Sibasin's Lunar Laboratory
日々これ勉強その5

2005年09月の勉強

<<  2005年09月 >>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

勉強のタイトル
トイレ日記と呼ばないで
あの話はどうなった?というあな..
食べ物は危機管理レベルを下げる..
音楽はやっぱり生だなあ
博覧会で手に入れたものいろいろ
続・行ってきました、万博。
行ってきました、万博・・
誕生日プレゼントにしては中途半..
お尻に画鋲が刺さったってねぇ
東京ならどこが好きか
寂れていてもなんとかなるものな..
[サメ君]敬老の日とは無関係
今更な話ですが
革命には痛みが伴うものである
そうきたかぁ!
九月のうた
シーチキン・ボッシュート
改修工事にも順番がある
新たな道路沿いに現れたのは・・
触って座って選んで触って眠った..
τになるまで待てない
エネルギィ切れだと震え出す
え、これiPodなの?
お腹がかゆい
音楽の身近さとは何か
ぎりぎりの記憶力
得たものは多かったが・・
[サメ君]残暑は続く、もうちょ..
ブレスが凄い
どうしようもなくグミが好き

トイレ日記と呼ばないで
そうそう、昨日書き忘れてましたが、その後の話といえば改修工事中だった大学のトイレです。研究室のある建物の1階のトイレの改修工事が、延期に延期を重ねられてなかなか終わらないから困るという話を以前しましたが、最近になってようやく終了した模様です。張り紙に書いてあった予定では、9月23日までには終わるかに思われましたが、実際には確かその日になっても終わってなかったように記憶しています。いい加減なもんですね。古い建物なので上下水道系の工事が伴うトイレ工事は、見た目よりも大変なのかもしれませんが、自分たちが出した工期予定くらいは守ってほしいなあと思います。まあ、真剣にそんなことに腹を立てているわけではありませんけど(笑)。ちなみに、新しくなってからはまだ入ったことがありません。今度覗いてみようっと。

この建物のトイレはスペース的な制約からか、男女別々の場所にあって、工事が終わったのは男子トイレの方です。そこから通路をずーと行った先にある女子トイレも前から改修工事中でしたが、そちらはまだ終わっていない模様。その女子トイレは通路の途中に位置していて(階が違えば男子トイレの場合もある)目隠し的なセパレータも何もなく直接トイレの扉が通路に面しているため、工事をしている間はその扉が取り払われて中が見えている状態でした。完全にタイルなどが剥がされた状態になっていればまだ良いですが、遅々として進まない工事ですから中途半端に便器が見えたりする状態が長く続くわけですよ。別に工事中のトイレに気を遣うこともないのですが、そのトイレの前の通路は事務へと続くわりと人通りの多い通路で自分もよく通りますし、その度に開けっぴろげなトイレが視界に入ってくるのは、なんと言いますか、人が中にいないとは言え一応女子トイレなわけですから、その前を通る男性陣としてはちょっと困りませんか?(実際はそんなに困りながら歩いてはいませんが)

トイレが開放系のまま放置されているというのは、そこを今まで使っていてこれからも使うことになる女性の立場からしたら、プライベートなスペースを見られているようで、なんか嫌じゃないかなあ、とそういう女性の気持ちを勝手に想像して、逆にこちらが気まずくなっているわけです。まあ、気にし過ぎだとは思います(笑)。っていうか、アホですね(苦笑)。単なる工事中のトイレを見てそんなことを考えているんですから。でもね、工事業者さんはね、もうちょっと工事の仕方に気を遣ってくれても良いんじゃないかな、と繊細な神経の持ち主代表として(誰が?)、ささやかながら主張しておきたいと思います。早く工事を終わらせるという意味においてもね。たぶん2階〜5階のトイレも順次同様の改修がされるんでしょうし、今後は1階のトイレと同じようなテイタラクにならないように、よろしくお願いしたいものです。

さて、このままだといつもトイレのことしか考えてないように思われかねないので(笑)、今日の日記も書いておきましょう(ついでか)。本日金曜日も午前7時過ぎには目覚めましたが、昨日までは違って二度寝はせずに済みました。朝からゴミを出し、洗濯をばんばんこなし、午前中には大学に出てくることに成功。だんだんと早起き生活にシフトできているようです。大学には学会で沖縄に行っていた人たちも帰ってきていて、長かった連休気分もこれまでか・・と身が引き締まる思いです(笑)。しかし明日からはまた土日。これがまた遊んでしまうんだなあ(にこにこ)。那古野コネクションのオフ会のための名刺も早めに作ったし、今回も珍しく準備は万全です(手抜きですが)。心配なのは天気だけですね。晴れますように・・(せめて曇り止まりでありますように・・)。
2005年09月30日(金) 18:23:48   No.135 (大学)

あの話はどうなった?というあなたに
昨日は雨が降ったりして、少し肌寒い一日でしたけど、今日は朝から晴れ模様。洗濯日和だったので毛布を洗濯機で無理矢理丸洗いしました。ちょっと毛布の端っこの布が破れてしまったような気もしますが、まあ気にしない気にしない。洗えればこちとらオッケーです。あと、不燃ゴミの日だったので、もう履かなくなってしまった古い靴をいくつか捨てました。これで玄関もすっきりです(今までが狭過ぎだった)。昨夜も夜更かしをしたものの今朝は7時くらいに起きて、ちゃんとご飯を炊いて食べたり(食パンがおかずでしたが(笑))、上記のように洗濯したり台所周りを少し片付けたりなど比較的朝から勢力的に動いたのですが、その後、寒いなぁと思いつつ布団に横になったら、そのまま寝ちゃってましたね。昨日に引き続き今日も二度寝です。夜の睡眠時間が短かったので横になったら寝てしまいそうな予感はありました。だからまあ、案の定というか、予定調和というか、むしろ軽く眠りたいとすら思っていたから、意図的な二度寝だったかもしれません。ただ、ちょっと、予想よりも多く寝てしまったのは相変わらずです。お昼前には目覚めている予定だったんですけどね、起きたらお昼を回っていました。それで何か問題が生じたというわけではないので、別にわざわざ書くほどのことでもないのですが、そこはほれ、日記ですから、ご容赦くださいませ(笑)。

わざわざ書くほどのことでもないと言えば、以前書いた出来事でその後の経過を報告していなかったことがいくつかあったので、気になって仕方がないという方のために、わざわざ報告させていただきます。そんなの知りたくはないぞ!という方は、目を瞑って瞑想でもしいてください(笑)。はいOK、と言うまで目を開けちゃダメですよ。

えっとまず、お腹が痒いと言っていた話ですが、もちろんその後かゆみは治まって今では痕が若干残っているのみです。ただ、何者かによって噛まれた痕はそのとき3ヶ所だったわけではなく、よく見てみると実は小さいのも含めて9ヶ所ぐらいの赤い腫れが横に連なっていたのです(がーん)。もしかすると虫に噛まれたのではなく、何かにかぶれた結果、痒くなっていたのかもしれません。あ、かぶれたと言っても、西洋かぶれとかそういうのじゃないですよ(言わんでも解るやろ)。どちらかと言うと、森博嗣かぶれですね(にっこり)。っていうか、すでにかぶれてるというレベルではないか・・(感染レベル?<聞こえが悪いな)。

それから、以前は毎日の日課になっていた『脳を鍛える大人のDSトレーニング』ですが、日記に登場していないことから想像できるように、はい、もうすっかりサボってます(苦笑)。自分の脳を自慢するわけではありませんが、測定できる脳年齢の下限が20歳のため、どんなに頑張ってもそれより良い結果は得られず脳年齢の頭打ち状態が続くと、だんだん毎日トレーニングするモチベーションも下がるんですよねぇ。それでしだいにソフトを起動することがなくなってしまったというわけです。他のソフトを購入してそれで遊んでいたからという理由もあります。適度に飽きる作りじゃないと、次のソフトを買ってもらえませんから、メーカ側としたらある程度で飽きられるのは想定済みなんだとは思います。仕方がありません。でも最近、頭が上手く回っていないと感じることが増えてきたので、また『DSトレーニング』を再開してみても良いかなと思い始めました。少なくともボケ防止には効きそうです。

あと、あれです、部屋の中に舞い込んだ秋の虫(名前判らず)の話。あれからしばらくは夜中に相変わらずリンリンと鳴いていたのですが、いつの間にかそんな鈴の音はしなくなりました。今ではぐっすり安眠できています。しかし秋の虫はどこへ行ったのか・・。本棚の後ろとか見えないところで、息絶えてしまったのでしょうか。あとで死骸が見つかるというのはイヤだなあ。うまく部屋から抜け出して冬眠の準備をしていてくれたら良いのですが。あ、秋の虫って冬は越すんでしたっけ? アリとキリギリスの話からすると、冬は越せそうにないイメージですが、あれは単にあのキリギリスが働かずに遊んでいたからたまたまあの結末なのか、それともやっぱりキリギリスは普遍的に冬を越せないことを比喩している話なのか、どっちでしょうね。セミも地上に出てからは冬を越せませんし、求愛行動のために鳴いているのだとすると、ああいう鳴く虫の類いは冬は越せないとみて良いのかな・・。

虫と言えば、先日の誕生日の日(“日”の重複)、カマキリが雨戸に張り付いていました。お祝いに来てくれたのでしょうか(笑)。虫と言えどもありがたいことですね。ピンぼけで写しちゃったのが心苦しいですけど(カマキリに対して)。
2005年09月29日(木) 23:15:16   No.134 (日記)

食べ物は危機管理レベルを下げるのか
今週は、月曜日から学会がある関係で、うちの講座の先生方と一部の学生が沖縄に行っています(たぶん今日までだから今頃は帰ってきてる人もいるでしょう)。普段から早寝早起きな方ではありませんが、大学に先生方がいないという状況になると、どうしても羽を伸ばしがちになって、連休明けからここ最近は夜更かし気味で午前中はぐっすり睡眠、午後まで大学に出て来ないというテイタラクです(笑)。まあどうせ、朝から大学にいてもそれほど仕事が捗るというわけでもないので、実質的にはあまり変わらないのですが、あまり重役出勤ぶりばかりを続けていても、対外的な印象は悪くなるだけだと思うので、そろそろ生活を戻したいなと思った水曜日。今日は一旦7時前に起きて紙資源とプラスティック資源をゴミステーションに出したものの、その後どうしても眠気から逃れることができず二度寝してしまい、結局起きたのは午後2時という有様でした(苦笑)。全然反省が活かされていませんが、ゴミ袋を部屋から片付けられただけでも偉い、と自分を誉めたいです(自分にはとことん甘い)。いつも寝過ごしてゴミを捨てる機会を逸してばかりですからね。

それはともかく、大学では(どこの職場もそうかもしれませんが)誰かが旅行から帰ってくると、土産物(主にお菓子系)がみんなに配られることがよくあります。大抵はサロンに置かれて、美味しいものなら一日も経たないうちに売り切れてしまうのが通常です。おそらく明日あたりから登場するであろう沖縄土産が楽しみですね(にこにこ)。あと、サロンに置かれる以外に、ピンポイントで講座メンバに渡したいときに、それぞれの机に直接配られる場合もあります。そのときその場に居れば直接受け取りますが、席を外しているときは机の上に黙って置かれていたりします。何も言われなければ誰が置いたのかすら判らないのがほとんどです。そういうときは、最近どこか遠出していた人を推測して、たぶんその人からの土産じゃないかなと納得して心の中で感謝しつついただきます。誰が置いたの?なんて特に訊き回ったりはしません(訊くときもありますが)。

机に置かれたものがちょっと得体の知れない外国製のお菓子だった場合、多少怪しい目線で眺めてみるものの、食べられそうだと判断すれば、何の疑いもなしに食べてしまいますね。我ながら、犬でももうちょっと疑うやろ、という食いつきっぷりだと思います(笑)。しかし、これはよく考えると危機意識に欠ける行動かもしれないと最近思うようになりました。悪意のある誰かが毒を盛っているとも限らないわけですからね。大学は良い意味でも悪い意味でも、外部の人間でも簡単に入れてしまうセキュリティレベルだと思いますし。そういった意味ではサロンに置いてある食べ物を簡単に口にしてしまう方が、危険性は高いかもしれません。以前、大学などでポットの中に毒性の薬品が混入される事件が流行った時期がありましたが、物理的には同じことが起こってもおかしくないと言えるでしょう。そういった事件があって以来、薬品の管理は厳しくなりましたが、外部から持ち込まれたら防ぎようがないのは変わりありません。

まあ外部からの侵入は考えないにしても、内部の人にはせいぜい恨まれないようにしないといけませんね(笑)。特に机の上に魅力的なお菓子が置いてあったりなんかした日には要注意です。人間は(というか僕は)、食欲の前には危機管理レベルが下がってしまうのかもしれません。食に興味がないといつも言ってはいますが、普段の食事に興味が無いからこそ、タダで食べられるものが目の前にあった場合、つい食事の代わりの栄養源になると考えて手が伸びてしまんですよねぇ。もっと普段の食事を大事した方が良いかも・・。と反省しつつ、明日からの沖縄土産攻勢に期待してます(笑)。それで9月は乗り切れるでしょうか(<ちゃんとご飯食べなさいって)。
2005年09月28日(水) 23:26:11   No.133 (食事)

音楽はやっぱり生だなあ
そうそう、この間「恐竜博2005」を観るためにささしまサテライト会場に行ったときですが、たまたまCBCラジオの生ライブを会場の一角でやっていたので、恐竜博の建物に行く前にそのライブが終わるまで遠巻きに見ることにしました。終了時間まで30分くらいだったので、せっかくなので最後まで見ようかなと。番組は午後から始まっていたみたいで、実は家でその番組の最初の方を聴いていたことに、この現場に来て気づきました。こういうのに立ち会う機会はあまりないですが、CMの間の現場の様子とか、生番組の裏側が見られる感じで面白いですね。テレビはそうでもないですがラジオは身近さがあって結構好きです。

そのときは矢野きよ実さんが司会をされていて、つボイノリオ氏や伊藤秀志氏のライブはすでに終わっていたようですが、自分が見始めたときからちょうどばんばひろふみ氏のライブが始まり、どうやらこれで最後のライブのようでした。ばんばん(ばんばひろふみ氏の通称ね)のラジオ番組は、実家にいたころに少し聴いたことがある程度でしたが、1年くらい前からCBCでばんばんの番組が始まり、それは今までの惰性で聴くことがわりとあります(午後1時からの「ツー快!お昼ドキッ」枠を聴いていたから<つまりそれは昼過ぎまで家にいることが多いということかー)。名古屋でもばんばんの声を聴くことになるとは思っていませんでしたが、今ではすっかり耳馴染みの声になりましたね。

実はこのライブ会場で初めて生のばんばんを見たような気がします。矢野きよ実さんも初めて生で拝見しましたが、年齢の割には(笑)お若く見えて綺麗でしたね。で、メインのライブはというと、音量バランスのせいかばんばんの歌声は聞こえにくかったのですが、肌で感じられる臨場感は生ライブ独特のもので、聴いて良かったと思います。今までに歌手のライブをまともに聴いたのはサラ・ブライトマンぐらいしかないですが(スケールが随分違うな)、音楽はやっぱり生で聴くのが一番ですね〜。たとえラジオの一番組の中のライブであっても、それは強く感じました。ナイスミドルになったばんばんの無精髭姿とか、ベースの人やキーボードの人と掛け合って楽しんでいる姿などが見られるのは生ならではでしょう。

えっと、なんだか「ばんばん萌え〜」みたいな書き方になってしまいましたが、ばんばんのファンというわけじゃありませんよ(笑)。ということだけは断っておきたいと思います。いや、別にファンだと思われても困ることはないですが・・。どちらかと言うと(言わなくても)、自分はつボイノリオ氏のファンだと思います。どういうところが好きかと訊かれたら、それはちょっと・・、と返答に困るところではあるのですが(笑)。「金太の大冒険」を世に送り出した功績だけでも充分評価に値する人物なのは確かです。きっと日本全国の多くの人々に影響を与えたミュージシャンでしょう(影響を受けたと主張する人は少ないでしょうが)。つボイ氏はまだ生で拝見したことはないのですが、お噂を総合するとルックス的にはこのまま拝見しないで想像していた方が良さそう、という予感はしますね(笑)<失礼な!
2005年09月27日(火) 20:17:42   No.132 (芸能)

博覧会で手に入れたものいろいろ
旅行に行っても旅先ではいつも土産物は大したものを買わないか、買ったとしても何でそんな物を?と訝しがられそうな物を買ってしまう人間です。定番の物を買っても面白くないよなぁと、つい面白いか面白くないかで判断してしまうからいけません。いけなくはないですが、あとで多少後悔することもあります(後悔するのか)。誰に見せるわけでもない自分のための土産でも、何かしらネタを求めているような気がします(笑)。こんな日記を公開していれば、なおさらネタに走る可能性は高くなりますね。常に何かしらボケなければと思ってしまう脅迫観念は、吉本新喜劇を観て育った関西人に特有のものかもしれません(ボケが面白いか面白くないかは別として)。

さて、そんなお土産選びの傾向は、期間限定の博覧会に行っても相変わらずでした。まず「恐竜博2005」のグッズ売り場で最初に目についたのは、恐竜の着ぐるみを被ったキティちゃん(笑)。いわゆるご当地キティちゃんの一種ですね。こんないち博覧会でも限定ものが作られて売られていたことに驚きです。とはいえ結局これは買わず。思わず手が伸びかけたんですが、寸でのところで思いとどまりました。別にキティちゃんを集めているわけでもないんだから、早まってはいけません。そう、これは最低限のラインでしょう。ここを超えたらちょっと別の方向に行ってしまいそうな予感がします。いや、そんなラインを超えなきゃいけないときも長い人生の中ではやってくるかもしれません。しかし、今はそのときではないという判断です。って、何をぶつぶつ言っているのでしょうか(苦笑)。言い訳は置いておいて、見渡すとそんなキティちゃんの近くに、ちょうど良い土産物を発見しました。これはネタというより、もはやコレクションのための土産物です。

ウッチーだかリッチーだかいう名前の恐竜博のマスコットキャラクタの耳かきです。まさか耳かきが売られているとは思ってなかったのですが、置いてあったということはそれなりに需要があるんでしょうね。ひょっとして耳かきは土産物の定番なんでしょうか。だとしたら自分の認識を改める必要がありますが、まあたとえ定番だとしても、これからも買い続けるでしょう。買ってきてさっそくこの耳かきを使ってみましたが、スプーン状になっている部分が少し大きめで耳の穴の小さい人にはちょっと使い辛いかなという感触でした。ちなみに自分の耳の穴は耳かきばかりしているせいか結構大きいので、問題なく使えます(にっこり)。

その次に手に取ったのが、この「スー」のフィギュア。こういうフィギュアの類いは恐竜博では超定番ですが、このフィギュアは海洋堂製というところで手に取ってしまいました。全長10cmくらいの小さなものですが良くできてます。しかしまあ、これはとくに面白くもないですね。ネタ的には普通過ぎてどうってことないです。なんだ、結構まともな土産買ってるじゃん(笑)。あとひとつ、デフォルメされた恐竜のキャラクタにキーライト(鳴きながら開いた口の中にあるライトが光る)機能が付いたキーホルダも買いました。これはまあまあ面白いかもしれません。実用的なようで実際には使いどころに困りそうなところが素敵です。

さて、もうひとつの博覧会「愛・地球博」で買ってきたお土産は、昨日も書いたようにティークロスとコースタのみでした。写真にあるように、コースタも布製で、裏表で動物の色が違うリバーシブル設計です。アフリカ土産はネタになりそうなものが結構多いのですが、経済的な事情で今回はそういったものは諦め、安くて実用的なものを選んだしだいです。ネタに走れないときは安いものに逃げる傾向もあるようです。漢らしくないですね(笑)。しかもこういった実用的なものを買ったときは、実際に使うことがほとんどないから困りもの。一応使用シーンを具体的にイメージしてから買ったのですが、よく考えたら無精者なのでティークロスとかコースタを家で使うことなんて滅多にないのです。同様に、買うだけ買って使われないまま放置されている小物が家には結構あるかも・・。そういえば小物に限らず本とかゲームですら積んでるなあ(苦笑)。

これはおまけですが、万博のNEDOパビリヨンの前で配っていた立体めがね(モデルはおこじょのジョン君<たった今命名)。パビリヨンには入りませんでしたが、このめがね付きのパンフレットだけはバンバン配られていたのでもらったしだいです。普通の偏光めがねかと思っていたら、実はちょっと違っていて、掛けてみるとわかりますが、なんと特別な印刷をしていない印刷物でも配色によっては飛び出して見えます。一昔前は青と赤のセロファンで左右が色分けされためがねを掛けて、赤と青の線で二重に描かれたものを見ると飛び出して見えたものですが、このめがねはレンズ部分のフィルムは透明なのです。しかもこのめがね向きに作られた印刷物じゃなくても飛び出して見えるのはちょっと驚きです。とはいえ基本的な原理はたぶん同じでしょうか。実際に掛けてみると、世界が微妙に二重にぶれて見え、赤色のものはより手前に、青色のものはより奥にあるように見えます。つまりプリズムのように少し分光した上で、左右の分光の度合いの差によって立体的に見せているのだと思われます。勝手な想像ですけど、それほど外してはいないでしょう。凄いのは、こういうフィルムを作れるようになった技術ですね。まあ、「自然の叡智」とは何の関係もなさそうですが、もう万博も終わりましたし、それは言わないようにしましょう(笑)。
2005年09月26日(月) 22:12:22   No.131 (道具)

続・行ってきました、万博。
今度は本当です。閉幕する最終日にわざわざ行ってきました。昼過ぎまで家でぐずぐずしていて、日差しは暑いし人は多いし行こうかどうしようか迷っていたのですが、行ってすぐに帰ってきてもネタにはなるだろうと思い(判断基準はそこか)、午後2時過ぎに一念発起して万博会場へ向かいました。交通手段は地下鉄とリニモです。多少予想はしていましたが、藤が丘の駅でリニモに乗るのに30分ほど待たされ、乗ったら乗ったで車内はぎゅうぎゅう、会場に着く前からさっそく万博気分を味わえるという趣向ですね。そうそう、初めて知ったのですが、リニモの藤が丘の駅って地下にあったんですね。地下鉄ですらここらでは高架の上を走っているのに、モノレールみたいな感覚のリニモが地下から出発するというのは、なんだか不思議な感じです。乗り心地は、期待ほど良くはないものの評判ほど悪くもないといった感じで、加減速とカーブでのGのかかり具合を除けば、動き自体はスムーズで滑るような走りでした。でもまあ、浮いてる意味はあんまりないかも。10数分で万博会場に到着。車内の混雑から解放されるや否や、このあとさらなる混雑の中へと足を踏み入れることになります。

じゃーん! 入場券を北ゲート横の売り場で購入し、荷物チェックを経ていよいよ入場です。会場に入ったらいきなりの人・人・人、ほとんど人の頭しか見えないくらいの混雑ぶりでした。東京駅のラッシュアワーぐらいの混み具合かもしれません。覚悟はしていましたが入ってすぐこれだとげんなりしますね・・。んがしかし、げんなりもしていられません。さっさと観るものを観てなるべく早く会場から離脱するために先を急ぎます。まずはグローバルループを歩いてグローバル・コモン1のエリアへ。思いつきでやって来たとは言え、大まかな予定は立てていたので向かうべき所は判っていました。それはネパール館です。東海地方ではラジオのパーソナリティでおなじみのつボイノリオ氏がお薦めしていたからそこに行こうと思ったわけですが、お薦めの理由はまあ、ここでは詳しくは述べません(笑)。とりあえずネパールの仏画や仏像は凄いらしいという情報に惹かれて観てきたしだいです。そんなに言うほどではありませんでしたが、確かに日本の仏様には表現されていない部分が表現されていて、ムフフな内容ではありましたね(笑)。

グローバル・コモン1の様子は写真のように人だらけ(ここに限らずどこもこんな感じ)でしたが、ネパール館は待ち時間もなしに入れたので、調子に乗って他の外国館も観てみることにしました。いずれも待ち時間なしで入れたところで、イラン館、ブータン館などを流し見。その次に向かったのが本日の第一の目的だった、イタリア館です。それはグローバルループをさらに先に歩いていったところにあるグローバル・コモン3の中にありました。この辺りはヨーロッパの国々のパビリヨンが集まっていて、どこも結構な列ができています。しかし、イタリア館は比較的回転率が高いらしく、建物の周りを100mぐらい並びましたが、30分もしないうちに入館することができました。

さて、ここで何を観たかったかというと、もちろん言うまでもなく紀元前4世紀に作られたというブロンズ像「踊るサテュロス」です。ずっと海底深くに沈んでいたものが最近になって奇跡的に発見されたという代物で、この万博での展示を終えたらもうイタリア国外に出ることはないだろうと言われている、そんなブロンズ像の本物が展示されてるんっていうんだから、この機会に観ておかない手はないなと思ったわけです。万博自体にはそれほど興味はなかったのですが、「踊るサテュロス」を観るためなら行っても良いなと思っていました。高い入場料を払っているからといって、企業パビリヨンなんかには目もくれません。「踊るサテュロス」が観れればそれだけで良いのです。で、実際に目の当たりにしたわけですが、想像してた以上に大きなもので、両手・片足が失われているものの、噂通り、その躍動感は今にも動きそうなくらい伝わってきました。ブロンズが欠けている部分の痛々しさや、それと同時に古さを感じさせない優美な姿が相まって、思わず見入ってしまいます。残念だったのは撮影禁止だったことでしょうか。これだけは記念写真を撮っておきたかったんですけどねぇ・・。

え、誰の記念写真かって? もちろんあのお方ですよ。「踊るサテュロス」像との記念撮影ができなかったということで、イタリア館の後半部分に展示されていたチョコレートで作られたフィアット(?)の実物大模型の前に鬱憤を晴らすがごとく現れたパペット君です(笑)。
二日連続の出張、ご苦労様です。しかしイタリア館、メインの展示がブロンズ像だということは判りますが、それ以外の展示物の統一性の無さがなんともイタリアらしいですね。建物の外では来年の冬期オリンピックの「トリノオリンピック」の宣伝がされていましたが、中に入るとフェラーリやら古木やら陶器やらが方々にあって、基本的にはデザインアートっぽいものを並べているように見受けられますが全体的には何が言いたいのかよく解りません。でもまあ、アジア諸国やアフリカ諸国のように単なる物産展になっていないだけまし、なのかなぁ・・とも思います。これが万博というものでしょうか(初めてなので判りません)。それはともかく、「踊るサテュロス」像はすばらしかったです。しっかりとまぶたに焼き付けてきました(目を瞑ればいつでも浮かんでくるぐらいには)。それだけで万博に来た甲斐があったと思います。

その後、アフリカ諸国のパビリヨン近くでアフリカ土産のティークロスとコースタを買い、暗くなって来たのでそろそろ帰るために、北ゲート方向へグローバルループを歩きました。そして帰り際、ゲートの近くには企業パビリヨンが並んでいますが超伝導リニア館から突き出していたリニアモーターカーが目立っていたので、思わずここでも最後の記念撮影を敢行。
ちょっと逆光で顔が暗いですが、再びパペット君登場です(笑)。こんな人の多いところでよく出てくる勇気がありますね。写真を撮るこっちの身にもなってほしいものです。このあと、すっかり満足した我々は、混雑が酷くならないうちに会場を出て、リニモ待ちの行列に並びました。相変わらず車内はぎゅうぎゅう詰めの満員でしたが、ちょうど良い頃合いに見切りをつけたおかげか、リニモ待ちで無駄な時間を過ごすことなく早めに帰って来られました。体力的にももう限界でしたから、あれ以上長居していたらへとへとになっていたかもしれません。余計な出費を抑えるために会場での飲食は控えていましたしね。

まあ、何はともあれ、初万博が万博の最終日だった自分にお疲れさま。ネタのためとはいえ(ネタのためだったのか)、よく頑張って人ごみの中を一人で歩き回りました。昨日といい今日といい、運動不足の躰には多少トレーニングになったかもしれません(苦笑)。トレーニング代だと思えば入場料もまあまあ安い・・・かぁ?
2005年09月25日(日) 22:25:31   No.130 (日記)

行ってきました、万博・・
じゃなくて、「恐竜博2005」(笑)。いやあ、せっかくだから万博も行きたいんですけどねぇ、閉幕に向けての駆け込み入場が多いという連日の報道を聞くと、ちょっと気が引けて行けません。人多過ぎ! そしてぐずぐずしているうちにもう明日で閉幕ですよ。同じ混んでる日に行くのなら、最終日に行った方がまだ何か記念になりそうだという気がしないでもないので、とりあえず今日のところは万博は諦めて、名古屋駅近くのささしまサテライト会場で開かれている「恐竜博2005」の方に行ってきたしだいであります。ちなみにこっちも名古屋での開催は明日で終わりですが、万博に人を取られているせいか目論見通りそれほど混んでいませんでした(隣のポケパークは子供だらけでしたけど)。

しかし子供率は隣のポケパーク同様高かったですね。展示されてる化石を見るのにも、ちょろちょろちょろちょろ動き回る子供が鬱陶し・・いや、微笑ましいほど活発で(笑)、こちらは落ち着いて見ていられまないこともありました。今回の恐竜博は、恐竜から鳥類への進化がテーマとなっている展示内容で、会場自体の広さも影響してかこじんまりとした印象です。昔、大阪で「世界最大の恐竜博」が開かれたときにも見に行ったことがありますが、そのときはもっと広い会場だったような記憶(子供の頃だったからかもしれませんが)。確かティラノサウルスの黒い全身化石、通称「ブラックビューティ」が展示された恐竜博でした。その頃と比べれば、今回のはインパクトに欠ける展示内容かなと思います。ただ、ひとつひとつの化石を見ると、世界初公開のものも結構あって、マニアなら嬉しい内容かもしれません。そしてマニアでなくても興味を引かれる展示物もあります。

それが今回の恐竜博の目玉となっている、世界最大のティラノサウルスの全身骨格通称「スー」の展示です。日本初上陸だそうです。これは会場の中程にあって、一番の写真撮影スポットになっていましたね。子供たちも嬉しそうにはしゃいでいました。歯の化石だけを見ているよりは、こういう骨格標本を一目見た方が解りやすくて素人には良いですね。ちなみに僕は素人です。もともと恐竜が好きで地球科学の世界に足を踏み入れるきっかけにはなったかもしれませんが、恐竜博士よろしく恐竜の分類や生態などをちゃんと勉強したことはなくて、NHKでたまに特集番組があれば興味本位で観るだけの一般人なのです。だから、正直なところ「スー」を観ただけかなり満足なわけでして、会場を出るまで2時間くらい一通り展示物を立ちっぱなしor微妙な速度で前進しながら観るのは辛かったです(苦笑)。体力の低下を感じますね・・。ま、それはともかく、そんな絶好の記念撮影ポイント「スー」を、あの人が逃すはずもありません。そう、パペット君、こんなところにも登場です(笑)。

抜かり無いですね。というか、これ撮るの相当恥ずかしかったんですけど(苦笑)。良い撮影場所を探すのにうろうろしたり何度も撮影したりして、ちょっと怪しい動きをしてたかもしれません。近くに警備員さんも立ってるし、ほんと勘弁してくださいよ、パペットさん。でもたぶん、「スー」と一緒に写ったパペットは、このパペット君が世界初かもしれませんね(笑)。教育テレビの「働く人になりたいな〜」の歌でおなじみの、フムフム(でしたっけ?)が取材に来てないことを祈るばかりです。

「スー」を過ぎれば、いよいよ鳥類へと進化したと考えられている恐竜のグループの展示になり、その後、木を登るくらいしかできなかった羽毛の生えた恐竜の展示が続いて、最後には、現在の鳥類とほぼ同じ類に属す昔の鳥の化石の展示(この辺はどれも小さいものばかり)がいくつかあって終わりでした。尻つぼみの感はありますが、恐竜の大繁栄時代にくらべれば、現在の鳥類の世界なんて小さなものなので、進化の歴史に即した展示内容だったとも言えます。単に自分が「スー」を観て満足してからは、以降の展示に対する興味が薄れていただけかもしれませんけど。っていうか、なんせ足腰が辛かったんだもーん(笑)。ちなみに写真は始祖鳥の復元骨格です。

全然体力を使ったようには思えないのですが、今日はすごく疲れました。最近ずっと座りっぱなしの生活なので、立つことに弱くなっているみたいです。数時間の立ちっぱなしが我慢できないとは情けない・・。これじゃ遊びに行くのも一苦労ですね。ましてや万博なんて、本当に行けるのでしょうか。どうせ行くとしても独りだし、結局行かなさそうな雰囲気だなあ。
2005年09月24日(土) 21:26:44   No.129 (日記)

誕生日プレゼントにしては中途半端
気がつけば今日は誕生日でした。とここに書いておけば何人かは気づいてお祝いメッセージをくれるのではないかという期待を込めて、日付が変わるまでちょっと余裕を持たせた時間での更新です。いやらしい魂胆ですね(笑)。自分から誕生日を主張するほど恰好悪い行為はありませんが(苦笑)、しかしこの際です(どの際?)、恰好を気にしてる場合ではないのです。いまや三十路手前にしてまだ大学院生、同期の友人は日本全国方々へ散りだんだんと疎遠になっていく一方で、周りの環境は変わらないので新たに知り合うのは後輩ばかり、気の置けない仲間が増えることは滅多にない状況ですから、そりゃ誕生日を祝ってくれる人も減るわけです。なり振り構ってられません。主張するところは主張していきましょう。なんか書いててすごく惨めな人みたいに思えてきたけど(笑)、気にしませんよ〜。どんと来い、お祝いメッセージ!ですよ。なんなら明日になってからでも良いので、気にせず送ってくれよな!(<乞うてるわりには偉そうだぞ!)

というのはまあ、まんざら冗談でもありませんが、一応冗談ですので、お祝いメッセージをくれないからって別に恨んだりしませんよ、ご安心ください(にっこり)。ただし、背中には気をつけた方が良いかもしれません(安心できないぞ)。いやいや、ここに誕生日を主張するまでもなく、すでにお祝いメッセージをいただいた方はいますし、そもそも誕生日にこだわる必要もない(ただし誕生言葉にはこだわるかも)同じ森先生を愛する仲間たちが沢山いる現在の状況は、とても幸せだと思っています。共通の話題で盛り上がれる仲間は、長い人生を考えれば大学の人々なんかより断然大切ですからね〜(うわぁ、そんなこと言って大丈夫か?)。というわけで、こんな場所でなんですが、普段お付き合いいただいていることへの感謝の意をここに表明させていただきます。いつもどうもありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします〜。ついでにこの機会に誕生日も覚えてもらえると幸いですが(笑)。あ、お祝いメッセージはまだ間に合いますよ(<やっぱり欲しいのかよ)。

ちなみに、誕生日だからという理由で「23」という数字が好きですが、その昔森ぱふぇであったノベルス版『数奇にして模型』の重さ当てクイズで回答に使った数字が、誕生日から取った「9」「2」「3」でした。これをありそうな重さになるように並べ替えて出した答えが「329g」。そして正解が「320g」で、見事「初代・重竜王」の称号をいただいたしだいです。そんなクイズがあったこと自体、今では知らない人の方が多いでしょうね。あの頃は若かったなあ(しみじみ)。

という昔話はともかく、そうそう、昨日書いたスーパードライブの不調(CDが中で引っかかってトレイが出て来なくなった件)ですが、本日改めていろいろ試してみました(あいまっ君の電源を切って揺すってみたりとか)。そして何度目かのイジェクト操作の際、思い切ってトレイ部分を無理矢理引っ張ってみたら、レロ〜ンとCDを吐き出させることに成功しました! わーいわーい! 実はそんなに悲観してたわけではないのですが、いざ取り出しに成功すると妙に嬉しいもんですね。とりあえずほっと一安心です。その後恐る恐るもう一度CDの出し入れ動作を確認してみましたが、問題なく動いてくれました。CDの読み込みも問題ありません。良かった良かった、これでPhotoshop Elements 2.0もインストールできるってもんです。・・と喜んだのですが、今度はインストール作業が最後の最後で完了してくれなくて、ソフトが不完全なままでしか入らず起動できないではないですか。なんかこの不具合、前にも経験したことがあるんですが、そのときはどうやって完了させたのか覚えておらず、結局インストールはお預けです(しょぼ〜ん)。OSとの相性が悪いんじゃないかと疑っていますが、「相性」とか曖昧な表現を遣っている時点で確信を持った疑いとは言えませんね(笑)。うーん、もう2.0は諦めて、Photoshop Elements 3.0か、思い切って廉価版じゃないPhotoshopを買ってしまおうかなあ。資金は無いんですけどね・・。

スーパードライブのトレイがちゃんと動いてくれたときは、Macの神様からの誕生日プレゼントか?とか一瞬思ったんですが(笑)、結局ソフトの再インストールができない状況は変わっていないので、プレゼントにしてはちょっと中途半端な印象ですよね。まあそれはソフト側の問題かもしれないので、一概にMacの神様のせいにはできないか・・。まずはスーパードライブが正常に動作するようになったことを喜ぶべきですね。Macを買い替えることに比べれば、Photoshopの買い替えなんて屁みたいなものです。そうだそうだ、そうすれば万事解決ではないか。屁みたいなものなのだ!(わははははは)<だからそんな資金も無いって言ってるでしょ!
2005年09月23日(金) 20:50:56   No.128 (日記)

お尻に画鋲が刺さったってねぇ
がびょ〜ん。

って、すみません。くだらない駄洒落のためにタイトルを使ってしまいました。頭に思い浮かんだので(そりゃお尻には思い浮かばないわな<突っ込みどころ間違い)どうしても書いておきたかったのです。ちなみに日記の内容には何の関係もないことをあららこめ(懐かしいフレーズ)言っておきましょう。そこんとこヨロシク!(馴れ馴れしいな)

あ、関係ないついでにもうひとつ書いておきますが、昨日の日記はブログとしてはちょっと長過ぎですね(苦笑)。ちょっとした軽い気持ちでいつでも更新できるのがブログの良いところなのに、あそこまで気合いを入れた(実際には大して気合いは入ってないが)長い文章を一日分として読まされる方の身にもなるべきだなあ、とちょっと反省。あくまでも目指しているのはシンプルで軽い読み物なんですが(ほんまかよ)、書いてるうちにどうも目指す方向と違う方へ向かってしまう傾向があるようで・・。などとこうして反省文を羅列すること自体がシンプルから遠ざかっている最たるものですね(笑)。やめましょう、流れに任せて、書く駄文。

さて仕切り直しです。相変わらず変化のない平穏な毎日を過ごしている最近ですが、今日はちょっとしたアクシデントが発生しました。アクシデントに直面して「日記のネタができた!」とか思ってしまうのは何かの病気かもしれませんが(笑)、喜んでばかりいられる状況でもありません。そのアクシデントというのはアクシデントと言うよりトラブルと言った方が近いでしょうか。研究室の自分の席で使っているあいまっ君(G4, 電気スタンドタイプ)のスーパードライブ部分が開かなくなってしまったのです。もう少し具体的に説明すると、OSをTigerにバージョンアップしてから、どうもPhotoshop Elements 2.0の起動が遅くなったので、一回消去してインストールし直そうと思いすでにハードディスクに入っているPhotoshop関連のファイルを消して準備を整え、いざPhotoshop Elements 2.0のCDをスーパードライブに入れてみたらあなた、CDは読み込まれずデスクトップにマウントもされない(つまり認識されてない)ではありませんか。んんん、と一瞬悩んだものの、前にもラベルか何かの関係で認識されにくいCDはあったので同じような症状なのかなと判断し、もう一度入れ直せば認識するだろうと思ってイジェクトボタンを押しました。がしかし、少しだけドライブが動いてトレイが出て来ようとするのですが、ベローンというふうに完全に吐き出すところまでは全然出ず、CDの姿も見えないところで止まってしまったのです。おそらくドライブの中でCDが引っかかってしまっているのでしょう。ちょっと叩いてみたり、引っぱり出そうとしてみたりしたのですが上手くいかず、ヘルプに書かれているあらゆるイジェクト操作を試してみてもダメでした。トレイ自体は動いてもCDが引っかかっていたのでは出るものも出ないといった状況です。

以降、時間を置いては、何度もイジェクトボタンを押してCDの排出を試みていますが一向に出てくる気配がありません(もし気配があったときは一発で出てくるでしょうけど)。これはちょっと困りましたね。スーパードライブが使えないと音楽CDの取り込みもできませんし、他のソフトのインストールもできません。何より、今入っているPhotoshopのソフトがインストールできないのは困ります。ハードディスク内のファイルはもう消しちゃったあとですからね(苦笑)。ネットワーク経由でソフトを別のパソコンからコピィする方法はありますが、それでは根本的な解決とは言えません。このままではCD-RやDVD-Rにバックアップを取ることもできないので、なんとかしたいのですが・・。

うーん、やっぱり修理に出さないといけないのでしょうか。ノートみたいに持ち運びが容易な機種ではないですし、お店に持って行くにしても取りにきてもらうにしても面倒ですよね。修理の間、あいまっ君が使えないのはもっと困りますし・・。えっと、つまりこれは、Macの神様からの「そろそろ買い替えろ」との思し召し?(なんでそうなる) いや、でもぉ、この電気スタンドタイプのあいまっ君はお気に入りだしぃ、買い替えはもう少し先にしたいんだけどなぁ。まあ、どうしてもって言うんなら、考えてあげないでもないけどねぇ(誰も買い替えろとは言ってないぞ)。などと戯れ言を言っても状況は改善せず、問題は未解決のまま、今宵はフェードアウトです。
2005年09月22日(木) 20:28:15   No.127 (日記)

東京ならどこが好きか
日本全国47都道府県で一番好きなのはどこかと訊かれたら、うーん、答えるのはなかなか難しいですねぇ。少なくとも訪れたことがない土地は候補から外れるのは間違いありませんから、まず今までに行ったことのある場所(通過しただけの場合は含まない)を北から順に上げてみましょう(え!全部書くつもり?)。

日本の北国と言えば北海道です。ここはスキーをする関係で何度か訪れたことがあります。冬はもちろん夏も一度訪れたことがあって、雪質も良いし食べ物も美味しいし好きな場所のひとつです。しかし北海道も行ったことがあるのは札幌や函館周辺など西側がほとんどで、スキー部の合宿で行った富良野が東側の限界です。まだ見ぬ網走や知床の評価によっては北海道全体の評価が上下する可能性はあります。しかしそんなこと言ってたらどこの県でも同じことが言えるのでそういう未踏の地(自分にとってという意味ね)は無視しましょう。

次は青森ですが、ここは青森市経由で弘前市に滞在したことがあります。スキー部でインカレに参加したときでしたけど、泊まった宿が閑散期だったのか全然お客がいなくて、広いわりに人が少ない状況と冬の寒さが相まって、ちょっと薄気味悪い印象がありましたね。宿の従業員は良い人たちでしたけど、そういうところで損してるなという感じでした。あと印象に残っているのは、大浴場の男湯と女湯の境界が普通よりは低めの衝立てしかなくて、しかも上半分が曇りガラスという妙に想像力をかき立てられる仕様だったことでしょうか。ジャンプすれば隣が見えてしまいそうな嬉しいような困るような素敵なお風呂でしたが、残念なのはお客自体が少なくて隣のお風呂に人が入ってくるのも稀だったことでしょうか(苦笑)。

その南側にある秋田にもスキー部のインカレ参加のときに滞在したことがあります。ただ、きりたんぽが美味しかったことと、秋田美人はそんなに見かけなかったことぐらいしか印象にありません(笑)。あと、これは青森での話ですが(だったら上に書いとけよ)、タクシーに乗ったときに聞こえていた無線の内容がまったく理解できませんでした。言葉が全然解らないのです。これがズーズー弁かと思いましたが、秋田では言葉が解らないほどのズーズー弁には遭遇したことがなかったので、ひょっとしたらタクシー無線の専門用語だった可能性もあります。

その次は新潟まで南下します。新潟もだいたいはスキーの合宿で、赤倉温泉に行ったことがある程度です。だから温泉町のイメージしかありません。まあでも雪は豊富だし、スキー場は広いし、好きな県と言えば好きな県ですね(判断基準はスキーなのか?)。赤倉の土産物屋さんで買ったBossのパロディでBozuがプリントされた陶器製のコーヒー缶柄マグカップを今でも研究室で使っています。自分も坊主なだけに、使っているとまあまあ受けは良いかもしれません。それから、新潟と言えば亀田製菓で、柿の種が有名ですね。チョコとかわさびとかいろいろ付いた柿の種が売られていて、おかき好きにはたまらない土地かもしれません。ちなみに僕は、おかきは好きな方です。

そして北海道についで広いのが長野です(調べもせずに書いてます)。長野は那古野と発音が似てますがそんなことは今関係ありません。ここも何度もスキーをしに訪れていますね。大変お世話になっています。逆に言えばそれ以外の目的で訪れたことがほとんどないということですが・・。しかし観光資源があるだけましでしょう。もちろんスキー場だけが売りではなく、食べ物でも林檎と蕎麦と野沢菜があります(それしかないみたいな言い草やな)。無駄に広くてスキー場まで辿り着くのに時間が掛かるのがネックですが、それ以外はおおむね不満はない県です。

関東で訪れたことがあるのは千葉と神奈川と東京くらいですが、神奈川はただ友人のK藤氏が住んでいるという印象しかない存在感のない県ですね(酷い言いよう)。横浜市の方が名が知れているあたり、愛知県と名古屋の関係に似たものがあるかもしれません。ちなみに横浜中華街はまだ行ったことがありません。いい加減、連れて行ってくださいよ(>K藤氏)。すみません、私信を挟んでしまいました。そんなわけで神奈川はよく解らず。千葉は千葉で、森先生の講演会が成東町であったときや、某ネズミーランドに行くとき以外にはほとんど訪れたとこがないので、夢と魔法と田舎のイメージしかありません(笑)。

一方東京は、さすが首都だけあって存在感は抜群です。物価の高さも抜群なイメージがあります。過去何度か訪れたことはありますが、そのほとんどは森先生がらみです(笑)。地下鉄の入り組み具合にはまだ慣れませんが、最近ようやく東京駅の構内で迷わないようになった気がします。気がするだけかもしれません。とにかく人が多くて辟易することは多々ありますが、都会の街自体は嫌いじゃないので訪れる度に比較的あちこち歩き回っています。観光スポットというか、見るべきものが沢山あるのは好きですね。ただのビルでさえ、他にはないデザインや高さのものなら見るだけでも面白いものです。ついこの間は東京ビッグサイトに初めて行きましたけど、あそこもなかなか見応えのある面白い施設でした。フジテレビも建物の形は面白いですね(番組が最近どうなのかはよく知らない)。

さて、そんな東京ですが、土地の面積的には狭くても延べ床面積ではおそらく北海道よりも広いのは間違いないでしょう。それは人口の多さからも推測できます。わざわざ市町村以外にも23区のカテゴリィを作るだけのことはありますね。で、タイトルの「東京ならどこが好きか」という話に繋がるわけですが(長かったなぁ)、23区から選ぶとしたら練馬区です。練馬区がどこにあるのかは知りません(笑)。しかしそれでも練馬区なのです。理由は最近気づきました(最近なのか)。ヒントは文字列にあったのです。東京都から続けて書いてみたときにピンと来ました。つまり「東京都練馬区」と書くわけです。ほら、見えてきませんか? たぶん森ミステリィに興味のない人には解らないでしょうが、「東京都練馬区」の字の並びをじっと見てください。ほらほら、「都馬」という文字が隠れて見えるでしょう?(にっこり) そう、都馬君が隠れているからという理由で練馬区が好きなのでした(笑)。しかも「練馬」は字面的にも発音的にも「練無」に似ているというおまけ付きです。東京に住むなら練馬区ですね!

えーと、47都道府県どこか好きか考えるコーナの途中ではありますが(そんなコーナだったのか)、東京都練馬区を書いてすっかり満足してしまったので(笑)、続きはまた別の機会に・・。
2005年09月21日(水) 22:37:33   No.126 (世界)

寂れていてもなんとかなるものなのか
マツザカヤストア知ってます? マツザカヤストア。発音しにくいですねぇ。並べ替えると「ザ・ヤマト明日勝つ」とかになったりしますが、やっぱり発音しにくいです(ほっといたれ)。いや、そんな発音の話はどうでも良くて、マツザカヤストア本体の話ね。たぶん百貨店の松坂屋と何らかの関係はあると思いますが、そんなイメージとはちょっと離れている大型スーパです。たまに行くのは本山のマツザカヤストアですが、あそこはどう見ても場末のスーパのイメージしかないですね(笑)。地下の食品売り場と改装された1階の輸入食品売り場はまだ活気がありますが、2階3階の日用品や衣類売り場になるともうダメ。あんまり賑わってるところを見たことがありません。照明は確かに明るいのに、フロアが薄暗い印象なのは、商品の陳列棚の配置のせいなのか、お客さんが少なく閑散としているせいなのか、いずれにしても採算が取れているとは思えない雰囲気があります。まあ、ダイエーでも食料品売り場以外は似たような雰囲気なので、こういうタイプのスーパ自体がもう流行らないのかもしれませんね。日用品もコンビニで事足りる時代ですし、大型スーパはお買い得品があるときとまとめ買いをしたいときだけに利用されるような存在になってそうです。おそらく食料品の売り上げで補填しないと全体として採算を取れないんじゃないかなと想像します。

名古屋はお金持ちが多いのか見栄っ張りが多いのか(笑)、百貨店の売り上げがどこも好調のようですが、マツザカヤストアやダイエーのようなちょっと大きめの店舗を持つスーパにとっては厳しそうに見えます。時代が変わって位置づけが中途半端になってきてるんでしょうね、たぶん。もう少し規模が小さければ小回りが利いて回転率の高い店になるでしょうし、もう少し規模が大きければ百貨店のように高級感を出して多くのお客さんを寄せられると思うのです。もちろん勝手な印象なので、実はそういう大型スーパもすごく利益を上げている状態なんだとしたらお許しください>関係者の皆様(そんな人が見ているだろうかと思いつつ)。

さて、そんなマツザカヤストアで(前振り長いな!しかも酷い言いよう)、この前の日曜日、某所からの帰りに食材を買いました。食材といってもだいたいがいつものようにカレーの材料で(にこにこ)、それ以外のものと言えば、玄米とパスタと納豆と飲むヨーグルトぐらい。他にもすぐに食べられる出来合いものを買おうかと思いましたが、歩いて帰ることを考えると荷物を重くしたくはないので諦めたしだいです。その夜は大学に寄って日付が変わるまで研究室にいましたが、我慢できずに1リットルパックの飲むヨーグルトを開けて、7割くらい飲んでしまいました(笑)。残った分はサロンの冷蔵庫に保存です。当然私物なので紙パックには名前を書いてあります。別に自己主張をしたいわけではなく、他の人に飲まれないようにするためです(書いてなくても勝手に飲まれたりはしないでしょうけど念のため)。その夜は疲れていて帰宅後すぐに寝たために、結局カレーは作らずでした。

でもって昨日の夜(これまた深夜ですが)、眠い躰に鞭打ちつつ、カレーを作って遅〜い遅〜い夕食として食べたしだいです。不思議と作っているうちに目が覚めてくるもんですね。眠気よりも食い気の方が勝っていたということでしょうか。寝る前に食べるのは消化にもお肌にも悪いからやっぱり止めようかしら(<どこのお姉さんやねん)と思うこともほとんどなく(笑)、あっさり丼で2杯カレーを食べてしまいました。食欲には勝てなかったようです。良い汗をかいてから午前4時頃の就寝となりました。

そして本日も疑いもなくお昼起きで、朝食とも昼食ともつかない食事には当然カレーを食べて、太陽が西に傾いてきた頃にようやく大学へやってきました。9月も後半になってから残暑が厳しくなりましたね。朝晩は快適ですが、早く日中も涼しくなってほしいです。ちょっと前に秋到来を喜んでいた自分がアホらしいじゃないですか(笑)。頼みますよ、えっと、太平洋高気圧さん?

関係ないですが、深夜の近所の交差点の写真。夜なので寂れています。結構前に信号機のライト部分が全部発光ダイオードタイプに替わったのでいつでも見やすくなりました。深夜でも律儀に信号が働いているので、赤信号だとクルマが来てなくても横断歩道手前で立ち止まらないといけません。いや、いけないことはないのですが、普段からそういう習慣をつけておかないと、例えば考え事をしながら歩いているとき、うっかり赤で渡って事故に遭わないとも限りませんからね。つまり無意識でも赤信号で止まれるように躰で覚えておこうという安全側の考えです。と理屈をこねてますが、実際は単に意地を張ってるだけのようにも思えます(苦笑)。
2005年09月20日(火) 21:55:47   No.125 (日記)

[サメ君]敬老の日とは無関係
う〜ん・・。
どうなんですか? 先生!
・・・。
なんとか言ってくださいよ! うちの子はどうなってしまうんです!?
(え、何? この小芝居)
それがですね、お母さん。
はい、何でしょう。やっぱり病状は悪いんですか?
いや、悪いと言うかですね・・。
何なんです! はっきり言ってください。うちの子はもう助からないんですか?
いやいや、そんなことは言ってませんよ。少し落ち着いてください。
(何やこれ、シリアスドラマか?)
だったらちゃんと病状を伝えてくださいよ! 私はただうちの子が心配なんです。
はい、わかってます。だから落ち着いて聞いてください。ひとまずそこに座って。
あ、はい。すみません。で、どうなんですか、うちの子は?
(サメ子さんどうやって座ってるんやろう・・)
おそらく、息子さんは関節炎ですね。
(俺は関節炎持ちの息子役なのか?)
そ、それは治るんですか?
治る場合もあるし、治らない場合もあります。ただ・・。
ただ? ただ、何なんです?
いや、ただですね、ありえないんですよ。
何がありえないって言うんです? まさか、治る可能性がないとか・・。
そういうわけではありません。そうじゃなくて、関節炎であるはずがないんです。
(ん、どういうことや?)
え? でも先生自ら先ほど関節炎だと・・。
ええ、息子さんの症状を見る限りは確かに関節炎が原因のように思えるんですが・・。
ならなぜ?
お母さん、言いにくいんですが、心して聞いてくださいよ。
はい・・。
息子さんにはそもそも・・関節がないのです。
(おいおい、なんでや、俺には関節あるやんけ。また骨抜き野郎とか罵ろうって魂胆か?)
そ、そんな!
よく見てください、お母さん。隣に座っておられる息子さん、どう見ても・・。
どう見ても?
ウニじゃないですか。
息子の馬糞ウニです。
あら、そう言われればそうだったわね。
おーい、俺関係なかったのかよ! っていうか関節炎の謎も放ったらかし?
ネタがない日のサメ君なんて、こんなもんやわな。
自分で言うなよ!
2005年09月19日(月) 23:58:12   No.124 (サメ)

今更な話ですが
先月の「国際鉄道模型コンベンション」で東京に行ったときは3日間滞在(行き帰りは夜行バス)しましたが、宿泊は安いところを探して結局泊まったのは南千住のビジネスホテルでした。一泊3100円という値段でそこそこの設備(使いませんでしたがフロント横でパソコンのLAN接続もできる)が整っていたのでそこに決めたわけですが、当然その安さなので、部屋は3畳程度だし、トイレとお風呂は共同です。まあ、共同トイレや風呂にはスキー部時代の合宿等で慣れっ子なので、特にそれが問題だったわけではありません。もちろん部屋の狭さもそれほど気になりませんでした。小さい頃はよく家の押し入れで寝たりしていた(ドラえもん状態)ので、狭いところは逆に落ち着く方なのです(笑)。じゃあ何が問題なのかと言うと、別に全然問題はなくて、そのホテルでの2泊は快適とは言えないまでも、不快に感じることは特にありませんでした。ちなみに、実際に東京に出るまで南千住がどこにあるのかも分ってなくて(苦笑)、コンベンションの会場だったビッグサイトからは結構遠いところだったのはちょっと誤算だったかもしれません。まあそれぐらいです。

ただ、ちょっとだけ面白い体験というか実害はないのですがほんの少し困るなぁと思ったことがありました。それは1泊目の夜、共同風呂に入ったときのことです。結構遅い時間だったので、自分が入ろうとしたときは他に誰も入っていなかったのですが、脱衣所で服を脱いでいるときに(あ〜いま想像したでしょ〜!<またそれか)一人のおじさんが入ってきました。ここまでは別にどうってことないです。いたって普通のことです。こちらはちょっと脱衣所の奥に詰めてスペースを空けました。おじさんも脱ぎ始めます。そして脱ぎ終わった自分は先に浴場へ引き戸を開けて入ろうとしました。そのときです。一部の人の期待を裏切って申し訳ないですが、襲われたわけじゃないですよ(笑)。そのとき、おじさんはちょっと大げさな感じで「あ、どうぞ」と言って浴場への進路を譲ってくれたのです(脱衣所が狭いからね)。多少違和感を感じましたが、まあこのときはまだそれほど気にすることはなく浴場に入ってさっそく躰を洗い始めました。

しばらくすると、そのおじさんも入ってきて、僕から一番離れたところの蛇口で躰を洗い始めました。まあこれもよくあることでしょう。他人同士二人きりでのお風呂というのは気を遣うものですからね。ただ、ここから少し様子がおかしくなってきます。あとから入ってきたそのおじさんは、僕よりも早く躰を洗い終わり、浴槽に浸かってる時間も短く、僕が石けんの泡をようやくシャワーで流したときにはすでに浴槽から上がるという行水ぶりなのです。風呂スタイルも人それぞれですからそういう人もいるだろうと思ったのですが、おじさんが先に浴場から出るときに僕に向かって(まだ蛇口に向かって座っていたので背中越しの形)わざわざ次の言葉を言ったのです。

「お先に失礼します」と。

しかも結構はっきとした大きめの声で。え、何? どうみても年下のこの僕になんでそんなへりくだったことを・・、と戸惑いつつ、こちらは「あ、どうも」と応えるのがやっと。そこでようやく気づきました。おそらく僕はその筋の人と間違われたのかもしれないなと(苦笑)。あの気の遣い方はそんな感じでしたもん。妙に腰が低かったですし。もしそんな勘違いをしていたのだとすると、そりゃ早くお風呂から出たいと思ったでしょうね(笑)。うーん、やっぱり外見で判断されているのでしょうか(それ以外にないと思いますが)。黙ってれば知らない人から見たらそう見えるのかなあ。特に安いビジネスホテルだと、その筋の人との遭遇率も高くなるのかもしれなくて(勝手な憶測ですが)、余計に勘違いされた可能性はありますね。そのお風呂のあとも、寝る前に、部屋の前の洗面台でちょっとヒゲの手入れをしていたら、後ろの方に人(たぶんさっきのおじさん)の気配がしたかと思うとこちらの様子をちら見しただけで部屋に引き返していったり、洗面台を使いたいのに僕がいるから使えないと言わんばかりでした(笑)。しかも一応こちらに気づかれないようにはしていたみたいでしたけど、素人の僕にすら気づかれているんですから、本物のその筋の人だったら、おじさんはどうなっていたことか・・(恐)。ちなみに洗面台は4つくらい並んでいるから物理的には使える状態だったんですよ。

怖がられる分にはこっちに害はないのですが、それでもなんだかなあと思いますよね。無意味に人に気を遣わせてしまうのは本意ではありませんから・・。もうちょっと普段からにこにこしてた方が良いでしょうか。それともいっそのことカツラでも冠った方が良い?(笑)

さて、そんな「国際鉄道模型コンベンション」に参加時のホテルでのエピソードを書いたのも他ではありません。というかそんな話は全然関係なくて、コンベンションに個人ブース出展された森先生のお手伝いとしてボランティアをさせていただいた関係で、本日ちょっとした謝恩会が催され、それに参加させていただいたのです。いやあもう、詳しくは書きませんけどね(笑)、楽しい乗り心地でした、とだけご報告しておきましょう(にこにこ)。ありがとうございました。>社長
2005年09月18日(日) 23:56:09   No.123 (真理)

革命には痛みが伴うものである
過去の歴史を振り返ってみても、社会的な革命が起こったときというのは大抵流血沙汰になっています。えーと、例えば・・・って、歴史に詳しくないので何も思い浮かびませんが(笑)、たぶん何かしら痛みを伴っていたはずです(ええ加減やなあ)。しかも革命が起きたからといって、のちの世の中が良い方向へ向かったのかというと、それもどうやら確実にYesとは言えないようです。例えば○○革命のあとなんかがそうですね(※各自適当に○を埋めてください)。まあしかし、これまでの規定路線を変更しようとするのが革命なわけですから、これまでの仕組みで甘い汁を吸っていた人にとっては痛くて当たり前でしょうし、そんな人たちが自分たちの利益を守るために抵抗しますから、革命を起こそうとする人々にとっても痛みは伴うことでしょう。お互い痛いだけなのに、じゃあ一体、なぜ革命なんかが起こる必要があったのでしょうか。もちろん僕は知りません(笑)。詳しい人に訊いてください。

社会的な革命はともかくとして、昨日書いたような娯楽業界における革命というのは必然性があるでしょう。これまでに無いような新しい刺激を必要とするのが娯楽ですからね。特に電子技術の発達とともに急速に発展してしまうゲーム業界においては、同じ路線を続けていたのでは出せるネタも尽きてくるでしょうし、いつまでも代わり映えしなければいずれ消費者から飽きられてしまうのも早いと思われます。そこでゲームの既成概念を崩し、再び新たなスタンダードを作るためにニンテンドーレボリューション(仮)が登場するわけですが、今までのゲームの概念の単純な発展系を目指している陣営にとっては、それが自分たちの利益の障害になりかねませんから、大きな変革は痛いことかもしれません。どちらの陣営の判断が正しいかは結果を見てみないと判りませんが、業界全体のことを考えずっと将来の発展を見据えた場合、個人的にはこのあたりでひとつ遊びの革命が起こった方が良いように思います。

作る側だけでなく遊び手にとっても、今までの遊び方とは大きく異なる操作体系が登場することになるので、最初のうちは戸惑い慣れるまでは違和感を感じるかもしれません。しかし、目の前の痛みに少し耐えれば、その先にはきっともっと楽しい体験が待っているかもしれません(なんか新興宗教の売り文句みたいですが(笑))。少なくともそう予感させるものがレボリューション(仮)には感じられます。ファミコン以来の新たな娯楽の誕生です。TVの前で腕をぶんぶん振り回してるのを他人に見られたら恥ずかしいかもしれませんし、腕が疲れることもあるかもしれません。でもそんなことは娯楽の前には些末なことです。楽しさのためなら多少の痛みは耐えようではありませんか。

ただ、ひとつ懸念があるとすれば、恥ずかしさや腕の疲れに耐えたとしても、今の自分には手首やや肘の関節痛があるので、それが原因でプレイするときに文字通り痛みを伴うんじゃないかということです(苦笑)。こればっかりは耐えられないかもしれません。やっぱり早めに治した方が良いですね。治るものなら良いですけど・・。
2005年09月17日(土) 17:55:41   No.122 (遊び)

そうきたかぁ!
ついに発表されましたね! ニンテンドーレボリューション(仮)のコントローラ。え、ゲームには興味ないですか? まあまあそう言わずに、ちょっとぐらい聞いてくださいよ。あなたもファミコンに触ったことがないわけじゃないでしょ? 老いも若きもみんながTVゲームに夢中になったあの時代を思い出してください。のちのゲーム産業の発展を考えれば、ファミコンの登場は一種の革命だったかもしれません。日本全土がゲーム熱に浮かれていたんですから。20年余りが過ぎた今、ゲーム産業は映画産業よりも大きく成長しましたが、しかし最近は徐々にその市場も縮小の片鱗を見せつつあるようです。子供以外でゲームをする人はいわゆるゲーマと呼ばれるようになり、ビデオゲーム自体が数ある趣味のうちの1つに追いやられている感は確かにあります。ある意味、趣味として定着した証拠なのかもしれませんが、それでは先細りの一途をたどることになるでしょう。

さて、そんな衰退傾向の業界の中でも任天堂は、ソフトが売れまくっていて一人好調であるにもかかわらず、自ら業界の将来を案じていろいろチャレンジングな試みをし、新規ユーザを開拓しようとしているようです。ニンテンドーDSもそうですし、ついこの間発売されたゲームボーイミクロもそうでしょう。そしてその先にあるのがニンテンドーレボリューション(仮)というわけなのです。名前からして何かしらの革命を目的としているのは明白ですね。あくまでも娯楽産業であるわけですから、飽きられれば消費者から見捨てられるだけです。常に何か興味を引くような新しい驚きを提供しようという姿勢はハードメーカとして当然でしょう。携帯電話ですら毎年新機能を搭載した機種がでるくらいですからね(こっちの理由はまた別みたいですが)。

昔からのゲーマはついつい今までの流れの延長線上にあるゲームをゲームの形だと認識していて、固定観念に縛られがちですが、今あるゲームの形なんてここ20年で出来上がってきたものに過ぎません。音楽が様々な形に変化して文化として根付くようになったように、ゲームもまだまだ変化や進化の余地が充分あると思います。逆に、これだと決めてしまって変化しないままだといずれ消えてしまうかもしれません。娯楽に必要なのは新陳代謝です。人間は好奇心の固まりで、目新しいものが登場すればそちらに目移りする生き物なのです。だからこそゲーム業界も生き残るためには常に新しい何かを見せ続ける必要があるのだと思います。その新しい何かを体現するために任天堂が来年投入しようとしているのがニンテンドーレボリューション(仮)です。

単なるゲーム機と侮る事なかれ。これぞエンターテインメントマシンですよ。5月の本体発表以来、過去のゲーム(ファミコン・スーパーファミコン・ニンテンドウ64)がダウンロードで出来るという機能以外の特徴はずっと隠されてきましたが、ようやくここにきて情報がひとつ解禁されました。まさにゲームプレイの革命の鍵となるコントローラの詳細です。その形を最初見たときは一瞬我が目を疑いましたね。まさかまさかのリモコン型ですよ。これにはビックリ。しかもコントローラの動きやディスプレイからの距離もゲームに反映することができると言うんですから、ちょっとしたアーケードゲームの感覚です。それによって片手操作でもかなりの動きが再現できるようで、なんかゲームの持つプレイスタイルのイメージそのものが変わるような予感がします。昔ファミコンでつい手を動かしてしまっていた人も、レボリューション(仮)ではその動きもちゃんと拾ってくれるのでより直感的にプレイすることができるかもしれません。これぞ革命じゃないでしょうか。もちろん両手で操作するためのパーツも用意されているようですが、従来のように両手の位置が固定されることはないので、より自由な体勢でのプレイが可能になります。スタンダードとなったコントローラを生み出した任天堂自らが、コントローラからの解放を仕掛けようとしているところに面白さを感じますね。

まあ、今までよりも遊んでいて動きが大きくなりそうなので、多少は疲れそうだし端から見てると異様な光景にならいそうだなという予想はできますが(笑)、最初にファミコンが登場したときも、TVに向かってじっと座りコントローラをカチャカチャやっているだけという姿は異様に映ったはずですから、要は慣れの問題なんだと思います。極端な話、これからゲームはスポーツの一種になると考えれば良いのです。ゲームへの世間一般の印象もこれで多少は好意的に変わるかもしれません。まさに革命ですね。まだまだニンテンドーレボリューション(仮)の詳細は明かされていませんが、現時点でもこれほどわくわくさせてくれるんですから、期待せずにはいられません。マリオが3Dになったとき以来の革命を、早く体験したいものです。

というわけで、手始めに買ってしまいました、ゲームボーイミクロ(また散在か!)。写真も小さくミクロサイズです(笑)。ちなみに刺さっているソフトはプレイやん(旧バージョン)なので出っ張っています。画面は小さいですが、明るくて緻密で綺麗に見えるのでゲームに支障はありません。何よりアルミボディの高級感が良いですね。指紋が付いちゃうのは気になりますけど、このお手軽感覚は気に入りました。
2005年09月16日(金) 23:27:45   No.121 (遊び)

九月のうた
お昼時
日向に出れば暑く日陰に入れば肌寒い
そんなメリハリの利いた季節が好きだった
見方を変えればどっち付かずの季節ということになるけれど
全部が暑いとかみんな寒いとかよりは多少気が利いているし
そもそも世界のすべてがどっちかに付いているわけじゃない
日向と日陰の境界に立つどっち付かずの自分もそう

夕暮れ時
冷たさの混じる風に吹かれてふと西の空を見上げると
円形に近づきつつある月がクリーム色に輝いていた
あそこはここよりもっとメリハリが利いている世界
サウナと冷凍庫の差よりも大きいのは確かだろう
ソフトクリームを手に持って境界を行き来すれば
やっぱり溶けたり凍ったりするのだろうか

そして夜
月の上での寒暖の差をマイルドモードに縮小したのが
地球上でのこの季節なのかもしれないことに気づいた
一年のうちでもこの時期にだけほんの少し体験できる
遠く離れた美しいあの星と同様の光と陰のメリハリ
優しく包むベールによって緩衝されてはいるけれど
現象を形にすればきっと相似で同じことなのだ

たとえ離れていたとしても同じ太陽の下にいるならば
どこかで何かが繋がっていて相似なものを見ているはず
近づいてそれを互いに確かめ合うこともできるだろう
だけれども
遠くにいても確かめ合えることはあるかもしれない
相手の丸さや美しさを見つめ続ける地球と月のように

「地上だとお互い離れるほど見えなくならない?」
「もっと離れればそのうち背中がぶつかるよ」

線路脇
カールヘルムの鞄に
欠伸軽便鉄道の株券
2005年09月15日(木) 22:02:09   No.120 (うた)

シーチキン・ボッシュート
測定のためお昼から実験室にこもっていた間に、今日はいつの間にか夕立が降ったようです。そのおかげか、昼間は日差しもあって暑かったのに、暗くなってからは肌寒さすら感じるほど涼しくなりました。いよいよ秋本番といったところでしょうか。あ、秋本番といっても、すぐに単独行動をしてしまう秋本君を友人たちが持ち回りで見張るために用意された「秋本」番とかの意味じゃないですからね(<そんな読み方誰もしません。っていうかあり得ない設定をわざわざ作ってまでくだらない説明をしないように!)。ちなみに、知人には秋本という人はいません(なんて書いて実際にいたりしたら本人に失礼だから今のうちに謝っておきます、忘れてしまってすみません)。

さて、季節の挨拶はこれぐらいにして。昨夜の夕食は遅く、日付が変わってからコンビニに寄って食料を買って帰ったのですが、ちょうど商品の入れ替えの時間帯で、買おうとしてレジに持って行った手巻き寿司の和風シーチキンマヨネーズがなんと賞味期限切れで買えませんでした(レジ通らず)。その店員さんは代わりのものを持ってきてくれることもなくただ謝ってそれを奥に引っ込めただけでしたが、だからって自ら取りに行くのも癪だったので、手巻き寿司は諦め、そのとき手に持っていた新発売のキムチUFO(インスタント食品の新商品にはわりと手を出す方かもしれない)だけを購入し、それのみが昨日の夕食となったのです。

賞味期限切れの商品はさっさと入れ替えてくだいさいよ、と言いたくもなりますが、店員さんが一人で切り盛りしている深夜の商品入れ替え時間に訪れたのが間違いだったと思いましょう。しかし、食べる気満々だった(自宅に帰って食べるところを想像までしていた)手巻き寿司の和風シーチキンマヨネーズが目の前で没収されてしまうと、ある種の切なさがこみ上げてきますね・・。まるでスーパーヒ○シ君がボッシュートされたように、頭の中で例の音楽が流れます(♪デデッデデッデ〜〜〜ン)まあ、まだUFOを手に持っていただけましだったかもしれません。これが賞味期限切れの商品だけを持っていた場合だと、夕食そのものが無くなっていた可能性だってありますから(苦笑)。ありがとう・・キムチUFO。ありがとう・・新商品好きの自分。そもそも、それほど食にこだわりなんて持ってませんから、この程度でへこたれる自分ではありません、ええ全然こだわりなんて持ってませんよ。

というわけで、今日の夕食はリベンジとして手巻き寿司の和風シーチキンマヨネーズを買ってきて食べました(こだわってるじゃん!)。う〜ん、やっぱりツナは偉大ですなあ。これは自分の中で最近の当たり商品ですね。さすがにかつて(10年くらい前)セブンイレブンで出逢った鮭マヨネーズしそ風味の手巻き寿司の衝撃には敵いませんが、充分満足のいく出来です。ちなみに今日の夕食は和風シーチキンマヨネーズを含むのり巻きもの3つでした。たとえ夕食であってもその程度で充分満足してしまう自分です(もちろん豪勢な食事だからって拒んだりはしません)。しかし食べたいものが食べられなかったときは、やはり悔しいなと思いますね。だからリベンジとか言ってるわけですし。こだわりなんか持ってないと言いつつも、三大欲求の1つですから、何かしら自分が生きるためのこだわりは持っているのかもしれません。まあ、和風シーチキンマヨネーズが生きるために不可欠だとは思えませんけど(笑)、シーチキンだけで生きていける気はします(少なくとも死ぬまでは)。えっとつまり、昔からの言葉で端的に言えば、「食べ物の恨みは恐ろしい」ですね。皆さんも気をつけましょう。
2005年09月14日(水) 21:56:27   No.119 (食事)

改修工事にも順番がある
大学は地震対策のために古い建物を次々に新しいものに建て替えていて、国立大学時代のボロい面影はほとんどなくなりました。地下鉄の駅が出来たことに伴い、歩道も綺麗に整備され、道路沿いの工学部の建物なんて無駄にガラス張りだし、ぱっと見どこの私立大学かと思うほどです(実際はもっと立派なんでしょうけど)。しかし、大学全体がそんな流れにあって、まだ全然手がつけられていない建物もいくつか存在しています。うちの研究室を含む地球科学科のある理学部の建物や、お隣の建築学科を含む工学部の建物なんかが、特に取り残された感があるような気がします(笑)。どちらの学科も大学院部分は環境学研究科に移っていますが、そのことと古い建物に住まわされ続けていることは無関係ではないかもしれません。

環境学研究科は、理学研究科の地球科学専攻と、工学研究科の建築学専攻と、文学研究科の一部か全部か(よくわかってない)がくっついてできた研究科です。表向きは分離融合型の横断的研究ができるような研究科という理念のもとに設立されたようになってますが、実際のところはそれぞれの研究科からつま弾きにされた専攻が寄り合ってなんとか生き残りを図った結果できた研究科だという噂も聞こえてきます。一応環境学研究科の建物は建ちましたが、そこへ研究室ごと引っ越せたのは極わずかの研究室だけで、ほとんどの研究室が今までいた建物に残っていて人員が分散して存在しているため、研究科としての実体が目に見えにくいものになっているのは否めません。実体が曖昧な環境学研究科に要らない専攻を移しておいて、やがて環境学研究科そのものを無くせば、はい一丁上がり、という大学側のストーリィも想像できます(ちょっと被害妄想入ってますが)。とにかくそういう境遇にある専攻だから、新しい建物への移転もままならないというわけです。

理学部で言えば、まず一番古いA館が大震対策の改修工事がされましたが、これは予算の関係で立て替えではなく外壁を厚くしてちょっと綺麗にするだけの工事でした。その後、理学館という立派な建物が新たな空き地に建てられ、その中にはA館に居た化学科の研究室や物理学科の研究室が引越しをしたと伝え聞いています。で、空いたA館のスペースに我々を含むE館の地球科学専攻の研究室が一次的に入って、その間にE館の建物に改修工事が施されそこに再び戻る、というのが当初の予定だったらしいです。それがですよ、予算が下りなかったかなんかして、その計画は宙ぶらりんのまま現在に至っているしだい。我々は引越しをすることもなく、現在も震度7の地震には耐えられそうもない古い建物に住んでいるのです。大丈夫なんでしょうか(笑)。って、笑ってる場合ではありません。大きな地震がいつ来てもおかしくないと言われ続けているこの地方で、しかも地震に対する研究も盛んで情報基盤も整っている大学機関の建物がこれではお話になりません。かろうじて防災センタは環境学研究科の建物に引っ越したので、地震情報が集まる中枢が壊れてしまうことはなさそうですが、ずっと古い建物に居続けなければならない人々のことも考えてほしいものです。こんな環境じゃおちおち研究もしていられないじゃないですか、ねぇ。

と、敢えて不満を書いてはみたものの、普段からそんなこと考えているわけではありません(<おちおち研究できないのじゃなかったのか)。実に平和な毎日、のほほんと呑気に過ごしております。地震のことなどほとんど意識していません。しかし本当はこれじゃいかんのだろうなあ。建物よりも前に、この危機意識の方を改修する必要がありそうです(苦笑)。災害があったとき、最初に頼りになるのは自分の状況判断ですからね。まず何をどうするべきなのか、ということは常日頃から頭の片隅に置いておきたいものです。

と思っていたら、危機意識しか改修の余地がないE館の住民にも朗報がありましたよ。夏休みに入ってからついに改修工事が始まったのです。喜びましょう、この奇跡を。長年の我慢が報われたこのときを。

って、トイレの改修かよ! そう、そうなのです。ようやく始まったと思ったら単なるトイレの改修でした。しかも8月中に終わる予定だったのが、工事屋さんも途中で夏休みに入ったらしく、終了予定が何度も延びてます。こんな仕事してて良いんでしょうか(笑)。よく見たら工事の開始日もあとから書き換えられてるし、過去に向かって・・。え、何? どういうこと? ひょっとして工事期間の水増し?(まさかねぇ) なんだかとてもいい加減です。ここは1階のトイレなんですが、いつまでも使用禁止だと不便なので早く終わらせてほしいですね。あ、これ、トイレで「便」ができないことと「不便」をかけたわけじゃないですよ(笑)。

それにしても、今トイレが新しくなってしまうということは、逆に考えると、建物自体の改修はますます遠のいたということを意味しているわけで、地震に怯える日々はまだまだ続きそうですね。
2005年09月13日(火) 23:58:00   No.118 (大学)

新たな道路沿いに現れたのは・・
実家のある町は、どんどん開発されていることは昨日書きましたが、主に増えているのが道路です。阪神地区のベッドタウンと化して十数年、山は切り開かれ、かつてあったらしい城下町の名残の残る町並みも用地買収が進んで細い路地は拡張され、川には新しい橋が掛かり、今まで田んぼだったところが広い道路になっています。昨日見てきた感じでは現在もまだまだ増えているようでした。おかげで方々から駅に向かってのアクセスが容易になり、感覚的には町全体の大きさが縮んでいるような印象です。ま、これは、町についての主な記憶が子供時代に植え付けられたものだから相対的にそう感じているだけかもしれませんが。実家の周りもほとんどの田んぼが消えてマンションや住宅が建っているし、駅前のロータリィも立派になり、阪急オアシスまで建って、消防署もいつの間にか立派な建物に移転していたりして、昔の面影を残す町並みはわずかとなりました。あれ、こんなところに道あったっけ?ってなもんです。

などと残念そうに書いていますが、町並みが変わることに特別感傷的な思いは抱きません。人口が増えれば土地が必要になるでしょうし、新たな住宅地が出来れば、新たな幹線道路も必要になるでしょう。それに伴って町の形態が変わって行くことは仕方ないことだと思います。ベッドタウンとなった町の宿命でしょう。個人的には生まれ故郷でもないから思い入れが少ないのかもしれませんが、町が住みやすく開発されていく分には不満はありません。『未来警察ウラシマン』(懐かしい!)に出てくるメトロポリス的な町へのあこがれがあるからか、開発されていく町には、むしろちょっとわくわく感すら感じます(わが町がメトロポリス的だという意味ではない)。しかし、わが町にはそういう公共事業に費やすお金がよくあるものだ感心します(端から見れば無駄遣いでしょうね)。有力な国会議員でもいるのかなと、昨日選挙だったせいもあってちょっと気になりましたが深くは追求せず。

前置きが長くなりましたが、そうやって出来た新しい道路の脇は、たいてい土地も空いていて、新しい建物がどんどん建ちます。コンビニだったり、病院だったり、農協だったり、福祉施設だったり。で、昨日クルマで新しく開通した市役所近くの道路を走っているときに、母親が話していた話ですが、その道路沿い交差点付近にある新しく建ったばかりの小さめの建物、最初新規開店のラーメン屋が出来たのかと思って行ってみたそうです。しかしどうもよくわからなかったので、隣のコンビニで訊いてみたそうな。これこれこういうラーメン屋(店名も言ったらしい)があるはずだけど、隣のあれじゃないのかと。そしたらあなた、コンビニ店員さん答えていわく、
「あはは、あれは歯医者さんですよ〜」
なんと歯医者さんの建物をラーメン屋と勘違いしていたらしい(笑)。そんなにお腹が空いてたのかとツッコミたくなりますね。しかも店名まで決まってたっていうんだから恐ろしい話です。一体どこでその店名を聞いたんでしょうか(笑)。新しい建物が建ったら、それは何か食べ物屋さんであるに違いない、という固定観念があったのかもしれません。発展途上の町は、こういう可笑しい話を提供してくれるので、開発の手は止めないでもらいたいですね(<期待ポイントがずれてる)。というか可笑しいのは単にうちの家族なのかもしれませんが(笑)。

噂のツーショット
2005年09月12日(月) 23:54:08   No.117 (世界)

触って座って選んで触って眠った日曜日
今日はちょっとの間、実家に帰っていました。日帰りです(笑)。なんともまぁ、せわしないことですが、測定の予定が入っていて今日中には大学に戻ってきておきたかったので仕方のないことです。そもそもなぜ今の時期に実家に帰っていたかというと(それも日帰りまでして)、言うまでもなく(と書いた場合たいてい言っちゃいますが)選挙のためです。実は住民票を実家の引越し以外では移したことがないので、投票できる選挙区は常に実家の方なのです。単なる市議会議員選挙ぐらいではわざわざ帰りませんが、今回はせっかくの面白そうな総選挙だし、父親からこの前新幹線のチケットももらっていたし、久々に犬の顔も見たかったので(家族の顔はどうでも良いのか)、日帰りの帰省を敢行したしだい。まあ、こんなことでもないとなかなか実家に帰ることがないのも確かですけどねぇ(笑)。

さて、自分の中での予定では昼過ぎには名古屋を出発できるはずだったのですが、昨夜は測定やらなんやらで夜更かしをして、今日は寝不足のまま無理矢理起きて放射化分析のサンプル交換などをしていたために(これは予定の範囲内なんですが)、ちょっと家を出る時間が遅くなり、そのずれがまず名古屋駅で少し大きくなりました。タイミング悪く新幹線の出発時刻まで30分ぐらい待つことになったのです。とりあえずのぞみの指定席を取って(これが初めてかも)、待ち時間の間に近くのビックカメラへ行きました。そして噂のiPod nanoを実際に触ってきましたよ! 予想以上に良かったです。本体の剛性も薄いわりに結構高く、液晶も見やすくて、クリックホイールでの操作性も普通のiPodと遜色のない出来で、ますます欲しくなってしまいました。もう普通のiPodなくても良いじゃん、と思うくらいそのまま小さくなった感じでした。うん、これは買っちゃうね(笑)。

その後、新幹線に乗れたのが午後2時前で、電車を乗り継ぎ実家の最寄り駅に着いたのは4時前でした。もう夕方です。駅前にはいつの間にか阪急オアシスができていました(オープンは来週とのこと)。来る度に町並みが変わっていきますね。基本的に田舎ですが、まだまだ発展途上なのでしょう。電話してクルマで迎えに来てもらって、その足で一家4人揃って公民館へ行き、選挙の投票をしました。家族揃って総選挙に参加というのもなかなかないシチュエーションですね。こんな片田舎では出口調査もなく(笑)、そのまま一家は新しくできたという道路をドライブがてらに通って(遠回りなのに)帰宅。

出迎えてくれるのはうちの愛犬せいか。一瞬驚いた動きを見せたものの、すぐに思い出したのかしっぽを振って寄って来てくれました。たぶん匂いを一番強く覚えているのでしょうね。やたら股の間の匂いを嗅がれます(苦笑)。そしてなでてやるとすぐに服従した姿勢になって横になるから困りものです。そう簡単にお腹を見せられてもねぇ。おすわりの姿勢で普通になでたいのに難しい。写真は横になったときのうつろな顔と、ツーショットを撮ろうとしたときのちょっとお澄ましの顔(親ばか)。


遅い昼食に作ってもらった焼きそばを食べ、その2時間後には夕食に炊き込みご飯を食べました。一人暮らしじゃ絶対ここまで食べることはありません。お腹いっぱいで幸せ幸せ〜。となったままテレビを見つつ束の間のまったり感を味わい、午後8時過ぎに家を出て電車を乗り継ぎ、新幹線の中では眠ったまま移動。名古屋に帰ってきたのは10時過ぎでした。さてしかし、これからまた測定の準備とサンプルの交換をしないといけません。選挙の結果も知らずに今宵もルルルル〜。
2005年09月11日(日) 23:54:43   No.116 (日記)

τになるまで待てない
本日も午後から測定にかかりっきりで(またまた昼起きだったせいですが)、夜になった今もその測定の合間に書いているので手短かに済ませたいと思います(別に書かなきゃいけないわけじゃないですが)。えっとですね、今日のお昼に生協に行ってようやく森先生の新刊『τになるまで待って』を手に入れましたよ〜(一部私信)。森先生が休業期間中であるにもかかわらず、前作から予想外に早い刊行で、財布の中身も予想より早く軽くなってしまい、同時に買おうと思った『ラピタ』が買えずに棚に戻しましたけど(苦笑)。いずれにしてもファンとしては作品が早く読めることは嬉しい限りです(にこにこ)。

というわけで手に入れて早速、午後の測定の間中『τになるまで待って』をずんずん読み進めました。もったいないとは思いつつも、実験室での測定中は他に音楽を聴く意外にはすることもないので、どうしても読み続けてしまいますねぇ。ああ幸せ。これぞ中学生の休日ですね。あ、つまり、「至福のとき」と「私服のとき」を掛けたつもりなんですが・・(解説するくらいなら言わなきゃ良いのに)。

内容はいつものように当然面白く、身悶えするほど登場人物たちの会話も素敵です。しょっぱなから引き込まれてしまったので、もうページを捲る手が止められませんでした。というのは嘘で、測定たのめの機会操作のときにはさすがに本から手を離してました。でも頭の中ではずっと物語が進行中で、もうエピローグ直前まで読み進めてしまった今も、こうして日記を書きながら一時停止状態にしている物語の続きが気になって仕方がありません。日記を手短かに済ませたいのは、測定に戻るためなのか、『τになるまで待って』の続きを早く読みたいからなのか、微妙なところですね(笑)。

さて、そろそろ仕事に戻ります(もちろん本を読む仕事)。
2005年09月10日(土) 23:46:31   No.115 (読書)

エネルギィ切れだと震え出す
昨日浮かれて書いたiPod nanoですが、発表されたのは日本時間で一昨日の深夜(昨日の早朝)で、実はその発表の瞬間にも立ち会っていました。と言っても、もちろん自宅であいぶっ君を通じてインターネット上の情報を追っていただけですが。この手の発表(スティーブ・ジョブズによる基調講演)はなんだかんだで毎回リアルタイムに聴いて(見て)いますけど、終わってみると何やってんだろ・・と我に返るのが常です(苦笑)。すぐに買うわけでもない商品の発表に一喜一憂してしまうのは何なんでしょうね。単なるAppleフリークだと言われればそれまでですが、しかしわくわくさせてくれるのは確かです(たまに落胆もありますが)。昨日の早朝もiPod nanoの発表に興奮しつつ、そんなことのために夜更かししてた自分に呆れつつ、空が白んできた頃に就寝したわけですが、当然のように目覚めたのはお昼頃でした。

昨日は大学での用事が結構あったので、起きてからは食事もせず(家にすぐ食べられるものがなかったからですが)すぐに大学に来て、まずはクリーンラボでサンプルの準備をして、それが夕方までかかったので生協にも行けず口にしたのはコーヒーぐらい。その他に、M1のI藤さんの放射化分析サンプルが3時頃には届く予定だったのですが、その到着が遅れたため、I藤さんと先生がクルマで郵便局から取ってくるのをクリーンラボで作業をしながら待って、7時頃にアイソトープセンタにサンプルを持ち込んでようやく測定を走らせることができました。それで夕食の時間も逃し気がつけば結局1日食事をしないままでした(I藤さんを責めているわけではありませんよ、念のため)。手持ちのお菓子もなかったため、夜に食べたのはお裾分けでもらった倉敷名物の「むらすゞめ」ぐらいです。

そしたらあなた、日付が変わる頃になるとキーボードを打っている手がじんわり痺れて微妙に震えてくるではありませんか。首筋辺りも妙に熱を持っていて、胸の辺りはちょっとはらはらします。ああ、この感覚、久しぶりです。もちろん、「むらすゞめ」が当たった・・わけではなく、空腹によるエネルギィ切れです。前も長い時間何も食べていなくてこういう症状になったことがあるのです。実は昨日の日記を書いていた時間にはすでにそういう状態になりかけでした。iPod nanoの登場に浮かれてnanonano言ってる場合ではなかったのです(苦笑)。と言いつつ日付が変わってからも1時過ぎまで大学に居ましたが、どうにも我慢ができなくなってコンビニに寄って帰宅し、インスタント焼きそばとおにぎりを急いで食べたしだい。偉いもんで、食べるとすぐに落ち着きますね。このへんは人間も動物なんだなあということを実感します。すぐ飲める飲み物がチューハイしかなくて、食事のお供にそれを飲んだために夜の眠りは深かったです。

で、今日も昼過ぎまで寝てたわけです・・。測定の予定が半日分後ろにずれ込んだ、そんな金曜日でした。これからもうひとサンプル測って帰ります(しくしく)。
2005年09月09日(金) 23:52:21   No.114 (日記)

え、これiPodなの?
という駄洒落を今日は全国で1万人くらいは呟いてそうですが(笑)、敢えて書いておきましょう。また出ましたね、新しいiPod。その名もiPod nano。え、これiPodなの?(まだ言うか)と思わず言っちゃうくらい薄い!そして小さい! く〜、こりゃまた物欲をそそられるなあ。毎度のことながらやってくれるぜ、Appleさん。ほんま商売上手やわ。iTunes Music Storeがオープンして音楽にお金を費やす日々になったのに、さらにその上こんなもの出されたらたまりません。特にお金が貯まりません(苦笑)。んもう〜、どないせえっちゅうねん(<買わなければ良いのでは?)。

どうやらこれが出たせいで、iPod miniはお役御免になってしまうようですが、カラーバリエーションとアルミのボディが無くなるのは少し残念ですね。個人的にあの梨地のアルミボディの手触りが好きだった(指紋もつかないし)ので、いずれ手に入れたいなと思っていたのですが、もう生産されないとなると早めに買っておいた方が良いかもしれません。いや、別に無理してminiまで買う必要はないんですけどね(笑)。ここでminiを買ったらますますAppleに踊らされているようなもんですからねぇ。今まで買わずに来たということは必要なかったということだと割り切って、あっさりnanoに気持ちを切り替えるべきでしょうか(<いや、だから別に買わなくてもいいんだよ?)。

そうですよね、これからはnanoですよね! 携帯するものはできるだけ小さくあるべきnanoです。ゲームボーイだってmicroになる時代です(これも買っちゃいそうで困りもの)。iPodもnanoが登場してようやくポケットに入れても違和感のない小ささになったと言っても良いでしょう。今までのiPodはさすがに大きかったですからね(shuffleは例外)。この小ささでちゃんとiPodの外観と操作性をそのまま保った(カラーディスプレイや裏の鏡面仕上げ含め)のが凄いところでしょう。これが出たら確かにminiの立場が無くなるってもんです。ああ、可哀想なmini。って、肩入れしてるわりには実際買ってないから説得力がないですが(笑)、ほんとあのボディは名残惜しいと思ってますよ。女の子受けも良さそうでしたからね(何を企んでいたのか)。でも、これからはやっぱりnanoなんだろうなあ(丁寧に言うと、nanonanoでしょうねえ<nano言いたいだけちゃうんか)。いずれまた、容量アップしたminiが復活することを信じて、今はひとまずnanoに心を奪われてみましょう。っていうかすでに奪われています。

もう店頭にも並んでるみたいnanoで、一度触って小ささと感触を確かめたいところです。実際に触ってから決断しても遅くはありません。あでも、そのとき在庫処分でminiが安売りされてたりしたら、それも買っちゃうかもなあ・・(<「それも」ってことはnanoは買うこと前提nano?)。しばらくもんもんとした日々が続きそうです。そんなiPod nanoの登場とともにバージョンアップしたiTunes(バージョン5.0)を早速使ってますが、動作が軽くなったのと使い勝手が細かなところで向上したのは良いものの、インターフェースが結構変わって違和感を感じます。全体的に四角くなってのっぺりすっきりとした感じ。Tiger付属のMailも使い始めは違和感感じてましたけど、今ではすっかり慣れてむしろ恰好良ささえ感じてるほどですから、似たような外観の新しいiTunesもそのうち慣れることでしょう。っていうかすでに慣れ始めています(前段落と無駄な韻を踏んでみました)。
2005年09月08日(木) 23:04:34   No.113 (道具)

お腹がかゆい
と言っても、お腹の中がかゆいわけではないです(<誰もそんな想像はしない)。外側です。皮膚のある方です。というか正確に表記するならば、下腹部の皮膚がかゆい、であってお腹自体がかゆいわけではないのですが、そんなことを言い出すと一体どこからがお腹なのか?というややこしい話にも発展しかねないので、ここはばっさり曖昧に「お腹がかゆい」という表現だけを用いることによって、具体的な位置については読んでくださっている方の想像力に委ねてみるという手法を試そうとして失敗しているのがこの文章です(笑)。

人の想像力は当てにならないので(失礼だな)具体的な位置を書いてしまいますが、ちょうどズボン(パンツでも可)の胴回りの部分、下着で言えばゴムの入っている部分に隠れる下腹部のあたりがかゆいのです。ああー、今想像したでしょー、エッチ〜!(<どこの娘や) 昨日まではなんともなかったのに、今朝起きてみたら、かゆみを感じていたのです。昨夜から今日の午前中にかけては、この地方に台風が最も近づいていたので風が強かった(雨はそうでもなかった)のですが、特に大きな被害は無かったようで良かったです。あ、これは下腹部のかゆみとは何の関係もない話でした(関係ない話を間に挟むな)。そのかゆい部分を肉眼で見てみると、虫に喰われたような痕があるじゃないですか。しかも2ヶ所横に並んで。なんでこんなとこ2回も喰うねん!(ぷんぷん) 昨日まで何ともなかったのですから、寝ている間に喰われたことは確実です。しかし、お腹を出して寝ていたわけではないし(寝てる途中に出していて目覚める前に仕舞った可能性はあるけど)、たとえお腹を出していたとしても下着のゴム部分が密着している下腹部なんだから虫がその隙間にわざわざ入ってまで噛む必要はないように思われます。もっと喰いやすい場所はいくらでもあったろうに、なんでお腹だけを喰うかなぁ。

そこでいくつか可能性を考えてみました。
1)下着を身につけるときにすでに虫をそこに挟んでしまっていた。
2)狭いところに潜り込む習性のある虫だった。
3)寝てる間に下着がずれていた。
4)というか一時的にスッポンポンだった。
5)あー、今想像したでしょー、エッチ♪(<またそれか!)
6)台風は東海地方を逸れた(関係ない話を挟まない!)。
7)そして伝説へ・・・(え、何が?)
8)実は下着はおろか寝間着の上から喰われていた。
9)虫の仕業ではなかった。
10)そのオレンジ色に光る物体を見たのは帰宅途中の西の空だった。
11)つまり地球外生命体による人体実験?(まさか)
12)2ヶ所と思ってたけどよく見たら3ヶ所だった(がーん)。
13)犯人は歯が3本だ。
14)オバQ?
15)それは毛が3本。
16)オチは無いけどこのへんで・・。
2005年09月07日(水) 22:10:14   No.112 (身体)

音楽の身近さとは何か
先日iTunes Music Storeで、その安さからジャズのBox Set(139曲で1500円という特価)を思わず買っちゃいましたが、何か作業をしながら流して聴くのにジャズは最適ですね。口ずさんだりもノリノリになったりも歌詞が気になったりもしないで、今やってる作業に集中できるのが良いところです。もちろん、ジャズに造詣の深い人なら、この演奏はどうだとか、この曲がどうだとか、といろいろ気になるのでしょうけど、全くの素人が聴いてる分には単なるお洒落な音楽にしか聞こえません。ちょっと古い時代の録音なので、わずかにノイズが入ってはいますが、それがまたラジオ風味の耳障り感を醸し出していて、垂れ流して聴くときには良い効果を生んでいるようです。

今までジャズには手を出したことがありませんでした。このBox SetがCDで売られていても買うことはなかったでしょう。それがどうでしょう、Macに繋がったところに手軽に買える音楽販売店があるだけで、気づけばいろんなジャンルに手を出しまくりです。前にも書いたかもしれませんが、これは今までにはちょっとなかった感覚です。ネット通販の一種と捉えることもできますが、ポチッとクリックして購入したものが即座に聴ける(しかもiPodにそのまま入れて外出先でも聴けてしまう)というシームレスな音楽との一体感は、人間の本能に訴えかけるものがあるような気さえします。

原始の頃より音楽は、祈りや呪い、あるいは単なる音遊びとして人間の生活に密着したものだったと思います。録音技術が誕生するまでは、そのときにしか耳にすることができない、あとには残しておけないという一期一会の儚さが音楽にはあったでしょう。つまり音楽と接するときは常に最も近いところに人間はいたということです。現代でいうライブこそがすなわち音楽だったのです。常に目の前で演奏され、すぐそばから音の振動が全身に伝わってくるのだから、身近に感じて当然でしょう。その後、文字や記号が発明され、音楽も楽譜という形で残せるようになった時代になると、同じ曲をいつでもどこでも再現して演奏することが可能になりました。生活への密着度合いは原始の頃よりも薄くなっていたかもしれませんが、それでもまだ、演奏自体を聴くにはライブで聴くしか方法はなく、音楽の持つ力と身近さは残っていたことでしょう。

そしてレコードという記憶媒体の登場で、音楽も演奏者がその場にいなくても再生機さえあればいつでもどこでも聴くことができるようになったわけです。このおかげで音楽はより手軽に聴くことのできる代物になりました。何かをしながら聴くことだってできます。ある意味人間の生活に浸透したと言っても良いでしょう。やがてラジオが登場し電波に乗せて町中に音楽を流せるようにもなりました。地球上に音楽が溢れ、まるで空気のように(事実空気の振動ですが)当たり前にそこにある存在になったのです。その後レコードはCDに代わり、ラジオも今ではパソコンで聴けるようになりましたが、ライフスタイル的にはレコードの時代からほとんど変化はありません。テレビからもラジオからも流行の音楽が流れ、CDショップには売れ筋の音楽が軒を連ねています。マイナなものも存在はしていますが表に出る機会は多くありません。メジャな音が溢れる世界では、その音に消されてマイナな音は人々の耳に届かないのです。人々の嗜好は様々です。何が自分にフィットするのか自分でも判らなかったりします。世界はこんなに音楽に溢れて身近になったはずなのに、どうもしっくりこないと感じる人がいてもおかしくありません。チャカポコ物を叩いて音を出していただけの原始の頃の音楽の身近さはそこにはないように思えます。

本来、自分が楽しいと思える音を自ら鳴らすのが一番しっくりくる音楽なのでしょうが、思い通りに音を鳴らせる人ばかりではありません。だから代わりに演奏してくれるミュージシャンが必要とされるのでしょうし、いろんな嗜好の人々に合わせるように様々なジャンルの音楽が生まれ、多種多様なミュージシャンが登場してきたのでしょう。しかし音楽にとって不幸だったのは、ニーズがあり過ぎたためにビジネス的側面が強くなってしまったこと。儲かる方に社会は流れるようで、多くの音楽が生まれるにも関わらず、それぞれに触れる機会はどんどん失われていきました。人々の嗜好が多様化すれば、必然的に偏った傾向の音楽は以前よりは売れなくなるでしょう。欲しいものがそこにない、あるいは見つからない、という状況が生まれるのは避けられません。しかもその欲しいものがどんなものなのか、当人にさえも判らない場合があるんだから音楽はますます売れなって当たり前です。

さて、そんな行き詰まりの状況の中、登場したのがネット上での音楽配信事業です。CDが出てきて音楽がデジタル化されたときにその下地はすでにできていたと思いますが、ネットのインフラが追いついたのが最近で、音楽配信事業もここ数年でまともなサービスができるようになったと言えるでしょう。そしていろいろ登場した音楽配信サービスの中でも、ユーザの使い勝手を大事にしてくれているという点で、iTunes Music Storeは現在最高のサービスだと思うのです。まあ、Macユーザなので選択肢はこれしかないのですが、iPodとの連携は手間を感じさせないスムーズさ(当たり前ですが)ですし、他の音楽配信サービスより断然使いやすいことはサイトを見比べただけで判りますし、購入した音楽の所有感もちゃんとあるという点でも満足のいくサービスです。それに検索機能や人のお勧めする音楽へのアクセスのしやすさもあって、今まで出会ったことのなかった音楽と簡単に出逢えるシステムが良いですね。少なくとも、自分の嗜好に合うかもしれない音楽と出逢う可能性が高くなったのは間違いありません。それに欲しいと思ったものだけを選んで買えるスタイルも、今までの音楽の売られ方では考えられないことです。自分に合った音楽を見つけて聴くことができ、しかもシームレスに携帯することもできる、これこそが本当に音楽が身近になったと言える状況ではないでしょうか。楽しくなければ音楽ではありません。そういう機会を与えてくれたという意味で、iTunes Music Storeの登場は、レコード登場以来の音楽界のターニングポイントと言っても良いかもしれません。

お、なんか今日は真面目に語ってますが(笑)、言いたかったのはiTunes Music Store万歳!(結局それか)
でも使いやす過ぎてポンポン曲を購入しちゃうので、ジャズのBox Setを買って以来、購入は自粛気味だったりします(これ以上品揃えが整うとやばい)。
2005年09月06日(火) 21:41:45   No.111 (芸能)

ぎりぎりの記憶力
今日は朝9時から大学のクリーンラボの大掃除(エアコンのフィルタ洗いが主な作業)が予定されていたのですが、そのことを直前まですっかり忘れていました。直前というのはもちろん9時直前です(笑)。目覚ましのラジオにうなされつつ目覚めたのが8時半頃で、しかしいつものようにすぐに起きられず寝ながらしばらくラジオを聴き続け、さてそろそろ朝食にスパゲティでも茹でようかなと優雅な動作で起き上がったときに、ふと脳裏をよぎるものがあったのです。ん、何か忘れてる・・。なんだこの嫌な予感は。えーとえーと、と記憶を探ること数秒。ピコーン!(効果音が古い) そこでようやく思い出しました、今日が大掃除デーだったことを。

反射的にぱっと振り返って壁の時計を見ます。しかし躰が思うように操れない!(運動不足) 仕方ないのでゴローンと可愛く寝返りを打って躰ごと時計の方向へ顔を向けます。短針はどこ? 長針の位置は? ぬぬ!! 11か! もう8時55分かよ!(がーん) 9時にはどんなに急いでも間に合わへんやん! おいおいおいおい、思い出すならもっと早く思い出してくれよ、俺の脳。そして品のある角度で天を仰ぎ見て、呟く、Oh, No...(洒落を言ってる場合か)

やっぱりあれですね(またあれとか言ってる)、土日を挟んだ月曜日の朝に予定があるのがいけません。クーリエルで掃除の連絡を受けて金曜日のうちに確認していても、土日に再確認することなく出かけたり机に座って他ごとをしていたりしているうちにすっかり忘れてしまいます。スーパー記憶力マン(安易なネーミング)じゃないんだから、普通の人間なら忘れてしまって当然ではないでしょうか。やはり予定を立てる立場の人は、休日挟んだら忘れてしまうかもというリスクを考慮した上での予定の組み立てをするべきでしょう。資産運用で言うリスクヘッジみたいなもんですよ(適当にそれっぽい言葉を遣ってみた)。月曜日は仕方ないにしても予定を入れるなら午前中は避けるべきです。たとえ提示された掃除開始時間(今回の場合は月曜日の午前9時)に話し合いの場で誰からも異議が出なかったとしても、普段の行動観察から遅れそうなやつがいることは予想して「やっぱり午後にしよう」とその場で予定変更してしまうくらいの機転を利かせてほしいものです。

などというジャイアン並みの俺様理論は考えたとしても口には出しません(笑)。そうは見えないかもしれませんが、僕はとても謙虚な人間なのです。予定を覚えておかない、というか普段から早起きの習慣を身につけておかない自分が圧倒的に悪いのは明らかです。はいすみません、遅刻しました。しかも諦めてたので走って来たわけでもありません(苦笑)。途中参加でエアコンのフィルタの掃除を手伝いましたが、人出が多かったせいか意外と早く掃除は終わりました(そりゃ遅れてきてるからな)。もう少し大掃除する場所があるのかと思っていただけになんか拍子抜け(そりゃ遅れてきてるからな)。な〜んだ、この程度ならわざわざ寝起きに雨の中大学まで出てきて手伝うことなかったじゃん(反省の色なしかよ!)。
2005年09月05日(月) 20:56:48   No.110 (海馬)

得たものは多かったが・・
昼間は陽が射していた日曜日。今日はS根高専の先生になったT邊氏が久々にはるばる大学に来ていたのでサロンで少し談笑しました。しかしその後は特におもてなしをすることもなく(笑)、夕方頃から独りで名駅方面へ出かけていました(初めて大学から名古屋駅行きのバスを利用)。というのもちょっとした用事があったからですが、主な目的は犬。そう、犬と言えば『nintendogs』です。で、ある子犬とすれ違い通信ができる期限が今日までだったので、通信ポイントが設置してある駅西のビックカメラにまず向かったのでした。

名古屋駅は万博の影響からか、いつにも増してすごい人出です。モリゾーの帽子を冠ったり持っている人が結構います。恥ずかしくないのでしょうか(ほっといたれよ)。ま、それはともかくビックカメラに一直線に向かい、ゲームコーナあたりをうろつき、通信が可能な距離まで通信ポイントに近づいて、あまり長居はせずにその場を立ち去りました。ここに来るまでに他の誰かの子犬とすれ違っていたとしたら、この行動も無意味になってしまうので、本当は通信済みかどうか一旦ニンテンドーDS本体を確かめてからうろうろした方が確実なんですが、敢えて確かめず勘だけでうろついてみるというのもスリルがあって良いものです(というか単に確かめるのが面倒だっただけ)。そしてその結果は、無事目的の子犬とすれ違いに成功していました(帰ってきてから確認)。あのヒロシ氏が飼い主のトラです。「ヒロシです・・」なボイスメッセージも聞けました。そしてジャック・ラッセル・テリアのトラと出会ったおかげで、ケンネルにジャック・ラッセル・テリアが追加されましたよ(わーい)。ある本を散歩で拾うと追加されるいわゆる隠し犬種ですが、まだ本を拾っていなかったので(散歩をサボりがちだからなおさら拾えない)、すれ違い通信でも追加される機能は助かります。

そんなすれ違いのあと向かったのが高島屋の上の新星堂。そこで探していた『ベルヴィル・ランデブー』のDVDを発見しました。春に映画館で観て以来、DVDになったら買ってまた観ようと思っていたやつですが、発売日以来なかなか見かけなかったのです。限定版は残念ながら置いてなかったので仕方なく通常版を購入。でもにこにこ。また時間があるときにじっくり観ましょう。

帰りは地下鉄で本山まで帰ってきて、そこから途中のセブンイレブンに寄りつつ大学まで帰ろうと思っていたのですが、出口から外に出てみると雨(ざーざー)。濡れて帰るにはちょっと強い雨だし、どうせコンビニに寄るからそこで傘を買っちゃえということで、とりあえず走ってセブンイレブンへ。そこで本日初の食事のための食料と、ビニール傘を購入し、ついに30点貯まったシールを渡してスヌーピースープ皿もゲット! こうやって努力が報われる瞬間(シール集めただけ)というのは良いもんですね。よーし、もらうもんもらったし、帰るぞ〜と傘を構えつつ外に出ると・・・なんと雨が止んでいるではありませんか(がーん)。なんやそれ。傘買った途端に雨止むの? タイミングわるー(苦笑)。まあ、ずっと傘を持ってない状態だったし、買うきっかけになったと思えば気持ちも多少落ち着きますが、でもなあ、買うならもうちょっと良い傘を買いたいやん? 雨が止むと判ってれば何も500円のビニール傘を慌てて買わなかったのに。などと後悔しても仕方ありません。結局買ったばかりの傘は開くことなく、とぼとぼと大学まで帰ってきたのでした。100円ショップの傘なら諦めもつきますが、500円という微妙な値段だから余計に腹立ちますよね。ああ諸行無常。

というわけで、本日得たもの4つの写真。
2005年09月04日(日) 22:51:51   No.109 (日記)

[サメ君]残暑は続く、もうちょっとだけ
どこぞのアホが秋が来たっちゅうて浮かれとったけど、なんやこの蒸し暑さ、話がちゃうやないか。
サメである設定を無視した発言が気になるけど、まあ、毎年こんなもんちゃうの? いわゆる残暑やろ。
いや、そんな単純なもんやないと思うな。
ほう、珍しく何か考えでもあるんか?
あるわけないやろ、アホ。
やっぱり思い付きかよ!
いや、どうしてもて言うなら考えたらんでもないぞ。
その傲慢な態度がムカつくけどまあええわ、聞いたるから言うてみ。
せやなぁ、でもたぶん聞かん方がええと思うで。
どうせ、俺がいるせいとか言うんやろ。
なんや、自覚あんのかいな。
ちゃうちゃう!自覚ちゃう!
な、ウンコウ、解ってるなら後悔せんうちに消えた方がええぞ。
脅す気かよ。っていうかウンコウ言うな!アンコウや!
前から思ってたんやけどな、そのお前の顔の前にぶら下がってるの見てると、イライラしてくんねん。
提灯アンコウなんやからしゃあないやろ、これは。
ただですら暑苦しいウンコ面してんのに、その上そのブラブラや、蒸し暑うなって当たり前やで。
お、おい、なんやその目、どこ見てんねん。
もうあかんわ、我慢ならん。いっそパックリいかせてくれ。
や、やめろって。こっちくんなー。
その鬱陶しいやつ、喰いちぎったる。
あかんて、これだけは堪忍して! 俺のアイデンティティに関わるんやから!
愛出ん乳? んなもん知るか。あ〜〜〜〜ん。
ぎゃあぁぁ。なんやそのやらしい誤字。っていうか、ふぎゃああぁぁぁあ。
ぱくっ!
ぬおおおおおおおおお!
ぶちっ!
こんなん出ましたけど。
って馬糞ウニ君じゃん!
ツッコミありがとうございます、サメ子さん。
2005年09月03日(土) 21:38:12   No.108 (サメ)

ブレスが凄い
ブレスっていわゆる息継ぎのことですが、水泳の話ではありません。ちなみに水泳はあまり得意ではなく、それは息継ぎの下手さのせいだと自分では思っています。自分で言うのもなんですが、躰の運動能力的には泳ぐ動き自体は思い通りにできていると思うのです(それも今となっては手首や肘が痛いのでままなりませんが)。それが息継ぎをする必要があるせいでバランス崩壊です。昔から心肺能力は弱い方で、マラソンとかが苦手なのも主にそれが原因でした。陸上でも弱いんだから、水中に入ったときの水圧でさらに肺が圧迫されればますます弱くなるのは当たり前です。少し泳いだだけで苦しくなるし、息継ぎをするにもその動きだけでさらに苦しくなって、酸素の供給量が消費量に追いつかなくなるのです。だから一番好きな泳ぎ方は背泳ぎ(笑)。それくらいずっと息をしていないと心肺機能のバランスが保てないくらい弱かったのです。今では多少鍛えられて、クロールでも50mくらいは泳げるようになりましたが(それっぽっちか)、問題は心肺機能の弱さ以外にもあります。どうやら体温調節機能の不全もあるようで、ちょっと気温が低めのときに水に浸かっていると、すぐに躰が冷えてぶるぶると震え出すからやっかいです。唇が紫色になるタイプですね(笑)。だから水に浸かっていること自体が長時間できません。温水プールなら当然平気なんですけど、普通のプールや海にはよっぽど天気が良くて暑いときにしか入りたくないのです。まあ、ちょっと大げさに書いてる部分もありますが、だいたいそういう人間だと思っていただければ幸いです。

って、水泳の話ではないと言っておいて脱線が過ぎました。本題に戻すと、ブレスですよブレス。いわゆる息継ぎだけど水泳の息継ぎではなくて歌を歌うときの息継ぎのことです。それが凄いなと思ったのは、ずっと前にも書いたiTunes Music Storeのオープンとともに曲を購入したHayley Westenraのことです。日本版ストアのオープン前からUS版のミュージックビデオで彼女の歌声を聴いて注目していたのですが、購入して改めて聴いてみるとそのブレスの目立たなさが凄いことに気づきました。世にある録音された歌のほとんどには歌い出しや歌詞の途中などに息継ぎをするときの空気のこすれる音が入っているものです。普段意識せずに聴いている分には気になりませんが、その息継ぎ部分に一度意識を向けてしまうとずっとその息継ぎ音が耳について離れない歌手は多くいます。ストレスが溜まるくらい気になる歌手もいます。それがHayleyの場合、歌い出しの息継ぎ音は皆無に近く、歌詞の途中の息継ぎ音も極力小さく抑えられていて耳につくことがありません。もちろん現在の録音技術をもってすれば、息継ぎの音も小さくしたりカットしたりできるのかもしれませんが、他の歌手と比べても目立たないんですから、やはりHayleyの息継ぎ技術は本物なんだと思います(決して可愛いからそんなことを言っているのではありません)。素人の耳にもきちんとした発声法に裏付けされた歌唱力であることが判りますからね。まったく個人的な見解ですが、歌の上手さはブレスに現れると言っても良いかもしれません。見習いたいものです(<何を目指しているのだ?)。
2005年09月02日(金) 21:01:33   No.107 (芸能)

どうしようもなくグミが好き
「食事」のカテゴリィの中に含めるにはいささか不適切かもしれませんが、他にないので(<作ったら良いのに)とりあえず「食事」の話です。まあ、自分にとってお菓子は半分食事みたいな位置づけになってますし(笑)、あながち不適切でもないのかもしれないな、と今思いました。あと関係ないですが、「いささか」とか「あながち」の正確な意味を知らずに雰囲気だけで遣っていることも付記しておきます(本当に関係ないな)。

さて、タイトルにもあるように、グミが好きです。正式にはグミキャンディと呼ぶのでしょうか。お菓子の分類としては「キャンデー」に含まれる食べ物のようです(今箱を見て確かめた)。量のわりには多少割高感が拭えない種類のお菓子のグミですが、生協などで食料を購入するときは大抵グミも手に取ってしまっています。普段意識したことはありませんが、それほどグミが好きなんでしょう。なんでそこまでグミが好きなのか考えてみましたが、やはり一番の理由はその特徴的な食感にあるのだろうと思います。お菓子業界でキャンデーのカテゴリィに含まれることから判るように(個人的にはグミのカテゴリィを作ってほしいぐらいですが)、基本的には飴の仲間と考えられているようです。ちなみに関西では飴のことを「アメちゃん」と言います。というか生物だどうが無生物だろうがなんでも「〜ちゃん」とか「〜さん」付けで呼ぶことが多いのです。当然あられのことも「アラレちゃん」と言うので、Dr.スランプの方のアラレちゃんと紛らわしくて関西中がその昔混乱したという話もあります(嘘ですよ)。

で、えーと、話を見失いかけましたが飴の仲間のグミの話です。あれが飴の仲間になっているのは、「スナック菓子とかチョコレートとかよりはキャンデーに近いんちゃう?」「キャンデーでええやろ」「うんやっぱこれはキャンデーやで」「せやせやキャンデーに入れといたったらええねん」「ぱっと見も見分けつかへんしな」「よしほなもうキャンデーでいこ」とかいう適当な話し合いがあったからではないはずです。勝手な推測ですが、飴を舐めずに噛んでしまう人のことを考えて開発された食べ物のような気がしてなりません。何を隠そう、僕がその飴を舐めずに噛んでしまう人間だからです。噛みたくなる心理というのはよく理解できます。むしろ口に入れたものを噛みたくなる方が、動物的には本能に近い欲求で、飴のように最後まで舐めて食べさせることを想定している食べ物の方が不自然なのかもしれません(見方によってはより人間的な食べ物だと捉えることもできますが)。自分の中では飴は噛んでぼりぼり食べるものだと認識されているため、口に入れた瞬間にビスケットのように噛み始めてしまいます。最後まで舐め続けることなんてとてもできません。単なる癖か短気なだけかなとも思いますが、ものを噛むときの感覚が心地よいと感じられるから止めようとしない可能性はあります。その噛むという行為を大事にしつつ、飴に比べれば噛みやすく、飴を舐めるときの味わいも同時に得られるようにと考えられて作られたのが、おそらくグミキャンデーなのです。

もちろん、グミが登場する前にも日本には昔から寒天を使った弾力性のある食べ物は多くありましあたが、飴の感覚に近い(堅さ以外で)という意味ではグミが唯一でしょうし、そこにこそグミの存在意義がある言っても過言ではありません。飴は食べたいけどついつい噛んでしまうのでなんとなく勿体ないなと思う噛み癖のある人にとっては、グミはまさにうってつけの食べ物だと言えます。噛んでしまっても、そもそも噛むことを前提にしたお菓子なので勿体ない感が飴のときよりも軽減されるのです。もちろんそれだけでなく、グミ独特のぷにょぷにょした歯触りや舌触りもたまりませんね(なんかやらしいな)。病み付きになる感覚です。

思い返せば、昔からグミが好きでした。小さい頃は、コーラアップ(という商品名)とかいうグミがあって、コーラビンの形をしたグミが透明なプラスティックの型の中に入っていて反対側にはオブラートが付いているのですが、その型から押し出して食べるという行為を楽しんでいました。数は少なく当時でも割高感はありましたが、好んで買っていましたね。冷やして敢えて堅くして食べるのも好きでした。最近では、スイス旅行記にも書きましたが、HARIBOというメーカのコーラ味のグミを列車の旅の友に買っててはご飯代わりに食べていました。他の味のグミもあったのですが、唯一食べられる味だったのはコーラ味だけでしたね。特に酷かったのは甘草を元にした渦巻き上の堅めのグミ。とても食べられたものじゃないと大評判でした(笑)。のちほどコーラ味のグミは日本にも輸入されていることを知り何度か買っています。ただ売っているところが限られているので普段はなかなか口にしませんが。そして日常的によく買っているのが、生協に置いてある果汁グミPoifullなどです。飴よりずっと噛んで食べやすいのは良いのですが、逆に封を開けたらすぐに食べ切ってしまうのが弱点ですね。ま、弱いのは自分の自制心ですけど(笑)。
2005年09月01日(木) 23:21:14   No.106 (食事)

No. PASS
 OR AND
スペースで区切って複数指定可能

Go Home日々これ勉強のトップページへ戻る

[管理用] [トップへ]
shiromuku(fs4)DIARY version 3.22