ジェットコースタ同好会で遊ぼう〜。
(東京ディズニーランドの場合)
2001/07/08(日)


■レポート■
■これは2001年の7月にTAKUさん主催で開かれた東京ディズニーランドでのオフ会の模様をレポートにまとめたものです(日記からの転載)。あるいは、泣く子も黙るともっぱらの噂のKH3姉弟が繰り広げる、夢とロマンの漫遊記と言ってもいいでしょう(笑)。なんせ著者自身はTDL初体験でしたから、ほとんどの方がご存じであろう事柄にもいちいち解説が加えられています。しつこい描写もあるかと思いますが、どうかその辺はあららこめご了承願います。


 例によって例のごとく、シャワーを浴びたり荷造りしたりしているうちに時間がなくなって、午後9時を過ぎたころ大急ぎで地下鉄の本山駅に自転車を飛ばしました。名古屋駅での集合時間は生協で受け取った引き換え券に書かれているのは午後9時30分。うぎゃー、またこのパターンか!と焦っていたものの、しかし、慌ててホームに降りてみると列車は行ったばかりだったようで、結局それから5分くらい待つ羽目になりました(とほ〜)。このままでは明らかに遅刻です。出発は午後10時の予定だったのですが、集合時間に遅れて置いていかれる可能性がなきにしもあらず。焦っても列車は早くなりませんが、気持ちははやります。名古屋駅には9時35分到着。ただ、地下鉄の出口から集合場所の名古屋駅西口メディアワン前までは結構な距離があります(反対側ですからね)。だから人の間をすり抜け走る走る。いつもこんなことしてないか、と自分の性を悲しく思いつつ走り続けます。そしてメディアワン前到着。それらしき人も団体も見当たりません。ひょっとして本当に置いていかれたのか?!と不安になったので外へ出て近くにバスが停まってないか確認したのですが見つからず、また駅構内に入りメディアワン前に行ってみると、なんか担当の人っぽい人がそれらしいボードを持って立っています。ほっとひと安心。実はパンフレットに書かれていた集合時間は9時40分だったのです。なんだ全然間に合ってるやん。よかったよかった、っていうか生協の人にしてやられたのか(がーん)。たぶん遅刻を防止するために10分早い集合時間を書いていたんですね。ま、おかげで置いていかれないで済みましたから文句は言いませんが、ちょっと人が悪いなあ。

 そんなわけで無事バスに乗れることになりました。添乗員は同行しないはずなのでその担当の人はバスの乗務員さんということになりますが、しばらくしてその人が集合の声をかけると、そこらへんにいた何組かの参加者が集まりました。全部で6組くらいだったでしょうか。やはりほとんどカップルですね(苦笑)。ていうか参加者少な! 閑散期とはいえこれほど少ないとは思っていませんでした。その乗務員さんに連れられてバスのところまで行って乗り込みましたが、すでに乗っていた人を含めても8組くらいしか乗っていません。席はガラガラです。しかしみんな律儀に決まった席に座るもんだから、全体的に後ろ寄り。後ろから2列目の席に着くと、前と後ろの席は案の定カップルでした(そこにこだわっとるな)。はは、なんというか、落ち着かないですね。ずっと楽しそうな会話が聞こえてきます。何も聞こえてこないよりはこちらとしても安心できますが(笑)、ちょっと羨ましいなと(<羨ましいのか!)。いや、でもそこは、一人で2席を占領できる快適さではこっちが勝っているもんねえとプラスに考え、悠々自適な夜行バスの旅を楽しむことにしましたとも(負け惜しみか<っていうか何に負けたと言うのか)。え〜と、とにかくそんな調子でバスは東京ディズニーランドに向けて出発。

 高速道路に乗って2時間くらい、深夜12時頃には浜名湖のサービスエリアで休憩となりました。ここは24時間土産売り場も開いている模様。ちょうどそのころテレビで『爆笑オンエアバトル』をやっていましたね。それを少し見て30分の休憩の後、飲み物を買ってバスに乗り込みました。引き続き東へ向けて出発したバスの中で、間もなく眠りに入ったのでした。

 日付けは変わってまだバスの中。何やら声が聞こえてきたので、もう着いたのかと目を開けてみると、依然として外は暗く時計を見ると午前3時でした。場所は神奈川県の足柄サービスエリアみたいでしたが、眠かったので今度は外に出ません。せっかく寝てたのに、余計なことを・・むにゃむにゃ。やがてそのまま夢の中へ・・。

 次に気付いたときには、外はほんのり明るくなっていました。ふと窓から外を見ると、「TOKYO DISNEY RESORT」の看板というかモニュメントが視界に。ああ、もう着いたのかというのが第一印象。時刻を確かめてみるとまだ午前5時前。意外と早い到着でした。車用のゲートを通ってバスは広い駐車場へ入っていきます。さすがに駐車場はガラガラ。ずっと奥へ入っていって専用の場所に停まりました。そこには他にも何台かバスが停まっていました。同じようなツアー客でしょうか。まだ開園時間までは4時間もあります。もう少し寝る人や、外に出てトイレに行く人さまざまでしたが、入園のためのパスポートももらっていないので、結局はバスの中でしばらく待つことに。その間用意していたおにぎりを食べたり、持参していた森先生「封印サイトは詩的私的手記」(また重いものを)を読んだり、携帯電話からiも〜どきの掲示板に書き込みをしたり(笑)。さっそく写真も撮りました。まずはガラガラの駐車場から見たホテルたち(まだ暗気)。そしてさすがディズニー、トイレからしてそれらしいたたずまいをしています。中もきれいでした。

 時間が経つうちに一般の自動車も駐車場に増え出して、外には人がうろうろし始めました。目立つのは家族連れですね。みんなこんな早くからよう来るな、と思いましたが、自分の方がもっと早くに来てるわけだから文句は言えません(笑)。そんなこんなで数時間経過。8時を回ったところでようやく乗務員さんからパスポートが配られました。そして諸注意を聞いて解散。帰りは閉園10分後出発予定とのことでした。さて、パスポートも受け取ったことですし、バスから出てディズニーランドの入り口へと歩いていきました。ゲートの前にはすでに人が溢れています。メインゲート前をつなげてポン。日曜日とはいえ、開園前からこの人の多さ、宝塚●ァミリーランドとは比べ物になりませんね(比べてはいけません)。天気は上々どころか快晴で、日ざしが強い夏らしい朝です。そんな暑い中どんどんメインゲートの方に集まってくる人たちの流れに逆らって、TAKUさんとの待ち合わせ場所である舞浜の駅に向かって歩きました。今回のオフ企画はTAKUさんの手によるものなのです。

 駅までには広い歩道橋が掛かっていて、最近できたらしい巨大なディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」が見えてこんな感じ(逆光ですが)。その付近までいって下を覗くとこんな交番が建っています。徹底していますね〜。さらに歩いて行くとやがて見えてくるのが舞浜駅。さすが駅からしてディズニーワールドだなあという建物です(最近できたものらしいですが)。駅からはどんどん人が溢れて来ます。改札口の方へ近づいて行くとどこかで見たような顔が・・、と思ったらTAKUさんでした(笑)。すでに到着されていたようです。電話する手間が省けましたね。軽く挨拶を交わし(深い挨拶というものをしたことはありませんが)、もうひとりのオフ参加者であるこずえさんが到着されるまで、近くの喫茶店というかパンケーキ屋さんみたいなところで朝食を採ることに。この辺りもすっかりディズニー風味に統一されています(というかここも“ディズニーリゾート”の一部なんですね、きっと)。そこで食べたのはロールパンケーキ(正式名称わからず)のモーニングセット。コーヒーも美味しいですが、お店の店員さんも可愛いですね、にこにこ(<それしかないのか!)。食事をしながら学会が近いねぇなんていう話(さすがドクタコース)やら次のオフの話などをしていましたが、ここで驚愕の事実が発覚です!(実は少し前に気づいていました) 二人ともカールヘルムの服を着ていたのです(これは予想の範囲内)が、上に着ているシャツが色柄違いの同じタイプのものだったのです(が〜ん)。ええと、つまり男二人がペアルック状態です(苦笑)。これはちょっと二人だけで歩くのは危険ですねぇ(何が危険なのかは不明ですが)。一刻も早くこずえさんが到着されるのを待つのみです(笑)。いやいや、待つのみではありません。実は土曜日に買ったカールヘルムのサンダルを鞄に忍ばせていて、それをTAKUさんにお披露目したりもしました(自慢)。はっきり言って、見せるためだけに持って来たのです(うはははは)。そうこうしているうちに9時を過ぎ、そのお店を後に再び舞浜駅の改札口まで戻りました。

 改札口の方を探しながらTAKUさんがこずえさんに電話をしてみたら、なんと後ろからこずえさんが現れました。意表をつきますね(どっきり)。柱の陰から見られていたご様子(飛馬のお姉さんみたい)。朝一番の新幹線で名古屋から来られたようです。その気合いの入り様には頭が下がります。という自分も名古屋から来てるわけですが(笑)、前日の夜出発するのと当日朝出発するのとでは、やはり困難さが違ってくるでしょう(当然当日朝の方が辛い)。さて、今回のオフの参加メンバはこの3人のみで、オフにしては少なめでしょうか。小回りが効くのが良いですね。揃って歩道橋を歩いてディズニーランド入口まで向かったわけですが、「ボン・ヴォヤージュ」を過ぎた辺りで、こずえさんが突然小さめのドナルド・ダックの銅像に走り寄ってスリスリし始めるではありませんか(という書き方をすると誤解を招きそうですが、ご本人は決して怪しい人ではありません・・笑)。いつもの習慣だそうで、一種の儀式みたいなものでしょうか(やっぱり怪しいか・・苦笑)。次の集合場所はこのドナルド・ダック前というのも良いかもね〜という話も出たりで(マニアックな場所ですが)、やがて入口まで辿り着きました。ここでこずえさんの持っていたチケットをパスポートに引き換えてもらうため列に並んだのですが、前に進んで行くと引き換えの列ではないことが判明(笑)。並んでいた列はパーク内に入って行く人の列でした。チケットの引き換えの方はまったく空いていて、こずえさんが引き換えている間、男性陣は列に並んで場所キープ。やがて戻って来たこずえさんと合流し、TAKUさんはパスポートを受け取り(東海感謝月間とかで東海地方で買うと安いのだ)、3人揃っていよいよ東京ディズニーランド内へと入って行きました。

 朝からすごい人の数です。それでも少ない方だというんだからさらに驚き。ゲートを通ってまっすぐ飲食店やショップが並んでいる「ワールド・バザール」をぞろぞろと歩きます。この日はちょうど七夕週間の最終日で交差点には大きな笹が飾られていて、その下の方には短冊を結びつけるための柱というのか掘建て小屋みたいなのが交差点の中央と四隅に設置されています。趣としてはおみくじか絵馬が結び付けられているような感じ。そうそう、その短冊の形が実はミッキー・マウスの顔の形をしていて、だから正確に言うと「短冊」ではありません(笑)。とりあえず願いごとを書くのは後回しにして「ワールド・バザール」を通り抜けていくと、正面にはシンデレラ城が見えてきます。ずんずん進んでお城正面の庭のようなところにはオムニバスという2階建てバスがいて、お客さんを乗せているところでした。

 さらにシンデレラ城の向かって右側を通ってファンタジーランドの方へ行くと長蛇の列ができています。ずうっと先に行ってみるとそれが「プーさんのハニーハント」に並んでいる列だということが判りました。すでに3時間待ちくらいだったと思います(うひゃあ)。噂には聞いていましたがそれにしてもえらい人気ぶりですね。ということでそれは諦め、すぐ入れそうなところは・・と探して辿り着いたのが、「イッツ・ア・スモールワールド」でした(にっこり)。初アトラクションがここです。それはどうなんだろう、という話もありましたが、とにかくここが初めてのTDL体験となりました。えっと、実際入ってみての感想ですが、「ああなるほど、これがディズニーランドか」という印象でしたね。とくに何のびっくりもなく、ボートに乗って流れに身を任せ、音楽が流れる中を平和的に進んで行くだけですが、なんというのでしょう、ある地域では音楽にその地域の特徴的なアレンジが施され、それが違和感なく次の地域へとつながっていって、最後には出てきた全ての民族が一緒になって「イッツ・ア・スモールワールド」を大合唱という流れ、まさに世界が凝縮されているというイメージが見事に再現されています(ほめ過ぎか)。ある意味アメリカ的な思想がありありですが、ディズニーだから当然と言えば当然でしょうか。良い意味で最後が近づくに連れてだんだんと洗脳されていく感覚です(良い意味か?)。人形の動きも細かいところまで凝っていて、う〜ん世界はひとつだなあ、なんてほんのり感動風味のアトラクションでした。そうそう、提供がそごうだったんですが、大丈夫なんでしょうか。言うまでもなく、そこを後にしてからもずっと頭の中には「イッツ・ア・スモールワールド」がエンドレスです(笑)。

 次に向かったのはウエスタンランドで、このように人はまばらだったのですが、「ビッグサンダー・マウンテン」には結構な列ができていてすぐに乗れそうもなかったので、とりあえずここはファストパスという予約券みたいなものをゲットしておくにとどめました。それから時間を埋めるために何かないかとクリッターカントリーに足を伸ばしました。しかし、こんな暑い日にうってつけの「スプラッシュ・マウンテン」は改装工事のためお休み。で、その近くにある「ビーバーブラザーズのカヌー探検」が2番目のアトラクションとなりました。人気がないのか朝だからなのか、乗り場に行ってみると列になることもなくこんなふうに空き空き。すぐにカヌーに乗ることができました。乗り場はこんな感じ。カヌーの前と後ろに同乗するお兄さんたち(とくに前方のお兄さん)が元気です。手に持つやつ(パドルだったっけ?)の持ち方やこぎ方の説明から、イチ・ニッ・イチ・ニッのかけ声まで隙のないサービスです。たまに入るギャグは隙だらけですが、一緒に乗っていた女の子グループが負けずに元気だったので、なかなか楽し気でしたね(笑)。こいだり休んだりしながらアメリカ河をぐるっと一周。誰も落ちることなく無事戻って来れました。こういう自分の身体を使ったアトラクションがわりと好みかもしれません(最初だからかも)。

 さて、「ビッグサンダー・マウンテン」に乗れるまではまだ時間があったので、今度はアドベンチャーランドまで行き、「カリブの海賊」を体験することになりました(そこへ向かうところ)。15分くらいの待ち時間でボートに。あ、ネタばれになるのであまり詳しくは書きませんけど、どこからともなく語りかけてくる声の主が、アトラクションの最中は散々「呪われても知らなねぇぞ」みたいな悪態をついてくるのですが、それが帰り際のエスカレータの降り場では、丁寧にも「足下には気をつけてくれよな」と言ってくるのが可笑しかったですね(笑)。その後、いよいよ「ビッグサンダー・マウンテン」に乗ることができました。ファストパス側の列なので、普通に並んでいる人たちを尻目にすいすい進んであっという間に乗車。う〜ん、久しぶりのジェットコースタに気持ちが高揚しています。思わず頂上付近で撮った写真がこれ(笑)。あんまり走行中に撮る人はいないでしょう。面白いと思ったのは登りが何段階かあるというところですね。それからどうも乗り場が2箇所あるように思えたのですが、気のせいだったのでしょうか。

 午前11時半ごろ、混まないうちに少し早めの昼食を採ることになりました。どこで食べようか迷っていましたが、ウエスタンランドにある「ハングリーベア・レストラン」を覗いたのが運の尽き、って別に尽きたわけじゃないですが、そこでカレーの香りを嗅いだが百年目、カレーを食べないわけには行かなくなりました(笑)。ちなみにここはハウス食品が提供しているんですね。あ、それで思い出しましたが、さっきの「ビッグサンダー・マウンテン」の提供が第一生命というのも、なんか「大丈夫か!」って思ってしまいます(保険かけるほど危険なのか?ってね)。で、カレーですが、食べたのはチキンカレー(チキン抜き)で、さすがハウス食品、味はまあまあ(まあまあかい)、値段も良心的と言えるでしょう。

 お腹を満たし、体力も少し回復した一行が次に向かったのはトゥモローランドです。マリリンモンローランドではありませんよ(間違わんて)。そこでは食後ということもあって大人しめのアトラクションから攻めます。「ミクロアドベンチャー」のファストパスを取って、まずは「ビジョナリアム」に入りました。時間旅行をするという設定でしたが、うん、なかなかすごい映像技術でしたね。ただ、ロボットのタイムキーパの声が所ジョージというのはどうか(笑)。なんだか「アルフ」みたいでした(知ってます?)。その後少し空いた時間はショップでグッズを見たり買ったり。そして「ミクロアドベンチャー」の建物に入りました。ここはいわゆる3Dメガネをかけて立体映像を楽しむというものですが、演出が凝っていますね。あれはびっくりするって(平静を装っていましたが)。次に向かったのが「スターツアーズ」です。これまた上手いこと考えられたアトラクションで、上へ下への大騒ぎ。映像とリンクしてかけられる加速度がなんとも絶妙。思わず外から見たくなってしまうのは夢のない話でしょうか(笑)。で、このトゥモローランドの3つのアトラクションに共通することを発見しました。それは待ち時間の間は何らかの演出をしてお客を飽きさせないようにしているということと、始まったら必ず何らかのアクシデントが起こる(という演出になっている)ということです。どこでも口を揃えて「大丈夫です。何も心配ありません。演出のうちです」なんて言ってるような印象(笑)。まぁトラブルがなにも起こらないのも面白くなさそうですが・・。

 このあたりで午後3時前だったでしょうか。太陽は容赦なく照りつけてますます暑くなってきました。そして道行く人はみんなミッキーアイス(正式名称知らず)やらかき氷(シェイプアイス)などを食べています。こうなったら食べたくなるというのが人情。かき氷を探し求めてうろうろしました。そして「スタージェット」(これには乗りませんでした)の下で売られているのを発見。さっそく並んで買いました。こずえさんはハニ−プリン、TAKUさんはハニ−ストロベリー(シェイプアイス)の大で、なんと容器がプーさんの顔の形をしているのです(しかも透明)。私はレギュラのハニーレモン(シェイプアイス)で、な〜んの変哲もない入れ物でしたね。TAKUさんのを見て少し後悔(苦笑)。それから涼みながら食べられる場所を探したのですが、パレードの時間が近いということもあって、日陰にはことごとく人が陣取っています。結局日が当たるベンチでかき氷などを食べることになりました。かき氷は冷たくて頭が痛くなるほどにもかかわらず、身体の外側は太陽のせいで熱くなっていくのです。なんだか極寒地獄と灼熱地獄を同時に味わっている感じ。氷を食べて汗をかくんですから、トータルの水分量としてはちょうど良いのかもしれませが、暑さは絶好調です(ふぅふぅ)。

 そんなおやつを食べ終わった頃、いよいよディズニーランドのテーマ音楽が流れ始め、昼のパレードが目の前までせまってきました。先頭に見えてきたのはこの人たちです。って手前で立っている人たちではありませんよ(笑)。奥に小さく写っている赤い人たちです。暑い中笑顔を絶やさず踊っています。さすがプロ。ちなみに100周年記念バージョンのパレードのようでしたが初めてなので違いはよくわかりません。

 えっと、前に人がいたためあまり上手く撮れていませんが、夢中で写真をばんばん撮りましたのでその中から選りすぐって全部ご紹介(全部か!)。まずはリボンを振る赤い男の人、その後ろに先頭の100周年記念山車(?)、続く音楽隊、おっきい昔風味のミッキー・マウス、ビーバーが操るパラパラマンガつき山車、その周りにいるこんな人こんな人、そしてこんな人に導かれてやってきたのが、三匹の子豚号(勝手に命名)、後ろの方にはオオカミも、さらにこんな人こんな人の次にやってきたのが「チキン・ラン」でしょうか(絶対違う)、あとこんなポーズを決める人もいたりして、ダンスグループがいて、王子様&お姫様シリーズ(シンデレラ眠れる森の美女白雪姫かな)が続き、その後ろにも踊る人たち、それに続くのが、えっと「ピングーと愉快な仲間たち」ですか(<投げやりになってないか?)、周りにいるのは役に立ちそうにない傘を持っているこんな人、そしてやってきましたロジャーラビットのカウンターバー(断っておきますが正式名称は一切知りませんよ<今さら)、ローラースケートで笑顔を振りまく(笑顔しかないのですが)ティガー、まだまだ続いて、傘が邪魔で良く判りませんが前は車椅子用の観覧席だったのであしからずのこんな人たち、で現れたのが良い意味でお山の大将気分(<どんな気分だ)の不思議の国のアリス、竹馬に乗ってるっぽいこんな人が過ぎたあとは、ちょっとセクシィなアリの人たち、その後ろからはたぶんアント号、そしてまたまた竹馬に乗ってるっぽいこんな人が通り過ぎ、やってきたのが美女と野獣、そんでもってトリを務めるのはやっぱりこの人ミッキー・マウス、近くにくるとこんな感じ(まだ遠いけど)、最後尾には棒を持ったお姉さんがいて、その後ろからはぞろぞろとお客さんがデモ行進のようについていってましたけど、あれはどうかと思います。観てる方も演じてる方も汗だくになる過酷な環境でしたが、主人公が変わるときはちゃんと音楽もそれに合わせて変わるし、そのエンターテインメント性に胸を打たれましたね。そうそう、パレードが始まる前はちゃんと前座のような人がいて、手拍子させたりしながらお客さんのテンションを上げていくのも、さすがだなあと思うところですね。人が創っているという感じがします。そう言えば、パーク内はとても綺麗でゴミくずを見かけることはほとんどありません。1分に1回は掃除係の人と出くわすと言っても過言でないくらい、そういうサービス面も行き届いていますね。感心感心(偉そうに)。

 パレードが終わった後は、青空に映えるシンデレラ城を眺めつつ移動。で、向かったのはロジャーラビットでお馴染みのトゥーンタウンです。「ミッキーの家」「ミニーの家」があるところですね。街の中にはぐるっと「ジョリートロリー」が走っていて、サンフランシスコのケーブルカーを彷佛とさせます。そのトロリーをバックに振り返るTAKUさん。そして人だかりができていると思ったらこの人でした。それにこの人も大人気。乗り物系のアトラクションとして「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」があったようですが、これは残念ながら改装中でお休み、他に「ガジェットのゴーコースター」というミニコースターもありましたが、これはちょっと人が並んでいたので諦めました。でも、街の中にはいろんなギミックが施されていて、フタを開けると効果音が出る箱とか、部屋から飛び出してきた鉄球落ちてきた巨大な金庫などなど、楽しめる要素が盛り沢山の街です。あとところどころで停まっているディズニーキャラクタの自動車が、ことごとくタイヤがパンクしたように作ってあるのが面白い。こういうのがわりと好きだったりします(笑)。それから、こんな看板(これは普通)のショップでお土産を見たり、とりあえず「チップとディールのツリーハウス」に入ってみたりして、トゥーンタウンを後にしました。

 日も傾きかけてきましたが、まだまだ気温は高く涼むために(ほんとは空いてたから)次はファンタジーランドにある「ホーンテッド・マンション」に入りました。先日恐怖体験をしたからか、こずえさんに「大丈夫ですか?」なんて冗談で言われましたけど、大丈夫です(笑)。と言っても何が一体大丈夫なんでしょうか(にこにこ)。う〜んと、これもあまり内容は言えませんが、一番すごかったのは2番目に入った部屋でしょうか。あれはちょっと不思議な感覚を味わえますね。えっと、これも言って良いのか判りませんが、グループ毎に椅子型のゴンドラに乗って館内を回る仕組みになっているのですが、その中で案内役の館の主(?)の声がずっと聞こえているのですが、ゴンドラに乗り込んだとき思わず安全バーを自分で引っ張ってしまって、その声に「安全バーは勝手に下ろさないでくれよ」みたいなことを言われてしまいました(わーいわーい<嬉しいのか)。最後もちょっと面白かったかな。

 その後はアドベンチャーランドまで行って、まずは「ジャングル・クルーズ」に。30分くらい並んでボートに乗り込むことができました。設定はジャングルの河を行きながら動物や原住民の生活を見ていくというものですが、このアトラクションの最大のウリは何といっても、ボートを操縦する船長の漫談でしょう(<漫談言うな)。我々が乗ったボートの船長はお姉さんでしたが、オーバーアクションや寒いギャグにお客の反応がイマイチでも、めげずにしっかり仕事しています(当たり前か)。すっかり慣れっこの様子です(「朝からですので」と苦笑されてましたね)。しかしそのうちそんな船長の姿に乗客からは拍手が沸き起こるほどでした(笑)。やっぱり「人」だなあと改めて思ったしだい(そんなところで感心している)。そして、実質最後の乗り物アトラクションとなったのが、「ジャングル・クルーズ」の近くに駅がある「ウエスタンリバー鉄道」。30分待ちの表示がありましたが、10分くらいであっさり乗車。ゆったりとしたスピードでアドベンチャーランドウエスタンランドを一周しました。これ本物の蒸気機関車ですね。他のアトラクションの様子も上から見ることができてなかなか優雅です。最後にはむにゃむにゃなところ(<「誰にも言っちゃダメ」というアナウンスが流れていたので内緒<と思っていたらガイドマップにネタばれされてるやん!)も通って無事もとの駅に戻ってきました。夕焼けが綺麗です。

 午後5時半頃だったか、ちょっと休憩ということでセルフオーダ制のレストランで飲み物だけ(TAKUさんはデザートも)取って、6時過ぎまで一息つきました。こずえさんは新幹線の関係で、7時にはTDLを出ないといけないということだったので、残りの時間はワールド・バザールへ行ってショッピングなどをすることに。ここでついにミッキー形の短冊に願いごとを書くことになったのですが、こずえさんはなんとその短冊を何も書かずに持ち帰るつもりらしい(笑)。ベテランは違いますな。男性陣はそれぞれ願いごとを書いて絵馬のように結び付けました。もちろん内容はお互いに秘密。しかしここで公開(いいのか?)。えっと、確か「一生続く運の良さを我とその家族に!」だったかな。運さえあればなんとかする自信があるという楽観的な考えですね〜(某W氏の影響大)。こういう願いごとって咄嗟に書ける方じゃないので、どうにも抽象的なことを書いてしまいます。その後、各々ショッピングをして時間が経過していき、午後7時、こずえさんとはここでお別れとなりました。

 さて、残った男二人組(しかもペアルックだ)ですが、夜のパレードが始まる前に夕食を済ませようということで、トゥモローランドにあるでっかいハンバーガーレストランでハンバーガーなどを食べました。で、食べ終わった7時半頃、新しくなったらしい「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」が始まり、そのレストランをの出てすぐのところで見学することに。昼よりも圧倒的に観客の数が多いです。陣取りをしていないとどうしても後方からの見学になってしまいます。それでも、いざ光り輝くパレードを目前にすると夢心地になってしまいましたね。本当に綺麗なんだもの(似合わないこと言ってます)。とにかく感動です。こんなの見せられたらイチコロだよ〜(<何が?)と思えてきます。ぶれてるものもありますが、以下にデジカメのバッテリィが続く限り撮ったパレードの様子を。まずは先頭が近づいて来るところ。そして正面に(シンデレラかな)。後ろに続くのはグーフィーが運転する機関車で、後ろの車両に乗っているのはミッキー・マウスとミニ−・マウスです。そして全身のライトが一瞬消えた瞬間を捕らえたアリスの猫バス(<バスじゃありません)、さらにてんとう虫尺取り虫、フック船長が乗った海賊船に、木の下に佇む白雪姫、ラスト近くの白鳥親子などなど、もちろん実際にはもっと沢山のキャラクターがパレードを繰り広げました。それで、最後の曲が「イッツ・ア・スモールワールド」だったのが印象的でした。まさに「イッツ・ア・スモールワールド」に始まって「イッツ・ア・スモールワールド」に終わる、と言えますね。やっぱりディズニーランドの全てはこの中に凝縮されているんだなあ、と勝手に解釈して改めて感動したしだい(笑)。

 そのパレードの後、TAKUさんは帰路につきました。ということでバス出発までの残りの時間は独りで過ごすことに。花火があると聞いていたので、シンデレラ娘の正面の位置でしばらく待っていました。そして午後8時半頃、園内の証明が落とされ、夜空のショーが始まりました。花火大会のように特別大きな花火が上がるわけではありませんが、それでも夜空に映える花火は綺麗で、ミッキーの顔の形をしたものもあったりで、充分に楽しめるものでしたね。もちろん独りじゃなければもっと楽しめたのかもしれませんが、それは言いますまい。雨じゃなくて良かったです。後は、閉園時間近くまで、土産の物色をしたりして過ごしました。さすがに独りで行動している人は他に見かけませんでしたが、まぁその時間帯になると暗くて顔も見えないので独りでも平気で歩けます(笑)。買うものを買って、見るものを見て、歩き疲れたところでパークを出ました。少し早めにバスに乗り込み、やがて出発したところまでは覚えていますが、その夜は簡単に眠ってしまいましたとさ。な〜む〜。

 夢と魔法の王国とはいえ、徹底して楽しませる姿勢や、その「夢」と「魔法」を創り出しているのは「人の力」なんだということをつくづく感じた一日でした(テーマパーク評論家か)。ただひとつ不思議だったのは、どのトイレの洗面台の前にもはなく、少し離れたところに据え付けられているという点です。鏡で自分の姿を見て現実世界に戻らないようにしている、とかそういう配慮があるのでしょうか(ひょっとして有名なことですか、これ?)。何はともあれ、今回のオフを企画して誘っていただいたTAKUさん、ミッキーもグーフィーも判らない(ほんとは判るけど喩えです)初心者を導いていただいたこずえさんに感謝申し上げるしだいです。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした〜。いやあ、これは癖になりそうだなあ(笑)。

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