るというのもおこがましいですが)具なしソースなしのスパゲティで、スーパで多めにコンソメの素を買ってきてからは、それとまぶして味付けしただけのスパゲティを食べる機会が多くなりました。具はなくとも結構美味しくいただけます。コンビニに売ってる250g入りのスパゲティで、上手くすれば3食分まかなえるため、インスタントラーメンよりはリーズナブルなのです。多少、「料理をしてる感」も味わえますしね(笑)。栄養的には明らかに不足してるとは思いますが、足りない分はお菓子などを食べて補っている形です(補えてない補えてない)。

それからよく家で食べるのが食パン。うちには一応天然蜂蜜が大量に常備されているので、それを付けて焼いて食べたり、マヨネーズとケチャップを食パンの上で蜂蜜と混ぜて、それを全体にたっぷり塗って焼いて食べるのが黄金パターンです。甘いマヨケチャソースが癖になる味です。たぶん売り出したら菓子パンとして結構売れると思いますけど、袋にソースが付いてしまうのでコンビニに置くようなパンとしては問題があるかもしれませんね。この食パンは上記のスパゲティよりはまだ栄養的に優れているだろうと思われますが、食卓にこれだけというのはやはり寂しい気もします。

しかし寂しいからと言っても、普段できることはそれらを組み合わせることぐらいなので、ときにはおにぎりとスパゲティと食パンを一緒に食べる食事というものが登場することになるのです。昨日の朝食がまさにそれでした(笑)。前の晩のうちに買ってあったシーチキンマヨネーズおにぎりと、スパゲティの残り物を茹でたものと、冷凍保存してあった食パンを全部まとめて食べてしまう事態が発生したのです。というか、単にお腹が空いていたからあったものを食べたら結果的にそういう組み合わせになっただけなんですが、よく考えるまでもなく炭水化物ばかりじゃないですか、これ。家庭科で習った栄養素のグラフを思い浮かべるまでもなく、偏り過ぎだということは判ります。こんな食事を続けていてよくまともに生きていられるな、と感心しますが、まともに生きてない可能性はあります(健康体とは言いがたいからなあ)。って、今はその可能性は置いておいて、まともに生きていると仮定しての話ですが、貧相な食事でも結構なんとかなるものだと思いませんか?(同意を求めるな) 僕は思いませんけどね(どっちやねん!)。いや、ここは思いましょう。ひとまず思ったとすると何が見えてくるでしょうか。

世の中には炭水化物ダイエットと呼ばれるダイエット法があるようで、炭水化物の摂取を制限することによってそれなりの効果が得られるらしいという話をちょくちょく耳にします。この話を信じるならば、逆にそれだけ炭水化物を摂取すればそのエネルギィが躰に余計に蓄えられてしまうことを示しているわけですから、炭水化物はエネルギィの元としてとても有用なものであると言えないでしょうか。世界中の食事の主食のほとんどに炭水化物の食品が選ばれていることからもその重要性は明らかです。幸い自分はまだダイエットを気にする躰ではありませんので、食事を効率良く済ませたいのなら、炭水化物はむしろ高エネルギィ源として積極的に摂っていけば良いんじゃないの? 炭水化物は糖分になるんだから、頭脳労働を必要とする我々はいくら摂っても摂り過ぎになることはないじゃないの? と、そう思ったしだい。っていうか、そう思うことによって、炭水化物中心の食生活も肯定できるんじゃないかという魂胆です(にっこり)。いわゆる逆転の発想ですね(そうか?)。炭水化物ダイエットに対して、名付けて「炭水化物ダケゲット」という食事法はどうか(笑)。

まあ、そんなこんな言うとりますけど、今夜は家で玄米を炊き、シチューを作って食べました。久々に食べるまともな食事(主にカレーかシチューですが)、ついつい食べ過ぎてお腹いっぱいです。いつものようにご飯にシチューをかけて食べたのですが、醤油を加えて炊き込みご飯風に炊いた玄米とシチューの組み合わせは、かなり絶妙な味であることを発見しました。玄米の炊き込みご飯だけでも美味しいです。これからのデフォルトになりそう。
2005年10月04日(火) 23:38:33   No.139 (食事)

ツアーの前の大事件
昨日のオフ会へ出かける前、実は大学で大変なことが起こっていました。日曜日の朝、研究室に名刺やら鞄やら置いてあったのでそれらを取りに大学に寄ったのですが、部屋の前の廊下に水たまりができていることに気づきました。おや、屋上から雨漏りか? と思ったのも一瞬、最近雨は降ってなかったのでそんなわけはありません。天井にも水が落ちて来ている跡はありません。で、水たまりをよく見ると、溜まっている水の量はかなりのもので、しかも徐々に領域が広がっていってるように見えます。近くにあるのはうちの実験室です。もしやと思い、実験室の入口の方へ行ってみると、そこにはもっと酷い水たまりができているではありませんか。明らかに扉付近から出てきています。がーん! これは間違いなく水漏れです。あわわ、あわわ、えらいこっちゃえらいこっちゃと、とりあえず実験室の鍵を開け、中の様子を確認。

そしたらあなた、案の定、実験室の床は水浸しですよ。蒸留器が音を立てて派手に水を噴き出していたので、ただちに元栓を締めました。それは実験室の奥にあったので辿り着くまでに靴下を若干濡らしてしまいましたが、躊躇してはいられません。ああ、なんというタイミングの悪さ(早期発見できたことは良かったけど)。これから出かけようとしていたところにこの大洪水です。日曜日ということもあり、他にまだ誰も研究室の人間は来ていません。せめて廊下に広がっている水たまりは何とかしないといけないと思い、一人モップで水の吸い取り作業を開始したしだい。しかし出かけないわけにもいかないので、普段この実験室を使っている後輩を電話で呼び出し、あとは彼に任せることにしました。第一発見者ではありますが、自分は管轄外の実験室だったし、それくらいは許されるだろうという判断でした。

そして一夜明けた今日、無事水浸し事件は解決されたかと思いきや、もっと悲惨な状況が待っていたようです。自分は午後から大学に出て来たので直接は知らなかったのですが、今日になって実験室の下の階にある他講座の部屋にまで水漏れが進行していたことが判明し、一部の天井板は水に濡れて弱って落ちていたとか(苦笑)。それでうちの講座の人間総出でその部屋の拭き掃除をしたそうです。大きな損害を出していなければ良いですが・・。何年かに一回くらいは、こういう水漏れ事件が起こっています。実験室の構造事態に問題があるのは明らかですが、古い建物だし、予算の都合もあるので改修工事をしてもらうというわけにもいきません。やっぱり人間が注意をするしかなさそうですね。皆さん気をつけましょう。

そういうわけで、昨日は朝から思わぬ運動をしてしまっていたのでした。だからオフ会でのツアーが短くて個人的には助かりました(笑)。その鶴舞ツアーの写真を補完のためにいくつか載せておきましょう。

これはM工業大学(実際はN工業大学)の正門の写真。ここのコンクリートに例の8桁の数字のうちのひとつが刻まれています。写真を撮ってる人が写ってますが(自分もその一人です)、特に観光スポットというわけではありません(笑)。いや、森ミステリィファンにとっては重要な観光スポットではありますけどね。この数字が何を表しているのかは、ちょっと考えれば判りますが、ネタバレになるので詳しくは言いませんよ(にっこり)。あと2つ、中にあるオブジェのサークル状の歩道橋とコンクリート部分にも同じような数字が刻まれているわけです。

それからこれが、ちょろちょろっとしか水が出ていない噴水。まるで年寄りの○○っ○みたいなんて下品なことは、思っても書いてはいけません(笑)。水が噴き出していないのに噴水とはこれいかに、って感じですが、結構高い構造物でこの周りにはお堀のような部分もあって直径はかなり大きな噴水です。昔、森ぱふぇのオフ会が名古屋市公会堂で行われたとき、そのプレイベントとして開かれた「森エンテーリング」のスタート位置が、この噴水でしたね。噴水横にはベンチもあるちょっとしたスペースがあるのです。

そして、犀川先生が立ち寄ったかもしれない古本屋がこの写真。作品中の店の扉の記述を信じるとすると、ここじゃないかもしれませんが、そんなのは妄想力でカバーです。犀川先生はいつも車で来ていたのだろうか・・とか、その車はどこに停めていたのだろう・・とか、本棚を一通り見て歩くときはどっち周りなのだろう・・とか、頭の中のイメージを膨らませながらお店を覗くと、さぞかし怪しい人になれる(笑)、いやいや、幸せなひとときを過ごせるに違いありません。もちろん、あなたが森ミステリィファンであるならですが。

これは妄想とも森ミステリィとも関係ありませんが、昨日も書いたイオンで飲んだ変わったドリンクです。カップに書いてあるように台湾の飲み物らしいのですが、紅茶とかフルーツミルクといった普通の飲み物の中に、直径8ミリメートルくらいの粒々が入っているのが特徴です。この粒を吸うためにストローも極太です。透明度の高い飲み物の場合はカラフルな粒が、そしてミルクと混ぜてシェイクされた飲み物の場合は写真のようにコーラ色をした粒が入っています。どちらの場合でもこの粒には特に味はなく、寒天の固まりみたいな食感で、正体が何なのかよく判りません。これがミステリィと言えばミステリィかも(笑)。ストローの中に詰まった粒をズボッと吸い上げるときの感覚はちょっと面白いですが、どうしても液体を先に飲み切ってしまって最後に粒々が残ってしまうのは歯がゆかったですね。
2005年10月03日(月) 21:03:29   No.138 (NC)

二度来たところは三度来る
というわけで、本日は那古野コネクションオフ「那古野ツアー第4弾・鶴舞編」の日でした。鶴舞近辺は過去に那古野コネクションで2度来ていますが、3回目の今回は鶴舞が主な舞台として登場する『数奇にして模型』1作に対象を絞ったツアーでした。参加者はおそらく過去最少人数タイくらいの少なさで、こじんまりとした感じでしたが、あちこち見て廻るにはギリギリ怪しまれないくらいの人数だったかもしれません(笑)。集合時間はいつもより遅めの午後2時半で、集合場所のJR鶴舞駅の名大病院前口改札に2時半少し前に行ってみると、すでに幹事のKずえさんとMつるさんとB一さんが集まっておられました。早めに来て辺りをぶらぶらしていたKーさんと僕がそこに合流し、本日の参加者5人全員集合。

集まったところでさっそくツアー開始。今回のツアーは、鶴舞のスペシャリストであるMつるさんがあららこめ作成してくださった【鶴舞周辺散策オフ 散策MAP】もあったので、ルートに迷うこともなくガンガン進んで行くことになりました。何よりMつるさんご本人が水先案内人でしたので、他のメンバはみんな大船に乗ったつもりです。楽ちんちんですね(笑)。まず最初に向かったのは鶴舞駅からすぐそこのN大病院。相変わらず綺麗な建物だなあとか、萌絵が○○○○られた非常階段はあの辺かなとか、いろいろ言いつつ前を通り過ぎます(通り過ぎたのか)。まあ中に入れなくもないですが、飽くまでも病院ですし、用もないのにずかずかと入るわけにはいきませんからねぇ。歩きつつ眺めただけなので滞在時間は短め。

その次に向かったのが、病院の前の道をまっすぐ進んだ突き当たりにある国立M工業大学です。作品中では殺人事件の現場となったところですね。ここでは例の8桁の数字を確認。最初門の中まで入るかどうか迷いましたが、セミナが開かれていることにかこつけて、何喰わぬ顔で中に入り、奥にある8桁の数字も確認しました。オブジェをぐるっと廻ってすぐに大学の外に出て、信号を渡り、一行はいよいよ鶴舞公園の中へ。ちなみに、もう知らない人はいないと思いますが、鶴舞公園の鶴舞は「つるま」と読みます。昔からこの辺は「つるま」だったようですが、JR鶴舞駅ができたときに「つるまいえき」と読ませたために、今では「つるまい」の読みも一般的になったとか・・。

さて、鶴舞公園に入ってまず向かったのは、ボートのある池のほとりを通り過ぎ、公園中心方向、つまり西に少し歩いたところにある田楽屋さん。犀川先生と喜多先生と萌絵が立ち寄ったあのお店です。まだ存在はしていましたが、今日は残念ながら営業していませんでした。噂(というわけでもない)田楽を味わうことはできず。その後さらに公園を西に進み、中心にあるテラスのようなところではバンドが大音響で演奏中でしたがその裏側を通り抜け、一行は夜中にあの人とあの人がすれ違った噴水へ。ここの噴水、頭の中でイメージする噴水よりは規模は大きいのですが、水の勢いは全然弱く、イメージする噴水よりも拍子抜け感があります(笑)。季節によって勢いが変わるのかもしれませんが、鳥も余裕で水が飲めるくらい今日はちょっとチョロチョロモードでしたね。東京ちょっとチョロチョロモードというのはどうか(<思いつきで書かないように)。

その噴水から北側を見ると、ちょうど正面にもうひとつの殺人現場である名古屋市公会堂が望めます。次のポイントはそこです。近づいてみると、入口付近では何やら人だかりができていましたが、どうやら公園内で行われている「グリーンアドベンチャ」の参加者が集まっているようでした。その「グリーンアドベンチャ」が具体的にどういうイベントなのかは不明なんですが(笑)、ここに来る途中、木に「グリーンアドベンチャ」の文字と番号が書かれた札が付けられていたのを目撃していたので、おそらくオリエンテーリングの類いではないかと想像。公会堂の4階では生け花展が催されていて、どさくさに紛れて入れなくもないかもという状況でしたが結局入らず、例の角の控え室を外から眺めるに留めました。

それから鶴舞公園に別れを告げて、鶴舞駅をスルーしてJRの高架をくぐり、犀川先生と喜多先生が上ったという歩道橋を我々も渡りました。歩いていると気づきませんが、立ち止まると歩道橋が結構揺れていることが判ります。下の道路を車がじゃんじゃん走っているせいでしょう。歩道橋を渡り切って、商店街を少し西に入ったところにある古本屋が次なるポイントです。しかしそこには古本屋が2軒あって、どちらが犀川先生がよく足を運ぶ古本屋なのかは定かではありません。せっかくなので大きい方の本屋に入ってみて、森先生の本を探してみた(笑)ところ、『夢・出逢い・魔性』と『工学部・水柿助教授の日常』のいずれも文庫版を発見。嬉しいやら悲しいやらちょっと複雑ですけども。

そして次のポイントは、結構離れた位置にある千早交差点でした。ここが最後の見学ポイントです。古本屋のあった通りを北に渡って、再び歩道橋を上って鶴舞駅方向へ向かい、大きな通りに下りてJRの線路と平行に北東へ向かって歩きます。500m以上はあったでしょうか。この大きな通りと東西に延びる若宮大通り(通称100m道路)が交わる地点にあるのが、千早交差点です。萌絵があの人を○○たところですね〜。あの辺に○○○を停めたのかなとか、あの自販機がひょっとして?とか、あの公園でお巡りさんに声を・・などなど妄想は膨らみます(にこにこ)。

その後、一行は昔サッポロビール工場があった場所に最近できたイオン千種店に行き、そこでひとまずツアーは終了。予定よりも早く1時間くらいで歩き終わったため、あとは『数奇〜』の話を振り返ったり、講演会に向けての話をしたりしつつ、お茶の時間を楽しみました。このお茶というかドリンクがなかなか変わっていたのですが、その話はまた明日にでも。今回はあっという間のツアーでしたが、このくらい短い方が鈍った躰にはちょうど良いような気もしますね(苦笑)。躰に優しい那古野コネクション、たまには必要かもしれません。楽しい半日でした。

何はともあれ、準備をしてくださったKずえさんとMつるさんには感謝感謝です。参加された皆様、お疲れ様でした。
2005年10月02日(日) 22:25:29   No.137 (NC)

十月のうた
閑静な住宅街
ピースの足りないパズルのように
家々に囲まれ取り残された一角に
緑を従え静かに佇む一本の大木
春には新芽の香りに包まれ
夏には枝葉の密度を増して
人間以上の厳密さで
機械以上に抜け目無く
日の光を受け蓄える

大風の季節は激しく揺られ
セミが代わる代わる登ってきては
大木の眠りを妨げる
しかしそれもほんのひととき
ああまた来たかのアトラクション
地下に張られた根がある限り
悠然と毅然と黙然と
動かずそこに立ち続ける

隣の空き地に家が建ち
またひとつ仲間の姿が見えなくなった
穏やかな風にうとうとしたとき
どこか遠くへ行ったのだろうか
どんぐり沢山落としたけれど
新たな仲間は根付くだろうか
そろそろ葉っぱも減ってきた
風も冷たくなってきた
いよいよ来るか
あの静謐な時間

夕日はマンションの向こう側
少し早い夜が来る
長い眠りのその前に
体を慣らすウォーミンナップ
さあ今夜も眠りに就こう
いつか叶う大きなパズルの
ピースをひとつ拾うために

線路脇
カールヘルムの鞄に
講演会の招待状


何の脈絡もなく、万博のイタリア館での写真を2枚。左は「踊るサテュロス」像の展示スペースの横にあった運搬方法を示すためのレプリカ。右は同じく向かいの正面にあった影で作られる顔。
2005年10月01日(土) 21:57:29   No.136 (うた)

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